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「食堂かたつむり」はインド人の彼氏に逃げられた主人公が田舎に帰り、食堂を開きそこにやってくるお客さんとの「奇跡」の物語が書かれていた。以前読んだ「かもめ食堂」と違いこっちは料理の部分について詳しく書かれており、それを食べた人たちが効果覿面の奇跡が・・・というまぁ、ご都合主義な面はあったが緩~い料理小説だった。何も考えず読めたがなかなかおもしろかった。「10倍伝わる話し方」は「1分間だけ時間をください!」とお客さんや上司・先輩などに対し話をすれば案外上手く行くよいう話が書かれていた。1分以内で話をまとめ結論だけを言えば、相手に対し時間泥棒にもならないし印象に残るそうな。この本ではビジネス上の話に特化していたが、「ふ~ん・・・」という感じだった。ほんと「ビジネスライク」だな~w こういう本を書く人は落語の「マクラ」を聞くとイライラするのかなぁ~。
March 31, 2013
「奇人変人紳士録inROCK」は海外のロッククバンドの奇人変人メンバーの列伝が紹介されていた。日本人のロックスターが(彼らに比べ)品行方正な好青年だと言うことがよくわかった。この本ではイギリスとアメリカのスターが紹介されていたがほぼみんな非合法ドラックやコカイン中毒だったw それも10代から服用しており仲間とバンドを組む→1,2曲当て大金が舞い込む→そのお金でさらにドラックや女性・浪費・ケンカによる損害賠償金支払い→評価がガタ下がりそのままバンド解散→ヤク中のままフリーや別バンドで音楽活動するもしょぼしょぼのまま解散→これで地方に引き篭もり余生を過ごすか最初の仲間が手を差しのべ最初のバンドに再加入し問題を抱えたまま活動→薬やコカインの過剰摂取で自死というパターンだった。若い頃からクスリを摂取している為、多くのアーティストは短命だった。洋楽に疎い私でも「○○というバンドの○○(メンバーね)のことだが・・・」と書かれていたが、「あっ、知ってるぞ~」という人ばかりだった。ロック=社会への反発だという感じだろうがここの出ているアーティストは高級ホテルの部屋を壊したり、機材を叩き壊したり関係者・ファンをなぐったり・・・とやりたい方だったが、こういう行為が後にヒーロ伝説となりファンに受け継がれているだろうが本人も天国で「してやったり」と微笑んでいるだろう。非常におもしろかった。「神社・仏閣ぴあ」は伊勢神宮・出雲大社をはじめ東京の神社が紹介されていた。今年は伊勢・出雲が遷宮の年に当たり、「パワースポットである神社に行こう!(笑)」の人が喜ぶような内容だった。まぁ、こんなものだろう。
March 30, 2013
「かもめ食堂」は群ようこさんの小説で映画化された作品。料理好きな主人公がフィンランドのヘルシンキの港町で小さな食堂を開きそこにやってくるわけありの日本人女性や日本オタの青年や亭主の浮気でボロボロの婦人が織り成す小説だった。多少の内容的に無理な設定もあるがそこを除外してもとてもおもしろかった。別の方の感想で「かもめ食堂のおにぎりの話」を取り上げており、そこに興味を持ち読んでみたがおにぎりの話はそんなに重要ではなく、「かもめ食堂にやってくる人間模様」を楽しむ小説だと私は思った。フィンランド人にとって「おにぎり」はどーでもいいことでほとんど売れず、日本オタの青年や周辺の日本人女性から「現地人の口に合うタネを考えよう」と提案されても頑なに「イヤ、日本のタネ(鮭・おかかなど)で勝負する!」と宣言するも売れないのには読んでいてトホホ・・・と思った。薄い本なのでサクサク読めます。「ディズニーの隣の風景」は浦安に住んでいる著者(円堂都司昭氏)がディズニーランド設立の功罪と昔からある浦安の寂れゆく姿や埋立地の液状化現象についてが書かれていた。ディズニーランドが来る前は漁業が中心の町だったがディズニーランドができると観光客や定住する新市民が激増し都市化されたが、昔からある商店街や元漁村(漁港)はとても寂れてしまい同じ浦安市内でも貧富の差が広まり、「これでいいのか?」ということが書かれていた。非常に郷土愛を感じた。
March 29, 2013
「神道はなぜ教えがないのか」は宗教学者の島田裕己先生の「神道論」だった。わかり易く言うと仏教は目に見える仏像や開祖がいるが、神道は一時期神像が作られた時期もあるが今は途絶え開祖もいないという信仰で島田先生は「仏教やキリスト教のような明確な宗教でない」としていた。しかし、日本人は古来より巨岩や火を信仰の対象としていたが仏教が入り神仏習合が広まり(あくまで皇族・貴族間だけでね)後に庶民に信仰されるようになったそうな。日本人は宗教に寛容で生まれた時はお宮参り(神道)、クリスマス(キリスト教)、バレンタインデー(キリスト教)、正月(お寺・神社)、葬式(主に仏教)と熱心な一神教の信者さんなら卒倒するくらいの愚行だが日本人の多くは「えっなんで?」となるだろう。それくらい日本人は宗教に対し関心が薄いのである。その他にも神道や仏教の違いや伊勢神宮(20年に1回)や出雲大社(60年に1回)の遷宮(お寺はそんなことしない)の理由や神主と僧侶の違いなどとても興味深い内容でおもしろかった。「私は河原乞食・考」は昔々の大阪のストリッパーさんや寅さんのような香具師の口上を聞き、芸とゲイ(ホモ・セクシャル)の関係を考察してたが・・・。う~ん・・・内容的に昭和20~30年代のエピソードが中心で大分無理があった。もう、とうに寂れているだろう。まぁ、こんなものだろう。
