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美濃加茂市の蜂屋小学校(渡邉由美子校長)で1月12日、子どもたちに昔ながらの伝統行事にふれてもらおうと、同校のPTAの役員らによってカルタ大会と左義長(どんど)が行われました。 この日、最初に行われたカルタ大会は、1、2年生は教室でカルタを、4、5、6年生は教室で百人一首を、3年生は体育館で手作りの「ジャンボかるた」を行いました。 この「ジャンボかるた」はことわざにちなむ44枚で、1枚が30センチ×43センチの大きさとなっています。読み手の母親委員さんが、「笑う門には福来たる」や「千里の道も一歩より始まる」などのことわざを読み上げ「ピッ」という笛を合図に、子どもたちは絵札に向かって一斉にダッシュ。頭から滑り込んで絵札を取る姿もありました。 カルタとりを楽しんだあとグラウンドに移動すると、児童たちと保護者ら約700人が見守るなか、2つのどんどに火がつけられました。10mを超える火柱が辺りを温かくするとともに、字が上手になるようにと入れられていた書初めが燃えて、その灰が高く舞い上がっていました。 しばらくして火が落ち着くと、どんどのおき火で持ってきたお餅を焼いて食べたり、PTAの役員が作ったぜんざいを味わったりしました。児童たちは「お餅を5個食べて、風邪ひかないように頑張るぞ」などと焼きあがった餅を頬張っていました。
2013年01月15日
美濃加茂市蜂屋町にある市立蜂屋小学校(渡邉由美子 校長)で12月21日、自分の命は自分で守ることを理解してもらおうと、シートベルトコンビンサーで事故時の衝撃を体感するなどが行われ、交通安全への意識を高めました。 この日、同校4年生の児童70人を対象に、日本自動車連盟(JAF)岐阜支部の協力で実施。シートベルトをしているときとしていないときの衝撃の違いなどを説明したDVDを視聴したり、シートベルトコンビンサー体験が行われたりしました。 シートベルトコンビンサーの試乗では、児童が時速5キロで衝突した際の衝撃を体感。JAFの担当者が「スピードが出るともっと強い力がかかる。後部座席でも必ずベルトを着用してください」と呼び掛けていました。シートベルトコンビンサーを試乗した河村明くん(10歳)は「少しのスピードでも、大きな衝撃を感じた。シートベルトの大切さが実感できました」と話していました。
2012年12月26日
美濃加茂市にある蜂屋小学校(渡邉由美子校長)の3年生74人と6年生57人が12月19日、校区内の一人暮らしの老人宅や交通安全指導員、学校安全サポーター、日ごろ学校の授業などでお世話になっている施設に、「蜂屋柿」とパンジーの「鉢植え」をプレゼントしました。 この活動は、地域の人たちへの感謝の心を育てると共に、人との交流を通して福祉の心を育てようという狙いと、総合学習の一環として、訪問したときのあいさつや話し方などを学ぶために行われています。 6年生は「蜂屋柿」作りに11月中旬から取り組んできました。また、3年生は、自分たちで育てたパンジーの「鉢植え」を作りました。 この日、児童たちは53のグループに分かれて、それぞれがお年寄りのお宅や交番、連絡所、郵便局、農協などを訪問しました。 このうち、蜂屋町の岩瀬茂子さん(82歳)宅には、3人の児童が訪問し、6年生の山本麟太郎(りんたろう)さん(12歳)が「柿の皮むきをしてから天日干しと陰干しをして、おいしくなるようにしてきました。お口に合うか分かりませんが、召し上がってください」と蜂屋柿と手紙を岩瀬さんに手渡しました。岩瀬さんは「寒い中来てくれてありがとう。食べるのが楽しみ」と児童たちに笑顔で感謝の気持ちを伝えていました。
2012年12月21日
美濃加茂市伊深町の地域問題を住民自ら解決していこうと活動している伊深まちづくり協議会(大矢伸司会長)が、12月5日、伊深小学校(石田靖彦校長)の5年生児童11人とともに餅つきを行いました。 同協議会では、遊休田を学校田として活用し、同小学校の児童に手作業での米づくり体験として6月に田植えを、10月に稲刈りを行ってきました。今回はその収穫したもち米を使い餅つきをしました。 餅つきは、臼2つを使って杵で「ヨイショ。ヨイショ」のかけ声を掛けながら協議会の人たちと一緒になってつきました。 5年生の児童は、つきあがったもちをあんこ餅やきな粉餅にし、全校生徒や参加した協議会の人に配り、その後、自分たちのついたもちを食べました。児童は、餅を口にすると笑顔になり、「おいしい」「めちゃくちゃのびる」などと話しながら楽しそうに食べていました。
2012年12月11日
県の作品展でナンバー1の賞を受賞した美濃加茂市内の児童2人が12月4日、美濃加茂市役所を訪れ、渡辺直由美濃加茂市長に受賞の喜びを報告しました。 市役所に訪れたのは、自らの研究活動を奨励し地図に関する興味や関心、活用能力を高めていこうとする岐阜県図書館が主催の「児童生徒地図作品展」で、参加した県下の小中学生から323点のなかで県知事賞を受賞した蜂屋小学校の野田花さん(4年生)と、自ら課題を設定し追究する学習を支援する岐阜県教育委員会が主催の「社会科課題追究学習作品展」で、参加した県下の小学生から2,764点のなかで最優秀賞を受賞した蜂屋小学校の野田菖太朗さん(2年生)の二人。 二人はきょうだいで、花さんの作品は「~これが蜂屋のたからもの~堂上蜂屋柿・宝の木・宝人マップ」と題した地図を作成。堂上蜂屋柿の歴史、作り方、柿の木の本数など、実際に農家を訪ねて調査し、蜂屋柿の成木や老木を一本一本数えて分布図として地図にまとめ、農家の思いが伝わる温かみのある作品として評価されました。菖太朗さんの作品は、「美濃加茂の自慢」を場所・行事・特産に分けながら、全ての場所へ足を運んで一つ一つ分かりやすくまとめ「美濃加茂市を知ってもらうために」というコンセプトを守り抜かれた作品として評価されました。 母親と市役所に訪れた二人は、花さんは「蜂屋全体で5千本くらいの蜂屋柿の木があることが分かった。後継者がいないと農家の人が言っていたのが印象的でした」と、菖太朗さんは「50人に会ってアンケートを取るのが大変だった。昭和村や蜂屋柿がよく知られていて、特産のみのかも焼きそばを食べておいしかったのが印象的でした」などと受賞の感想を話しました。渡辺市長は「おめでとうございます。次の目標に向けて頑張って。また、市長室にきてください」と受賞をたたえました。
2012年12月07日
