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第8回インバウンドセミナーは無事終了しました。今回もお陰さまで満員御礼でした。(参加者の皆様には、多少、窮屈なおもいをさせてしまいました)次回は9月を予定しております。詳細は決まり次第、ご案内します。===今回は、中国人観光客の誘致やその対応方法の話ではなく、私たちが上海で実施している、中国人富裕層セミナーをどのように開催しているのか?そして、セミナーを開催してわかったことは何か?をお話ししました。補足は、「あれこれ試してみるしかない」ということです。考えてみれば、企業に勤務する担当者たちが会議室で「中国人富裕層の好みと傾向」を必死考えても所詮は庶民が考えること。(私たちも大いに反省しました)富裕層でない人たちを会議室に閉じ込めておいて、富裕層の行動や気持ちを当てなさい!というのは、無理な話です。仮に、データ的な集計分析ができたとしても、それらは大抵の場合、昨年の数字が元になっているはずです。超速で成長&変化する広大な中国を過去のデータをいじくり回していても未来は見えて来ません。(スルメをしゃぶっているようなもの)中国には、大小様々な日本企業が進出して活動しています。業種、職種ごとに相談相手を見つけてアドバイザー契約などを結ぶことが大切です。ただ「会いましょう」「食事しましょう」という来客には現地の日系企業の人は飽きています。「またかタダ聞きか、、、」と。(だから本当のことは教えてくれない)(ユニークな話をして終わり)中には堂々と「今後も、お互いに情報交換をしましょう!」なんて言う人がいるけど、「何を交換してくれるのか?」というのが現地の人の本音でしょう(笑)。中国関連のビジネスでコケないために必要なことは、「取りあえずやってみる(早く試してしまう)」か?、「やってみた人の成功と失敗のノウハウ」を買うか?いずれかだと思っています。失敗の種類も、中国企業に騙された、という種類のものもあれば、タイミングを逸するものまであります。特に後者が多いのが事実です。中国のスピードに並走するためには、やっちゃうか、ノウハウを買うか、、、そういうことが必要だと言いたかったわけです。===今月(7月31日)の中国人富裕層の経済サロン@上海は、「デジタルメディアとデジタル芸術イノベーション産業交流会」をテーマに開催する予定です。デジタルメディア産業に関わる各社のプレゼンの場です。どんな反応なのか?楽しみです。また、どこかで報告したいと思います。
2010/07/27
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<JAL×ぴあ>が発行する「日本達人」がついにセミナーに!第一回「日本達人セミナー」~「アジア人観光客売上UP~基本編」~ 8月4日(水)14:00~会場:ぴあ株式会社 本社6Fプレゼンルームにて===JALとぴあ。両社のコラボレーションで生まれた、外国人観光客向け機内誌「日本達人」。CAが直接乗客に手渡しで配布する、ユニークな媒体です。日本達人の中国語サイト今回は、その日本達人のセミナーを開催することになり、第一回目の講師をレジャ研が担当することになりました。内容は、●中国人観光客の動向調査でわかった現場の課題と改善のヒント●団体ツアー客、富裕層の誘致戦略の違い●インバウンドビジネスで必要な情報収集とは…など、全て私たちの中国と日本での体験事例を中心とした、実践的なものになります。お申し込みはこちらまで!===先日、上野駅近くを歩いていると、必死にバイク雑誌を見ている中国人観光客がいました。30歳くらいの野郎軍団でした(笑)。「何を探しているのか?」尋ねると、バイクのパーツ屋さんはどこにあるのか?とのこと。上野=バイク街という情報は中国(広州)のバイク野郎も知ってるんですね。近くまで案内すると、やはり日本製のバイクのパーツが欲しいらしい。「BEET」「YOSHIMURA」と口にします。ビザの緩和で個人旅行ができるようになると、電気製品や化粧品ばかり求める客以外に、こうした趣味客が増えて来るんでしょうね。共通の趣味を語り合うほど楽しいものはありませんね。ちなみに、バイクの場合、「バックステップ」とか「ヘルメット」「ギア」など、バイク用語(英語)がそのまま通じるという楽しさもありました。(何でもかんでも中国語化してしまうのに珍しい)これからは、色んなオタクが訪日するのでしょう。そういう接客は楽しいだろうな。
2010/07/25