March 28, 2013
「ニッポンの山里」はエッセイスト・池内紀さんが日本各地の山里や集落を訪れ、レポをしていた。都市化が進み地方の若者が減り山里や僻地の集落は高齢化や人口が減り続けその地区がやっていけない限界集落が今後もどんどん増えつづけるそうな。池内センセイは日本各地の山里や集落を訪れその村の歴史や地域を紹介していた。たくさんの山里や集落を紹介していたので個々の紹介はしないが最近ではNPO法人や役場が村おこしと称し積極的に都市生活者を呼び込もうと努力しているようだが実際はどうなのだろうか。まぁ、こんなものだろう。「美術品はなぜ盗まれるのか」はヨーロッパ各地で発生する絵画窃盗のメカニズムが詳細に書かれていた。一度窃盗に遭うとなかなか発見されず莫大な保険金を払う事になり警察、保険会社、美術館の捜査係が必死に捜索するエピソードがおもしろかった。ただ文字が小さくカタカナなので読むのが大変だったw
March 27, 2013
「三角でもなく四角でもなく六角精児」は最近よくTVで見かける役者さんで鉄オタの六角精児さんの日常エッセイだった。六角さんは売れない劇団時代からすべての博打が大好きで500万くらいの借金を作るも奥さんや親族に助けてもらうなど「ダメな自分」な部分も赤裸々に暴露しておりおもしろかった。役者でいうと主人公タイプではなく脇で光るタイプの役者さんで売れない劇団時代の話も豊富で読み応えがあった。六角さんも本で書いているが適当な生き方(バツ3)でお金にルーズ(博打が大好き)でも生きていればなんとかなるというのがおもしろかった。私は六角さんと「人相」が微妙に似ているし鉄道(私も乗り鉄)好きというところも一緒なので地味に応援したい。あっ同じ兵庫県出身だ。「「ナニ様?」な日本語」は間違った日本語の表現について解説と間違った事例を上げひたすら紹介していた。部下から上司への言葉、上司から部下への言葉、人間関係がギクシャクする言葉など無意識に使ってしまうダメな言葉を羅列していた。一応最後まで読んだが日本語って本当に難しいですね。社会に出ても「そういう言葉使いは違うよ」となかなか教えてもらえないのでこういう本を読むことで「あ~間違って使っていたなぁ~今後は気をつけよう」と思った。
March 26, 2013
「時給800円のフリーターが3年で年収1000万円に変わる仕事術」はエリート教育も受けずビジネスに有効な人脈もなく会社を立ち上げ関連会社14社のファンダーを務めた松田元氏のビジネス訓だった。学歴や人脈に頼らず徹底した時間管理と「何でもできます精神」で営業攻勢をかけ本人にたくさん利益を還元する自社のシステムを紹介していた。徹底した時間管理とは会社の近所に住み通勤時間をカットし、こちらから営業に出向かず顧客に会社に来てもらい1日にたくさんのお客さんと効率よく会うとか(お客さんとの)メールでのやり取り方法が「第○条 ○○は○○せよ!」と70条まで書かれていた。内容的には「うんうん、これは役立つ!」という話もあるが、「これは必要か?」という話もあった。著者はやたら「アフリカに行け!」ということを多用していたが何か意図があるのだろうか?それも危険な国や地域のアフリカ限定で「こういうところで危険な目に遭いそうになると早めに行動(対処)するだろう」としていたが別に危険なアフリカに行かなくてもいいと思うが・・・。まぁ、例えだろうが私にはどーも合わなかった。
March 25, 2013
「さよなら、韓流」は今も韓流男性スターを愛するコラムニスト・北原みのりさんが日本における現在の嫌韓ブームについて述べていた。北原さんは韓流男性スター=女の欲望(エロ) であると定義しており日本のおばさたちがハマる理由をいろいろ述べていたが、まぁ自分勝手な内容だった。韓国人スターは日本人男性にない高身長・筋肉質(韓国は徴兵制度がありマッチョイズム)・強烈なセックスアピール(日本では草食系や中性的な人が人気だそうな)がムンムンとしており、そこがいいそうな。日本のおばさんがそういう男性を見て何が悪い!そこを嫌韓の流れに組み込むな!と怒っていたがこれはなかなか難しい話だ。日本では韓流ブームも落ち着き(TV上では廃れてきているが・・・)、韓国の本性を知り若い女性でも嫌韓派やネット右翼化しているのがいまでも浮かれているのが「おばさんたち」で愛国者の方が「おばさんたちよ目を覚ませ!」というのはあながち間違っていないと私が思うが・・・それを頑なに拒み「韓流スターと政治話を絡めるな!私たちは純粋に彼らを応援したいのよ!」と言っても愛国者の方には伝わらないだろう。この本では北原さんが今まで書いた韓流コラムをたくさん再掲載しそれについて改めて現状を述べていた。北原さんは今も韓流を愛しており、「ふ~ん・・・」という感じで読了した。
March 24, 2013
「食べる日本近現代文学史」は「食べること」が出てくる小説をピックアップし著者(平野芳信氏)がいろいろ批評していた。「食べることと○○」という風に各章書かれており日本の小説に「食べること」欠かせないエピソードだということがよくわかった。まだ未読の本もあり「今度図書館で借りよう」とと思った。「昭和のテレビ欄」は1954~1988年までの新聞のテレビ欄をひたすら羅列してあっただけだった。多分関東地方の新聞だと思うが、関西人の私としては「ふ~ん・・・」程度だった。コラムニストの泉麻人氏のような「懐かしの昭和語りコラム」もなく、著者(テレビ欄研究会)らは分担して枠外にいろいろ当時の小ネタを書いていたが、とても詳細な文とテキトーにかかれたものがありレベル的にもごく普通だった。
