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マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 13481.38(-62.98)・東1部売買高 18.34 (億株)・同先物 13470 (-60) ・同売買代金 20,988 (億円)・TOPIX 1320.1 (-0.58) ・同時価総額 423 (兆円)・東証2部 2870.25 (-3.43) ・値上がり 796 ・日経JQ 1495.48 (+0.58) ・値下がり 816====================================================================== 30日の東京市場は続落。日経平均は大引けにかけて下げ幅を拡大し、13500円を割り込んだ。自律反発狙いの買いが入り、日経平均は小高く寄り付いたものの早々と下げに転じた。その後は前日終値近辺での攻防が続いたが、円高進行やアジア株安が重石となり後場中頃から先物主導で下げ幅を拡大。心理的な節目の13500円を割り込んで取引を終えた。 自律反発狙いの買いや月末恒例のお化粧買いが入り、比較的堅調に推移したが、上値を買い進む動きは限定的。むしろ、円高進行やアジア株安、今夜の米国市場の動向などへの警戒感からあえなく失速した。あすから下半期相場入りとなるが、スタートとなる7月の株式相場のパフォーマンスは芳しくないようだ。1993~2007年までの15年間において、7月の日経平均の騰落状況は6勝9敗と負け越し。2000年以降に関してみると、2勝6敗と非常に分が悪い。 あすは6月日銀短観が注目されそうだ。代表的な指標である大企業製造業DIの市場予想は+3(前回比-8)だが、これを下回りマイナスに転落ともなれば、投資家心理はさらに冷え込みそうだ。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1495.48 +0.58 4095万株 293社 304社 98社マザーズ指数 540.35 -6.53 381万株 74社 95社 22社ヘラクレス指数 907.34 -8.25 97万株 61社 84社 16社====================================================================== 30日の新興市場は、日経ジャスダック平均は小反発、マザーズ指数とヘラクレス指数は8日続落。マザーズ指数は539.47ポイントをつける場面があり、連日で算出来安値を更新した。米国株安や原油高などネガティブな材料を受けて、売り先行スタート。日経ジャスダック平均は目立った動きが見られず、マザーズ指数やヘラクレス指数も下げ幅は限定的ながら、売買代金は前日分を下回るなど手詰まり感が見られる。 ジャスダック市場では、売買代金首位のセブン銀が堅調。プロパストやワークスAP、暁飯島、Uテク、ビックカメラなども上昇した。楽天やイナリサーチ、フェローテック、Eトレード、ヤフーに対する第3者割当増資を実施するセプテーニ、ニューフレア、インテリ、JCOMなどは下落した。 マザーズ市場では、前日ストップ高のエス・エム・エスが大幅反落。サイバーAやNPC、ミクシィ、ネットイヤー、Vテクなども安い。一方、アクロディアやフリービット、自律反発狙いの買いが入ったアルデプロ、Pワークス、ザッパラスなどは高い。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチやASSETといった主力の不動産関連が軟調。大証やゼンテック、日本通信、アールテック、ぐるなび、デジアーツなどもさえない。半面、マネパやテックファーム、ラ・パルレ、ターボリナックスなどは買われた。≪NY株式相場は金融悪材料や原油高でダウが2006年9月7日以来の安値≫□ダウ平均 :11346.51(▼106.91)□ナスダック : 2315.63(▼ 5.74)□日経225先物 :13560 (△ 30:大証比)□為 替 : 106.05-15□金価格 : 931.30 (△16.20)□WTI原油先物(期近): 140.21 (△ 0.57)□売り :3130万株□買い :5110万株□買越し:1980万株市場からは、「リバウンド期待や投信による買い観測などがあったが、あすの日銀短観やECB(欧州中央銀行)利上げ観測、米経済指標など今週はイベントが多いため、警戒感が強く働いた。米国株に比べ、日本株は売り込まれる状況ではなく、基本的には下値は限定的と見ている」(銀行系証券・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 1972|三晃金属工業 | 369| 51| 16.04| 2| 3878|巴川製紙所 | 272| 28| 11.48| 3| 4723|グッドウィル |5110| 500| 10.85| 4| 6306|日工 | 290| 28| 10.69| 5| 8918|ランド |32900| 3020| 10.11| 6| 5721|エスサイエンス | 11| 1| 10| 7| 8913|ゼクス |47050| 4000| 9.29| 8| 4201|日本合成化学 | 539| 45| 9.11| 9| 4848|フルキャスト |38650| 3150| 8.87|10| 7917|藤森工業 |1468| 109| 8.02|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6453|シルバー精工 | 26| -3| -10.34| 2| 6937|古河電池 |1266| -134| -9.57| 3| 9479|インプレス |18110| -1780| -8.95| 4| 5981|東京製綱 | 288| -28| -8.86| 5| 6482|ユーシン精機 |2495| -230| -8.44| 6| 6955|FDK | 169| -15| -8.15| 7| 6759|NECトーキン | 375| -33| -8.09| 8| 8423|フィデック |52900| -4500| -7.84| 9| 5931|川田工業 | 179| -15| -7.73|10| 9937|セシール | 234| -18| -7.14| 8515 アイフル 1230 +25 10日ぶりに反発。リーマンのレポートなども売り材料視されて、足元では下げ幅が 広がる展開となっていたが、本日はドイツ証券が投資判断を格上げ、リバウンドの きっかけにつながっている。ドイツ証券では、最近の株価下落に特段の根拠がない こと、独立経営のノンバンクとしての希少価値などを考慮して、投資判断を「ホー ルド」から「バイ」に格上げしている。 5563 日本電工 1225 +68 朝方から人気化。中国産合金鉄の7-9月積み取引価格が過去最高値を更新すると報じ られている。フェロマンガンも大幅に値上がりする公算が大きいとされており、同 社などの収益拡大期待が高まっている模様。中央電工も朝方から買われている。 4004 昭和電工 282 +16 後場は買い優勢の展開に。光が弱い屋内でも発電する太陽電池を11月から量産と報 じられている。藤森工業などと開発した「色素増感型」と呼ばれる新タイプの太陽 電池となる。太陽電池関連銘柄の人気化が続く状況下、出遅れ銘柄との位置づけも 高まる展開へ。 8111 Gウイン 348 +19 続伸。スピード社関連として人気化後は調整色が強まっていたが、ここにきて一巡 感も強まり、上値追いの動きに転じてきている。本日は一部報道で、素早い消臭機 能や抗菌機能を備えた素材を開発、4リットル分の汗を消臭することが可能などとも 伝えられており、材料視する向きもあるもようだ。 メバガンク もみ合い。ムーディーズがモルガンの長期信用格付けを格下げ方向で見直すことを 明らかにしたほか、メリルやAIGの損失拡大懸念などを受けて、米国市場では引 き続き金融株の下落基調が継続している。