2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全31件 (31件中 1-31件目)
1
「秋月黒田藩第十四代城主」・「世界の食文化 モンゴル・インドネシア」の3冊を読了する。「秋月黒田藩第十四代城主」は元華族(子爵)の黒田家14代当主のインタビュー本だった。もう高齢のおじいさんだが話はしっかりしており、なかなかおもしろかった。子供の頃は子爵家の嫡子で大勢の使用人の中で暮らし、戦時中は一介の海軍将校として特攻要員として訓練を受けるが、いろんな事情(一番大きい理由は華族であること)で要員から外され、別の任務となり終戦を迎えた。華族制度の廃止もあり、戦後は会社員となりごく普通に生きてきた回想録だった。しかし元華族ということもあり、華族らしく生き抜いた方の話は良かった。「世界の食文化 モンゴル・インドネシア編」はまあ、こんなものだろう。モンゴル編は乳製品と遊牧民の食生活・羊肉などの加工肉の話が中心で後半はモンゴルの「麺モノ」のレシピも掲載されていた。日本人が思うモンゴルというば乳製品や放牧生活という感じだが、最近は都市部に定住化と海外からの輸入食材・外食文化の流入で若者の肥満化がかなり進み社会問題化しているそうな。古来からの食文化が疎かになっているモンゴルの様子がよくわかった。インドネシア編はインドネシア周辺にある諸島を含め、幅広い食の様子が書かれていた。イスラム教をはじめ仏教やキリスト教など宗教的な問題と他民族国家という問題もあり、その辺のことを気にしたメニューや食材もあり「へ~っ…」と思うことが多かった。メインは香辛料や調味料を使った料理が豊富でバラエティーに富んでおり日本人の口に合う料理が多いそうな。この編では老若男女のインドネシア人の好きな食べモノが書かれていた。各編著者が違うのでなかなかおもしろい。
March 31, 2009
「明治のお嬢さま」・「世界の食文化インド編」の2冊を読了する。「明治のお嬢さま」は題の通り華族女学校(後の女子学習院)に通うお嬢様の歴史を辿る本だった。当然、この学校に通えるのは皇族・貴族や富豪の子女などに限られていた。その華族女学校でのキャンパスライフや家での生活などが克明に書いてあった。日々習い事をしながら、結婚相手を待つという生活だったそうな。それでも高位の貴族の子女の結婚相手がなかなか決まらず、嫁き遅れることが多かったそうな。(低位の貴族に嫁ぐのを敬遠する向きがあった)結婚後も子育ては専門職の方に任せ、自身は優雅に過ごし、彼女らの興味はもっぱら美貌の維持だったそうな。有り余るお金で化粧品や西洋の下着などを買いあさるなど今の自称セレブと本当に似ている。いつの時代も女性は「美」に尽きないのだな~と思った。「インド編」は全インド地域を網羅しておりまれに見る充実ぶりだった。カレーだけでなく各地域の辛い、甘い料理や香辛料の話などとてもわかりやすかった。最後に写真付きでインドの家庭で使われている道具なども掲載されており良かった。新たに「朝鮮王妃殺害と日本人 金文子 高文研」のみ借りてくる。
March 30, 2009
「世界の食文化 英国・韓国・中国編」の3冊を読了する。まず、英国編から。「なぜ、イギリス料理はまずか?」という歴史的背景を辿りながら書かれていた。イギリスは植民地を多く持っていたが茶・砂糖や香辛料(時代は下り)などしか国内に入らず、料理の幅が増えなかったそうな。魚も周辺国に先に獲られ、主食にいもや小麦類しかなく体型も貧弱だったそうな。第一次世界大戦当時徴兵された兵士たちがあまりに貧弱だったため、栄養価の高い軍隊食が開発されこれが民間に普及し体格の大柄化進んだそうな。まだまだおもしろいネタがあったが、この食文化シリーズはおもしろい。韓国編は肉食以前の朝鮮古来の米食とキムチ(野菜)・冷麺(小麦)の歴史だった。唐辛子と朝鮮半島各地の名物キムチ話が中心だった。英国同様、韓国も軍隊食が非常に充実しており、おかずもたくさん出され幸せらしい。この本では焼肉文化にほとんど触れていなかった。中国編は各地の名物料理の話はなく相対的な話だった。なぜかアヒルの話が中心だった。あんなに広い中国なのにアヒルの話って…私的には北京・四川・上海・広東料理などの紹介かな~と思っていたので余計そう感じたかも。この世界の食文化って結構あたりはずれが大きい。新たに「思考停止社会 郷原信郎 講談社」・「横浜少年物語 紀田順一郎 文芸春秋」の2冊を借りてくる。