March 23, 2013
「生きざま」は貴乃花親方の相撲人生と師匠である実父・藤島親方のことが書かれていた。まだ現役時代の大関・貴ノ花をまじかで見ており早くから「(父親のような)関取になりたい」と思い早々に兄と入門するも、口数の少ない親方はそんなに教える事もなく見守るだけで自身が考え行動し必死に打ち込み華々しい出世道を歩んだが、整体師の洗脳疑惑や兄・若乃花関との不仲など相撲以外の話題ばかり先行しほとほと困ったそうな。当時の相撲界はハワイ勢が上位を占めており、日本人力士として兄と共に相撲界を盛り上げたエピソードが書かれていたが私も同世代なので彼の相撲人生はしっかり見せてもらったが、すごくまじめで相撲を愛しているのがよくわかった。一時期八百長相撲疑惑が噴出した時、貴乃花関は一切八百長に応じずガチンコ相撲を取っていたそうな。この本を読んで彼の相撲に対する真摯な気持ちがよ~くわかった。今は育てた力士が幕内に入り、じょじょに成長しており親方人生を歩んでいるが、実子に「相撲をさせない」と言うのには驚いた。その理由も書かれているがそれはもったいないと思う。とても丁寧に書かれておりおもしろかった。「 一日も早く起業したい人が・・・(後略)」は似たような内容の本やインターネットに出ているような無料の開業支援HPとほぼ似ていた。まぁ、この手の「開業コンサル業」はいろんな人がしているのでダメということは一切ないが、書類を提出する役所やお金を借りる金融機関などは同じなので、どうこう説明しても結論は同じなのである。こーいう本の最後には大抵「本人の開業にかける気合が一番必要!」と堂々と書いているのが微笑ましい。
March 22, 2013
「坂本竜馬はいなかった」はあの維新立役者の坂本龍馬が「架空の人物」だったことを証明していた。あくまで著者(細田マサシ氏)の自論なのでこれが正解ではないと思うがなかなかおもしろかった。詳細に内容を書くとネタバレになるのでサラッと流すがなかなか上手く論じられていた。軽く書くと土佐藩の人事抗争が原因で坂本龍馬(海援隊)・中岡慎太郎(陸援隊)が殺されたのは事実だがこの殺された坂本龍馬が三代目の坂本龍馬で一代目の龍馬は初期江戸で勝海舟と共に行動、二代目は長崎で亀山社中を立ち上げた後日本各地で政治活動した人物、三代目が京都で活動し暗殺された人物ということだった。「おいおい、龍馬の手紙や写真、実際にあった人の証言もあるやろう」と反論する人もいるが手紙などは偽造もできるし証言も実は後の話が多いそうな。新政府役人に元土佐藩が大勢加わっているのにもかかわらず、維新の立役者である龍馬の叙勲運動が一切なされておらず、坂本家も没落しているそうな。で、三代目の龍馬を暗殺したのは元海援隊士で明治後大活躍しているある人物である。(本書で名前とその理由を書いています)「龍馬暗殺の黒幕は○○だった」という本はたくさん出版されており、新撰組説・見回り組説・薩摩藩・紀州藩(いろは丸事件の件で)などがあるがこの本では「土佐藩説」だったがこの説を尊重すると十分理由は通る。いや~いろいろ書きたいがこういう本は実際に読んで欲しいのでこの辺で終わりますが、「私、坂本竜馬を尊敬しているんですよ~」と言う人にぜひ読んで欲しい1冊だ。
March 21, 2013
「ヒトラーとは何か」はドイツ人の方が書いたヒトラーの挫折や失敗について語っていた。ヒトラー青年は30歳まで無職(働く気がそもそもなく親の遺産を食い潰していたそうな)を貫き、第一次世界大戦時にドイツ軍に志願、負傷しその時「政治家になる!」と志しそのままナチスの総統となり26年の政治家人生を過ごしたそうな。著者は30歳までのヒトラー青年の「陰の部分」と政治家となった後半26年(陽の部分)の人生に分け、彼の根暗な性格な部分、ナチ党や高級官僚との人間関係が詳細に書かれていた。ヒトラー総統は非常に潔癖症・英雄なのに女性関係が恐ろしくキレイ・超健康志向とすごく神経質で本当のことをおしゃべりできる友人が一人もおらず、他の英雄(スターリン・毛沢東)らと比べ陰気な性格なのに疲弊したドイツを復興させたある意味功労者なのである。著者はヒトラー総統の失敗を取り上げkの本を書いていたが内容的に頭蛇尾だった。確かに最初の部分(30歳までの人生部分)は非常に上手く論じていたが、後年の政治家部分は「う~ん・・・ヒトラー総統一人の責任か?」と思うところが多々あった。ヒトラー総統の本当の敵はユダヤ人ではなく、「旧来のドイツ人」だったそうな。「旧来のドイツ人」とは貴族の称号を持つ政治家や軍人、大商人で30歳まで無職だったヒトラー青年は「あいつらがいる限り、オレがうかばれない」お本気で考えていたそうでヒトラーが政権を取ると彼らを放り出しヒトラーの側近を重用し政権運営したそうな。他にもいろんなエピソードが書かれていたがまぁ、こんなものだろう。ヒトラーの「鬱気質な部分」がたくさん書かれていた。「検察に嵌められた政治家たち」は新党大地の鈴木宗男氏・松木謙公氏、衆議院議員・石川知裕氏3氏による「国策捜査の裏側」が書かれていた。特捜部が微妙な罪で逮捕し、関係者から微妙な証拠を出させマスコミに情報をリークし犯罪人のイメージを国民に植え付け社会的に抹殺するそうな。確かに逮捕された後の裁判で無罪判決が出されており、検察はこれで十分だそうな。しかし、それをやられた議員は負のイメージが定着し次の選挙では苦戦→落選→ただの人と負のループにはまるそうな。で、これをやられる特徴は「反アメリカ」だそうな。古くはロッキード事件の田中角栄元総理、ムネオハウスで問題になった鈴木宗男氏や元外務省職員の佐藤優氏(ロシアのプロ)などアメリカの政策や利権を邪魔すると発動されることがあるそうな。逆に親米派だった小泉純一郎元総理や最強のブレーンだった自由経済信奉者の竹中平蔵氏・規制緩和のオリックス宮内氏などはすごくアメリカでは評価が高い。戦後もうすぐ70年を越えるのにまだまだアメリカの支配下にあるのがよくわかった。