投信買いが下支えする格好になっている とみられるが、明日の日銀短観を控えて、国内景況感の悪化に対する警戒感も拭い きれず。・NY原油、一時1バレル143ドルに迫り最高値更新・米企業主要500社の純利益、4四半期減益 4―6月期見通し ・米航空大手、合理化を加速 国内輸送力1割減、機体購入の先送りも・日・ブラジル両政府、食料と競合しないバイオ燃料開発で協力・政府、骨太方針08を閣議決定 歳出に「最大限の削減行う」明記 ・内閣支持率、26%に上昇・住宅ローン金利、10年物12年ぶり高水準に 三菱東京UFJなど・政投銀、サブプライム損失300億円超 前期、純利益3割減・温暖化対策、G8で年100億ドル超投資――サミット文書案・株主提案不発、波乱少なく 株主総会、27日開催ピーク1315社・トヨタ・松下など100社、途上国の省エネ市場開拓で協議会設立 ・オリックス、国内不動産に3000億円投資 3大首都圏に集中・日立とキヤノン、中小型有機EL実用化へ 技術者を一体化・コマツ、ハイブリッド建機量産 来年度、神奈川に基幹部品拠点 ・石油化学各社、一斉に減産 旭化成、石化製品エチレンを10年ぶり・電力10社すべてが料金見直し 来年1月以降、値上げの公算・トキメック、船舶・油圧機器を増産 国内2工場の体制拡充・鹿島や大成、民間にも工事費用の上乗せ要請 鋼材高で3―8%・トヨタ、ロシア向け部品をシベリア鉄道で輸送・ティラド、熱交換器の海外展開を加速 チェコ・タイで量産・パスコ、マイクロソフトにも航空写真提供 デジタル地図向け・三菱化学、分離材事業に本格参入・日本ハウズ、原弘産の提案退ける――株主総会開催ピーク・加賀電子、半導体商社にTOB・日化薬、経常益25%減――08年5月期・セプテニHD、ヤフーに第三者割当増資9億8000万円・日本化薬、前期経常益25%減 光学機能フィルム不振・アマダ、工作機械で新工場 岐阜で200億円投資・フジクラ、中国などに自動車部品の新工場・NEC、米ソフト会社を320億円で買収・日立、ポーランドで脱硫装置130億円を受注・OMCカードの3-5月、純利益10%減・スカイマークの9―10月運航計画、通常ダイヤに復帰・近鉄、クラブツーリズムを子会社化 今期売上予想を上方修正・関西電、自社株800万株を消却 発行済み株式の0.8%・全農、肥料を値上げ 主要12品目は1―9割引き上げ・ゼファー、今期最終赤字107億円・日本風力開発、発行済み株式数の13%相当の新株発行・しまむらの3―5月期、連結純利益8%減・高島屋の3-5月、経常益14%減 高額品不振響く・アイホンが5.1%の自社株買いを発表・三星ベが4.01%の自社株買いを発表・富士重、トヨタに自社株6100万株を311億円で売却・加賀電子、ADM株を1株950円でTOB 連結子会社化
2008.06.30
7月 経済産業省 ・風力発電の機器製造業やパソコンのリサイクル業など、環境にかかわる ビジネスの成功の秘訣をまとめたノウハウ集を発表する。 ・その名も「環境ビジネスのベストプラクティス集」 ・ノウハウの蓄積が乏しい環境ビジネスの本格的な普及に 役立てるのがねらい ・環境保全の結果も出していて、かつ、利益も出ている ビジネスの事例を60個、紹介されている ・成功要因なども分析
2008.06.30
バレーボール、植田ジャパンが2006年世界選手権銀メダルの強豪ポーランドから金星を挙げた。0-2から3セットを連取して逆転。北京五輪へ向けて好感触をつかんだ。
2008.06.30
29日 ジンバブエ大統領選の決選投票 ムガベ大統領 ・5期目の当選果たしたが、アフリカ連合(AU)の選挙監視団から、 決選投票の正当性を否定され、選挙の再実施を要求されている ・欧米諸国も経済制裁などの圧力を強める ・ジンバブエの国際的孤立がさらに深まっている ・「選挙はムガベ政権によるいんちきの連続で、当選も決まっていた」 と、対立候補の陣営からのコメント ・ブッシュ米大統領は「偽りの選挙だ」とコメント ・ノーベル平和賞受賞者の南アフリカのツツ元大主教は、 「アフリカの首脳はムガベ氏には正当性がないと一致して言うべきだ」と AUこの問題で結束するよう訴えている
2008.06.30
30日 日本国内 国家公務員 夏のボーナスが支給された 期末、皆勤手当 ・総務省によると、一般職の平均支給額は約62万9400円 (平均年齢34.9歳)で昨夏に比べて約4600円の増加 ・最高額は福田康夫首相の約544万円だった。 ・閣僚は約397万円、国会議員は約302万円 ・同じ時期に支給する一般職の地方公務員のボーナスは約59万8900円 (平均年齢36.6歳)で、昨夏比約1400円増加
2008.06.30
プロゴルフの石川遼選手が28日、ハウス食品の「ファイトカレープロジェク ト」に加わることがわかった。 同プロジェクトは、「カレーで日本を元気にしよう!」をテーマに栄養や食 育などを中心にカレー情報を発信するもの。 8月にはハウスのテレビCMに出演することも決まった。
2008.06.30
陸上の日本選手権大会最終日は29日、川崎市等々力陸上競技場で行われた。 男子100メートルは、塚原直貴が3大会連続優勝で、五輪代表に内定。 2位の朝原宣治も五輪出場確実。 その他に、女子5000メートルの小林祐梨子、男子400メートルの金丸祐三、 男子3000メートル障害の岩水嘉孝らが優勝し、五輪代表に内定した。
2008.06.30
米マイクロソフト(MS)の創業者であるビル・ゲイツ会長は27日、会長職 を退くにあたって同社で開かれた送別会に参加した。 ゲイツ氏は7月から非常勤の会長に退くため。 ゲイツ氏は1994年に妻のメリンダさんとともに慈善活動のためのビル・アン ド・メリンダ・ゲイツ財団を設立しており、今後は財団の活動が中心になる もよう。
2008.06.30
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 他人の過ちを見つけるのは簡単だが自分の過ちを見つけ るのは難しい ブッダ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪
2008.06.30
30(月) 【国内】5月建築着工(14:00)5月住宅着工(14:00/前年比-1.7%)5月建設工事受注(14:00)「SPDRRゴールド・シェア」の東証上場中川元自民幹事長の会見《株主総会》NowLding、ソフトクリエイト、ネクステック《決算発表》オーエスジー、MKキャピタル、サークルKS、イオンファン、さが美、ユニー、ダイセキ、ユーストア、イマージュ 【海外】米6月シカゴ購買部協会景気指数(22:45/48.5)《決算発表》H&Rブロック 1(火) 【国内】6月調査日銀短観(8:50/大企業製造業業況3・先行き1・設備投資2%)5月毎月勤労統計(10:30)6月新車販売(14:00)スルガコーポが債権者説明会成人識別機能付きたばこ自販機の全国展開東武鉄道が「東京スカイツリー」の建設着工日本インテグランドHDの上場《決算発表》ジェイコム、不二越、DJHD、久光製薬、ポケットカード、吉野家HD 【海外】日本とインドネシアの経済連携協定発効自民党税制調査会初会合香港市場休場(「特別行政区成立記念日」)EU議長国がスロベニアからフランスにロシア中銀が商業銀行の預金準備率を引き上げ米6月ISM製造業景気指数(23:00/49.0)米5月建設支出(23:00/前月比-0.6%)米6月自動車販売(総計1420万台)《決算発表》コンステレーション・ブランズ、アポログループ 2(水) 【国内】6月マネタリーベース(8:50)《イベント》第21回 インターフェックス ジャパン(東京ビッグサイト~4日)第2回 医薬品原料 国際展(東京ビッグサイト~4日)第7回 国際バイオフォーラム(東京ビッグサイト~4日)《決算発表》アスクル、ABCマート、Fマート、パルコ、東武ストア、ランド 【海外】米6月チャレンジャー人員削減数(20:30)米6月ADP雇用統計(21:15/1.5万)米5月製造業受注(23:00/0.4%)《決算発表》ファミリーダラー、BMO 3(木) 【国内】10年国債入札渡辺金融相の講演《決算発表》宝印刷、ローソン、サンエー、クラウディア、明光ネットワーク、マルエツ、松屋、ニトリ 【海外】ECB理事会米6月雇用統計(21:30/失業率5.4%・非農業部門雇用者数変化-5万)米6月ISM非製造業景気指数(23:00/51.5) 米株式・債券市場が短縮取引4(金) 【国内】5月景気動向指数(14:00)《決算発表》クスリのアオキ、日本オラクル、日本マタイ、CFSコーポ、創建ホームズ、AIT、プレナス、アークス、ベルク、マルヤ 【海外】米国市場休場(「独立記念日」)