March 29, 2009
「公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか」・「挑戦我がロマン」の2冊を読了する。「公務員の給与はなぜ…」は公務員(なぜか名古屋市職員)とトヨタ自動車の比較だった。要は国家・地方職員とも本給は低いが○○手当てを莫大にもらい、福利厚生も厚く民間より良いという論が書かれていた。確かに公務員は給料が高い。今では「公務員貴族」と呼ばれているしな~。逆に現在公務員の方は「(公務員に)なればいいじゃん」というだろう。私はこういうのは不毛だと思う。一般人からはどーしようもないし…まあ、公務員がこれだけ厚遇されているのも多くの人が知っていることだろうし。「挑戦我がロマン」はセブン&アイ・ホールディングスの代表鈴木敏文氏の伝記だった。TVや書籍で独自の考えを語っておられ、大体を知っていた。鈴木氏の子供~学生~社会人と満遍なく書かれており、なかなか興味深い人生だ。ヨーカー堂に転職し、コンビニを立ち上げ業界のトップとなりその後もセブン銀行を設立するなどスーパー・コンビニ業界の一翼を担っておりますます目が離せない人物である。新たに「宰相不在 上杉隆 ダイヤモンド社」・「本当は危ない有機野菜 松下一郎 徳間書店」・「愛新覚羅王女の悲劇 太田尚樹 講談社」・「日本は原子爆弾をつくれるのか 山田克哉 PHP研究所」・「言葉の嵐 春風亭小朝 筑摩書房」・「全身落語家読本 立川志らく 新潮社」の6冊を借りてくる。
March 28, 2009
「世界の食文化 アメリカ編」・「虚構の時代の果て」の2冊を読了する。「世界の食文化 アメリカ編」はアメリカの食の歴史を辿る内容だった。アメリカはイギリスからの移民とネイティブ・アメリカンの人々が混在しているが、大きな区別があり食べるものも違い、アメリカ食といえばイギリスからのモノやアメリカ本土で開発されたシリアル・牛加工品・コーラ・缶詰スープ・マクドなどたくさんある。時代と共に歩んだ食材も羅列してありとても興味深くおもしろかった。「虚構の時代の果て」はオウム真理教を軸に当時の時代(1995年)を今考えるという内容だった。同時期に阪神淡路大震災や終末思想の台頭など滅亡感が漂っており高学歴の人間が多く入信し後の事件を引き起こしたことを評論していた。いまさら何を…という思いもあるが読んでいて、「うん、うん…」と思いながら読了した。新たに「人を殺すとはどういうことか 美達大和 新潮社」・「ダンディズムの系譜 中野香織 新潮社」・「自らの身は顧みず 田母神俊雄 ワック」・「男たちは北へ 風間一輝 早川書房」・「地図のない街 風間一輝 早川書房」・「今夜も木枯し 風間一輝 幻冬舎」の6冊を借りてくる。
March 27, 2009
「二つの戦犯裁判」・「華族たちの昭和史」の2冊を読了する。「二つの戦犯裁判」は実父がB級戦犯として戦後逮捕され、死刑から懲役刑に減刑された歴史を息子が振り返る内容だった。米軍操縦士の軍事法廷にたまたま立会い、戦後に「復讐」されたらしい。戦後は公職追放(もともと旧制高校の先生)に遭い復職できず、私立大学の教授になったけれど授業中に脳出血で倒れ、不自由になりながらも92歳まで生きた男の足跡を辿る内容で息子もこの本を出版した後に亡くなっている。著者が父親に戦犯の話を聞いても笑ってごまかし、本当の話をしてくれずこの本を書いたそうな。なかなか興味深い内容だった。新たに「皇族に嫁いだ女性たち 小田部雄次 角川学芸出版」・「怨霊になった天皇 竹田恒泰 小学館」・「無一文の億万長者 コナー・オクレリー ダイヤモンド社」・「天下人を育てた参謀の知略 百瀬明治 梧桐書院」の2冊を借りてくる。
March 26, 2009