PTAの健全な育成、発展に資することを目的に文部科学省が行う文部科学大臣表彰を受賞した美濃加茂市立山之上小学校PTAの役員らが12月4日、美濃加茂市役所を訪れ、渡辺直由美濃加茂市長に受賞の喜びを報告しました。 同校では、親子の会話を大切にした「話食と栄養のバランス」を考えた食事の推進や、親子のふれあいを大切にした「ノーメディアたいむ」の推進、「早寝・早起き・朝ごはん」を合言葉にした生活改善の取り組みなど、地道な日々の取り組みが認められ今回の受賞となりました。 この日、市役所を訪れたのは、同校の松ヶ崎高司PTA会長と福井郁美PTA母親代表、鈴木淳司校長の3人。松ヶ崎PTA会長は「ありがたい受賞です。これも今まで活動を積み重ねてこられたことが受賞につながりました。また、市の連合PTAの成果でもあると思う」と今回の受賞を振り返りました。
2012年12月07日
美濃加茂市本郷町にある東中学校(大矢 敬校長)の合唱祭が12月3日、可児市下恵土の可児市文化創造センターで行われ、全校生徒654人が日ごろの練習の成果を披露しました。 この合唱祭は、学年・学級の団結力を高め、仲間と一緒にひとつの曲をつくりあげていく喜びを味わい、生徒たちの感性を養おうと毎年行われているもの。今年は、水面に生じる幾重にも美しい輪を描いて広がる波模様のように、一人一人の声が素敵な合唱となり聞き手に感動を与えられる合唱にしようとスローガンを「波紋(はもん)」としました。 全校合唱や3年生によるクラスごとの合唱などのほか、1年生から3年生までが学年ごとに「マイバラード」や「旅立ちの時」、「河口」などの合唱曲を披露しました。また、東中全職員による職員合唱「翼をください」も披露。生徒たちの澄んだ歌声に、会場の保護者らからは大きな拍手が送られていました。
2012年12月06日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で12月1日、子どもたちに科学への興味や関心を高めてもらおうと美濃加茂市教育センターが企画した「わくわく科学の広場」が開かれ、小中学生や保護者など約350人が参加しました。 会場となった文化の森のエントランスホールや芝生広場などには、自分で描いた絵を光の力でコピーする「日光写真をとろう」や静電気を起こして電気の仕組みを学ぶ「静電気で遊ぼう」など9つのブースを、市内の高校や小中学校の教諭、理科関係の部活動に所属する高校生たちが開設しました。 子どもたちは、「ストロー笛」で物が震えて音が出ることを確かめながらストロー笛を作って「やった~。音が出た」とはしゃぎ声をあげたり、「静電気で遊ぼう」では、プラスチックの容器にアルミホイルを張って静電気をためる装置を作り、そこに風船をこすって起こした静電気をため、指で触れてみて電気を感じたりしました。 子どもたちは、「え~、どうして」「すごい。ビリビリときた」などと科学の不思議さや楽しさを十分に味わっていました。 また、参加した教師は「理科離れが叫ばれている今日、自然や科学に自ら目が向けられる子どもが育ってくれれば」と話していました。
2012年12月05日
美濃加茂市の蜂屋小学校(渡邉由美子校長)で12月1日、全児童432名が参加し、「わくわくサイエンスDAY」が開かれました。 最近、「理科離れ」が言われる中、「理科の大好きな子」「科学的な思考のできる子」を目指し、参観日に合わせて親子で科学に親しんでもらおうと、校内に25種類のショップをオープンしました。 ショップには、同校の先生のほか、加茂高校と加茂農林高校の生徒や関西電力、理科教材メーカーの皆さんも加わるほか、西中学校生徒とPTAがサポーターとして参加していました。 カルメ焼きの不思議を体験する「カルメ焼き作り」や加工したストローに息を吹くと取り付けたプロペラが回転して上昇する「クルクルストロー」、風船とCDを使った「CDホーバークラフト」などの多様な体験や感動で校内はにぎわっていました。 「カルメ焼き作り」に挑戦した児童たちは、加熱した砂糖が溶けて沸騰し粘りが出たところに、クリーム状の重ソウと卵白などを混ぜたものを加えて勢いよくかき混ぜると、みるみるうちに膨らんでいく様子を見て、一斉に「オー」と歓声をあげていました。
2012年12月04日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで23日、PTA研究大会&子どもをたくましく育てるつどいが、教育関係者やPTA関係者ら約250人が参加し、開催されました。 この行事は、市地区連合PTAと美濃加茂市青少年育成市民会議が毎年別々に開催していたものを、今年は一緒に子育てについて考え、情報の交流、共有と行動の連携をしようと11月の「子ども・若者育成支援強調月間」に合わせて共同開催したもので、大会スローガンは『健やかで、活力ある、みのかもの子どもを育てよう』です。 第1部「PTA研究発表」では、山手小学校と東中学校のPTAが会話をとおした習慣づくりや家庭学習の習慣づくりについて実際の取り組みを発表しました。 第2部「子どもをたくましく育てるつどい」では、少年の主張美濃加茂大会で最優秀賞に輝いた美濃加茂中学3年の原口知夏さんの「友に映る私」の作文をテーマに、「友だちサミット2012」のパネルディスカッションが行われ、市内にある高校の生徒3人と原口さんが友だちに映る自分の姿などについて語り合い、参加者らも、友だちと自分のあり方について再認識していました。 会場内には、市内小学生がつくった「ともだち」をテーマにした標語や各小中学校の広報紙、「県PTA研究大会in可茂」の時に配られた美濃加茂市を紹介するランチョンマットを手作りした市連合PTAの活動などが掲示して紹介されていました。最後に、掲示してある標語の入賞者を発表し、また青少年育成に尽力した人を表彰しました。
2012年11月28日
美濃加茂市立三和小学校(水口 悟校長)は、アルミ缶の回収を通じ資源のリサイクルと自然環境の保全に寄与したとして、22日全校生徒(28人)の前で表彰式が行われ、アルミ缶リサイクル協会事務局の大嶋康利部長から生徒の代表で6年生の朝日宙哉(あさひそら)くんへ感謝状が渡されました。 三和小学校では、1年を通じて、5、6年生を中心に子どもたちや地域の人たちからアルミ缶の回収を行っており、その収益金で車椅子を購入し、福祉施設に贈る活動をしています。この活動により、平成23年1月から平成24年6月に1人当たり約8キログラム回収したことから、回収拠点である小森産業株式会社(小森康彦代表取締役)の推薦により、感謝状を受けました。 この表彰は、平成24年度は岐阜県内で2校受けており、三和小学校は平成17年度に受賞し、今回で2度目となります。 賞状を受け取った朝日君は「朝集めていますが、多いときには数を数えるのが大変でした。これからもアルミ缶回収を続け、車椅子を贈りたいです」と話しました。
2012年11月27日