March 20, 2013
「明治神宮」は明治天皇が崩御された後、渋沢栄一氏が中心に明治奉賛会を立ち上げ明治神宮と外苑(人工林)と聖徳記念絵画館を設立した歴史が書かれていた。この明治神宮建設の物語は多くの本やTV番組で当時の記録を紐解き、関わった人物や技師、日本各地から寄贈された木々のエピソードが紹介されており、流れは大体知っているがその通りだった。現代と大きく違う部分は皇室が心より敬愛されており、財界・国民から莫大な基金や木々が寄せられ西洋でみっちり学んだ若き技術者たちが加わり最高の神宮と広大な人工林・絵画館が順次作られ多くの市民の憩い場になったそうな。いや~すごい近代化プロジェクト話だった。現代人なら「宗教が・・・」とか「一部の(プロ)市民の反対意見が・・・」とか左巻きのコメンテーターや学者・政治家が嬉々として反対するだろう。なかなか興味深い内容だった。「どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由」は評論家・西部進先生による「左翼のホンネ」を鋭く切っていた。西部先生自身も学生時代に左翼の活動をしており、外部から見た左翼像を適当に書いているのではなく「内部を知っている人」の意見だったがなんせ内容が難しかったw 左翼が主張している事柄(平和・国防・民(たみ)・権力)などのキーワードを選び西部先生は語っていた。まぁ、じっくり読んで欲しい1冊である。
March 19, 2013
「落語の国の精神分析」は精神科医で落語好きの著者(藤山直樹氏)が「落語の国の人々」ともっとも敬愛する故・立川談志家元への思いが綴られていた。故・立川談志家元がマクラや文章で書いているが「落語の主人公のほとんどがはダメな奴」と言っているように何か問題(アル中や暴力・浮気癖・骨董購入への浪費癖)を抱えている人が問題を起こし周囲の人を巻き込むというのが落語のおもしろさだと書いていた。まさにその通りだが昨今では人権意識がとても高まり、公に人を批判することはいけないこととされており落語が放送しにくくなっているそうな。いくつかの落語から与太郎系の主人公をピックアップし、現代風の診断をしていた。後半は敬愛していた故・立川談志家元への思いが熱く語りお弟子さんである立川談春師匠と対談をしていた。なかなか本格的な診断でおもしろかった。「既卒・フリーターの就職一発逆転の法則」は一流大学以外の並みの大学出や誇れるほどの職歴がない既卒者が「どうしたら、一流大卒を出し抜き大手企業に就職できるか?」というヒントが書かれていた。要は頭ではそういう一流大卒にはかなわないので、これまでの経験で勝てばいいじゃんということだった。大学中退でも世界一周や起業、英語以外の外国語で本を何冊も書くとか一流大学生がなしえないようなことを試験官にアピールし、就職マニュアル本を一切使わずあくまで「堂々とした自分らしさ」をアピールすれば道が開けるそうな。著者はこういう方法で多くの並みの学生を大手企業に入社させたそうな。ここで小話を一つ。某大手銀行では少数の東大卒と波の大学卒を大量採用するそうな。その理由は「東大卒ばかり採ると、雨の日に誰が集金に行くのか?」だそうな。そういうことですねw
March 18, 2013
「ネット右翼の矛盾は安田浩一氏・山本一郎氏・中川淳一郎氏3氏による「ネット右翼考察」が書かれていた。この3氏はネット右翼の方々や実際に行動されている団体から反日文化人とレッテルを貼られているそうな。そうなった理由や世間で言われている親韓的な報道のウソホントや在日特権について書かれていた。安田氏の文章は以前読んだ本そのままの内容だったが山本一郎氏・中川淳一郎氏は初見でなかなか興味深くおもしろかった。「ビートたけしの幸せ三面記事新聞」はTBSの「情報7daysニュースキャスター」内のオープニングトークとビートたけしの三面記事新聞コーナーからおもしろかったネタを書籍化したものだった。私はこの番組をほとんど観たことがないのでほぼ初見だったが、昔々「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」でしていた「こんな○○は嫌だ」とか「こんなオヤジは○○だ」というネタとほとんど同じだったがとてもおもしろかった。久々に読みながら爆笑してしまった。いや~ビートたけし氏がすべて考えていないと思うがどのネタもバカバカしくておもしろかった。
March 17, 2013