「アップルを創った怪物」・「スッチー裏物語」の2冊を読了する。「アップルを創った怪物」はアップル創業のジョブズは有名人だが、もうひとりの創業者ウォズニアック氏の伝記だった。奇才といわれるジョブズの本はたくさん出版されているがウォズニアックの本は少ないと思う。内容はエレクトロニクスとの出会いからはじまり、子供~初期のプログラムに目覚め学校のPCを使い倒したため大学をクビになったり、いたずらネタなどおもしろおかしく書いてあった。大学卒業後にHP社に入社し、プログラム開発に携わりながらジョブスと知り合いアップル社を立ち上げ、パソコン開発にのめり込み、ついにアップル1を作り上げ爆発的に売り上げた話などドラマティックに書いてあった。この辺がアメリカ的なのだろう。アップルが大きく成長し、今の環境に違和感を持ちアップルを退社し別のことをしながら生きてくなど包み隠さず書いておりなかなか興味深かった。少し厚みがある伝記だったがなかなかおもしろかった。「スッチー裏物語」は奥さんが元客室乗務員で、奥さんからネタを仕入れこの本を書いたそうな。内容はよくある「○○の裏の本」という感じ。客室乗務員の仕事やオフの時、恋話など多岐にわたっていた。ただ本人が書いておらず、伝聞(奥さんから聞く話)なので少し薄かった。まあ、こんなものだろう。新たに「平成落語論 滝口雅仁 講談社」・「「音漬け社会」と日本文化 中島義道 講談社」の2冊を借りてくる。
March 25, 2009
「必死のパッチ」・「戦国武将の死生観」の2冊を読了する。「必死のパッチ」は落語家・桂雀々さんの少年時代を懐古した内容だった。母親は小学校の三者懇談直後に蒸発し、父親は莫大な借金を作り小6の時に蒸発し、一人で暮らしていた経験を赤裸々に書いていた。麒麟の田村さんより先に両親を無くし生きてきたのはスゴイ。近所のおばさんや民生委員の方にお世話になりながら、ラジオで聞いた落語にハマり落語家になったそうな。この本ではここで終わっていたが次回作が書かれるのならぜひ読みたいと思う。「戦国武将の死生観」は戦国武将たちの病歴や死因を調べこの本を書いたが、なかなかおもしろかった。この手の本は著者以外にも出版されており、私の興味の範囲なので結構読んでいるが、この本は丁寧に調べてあり、読み応えがたっぷりあった。有名な戦国武将たちの死因がたくさん掲載してあるのでかなり参考になります。
March 24, 2009
「九州少年」・「海の武士道」の2冊を読了する。「九州少年」はミュージシャン・甲斐よしひろの思い出エッセイ。各文章に繋がりはなく、著者が思いつくままに書かれた文で読みやすくわかりやすく書かれていた。内容は九州時代の幼少期から20歳で東京に上京話~今に至る話など半生記だった。私はファンではないが同級生である漫画家・小林よしのり氏の漫画にちょくちょく甲斐氏が出ており、「へ~っ、知り合いか…」という程度だったがなかなか内容が濃くおもしろかった。「海の武士道」は以前TV番組「アンビリーバボー」でしていた駆逐艦「雷」の艦長・工藤俊作氏を称えた本だった。ジャワで英国船が沈没し400名の将兵が海を漂っている時に敵対国である日本の駆逐艦「雷」が全員を助け救助した「武士道の鑑」と評していた。別の本に詳しく書かれていたその後を著者が書いたもので戦後の工藤艦長の話が書かれていた。知っている内容だったが、敵から素晴らしい評価を受けた軍人が日本では評価されないのはとても残念である。新たに「雨ン中の、らくだ 」・「精神科医は腹の底で何を考えているか 春日武彦 幻冬舎」・「もうひとつの日露戦争 サルキソフ 朝日新聞社」・「なぜグリーン車にはハゲが多いのか 佐藤明男 幻冬舎」の4冊を借りてくる。
March 23, 2009
「私の好きな日本人」・「わんこも介護」の2冊を読了する。「私の好きな日本人」は石原東京都知事の好きな人を紹介した本だった。日本武尊から信長、広瀬武夫、岡本太郎、小林秀雄氏などが書かれていた。各人の思い出や交流のあった人など石原目線で書かかれていたがまあ、こんなものだろう。「わんこも介護」は若い女性が経験した犬の介護話を書籍化した本だった。実は犬だけでなく父親は要介護者、母親はガンで生死をさまよい家族も介護の手を必要としている中での犬の介護という3つを一気に体験した内容だった。犬は意識がない状態で100日以上生き、自宅で家族に看取られ亡くなり、その顛末が克明に書いてあった。私はこの本を読みながらポロポロ涙が出た。犬は飼っていないが、15年以上共にした犬の介護を必死にする著者に頭が下がる思いである。
March 22, 2009
「警視庁捜査一課刑事」・「韓国最強企業サムスンの22の成功習慣」の2冊を読了する。「捜査一課刑事」は工業高校卒の著者が刑事に志願し、捜査一課に配属されそこで経験した事件を赤裸々に記述していた。その他、著者と刑事仲間との交流記など余すところなく刑事という仕事を紹介していた。とても骨太な内容だった。「サムスンの22の成功習慣」はサムスン電子に入社しマーケティング部門の長となり世界規模でサムスン電子の営業戦略を切り開き成功をおさめた話だった。要は成功本だった。どうやったらマーケティングで成功をおさる「成功の習慣」が書いてあった。自慢っぽい成功本だったので食傷気味になった。