美濃加茂市にある太田小学校(生徒数572名)で20日、同市教育委員会がタブレット型PCを活用した公開授業と研究協議会を行いました。 市は今年の8月、同市太田小学校と山手小学校(生徒数551名)に、タブレット型PCなどのICT(情報通信技術)機器をコスト削減やタブレット端末の利便性を授業に活用する目的で導入。この2校では二学期の授業より導入された児童用タブレット型PC40台やプロジェクターなどを使用した情報教育が行われており、タブレット型PCに入っている漢字練習ソフトの使用やスピーチの様子を動画で撮影し本人が確認するなど授業で活用されています。 この日は同市内11小中学校の情報教育担当者ら約50人が、太田小学校の公開授業を見学。タブレット型PCの漢字練習ソフトを活用し、反復学習をする児童の様子を見学した後、今回導入されたICT機器の活用方法や今後の情報教育についての進め方について協議しました。 また公開授業に出席した児童は「ソフトで漢字の勉強ができ、ゲーム感覚で楽しく、分かりやすいです」や「パソコン室に移動することなく、自分の教室や他の教室でパソコンが使えるのは便利だと思います」などと話していました。
2012年11月26日
蜂屋小学校の3年生と6年生が、地域の特産品である「堂上蜂屋柿」作りに挑戦しました。 「堂上蜂屋柿づくり」と題した授業では、美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会の日江井康隆会長ら5人を講師に招いて、3年生71人と6年生56人が柿の皮むきなどに挑戦。3年生は1人2つ、6年生は1人4つ作り、講師のアドバイスを受けながら専用の皮むき道具で丁寧に皮をむいたり、その後の工程のイオウ薫蒸(殺菌、色付けなどのため)や天日干し作業について説明を受けました。 なお、6年生が作った4つの柿のうち出来が良い2つは、地域の一人暮らしのお年寄りに配る予定です。 堂上蜂屋柿作りを体験した同小学校6年生の村田奈緒さん(11歳)は、「今回実際に蜂屋柿作りの一部を体験することで、手間がすごくかかること分かりました。そして、その手間がおいしさにつながっているのだと感じました。また、お年寄りに配ることになっているので、心を込めて丁寧に作りました」などと話してくれました。 振興会の日江井会長は「現在蜂屋柿の作業者は70歳を超える人が多く、これからの担い手不足が課題です。今回皆さんに、堂上蜂屋柿作りの魅力を感じてもらい、地域の伝統を受け継いでいってもらえたらうれしいです」と話していました。
2012年11月19日
美濃加茂市内の児童に音楽活動を通して表現する楽しさや創造する喜び、豊かな感性を育んでもらおうと、11月14日、同市の文化会館で小学校音楽会が開かれ、同市内9小学校の代表児童約620人が、元気な歌声や楽器演奏を披露しました。 音楽会は、「パレードホッホー」の全員合唱で開幕し、古井小学校4年生の102人は、「オーラリー」のリコーダー演奏などを披露し、山之上小学校の3、4年生59人は、「心に響け、きれいな音色」をスローガンに「世界がひとつになるまで」の合奏などを披露しました。 そのほかにも、それぞれの学校の心を込めた合唱や演奏が続き、会場に詰め掛けた大勢の保護者らが盛んに拍手を送っていました。
2012年11月16日
美濃加茂市教育委員会が同市本郷町にある東中学校で11月1日、いじめ問題を考えるために、市内の小中学校教員を対象とした研修会を行い、関係者ら約50人が参加しました。 研修会は、今年の3月まで可茂教育事務所地域担当生徒指導主事としていじめ問題などへの対応・指導にあたっていた上麻生中学校(七宗町)の水野純明校長を講師に迎え、「問題行動への対処の仕方」というテーマで行われました。 水野校長は「いじめは人間として絶対に許されないとの意識を学校教育全体を通じて、子ども一人ひとりに徹底させましょう」や「いじめを許さない学校・学級づくりを進める上で、子ども一人ひとりを大切にする教職員の意識や日常的な態度が重要です」などと呼び掛けました。 参加者は「事実をしっかり把握し、迅速に対応することや、誠意をもって対応すること、組織で動くことの重要性を改めて痛感しました」などと感想を話していました。
2012年11月07日
美濃加茂市の蜂屋小学校(渡邉由美子校長)で10月25日、FC岐阜コーチングスタッフによる「サッカー教室」が行われました。 これは、岐阜県教育委員会がスポーツを楽しむ子どもを育てようと推進している取り組みの一つで、同教室は今年度中に県内80校の開催を目標としているものです。 この日、FC岐阜から3人の講師が蜂屋小学校を訪れ、学年ごとに1時間目から6時間目までを利用して全校児童434人にサッカーボールを使ってスポーツの楽しさを伝えていました。 学年に合わせた取り組みをする中で、6年生は最初に、トレーニングなどに使われる重さ3キロもあるメディシンボールでウオーミングアップを行い、続いて、グループに分かれてサッカーボールでジグザグドリブルのリレーを行いました。 最後に行ったミニゲームでは、夢中になってボールを追っかける子どもたちの姿が見られ、終了後、子どもたちは「もうちょっとミニゲームがやりたかった」などと口々に話していました。
2012年10月29日
美濃加茂市三和町にある三和小学校(水口悟 校長)で10月21日、児童たちがふるさとに誇りを持って三和を大切に思ってもらおうと全児童28人が体育館に集まり「ふるさと」集会が開かれました。 集会では、地元の美濃羽千枝子さん(67歳)が作詞し、同校講師が作曲した「一度しかない道」を児童たちが元気な歌声で合唱を披露しました。 美濃羽さんは「学校生活で楽しい思い出をいっぱいつくってもらえるように」と思いを込めて作詞。歌った児童たちは、「ワクワクした感じ」「楽しい気持ちになる」「笑顔のみえる学校にしたいと思った」などと感想を話していました。 また、同校は長年ホタルの研究に取り組んでいます。この日、地元のホタルを守る会の平野薫会長が「ホタルの気持ちになって育ててくれてありがとう」などと話を聞いたほか、児童たちは学校のホタル研究室で大切に育ててきた614匹のホタルの幼虫を、家に帰って近くの川に放流しました。
2012年10月23日
▲取材したことを紙面にまとめ、添削しているところ 美濃加茂市西町にある美濃加茂市立西中学校(大野裕司 校長)の2年生生徒279人が10月17日と18日の両日、市内の77の事業所などで勤労体験学習を行い、「働く」ことについて理解を深めました。 これは、進路を考えるきっかけにしようと企画した授業で、保育園やファーストフード店、スーパーなどでそれぞれの仕事を体験するもの。 美濃加茂市役所では、田中みずきさん(14歳)と河合真奈さん(14歳)が広報係の仕事に挑戦。同級生が勤労体験している事業所を回り、デジタル一眼レフカメラで写真を撮影したり、感想を聞いたりするなどの取材をしました。 河合さんは「文を書くのは簡単だと思っていたのが、書いてみると気付くことがたくさん出てきて大変だと思った。働くことは、大変なこと。しかし、自分のほかに誰かの役に立っていることも分かった」と話していました。
2012年10月19日