「「捜査本部」というすごい仕組み」は大学を卒業後、警察官僚になるも見切りをつけ司法試験を受け弁護士になった著者(澤井康生氏)の警察Q&Aだった。警察庁と警視庁の違いや警察学校のカリキュラムや警察官の捜査方法が書かれていた。で、お題の「捜査本部」とは企業でいうところのプロジェクト・チームで警察本部の刑事が指揮を執り、各警察署の刑事が補助や支援をするそうな。わかり易くいうと織田裕二さん主演の「踊る走査線」の青島君→湾岸署(いわゆる一般警察官で東京都採用)、室井さん→警察本部(国家公務員で警察官僚)という感じ。この新書は初学者向けで刑事モノが好きな方なら物足りない内容だろう。まぁ、こんなものだろう。「名門大学入試問題で知る「反」日本史」は読み物ではなく歴然とした「歴史の参考書&問題集」だった。感想は特にないがまぁ、こんなものだろう。
March 16, 2013
「シネマの極道」は時代劇全盛時代の東映に入り、映画監督を目指したが偉い人に「君は体が大きいのでプロデューサーに向いている」と意味不明なことを言われしかたなくプロデューサーに転向し数多くの任侠映画をプロデュ-スし一時代を作った日下部五朗氏の映画人半生記だった。著者が東映に入った時は大御所先生方が時代劇を作っていたが興行的に危なくなってきており、次の一手を考えないといけない時に「任侠モノ」を思いつき毎年3.4本新作映画をプロデュ-スしたそうな。内容的には「昔は良かった・・・」という本だがなかなかおもしろかった。今なら「任侠モノはよくないザマス!」とすぐストップがかかるだろうが当時はまだ規制が少なくできたのだろう。もうこんな映画黄金時代はこないだろうなぁ~。「これがメンタリズムです」は最近TVで観るメンタリスト・DaiGoさんの手記だった。メンタリズムとは脳の錯覚や人間の心理的な作用、暗示、誘導話法を利用した超常現象だそうな。わかり易くいうと素人さんがスプーンを簡単に曲げてしまうようなことを即興でしてしまうパフォーマンスだ。その第一人者のDaiGoさんが自分はこうしてメンタリストになったということが書かれていた。この本でもスプーン曲げや他のパフォーマンスの解説していたが、私は暗示と誘導話法に「これは、うまい!」と思った。人間は警戒しているようでも実際には「脳」に隙があり、そこを上手く利用すれば簡単に思いのままに操れるというのに感心した。かなか興味深く参考になった。
March 15, 2013
「話のおもしろい人、ヘタな人」は立川談四楼師匠のエッセイ。談四楼師匠は立川談志家元のお弟子さんで落語協会脱退前の楽屋修行経験者で大先輩の師匠方・先輩の兄さんから小言や雑言を言われ続け、先輩やお客さまに対する礼儀作法を叩き込まれたそうな。そういう過去のおもしろエピソードをケース・スタディー風に書かれていたが「芸人である前に一般人である」ということを踏まえ、一般社会でも通用する挨拶・礼儀作法やミスをした場合のフォロー対策方法が丁寧に書かれていた。実はこの本2度目の読みだがとても参考になる。こちらから先に挨拶(←談四楼師匠がもっとも重要視しています)やお礼・おわびをすることで好印象になるそうな。なかなか良かった。「男の貌」は企業モノの小説を多く書かれている高杉良さんが実際に取材した、中山素平氏(日本興業銀行)、森和夫氏(東洋水産・創業者)、八谷泰造氏(日本触媒・創業者)の三名の「本物のリーダーとは?」ということがドラマティックに書かれていた。まぁ、薄い本だったが内容は濃くおもしろかった。確かに昨今の政治家にしろ企業のトップにしろ「ひ弱で世間に媚びヘラヘラ」しているようだが骨太な政治家や企業のトップが出てきて欲しいものである。
March 14, 2013
「消えた将校たち」は先の大戦中にソ連のグニェズドヴォ近郊の森で捕虜となった約22,000人(ポーランド軍将校、国境警備隊員、警官、一般官吏)が内務人民委員部によって銃殺されたカティンの森事件の真実が書かれていた。現状ではソ連の内務省が正式に射殺命令を出しており、ソ連が犯人とされているがこの本ではソ連も犯人だが共犯国がいるのではないか?ということが書かれていた。ポーランドはソ連・ナチスドイツが半分ずつに割譲しており、ナチスの高官も関わっているのではないか?とされていた。戦後のニュルンベルク裁判でこの事件のことが取り上げられそうになったが戦勝国のソ連が「ドイツがしたことだ!」とウソの主張したがアメリカ・イギリスはソ連内務省が虐殺に関わっていたことをすでに知っていたので結局取り上げられずうやむやに終結したそうな。著者は別の国が関わっていることを調査していたが、世間ではソ連の単独犯行説が支持されているようだ。一応最後まで読んだがなかなかわかりにくい話だった。ソ連も戦争中に2万人以上の捕虜を食べさせていくのは大変なので、段階的に間引きしたのが正解だろう。ちゃんと内務省長官の署名入りの命令書が発見されているのでウソはないだろ。まぁ、こんなものだろう。「のせ猫」は4匹の猫にいろんな小物や野菜を乗せ撮影したおもしろ写真集だった。4匹とも嫌がるそぶりもなく、ちゃんと整列して写っており飼い主さんとの信頼関係があるのがよくわかった。3匹は成猫で1匹だけ子どもの猫で特にその子がオッドアイでとても可愛かった。
March 13, 2013
