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「がらくたからたから」はアングラ劇団員から骨董商に転職した著者(マンタムさん※ニックネームです。日本人男性)が20年来の商売経験をまとめた本でおもしろエピソードの部分と古物商の資格の取り方や商売の目利き方法や業界でのウラ話がたくさん書かれていた。非常にユーモラスに書かれており、とてもおもしろかった。もともと使いふるした無名のギターに興味があり、商売以外でもたくさん集めており骨董商に抵抗なくなり、フリマを皮切りに商売を広げ今は骨董業界の偉いさんに登りつめたそうな。骨董商は「だましだまされ」が日常茶飯事の業界で常に勉強をし続けないと、贋物をつかまされるのでなかなか大変で骨董商は短命が多いそうな。この本ではヘンなお客紹介やつかみ様のない先輩骨董商のエピソードはおもしろかった。こういう本を読むと骨董市に行きたくなる。「一日一食」は海外で自然治療法や断食療法を学び、日本でもそれを普及させるための活動をされている石原結実先生の養生訓だった。副題は「40歳を過ぎたら、食べなくていい」で3食しっかり食べると栄養過多になり成人病まっしぐらになるので2食はニンジンとリンゴジュースや生姜や蜂蜜を使った飲み物を取り夕食のみ和そばを軽く食べて日々運動をしようということだった。著者の石原先生は64歳でもムッキムキで健康そのものだった。私も今年41歳になるのでとりあえず読んでみたが、小食+適度な運動+他人との交流がミソだった。細かいことを書くとややこしので感想のみを書くととても参考になる本だった。私も小食(腹七分目)で間食一切なしをずっ~としているが案外慣れてくるとこれが心地よい。3食しっかり食うのは現代人には不必要だろう。※肉体労働をされている方はちゃんと食べてくださいね。
April 30, 2013
「藤原道長の日常生活」は平安時代中期の公家で時の天皇に3人娘を嫁がせ、天皇に次ぐ権力を手に入れた藤原道長公の人生や政治家ぶりを当時の日記から解説していた。ちなみに道長公が書いた日記(御堂関白記は日本最古の日記)と同じ時代を生きた藤原実資の日記(小右記・55年分の日記)・藤原行成の日記(権記)から藤原道長の公の部分(朝廷の人事や長い長儀式のこと)と私の部分(娘達や屋敷のこと)が非常に詳しく書かれていた。道長公の「御堂関白記」は忘備録で「小右記」は道長公と息子である頼通公の全盛時代の社会や政治、宮廷の儀式の記録で非常に「辛口」な事が書かれており、「権記」は当時の政務運営や宮廷の深い部分まで書かれているのである。道長公は非常に涙もろく心配性だったそうな。しかし、時の天皇や敵対する公家に文句を言われると「こんなオレって大丈夫か?大丈夫か?(現代訳)」と結構心配したり、ムダに長~い宮中の儀式にイライラしたり会議に役人がズル休みし「オレッて嫌われているんじゃーね?」と涙目になったり人間臭い部分が書かれていた。まぁ、天皇に次ぐ権力者なので敵も多く他の公家たちに陰口を叩かれたり、地味な嫌がらせをされたりとなかなか今と変わらないのがおもしろかった。すごいのは原本がちゃんと保存されてるのがスゴイ。「全国神社味詣」は日本各地の神社の境内や周辺のお店で売られている食べ物を少しづつ紹介していた。(※日本各地にあるすべての神社の紹介ではなく、ほんの少しです)神社直営のお店屋さんと門前のお店が便乗商売をしてそのまま百年も経過したお店など各種あり「へ~っ、こんなのあるのか・・・」と感心した。まぁ、おまんじゅうや団子が中心になるが四国はやっぱり「うどん」があった。こういう情報を集めてから朱印をいただきに行くのもいいものである。
April 29, 2013
「ハダカの北朝鮮」は在日朝鮮人の著者(仮名)が北朝鮮の帰国事業で帰国し、労働党傘下の貿易会社で働きつつ韓国に対し工作活動をしていたがなんと韓国に亡命しこの本を書いたそうな。非常に珍しい人生で子ども時代は日本、学生・社会人は北朝鮮、亡命後は韓国といろんな思想の国々を移動しており「三つの目」でこの本を書いてが別の本や新聞・インターネットで言われている通りの内容だったw 著者は対韓国工作に関わっていたらしいがその部分もそんなに深く書かれておらず、一般の市民生活や軍部の規模、国家保衛部の市民監視体制、金一族のエピソードが書かれていた。軍先思想(国民生活よりも軍事活動が最優先)を貫いており、多くの市民は飢えておりまともな生活が送れないそうな。おもしろいエピソードで普段なら金一族の悪口を言っているのに、実際に会ったりすると涙が無意識に流れ「マンセー!」と叫んでしまうそうなw 多分洗脳されていると思うがこういうエピソードはおもしろかった。「亡びゆく言語を話す最後の人々」は少数民族の村やキャンプ地に著者(言語学者)が直接赴き、現地人から言葉を学び少しずつ紹介していた。残念ながら多くの国の政策として「同化と定住の促進」をしており、一般人と少数民族間の結婚や公用語教育が進み、若者はほとんどしゃべれないようになっているそうな。しかし、まだ頑なに放牧をしている民族の一部が自らの言葉を固持しているが後継者不足のため、もうまともにしゃべることができる人物が数人とかそういう言葉もあるそうな。著者の考えでは「多くの少数民族の言葉を残したい!」という思いがあり、世界中の僻地を巡り現地人と同じ目線で交流し語学を学んでいるが、なかなか全部は把握できず時間の経過で消滅してしまう言語もあるだろうが著者にはこのフィールド・ワークを続けて欲しいと思った。