美濃加茂市立加茂野小学校(棚瀬 哲 校長)で16日、「いのちの授業」が行われ、同校の4年生119人が動物の命と人の命の大切さについて考えました。 同校では、4年生になるとウサギの飼育を行うため、この機会に動物と人との共存や命について考えるきっかけを作ろうと今回の授業を企画。 この日は、まず岐阜県獣医医師会の今尾幸穂(ゆきお)さん(45歳)、去來川肇(いさがわはじめ)さん(30歳)、木村佳織さん(25歳)が、「犬の福祉活動について」と題し、保健所の仕事や盲導犬、警察犬などの働く犬などについての授業を行いました。その後、同校の体育館に移動し、Dogボランティアクラブ代表の坂本政子さん(68歳・三和町)の飼い犬であるゴールデン・レトリバーのメイ(14歳)と触れ合う時間も設けられ、子どもたちはメイとの交流を楽しみました。 メイと触れ合った子どもたちは、「すごいふかふかで気持ちがよかった」「牙が意外と長かったけど、怖くなかった」などと感想を話していました。
2012年10月18日
美濃加茂市本郷町にある市立古井小学校で14日、宮城県気仙沼市立大谷小学校の芳賀孝司PTA会長と防災担当の菅原弘倫教諭を迎え「被災からの復興、そして、未来へ」と題したPTA講演会を開催しました。 講演会は、古井小学校PTA(河合紀幸会長)が主催し、地域の人や保護者ら約250人が参加。実際に地震を体験した講師である菅原教諭から、学校での地震が起きたときの揺れの激しさやそのときの気持ち、避難の状況や津波の状況など緊迫した様子が語られました。また、その後のPTAの活動や震災後初の運動会、環境学習田の様子など地域の人たちとの取り組みについても話をしました。 芳賀会長は最後に、「学校とPTAと地域の皆が普段からつながりを持っていることで、何かあったときにも助け合いがうまくできるのではないか。つながりが大事であると感じています」と話しました。 また、当日までに集めた義援金を芳賀会長に手渡しました。
2012年10月18日
美濃加茂市伊深町の地域問題を住民自ら解決していこうと活動している伊深まちづくり協議会(大矢伸司会長)が10月11日、同市にある伊深小学校(石田靖彦校長)の5年生全児童11人に、手作業での米作りを体験してもらおうと稲刈りの指導を行いました。 指導に当たったのは、同協議会の学校田づくりグループの10人で、グループ代表の佐野綾目さん(75歳・伊深町)から、「根から20センチくらい上の所を持って刈ると、作業しやすいです」や「鎌の刃は危ないので、絶対に持たないように作業してください」などといった説明を聞き、児童らは田んぼに一列に並び、鎌を使ってもち米の稲を刈りました。 1時間ほどかけて約一反の田んぼの稲刈りを終え、同小学校5年生の坂井健隼(けんと)くん(10歳・伊深町)は「疲れたけど楽しかったです。今日収穫したもち米を食べるのが楽しみ」などと話してくれました。 11月には同町のお祭りである伊深町民文化祭で本日収穫したもち米を販売するほか、同小学校で収穫したもち米を使って餅つきなどのイベントを行う予定。
2012年10月15日
美濃加茂市立山之上小学校で10月6日、親子同士の絆を深めようと「親子パンづくり」が行われ、同校の児童とその保護者の87人が参加しました。 これは、親子で力を合わせて、会話しながらパンを作ることで親子の絆を深めるとともに、参加者相互の親睦を図る目的で企画。 この日は、生地づくりから始まり、その生地をひも状に伸ばし、竹の棒に巻きつけて炭火で焼き、パンを作りました。 参加した児童は、「パンって炭火を使っても焼けるんだ」「自分で一から作ったパンだけあっておいしい」などと感想を話していました。
2012年10月11日
美濃加茂市の加茂高校吹奏楽部員たちが、近隣の学校同士の連携を深めようと、同市にある蜂屋小学校で訪問演奏会を行いました。 これは、美濃加茂市FROM-0歳プランにある、小中高校の連携を深める事業の一環として企画。 この日、加茂高校吹奏楽部は、映画「崖の上のポニョ」の主題歌やぎふ清流国体・ぎふ清流大会ソング「はばたけ、未来へ」など5曲の演奏を披露したほか、打楽器の演奏体験や指揮者体験なども行い、蜂屋小学校の児童432人を楽しませました。
2012年10月09日
耐震と空調設備工事中の美濃加茂市立加茂野小学校(棚瀬 哲 校長)で9月11日、工事期間中は有事の避難経路を変更していることから、安全かつ確実に避難できるように地震の発生を想定した避難訓練が行われました。 訓練は「大地震が発生し、余震や火災の恐れがある」との想定で、全校児童650人と全教職員46人が参加。授業中の教室から体育館まで安全な経路を確認しながら避難しました。避難指示の放送から体育館で全員の安全確認が終わるまで5分55秒かかりました。 体育館に集まった全校児童に棚瀬校長は、ハインリッヒの法則を引用して「命が奪われるような大きな事故などの背後には29のちょっとした怪我などの事故があって、その背景には300のヒヤッとしたことなどがある。この後、教室で、気付いたことを話し合って、安全安心につなげてほしい」と話しました。 訓練後、児童たちは各教室にもどり、12月まで続く工事などによる安全意識を高めていこうと、学校生活の変化や危険カ所を考えて話し合いました。 6年1組では、訓練などで気付いたことを付箋に書き、それを校舎と校庭が書いてある図面に貼り付けました。そして、児童たちが「工事中でベランダが使えないので火事の避難路に注意が必要」や「工事のために鉄で組んだ足場は崩れるかもしれないので近づかないこと」などと発表していました。
2012年09月14日
子どもたちが夏休みに取り組んだ作品を紹介する「科学・社会作品展」が9月7日、美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で始まりました。 これは、子どもたちの自主的な活動を奨励し、自然科学や社会科事象への関心を高めてもらおうと美濃加茂市教育委員会の主催で毎年行われています。 市内の9つの小学校と富加町を含む4つの中学校の児童生徒による作品のうち、各学校内の審査を経た科学作品187点と社会科作品110点が展示されています。「地震のメカニズム」、「だれもが主役!ぎふせい流国体」など、日常生活の中からテーマを見つけて根気強く取り組んだ力作や、継続して同じ課題に取り組んでいる作品が並んでいます。 また、子どもたちのアイデアあふれる工作や絵画を紹介する「発明くふう展」(発明協会岐阜県支部美濃加茂支会主催)も同時開催も同時開催されています。 なお、「科学・社会作品展」「発明くふう展」ともに9日(日)までの開催となっています。
2012年09月07日