「橋下徹現象と部落差別」は橋下氏の父親の出身について報道した週刊朝日とメインライターの佐野さんが世間や市民団体から批判され、朝日新聞社と佐野さんが謝罪した後のことが書かれていた。この事件で反橋下派のライターや文化人、マスコミ各社は惨敗を帰しこれ以降橋下氏を貶める記事や報道が一切されなくなり「大阪は橋下氏の天下」としていた。私は橋下氏が嫌われる理由をよく知らないが、マスコミ業界にやたら反橋下派が多いのだろうか?この本にも「これだ!」という明確な理由は書かれていなかったがやっかみや嫉妬だと思う。橋下氏は有能な弁護士→人気コメンテーター→大阪府知事→大阪維新の会結成や大阪市長当選と失敗もせずトントン拍子で成長してく様が「何か腹が立つ」のだろう。なかなか全国区ではわかりにくいと思うが実は橋下市長は大阪でかなり人気が高く、グジグジ言っている方が大阪市外や近畿の他府県の方が多いのであるw 最後まで読んだが反橋下派連中の「負け惜しみ本」だった。悔しければ選挙にでれば・・・ねぇ。「ヨーロッパの皇帝・国王200人」はヨーロッパ各地の歴代王様の肖像と経歴がひたすた掲載されていた。ほとんどが問題のある王様で暗殺・幽閉されており、いかにもヨーロッパらしい王様列伝だった。名君がとても少なくおもしろかった。そら市民革命も起こすわな。
March 12, 2013
「小さなことにくよくよしない生き方は明石家さんまのプラス思考に学べ」は明石家さんまさんの発言から著者(久留間寛吉氏)が引用し書籍化していた。さんまさんの口癖は「しゃーない(しょうがない)」で芸で失敗してもしゃーない、離婚してもしゃーない、クヨクヨしてもしゃーないと前向きに考え自虐ネタや欠点(でっぱとか離婚)を笑いに利用し人気を博し第一線で活躍しているさんまさんをべたぼめしていた。薄く文字の大きい本なのでサクサク読めたが同期の島田紳介さんや後輩のダウンタウンと違う「陽気さ」を兼ね備えており、根明な人であることがよくわかった。まぁ、こんなものだろう。「ボクの教科書はチラシだった」は昨年急逝した流通ジャーナリストの金子哲雄さんの自伝だった。小学三年生から金子家の「買い物担当大臣←本人命名」になり、毎日チラシをかき集めその日一番安い商品を買い求め近所のおばさんたちにその情報を伝えていたそうな。金子少年はもうその時に「将来、TVに出てこいう仕事をしよう!」と考えており、常に安いモノの情報を張り巡らし周りの人たちに情報を伝えたエピソードがたくさん書かれていた。金子氏のご両親は「勉強しろ!」とほんんど言わず、金子少年の「買い物担当大臣」を後押しし自由にやらしていたそうな。(余談になるが金子さんの姉と弟2人がいたが、いずれも病死。金子さんも41歳の若さで逝去されてます)私は後年の金子さんしか知らないがこんなすごい人生だったとは驚きである。もう少し長生きし、本を出版して欲しかったなぁ。
March 11, 2013
「テレビコメンテーター」はニュース番組やワイドショーに出ている文化人についていろいろ語られていた。著者(中野雅至氏)自身も兵庫県立大学の教授ながら関西圏のTVに多々出演されており、その見えざる世界が詳細に書かれていた。コメンテン-ターにもいろいろ分野があり元政治家や元マスコミ関連枠、元スポーツ選手、現役教育関連枠、外人枠と大体決まっておりこっちが「TV出たい!」と思ってもこの業界は基本「待ちの商売」らしく出るまでの経験や見識、ユーモアセンスが必要で一筋縄でいかないそうな。専門家なのでちゃんとした意見を言わないといけないし興味のないことでも興味のあるフリをしないと視聴者からすぐクレームがつくし大変な世界だが出れば、本業以外の講演や出版依頼がドンドンくるし大学などは宣伝になるので利益があるそうな。いや~なかなか奥の深い業界だ。「君にはもうそんなことをしている時間は残されていない」は1分、1時間、1日、1ヶ月、1年について「時間の使い方」を説いていた。どんな偉い人、ダメな人、一般人でも24時間は平等に訪れ、必ず死ぬ事が決定しており「時間は有限!」と著者(千田琢哉氏)は書いていた。一応、最後まで読んだが「極論」ばかりだった。例えば1分遅刻する人には会わない→こういう人は次も遅れてくる→会わないことで1分得をする→こういう1分を積み重ねることで時間を別のことに利用できる・・・というようなことが書かれていた。まぁ、効率からいうとそうだろうが、こういう人生って「幸せ」なのだろうか?「たかが1分、されど1分」だが私はこーいう生き方はしたくない。
March 10, 2013
「法律の抜け穴全集」は過去の判例から「こういう場合はお金が取れる!」・「法的に違法だがバレなければセーフ」というような事柄をピックアップして最近話題の著作権に絡むノウハウ、詐欺対策、相続、不動産関係、職場(労働)関係、近隣トラブルなど項目に分け書かれていた。(著者らはちゃんとした弁護士たちで安心して読めるが中途半端な知識でやるとヒドイ目に遭うのでご注意くださいw)この本では改正された著作権の話や運用方法、「こういう場合はアウトorセーフ?」と言うケース・スタディーや多種多用の詐欺の種類や詐欺に遭った場合の法的救済にページを割いており私は「こういう時代か・・・」としんみりしてしまった。いきなりの電話やメールで「お金が絶対儲かります!・「パチスロ必勝法大公開中!」・「未公開株お売りします!」などで本当に大金持ちになれるほど世の中甘くないわなぁ~。そんなにガバガバ儲かるなら他人に教えんだろう。「バカの話は必ず長い」は題の通り話の長い人の特徴やそうなる理由が書かれていた。要は結論をまとめていないからだった。結論がはっきりしないから話が右往左往し聞いている方から「で、こいつ結局何が言いたいわけ?」となるそうな。それと最近の風潮らしいが、長~い一つの話延々より短い話をパラパラ変えていく方が「若者」に受け入れられるそうな。で、適当に良い話をするには結論→その理由→〆(結論ではなく「しめ」ね)を常に考え聞いている人の表情や手足の動き(話に飽きている可能性大)を見つつしゃべる訓練をすれば上手くなるそうな。確かに老成すると話が長くなる。私も気をつけてしゃべらないと・・・。
