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「チャンドラーのマーロウって、あんなふうにマッッチョというか、ドンパチやる探偵なのですかねえ?」グウの音も出ないとはこういうことをいうのでしょうね。
「・・・・・・」
If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive. まあ、いろんな訳があるらしいのですが、ボクでも知っているのが、推理作家の生島治郎訳です。
タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。 いかがです、聞いたことあるでしょ。訥弁でブッキラボウなんだけど、 語りの人 なんですよね。 チャンドラーの「長いお別れ」 とかお読みになるとわかるのですが、事件のありさまや現場について語って聞かせる探偵なんですよね、 フィリップ・マーロウ って。だから、シマクマ君は リーアム・ニーソン に期待して、提案したのです。
なんだかなあ???? まあ、そんなふうに思っていると、先程の一言でガックリでした。それにしても、 M氏 も鋭いですね。推理小説的謎解きの筋運びで描くと、なんか、 マーロウのキャラ が薄っぺらくなっちゃって、どこがいいのか分らないものだから、
どうせならすっきりした結末を! とか、なんとかという感じで、わかりやすくマッチョなキャラにしちゃったんじゃないかっていう気がしていたのですが、どうも、そのあたりを見破っていらっしゃったようですね。 ネット上のレビューとか見ると、結構、好評なようで、ようするに意固地なこだわりなのかもしれませんが、仕方がないですね。
「あのー、 あたり ってなかなかないんですね。」 M氏 のその日のお別れのセリフなのですが、いやはや、こういう場合はなんとお答えしていいのか、ボクが責任感じてもしようがないのですが、やっぱり責任感じちゃいますね(笑)。
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