2008.06.29
陸上の日本選手権第3日は28日、川崎市等々力陸上競技場で行われた。 男子棒高跳びは、沢野大地が5メートル70で3年連続の優勝、2大会連続の 五輪代表に内定。 男子5000メートルは、松宮隆行が優勝、1万メートルに続いて五輪代表に内 定。 男子110メートル障害は、内藤真人が4年連続の優勝、2大会連続の五輪代表 に内定。 女子3000メートル障害物は、早狩実紀が3年連続の優勝、初の五輪代表に内 定。 国際テニス連盟は同日、北京五輪のシングルス推薦選手として、錦織圭と森 田あゆみが選ばれたことを公表した。
2008.06.29
世界税関機構(WCO)は28日、本部があるブリュッセル(ベルギー)で総 会を開き、御厨(みくりや)邦雄事務局次長(54)を次期事務局長に選出した。 日本人の事務局長就任は初めて。 任期は来年1月1日から5年間。 WCOは約170か国が加盟し、関税制度の調和の推進、国際的な基準作りなど を行っている。 御厨氏は愛媛県出身、東大卒。 1976年に旧大蔵省に入省。 02年1月からWCO事務局次長。
2008.06.29
今日6月29日は、つくだ煮の日。 佃煮発祥の地、佃島(東京)の住吉神社の大祭が6月29日であることから。 「豊かそうで明るくする」 今は、お店の人は、豊かそうで明るくて、お客さんから 見て「ああ、こんな人になりたい」と思わせなきゃダメ なんだ。「こんな人になりたい」って思われないと、もう お客さんは来ないよ。 (『斎藤一人の百戦百勝』(東洋経済新報社)より)
2008.06.29
<28日の結果>広島3-3巨人(7回表降雨コールド)(広島市民)巨002 010 0x=3広002 010 =3■失点直後にすぐに連打で追い付く展開。7回表2死1塁で雨が強まりコールド。■ルイス5回9安3点-横山-シュルツ。アレックス(2本)・栗原が適時打。
2008.06.28
陸上の日本選手権第2日は27日、川崎市等々力陸上競技場で行われた。 男子400メートル障害は、為末大が優勝し、3大会連続の五輪代表に内定。 女子1万メートルは、渋井陽子が初優勝し、初の五輪代表に内定。 男子200メートルは、高平慎士が3度目の優勝、五輪代表に内定。 末続慎吾は3位。
2008.06.28
27日の米株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は前日比106ドル91セント安の1万1346ドル51セントと、2006年9月7日以来の安値で終えた。ナスダック総合株価指数は5.74ポイント安の2315.63と、4月15日以来の安値で引けた。金融機関の財務悪化懸念を誘う材料が続いたことや原油高を受けて売りが優勢となった。 この日はアナリストの予想などを受け、メリルリンチの損失拡大観測が広がったほか、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)にも損失拡大の可能性を指摘する報道が伝わった。午後には格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが、モルガン・スタンレーを格下げ方向で見直すと発表。米金融機関の財務に対する懸念が一段と強まり、金融株を中心に売りが広がった。 原油先物相場が初めて1バレル142ドル台まで上昇したことも市場心理を冷やした。ダウ平均の下げ幅は一時150ドルを超え、昨年10月9日に付けた過去最高値からの下げ幅は、一般に「弱気相場」入りの目安とされる2割を超える場面があった。
2008.06.28
総務省は27日、5月の全国消費者物価指数を発表した。 生鮮食品を除く総合で101.6(前年同月比+1.5%)。 これは、消費税率アップの影響を受けた1998年3月(+1.8%)をのぞけば、 93年3月(+1.6%)以来15年ぶりの高水準。 上昇は8か月連続。 上昇の目立つ主な品目(前年同月比)は以下の通り。 ガソリン18.0%、灯油27.6%、スパゲティ32.2%、即席めん20.7%、チーズ 27.7%。
2008.06.28
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 幸福の便りというものは、待っている時には決して来な いものだ。 太宰 治━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪
2008.06.28
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 13544.36(-277.96)・東1部売買高 19.66 (億株)・同先物 13530 (-320) ・同売買代金 22,760 (億円)・TOPIX 1320.68 (-24.11) ・同時価総額 423 (兆円)・東証2部 2873.68 (-43.66) ・値上がり 328 ・日経JQ 1494.9 (-12.48) ・値下がり 1329====================================================================== 27日の東京市場は続落。日経平均は7日続落で、2ヵ半ぶりに13500円を割り込む場面もあった。米国株急落を受けて、東京市場は全面安となった。日経平均は寄り付き直後に13500円を割り込み、その後は安値圏でのもみあい。週末要因に加え、アジア株安や今夜の米国市場への警戒感が強まり、後場先物主導で下げ幅を拡大し、一時369円安となる場面もあった。 来週は調整色を強める展開が予想される。日経平均は5月中旬につけた直近安値(13540円)及び心理的な節目の13500円をも2ヵ月ぶりに割り込んだ。チャート面からは、大発会につけた年初来高値(15156円)と、3月17日に付けた年初来安値(11691円)を起点とした三角保ち合いから大きく下ブレており、外部環境の悪化が続けば13000円割れも視野に入ろう。NYダウが約1年9ヵ月ぶりの安値に沈んだのを筆頭に、世界各国の株価指数は年初来安値圏にある一方で、日経平均は年初来安値から15.8%も高い水準。他国に比べインフレ懸念は小さいとはいえ、相対的に割高感の強い日本株の下落余地は大きいとみられる。足下の調整で一時期の過熱感、高値警戒感は薄れたとの見方もできるが、商品市況の高騰、米金融不安などが沈静化するまでは反発は期待できない。物色面では、主力株を手掛けにくい状況だけに、材料株物色が続く可能性がある。洞爺湖サミットを約1週間後に控えて、環境関連の勢いが持続するのか否か注目されよう。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1494.90 -12.48 3675万株 154社 435社 96社マザーズ指数 546.88 -20.20 368万株 20社 158社 9社ヘラクレス指数 915.59 -20.97 238万株 14社 135社 11社====================================================================== 27日の新興市場は、日経ジャスダック平均は反落、マザーズ指数とヘラクレス指数は7日続落。米国市場の大幅安を受けて、全体相場と同様に新興市場も寄り付きから売りが先行。