全10件 (10件中 1-10件目)
1

スイスホテル南海大阪にて、「中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”セミナー」開催。100名を超える人々にお越し頂きました。本の内容にプラスして、背景にあったツアーの詳細を紹介しました。このような大きな会場でセミナーを実施する場合、何より企画チームとのコミュニケーションが重要です。今回は、2007年より中国で様々な研修会やセミナーを共に実施して来たY氏がメンバーにいたため、企画から実施までとても安心して行うことができました。===大手メーカーは売れる国に出ていけばいいけど、多くのサービス業は地場産業の中で頑張っていかなければなりません。外国人に来てもらって売るしかないのです。「来てもらうためにはどうしたらよいのか?」「売るにはどうしたらよいのか?」それらを「現場の従業員に指導するにはどうしたらよいのか?」以上3つのテーマに絞ってお話ししています。なので、ここでは「心のこもった…」という抽象的なお話はなしです。重要なのは相手の立場を少しでも理解して準備する…。きれいごと抜きで、売れなければ、、、意味ないですからね。あいさつも無理して中国語を使わなくても「こんにちは」で構いません。外国なんだから、その国の言葉で挨拶しても少しもおかしくありませんね。大阪なら中国人観光客に対して「ニーハオ!こんにちは!」「謝謝!おおきに!」と中国語と日本語を並べると、「おおきにって言ったゾ!」とか喜ばれたりします(笑)。テレビドラマなどで少しは聞いたことがあるからです。もちろん中国語を話せるに越したことはないけど、それよりは最低限の会話でも売れる仕組を作ることが最優先です。日本人相手でもサービスマナーや敬語をどんなに磨いても販売と直接結びつかないケースが多々あります。逆に、大阪には身だしなみとかマナーとは関係なく、外人客でガッツり稼いでいる人たちが大勢いて、とても参考になります。心斎橋のおばちゃんたちが、関西弁のまま外国人客にガンガン売っちゃうのがいい例でしょうね(笑)。タップリ視察したので、次回のセミナーで紹介したいと思います。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2010/11/30
コメント(0)

11月26日(金)のレジャー&サービス産業展のマネジメントセミナーは無事終了致しました。午前中早い時間にも関わらず、多数のご来場をありがとうございました。次回の公開セミナーの予定は、<第16回やまとごろこ勉強会>にて講演を行います。12月9日(木)15:00~場所は秋葉原の<Nツアービル8F>10~11月は、北京、上海、深センにて、現地の中国人従業員に対して、販売サービスや販売促進、従業員教育の研修を実施しました。その中から中国人観光客対応に応用できる現地の最新情報も交えて事例を紹介したいと思います。詳しくはこちら↓をご覧下さい。アフターでは少し早い忘年会も…。楽しみです!中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2010/11/26
コメント(0)
![]()
中国人富裕層が驚いたこと先日、都内のアテンドを依頼されて都心を案内した時のこと。富裕層とは言っても、買物ばかりではなくて、色々と勉強したい意欲も旺盛です。そこで「大人の社会科見学」を実施しました。せっかくなので、地下鉄やJRも乗ってみましょう!と夕方のラッシュ前に1時間くらい回ってみました。そういう時にどんなことに驚くのか?興味を持つのか?知りたかったからです(笑)。今回、彼ら彼女たちが最も驚いたのは、、、子供たちの通学シーンでした。小学校の1年2年くらいの小さな私立に通う子供たちが乗って来たのを見て、「この子たちは親と一緒に通学しないの?」「子供たちだけで電車に乗って通学するのか?」「迷子にならないの?」「誘拐の危険はないの?」、、、など、怒涛の質問攻めに合いました。途中、子供たちが降りる時に、富裕層の女性が「バイバイ!」と声をかけると、一人の少女が「さようなら」とペコっとおじぎをして降りていきました。その「ペコっ」に大いに感動したようで、「なんていい子なの!」「どうしたらあんな子が育つのか?」と、またまた大騒ぎ(笑)。