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上海出張の最終日。昼過ぎにオフィスを出て、上海空港へ。空港で、日中ビジネスでご活躍の飯島社長と高橋さんと合流。軽くランチをしていよいよ搭乗。高橋さんは、17:00発のANA。私は17:05発のCA(中国国際航空)。「また、成田空港でも会えますね」なーんて、ここまでは呑気モード。定刻通りに軽やか?に飛び立つANAを見送って、ふと気がつけば、こちらはまだ搭乗案内もない(汗)。散々またされたあげくに、19:00頃やっと搭乗。しかーし、着席してからまた待たされる。あんまり長いんで居眠りしていると、「フライトがキャンセルになった」との声。客室乗務員が「降りてください」と声を張り上げています。それで、一旦、搭乗口に出てみると、、、皆さん「ワケ分からん!」とお怒りモード!「この後はどうしたらいいんだ?」「担当者は誰なんだ?」相変わらず、「私が担当者です」という人が不在で、聞かれたスタッフが、慌てて無線や電話で聞いてそれを客に伝えるだけ(汗)。つまり、相変わらずオペレーションができてないわけです。(この点は、何年も改善できていないのが悲しい)運営の実力が試されるのは、こうした非常時にわかります。通常運営は、それなりにできるようになってきた中国のエアラインも、フライトがキャンセルになったら、誰がどういう役割で、、、が全くダメ(涙)。それから、再度、中国に入国して、荷物を受け取るのに3時間(汗)。その後、ホテル行きのバスの手配やらに戸惑って、結局、ホテルに到着したのが24:00。しかも、赤の他人との相部屋だから、これまたモメてしまうわけです。幸い、私は騒動の中で孫くんという日本で新卒で働いている青年と仲良くなり、彼が全て通訳をしてくれた上に、相部屋になったので余裕でした(笑)。しかも、住まいがど近所ということがわかり、スッカリ「マブダチ」でした(笑)。その後、航空会社が手配したというレストランにて食事のはずが、店とのトラブルで待っても料理が出てこない。それで孫くんと2人で別の店でチャッチャと食して寝たのが2:00。5:00のモーニングコールで起きて、すぐに空港へ。7:30発の振り替えの特別便に搭乗。、、、が、今度は、散々、航空会社のスタッフを罵倒しまくっていた日本人客がホテルにパスポートや荷物を忘れたとのことで、搭乗したまま約1時間も待機(汗)。そうやって、昼過ぎに無事、成田空港に到着すると、まるでアメリカのTVドラマ「LOST」のように、苦楽を共にした搭乗客との別れが少し寂しい、、、のは気のせいか?===このトラブルでわかったこと。中国の運営は相変わらずトラブルに弱い。弱過ぎる!高校の学園祭より下。日中の「怒りモード」の違い中国人客は、納得行かないとするに口にして叫ぶ。それでしばらく言い合うするとおさまる。後は、寝てるか酒を呑むか、、、。日本人客は、限界まで我慢する。いったん切れたら、もう戻らない。いつまでも怒っている。時に、それが行き過ぎてしまう。そして、明らかに権限を持っていない弱い現場のスタッフに対して罵倒する。(みっともない)、、、ということで、「中国のエアライン+日本人客」でのトラブルは最悪のケースだということが再確認できました(笑)。(次回は、ANAかJALで行きたいなぁ)===そうやって、無事、電車に乗ろうとすると同じ便に登場していた中国人客と同じ車両になりました。この王さんファミリーは、ビザの緩和に合わせて旅行に来たとのことです。彼らにとって、訪日の最初の洗礼は、成田空港からの鉄道網の地図でした。まったくわからん!と。駅員に訪ねても中国語は通じないし、、、もう完全にグッタリ、、、していたのです。聞けば、昨日は、自宅から昆明空港までバスで3時間。それから飛行機で上海(虹橋空港)に来て、その後、浦東空港に電車で移動して、やっと空港に着いたら昨晩のフライトキャンセルで家族4人が狭い部屋で3時間だけ寝て、、、。上記のようなトラブルと経て、やっと日本に来た王さんファミリー。できれば思う存分、観光を満喫してもらいたいと切に思ってしまいました。(可能ならアテンドしたいくらい)都内のあるホテルの宿泊する、とのことだったので、電話して事情を説明しておきました。「よろしく頼むよ!」と念を押しました。何しろ片道で丸2日間もかけてやってきたんですから。中国人観光客のビザの緩和で大ハシャギの日本ですが、団体ツアーと違って、個人旅行の場合は添乗員さんがいないので、まずは、電車やバス、タクシーなどの交通業界に頑張ってもらわなければ、経済波及効果も半減でしょうな。王さんファミリーが、日本で観光して、無事、自宅の昆明まで帰国するまでにはどのくらいのトラブルが待っているでしょうか?(後日、E-mailで教えてもらうことになりました)
2010/07/22