岐阜県教育委員会が主催する農業高校生の海外実習派遣に参加した、美濃加茂市本郷町にある加茂農林高校の生徒2人が8月24日、美濃加茂市役所を訪れ、渡辺直由市長に実習体験などの報告をしました。 これは、広い視野で積極的な農業経営者を育成していこうと、ブラジル岐阜県人会の協力で、ブラジル連邦共和国とオランダ王国における農業の実情や日系農業移住者の優れた実践的経営内容を学ぶもの。県下の農業高校生9人が参加し、そのうち加茂農林高校から生産科学科2年生の奥谷翼さん(16歳)と造園科2年生の三島朱里さん(16歳)の2人が参加しました。 派遣は7月18日から8月8日までの22日間の日程で、ブラジル連邦共和国ではサンパウロの農場で実習体験や、オランダ王国ではアムステルダムで有機野菜農家の視察などを行いました。 祖父が養鶏場を営んでいるという奥谷さんは「ブラジルでは環境に配慮した農業を行い、オランダでは有機的農業が行われていた。養鶏業についても貴重な体験となった。大学で知識を深め将来は養鶏をやりたい」などと話しました。 実家が牧場を営んでいるという三島さんは「ブラジルでは近代的農業が行われ、オランダでは農業を楽しんでやっている様子が印象的でした。大学で酪農の勉強をして、実家の跡を継ぎたい」などと海外派遣に参加した感想を話しました。 渡辺市長は「目標を持っているうえで、今回の経験をされたことは本当にいいこと。これからも頑張ってください」と話しました。
2012年08月27日
美濃加茂市は、同市山手小学校(生徒数544名)と太田小学校(生徒数571名)の2校に、タブレット型PCなどのICT(情報通信技術)機器を導入し、それらの利用方法など教員向け説明会を行いました。 21日は、山手小教職員ら22人に、コストの削減やパソコン教室廃止などのICT機器導入のメリットや利用方法、授業への活用の仕方などを市教委担当者らが説明。参加した教職員らは熱心に説明を聞き、実際に機器を触って今後の生かし方について話し合っていました。 上記2校では、9月の二学期より今回導入された児童用タブレット型PC40台やプロジェクターなどを使い、情報教育が行われます。例えば、調べ学習では図書館や教室などどこでもインターネットを使用できたり、体育では運動の様子を動画で撮影し、動画を見ながら児童に指導ができたりするなどさまざまな利用が期待されます。 また、これらのICT機器の導入は今年度からの3カ年計画で市内の全小中学校にも行われる予定で、市教委によると、こうした自治体単位での取り組みは全国でも例がないとのことです。 今後、11月にはモデル校として太田小で公開授業や、市内の各校の教員代表で構成される情報教育委員会での研修なども計画されており、教育現場での活用方法を市と各小中学校で研究していきます。
2012年08月22日
美濃加茂市本郷町にある岐阜地方法務局美濃加茂支局で7日、夏休みを利用して社会生活での法律の大切さや登記について子どもたちに知ってもらおうと法務局職場見学会が行われ、市内の親子ら12人が参加しました。 この日は、最初に法務局職員らにより施設の案内やプロジェクターで法務局の仕事内容や土地・建物の持ち主にはどうやってなるのかなどの説明がされたあと、職場体験として「測量機器操作体験」「登記窓口体験」が行われました。 参加した古井小学校5年生の今井俊祐くん(11歳)は、「土地の登録の仕組みなど知らないことをたくさん知ることができた。難しいところもあったけど参加してよかった」と感想を話してくれました。▲測量機器操作体験▲登記窓口体験
2012年08月13日
9月8日から10日まで東京都品川区のホテルゆうぽうとで開催される「第66回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」に出場する美濃加茂市立西中学校2年生の中島灯希くん(14歳)が7月25日、父親の賢二さん(45歳)とともに美濃加茂市役所を訪れ、日比野安平教育長に出場へ向けての意気込みを語りました。 中島くんは、7月22日に岐阜市にあるハートフルスクエアGで行われた同大会の岐阜県予選大会で、県内から32人が参加するなか、みごと優勝し全国大会へのキップを手に入れました。 将棋を始めたのは、3歳のころにお父さんに教わったのがきっかけで、お小遣いを全て将棋の本に使っているほど将棋が好きな中島くん。この日、日比野教育長に、将棋版で駒を動かしながら、県大会決勝戦の再現を披露したり、将来は建築家になりたいなどと話したりしていました。 全国の大舞台を前に、中島くんは「予選を突破し、有名な強い人に勝ちたい」と意気込みを話すと、日比野教育長は「最後まであきらめないで、堂々と楽しんできてください」とエールを送りました。
2012年07月26日
学校給食センターの調理実習室で、22日、食育について学んでもらおうと、夏休み親子給食メニュー料理教室が行われました。 同教室は、学校給食のメニューを親子一緒に作ることで、食について楽しく学ぼうと企画され、毎年、夏休みに入ったばかりのこの時期に開かれているものです。 この日は、市内の小学生とその親、15組32人が参加し、学校給食センター栄養士らの指導で、給食メニューの中から、子どもに人気のあるものを選び、ビビンバ、中華スープ、大豆と小魚の揚げ煮、マシュマロクッキー、杏仁フルーツといった計5品のメニューに挑戦しました。 参加者らは、栄養士から簡単な調理の方法の説明を受けた後、5つのグループごとで調理を行い、子どもたちは親から包丁の使い方などを教えてもらいながら、楽しそうに調理をしていました。
2012年07月24日
美濃加茂市三和町にある美濃加茂市立三和小学校で7月19日(木)、東日本大震災の被災者が育てた「希望のひまわり」の種からひまわりが開花したことを祝い、また花壇につける看板を披露する「希望のひまわり」集会を全校児童28人で行いました。 この「希望のひまわり」の種は、水口悟校長が参加した岐阜県主催の復興支援のため被災地に派遣された教員が語るシンポジウムで配られたもので、「被災地の方々が大切に育てたひまわりの種です。『希望のひまわり』と東松島市矢本東小学校の栽培委員の皆さんが名づけました」と書かれた封筒に種が14粒入っていたものです。 この14粒の種を4月下旬ごろから5、6年生7人が中心となりポットで育て始め、少し育ったところで全校生徒により学校の畑の一角に植えられたもので、14本の大輪の花を咲かせたひまわりは大きなもので160cmほどの高さがあり、太陽の光を浴び咲き誇っていました。 集会では、代表して6年生の樋口和諒(ひぐちかずまさ)さんと石原由莉茜(いしはらゆりあ)さんが「1年後には新聞の記事が少なくなっていて、忘れてはいけないと感じた」「育て始めた時のひまわりは茎が細く折れそうだったが、今は自分より大きくなった。希望のひまわりのように力強くなりたい」と話しました。また、児童たちがデザインしたひまわりと三和のホタルが描かれた手作りの看板も披露しました。 今後は、種を収穫して三和保育園など地域へ配る予定です。また、児童たちが思いを書いた手紙と全校児童とひまわりが写った写真を命名した矢本東小学校に送る予定です。