こうして驚くのも無理はありません。上海や北京では、いまだに小学校の送り迎えがあります。両親か祖母祖父、またはお手伝いさん、、、が朝夕に迎にいくのです。なので、7~8才の子供たちだけで、都会のど真ん中の学校に地下鉄で通学する、、、なんて夢のような話でしょう。この小学生の電車通学の事実を目の当たりにして、初めて日本の凄さを実感した、、、となったりします。===もう一つは、電車で少し郊外に出て、マンションを見に行きました。(急行も止まらない駅です)そして、目的のマンションに到着するなり、「ここは凄い街だ!」とため息をついてます。「何が凄いの?」と尋ねると、「駅からこのマンションまで約15分。その間にショッピングセンターが1つ。シネマコンプレックスが1軒。スーパーマーケットが2つ。コンビニエンスストアが4店。マクドナルドをKFCが1店づつ。ラーメン店、イタリア料理店、寿司屋、焼肉屋、、、。目医者、歯医者、耳鼻科に産婦人科もあった。公園もあった。幼稚園、小学校、中学校もある。全部、歩いて行ける。徒歩だけでも十分に生活できてしまう。こんなに便利な街は中国にはないと思う」というわけです。私たちにとって当たり前になってしまっている「街としての便利さ」、「徒歩だけで十分に生活できる街」ということに驚きます。そういう話を改めて聞くと私たちは「幸せなんだなぁ」と、逆に豊かさを実感したりします。そういう意味で、中国人観光客のアテンドは、普段見逃しがちな日常の素晴らしさの発見の連続で、私たちにとっても貴重な機会なのです。===<中国人客にもっと売るノウハウのコーナー>最近、日本の不動産会社の人たちは中国人富裕層にマンションや不動産を販売したいようです。しかし、思うような成果がでないことがあります。必死に部屋の間取りとか日当たりのことを説明しているからです。部屋に関しては、中国の方が圧倒的に広くて豪華なので、部屋勝負だけだと苦戦を強いられてしまいます。しかし、上記のように「便利な生活」が堪能できる素晴らしい街なんだから、「街ごと売るつもり」で案内した方が成約率があがります(笑)。小学生が電車で通勤できるほど安全で便利な街のマンション。その物件は、私たちの感覚だと値段が少々高いかな?と思ったけど、中国人富裕層の方は、十分に納得してくれました。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2010/11/23
コメント(0)
![]()
宇宙戦艦ヤマトの実写版「SPACE BATTLESHIP YAMATO」が12月1日にいよいよ公開されます。主演は木村拓哉監督は山崎貴どんな映画に仕上がっているのか?楽しみです。初めてアニメの宇宙戦艦ヤマトを見たのは小学生高学年の頃でした。それから36年経ってまさか実写版で見れるとは、、、長生きしてみるものです(笑)。宇宙戦艦ヤマトも36年間かけて、色んなシリーズを発表しつつここまで来ているわけです。本当にロングセラーですね。当初のアニメをYoutubeでみれるけど、今見ても、音楽は全てオーケストラでなんと素晴らしいことか。こんな贅沢なアニメを70年代から見ることができたんだから、J-POPの底は深いですな。特に大好きなのは↓宇宙戦艦ヤマト・スキャット集素晴らしい名曲の数々!宇宙戦艦ヤマトシリーズはかなりYoutubeにアップされてるけど、コメントをみると英語も多くて海外での人気の高さに改めて驚かされます。まさに世界中のファンが待ちに待った「実写版登場!」という感じです。今、改めてみて思うことは子供用アニメだったのかどうか?子供にも人気があったけど、当時の大人も好きだったようですね。つまり、決して「子供騙し的なアニメ」ではなかったのでしょう。大人たちが真剣に子供も楽しめるように作っていたんですね。そして、なんと言っても今や宇宙戦艦ヤマトも今や立派なインバウンドコンテンツなので、これを機に世界中からファンが訪日します。全国の各施設や店舗で行われる関連のイベントの情報やグッズの販売などは、英文や中文も表記してインターネットでガンガン告知して集客してもらいたいものです。(すでに知名度のあるものは利用する)===私たちの世代は、ウルトラマンから始まって宇宙戦艦ヤマトシリーズくらいまでが10代でした。どれも「地球を守る」ことがテーマの根底にあって、自然と人類や地球を意識するようになれたのだ、と思います。