地合いの悪化から、その後も終始軟調な展開が続き、特に下げ幅が大きかったマザーズ指数は3月17日につけた算出来安値(555.62ポイント)を更新した。 ジャスダック市場では、楽天やイナリサーチ、インテリ、Eトレード、マイクロニクス、フィールズ、プロデュースなどが下落。セブン銀やフェローテック、ニューフレア、SJHD、フルヤ金属などが上昇した。 マザーズ市場では、ACCESSやサイバーA、アクロディア、ミクシィ、ngi、アルデプロ、フルスピードといった主力銘柄が軒並み大幅安。買いで目立ったのは、エス・エム・エスやNPC、スタートトゥデイのみにとどまった。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチや大証、マネパ、ぐるなび、ASSET、日本通信、テックファームが軟調。ゼンテックやアールテック、デジアーツなどに買いが散見された。≪NY株式相場は業績懸念や原油高でダウ1万1500ドル割れ≫□ダウ平均 :11453.42(▼358.41)□ナスダック : 2321.37(▼ 79.89)□日経225先物:13575 (▼275:大証比)□為 替 : 106.80-90□金価格 : 915.10(△32.80)□WTI原油先物: 139.64(△ 5.09)□売り :2180万株□買い :1890万株□売越し: 290万株市場からは、「1万3500円水準が下値メドとして意識されているが、上値は重い。来週には国内で6月日銀短観、米国で6月米雇用統計などが発表されるが、ポジティブな材料は出難く、当面は1万3500円前後で値固めとなりそう」(大手証券・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 8229|CFSコーポ | 695| 75| 12.1| 2| 4344|ソースネクス |118000| 11000| 10.28| 3| 7987|ナカバヤシ | 201| 15| 8.06| 4| 1972|三晃金属工業 | 318| 23| 7.8| 5| 1332|日本水産 | 514| 33| 6.86| 6| 1805|飛島建設 | 32| 2| 6.67| 7| 9842|アークランド |1239| 74| 6.35| 8| 1895|大成ロテック | 182| 10| 5.81| 9| 5367|ニッカトー | 589| 32| 5.75|10| 9304|澁澤倉庫 | 586| 28| 5.02|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 4723|グッドウィル |4610| -1000| -17.83| 2| 8868|アーバンコーポ | 298| -46| -13.37| 3| 8921|シーズクリエ |7000| -780| -10.03| 4| 1839|真柄建設 | 41| -4| -8.89| 5| 4848|フルキャスト |35500| -3400| -8.74| 6| 6368|オルガノ |1261| -118| -8.56| 7| 8902|パシフィック |44450| -3950| -8.16| 8| 6351|鶴見製作所 | 828| -72| -8| 9| 5804|三菱電線工業 | 130| -11| -7.8|10| 8993|アトリウム |1009| -81| -7.43| 4541 日医工 2620 +110 しっかり。ディフェンシブ銘柄への資金シフトの流れの一環と捉えられ、機関投資 家の資金なども流入しているようだ。本日は、後発医薬品調剤体制加算を受けてい る調剤薬局が、個人経営薬局で77%、チェーン薬局で67%に達しているなどとの一 部調査結果が伝わっていることも材料視のもよう。後発医薬品の普及が進んでいる と言った見方につながっている。 9654 コーエー 1355 +48 堅調。CSが投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げして いることが買い材料。目標株価は1800円としているようだ。ファンダメンタルズが 特に好調であるとはいえないが、株価は売られ過ぎの状態にあると指摘。同社のキ ャッシュポジションは時価総額の44%の水準に達していることなどを挙げている。 9501 東京電力 2630 +90 しっかり。電気料金の算定基準見直しを正式に発表、今回のスキームでは料金政策 に絡んだ配当政策の転換リスクは軽減されることになり、従来想定されていた減配 の可能性が後退したとの評価になっているもよう。野村では、投資判断を「4」か ら「3」に格上げ、今・来期の配当金は60円と予想へ。 1332 日本水産 514 +33 逆行高。メリルでは投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に2段階格上げ している。目標株価も400円から560円に引き上げ。国内水産在庫が想定以上の高値 で取引されており、足元の国内水産事業は会社計画上ぶれ推移となっているもよう と指摘。また、チリ産銀鮭の国内市況上昇などもメリットと。 メガバンク 一斉に売り気配スタートから終始さえない展開に。GSが米国証券業界の投資判断 を「アトラクティブ」から「ニュートラル」に引き下げ、シティに関しては、4-6月 決算で89億ドルの評価損を追加計上する可能性があるとしており、米国市場では金 融株が大幅下落となっている。国内メガバンクに関しても、信用収縮への警戒感が 改めて強まる状況となってきている。・米GDP、1.0%成長に上方修正 1―3月期の確定値・北朝鮮が核計画申告 米政府、「テロ指定」の解除通告・羽田発着便、新規航空会社に優先枠 再拡張で国交省方針・海外からの投資拡大へ 日本株運用、国内運用各社が営業強化・ファンド株主に壁厚く Jパワーや日本興亜、会社側提案可決・富士電HD子会社、仏社との合弁は1―2カ月遅れ・雪印社長、08年度中の乳価引き上げ再交渉の可能性示唆・森永乳など乳業3社の09年3月期、純現金収支が低水準に・ローソンや森永などCO2相殺商品を共同販促・5月のリース取扱高21%減 落ち込み過去最大に・三菱自、北米で1割減産 8月までに人員5%削減・シンガポール水処理研究に日本勢参入 帝人や旭化成など・三菱商事、米天然ガスに出資 生産から販売、一貫体制に・化粧品専門店テコ入れ 資生堂、大型ブランド投入など・大和ハウス、サカイ引越と業務提携 顧客情報を共有・乳価の年度中再交渉も 雪印、引き上げ受諾の可能性・セブン&アイ営業最高益、3―5月 コンビニ・金融事業好調・ダイエー、東証以外の上場廃止を申請へ 7月1日付で・5月の都市ガス販売量0.1%減 15カ月ぶり前年割れ・石油元売り4社の09年3月期、有利子負債が増加・三菱ケミHD他化学5社の09年3月期、ナフサ高で負担増・セブン&アイ、3-5月期営業最高益に コンビニや金融好調・昭和シェル石油、7月の石油製品卸値9.8円引き上げ・昭ゴム、大株主の増資差し止め請求却下・ダイキン、移転価格課税で追徴金35億円 異議申し立てへ・ソニー中期経営計画、7つの1兆円事業創出へ・ソニー、3年間で1兆8000億円の投資 新中計を発表・トヨタ、国内値上げ検討 全車種一斉も視野・ブリヂストン、9月1日から国内市販用タイヤを値上げ・東京電力、9月メドに電気料金と託送料金を見直し・スター精密の第1四半期業績は連結経常15.4%減益・CEF、風力発電能力を18万キロワット超に倍増・水素イオンの電導1万倍に 豊橋技科大、無機物質で・岩崎電気、紫外線消毒装置を拡販 上水用、塩素処理と併用・URBANがCB300億円発行・住軽金、伸銅品の加工賃上げ――7月から、4年ぶり・東レなど合繊各社、7月から一斉値上げ――原油高転嫁 06/25 初値決定-イナリサーチの初値は30万円
2008.06.27