March 21, 2009
「食えない奴ら」・「忠臣蔵」の2冊を読了する。「食えない奴ら」は劇団・阿佐ヶ谷スパイダースの主宰者・長塚圭史(父親は長塚京三)氏の食エッセイ。劇団で地方公演に行き食堂で食ったラーメンの話や学生時代の彼女との思い出の食事など長塚圭史氏を知らない私でも十分楽しめた。「忠臣蔵」は事件の動機や当時の様子が書かれた書物を紐解き、赤穂事件(忠臣蔵)を解説する内容だったが出典の本をそのまま書いてあり、「そこいるか?」と思った。解説もしてあったが特に新しいネタもなくこういう調子で終わってしまった。う~ん…という感じだった。新たに「天皇の祈りはなぜ簡略化されたか 斎藤吉久 並木書房」・「騎士の十戒 太田雄貴 角川書店」・「夜中にラーメンを食べても太らない技術 伊達友美 扶桑社」の3冊を借りてくる。
March 20, 2009
「パンダは日本に必要ですか?」・「誰も知らない中国拉麺之路」の2冊を読了する。「パンダは日本に必要ですか?」は中国の対外国政策について書かれた韓国人著者の本だった。中国政府は「何でも利用できるものは利用する」という政策の下でパンダや始皇帝のミューカル・映画など中国や中国人・パンダなどを外国が使用すれば莫大な使用料を請求し、その金でアフリカに先行投資をしたり、世界各国に「中華庭園」をバンバン建設し、中国を猛烈にアピールしているそうな。こういうことを続けている中国を批判する内容だった。なかなか興味深い内容でおもしろかった。映画「カンフーパンダ」にすごく政治的意図が込められているとは…。「中国拉麺之路」はラーメンのルーツを探る内容だった。アジア大陸の各国・各地に「麺料理」はあり、それを著者が紹介する方法だった。軽い内容(写真やイラストが豊富)だったのでサクサク読了できた。新たに「交渉術 佐藤優 文藝春秋」・「どうせ、あちらへは手ぶらで行く 城山三郎 新潮社」・「やめたら 大橋巨泉 角川書店」の3冊を借りてくる。
March 19, 2009
「実録憲法改正国民投票への道」・「おかみさん」の2冊を読了する。「実録憲法改正国民投票への道」は中山太郎衆議院員の憲法調査会での活動記だった。国民投票法案の着手から野党との論争→決着まで書いてあった。著者の「憲法改正の道のり」についての熱い思いがこめられた1冊だった。2006年から詳しく書かれており、議事進行や事務局での出来事・野党との綱引きなど国民には分かりにくいところが赤裸々に書いてあった。憲法改正の是非はともかく国民投票が可能になったことは特筆すべきことである。「おかみさん」は故・林家三平師匠の奥さん海老名香葉子さんのエッセイ。「落語家の嫁」の立場で落語家の世界をおかみさん目線で書かれており、おもしろかった。林家の弟子たちの話や師匠の浮気話など赤裸々に書いてあった。もうすぐ次男のいっ平が二代目・三平を襲名するのが決定しているがどう化けるが楽しみである。新たに「ビロウな話で恐縮です日記 三浦しをん 太田出版」・「セブン-イレブンの正体 古川琢也 金曜日」・「おたくの起源 吉本たいまつ NTT出版」の3冊を借りてくる。
March 18, 2009
「潜入工作員」・「武士の尾」の2冊を読了する。「潜入工作員」はカナダ→アメリカと移り住んだ青年がイスラエル対特殊部隊の一員になり活動した記録集だった。著者は現在これらの経験を生かし警備会社経営や危機管理アドバイザーをしているそうな。う~ん…成功話だった。確かに特殊部隊での訓練話や実際の活動話など書いてあったがまあ、こんなものだろう。よくある軍事体験本と変わらなかった。「武士の尾」は忠臣蔵の残された旧赤穂藩士・高田郡兵衛が主人公の外伝風の歴史モノだった。実は大石より「もしかの時の第二陣のリーダーとして残れ」と言われ、討ち入りに参加せず生き延びた後の話だった。上杉家や旧吉良家との三つ巴の戦いが書いてあった。創作モノだったがなかなかおもしろかった。途中脱落していった面々が実は第二陣だったとはなかなかおもしろい想像だと思った。
March 17, 2009