April 28, 2013
「殺戮の世界史」は古代から現代までの戦争・紛争・虐殺・宗教抗争・征服のすべてから死亡者数(行方不明者も含む)を調べ世界ランクとその出来事やエピソードがひたすら羅列してあった。著者はアメリカ人歴史研究者の方なので純粋な日本が関する事案は「第二次世界大戦の枢軸側」くらいしか出ていなかった。まぁ、1位は先に書いた第二次世界大戦、2位はチンギス・ハンのヨーロッパ征服だった。個々の事案の事は書かないがヨーロッパ人(後にアメリカ人)がいかに世界中に土着していた人々に迷惑をかけてきたかがよくわかった。奴隷貿易やアジア・アフリカ地域の植民地化、他国への侵攻、違う宗教との紛争とやりたい放題でいかに白人がひどいかがよくわかった。それと中国も同じように国内政治が安定せず王朝が何回も変わりその度大勢の人々が亡くなっているし・・・。この本ではこれだけでなく、古今東西の暴君列伝の羅列や近代の世界大戦秘話や他文明への征服(ヨーロッパ諸国がなぜ南米やアフリカを目指したのか?)を普通にしていた理由が書かれていた。いや~日本は極東の島国で一時期朝鮮半島や中国・台湾を植民地化したがこのことには触れられていなかったがなぜだろう。宗教もキリスト教vsイスラム教やキリスト教内のプロテスタントvsローマ・カトリックなど多くの宗教間で多くの信者が命を落としているし・・・日本人には理解できないと思う。今でも各地で泥沼の紛争が行われているがその裏で大金や利権(今は多くの地下資源ね)がうごめいており、「本当にいやだねぇ~」と思った。
April 27, 2013
「X51.ORG THE ODYSSE」は世界中見られるUFOや雪男、滅んだはずのナチスとヒトラー(南米で高官と生存していたそうな)を著者自ら調査に出掛け現場を取材していた。著者(佐藤健寿氏)は「UFO・雪男・ナチスの秘密基地はある!」というスタンスをとっており自分の目で確認することを旨としておりそこはとても好感が持てた。しかし、UFOのエリア51(宇宙基地とされているところ)に潜入しようとしたが、警備員に監視され断念。ロズウェルUFO墜落事件の現場に行くももう、何も残っておらず地元のUFO博物館やUFOを信じている民間学者と交流し帰国していた。次の雪男も大きなユキクマ説や単に現地人が宗教用の衣装と帽子で歩いていた説が確定され世界は一気に冷めてしまったようだが著者は現地に入り取材をすると「雪男の頭皮」とされているモノは宗教用の帽子で似たようなモノが寺院に保存されていたそうな。それを被り雪山を歩いていると「雪男」に見えるそうな。それと過去私が読んだ本では原因は「日本人取材クルー説(70年代日本人が現地人に雪男知りませんか?取材し、いつまにか現地では雪男知ってますに変化したのが1つ。もう一つはお金。日本人がバンバン謝礼を出すのでウソや噂を勝手にしゃべりまくったそうな)」でこれも空振り。もうお分かりと思うがナチスの影も・・・だった。著者は現地人や市民研究家と盛り上がり、十分現地を楽しんでおり、そこが良かった。これ以外にも世界各地を旅しておりそれを読むだけでも十分だった。一言言うなら下の注釈も文字が異常に小さく私の目では読む事さえできなかった。そこだけが残念だった。
April 26, 2013
「企業が「帝国化」する」は元アップルジャパン→アメリカアップル本社の開発本部へ移動しipodやマッキントッシュなどのハードの品質保証部のシニアマネージャーになった日本人の方(松井博さん・現在アメリカで保育園経営)が書いた世界企業の裏と表が書かれていた。要は世界中にあるマクドナルド・アップル・エクソンモービルなどがどのような手法を用い世界を征服してきたかが丁寧に書かれていた。著者のいたアップル社では本社勤務者はごく少数で運営し、ほとんどの仕事は世界中の下請け企業に任し薄利多売で儲けるそうな。世界規模で販売するので世界シェアを十二分に押さえ後は細かいバージンアップで儲けたり、次の関連商品や新製品の紹介メールを送り囲い込みを徹底し他社の製品を買わせなくしひたすら搾取するのである。この本ではアメリカの食べ物事情が書かれていたが、多くの貧困層が新鮮な野菜や安全な肉など買えず簡単で超高カロリーのファストフードを好み肥満化が進むが医療費がベラボウに高く治療が受けれず先進国なのにアメリカは平均寿命が低いそうな。日本でもいずれ貧富の差がさらに拡大し、アメリカのようになるだろう。なかなかおもしろかった。
April 25, 2013
「脱しきたりのススメ」は宗教学者・島田裕巳先生の「しきたりエッセイ」だった。日本の昔からある(はず)の豪華なお葬式や結婚式、いろんな祝儀・不祝儀、付け届けが実はそんな昔からあるものではなく近代以降に始まったしきたりで「どーしてそのしきたりを現代人は固持しないといけないのか?」という素朴な疑問を葬式、遺言、祝儀・不祝儀なぜか年金(問題)、結婚式、離婚、不動産について島田先生の自論が書かれていた。個々の話の感想は書かないが祝儀袋に付いている水引きの発祥が髪結いの新商売だったそうな。江戸から明治に移り、ちょんまげを結わなくなり失業した髪結いたちが新しい仕事を・・・ということで作り出して日本中に普及したそうな。また不祝儀用の時は薄い文字でフルネームを書くが昔はいちいち硯(すずり)ですり、書いていたが今はそんな人の方が少なく今では「そこまでこだわる必要ないんじゃーねぇ?」ということでサインペンで書く人の方が多いそうな。確かに「昔からのしきたり」という言葉があるが、よくよく調べると明治以降の発祥の水引きや水子供養など昭和30年頃からとそんなに昔からじゃーないのである。まぁ、自分の価値観でしきたりを破るのもいいんじゃーないかと思った。