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上海万博でコンサートをやる予定だったSMAP。会場警備が不慣れで混乱をコントロールできない、としてキャンセルになってました。ファンからも大ブーイングだった様子。結局、このように10月にコンサートが決まったらしい。(取りあえず、上海ではこのように報じられています)===日本を始め韓国や台湾のアイドルの人気は世界に飛び火しています。ただ、日本の場合、韓国のように戦略的なやったわけでなく、Youtubuなどネットを通じて「勝手に広まっていった」ところがおもしろい。モーニング娘。の日本のコンサートツアーを見るためにわざわざ長期休暇を取って訪日するフランス人が先日あるテレビに出ていました。それは、ビリージョエルのコンサートを見るためにLAまで行っていた80年の日本人とダブりました。ちなみに、モーニング娘。やジャニーズ系の人気の背景は、「グループの寿命が長い」ことにあるそうです。あるグループを好きになったはいいけど、3-4年で解散が多いのがこの世界。その点、日本のアイドルグループは長ーーーくファンでいれること事態が新鮮とのこと。(親子で楽しめるSMAPのコンサートは珍しい)メンバーチェンジを繰り返しながら、あくまでも「モーニング娘。」のキャラクターを維持していて、いつファンになっても楽しめる、、、、などなど、気が付けば大変貴重な存在のようです。実物大のガンダムが静岡に移設されただけでそのニュースは世界を駆け巡ります。アニメ、漫画、アイドル、、、行政が関わってなかったカルチャーが気が付けば世界最強のコンテンツになってしまったのはなんとも感無量です。なので、これからさらにインバウンドを活性化するには、「気が付けば勝手に広がっている」ものを一つでも多く発見して、受入れの準備をすることが重要でしょう。(または弊害を取り除くこと)
2010/07/18
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==============================================================第8回「インバウンドセミナー」~中国人富裕層250名を集客したニッチな戦略とは~主催:レジャーサービス研究所日中ビジネスネットワーク==============================================================■日時:2010年7月26日(月) 19:00~22:00■場所:紙パルプ会館1F ラウンジ「パピエ」東京都中央区銀座3-9-11(〒104-8139)http://www.kamipa-kaikan.co.jp/NewFiles/access.html■主催:レジャーサービス研究所日中ビジネスネットワーク後援:レジャーサービス研究所(上海)MBAネットワーク21■内容:(1)ご挨拶(2)第1部講演(30分程度)テーマ:「シンガポール新観光戦略の衝撃」~アジアで始まる国際インバウンド競争~概 要:・2010年に2つの巨大複合施設がオープン・IR(統合リゾート)とは・シンガポールが2つのIRを建設をした背景・今後の見通しと予想される周辺諸国への影響・シンガポールの観光戦略から日本が学ぶこと今年、シンガポールではマリーナ・ベイ・サンズとリゾート・ワールド・セントーサと呼ばれる2つの巨大複合施設がオープンしました。総投資額が1兆円を超える巨大プロジェクトの完成によって、外国人訪問者は1300万人近くに達し、ブルームバーグ・ニュースの最新調査では今年のGDP成長率が10%を超えると言われています。今回は、シンガポール新観光戦略の概要についてご紹介します。講 師:日中ビジネスネットワーク代表世話役森谷一郎(もりたに・いちろう)氏ご略歴:1987年に信州大学経済学部を卒業後、第一生命保険相互会社に入社。米ジョージ・ワシントン大学経営大学院に社費留学し、1994年にMBA(経営学修士号)取得。帰国後、国際企画部等で外国為替のディーラーや外国債券のファンドマネージャーを務める。1999年に退職して、青山学院大学国際政治経済学部に入学し、ファイナンス修士号を取得。2001年にオリックス株式会社に入社し、投資銀行本部等でM&Aアドバイザーとして活躍する。2003年に11月に「日中ビジネスネットワーク」を設立して代表世話役に就任。現在は、国際ビジネスコンサルタントとして、外国企業や外国人観光客の誘致に取り組む。日本証券アナリスト協会検定会員。ご参考:http://www.jcbn.net/(3)質疑応答(Q&A)(4)第2部講演(60分程度)テーマ:「中国人富裕層250名を集客したニッチな戦略とは」~上海での中国人富裕層向けセミナーの開催報告~概 要:・中国人富裕層の集客方法・中国人富裕層をつかむ広告宣伝戦略とは・中国で必要なプレゼンテーションスキル・マスコミ対策とその実態・中国人富裕層の購買力と課題6月19日に、上海で中国人富裕層向けセミナーを開催し、日本の商品、旅行、投資物件などのPRを行いました。