3月期決算の上場企業の株主総会が27日、ピークを迎えた。警察庁によると、集中日としては前年より142社少ない1315社が全国で一斉に開催した。 写真処理機大手のノーリツ鋼機の株主総会が和歌山市内のホテルで開かれ、5割弱の株式を保有する創業家側がセイコーインスツルメンツ(現セイコーインスツル)元社長の茶山幸彦氏を含む3人の取締役を選任する人事案を提出し、可決された。社長昇格予定の喜田孝幸副社長ら5人の取締役を選任する会社案が覆され、総退陣する異例の事態となった。引き続き開いた取締役会で茶山氏が新社長に就任した。 プラント工事の失敗で巨額損失を出したIHIは都内で株主総会を開いた。大幅な決算訂正で約16億円の課徴金支払いを勧告されていることについて、釜和明社長は「株主や関係者の方々に多大なご心配をかけ、改めて深くおわび申し上げる」と陳謝した。
2008.06.27
早くも今年ナンバー1映画や!1985年8月12日。群馬県、北関東新聞の遊軍記者・悠木(堤真一)は、同僚の安西との谷川岳衝立岩への登頂のための準備を進めていた。そのとき、通信社の速報が第一報を伝える。「羽田発・大阪行き日航123便が墜落した模様。乗客乗員524名――」。興奮入り交じる編集局の中で、悠木が全権デスクを命じられた。この未曾有の大事故を巡って、熱狂と苦悩に満ちた濃密な一週間が幕を開ける。そして、高揚と疲労が極限に達した悠木は、あるスクープを前に厳しい判断を迫られることとなる…。1985年に起きた日航機墜落事故を背景に、スクープ合戦を繰り広げる地元新聞社の記者たちの人間ドラマを描いた、横山秀夫の同名小説を映画化。
2008.06.27
26日 北朝鮮 ・6者協議の合意で義務づけられていた「核計画の申告」を 議長国・中国に提出した ・中国外務省が26日、申告を確認した ・期限とされた昨年末から半年近く遅れた ・米国は、ブッシュ大統領が、北朝鮮に対するテロ支援国家指定の解除を 議会に通告したと発表した ・ブッシュ氏はホワイトハウスからテレビ中継で声明を読み上げ、 「我々は北朝鮮の核廃絶という目標に向けて一歩近づいた」と述べた ・北朝鮮は非核化に取り組む姿勢を示すため、核施設が集中する寧辺で27日、 すでに無能力化された冷却塔を爆破する
2008.06.27
陸上の日本選手権大会は26日、川崎市等々力陸上競技場で開幕した。 男子1万メートルは、松宮隆行が27分51秒27で3年連続優勝。 北京五輪代表に内定した。
2008.06.27
サッカーの欧州選手権は25日、バーゼル(スイス)で準決勝の1試合目が行 われた。 試合結果 ドイツ 3-2 トルコ ドイツがトルコを下し、1996年以来3大会ぶりの決勝進出。 準決勝のもう1試合、ロシア-スペインは26日に行われる。 決勝は29日。
2008.06.27
<日経平均>13,515.12 ▼307.20 <東証一部>出来高 9億1,013万株値上がり銘柄数 169値下がり銘柄数 1,473<為替>106.99 ▼1.09 米国株の下落を受けて幅広い銘柄に売り先行 日経平均大幅続落 26日の米国市場やシカゴ市場の日経平均先物が大幅下落となり、為替も円高に振れたことに加え、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しと伝えられたことなどから売り先行の始まりとなりました。日経平均は大幅に値を下げて寄り付き、その後も下げ幅を拡大、13,500円を割り込んだ場面ではようやく下げ止まったものの、上値の重い展開が続きました。引けにかけても特に目立った買戻しなどは見られず、日経平均は大幅安で前場の取引を終えています。 主力株はほぼ全面安となりました。ディフェンシブ銘柄として電力・ガス株が堅調、電鉄株なども下げ幅は限定的となりましたが、米国の金融株が格付け引き下げなどを受けて下落したことから国内の銀行・証券株が軟調、米国景気の先行きへの不安が強くハイテク株、自動車株などの輸出関連銘柄が軒並み下落となりました。また、好調な業績の期待される海運株や機械株なども利益確定売りなどに押され軟調です。小型株も見切売りや手仕舞い売りなどがかさんでおり、日経ジャスダック平均は軟調、東証2部株指数や東証マザーズ指数は大幅安となりました。 注目された米国の経済指標もそれほど悪いものではなく、朝方発表された5月の鉱工業生産指数の速報も市場予想を上回ったのですが、サブプライム問題やインフレによる企業業績への影響が懸念され、日本市場も下値を探る展開となっています。それでも下値の節目と見られる13,400~500円の水準では下げ止まっており、売られ過ぎたところでは押し目買いや値ごろ感からの買戻しなども入っているようです。週末、また月末も近いということで後場も手仕舞い売りなどから軟調な地合いが続きそうですが、引き続き13,500円水準を保つことができるかどうか、注目されるところです。
2008.06.27
宝塚記念 枠順確定のお知らせ!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━6月29日(日)阪神競馬10R(15時40分発走予定)第49回宝塚記念(GI・芝・右2200m)の枠順が確定いたしました。=================================== 枠 馬 馬名 性齢 負担重量 騎手=================================== 1 1 インティライミ 牡6 58.0 佐藤哲三…………………………………………………………………………………………… 2 2 メイショウサムソン 牡5 58.0 武豊…………………………………………………………………………………………… 3 3 フォルテベリーニ 牡6 58.0 鮫島良太 3 4 アルナスライン 牡4 58.0 和田竜二…………………………………………………………………………………………… 4 5 サクラメガワンダー 牡5 58.0 福永祐一 4 6 アドマイヤオーラ 牡4 58.0 安藤勝己…………………………………………………………………………………………… 5 7 アドマイヤフジ 牡6 58.0 川田将雅 5 8 ロックドゥカンブ 牡4 57.0 岩田康誠…………………………………………………………………………………………… 6 9 エイシンデピュティ 牡6 58.0 内田博幸 6 10 ドリームパスポート 牡5 58.0 蛯名正義…………………………………………………………………………………………… 7 11 アサクサキングス 牡4 58.0 四位洋文 7 12 カンパニー 牡7 58.0 横山典弘…………………………………………………………………………………………… 8 13 アサカディフィート せん10 58.0 小牧太 8 14 エアシェイディ 牡7 58.0 後藤浩輝===================================
2008.06.27
岐阜県の食肉販売会社「丸明」の吉田明一社長(65)は26日、飛騨牛の表示 偽装について同社で会見し、偽装を初めて公式に認めた。 ・3等級以上の「飛騨牛」を2等級以下の肉に表示、販売した等級偽装 ・消費期限の改ざん ・賞味期限切れの牛肉の混入 などについて、自ら従業員に指示していたことを認めた。 進退について、引責辞任する考えを明らかにした。
2008.06.27
◆米国市場◆6月26日<NYダウ>11453.42 ▼358.41<NASDAQ>2321.37 ▼79.89<為替:NY終値>106.79-106.85 泣きっ面に蜂、と悪い時には悪いことが重なり大幅下落となりました。朝方発表のGDP(国内総生産)改定値は上方修正、中古住宅販売は予想を上回り、新規失業保険申請件数は予想より悪かったとは言え先週と同じ水準であり、経済指標を見ているとここまで売り叩く必要も無いように思われましたが、FOMC(公開市場委員会)でも明確な見通しが見られなかったことに加え、倒産の噂や投資判断の引き下げなどが相次ぎ、原油価格も貴金属価格も高騰、スタグフレーション懸念が強まり、ドルを売る動き「質への逃避」が起こったものと思います。 センチメントの悪い中で悪材料に敏感に反応したということです。原油価格の高騰が企業収益に影響を与え、景気底割れとなるのではないかとの恐怖感が一斉に売りに走らせたものと思います。3月の急落時の雰囲気よりは1月の急落時の雰囲気に似ており、実体経済の悪化と言うよりは株価の下落に対する恐怖感が売り急がせたものと思います。好調な経済指標の発表などで下げ止まるというよりはFRB(連邦準備理事会)などの態度がはっきりとすることや業績好調な銘柄が出てくれば底入れ感が出て来るのかもしれません。 個別にはこの日の悪役となったGM(ゼネラルモーターズ)が大幅下落、フォードも連れ安となり、同様に厳しい見通しが示されたシティグループが下落すると金融株全般が売られるというような状況でした。予想を下回る一株利益を発表したリサーチインモーションや慎重な収益見通しを発表したオラクルも大きな下落となりました。