「ウェルカムトゥパールハーバー 上・下」の2冊を読了する。先の大戦での世界中のスパイ合戦小説だった。う~ん…一応最後まで読了したが私は合わなかった。これは実際の話ではなくフィクション小説で「う~ん…」という感じだった。上・下巻で非常に分厚い本だったがもう一つおもしろ味がわからなかった。新たに「トップ屋魂 大下英治 ベストセラーズ」・「あさま山荘銃撃戦の深層 大泉康雄 小学館」・「エンバーマー 橋爪謙一郎 祥伝社」・「なぜ、中国は「毒食」を作り続けるのか 有本香 祥伝社」の4冊を借りてくる。
March 16, 2009
「軍門の門上・下」の2冊を読了する。「軍門の門」は私の地元である姫路出身の黒田官兵衛(のちの黒田如水)のサクセス・ストーリーだった。竹中半兵衛に憧れ、羽柴秀吉の参謀になり近畿圏平定に奔走する内容だった。黒田官兵衛の物語は司馬遼太郎先生の「播磨灘物語」が有名だろう。一応、姫路では有名人なので読んだ。上下巻で非常に分厚く読むのに時間がかかったが、地元の昔話だったので集中して最後まで読了できた。多くの人に読んで欲しい人物である。新たに「沖田総司壬生狼 鳥羽亮 徳間書店」・「寿司、プリーズ! 加藤裕子 集英社」・「日本大使公邸襲撃事件 ルイス・ジャンピエトリ イースト・プレス」・「テロリズムの罠左右巻 佐藤優 角川学芸出版」・「やってくれるね、ロシア人! 亀山哲郎 日本放送出版協会」の6冊を借りてくる。
March 15, 2009
「ラバウル艦爆隊始末記」・「ニューギニア砲兵隊戦記」の2冊を読了する。2冊とも戦争の回顧本だったので合わせて感想を。ラバウルは海軍航空隊、ニューギニアは陸軍砲兵隊の話で両方とも激戦地の戦いでよく生き残れたな~と思った。太平洋戦争を経験した方々の多くが亡くなり、戦争体験話を語られることも少なくなり、この本はとても貴重な内容だった。特にニューギニアでの戦闘は兵力も少なく、弾薬・食料などがない状態で敵と対峙し多くの戦友が亡くなり悲惨な様子が詳細に書いてあり、じっくり読了した。「艦爆隊始末記」も敵の高性能な戦闘機と時代遅れになりつつあるゼロ戦で戦い死闘を繰り広げる隊員は「漢」を感じた。若い世代の人にこういう戦記モノを読んで欲しい。新たに「山県有朋 伊藤之雄 文藝春秋」・「Fコース 山田悠介 幻冬舎」の2冊を借りてくる。
March 14, 2009
「オバマ「勝つ話術、勝てる駆け引き」・「秀吉の大仏造立」の2冊を読了する。「勝つ話術、勝てる駆け引き」は前半は演説の解説やヒラリー候補との競り合い話、後半はアメリカ大統領選挙制度の解説とオバマ候補の伝記だった。演説のポイントをくわしく解説してあったが、一般の日本人はここまで求めていないだろう。オバマ氏がどんな政治をするかとても気になる。「秀吉の大仏造立」は豊臣秀吉が晩年に京都にお寺を建立した研究本だった。すでに焼失しており、基礎石だけが残っているがそれを頼りに当時の栄華を今に再現するという内容だった。当時の書物や絵屏風が残っており広大なお寺が描かれていた。お寺に限った内容だったのでこれだけだった。新たに「Fコース 山田悠介 幻冬舎」のみ借りてくる。
March 13, 2009
「偽善入門」・「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか」の2冊を読了する。「偽善入門」は若いお坊さんが書かれた本だったが、もうひとつ理解できなかった。トンデモ話ではなく論理が高尚過ぎて私には合わなかっただけだった。善と悪は表裏一体なので何もしないより偽善でもした方が良いということだけが分かったような気がした。「男はなぜパンツ一丁…」はよくある法廷傍聴本だった。重大な刑事裁判ではなく、罪の軽い軽微なを中心に傍聴しており裁判官・検察vs被告と会話形式でおもしろおかしくまとめてあった。この手の本が多く出版されすぎたな~と思う。新たに「獣医さんの拾った話 山田進二 PHP研究所」・「天誅と新選組 野口武彦 新潮社」・「無償の愛森進一君へ 大野景範 角川学芸出版」・「第三次世界大戦右巻 田原総一朗 アスコム」・「モニタールーム 山田悠介 角川書店」・「皇軍兵士の日常生活 一ノ瀬俊也 講談社」の6冊を借りてくる。
March 12, 2009