もちろん宇宙人との戦いではあるものの、敵との友情や戦わなければならない複雑な心境などがきちんと描かれているのも素晴らしい。だから学生時代は、諸外国の若者のように、外国と戦う的な考えを持ったことがありませんでした。これは中国に出張するようになってから改めて感じました。外国は違うんだな、と。もし私たちが子供の頃に見たアニメやヒーローやドラマに映画が、外国をやっつけるものばかりだったら、、、(汗)。そう考えると円谷プロダクションの果たした本当に大きいなと思います。===先日、ニュースで中国や韓国で漫画家の育成に国家が真剣に取り組んでいる、というような報道がありました。若い漫画家に最高の環境を与えて、早く世界に通用する漫画家、アニメーターを育成しよう、というわけです。ただ、少し違和感を感じたのは、いくら絵がうまくなっても、世界の人々が共感するようなストーリーが書けるのかどうか?ということでした。絵は訓練でうまくなるでしょう。今や、日本やアメリカのアニメをインターネットで見れる時代です。真似て学習するのは簡単。だけど、ストーリーは、、、最高の環境を与えただけで書けるものではないでしょう。===<中国のジレンマ>いまや世界から注目されるチャン・イー・モウ監督が牽引する中国映画。実は大いなるジレンマにあるそうです。中国映画は、大作を作るためには外国、特にアメリカや日本に供給しなければなかなか元が取れません。自国だけだと、まだまだコピーや違法ダウンロードが多いので採算が難しい。(だから中国の有名監督、俳優、女優は外国籍が多い)そうした外国でヒットを飛ばすには大きく2つの手法しかない。一つは中国の歴史モノ。もう一つは、カンフー系の映画。どちらも「過去系」のものばかりで、最近では、「過去の歴史が長いのはもうわかった。だけど、現代の中国の文化はないのか?」という声があるからです。急激に経済発展をしているものの、世界に発信できる「現代の何か」はないのか?(お金系やビル以外で)甥がアメリカ留学中の話である日、教科書を忘れた時、友人の教科書をコピーして授業に参加して、それを見つかった時に、普段優しかった先生がその時だけは猛烈に怒ったそうです。文化的な著作権に対してそういう姿勢が徹底されているから、新しいソフトを生み出そうと頑張る人々が多いんだ、と感銘を受けたことがあります。これからの中国は、「真似からの脱却」というかつてのような「文化の発信国」として再出発できるかどうか?大事な帰路にいることは間違いないと思います。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2010/11/22
コメント(0)
![]()
さっそくお礼のメールを頂きました。===先生、先日は本当にためになる実践的なお話しをありがとうございました!あの時、勇気を出して連絡して本当に良かったと思いました。この1年間、弊社の幹部と様々なインバウンドセミナーや中国人観光客対応の勉強会に参加しました。しかし、今回の研修ほど勉強になったことはありませんでした。これは参加したスタッフ全員の意見です。もうただただ「納得」しました。セミナーに参加したスタッフにも納得した理由を聞いてみると、主に5つありました。●11年間も中国で現地のスタッフに対して接客販売サービスの教育をしていること。●上海に会社を持っていること。●自力で中国人観光客を誘致していること。●訪日ツアーでアテンドしていること。●実際に上海で飲食店を経営していること。どれも今まで私たちが参加したセミナーの講師とは全く違いました。たいていの講師の方々は「かつて北京で働いていた」のように「かつて」のご経験の方がほとんどでしたが、先生たちは「現在進行形」ですよね。正直言いまして、日本にこんな人たちがいることが信じられませんでした。この5つのご経験は今の日本の観光産業に関わる私たちにとっては宝の山です。また、私たちの会社でも中国人スタッフが増えて来ているのを聞いて、セミナーのメニューにはなかったにも関わらず急遽お話し頂いた「中国人スタッフに接客サービスを指導する方法」も大変勉強になりました。まさに「目からウロコが落ちた」心境です。今までの指導方法は徹底的に見直さなければならいと大いに反省しました。