2008.06.27
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 女は弱し、されど母は強し。 ヴィクトル・ユーゴー━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪
2008.06.27
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 13822.32(-7.6) ・東1部売買高 18.17 (億株)・同先物 13850 (-30) ・同売買代金 20,254 (億円)・TOPIX 1344.79 (-1.29) ・同時価総額 430 (兆円)・東証2部 2917.34 (-1.62) ・値上がり 682 ・日経JQ 1507.38 (+0.86) ・値下がり 930====================================================================== 26日の東京市場は小幅続落。日経平均は大引けにかけて下げに転じた。米国株高を受けて、朝方の東京市場は上昇スタート。日経平均は買い一巡後に下げに転じるも早々と切り返し、後場は上げ幅を100円超に拡大する場面もみられた。ただ、上値は重く、大引けにかけて見切売りが広がり下げに転じた。 米FOMCが無事通過したことで、様子見を決め込んでいた投資家の戦列復帰を期待したが、肩透かしに終わったようだ。東証1部の売買代金は辛うじて2兆円台はキープしたとはいえ、前日比6.5%減の2兆254億円と低迷し、上値を積極的に買い進むだけのエネルギーは乏しい。また、これまで相場を賑わっていた材料株は下火になりつつあるようだ。GSユアサに代表される電池関連、井関農機に代表される農業関連が総崩れとなり、材料株物色も終盤を迎えたとみられる。その一方で、外国為替相場で円相場が対ユーロで導入後の最安値を更新し、ユーロ高メリットのハイテク株に堅調な銘柄が散見された。 日経平均が6日続落する一方で、債券相場は5日続伸。6月16日に1.895%まで上昇した長期金利は1.645%まで低下している。これまでのように明確な「債券買い・株売り」のような極端な動きはないが、債券相場の上昇は投資家のリスク回避姿勢の証左と思われる。その意味でも、あすは5月CPI(全国消費者物価)に注目したい。CPI上昇が債券相場の下落に繋がれば、「債券売り・株買い」の構図が復活する可能性もあろう。また、足下の景気動向を確認する意味でも5月鉱工業生産が市場予想(+2.7%)を上回るか否かを併せて注目したい。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1507.38 +0.86 2714万株 281社 296社 122社マザーズ指数 567.08 -1.66 198万株 58社 113社 17社ヘラクレス指数 936.56 -4.58 160万株 79社 67社 17社====================================================================== 26日の新興市場は、日経ジャスダック平均は6日ぶりに反発、マザーズ指数とヘラクレス指数は6日続落。日系平均株価が小高く推移する中、新興市場は買い戻しを中心に反発スタート。ただ、自律反発狙いの買いも限定的で、手掛かり材料に乏しい中で新興3指数は狭いレンジでもみ合う動きに終始。売り買い拮抗の状態で、日経ジャスダック平均は辛うじてプラス圏を維持したが、マザーズ指数とヘラクレス指数は後場弱含みで推移した。 ジャスダック市場では、上場2日目のイナリサーチが利益確定売りに押されてストップ安。楽天やフェローテック、最高益更新の観測報道の影響は限定的だったワークスAP、マクドナルド、Eトレード、Uテクなどが下落。セブン銀やインテリ、ホッコク、SJHD、NFK、グロ住、フルヤ金属などは上昇した。 マザーズ市場では、アルデプロやngi、エス・エム・エス、アクロディア、NPC、Pワークスなどが振るわず。リバウンド狙いのACCESS、太陽電池市場に参入するVテク、サイバーA、ミクシィ、日本風力開発、スタートトゥデイなどは高い。 ヘラクレス市場では、大証やダヴィンチ、ゼンテック、ASSET、日本通信、ラ・パルレ、ぐるなびなどが売られ、テックファームやエン・ジャパン、ハドソン、デジアーツ、CFIなどが買われた。≪NY株式相場は原油安や指標が支えてダウ4日ぶり反発・FOMCの影響は限定≫□ダウ平均 :11811.83(△ 4.40)□ナスダック : 2401.26(△ 32.98)□日経225先物:13980 (△100:大証比)□為 替 : 107.75-85□金価格 : 882.30(▼9.30)□WTI原油先物: 134.55(▼2.45)□概 況□売り :3120万株□買い :2760万株□売越し: 360万株市場では、「米景気やクレジット市場、インフレに対する見方が定まっておらず、6月6日の高値以降、主力株に買いが入りづらくなっている。また、人気化していた個別銘柄も調整しつつあり、次なるテーマ株が見当たらない。全体的に弱いイメージだ」(三菱UFJ証券・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6793|山水電気 | 9| 1| 12.5| 2| 8918|ランド |30350| 3030| 11.09| 3| 1972|三晃金属工業 | 295| 22| 8.06| 4| 4098|チタン工業 | 216| 16| 8| 5| 9945|プレナス |1678| 120| 7.7| 6| 8921|シーズクリエ |7780| 510| 7.02| 7| 6309|巴工業 |1434| 93| 6.94| 8| 1952|新日本空調 | 800| 50| 6.67| 9| 4848|フルキャスト |38900| 2400| 6.58|10| 7613|シークス | 777| 44| 6|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 5807|東京特殊電線 | 197| -38| -16.17| 2| 4723|グッドウィル |5610| -1000| -15.13| 3| 6937|古河電池 |1342| -235| -14.9| 4| 5981|東京製綱 | 311| -52| -14.33| 5| 8166|タカキュー | 201| -30| -12.99| 6| 6310|井関農機 | 263| -27| -9.31| 7| 1805|飛島建設 | 30| -3| -9.09| 8| 7961|兼松日産農林 | 125| -12| -8.76| 9| 6955|FDK | 185| -17| -8.42|10| 8924|リサパートナ |166000|-15000| -8.29| 4519 中外製薬 1750 +78 続伸で年初来高値を更新。ロシュによるTOBが23日まで実施され、一昨日は需給 懸念から反落となったものの、その後は再度上値追いの展開となっている。TOB 終了後の株価下落を見込んだショートが膨らんでいたとみられるが、株価の底堅い 動きを受けて買い戻しが急がれる格好のようだ。