「たった一人で国・薬害裁判に勝つ」・「朝鮮総連」の2冊を読了する。「たった一人で国・薬害裁判に勝つ」は高脂血症の薬による副作用で体調を大きく損ない会社も辞め、治療に専念しながら国・製薬会社などを一人で訴える(弁護士らのサポートあり)訴訟ドラマだった。結果は著者が勝ったが健康な身体に戻ることなく不自由な生活は一生続くのである。これは非常にツライと思う。なかなか医療・薬剤訴訟で被害者が勝つことができない昨今の判例で、勝てたのは将来に良い判例を残したと思う。私も著者と同じ薬を1年半服用していたが、(処方箋を書いた担当医)医者自身が「アンタ、何でこの薬飲んどん?」逆に質問をしてきた。私は服用を止めこの病院の通院をやめた。本当に患者をバカにしている発言である。こんな医者や病院がある限り、医療ミスはなくならいだろう。「朝鮮総連」は元朝鮮大学校で教鞭をとっていた先生が書かれた「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)」について書かれた新書だった。朝鮮人の利権擁護団体ともうひとつの面である非公然組織について詳しく書いてあった。全体的には朝鮮総連の成り立ちから過去にどういう活動をしてきたかという組織の歴史を日本人に知ってもらうという内容だった。著者は活動が盛んだった60~70年代に総連と深く関わっており当時の記録は特に詳しく書いてあった。なかなか日本人が総連の歴史を知る機会がないのでとても参考になった。
March 11, 2009
「機密指定解除」・「つるっつるの脳みそ」の2冊を読了する。「機密指定解除」はアメリカに保存されている古今の秘密文書を公開し解説した本だった。特定の期間は公開されず何十年経過した後に公開された文書で南北戦争当時のスパイからの手紙や第二次世界大戦当時の枢軸国の情報などスパイからの情報が公開されていた。当然、日本軍の文書もあり、流石情報大国だと思った。おもしろことにアメリカの別の役所(国防省や外務省)の裏情報も集めているのがスゴイ。世界的に大きな事件や戦争の文書を扱っているので世界史の勉強になると思う。「つるっつるの脳みそ」は俳優・歌手のつるの剛士さんの自伝と前向きに生きようという考えを書いた内容だった。勉強嫌いで音楽や目立つことに喜びを感じていたつるのさんが幼少期の頃から(ほぼ)現在の出来事をエッセイ風に書いてあった。文章もしっかりしておりおもしろく最後まで楽しく読むことができた。「おバカキャラ」に喜びを感じる著者は素晴らしい前向きな考えである。なかなかの良本だった。
March 10, 2009
「おばさん未満」・「アメリカは、キリスト教原理主義・新保守主義に、いかに乗っ取られたのか?」の2冊を読了する。「おばさん未満」はエッセイストの酒井順子女史の「老いや老化」について語ったエッセイでなかなかおもしろかった。著者は40歳・独身で老化現象をひしひしと忍び寄って来ている現状に恐れており、若き日々に思いをはせる本だった。私も記憶力や体力が明らかに落ちており、老化現象をひしひしと感じている。「いかに乗っ取られたのか?」はアメリカのゆがみを赤裸々に書いていた。それは宗教である。福音派と呼ばれる一派が政治を握り、いろいろ問題を引き起こしているそうな。福音派は聖書を絶対としており、科学や先進的な考えを強く否定しており保守層に多く存在しているのである。(前大統領の支持母体も福音派)彼らは聖書を第一としているため、学校教育に行かせなかったり幼い頃から独自の宗教教育を行い、「(宗教)戦士」としてエリート教育を施しているそうな。その他にも教育・収入などに格差があり、宗教にすがる人々が多く福音派に取り込んでいる現状が記述してあった。たくさんのアメリカ在住の学者・ジャーナリストがこの問題に触れたレポートを書いており興味深く読了した。
March 9, 2009
「100円ショップの会計学」・「脱メタボ」に騙されるな」の2冊を読了する。「100円ショップの会計学」は会計学の基礎や用語をわかり易く解説した新書だった。この手の本は大体なぜが内容が似ており、まあこんなものだろう。一応、簿記の資格を持っているのでこれくらいはわかる内容だった。100円ショップも最近では1000円以上の商品も置いてあり、迂闊にポイポイ商品を買えない時代である。「「脱メタボ」に騙されるな」は最高の良書だった。私は環境保護運動や今盛んに行われている国が主導の健康運動などに強い違和感を覚える派なのである。今回は健康の話だったが、いや~本当に良かった。私が思っていた通りの反健康運動の本でいかにこの運動が胡散臭いということが分かった。町医者を儲けさせ、国は社会保障費削減の為だけにやっているだけで国民に負担を強いることが書いてあった。国家が一個人の健康を法律で縛り、太らせない政策はナチス・ドイツの健康政策に酷似している。こんな悪法(健康増進法)や健康運動はやめるべきである。