私が一番驚いたのは、セミナーに一緒に参加した中国人スタッフがこれほど熱心に勉強して納得している姿を初めてみたことです。彼女たちの感想は「今まで受けた全ての教育の中で一番わかりやすかった」と大絶賛でした。たいていのセミナーや勉強会では居眠りしてしまう彼女たちを寝かせないほどの楽しくて濃い内容だったのでしょうね。私自身が先生から学んだことは、なにしろ「楽しくてわかりやすいセミナー」なら皆勉強してくれるんだと言うことでした。これからは弊社の教育でもこれを活かして、居眠りする人がいないような勉強会を開催して行くつもりです。<後略>===私たちのセミナーの他社との差別化は何ですか?と聞かれれば、まさにメールであげて頂いた通りなのでうれしい限りでした。「過去ではなく現在進行形」と「実践したこと」にこだわっています。なので内容は理論的ではなく、事例的な内容です。ということで、11月より「中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”セミナー」を始めました。内容は、この本の内容をベースに、お客さまの業務内容に合わせた事例をプラスします。→お申し込み・お問い合わせはこちらまで!中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2010/11/20
コメント(0)

週刊トラベルジャーナルの11月1号ので執筆した記事は↓インバウンドビジネスに関わっていると、様々なセミナーや勉強会に呼ばれたりして、色んな議論を耳にする機会があります。しかし、そういう場では段々と難しいビジネス用語が飛び交うようになってきて、どんどん現実から離れていってしまうことがあります。よほどの「歴史」「伝統文化」の好きな人を除けば、外国旅行に行くきっかけの多くは、音楽やドラマ、映画やスポーツ、ファッション、、、という「好き」の入り口があります。そういうPOPカルチャーで惹かれた結果、その国に興味を持つことになって、訪日する、、、という感じでしょうか。我々のような中年世代だって、広島と長崎に原爆を落とした国アメリカに憧れた理由のほとんどはジーンズや音楽、映画、ドラマにディズニーランドにラスベガス、スポーツというようなカルチャーでした。別にフロリダ州の観光局が作成したビデオやパンフレットを見て好きになったわけでもなく、渡米するきっかけになったわけではありません。そういう「ファン」という下地があれば、その人たちに「こういう旅行はどうですか?」という提案が受け入れやすい。しかし、実際はそれらを計画的に集客に結びつけている観光地や施設は本当にごく一部です。コンサートやイベントはその土地の名産でも何でもないけど、ファンからすれば、見れる所に行きたい、、、のです。そういうパイも積極的に取り込んで行きましょう!という内容を執筆しました。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2010/11/19
コメント(0)

合計10日間の販売員研修が終了しました。日本では知る人ず知る有名アパレルブランドの販売員研修は、この後もOJTへと続きます。およそ一ヶ月間!近年は、日本よりも中国の方が教育熱心というのが実感。最近は、いよいよ90年代生まれのスタッフが入社してくるようになりました。中国では「80后、90后」と言って、80年代生まれや90年代生まれの特殊性が話題になります。まぁ要するに、超甘やかされて育って、一人っ子だから、、、こりゃあ手ごわいぞ、というわけです。そして、現実に、各企業では相当真剣になって、この手ごわいスタッフたちの指導方法に試行錯誤の真っ最中です。今回も、ヴィトンのバッグを持った90年代生まれのスタッフがいました。お父さんはベンツ、お母さんはアウディに乗っているそうで、、、(汗)。化粧品も資生堂をはじめ一流ブランドを一式揃えていて、着てくる服も、もちろん毎日違う、、、。2000年に初めて北京で研修した時とは、もう雲泥の差です。まるで違う国のような感じすらします。当時は、毎日同じセーターで通うスタッフがほとんどで、「清潔にしようね」とか「まめに洗濯しようね」というフレーズが言いづらかった時代です。もちろん全員スッピン!女性でもバッグを持って通勤する人が少ない時代でした。こういう変化を目の当たりにすると、中国の成長のスピードを実感します。