April 24, 2013
「タマネギのひみつ。」は日刊ほぼイトイ新聞に掲載されたモノで黒柳徹子さんと糸井重里さんが糸井事務所の一室で「逆・徹子の部屋」をするつもりで企画され、徹子さんをゲストにお呼びし糸井氏が質問する形式の対談だったが・・・実際は徹子さんが8割おしゃべりし2割を糸井さんが「ほー」とか「へー」と進行をするだけになっておりもう普段の「徹子の部屋」になった。徹子さんも自由気ままにおしゃべりし当初はAの話題だったのにBが入り、急にCへと話題が飛びAに戻り「なんのお話だったかしら・・・」というループだった。非常に読者から高評価を得たので後に再度この企画は行われTV創世記の話や森繁センセイとの恋話、あのタマネギ頭の秘密とエピソードが書かれていた。まぁ、「徹子の部屋」を文字起こししたものと思えばいいだろう。(ゲストは糸井重里氏バージョン)「伊号潜水艦」は過去出版された本から潜水艦にまつわる軍人・技術者たちの思いが書かれていた。海軍工廠の技術者による潜水艦進水前の開発秘話から実戦配属され世界の海を潜り、敵商船から開戦初頭の優位な時の対軍艦・空母戦の輝かしい活躍秘話~敗戦間際の特攻支援は敗戦時の艦長の対応やアメリカ海軍側から見た日本海軍の潜水艦話が書かれていた。個々のエッセイにはつながりはなく、各軍人・技術者たちの「潜水艦愛」があふれていた。
April 23, 2013
「ジャニ研!」は40歳の男性2名(批評家とライター)と30代の男性1名(ライター兼国語教師がジャニーズの歴史(これまで排出したグループや個人の紹介)とジャニーズのビジネス戦略(TV出演とコンサート・企業とのコラボ)、秋元康氏率いるAKBやつんく♂率いるモーニング娘。との対比など多角的にジャニーズを解説していた。ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏は日系二世(父親は高野山米国別院の僧侶)で昭和17年の日米交換船で帰国し戦後再びアメリカに戻る。アメリカ公演に来ていた美空ひばりさんと知り合いショービジネスに興味を持ち再来日し、ジャニーズ事務所を立ち上げたそうな。ジャニーさんは日系のアメリカ人二世なのでまだ日本の芸能界になかった(かっこいい)男性だけのグループ(ジャニーズね)を育て歌だけでなくミュージカルのようなダンスなどを取り入れ大成功をおさめたそうな。この本ではその後デビューしたグループや郷ひろみや川崎真世や光ゲンジ、スマップ、嵐、tokioや最近売り出し中のグループなどのヒストリーやジャニーさんの戦略が非常に詳しく論じられていた。おもしろかったのはおニャン子クラブ・AKBやモー娘。との比較考察で一過性ではなく親子で楽しめるコンサートやミュージカルを長年公演しており、本物のエンターテイメントの素晴らしさを知った。いや~大のおっさん3人がジャニーズについて語るので「大丈夫か?」と思ったが十分おもしろかった。「間取り図大好き!」は広告に掲載されている摩訶不思議な間取り図をいろんなパターンごとにまとめ紹介していた。(この本はイベントで紹介したものを書籍化したものです)個々のおもしろ&不思議な間取り図がこんなにあるとは驚きである。多分、不動産屋さんが間違って記載したり適当だったりというのも混じっていると思うが素人の私が見ても「うん?これどこから入るの?」という物件やクローゼットの後ろに風呂場などどー考えてもおかしい物件がたくさんあった。こーいうのはまとめて一気に見ると本当におもしろいね。なかなか良かった1冊です。
April 22, 2013
「日本人が気づいていないちょっとヘンな日本語」は現代の日本人でも「どっちが正しい使い方?」と考えてしまうような言葉や表現を紹介していた。まぁ、この手の本はたくさん出版されており、特に真新しさはないがマンガ仕立ておもしろおかしく書かれており一気に読了した。たくさん書かれているので個々の紹介はしないが、日本人ですらはっきりわからないような言葉や表現を外国の方が完璧に理解できるのは難しいだろう。日本に滞在し「生きた言葉」を体得した方が良いと思う。日本語は難しい部類の語学らしいが、そんなに神経質にならず学べばいいだろう。逆にコンビニ用語やギャル言葉・ネット用語などを一般人でもわからない言葉があるのに・・・近い将来こっちの言葉をおもしろおかしく解説した本が出版されるだろう。
April 21, 2013
「オーケンの、このエッセイは手書きです」はロックシンガーの大槻ケンヂ氏のエッセイだった。「もてたい」が為に音楽を始めたがあまりに奇抜すぎで女の子のファンが離れているという事を体験し、「もてない人はもてない」という事を悟り、UFOや超常現象・オカルトにどっぷりハマリお医者さんから「オカルト禁止」を言い渡され、エッセイや小説などを書くようになり再度音楽活動を始めたそうな。この本では再度はじめたバンドとソロ活動を両立させている今の状況や「音楽や文筆活動などのサブカルで食べているか?」ということがオーケン流の考えで書かれていた。まぁ、一つのことを何年もやりつづけることで何とかなるという事だったw 香港のアクションスターであるジャッキー・チェンもインタビューで「どうしたらあなたのような超一流になれますか?」という問いにジャッキーは「トレーニング・トレーニング・トレーニング」と言ったそうな。何でも浮気せず「コレッ」と決めたことをひたすら精進すればなんとかなるような気がした。なかなかおもしろかった。