March 8, 2009
「幻の日本爆撃計画」・「マグロ帝王」の2冊を読了する。「幻の日本爆撃計画」は日中戦争中、アメリカ義勇航空隊が密かに中国大陸経由で日本を爆撃する計画があったそうな。一応、中国支援の義勇活動だったが政府高官は早くから日本軍の情報収集やアジア情勢の報告の為に利用し、将来は「日本爆撃」を考えていた詳細な計画がこの本に記述してあった。しかし、中国に送られたアメリカ義勇軍の旧式戦闘機が零戦に対しあまりに非力で早々にやられてしまい、あわてて新戦闘機の開発に入り新航空機の実験場になったそうな。そんな中、大陸から九州地方の工場地帯に爆撃を食らわし一矢を報おうと計画したが零戦の進出で厳しくなり中止したそうな。(それと計画した高官の人事異動もあり立ち消えになった面もあります)なかなか知られていない裏面史だった。開戦直後にこの日本爆撃が本当に実行されていたら戦争はどうなっていただろうか。「マグロ帝王」は中国でマグロ料理専門店を開いた若き日本人・島原慶将社長のサクセス・ストーリーだった。会社を辞め中国に渡り支援を受けながらマグロを中国に卸し、莫大な利益を得て中国各地にマグロ料理専門店を開き、今も活躍している私と同世代の人物である。著者はライターで内容はマンセーだったが、読み物としてはなかなかおもしろかった。
March 7, 2009
「手ごわい頭脳」・「ドコバラ!」の2冊を読了する。「手ごわい頭脳」は外国人弁護士の方が書いた日米弁護士比較論だった。著者は現在は同志社大学法科大学院教授である。「アメリカは訴訟大国である。」という書いてあり、なぜそんなに訴訟が多いのかという回答を著者が書いていた。おもしろいことにアメリカの弁護士は各州によって免許が授けられており別の州では営業でいないそうな。各州の司法試験も微妙に易しい難しいがあり、受かりやすい州に行くそうな。日米の弁護士比較論なので他にも違いや、不利な状況に陥っても勝てる論法なのなかなかおもしろかった。アメリカでは法律を熟知するよりも口が達者(陪審員制なので…)な方が勝てるというのは何ともアメリカらしい発送である。「ドコバラ!」は動物行動学者の竹内久美子先生のQ&A方式でいろんなネタに答えるという感じだった。質問に脈絡はなく「なぜギャル曽根はあれだけ食べれるの?」とか「阪神が優勝できなかったのはなぜ?」などどうでもいいネタばかりでそれにマジメに答えるという趣旨だった。動物=人間なので動物行動学者の著者のウンチクがさえ渡っていた。
March 6, 2009
「君は誰に殺されたのですか」・「マクドナルド化した社会」の2冊を読了する。「君は誰に殺されたのですか」はパロマ湯沸器事件で若くして亡くなった息子の為に立ち上がり、パロマ側が公式に謝罪したノンフィクションだった。著者は遺族ではなくフリーライターの方で詳細な周辺取材(遺族のブログなど参照)をされこの本を書かれたようで非常に胸を打つ内容だった。警察が第一報を誤魔化したため、原因が自殺扱いだったが実は一酸化炭素中毒死ということで遺体が変色しており、遺族に見せられないような状態だったことや警察からの言われなき誹謗(薬物中毒説)など遺族に対して頻繁に攻撃しておりヒドイな~と思った。原因が湯沸器の不完全燃焼による中毒死という無残な死亡にもかかわらず当初はパロマは隠蔽していが遺族の突き上げや経産省からの行政指導により公開に踏み切り、原因が分かり遺族はどういう思いだろうか。この事故で約20名の方が死亡しており、企業の責任が問われることになったがもうこんな事故がなくなるよう願うしかない。最後までこの企業が罪を認めない姿勢が企業としてどうかと思った。「マクドナルド化した社会」は世界各国に進出しているマクドナルドが世界のライフスタイルから教育・医療・あらゆる産業工程・スポーツまで席巻し、マクドナルド化=徹底した合理化を語るという内容だった。すべてをマニュアル化し人間の個性を徹底的に排除し誰でもできるようにシステムを作りあげ、合理化することが良いのか、悪いのかということを問っていた。一応最後まで読んだがこの本はあくまでアメリカでの出来事だろうが、少し無理がある。極論過ぎる感じがする。確かにマクドを中心としたファーストフードがかなり発展しているが、手作りの店まあるしスローフードや日本食も流行っているし、アメリカ=マクドナルド化とも言い切れないと私は思うが…。ただ、教育(先生が余計な事を教えない)・医療(必要外の治療をしない)・スポーツ(盛り上がりポントを作りサッと終わる)など簡単にすばやく、顧客を満足させるのがマクドナルド化らしい。この本は社会学の本だと思うが、読み物としては少し無理がある。新たに「千世と与一郎の関ケ原 佐藤雅美 講談社」・「銃に恋して 半沢隆実 集英社」の2冊を借りてくる。
