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2023.11.09
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​クリスチャン・カリオン「パリタクシー」パルシネマ​
​​​​​​​​​​​​​​  パルシネマ タクシー映画二本立て 二本目 でした。もう 1本 ジャームッシュ監督 「ナイト・オン・ザ・プラネット」 で、それを見たあとに続けてみたものですから、なんとなく 「つづき」 というか、もう1本、パリを舞台にした ジャームッシュ を見ているような、変な気分で見始めました。
 何というか、見終えての比較でいえば、 ジャームッシュ 才気あふれる作品 に並べられると、 カリオン という監督が、いかにも素直というか、素朴なのですが、チョット見劣りする気がしました。しかし、才気や新しさは感じませんでしたが、とても後味のいい作品でした。 一人ぼっちの老婦人 うだつの上がらない中年男 出会い 別れ のお話でしたが、かなり好感を持ちました。​​​​​​​​​​​​
​​​​​​  90歳 をこえた一人暮らしの マドレーヌさん(リーヌ・ルノー) が、いよいよ一人暮らしをあきらめなければならない境遇になって、老人介護施設にお引っ越しという、その日、 タクシー を呼びます。呼ばれてやって来たタクシーの運っちゃん シャルル(ダニー・ブーン) は、金欠と免停、ついでに家庭の危機のなかで、イライラの絶頂です。 不機嫌な老婦人 と、これまた、 不機嫌な中年男 との出合いで始まる映画でした。​​​​​​
​​​​​​​​ まあ、
​​ どうなることか? ​​
 ​ で始めて、
​​ メデタシ!メデタシ! ​​
​  で終わる定型なのですが、結局、この お二人 リーヌ・ルノー という人も、 ダニー・ブーン という人もフランスでは誰でも知っている 歌い手さん コメディアン らしいのですが、この お二人 の雰囲気がいいのですね。とてもいい後味で見終えました。​​​​​​​​
​​​​​​​  90年 という、 波乱万丈 とはいえ、 堂々たる とはいえ、始まりから今日まで、文字通り 孤独な人生 を、文字通り 一人で歩いてきた女性 が、しがない タクシー運転手 に心を開く機微が、パリ名所見物というべき風景を時間旅行の様に通り抜けながら、他人同士が背を向けて座っている狭い車内で、視線の演技として繰り広げられていく 二人芝居 でした。​​​​​​​
​​ 人が人と出会うことの暖かさを、素直に描いていて、 お二人 拍手! でした。
 まあ、好き好きですが、こういう話、ボクは好きですね(笑)。​​

監督 クリスチャン・カリオン
脚本 シリル・ジェリー クリスチャン・カリオン
撮影 ピエール・コットロー
編集 ロイック・ラレマン
音楽 フィリップ・ロンビ
キャスト

ダニー・ブーン(シャルル)
アリス・イザーズ
ジェレミー・ラユルト
グウェンドリーヌ・アモン
2022年・91分・G・フランス
原題「Une belle course」
2023・11・07・no138・パルシネマno71
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最終更新日  2024.04.02 23:46:51
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