April 20, 2013
「世界が一目置く日本人、残念な日本人」はコリア・レポートの編集長・辺真一氏(東京生まれ)が書いた日本・韓国の比較文化論が書かれていた。まぁ、内容はよくある「どうして韓国人は日本に対し○○なのか?」という体裁で辺編集長がそれに答える形で書かれていたがごく普通の内容だった。私が日韓の比較本や嫌韓本・反日本ををたくさん読んでいるので「あぁ、この話か・・・」という事が多いせいもあるがまぁ、こんなものだろう。多くの日本人は「なんで韓国・中国はそんなに反日なのか?」ということにそんなに興味はないだろう。韓国・中国は公教育で反日教育をし、一般人にはプロパガンダ放送で反日思想を刷り込み徹底して洗脳しているが日本国では一切そんなこともなくTV局(マスコミ)は親韓・親中・特定日本人が反日を宣伝だし・・・。そら温度差が出るだろう。日本人は「水に流す」という思想だが韓国は「恨(ハン)根に持つ・(末代まで)うらむ」という思想で永遠に相容れないのなら、もう普通の付き合いでいいんじゃーないの?と私は思う。簡単に「日韓友好!」や「日韓の架け橋になる!」と発言する人を見るとどーも胡散臭さを感じる。「見仏記」はもう見仏20年のベテランコンビ・みうらじゅん&いとうせいこうの見仏シリーズの新作(もう大分前の出版です)主に奈良県の寺院と名古屋の寺院を巡る見仏旅だった。新規の寺院だけでなく過去に行ったことのある寺院も再訪しており懐かしいエピソードもあった。私はこの見仏記シリーズを参考に寺社を巡り朱印をいただいているが実際に寺院にみうらじゅんさんの絵馬やサインが鎮座している寺院を数ヶ所見つけ「うわ~ここで会えたか~うれし~」とテンションがかなり上がりました。なかなかお二人の時間が合わないようだが引き続き見仏をして欲しいものである。
April 19, 2013
「「正しい」とは何か?」は中部大学の武田邦彦教授のエッセイだった。東日本大震災以降、放射能についてメディアに出ていたのを多くの方が見ていると思うがこの本はそーいう放射能の話はなく「世の中の常識やメディアや大企業の垂れ流す情報を疑うべし!」という内容だった。メディアや大企業は崇高な社会正義のためではなく、泥臭い商売をしているので自社の利益の為なら平気で世論の誘導をするので「メディア・大企業=常に正しい」とは限らないないことを書いていた。武田先生も戦争中少年で空襲を体験しており、そういう思いもあるのだろう。この本ではそういう「まやかし」がどうしてできるのか説明していたが、なかなか興味深くおもしろかった。確かに最近のメディアや新聞社はモロバレのステマや○○押しを強引にしており、若い層は飽き飽きしているがまだ情報弱者の高齢者層は「天下の○○新聞が言っているので正しい!」という人がいまだにいるのは仕方ないが・・・。はやりまるまる信じるのではなく、自ら考えることなのだろうなぁ~。「よみがえれ!昭和40年代」は昭和40~49年までの話題になった出来事や懐かしのグッズをクイズ形式で紹介していた。私は昭和47年生まれなので後半になるがおもしろかった。本の知識でいろいろ知っている話はあったが「もう、大分前になるのね~」としみじみ思った。まぁ、こんなものだろう。
April 18, 2013
「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか」はみうらじゅんさんとリリー・フランキーさんが対談をする内容だった。確か同じ多摩美の先輩(みうら氏)・後輩(リリー氏)のはずだが、文科系のご両人なのでお酒を飲みながらのグダグダトークだったがとてもおもしろかった。ご両人ともイラストレーター兼文筆業・音楽と業界を自由に生きており、サラリーマン稼業ではなかなか体験しえない不思議な取材を体験しておりそのエピソードも豊富に書かれておりおもしろかった。編集者からお題「生き方について」・「人間関係について」・「仕事について」・「生と死について」と読者からの人生相談など適当に答えているように見えて案外真理を突いており、こういう(酔っ払い)おっさんになりたいなぁ~と思った。いい味が出てましたw 「理想だらけの戦時下日本」は戦前・戦中の国民を対象とした総国民精神動員運動や傷痍軍人のその後の人生や戦中のラジオ運営などが書かれていた。戦時中は小国民・女性でも身体の健康・健全な精神の育成を早い段階から心がけ体操・水泳・格技を奨励し病気の予防に力を入れていたそうな。男の子は将来の兵士になるため体力の増進で女性は子供を産むため健康第一だったが旗を振る役所が運動ごとに違い、統一した国民運動に発展しなかったそうな。それと戦争で手足を欠損した元兵士たちの結婚や再就職斡旋・国威高揚の為の演説参加など詳しく当時の動きが書かれていた。まぁ、当時の日本国は戦争に勝つためにいろんな運動を展開をしていたが、縦割り行政のせいでどれも中途半端な結果になったそうな。日本国は同盟国のドイツを手本にいろいろ運動をしたようだがドイツのように上手くいかなかったそうな。いや~なかなかおもしろかった。
April 17, 2013