直近では、CSやJPモルガンの 投資判断格下げも観測されていた。 1952 新日空調 800 +50 大幅続伸で連日の高値更新。シンガポールの大型ホテル建設に伴う空調工事を約49 億円で受注したと、前日に一部で報じられている。同社の海外工事では過去最大規 模ともされており、今後の業績拡大につながっていくとの期待感が先行する。 5201 旭硝子 1365 +29 しっかり。液晶部材大手の採算が改善基調にといった報道が伝わっている。同社の 今期液晶関連部門の売上高営業利益率は6ポイント上昇して31%に高まる見込みなど とされている。前日に発表された日本電気硝子の業績上方修正なども支援材料につ ながる格好へ。 2371 カカクコム 316000 +17000 強い動き。ネット業界再編の動きなどに対する期待感が背景とみられる。マイクロ ソフトやヤフーを核としたネット業界再編の可能性などを、本日は一部証券紙で取 りあげている。マイクロソフトが触手を伸ばす可能性がある企業として、同社やミ クシィ、一休、スタートトゥデイ辺りが予想されると。 9432 NTT 513000 +7000 堅調。UBSでは投資判断「バイ」継続で、目標株価を543000円から632000円に引 き上げている。NTT東西の業績底打ち感が高まる可能性、規制環境が好転するタ イミングであることなどを背景に、PBR1.1倍を目指す展開へとしている。相互接 続通話料収入の下げ幅縮小が見込めるほか、「電話+ISDN+フレッツ」収入の 増収転換が業績底打ち期待を想定させると。 ・中国、環境対応車に税優遇方針 実質10%弱値下げ、年内に・欧州中銀総裁、来月利上げを改めて示唆 インフレ警戒鮮明・トラックメーカー、初の全車種値上げ 8月以降、3―5%・英バークレイズ9500億円増資 三井住友1060億円出資・イラク石油増産へ協力、経産相が訪問 技術者育成など合意・国や自治体、温暖化対策加速 経産省、ポスト京都へ排出量取引案・食料備蓄放出を確認へ 7月のサミット特別文書で、政府調整・学校など燃料補助、政府原油高対策 高速道の割引拡充も・インサイダー取引事件、野村に業務改善命令へ 金融庁、週明けに・ウナギ偽装、卸業者隠ぺい工作 マルハ子会社社員、1千万円受領・グッドウィル、日雇い派遣事業の廃業発表 顧客離れ止まらず・KDDI、自社顧客同士で固定の発着通話無料に 携帯利用囲い込み・サンリオ、海外でテーマパークのキャラクター事業に進出 ・トヨタグループ各社、取引先と資本関係強化 安定調達狙う・サムスンとハイニックス、次世代メモリー共同開発 韓国政府支援・新日石、液晶ポリマー生産倍増 2010年度、川崎事業所の設備増強・日産自社長、鋼板高の価格転嫁は不可避との見通し表明・ワークスAP、大型案件獲得進み08年6月期経常利益が過去最高に・UMCJ、30万株上限に自社株取得枠設定 発行済み株式の30%・イズミヤの3-5月期、純利益28%減・日立物流、09年3月期キャッシュフローの赤字13%増・テーマパーク向けのキャラクター事業、サンリオが海外進出・イオンモール、3-5月期純利益が過去最高 合併効果が寄与・富士ソフト、4-6月期経常損益5000万円の赤字・第一三共、インドのランバクシー株を8月にもTOB――過半の確保目指す・Aメディア、有価証券報告書の期限内提出不可能 監理銘柄に・日本ライトン、第三者割当増資で台湾電子部品会社の子会社に・信越化学、セルロース製品を15%値上げ・三井住友銀、英バークレイズに約5億ポンド出資と発表・グッドウィル、派遣子会社の全事業廃止を決定 7月31日付・エディオン、石丸電気を完全子会社化へ 32億円で36万株取得・日電硝、4―6月期連結最終益180億円の見通し・ケンタッキーなど、開店時間前倒しで朝食需要を開拓・新日鉄と日新鋼、業績見通し公表を四半期に一本化――鉄鋼大手5社足並みそろう・マルハニチロ子会社、中国産ウナギ産地偽装販売で「口止め料」
2008.06.26
上場企業約460社が26日、全国で一斉に定時株主総会を開いた。約1300社が開催するピークの27日に次ぐ規模。英投資ファンドが増配などを求めているJパワー(電源開発)や、米投資ファンドが社長再任に反対した日本興亜損害保険など、外国人株主の提案の動向が焦点となっている。 Jパワーの総会では、筆頭株主のザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)による増配提案が否決される一方、会社側の配当案は可決された。TCIは中垣喜彦社長の再任を拒否するとしていたが、同社長を含む13人の取締役の選任は可決された。 空港運営会社への外資の出資規制を巡る議論で注目されている日本空港ビルデングの総会では、昨年導入した買収防衛策を継続する会社側の提案などが可決された。
2008.06.26
霞ヶ関 政府 ・国家公務員が公費でタクシーに乗った際にビールや金券などの提供を 受けていた問題で、調査結果と処分を発表した ・問題発覚直後は、ビールや金券を受け取っていた人は、約500人だったが その後の調査により、約1500人まで膨れ上がった ・33人を国家公務員法に基づく懲戒処分とし、623人を各府省の内規に 基づく訓告・厳重注意とした ・最も処分が多かったのは財務省。
2008.06.26
8月から今秋にかけて 日本国内 三菱ふそう、日野自動車、いすゞ自動車 車両価格を引き上げる ・鋼材など原材料が高騰しているため ・各社とも、全車種が対象で、値上げ幅は3~5% ・トラックの価格は大型で1500万~1800万円
2008.06.26
ウナギ販売業「魚秀」と水産業界最大手「マルハニチロホールディングス」 の100%子会社の「神港魚類」は25日、農林水産省から改善を指示された。 中国産ウナギを国産ブランド「一色産ウナギ」に偽装していたため。 この問題で、魚秀が先月、神港魚類の担当課長に口止め料として現金1000万 円を渡していたことも明らかになった。 偽装によって得た利益は5億円以上になるもよう。
2008.06.26
日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会の協議交渉委員会が25日、 東京都内のホテルで開かれた。 フリーエージェント(FA)権取得期間は国内移籍に限り、現行の9年から 8年に短縮することが決まった。 昨秋のドラフト以降に入団した大学・社会人は7年、高校生は8年になる。 海外移籍は9年のまま。 制度は2年後、必要があれば見直すことになる。
2008.06.26
鶏卵大手のJA全農たまごとイセ食品は25日、8月1日からブランド卵の値 上げ方針を発表した。 飼料が高騰しているため。 1個当たり約3円程度値上げする方針で、店頭価格は10-13%程度の値上げ となるもよう。 ブランド卵の値上げは初めてのこと。
2008.06.26
全国漁業協同組合連合会など主要漁業団体は25日、7月15日に全国一斉休漁 すると発表した。 漁船の燃料費高騰で漁に出れば赤字がかさむ苦境を消費者に知ってもらうた め。 国内の漁船ほぼすべてにあたる20万隻が参加する見通し。 全漁連は、事前に休漁日が決まっているので消費者への影響は大きくないと している。
2008.06.26
今日6月26日は、スティッチの日。 ディズニーによるアニメーション映画「リロ・アンド・スティッチ」の主人 公スティッチ(エイリアン)の試作番号が626号であることから。
2008.06.26