2012年07月20日
美濃加茂市本郷町にある古井小学校(片桐晃彦校長)の全校児童559人が7月19日、校区内の「こども110番の家」を通学班ごとで地区委員の保護者とともに訪問し、日ごろお世話になっていることへの感謝の気持ちを伝えました。 校区内では民家やお店など174軒が登録され、登下校時の不審者出没など有事の際に駆け込んでくる児童たちを保護するほか、児童たちが雨宿りしたりトイレを借りたりするなどの協力をしています。 この日、京町2班の児童6人は、本郷町にある酒店の渡辺京子さん(59歳)を訪ね、6年生の伊藤太一くんが代表で感謝の手紙を読み上げ、日ごろの感謝の気持ちを伝えました。 伊藤くんが「いつも私たちの登下校の安全のため、見守ってくださりありがとうございます」とあいさつ。渡辺さんは「体調が悪くなるなど、何かあったらいつでもに来てください」と話していました。
2012年07月20日
美濃加茂市の下米田小学校(山田日吉 校長)で7月14日、保護者や地域の人たちの教育力を生かしたさまざまな体験活動を通して、「フロム0歳プラン」の「面の指導」としての充実を図ろうと「よなだっ子広場」が行われました。 「よなだっ子広場」は、平成14年度の学校週5日制の導入とともにスタートした取り組みで、よなだっ子広場運営委員会(委員長:各務栄治PTA会長)が主催し、全校児童や保護者に参加を呼びかけ行われています。 今回は、「げんこつあめ作り」と「飛行機作り」が行われ、児童と保護者をあわせて約130人が参加しました。 同校家庭科室で行われた「げんこつあめ作り」では、きな粉と黒糖に水を入れて練り、クルミやピーナッツで香ばしい味にするなど4種類の「げんこつあめ」を作りました。初めて作った児童は、「甘くておいしい。持って帰り家族のみんなに食べてもらう」などと話していました。 また、牧野交流センターで行われた「飛行機作り」では、中日本航空専門学校の先生や生徒が指導にあたり、風洞を利用した飛行原理などを学ぶほか、ゴム動力飛行機の組み立て方などのコツを教えてもらいながら、真剣な表情で丁寧に飛行機作りに取り組みました。完成し、早速、飛ばしてみた児童は「ゴムの力でプロペラが回り飛ぶのがおもしろい」などと話していました。
2012年07月18日
▲原口知夏さんが発表している様子 美濃加茂市の生涯学習センターで6月23日、「少年の主張美濃加茂大会」が開催され、美濃加茂市と富加町の4中学校からそれぞれ代表2人が参加し、未来への夢や希望、家庭や学校生活で心に感じ考えたことなどについて各5分ずつ発表しました。 会場には約200人の観客が詰め掛け、それぞれの思いが込められた発表にうなずきながら聞き入っていました。 審査の結果、最優秀賞には「友に映る私」を発表した美濃加茂中学校3年生の原口知夏(はらぐちちなつ)さんが選ばれました。 原口さんは「生徒会長選挙に当選したけれど、選挙中に耳にした友達の陰口で不安も高まった。しかし、先生のアドバイスで、陰口を言っていた友達のことも『好きだ』と思い笑顔で接するようにしていたら、不思議とその友達とも良い関係へと変化して、友達は自分を映し出す鏡だと感じた。また、辛いことがあると自分だけがそうであるかのような気持ちになるけれど、問題を抱えていない人はいなくて、最初の少しの我慢ができないために、人との関係を築けない人がたくさんいるような気がする。私には大切な人たちがいます。一人ではないことを忘れず何があっても笑顔でいようと決意した」などと発表しました。 原口さんに受賞の喜びを聞くと「毎日、放課後に先生方に見ていただいたり、ビデオ撮影をして顔の表情や声の出し方を研究したりするなどの練習を続けてきました。懸命に教えていただいた先生に感謝しています。今はとてもうれしいです」と話してくれました。 最優秀賞に選ばれた原口知夏さんは、7月9日(月)の中濃圏域選考会へ推薦され、そこで優秀賞(3人)を受賞すると、8月7日(火)に土岐市文化プラザサンホールで行われる「第34回少年の主張岐阜県大会」へ出場できます。
2012年06月25日
美濃加茂市伊深町の地域問題を住民自ら解決していこうと活動している伊深まちづくり協議会(大矢伸司会長)が6月14日、伊深小学校(石田靖彦校長)の5年生児童11人に、手作業での米作りを体験してもらおうと田植えの指導を行いました。 指導に当たったのは、同協議会の学校田づくりグループの6人で、グループ代表の佐野綾目さん(74歳・伊深町)から、「25センチ間隔で苗を3~5本、苗が沈まないように浅く軽く植えるのがコツ」などと説明を聞き、児童らは田んぼに一列に並んできれいに苗を植えていきました。約一反半の田んぼに、1時間30分ほどかけて田植えを終えました。児童たちは「疲れたけど楽しかった」「服が泥だらけになったけど、全部植えられてよかった」などと話していました。 この指導授業は今年で三年目になり、苗が稲に成長する秋ごろには、同グループによる手作業での稲刈りやはざかけの指導や収穫した米で餅つきをして食べる計画があります。
2012年06月15日
美濃加茂市立太田小学校(渡辺育也校長)の3年生児童91人が、総合的な学習の時間である大いちょうタイムに「おん祭MINOKAMO探検隊」と題して、美濃加茂市の一大イベントであるおん祭MINOKAMOについて学習しました。 この授業は、地元の祭りについて児童の興味・関心を高めることで、祭りを支える名人さん(8月と10月の祭り当日にかかわる出演者やスタッフ)の思いに触れ、太田の町に誇りをもち、太田の人々とともに生きていこうとする心を養うために毎年計画されているものです。 小学校の体育館では、おん祭MINOKAMOのスタッフ17人が名人として参加。太鼓、時代行列、花火、鉄砲、大蛇などのコーナーを設け、児童が実際に体験したり質問をしたりして学習しました。 児童らは、「大蛇の頭を持たせてもらったら、すごく重くてびっくりした」「子どもやっこの衣装を着させてもらって、とっても嬉しかった」などと感想を話していました。
2012年06月14日
「学童歯みがき大会」(東京都学校保健会など主催)が6月4日、東京都千代田区にある日本歯科医師会館で開かれ、美濃加茂市蜂屋町にある市立蜂屋小学校(渡邉由美子校長)の5年生など62人がインターネットを通して参加しました。児童らは会場からリアルタイムに送信された歯にまつわる講話などで歯みがきの大切さを学びました。 同大会は、児童の歯と口に関する健康意識向上を目的に、「歯の衛生週間」(6月4日~10日)に合わせて毎年実施されています。 従来は首都圏の小学生が直接参加するイベント形式でしたが、2008年からインターネット配信を開始。この日、美濃加茂市内では蜂屋小学校のほか、太田、古井、山之上、伊深小学校の計5小学校のネット参加となりました。 教室に設置されたスクリーンにはインターネット回線を通して東京会場の映像が映し出され、歯と健康との関係を紹介する講話で歯の大切さやみがき方を学びました。またスタジオからはクイズが出され、児童が出した答えを教員が携帯電話を操作して会場に送信。正解するたびに大きな歓声が上がっていました。 参加した蜂屋小学校の山口裕右奈さん(5年生)は「口の中には600種類もの細菌がいることを知った。これからは、丁寧な歯みがきをしたい」と感想を話していました。