「女信長」は先日TVで放送されたのを見てから図書館で借りました。非常に分厚く読みきるのに難儀したが最後まで読了した。題の通りあの信長公が本当は「御長(おちょう)」という名前の女性で日本版の「リボンの騎士」というところか。その信長(女子)が妻(妻も女子という事を知っている)を娶り、戦国大名として活躍するのは史実通り。でも、端々に「女性の部分」が出てしまい敵大名に惚れてみたり、ヒステリーで焼き討ちをしたり女性特有の部分が出るも支配武将達は気づかず京に上洛を果たす。その後、秀吉・光秀・家康らは気づくも「多分この事実を知っているのはオレだけだ・・・」と過信し個々に信長排除を加速させ、本能寺の変で光秀が「ここで信長は死んだ事にして、御長として生きろ!」と提案しそれを受けいれ・・・。天下は秀吉→家康と移り天台宗の天海という僧が家康の政治顧問も就任するがまさにその天海こそ山崎の合戦敗走後匿った光秀だったというフィクション歴史小説だった。う~ん・・・話はおもしろかった。が、TVでは2日に渡り女優・天見祐希さんが女信長を演じていたが宝塚の男役そのものだった。視聴率はかなり低かったようだが私は十分楽しめた。まぁ、こんなものだろう。
April 16, 2013
「東京吉祥寺田舎暮らし」は日本とイギリスを行き来している著者が(井形慶子さん)日本にいる時住んでいる吉祥寺の四季や町並み人々との触れ合いがエッセイ風に書かれていた。私は関西人なのでよくわからないが吉祥寺は著者によるとまだ田舎になる方でチェーン系のおしゃれなお店もたくさんあるが著者は古典的な喫茶店やおばちゃんが元気に働く個人経営の食堂の方が「ホッ」とするそうな。まだ路地裏に小さなお店や雑貨屋さんが混在しており、武蔵野の面影を残しているが個人経営のお店の閉店や他地域へ移転で街がしょんぼりしつつある事を危惧していた心から。この本は東日本大震災2ヵ月後から書かれており、地震後の支援や持ち家の提供話などが書かれていた。まぁ、「これはすごい!」という話はないが、著者が吉祥寺を愛しているのがよーくわかった。郷土愛のエッセイなのでこれで十分だろう。
April 15, 2013
「困った隣人韓国の急所」は井沢元彦氏と呉善花氏との韓国について対談本だった。内容はもう、多くの本で言い尽くされているような内容で「なぜ韓国は反日政策を取らないといけないの?」や「バレるのになんでも捏造するの?」・「反日国家なのになんで日本が気になって気になって仕方ないの?」というような事から韓国の思想である「儒教(忠よりも考(こう)という考え)」の矛盾や支配者階級だった両班の貴族意識など韓国のダメなところが書かれていた。まさに「うん、うん」という感じだった。個々のエピソードには触れないが日本人と全然違う思考と行動パターンには驚いたしおもしろかった。いまだに「補償せよ」と言いながら日本の悪口や捏造を言えるその口がすごいw 「残すべき建築」は戦中戦後に建てられた日本と海外の名建築の設計者やデザインの背景を紹介していた。日本各地は空襲を受け、焼け野原となり新たな建物が立てられる機会が与えられ設計者が腕を振るい郵便局や美術館・私立大学・公共施設などを設計し50年を経過しても美しいまま現存しているのである。しかし、経年劣化や耐震構造の問題で建替え問題が起こっており「保存or取り壊して新築」の是非が問われているそうな。とても美しい建物の写真が豊富でこれを見るだけでもおもしろかった。
April 14, 2013
「おみやげと鉄道」は日本のお土産文化についてその歴史や各地の有名なお土産のおもしろエピソードが学術的に書かれていた。海外では民芸品・絵画や陶器が中心なのに日本は食べ物が中心だそうな。日本の土産文化は神社に参拝した後にいただく「宮笥(みやげ」という御札や配り物から来ており、古くから日本に根付いていたそうな。江戸時代に庶民でも伊勢神宮に行けるようになり伊勢神宮周辺でお土産が始まり当時は長期間保存できる薬が重宝されたそうな。その後、保存技術が進み、今でも有名な赤福や煎餅・まんじゅう類が爆発的に流行したそうな。すでに日本中鉄道が引かれており温泉地や観光スポットでも「何か土産を考えよう」ということで地域色たっぷりの食べ物系のお土産が誕生したそうな。しかし、時代が戦争中心になっても神社参拝や国内旅行は奨励されますます旅行人口が増え、植民地化された台湾でもバナナまんじゅうや乾燥バイナップルなどが作られ、内地でも食べられていたそうな。戦後は鉄道や高速道路・空港・アンテナショップ・インターネット通販でいろんな土産を買う事がでつくづく日本人の土産好きがおもしろく感じだ。いや~とてもおもしろい文化論だった。
April 13, 2013
「ファッションフード、あります」は昔はやった食べ物・デザートを1970年から2010年まで紹介していた。1970代から記述だが江戸時代の立ち食い寿司や天ぷらの話から書かれており「おっ!これは詳しい~」と感心した。ファッションフードとはその時の流行フードで女性雑誌に取り上げられ爆発的に売れたティラミスなどを上げていた。いつの時代にも「○○が今、流行中!」ということで誰でも食べたかもしれないモノが紹介されていた。70年代はマクドナルドが開業やカップヌードルなどからはじまり2010年まで書かれていた。いや~懐かしいモノばかりだった。ただこの本も紙が安っぽく文字も小さかった。この手の「昔なつかしの○○」というムックや写真集など多数出版されており、これじゃなくてもいいがまぁ、こんなものだろう。「倭人伝、古事記の正体」は邪馬台国九州説や古事記に隠された本当の意味を説明していた。邪馬台国には畿内説・九州説あと四国説など言われており、どれも確証もなくプロの歴史学者からアマチュアの市民学者まで侃々諤々自論を展開しているがこの新書では九州説(福岡説)を説いていた。九州説の第一人者を呼びいろいろ質問していた。私の感想としては「福岡にヤマトという地名が各所にあるとは・・・」だった。なかなか知的好奇心をくすぐる内容だった。私は畿内・九州説どちらかわからないが永遠のテーマだろう。後半は古事記の本来の意味を別の第一人者に聞き、出雲族とのやり取りを解説していた。まぁ、こんなものだろう。