March 9, 2013
「女子社長の優雅で過激な毎日」は爆笑問題の所属事務所社長が太田光さんの奥さんの太田光代さんが書いた手記だった。TV番組や太田光さんの書いた本で同じエピソードを語っており、残念ながら知っている話ばかりだった。ただ、奥さんの不妊治療の話や太田光さんの実父が亡くなった話は丁寧に書かれておりそこは良かった。社長はまさに爆笑問題の母だった。「寅さん、あなたが愛される理由」は以前BSで放送されていた「衛星映画劇場」の対談まとめ本だった。この衛星劇場で映画が放送される前に山本晋也監督と渡辺俊雄劇場支配人が今回放送される映画についていろいろ対談したものをそのまま掲載していた。私は当時すべて観ていたがあらためて文章で読んでみたがおもしろかった。ご両人による細かい部分の説明やマドンナの思い出などが赤裸々に語られておりとてもよかった。「世界の果てまでチョコレート」はチョコレートバイヤーをしている著者が世界中の「おいしいチョコ」を発見し紹介していた。やはりヨーロッパが中心で創立100年を越える老舗店から新進気鋭のニューウェーブの店がたくさん紹介されていたがどの店もおいしそうだった。しかし、本場ということもあり1粒でも結構お高い!!日本のチョコが安く感じる。私もチョコレートが大好きなので食べ歩きをしたい。
March 8, 2013
「日本人が信じている近現代史は嘘だらけである」は台湾・中国・韓国の日本に対する感情や歴史教育などが書かれていた。まぁ、台湾(著者:黄文雄氏)は親日的で中国・韓国は今も反日的なのか?ということが理由を添えて書かれていたが答えは「反日的日本人」だった。中国・韓国は当たり前のようにウソ・捏造をする国々なので信じてはいけないのに大多数のマスコミ・出版業界・教育界では「当たり前の真実」のように伝えられているそうな。なので海外の反日活動家よりも日本国内の上記の連中たちの方がややこしいというのがおもしろかった。日本人が日本国を貶めるということはどう考えてもおかしいと私は思う。日本でも愛国教育や道徳の強化が必要だろう。「黒田軍団」は黒田如水(黒田孝高)と黒田家に伝わる甲冑・刀剣類、黒田24武将を非常に詳細に紹介していた。来年、黒田官兵衛(後の黒田如水ね)が大河ドラマで放送されるので出身地である姫路では非常に盛り上がっておりとても良かった。
March 7, 2013
「こんなにちがう中国各省気質」はダイキン工業に入り中国各地で商売をされていた著者(高橋基人氏・現在北九州市立大学大学院特任教授)の中国人気質を面白おかしくまとめた中国人論本だった。中国は大きく○○省、○○人自治区、特別市と大きく分けられ各地方ごとに男女の性格、ビジネス上の狡猾さ、各地の有名人、地元料理などが書かれていた。ひとえに中国人と言っても実は他民族国家で気質も大きく違い、慣れない日本人ビジネスマンは振り回されるそうな。逆にこの本を読んでじっくり研究すればしたたかな中国人に「お国はどこですか?」と笑顔で質問できるだろう。基本的な中国人は自己主張が異常に強く、排他的で拝金主義だそうな。なかなか興味深くおもしろかった。「落語を聴くなら古今亭志ん朝を聴こう」は現役の落語家に「古今亭志ん朝師匠の好きな落語ネタは?と師匠とのエピソードを」ということを聞き、語ってもらう新書だった。多くの落語家さんは志ん朝師匠の落語を見たり、直接稽古を付けてもらっており懐かしのエピソードが書かれていた。落語は志ん朝師匠の「火炎太鼓」・「文七元結」・「居残り佐平次」・「道灌」などに触れておりニヤニヤしながら読了した。
March 6, 2013
「誰も教えないこの国の歴史の真実」は元公安調査庁の職員だった菅沼光弘氏の世を憂う手記だった。菅沼氏は東大卒業→公安調査庁に入庁し同じ敗戦国のドイツの大学留学→ドイツ連邦情報局(BND)で対外情報活動部門の実態を調査し旧ソ連・中国・北朝鮮の情報収集を35年間従事し部長で退官したのである。内容は同じ敗戦国なのにドイツには情報機関が存在し、日本国にはなぜできなかったのか?や戦後の親米主義はどうしてできたのか?、先の大戦前からアメリカはどうゆう風に対日政策を練っていたのか?日本の戦後の左巻き教育の徹底された理由、今後日本が参加するであろうTPP問題に触れていた。要はアメリカは早い段階から極東アジアに民主主義の拠点が作りたかったそうな。まだソ連を中心とした共産主義の国に力があり、日本を拠点に民主主義の国をアジアに展開しようとしたそうな。その後ソ連が崩壊し共産主義の魔の手は逃れたが中国の経済的台頭や北朝鮮の恫喝などが起こりまだまだアジアから目が離せない状態だそうな。なかなか興味深い内容でおもしろかったがこういう役所に勤めていた方が情報を暴露して問題ないのだろうか?「ディズニーから勝手に学んだ51の教訓」は堀井憲一郎氏のディズニーランドの良い所を紹介していた。彼女と行くパターン、家族で行くパターン、すいている日や混んでいる日のディズニーランドの対応方法などが書かれていた。私は一度もディズニーランドに行ったことがないがなかなかおもしろかった。まぁ、こんなものだろう。
March 5, 2013