2012年06月06日
美濃加茂市西町にある美濃加茂市立西中学校(大野裕司 校長)で5月16日、登下校中などの自転車事故を防ごうと「自転車安全教室」が開かれ、1年生270人の生徒が正しい自転車の乗り方を学びました。 これは、全国的に交通事故全体に占める自転車事故の件数比率は増加の傾向にあることなどから、同校では、昨年度から行われ自転車事故の防止に努めています。 この日、同校体育館に集まった生徒たちは、岐阜県警察本部交通安全教育班の細野三郎班長を講師に、岐阜県内の自転車事故の発生状況や、中学生に多い自転車運転の違反などについての講話を聞きました。 その後、生徒の代表者4人が自転車シミュレーターを使った自転車運転体験が行われました。生徒の代表者は模擬自転車に乗って、画面に映し出される風景を見ながら、交差点では左右と後方の安全確認を行ったり、建物の影から車や老人が出てくる映像に反応したりするなど、自転車の安全な運転の技術を体験しながら学びました。 自転車シミュレーターを体験した山口昇大さん(1年生)は、「しっかりと安全運転することは難しいと感じた。いつも自転車に乗るときはヘルメットの着用を心掛けている」などと話していました。
2012年05月17日
第33回岐阜県春季陸上競技大会の中学男子砲丸投げで優勝した美濃加茂市東中学校の藤木勇磨君(3年生)が5月1日、美濃加茂市役所を訪れ海老和允美濃加茂市副市長に喜びを報告しました。 同大会は、4月21日に岐阜メモアリアルセンター長良川競技場で開催され、中学男子砲丸投げでは県内から優秀な選手が参加する中、藤木君は自己最高の9m92cmを記録しみごと優勝しました。 市役所を訪れた藤木君は「今の目標は中学生の全国大会に出ること。それには13mを出す必要があり、これからも努力していきます」と話すと、海老副市長は「県で1位はすごいこと。さらに上の目標が達成できるよう頑張ってください」と健闘をたたえました。
2012年05月02日
美濃加茂市山之上町の山之上小学校(鈴木淳司校長)で19日、6年生34人が梨の授粉作業を体験しました。 これは、総合学習のテーマ「やまのうえ最高!」の体験学習の一環として、「年間を通して梨づくりを行うことで、山之上の良さについて考える」ことをねらいとして実施されている毎年恒例の授業です。 栽培する梨の品種は「新高」で、山之上町の梨農園を営む後藤竜也さん(48歳)が講師をしました。児童たちは、講師から梨の品種や作業方法についての説明を受けた後、ぼんてんと呼ばれる水鳥の毛で作ったはけを使い、「楽しいー」「早く代わって」など話しながら、受粉作業を行っていました。 受粉作業を行った梨の木は二本で、およそ120から130個の梨ができます。今後児童たちは、摘花や袋がけの作業を行い、今年の10月上旬ごろには収穫を予定しています。
2012年04月19日
美濃加茂市内の小学校9校で9日、一斉に入学式があり、三和町にある三和小学校では新入生の2人が、期待を胸に校門をくぐりました。2人は、在校生や来賓からの拍手に迎えられ、水口悟校長から「いっぱい友達をつくって、楽しい学校生活を送ってください」と激励を受けました。 式では、在校生から「ほたるっこ」という文字に合わせてあいうえお作文で、「る…ルールがあります。しっかり守って生活しましょう」などの学校での生活を新入生に向けて説明し、歓迎しました。最後に新入生が大きな声で元気よく、自分の名前とキャッチボールや自転車に乗ることが好きといった自己紹介をしました。 なお、三和小学校の今年の全校生徒数は新入生を含み計28人となります。また入学した2人は、2年生と同じ教室で学びます。(複式学級)
2012年04月10日
▲写真の右が藤吉義純さん、左が日比野安平教育長 花の生産・販売業を営んでいる美濃加茂市加茂野町の(有)ラスティックの代表取締役 藤吉義純さんが4月6日、美濃加茂市教育委員会を訪れ、523人の新入学児童全員にマリーゴールドを贈りました。 美濃加茂市の新入学児童に花を贈るのは、今では恒例行事になっており「花を愛する優しい子どもに育って欲しい」という藤吉さんの願いから、平成元年より毎年贈られ、今年で24回目を迎えました。 贈られたマリーゴールドは、9日に行われる入学式の日に、児童へプレゼントされる予定。 藤吉さんは「気持ちの優しい元気な子どもに育ってくれることを願っています」と思いを語ると、日比野安平教育長は「花が贈られた趣旨を子どもたちに伝え、大切に育ててもらいます」と感謝を伝えました。
2012年04月06日
美濃加茂市三和町の三和小学校で15日、車椅子の贈呈式が行われました。この取り組みは、福祉に対する児童の関心を高めようと、全校児童33人でアルミ缶回収を実施し、そこで得た収益金で車いす1台を購入。同市太田町にあるショートステイデイサービスセンターの「さくらの郷」に贈呈したものです。▲9,640個のアルミ缶が集まり、10,845円のお金になりました この日、同校の体育館では、児童代表で6年生の朝日円香さんから、「さくらの郷」の浅野貞文施設長に全校児童の前で車椅子が手渡されました。 朝日さんが「1人でも多くの人によろこんで使ってもらえるとうれしいです」とあいさつすると、車椅子を受け取った浅野施設長は、「心のこもった車椅子を大切に使っていきたいと思います」と感謝の気持ちを伝えました。
2012年03月16日
▲右は原田信之 審議会長、左は横堀優子 教育委員長 美濃加茂市立小学校及び中学校通学区域審議会(原田信之 会長)は3月14日、通学区域の変更を美濃加茂市教育委員会(横堀優子 教育委員長)に答申しました。 同審議会は、学校規模の適正化を図ろうと同教育委員会から諮問があった「西中学校と東中学校に関わる通学区域の変更」と「西中学校と双葉中学校に関わる通学区域の変更」について、昨年11月から協議を重ねてきました。 この日は、2つの諮問のうち「西中学校と東中学校に関わる通学区域の変更」について答申しました。答申には、平成25年4月から、西中学校の通学区域のうち山手小学校の通学区域の一部(太田町のうち長良川鉄道以北で加茂川以東の区域、大手町1・2丁目、石塚、中部台1・2・3・4丁目)を東中学校の通学区域に変更することや、これにともなう兄弟姉妹が別の学校になる場合は通学先を選べる特例などが示されました。 教育長室で、原田信之審議会長は「学級規模の適正化、家庭環境に配慮、地域の自立の3つを重点に協議してきました」と話し、横堀委員長は「子どもたちのために1日も早く教育環境を整えたい」と話していました。 この答申を受け、3月16日に開催する同教育委員会の場で正式決定をする見通しです。なお、残りの「西中学校と双葉中学校に関わる通学区域の変更」の諮問については、平成26年4月からの通学区域の変更を目指し答申する予定。