April 12, 2013
「アメリカ黒人の歴史」はアフリカ系アメリカ人(いわゆる黒人ね)がどのように連れてこられ、奴隷から解放されアフリカ系アメリカ人としてアメリカに根付き生きてきたかが書かれていた。砂糖や綿花を大量生産するプランテーションの労働者としてアフリカ各地から集められ、アメリカ南部で働かされていたそうな。当初は奴隷にも自由になる権利が認められていたが持ち主らが反発し、より厳しい条件での労働や親子離散が奨励され奴隷の反乱が頻発し始めた時に白人らによる奴隷解放運動と融合し、南北戦争へと勃発し南部連合が破れ多くの奴隷が解放されたそうな。しかし、白人による差別の歴史がここから始まり職業や居住区・学歴・公民権などで長年差別を受け続けるのである。しかし、昨今ではスポーツ・音楽業界・芸能界で多くの黒人スターを輩出しており一部の黒人が成功している事例をあげていた。そんなアメリカで黒人系初のオバマ大統領が当選したがまだまだ多くの黒人の生活は貧困であらゆる援助が必要だと〆ていた。まさにその通りだろう。「カネと文学」は職業作家に焦点を当てた本で「いつから創作活動だけでたべれるようになったのか」を調べていた。確かに明治時代から「文豪」なる人がいたがそれ以外の作家はほとんどが極貧で樋口一葉など貧困で若くして亡くなっている。大正時代になると文芸雑誌や新聞が庶民にも読まれるようになり、総合文芸雑誌「解放」・「改造」から作家に対する支払いが高額化してきたそうな。当時は今と比べ「情報」を得るすべが新聞や雑誌に限られていたので職業作家の確保が問題化し「とりあえずたくさん払っておけ!」ということでドンドン高額化したそうな。作家側も「雑誌○○ではこれぐらいでしたよ。お宅はどれくらいだせますか?」とすごんだそうな。(大正時代なので当時の手記や手紙がたくさん残っており、すぐに調べられるそうな。)この本では大正初期のギャラ(原稿用紙1枚あたりいくら)から中期~後期・昭和までの価格の上昇を紹介していた。いや~いつの時代も「バブル」があるのですなぁ~。職業作家=食えない職業というイメージがあるが実際は地味に食えていたそうな。先の大戦まで中小新聞社・出版社が日本各地に設立され書き手不足が横行し引く手数多だったそうな。今ならインターネット・携帯・TVなど瞬時に情報を得る手段はたくさんあるが当時は新聞や本しかないが内容がとても充実しており読み物も多かったそうな。最後まで楽しく読了することができた。
April 11, 2013
「ブラック企業」は特に決まった定義はないが従業員に異常に厳しい企業の事を指すそうな。従業員を辞めさすことなく、パワハラ・改善(人格の全否定)・言葉の暴力・激安給料などで「細く長くこき使う」そうな。多い業種は(この本では)外食産業全般・新興IT企業・住宅関連企業などの企業のブラックな所業や過労死・自殺した遺族の話や仕事を辞めた人々のインタビューが書かれていた。最近ブラック企業化が大手企業から中小企業までに広まり、働く側の安定が築けなくなりつつあるそうな。法的に訴えてもブラック企業は反省もせず「社員は使い捨て」と割り切りほとんど改善されず、このままでは日本企業が全般が沈没する恐れが出てくると指摘していた。そもそも何でブラック企業がここまで社会的に許容されているのが不思議だが、小泉総理時代の規制緩和がターニングポイントだと私は思う。う~ん・・・やっぱり社会がもっと動かないと改善されないなぁ~。なかなかおもしろかった。「まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本」は「どうして自分はうまくいかないのだろうか?」とか「他人に悪口を言われているのではなかろうか?」という不安から対人恐怖症やひきこもり・うつになってしまう可能性があるのでどうすればうまく他人と付き合えるか?を指南していた。この本ではケース・スタディーがいろいろ書いてあったが究極は「気にするな」だったw まさに正論だ。他人の意見など聞き流し、楽しいことを考ればストレスも軽減されるそうな。私もおっさん化が進み多少の事は気にならなくなったが、若い頃はすごく気になるかと思うが「多少のことは気にするな」に尽きるなぁ~。
April 10, 2013