当日は、250名を超える中国人富裕層の方々にご参加いただくとともに、日本のテレビ取材などもあり、大変な注目を浴びました。今回開催した中国人富裕層向けセミナーの成功例をもとに、中国人富裕層向けインバウンド対策についてお話致します。講 師:レジャーサービス研究所所長斉藤茂一(さいとう・しげかず)氏ご略歴:1982年:(株)オリエンタルランド東京ディズニーランド運営本部入社。1987年:(株)サンリオ・コミュニケーション・ワールドテーマパーク事業本部入社。初の国産テーマパークの開発、運営に関わる。1992年:(株)SHUU研究所入社 取締役主任研究員テーマパーク、科学館、博物館を対象にした運営コンサルタント活動。2002年:(株)アラナエンターテインメント入社。レジャーサービス研究所所長に就任。運営コンサルタント活動に加え、本格的に中国進出を開始。レジャー施設以外の企業を対象にした教育研修活動を開始。2005年:レジャーサービス研究所上海オフィス開業2007年:中国メーカー系販売代理店オーナーを対象にセミナー、研修を実施。北京、上海、ハルピン、長春、シンセン、広東、昆明、内モンゴル、山西、河南、成都で、延べ約3,000人が受講のロングランとなった。2009年:独立に伴い東京と上海にオフィスを設立ご著書:「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」著者:香取貴信、企画監修:斉藤茂一DVD:元ディズニーランドのトレーナーが教える「社員をプロに育てる方法」企画:斉藤茂一、監修:酒井光男(ブレインゲイトCEO)ご参考:http://www.lsi-web.net/http://plaza.rakuten.co.jp/lsiweb/(5)質疑応答(Q&A)(6)懇親会(立食パーティ)(21:00頃のスタートとなります)■想定している主な参加者:“中国人旅行客を対象としたインバウンド対策にご興味をお持ちの方”・商業施設(小売業、飲食業)の方・レジャー観光業界の方“日中ビジネス”に関心をお持ちの方・ビジネススクールの学生および卒業生(MBA)・中国人留学生および卒業生・中国ビジネスを検討されている企業経営者・日本企業の中国ビジネス担当の方・中国関係のエコノミスト、アナリスト、コンサルタント、弁護士、公認会計士、税理士等の専門家・日中ビジネスの研究者および学生・政府、地方公共団体、NPO、マスコミ関係者、他■参加費:4,000円(軽食、ドリンク、おつまみなど)講演会のみ参加2,000円、交流会のみ参加3,000円フルタイムの日本人学生3,000円、中国人留学生2,000円*当日受付でお支払いください。領収書を発行いたします。■定 員:約50名■参加申込方法下記リンクにて送信ください。⇒お申し込みはこちらまで!連絡事項:・会社名および団体、大学名・氏名・メールアドレス(会員以外の方については、会員用メーリングリスト(Eグループ)に登録させていただきます)・緊急連絡先(携帯電話等)・講演会への参加・不参加・交流会への参加・不参加
2010/07/13
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週刊トラベルジャーナル:2010年6/7号「中国人客の購買パワー獲得術」連載中!【Case3】~中国で売れている店の接客ノウハウ~●お辞儀より席を勧める●試着させる店が「良い店」●日本人に選んでもらいたい願望<概要>上海を初めとする大都市の百貨店や商業施設の賑わいは東京を凌駕している。しかし、よく観察すれば接客時間が長いことに気づく。商品を選んで購入して店を出るまでの時間が東京と比べて長いのだ。そこに中国人客に購入してもらうための接客のヒントがある。<記事の補足>中国各地の商業施設は大変な賑わいです。それは別におもてなしや素晴らしい接客マナーがあるわけではなく、単に客の要望を満たしているからです。それは「買物をすること」です。おもてなしやマナーというサービスの武器をいったん置いて、それ以外に必要な販売スキルを勉強しようとする人にとって、中国はとても勉強になる所が多いです。結果として、客に商品を販売したり使ってもらうことができればよいわけで、中国人はそのための創意工夫には熱心に取り組んでいます。別に感動を煽るような接客はないけど、商品を確実に販売するための努力は大したものです。今回は、そうした中国の接客販売のノウハウを逆に日本に紹介して、日本流にアレンジしたら効果が増大しますよ、ということを紹介しています。(特に中国人観光客対応にはテキメンです!)