「ドアの向こうのカルト」はエホバの証人(日本ではものみの塔)に母親が「聖書の勉強になる」と軽い気持ちで入信し、すぐにハマり家族にも入るよう強制し子どもだった兄弟や批判的だった父親も入信したそうな。著者(佐藤典雅氏・現在東京ガールズ・コレクションのプロデュースを行う)は9~35歳まで厳しい教義や戒律を厳守し、アメリカと日を行き来しながら布教活動や新人教育をしてきたそうな。教義で「大学にはサタンがいる」という理由で大学にも通えず彼女も作れず「これは本当にためになっているか?」と疑問を持ち、他の人とコミュニケーションをとり話を聞くうちに洗脳が解けエホバの証人を脱退。その後、結婚・就職しまだ信仰を辞めない家族を説得し、洗脳を解くことに成功し今は平和に生活しているそうな。いや~非常におもしろかった。著者の父親は大手の銀行員でアメリカ日本を往復しており、母親はヒマをしており自宅にまわってくる彼女らとおしゃべりをしてアメリカ生活の悩みを解消していたところに、サッと心の隙入り込んだのだろう。なかなかおもしろかった。「二・二六事件蹶起将校最後の手記」は30代中心の青年将校の中に40代の予備少尉(山本 又(また)が参加しておりその方が決起将校の手記(題は日本革命史)をまとめ保存していたのを発掘し、原本を公開していた。内容は決起の前段階から決起の動向→決起の終結→その後の将校たちの動向が書かれていた。山本予備少尉は禁固10年だったが赦免され5年で出獄し、この本をまとめたそうな。まぁ、これ以外に出版されている各種の記録本、手記や参加者の日記などとかぶるところもありまぁ、こんなものだろう。
March 4, 2013
「ファミリーレストラン」は日本の外食文化史について書かれていた。古典的な食堂は早い時代からあったがモダンな高層建築が可能になり百貨店の屋上に大食堂ができ高価であるが西洋料理が広く食えるようになったそうな。大正時代には日本各地に本格的な洋食店ができはじめ、今とほとんど変わらないメニューが提供されていたそうな。戦中・戦後は物資不足で高級料理は提供されなくなったが自治体が管理する食堂(民間の指定食堂もあります)ができ、海草や雑穀が混ざったうどんや雑炊が食べることができ戦後は外資系のレストランやファストフードが入り日本の外食文化が完成したそうな。いや~とても詳しく書かれておりおもしろかった。たくさんメニューや値段も掲載されており懐かしい感じがあった。まぁ、こんなものだろう。「何のために生まれてきたの?」はアンパンマンの著者・やなせたかしさんのエッセイだった。おんとし93歳でまだマンガや原稿を書いており、現役感マンマンだった。この本はやなせさんの半生記ともう一つの顔である詩人の紹介でやなせさんが自身が詠んだ詩が書かれていた。「手のひらを太陽に」もやなせさんの作詞で驚いた。薄い本なのでサクサク読了したがなかなか興味深い人生だ。
March 3, 2013
「日本唐揚協会のつくりかた」は実在する一般社団法人日本唐揚協会の設立秘話や会長兼理事長である安久?兵氏のこれまでの歩みが書かれていた。安久氏は大学時代からIT関連の会社を仲間たちと立ち上げて結構儲けていたが会社が大きくなり人が増えさらに利益が出ると派閥抗争や内部分裂が頻発し会社を退社。また次の会社では億単位の取り込み詐欺に遭うも一円も取り戻すことなく諦め、精神的にボロボロな時に「何かおもしろいことをしたい」と思いたち子どものころから愛してやまない「唐揚げ」に目をつけ大の大人がまじめに遊ぼう!をコンセプトに日本唐揚協会を立ち上げたそうな。会社の失敗から少人数運営・小予算・利益を考えない方針で運営をし某大手コンビニの唐揚げをプロデュースし大儲けさせたそうな。著者は小さな団体でもまじめにきちんとした運営をし、大手のニュースサイトに取り上げられるのではなく個人運営のニュースサイトに取り上げられる方が地味に拡散力が強いそうな。今では各地の唐揚げイベントや唐揚げの本の出版、弁当のプロデュースと企業や団体からの依頼でウハウハだそうな。「好きな事を商売にしてはいけない」という格言があるが著者は「好きな事だから断然商売にできる」と公言していたのがおもしろかった。
March 2, 2013
「瀬戸内シネマ散歩2」は西日本の各地が舞台となった映画の撮影現場に赴き、現状や映画に関わった地元民や役所にインタビューをしていた。私は「そんなにないやろ~」と高をくくっていたが、結構あったのに驚いた。私の地元姫路では「ラスト・サムライ」が取り上げられていた。その他にも西日本(瀬戸内地域)が舞台となったところがたくさん紹介されていたが、当時映画のエキストラ参加したりセットととして家屋敷や倉庫を貸したり、元役所の方が撮影に協力したりしたエピソードを懐かしそうに語っていた。映画用に作ったセットはすでに壊されているが建物はまだ残っており、今でも観光客が訪れているそうな。こう、まとめて読むとおもしろかった。「奥の奥の森の奥に、いる」は中高生にダントツに人気のある(らしいw)山田悠介氏のホラー?小説だった。なぁ、設定は山田氏の定番である「ある組織」から囚われた主人公達が死に物狂いで逃げるというストーリーだった。私は40歳なので山田氏の客層ではないが一応読んだが・・・「会話本だった」である。単に主人公と仲間が語り合うだけだった。これは評価がわかれるなぁ~。とりあえずじっくり読む小説ではないと私は思う。
March 1, 2013
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