「ヤバい経営学」はヨーロッパNo.1ビジネススクールの先生が書いた「こういう○○経営ってあるよね~でもね、そんな(ダメ)経営してたら・・・」という内容だった。その内容は横並び主義(標語やスローガン・ISO取得)・企業買収・リストラ・組織改革などに触れていたが面白口調で書いてあり最後まで楽しく読了した。先生は上記の手法を否定し「独自の経営をしろ。他社と比べるな。独自路線を歩め」だった。企業買収(最近では他国の企業買収も当たり前です)や大規模リストラを成功させても後で大抵揉め莫大なお金を支払うことになるそうな。両社が合意した企業買収なら良いが、敵対的買収はリスクが高く実はなかなか成功しないそうな。それなら時間はかかるが自ら企業を立ち上げ一から立ち上げる方が経営が安定することを紹介していた。こういう経営に関する盲点の話がたくさん書かれていたがどれも「お~っ、なかなかいいじゃん」という内容でおもしろかった。さすがNo.1ビジネススクールの内容である。「ナマコのからえばり7」は椎名誠氏のごった煮エッセイ集だった。まぁ、いつも通り、○○で××を食べて美味かった~とか○○に行って××をした~おもしろかった~という内容だった。私も若い頃から椎名氏のエッセイが大好きで熟読しているが、他愛もないエッセイを何十年も書き続ける力はすごいと思う。大分おじーちゃんっぽくなっているがこのままエッセイは続けて欲しいものである。
April 9, 2013
「生類をめぐる政治」は江戸時代に公布された刀狩や生類憐れみの例の真実が克明に書かれていた。この文庫では「鉄砲」と「犬」のことについて詳しく書かれていたが教科書がウソのようだった。イメージでは幕府・各藩とも鉄砲の取り扱いについて厳しく管理されていたようだが実際はかなり杜撰だったそうなw 鉄砲でも鳥を脅すようの鳥獣鉄砲、イノシシや鹿を撃つ狩猟用鉄砲、村に来る(かもしれない)悪党対策用鉄砲など数多く出回ったいたそうな。表向きは各藩各村「厳重に管理してます(キリッ)」と言っていたが実際は普通に買って所持していたそうな。生類憐れみの例でも「犬」についてエピソードが書かれていたが貧しい層の人々が町から犬がいなくなるくらい食べ尽くしたため、「勝手に犬を食うな!」という意味合いで公布したそうな。(当然、公布後犬を喰らうと処罰されるだろう)犬でも野犬、飼い犬、飼い主がいるが市中をフラフラしている犬など立場があり勝手に食べると後で問題になるのでこうなったそうな。犬は高価なモノだったので犬を飼うなんて豪商や姫君・貴族などに限られており、庶民が犬を飼うなんて大変だったそうな。いや~歴史っておもしろい。教科書では武士が支配していた「暗黒時代」と書かれているそうだが実際はそんなこともなくのんびりたのしく生きていたと私は思う。なかなかおもしろかった。
April 8, 2013
「芸人春秋」は水道橋博士氏による芸人やタレントさんを非常に細かく掘り下げ、博士との濃いエピソードが書かれていた。東国原英夫・石倉三郎(ビートたけしと同じ浅草芸人の大先輩)・草野仁(元NHKアナ・筋肉)・甲本ヒロト(博士と同級生)・堀江貴文(ホリエモン)・テリー伊藤・三又又三・ポール牧(指パッチン)・松本人志8お笑い・映画)・北野武(師匠)などなど綺羅星の方々との現場やプライベートの交流から手紙でのやり取りなど一般人には知られないような楽屋話がおもしろおかしく書かれていた。我々は芸人・タレントさんの上辺だけを見ているがこの本では内面や家族、芸人としての思いについて切々書かれていたが稲川淳二さんが「お笑いを辞めた理由」を知り、「お笑い芸人ってこんなにツラいのか・・・」としみじみ思った。博士の文章もおもしろく一気に読了した。ほんと博士の「地頭(じあたま)」の良さをヒシヒシ感じた。
April 7, 2013
長年、読書マラソンを続けておりましたが、最近図書館から借りる本がなかなか届かず、手元に本がありません。60冊分予約を入れてますがどの本もなかなか順番が来ない状況にあります。なので、読了次第ここに感想を書きますことをお許しください。すいません。
April 6, 2013
食糧の帝国」は現代の話ではなく、昔々の帝国の話のだった。今ある農地が不足し林野を開墾し新規の農地を作るが昔は肥料や灌漑用水がよくなくすぐに使えない農地になってしまい他国へ侵略したそうな。そういう古き帝国の農業システムが書かれていたがまぁ、こんなものだろう。爆発的に栄えた国の末路は大抵食べ物の供給問題が原因で滅びており、今のような世界的な流通機構がない昔々の帝国は滅びるしかなかったのがよくわかった。今でも人口爆発は続いており、天然で生産される農産物は頭打ちになっており、工場で作られる遺伝子組み換え農産物が激増して安全性と高コストが問題視されているそうな。この本は日本を除く世界のいろいろなエピソードが書かれていたが日本人には「ふ~ん・・・」という感じだろう。日本では戦後食糧を求めるためのデモはないし、食糧不足という概念はなかなか生まれないだろう。しかし、食糧自給率は40%くらいという矛盾ははあるが・・・。
April 6, 2013
「橋下徹と石原慎太郎 日本維新の会の陰謀」はたぶん雑誌に掲載されていた記事をピックアップし書籍化したものと思われる内容だった。まぁ、橋下大阪市長が嫌いな一派が集まり書いた内容で、橋下市長の「黒い(とされる)」政治家・財界人脈図や言動が書かれていた。薄いムックなのでサクサク読めたが、う~ん・・・これを大阪庶民が見ても全然気にしないと思う。だって別の政治家だってバックに大手企業や特定の職能団体やJA・郵便局・各種組合の支援を受けているだろう。そら橋下市長だっているだろう。ある雑誌が橋下市長の出身を暴露し、逆に取材した佐野氏や編集長が公式に謝罪しているし・・・橋下市長を狙い撃ちした下種な内容だった。パッとでの日本維新の会が台頭するのが嫌なグループや人物がそれだけいるのだろう。共同代表の石原氏も息子共々、大手建設会社とつながっておりそれにも触れていたが「ふ~ん・・・」程度だった。まぁ、こんなものだろう。