2010/07/08
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この7月1日より、中国人の個人観光旅行のビザの発給条件が緩和されました。(TBS:池上タイムズより)これにより、個人観光客の人数が増加するであろうということが、連日のマスコミの報道でもわかります。では、それにあたって何が変わって現場では何をしなければならないのか?が問題です。そうした準備なしに「増えるかもしれない、、、」と勝手な希望だけ抱いていても、結局は「大して変わらないじゃないか」という所もでてきます。まず、観光の自由度が高いので、今までの団体ツアーのような「お決まりのルート」だけを回るのではないので、それぞれの街の商店街にもチャンスがあるかもしれない、ということです。これは非常に大きな変化です。これまでは、中国の旅行代理店とのコネクションを作って、団体のツアーのルートに入れてもらうことが重要でした。それができなければ「来ない」わけです。東京都の例で言えば、銀座、秋葉原、新宿、浅草、、、のような場所には多くの中国人観光客がいます。これはツアーのルートだからです。しかし、中央沿線の中野、阿佐ヶ谷、高円寺、吉祥寺を見渡せば、台湾や香港、韓国の観光客が増えています。個人観光旅行だからです。個人だと、このように沿線沿いに好きな街に足を伸ばせるのです。今後は全国でこのような現象が起きてくるわけです。反面、団体ツアーと違って個人で回遊するので、添乗員と一緒ではないため、いざという場合の通訳は不在です。これが大きな課題。語学力の低い日本の現場で個人旅行者が増えてもどこまで対応できるのか?中国人観光客が「欲しい」というものをちゃんと販売できるかどうか?です。なので、全国的に中国語のサインやメニュー表記の準備が急ピッチで行われているのです。さらに中国語会話の教室も増えて来ました。個人的には、NHKの「テレビで中国語」くらいは、毎週観てくださいと指導しています。(せめてこのくらいは、、、基本でしょうね)また、毎晩ホテルで「明日はどこにいこうか?」「どうやっていくんだろう?」とインターネットで検索をする人数が急増します。その際に、中国語で表示されるHPやブログを開設していなければ検索に引っかかりません。これから10月の国慶節(大型連休)に向けて、こうした準備が日本全国で行われていくと思います。===レジャーサービス研究所では、昨年より、中国語のブログを立ち上げて更新するサービスを提供しています。(レジャ研上海オフィスのメンバーが行ないます)HPは手間と経費もかかるので、最低限「検索でひっかかれば、、、」という方々が利用されています。お問い合せはこちらまで!
2010/07/05
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6/29のNHKゆうどきネットワークの放映の翌日、レポーター兼ディレクターの井上朋子さんから電話を頂きました。「番組の内容はいかがだったでしょうか?」と、わざわざ、、、。その心遣いに驚きました。特に昨年から中国人観光客が注目されるようになってくると、毎月のようにマスコミの取材が増えてきて、テレビやビジネス誌などに取り上げられるようになってきたけど、放映後、掲載後にこうして「どうでしたか?」という質問を受けたのは初めてでした。NHKゆうどきネットワークのリポーター井上朋子さんのブログ井上さんご自身でネタを探して企画して取材して番組で話す、、、という一連を責任持ってやられているんだなぁと、改めて感心してしまいました。(番組の編集途中にも一度連絡を頂きました)テレビ業界には、しゃべりだけうまい人が、新聞、雑誌業界には書くのだけうまい人がたくさんいますが、情報に責任を持って報道してくれる人は貴重な存在になりつつあります。残念だったのは、取材当日はバタバタしていて、一緒に記念写真を撮影するのを忘れてしまったことです(笑)。セミナーでも「積極的に写真を撮りましょう!」と話しているシーンが登場したのにも関わらず、、、(汗)。===最近、中国人観光客のビザの緩和に関連して、連日のようにテレビや雑誌で中国人観光客関連の報道が増えてます。それらを見る度に、「これは煽ってるな」とか「これはニュートラルな報道だな」と気になります。または、「これはネットとメールだけで取材したな」というのもあります。情報量がますます多くなる中、質の高い情報をどのようにキャッチしていくか?似非情報をどのように捨てていくか?個人の技量が求められる時代だと痛感しています。
2010/07/01
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