ビルや空港で圧倒される人たちが多いけど、ハードは作るのは簡単で、問題はソフト。人々のこのようなおしゃれ感覚にこそ急成長を実感できるのです。そして、その消費意欲も実感できます。その代わり、私たちにとってはうれしいことばかりではなく、研修の内容と指導方法は常にリニューアルしなければならない、、、という側面があります。「貧しいけど、やる気に満ちたまじめな若者たち」から「豊かで一人っ子で自分大好きな若者たち」に急速に変化してますから(汗)。===このような中国の現地での販売サービスの研修事業は本当に勉強になります。大きく2つ。まずはカリキュラムの内容が進化します。「おもてなしの心」とか「お客様の気持ちになって」なーんてアバウトなことは一切通用しません。「わかりました!」と気持良い返事はしてくれるかもしれないけど、実際には、、、(汗)。まったく違う単語や実習を通して、結果としておもてなしの心とかお客様の気持ちを理解してもらう工夫が必要で、それは、日本に逆輸入すると「とてもわかりやすい!」と喜ばれます(笑)。日本の指導は、スタッフ本人の器用さに任せているところが大きいんだな、ということも実感できます。講師や上司の指導がアバウトでも、それをなんとか察して、スタッフがやってくれちゃうからです。もう一つは、中国であこれこ販売の工夫をしてみることで、日本で中国人観光客対応として、その販売方法が使えるからです。いくら中国語が話せても、マナーが良くても売れなければお話しになりません。中国で収集した(または実験)「売れる方法」を日本に持ち込むことができる、、、というのも私たちの大きなメリットなのです。今回は、準備期間(視察調査など)が長かったため、徹底的に日本と中国のアパレルの販売方法の違いを研究することができました。これも大収穫です。近いうちにインバウンドセミナーで紹介したいと思います。
2010/11/11
コメント(1)

上海で見つけたLCとSOFTBANKのコラボ携帯?、、、なわけないですね(笑)なーんて、ニセモノですね。LGじゃなくて<LC>なんだな。これが。そして、下部には<P850i>の文字が、、、もっともらしいですね(笑)。中国で仕事を始めたばかりの頃は、そのニセモノの多さに呆れ果ててたけど、知人が「ニセモノの本場なんだと思えばいいし、現実にそうだから」と言ってくれたことがありました。それ以来、どんなニセモノがあるのか?探して楽しんだりしてます。次は、どんなニセモノを発明するのか?(笑)===ただし、勢いばかりが話題になる中国企業も、実は深刻な悩みを抱えています。真似して稼いでいるうちはよかったけど、その先がない。見えない。なかなか中国発の新しい商品が出てこないわけです。真似癖が蔓延してしまうと、地味な研究開発になかなかシフトできない。企業がそうしようと思っても、肝心のスタッフが途中で辞めてしまう、、、。または、面倒になってきてやっぱり真似しちゃう、、、。「お手頃感」で売れる商品は造れても、「憧れ商品」が造れない。「あれ欲しい!」という商品は、確かにまだないですね。どうしてもあのメーカーでなければ嫌だ!という物が。「あれでいいや」レベルの商品からの脱却が課題のようです。なので、中国も人事制度や採用、教育まで、どんどん見直しが始まっています。===以前、上海のF1を見に行った時、ホンダファンのアメリカ人と話す機会がありました。彼いわく「ホンダに乗るということは、真似しないということさ。オリジナルというプライドを感じるんだ」とのことでした。名言だなと感心した記憶があります。
2010/11/09
コメント(0)

2010年11月26日(金)10:30~11:20東京ビックサイトA会場にて約50分間の講演を予定しています。~インバウンド集客のためのマーケティング~「集客を即売上に結び付けるための仕組と従業員の受入対応方法」⇒詳しくはこちらまで!この「レジャー&サービス産業展」の素晴らしいところは、上記のようなマネジメントセミナーが20項目も用意されていて(2日間)ワークショップセミナーが約30以上開催されます。しかも、これらが事前予約で無料で受講できることです。私も2日間じっくり参加する予定です。レジャーサービス、観光、インバウンド、、、などの業界の方で、どっぷり勉強したい人には良い機会だと思います。会場でお会いしましょう!