April 5, 2013
「AKB48の戦略!」は田原総一郎氏とAKB48のプロデューサー秋元康氏の対談本だった。なんと田原氏70代のおじさんなのにAKBにハマり実際に劇場に行ったりしているそうな。で、「AKBグループのプロデューサーである秋元氏とぜひ対談したい」という依頼で実現したそうな。田原氏がAKBが出来るまでの企画段階の話、メンバーの選考基準、どうゆう風にAKBを売るか?などの初期の話から出すたびヒット曲を飛ばす楽曲やダンス・ミュージックビデオ制作話、AKB総選挙の裏話まど矢継ぎ早に秋元氏に聞いていた。それに対し秋元氏は丁寧にかつ詳しく返答していたが、すごくわかり易かった。韓国のK-POPアイドルは歌唱力・ダンス・容貌をバッチリ極めてからデビューする「完璧な完成品」だが、AKBはオーディション合格のあとからやっと基礎のトレーニングやダンスをはじめ「発展途上の未完成品」でデビューさせ、ファンと共に成長することを売りにするそうな。秋元氏もこの本で「当然、完成された娘(読みは「こ」)はたくさんオーディションに来るが落としてます」と発言しており「ダンスも歌もまだまだだが目力や醸し出すオーラがある娘をあえて採る」と田原氏に説明していた。AKBも個人差(本ではデコボコ感)を売りにしており、ファンが「この娘がいいから応援しよう」とチョイスでき、「ファンと共に成長しよう!」というのが心地よいのである。いや~秋元氏の戦略はおもしろい。最後は高橋みなみさんと田原総一郎氏の対談もおまけで付いていたが何かおもしろかった。おじーさんを虜にするAKBのパワーはすごい。
April 4, 2013
「鉄条網の歴史」は日本でいうところの有刺鉄線の歴史や使用目的の変遷などが書かれていた。最初は「えらいマニアックな内容やなぁ~w」と思いながら読んだがとても興味深くおもしろかった。日本では立ち入り禁止の私有地の柵や自衛隊や在日米軍の基地を囲うなど決められたところでしか見かけないが世界各地では広大な牧畜・牧草地帯・収容所などでも現役で使われているそうな。鉄条網は1800年初頭アメリカ・フランスで同時に特許が出され、アメリカでは広大な牧畜土地の境界や鉄道と牛の接触を避ける安全柵として広がり、ヨーロッパでは軍事用におのおの発達したそうな。当初は牧畜用→軍事利用(ここでいろんなタイプの鉄条網が開発された)→強制収容所での利用拡大→東西ドイツを隔てたり南アフリカ共和国での白人・黒人を分ける為などいろんなところで使われてきたのである。材料が針金だけなので簡単に作れる為、世界中に拡散し今も十分機能しているのである。著者(石 弘之氏)は朝日新聞社退職後、国連環境計画(UNEP=本部ナイロビ)上級顧問やザンビア特命全権大使を経験した方で発展途上国の支援をされており、多くの鉄条網の現状を見て来てこられこの本を書いたと思うがとてもおもしろく一気に読了した。とても良かった1冊である。
April 3, 2013
「「コンビニ食・外食」で健康になる方法」は管理栄養士の著者がたくさんの方から「食生活相談(カラダマネジメント)」を受け「コンビニや外食」と上手に付き合う方法が書かれていた。イメージでは3食ともコンビニ食で済ますと何か身体に悪い感じがするが、著者は「食べあわせや食べる順番を変えることで十分健康になることも可能だ」としていた。この本では中華屋、居酒屋、牛丼屋、ラーメン、カレー屋などなど各店ごとの後略方法が書かれていたがとても参考になった。食べる順番を少し意識するだけで健康になるというのはとてもいい方法だ。「なぜ和食は世界一なのか」は料理研究家の永山久夫氏の「和食は素晴らしい」という内容だった。先進国ではサプリメントで足りない栄養素を補うが日本人は多用な食材から栄養を補い長寿国を誇っている。そこを指し和食に用いられる野菜、魚類、発酵食品、ダシ類などを紹介していた。永山氏は江戸時代の(食べ物に関する)川柳を引用し、旬の物を喰う素晴らしさや喰うだけでなく「見て楽しむ料理」など和食のエピソードが書かれていた。まぁ、世界に誇る和食マンセー的な内容だがこんなものだろう。ただ、日本でも若者の和食離れや日本酒離れが進み肉食・脂たっぷりの洋食が台頭し、サプリメントを服用する文化が普及しつつあるが今後は「純粋な和食」がなくなるのだろう。
April 2, 2013
「ざこBar」は題の通り桂ざこば師匠の半生記だった。関西では落語家さんではなくコメンテーターとしてTVに出演されており、「小うるさいオッサン」というイメージがあるのである。この本では桂米朝師匠に15歳で押しかけ入門したエピソードからはじまり、兄弟子である故・桂枝雀さんとの内弟子時代の心温まるエピソードが書かれていた。ざこば師匠はそんなに苦労することなく早々に劇場やTV出演を果たし今年芸能生活50周年(朝丸時代を合わせ)のを果たした記念にこの本を執筆したそうな。入門時代→朝丸時代(TVに出まくり、東京でも認知されるまでになる)→ざこば襲名後のざこば時代(ここは奥さんの話や7人いる個性豊かな弟子達のおもしろエピソードなど)→晩年を迎えた今(自前の寄席を立ち上げたエピソードや歳衰いた米朝師匠の話や米団治師匠のイヤごと)の思いが語られていた。非常に分厚いが師匠のこれまでとこれからがおもしろおかしく書かれていた。久々に師匠の落語が見たくなった。
April 1, 2013
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