March 5, 2009
「信長はなぜ叛かれるのか」・「怨霊と鎮魂の日本芸能史」2冊を読了する。「信長はなぜ叛かれるのか」は織田信長に敵対した武将が立てこもった元城(戦の後、焼かれてしまっているので…)を歩き、残った石積や塀の跡などをレポートする内容だった。主に近畿圏の跡地が中心で私の知っている武将や城が多く満足できる内容だった。「怨霊と鎮魂の日本芸能史」は平安時代における「怨霊信仰」の話だった。井沢氏お馴染みのネタである。怨霊信仰とは菅原道真のように死んだ後、天神さまなどの神様に格上げされ信仰の対象になるということである。この本では初期の武士と貴族との関係や平家一族と天皇家との確執などが書いてありなかなかおもしろかった。あと日本の死後の世界観と西洋・中国の死後の世界観がまったく違うのに驚いた。
March 4, 2009
「スティーブ・ジョブズの流儀」・「中吊り倶楽部」の2冊を読了する。「スティーブ・ジョブズの流儀」は毀誉褒貶の多きアップルのCEO・スティーブ・ジョブズ氏のこれまでの活動をドキュメント風に書いてあった。私は別の作家の書いたジョブズ評はひどいものが多いがこの本は好意的(トップになるにはこれぐらいの器がないと的な考え)に書いてあり、各章に結びにジョブズ氏の言葉がスローガン風に書いてあった。一度、CEOを追い出され、その後再びCEOに戻りipodを販売し世界規模で大儲けした話が中心だった。今後の展望なども書いてあり最後まで好意的でおもしろかった。「中吊り倶楽部」は勝谷氏と宮崎氏と川端幹人氏との雑誌の目次を読み各自がランキングを付け、鼎談する内容だった。2005年の頃から書いてあり、思い出しながら読了した。まあ、内容は各氏の主張が炸裂しておりウンウンと思いながら読んだ。新たに「クジラは誰のものか 秋道智弥 筑摩書房」・「第三次世界大戦 左巻 田原総一朗 アスコム」の2冊を借りてくる。
March 3, 2009
「ナチスと映画」・「失われゆく鮨をもとめて」の2冊を読了する。「ナチスと映画」は映画産業の成り立ちとナチスの映画利用術とドイツ軍(ナチス)が出てくる映画紹介本だった。ナチはラジオ・映画を最大限に利用し政治的に無知な大衆を味方に付け、戦線を拡大し世界大戦を起こしたのである。映画は最新技術で国家が予算を出し、国にとって有益なモノだけを公開し広く利用し思想統一したそうな。なかなかおもしろい内容だった。後半の映画紹介(1990年以降のモノ)はほとんど知っていたもしくは見たものだった。「失われゆく鮨をもとめて」は日本の各地の鮨店や魚河岸を巡り、本当にうまい鮨を食べ歩くという内容だった。東京の名店や伊豆・勝浦や奥尻などの名店が実名入りで書いてあり、「へ~っ…」と思った。一度で良いからこういう名店で食べてみたい。
March 2, 2009
「語前語後」・「世界を制した「日本的技術発想」の2冊を読了する。「語前語後」は絵本作家の安野光雄氏のエッセイ?日記と数学者・森毅先生の老人対談だった。エッセイ部分はごく普通の周辺雑記でまあ、こんなものだろう。イラストを見ると、「あっ、あの絵か~」と分かるが、結構な老人と知り驚いた。「日本的技術発想」は携帯電話の普及に大きく貢献した日本の各種の技術を賞賛した内容だった。薄型化・バッテリーの金型・液晶などあの小さな携帯に日本で開発された技術がてんこ盛りになされており、まだまだ日本の技術は捨てたもんじゃないということが力強く書いてあった。戦後復興期の製品は安いがすぐに壊れるモノや猿マネ商品と呼ばれていたが、その後はどんどん新技術を開発し世界の牽引力になっている事実があり、まだまだ日本はやれる!と思った。新たに「スパイと公安警察 泉修三 バジリコ」・「ヒトラーの特攻隊 三浦耕喜 作品社」・「警視庁捜査一課長特捜本部事件簿 田宮栄一 角川書店」の3冊を借りてくる。
March 1, 2009
全31件 (31件中 1-31件目)
1