2010/11/08
コメント(0)
上海万博が終わった次の日の朝、市内のホテルはチェックアウトのラッシュでした。観光客はもちろん、各国の関係者の帰国ラッシュです。何もそんなに慌てて帰国しなくても、、、と思いますが、数カ月間もの間滞在すると、やはり母国が恋しくなるのでしょう。そのせいもあって、朝の道路は大渋滞でした。上海万博の評判はどうだったのか?色々調べてみると、賛否両論でした。個人的には、賛辞の嵐だと思っていたので意外な感じがしました。特に7,000万人を超えて世界一の来場者数を達成したというニュースに対しては、(つまり、大阪万博を抜いたぞ!というニュース)「1970年代の万博と比較してどうするんだ?」「インターネットも携帯もない時代と比較しても威張れないでしょう」「大体、日本と中国の人口は違うじゃないか。こんなアホなニュースで人民が喜ぶと思うのか?」などの厳しい意見が数多くありました。意外に客観的な意見が多く、舞い上がる人々ばかりではないのがわかります。●万博の(裏の)問題点万博は、世界平和だの人類の…と色んな崇高なテーマを掲げても、毎度のことながら残り1ヶ月にもなると、凄まじいことが起きます。それは世界各国から集まった関係者スタッフの問題です(笑)。もう会えない、人によっては会わなくていい、、、ということを理由に男女関係が激化するわけです。もちろん日本の愛知でも大阪でも、、、凄まじかった(汗)。そして、上海でも同様に色んなトラブルが多発しました。(テレビドラマ10年分と言われます:笑)世界中から集まった者同士、数万人も若い男女が毎日出会える職場にいれば、開会式の頃の高い志はそう長くは続かないのが現実です。(残念ながら)シンプルな恋愛もあれば、三角四角…と泥沼化する関係まで。(だから、万博終了後一年もすると当時のスタッフの同士の結婚式のラッシュが続きます)上海でも、そうした関係者間の恋愛のトラブルで突然来なくなったり、チームワークが乱れに乱れたり、、、は日常茶飯事でした。(たくさんの相談?を受けました:汗)もっともそれらを見越して、ちゃっかりビジネスをしている人たちもいます。上海のビジネスホテルまでが、昼間の3-6時間の部屋のレンタルをしてました。そして、大いに儲かったそうです。これはかつてはなかったことです。日本のラブホテルの真似です。それほど需要が高かったんです(笑)。ちなみに、もっと強者もいて、こうした万博の裏事情を熟知した日本人経営者は、実際に日本式ラブホテルを上海に開業させてました(笑)。こういうのは「期間限定イベント」の特徴です。期間限定だから、その後に別れが来るから感情が高揚してしまう。そして思い出になります。(悪く言えば後腐れなしの関係)すると、それが忘れられなくて「次の万博も何かしたい」という気持ちになるわけです。日本にも万博の仕事から抜けられない人々がかなりいます。あのお祭り感が忘れられないのです。(それと甘い汁と儲け)20代で初めてパビリオンのコンパニオンか何かを経験して、気がつけばコンパニオンの教育者になっていたり、パビリオンの雇われ責任者になっていたり、、、と、毎回の万博で同じ顔ぶれが登場します。離れられない「万博症候群」みたいな感じです。万博好きであることは良いとして、こうした経験者が関わるデメリットは、ワンパターンになってしまうことです。新しい発想やサービスに乏しくなってしまう。かつての経験が優先されてしまうからでしょう。日本館も毎度のことながら、その典型でした。(良くも悪くも)本来は、近未来が体験できるはずの万博が何やら懐かしさとか古さ感じてしまう理由は、メンバーチェンジが少ないからです。次の万博は、今までのやり方やサービスをすっ飛ばすくらいのチャレンジが見たいものです。それには、世界各国でメンバーチェンジが必要でしょうね。===インバウンド対応に関して言えば、大いに勉強になりました。特に中国人が外国館に訪れる際に、どんなコンテンツには興味を示して、示さないか?どういう表記ならわかるのか?求められるサービスはどの程度なのか?などは、今後のインバウンドビジネスに役立つと思います。
2010/11/07
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1