2012年03月15日
美濃加茂市立東中学校(大矢敬 校長)で3月8日、同校生徒会がボランティア活動として全校で取り組んできたアルミ缶回収で得た収益金で車いす1台を購入し、同市加茂野町にあるグループホームの「ぬくもりの里」に贈呈しました。 この日、同校の校長室では、生徒会長の西田昴平さん(3年生)と生徒会副会長(ボランティア担当)の井川奈菜さん(3年生)から、「ぬくもりの里」の福井寛悦 理事長に車椅子が渡されました。 井川さんが「全校生徒で昨年4月からアルミ缶を回収に取り組み、そのお金で購入した車椅子です。役立ててください」とあいさつしました。 車椅子を受け取った福井寛悦理事長は「大変、重宝しています。毎年ありがとうございます」と感謝していました。
2012年03月09日
美濃加茂市蜂屋町の蜂屋小学校で7日、全校児童421人が日ごろ登下校時にお世話になっている地域住民らに感謝の気持ちを伝えようと「交通安全感謝の会」が行われました。 この会は、日ごろ交通安全指導をしていただいている人に感謝の気持ちを伝えるとともに、自分たちの登下校の様子を振り返り交通意識を高めようと同校が開催したもので、交通安全指導員や蜂屋交番長、学校安全サポーターや地域住民など8人が招かれました。 会では、児童の代表者が8人に向け「いつも登下校を温かく見守ってくださりありがとうございます」とお礼の言葉を述べ、一人一人に交通指導をしている場面の写真と、感謝の手紙を渡しました。また、会の最後には、全校児童で「たんぽぽ」を合唱し、日ごろの感謝の気持ちを伝えました。
2012年03月08日
美濃加茂市教育委員会は、優れた活動を認め表彰することで、青少年の健全育成につなげようとする、平成23年度第5回「あじさい賞」の表彰式を文化の森で行いました。 表彰を受けたのは、個人23人と4団体で、順に日比野安平教育長から表彰状を受け取りました。 また、「あじさい賞」の表彰式後、同じ会場で、「人間性豊かな子どもの育成を目指した子どもの教育」に視点をあてた教育実践論文の表彰式が行われました。 今年度は、市内の小中学校(双葉中学校を含む)から27人の応募があり、最優秀賞に4人、優秀賞に8人がそれぞれ選ばれ、入賞者が順に日比野安平教育長から表彰状を受け取りました。 会場に集まった学校関係者や保護者ら約100人からは、それぞれの分野で活躍した児童生徒・教員に大きな拍手が送られていました。 ・美濃加茂市教育委員会表彰「あじさい賞」表彰者■個人表彰の部(小学生)太田小学校2年 駒瀬ゆめさん 太田小学校6年 佐光拓哉さん古井小学校6年 片岡宝子さん古井小学校6年 西田結惟さん山之上小学校6年 可児健人さん山之上小学校2年 兼松泰希さん山之上小学校5年 兼松拓生さん蜂屋小学校1年 野田菖太朗さん蜂屋小学校4年 酒向倫成さん下米田小学校6年 石井奈々子さん下米田小学校3年 佐橋隆暉さん下米田小学校5年 畑中優希さん山手小学校1年 佐口寧音さん山手小学校4年 安達楓恋さん山手小学校6年 加藤和磨さん山手小学校6年 久野隼さん■個人表彰の部(中学生)西中3年 武市祐依さん東中3年 加木屋征宏さん東中3年 紀藤有那さん東中3年 坂井遼志朗さん双葉中1年 山田一斗さん双葉中2年 天池菜菜海さん双葉中3年 長谷部弘明さん ■団体の部加茂野小学校児童会の皆さん伊深小学校児童会運営委員会の皆さん三和小学校第5学年および第6学年の児童の皆さん美濃加茂コヴィーダJFCの皆さん・平成23年度教育実践論文表彰者■最優秀賞太田小学校 佐藤亜紀教諭古井小学校 山内裕恵教諭双葉中学校 橋本奈美教諭■最優秀賞新人賞古井小学校 福島功二教諭
2012年03月02日
美濃加茂市下米田町の下米田小学校で1日、6年生を送る会が開かれ、在校生らが卒業する6年生に対して感謝の気持ちを伝えました。 この送る会は、今月23日の卒業式を控え、在校生が卒業を祝おうと毎年行っているもので、今春は6年生66人が同校を巣立っていく予定です。 会では、在校生がつくる花のアーチをくぐって6年生が入場。「6年生に感謝の気持ちを伝えよう。みんなで笑顔いっぱいの思い出をつくろう」と題し、1年生から5年生までの児童と職員が順番に合唱やオリジナルの俳句、劇などを披露しました。その後、6年生に「どんなときもくじけず、夢を描きながら頑張ってください」とエールを送りました。 6年生は、合唱曲「さよならは言わない」で感謝の気持ちを伝え、「あいさつなどができる下米田小学校の伝統を引き継いでいってください」と在校生に向けて呼び掛けました。
2012年03月02日
第12回全国中学生ものづくり教育フェア「生徒作品コンクール部門」で1位にあたる文部科学大臣賞を受賞した、美濃加茂市本郷町にある東中学校3年生の加木屋征宏君が2月29日美濃加茂市役所を訪れ、日比野安平美濃加茂市教育長に受賞の喜びを報告しました。 加木屋君の作品「棚」は、釘を見えなくするなど仕上げの美しさに加え、畳に傷が付かないようにようにしたり、飼い猫の動線を考えたりして、生活に密着した工夫が施されている作品です。 審査では、「高い技術によって、収納するという目的の実現と見た目の美しさのバランスのとれた完成度の高い作品」と評価されています。 加木屋君は「これからは、ソーラーカーなどのものづくりにチャレンジしていきたい」と受賞の喜びを話すと、日比野教育長は「期待して見ています。がんばってください」と称えました。
2012年03月01日
美濃加茂市牧野にある可茂特別支援学校で2月24日、同校生徒会選挙を同市の選挙管理委員会担当者が支援しました。 これは、自分たちの代表を自分たちで決める生徒会選挙を通して、実際に行われている選挙に関心を持ってもらい政治への参加意識を高めてもらおうと行われたものです。 この日、同校では小学部、中学部、高等部それぞれの代表者を決める選挙が行われ、高等部の選挙では、通常の選挙さながらに、「笑顔あふれる学校に」や「けじめのある学校に」などと立候者が代表者になった場合の公約を演説しました。 続いて、生徒たちは、実際の選挙で使われている投票箱や記載台で投票を行い、全員の投票が終わると、係員によって開票が行われ生徒会の会長、副会長、書記が決定されました。 実際の選挙の道具を使って生徒会選挙を体験した選挙管理委員役の生徒は「まちがえないようにしっかりやることができました」などと感想を話していました。
2012年02月27日
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