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 13829.92(-19.64)・東1部売買高 19.85 (億株)・同先物 13880 (-10) ・同売買代金 21,672 (億円)・TOPIX 1346.08 (-3.11) ・同時価総額 431 (兆円)・東証2部 2918.96 (-22.65)・値上がり 871 ・日経JQ 1506.52 (-9.43) ・値下がり 760====================================================================== 25日の東京市場は続落。日経平均は前場大幅安となるも、後場急速に下げ渋った。米国株安を受けて、朝方の東京市場は売り先行。日経平均は前場に200円超下落する場面もあったが、後場はアジア株高などを背景に下げ渋り。先物主導で急速に下げ幅を縮小した。 日経平均は小幅ながら続落。昨年12月12~19日(6日続落)以来、約6ヵ月ぶりの5日続落となった。後場の急速な下げ渋り、3日連続の陽線など、下値の固さを評価する向きもあろうが、イベント前にショートカバーが入ったに過ぎないとみるのが妥当だろう。むしろ、週初の安値(13667円)を割り込むなど徐々に下値を切り下げており、調整局面はこれから本格化する可能性が高そうだ。 今後の相場を占う意味でも、今夜のFOMC後の米国市場の動向に注目される。昨年9月以降、7ヵ月半で7回(計3.25%)もの利下げが行われてきたが、足下では利下げ休止が現実味を帯びている。FRBは4月まで景気悪化に強い危機感を示していたが、原油価格の高騰に拍車がかかった5月以降にインフレ警戒感を示しており、今回は政策金利を維持する公算が大きい。ただ、年内の利上げも視野に入りつつあるとみられ、声明文で今後の舵取りをどのように示すか要注目だろう。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1506.52 -9.43 4103万株 225社 365社 93社マザーズ指数 568.74 -13.92 214万株 68社 109社 11社ヘラクレス指数 941.14 -18.57 262万株 28社 118社 15社====================================================================== 25日の新興市場は、日経ジャスダック平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数が揃って5日続落。売り優勢で始まった日経平均株価に連れ安する形で、新興3指数も軟調なスタート。後場から下げ幅を縮小した日経平均株価とは対照的に、安値底這いが続いた。期待されていたIPOを手掛かりとした新規資金の流入は局地的にとどまり、全体への波及は限定的だった。 ジャスダック市場では、新規上場のイナリサーチが公募価格を67%上回る初値を付け、その後も買いが膨らみ、高値引けで売買代金も首位につけた。フェローテックやセブン銀、プロパスト、ベルパークなどが上昇。楽天やカルナバイオ、インテリ、マイクロニクス、マクドナルド、ニューフレアなどが下落した。 マザーズ市場では、ノキアによる携帯電話向けOSの無償提供を嫌気されたACCESSがストップ安。ngiやアルデプロ、ミクシィ、アクロディア、Pワークス、CCIなどが売られた。一方、サイバーAやNPC、エス・エム・エス、フリービット、Vテクなどには買いが入った。 ヘラクレス市場では、不動産関連株への信用不安からダヴィンチやASSETなどが軟調。マネパや大証、日本通信、ゼンテック、テックファームといった売買代金上位銘柄も軒並み値を崩した。半面、アールテックやジェイアイエヌ、USEN、澤田HDなどは高い。 NYDOW 11807.43 -34.93 S&P500 1314.29 -3.71 NASDAQ 2368.28 -17.46 CME 13830 -60(大証比) NYドル円 107.84 +0.01寄り付き前の外資系証券13社経由の注文状況は、2710株の売りと1590万株の買いで差し引き1120万株の売り越しと観測市場では、「日本株を買い越してきた海外勢が、足元では動きが鈍ってきており、商いが膨らまない。ただ、様子見姿勢に徹しているだけで、積極的に売っているわけではなく、他国に比べ安定感のある日本株には再び海外資金が流入するとみている。直近では国内公的資金の流入観測もあり、下値不安は乏しい」(銀行系投信<値上がり> 1 8166 タカキュー +27.62% +50 231 2 5807 東特線 +27.02% +50 235 3 8193 鈴 丹 +25.07% +80 399 4 3878 巴川紙 +16.74% +35 244 5 6885 ミヤチテクノ+10.04% +125 1,370 6 2738 バルス +8.82% +12,000 148,000 7 7961 兼日農 +8.73% +11 137 8 1895 大成ロテック +8.43% +14 180 9 4722 フューチャー +8.23% +5,000 65,70010 4403 日 油 +8.18% +41 542<値下がり>6/25 (15:01) 値下がり率 値下がり幅 現在値 1 1867 植木組 -20.64% -45 173 2 1852 浅沼組 -16.00% -28 147 3 8868 URBAN -14.55% -61 358 4 4723 グッドウィル-13.14% -1,000 6,610 5 8882 ゼファー -12.17% -3,000 21,650 6 6793 山水電 -11.11% -1 8 7 8918 ランド -11.00% -3,380 27,320 8 8515 アイフル -10.92% -165 1,345 9 8921 CSクリエイト-10.90% -890 7,27010 4848 フルキャスト -9.87% -4,000 36,500引き続き原材料高を嫌気して鉄鋼株が安く、燃料高からの需要増を期待して鉄道株が高いフューチャー (4722) 65,700円 △5,000 円 :1株単位 サブプライム問題の影響や新分野への取組みに伴う費用はあるものの、コスト削減や財務改善努力などにより08年12月期の業績が前年を大きく上回り過去最高となる見込みと業績予想の上方修正を発表、ストップ高となりました。 旭硝子 (5201) 1,336円 △17 円 原燃料高に対応するため自動車用ガラスの値上げをする方向でメーカーと交渉に入ったと報じられたことから、値上げ後の採算改善を期待した買いが入り、堅調となりました。 JR東海 (9022) 1,140,000円 △50,000 円 :1株単位 原油の高騰により電車での旅行が増え、同社が売り出す旅行商品「ぷらっと」の売上が伸び、東海道新幹線の運行本数を過去最高水準まで増やすと伝えられたことから、収益拡大を期待した買いが集まり大幅高となりました。 ツルハHD (3391) 3,410円 ▼200 円 :100株単位 前期の新規出店・M&A店舗の経費負担や既存店の弱含みなどが尾を引き、2010年5月期にかけても営業利益率が鈍化するだろうとして、国内証券がレーティングを引き下げ、大幅安となりました。 しまむら (8227) 6,730円 ▼570 円 :100株単位 天候不順などで夏物の販売が振るわず、08年6月の既存店売上高が低調となり、加えて外資系証券が主要顧客である低所得者の支出減退が予想以上として投資判断や目標株価を引き下げ、大幅安となりました。 トヨタ (7203) 5,160円 ▼70 円 :100株単位 原油高による販売低迷を理由にで08年の米国販売台数を下方修正する方針を24日の株主総会で明らかにしたと伝えられたことから、販売減による業績への影響が懸念され、軟調となりました。 強気材料・米金融株、反発・SOX指数、反発・NY債券市場、3日続伸(10年債利回り0.08%下落)・NY金相場、3日ぶり反発・上海株、反発・REIT指数、4日ぶり反発・長期金利、3日続落(10年債利回り0.005%下落)・クウェート、原油増産表明弱気材料・NYダウ、原油高受け一時年初来安値更新・NY原油先物、3日続伸(1バレル=137.00ドル)・4月の米S&P住宅価格、過去最大の下落率・NYドル円相場、小幅反発(107円79銭-85銭)・欧州株、反落・インド株、連日で年初来安値更新・LMEニッケル先物、続落・DRAMスポット、続落・バルチック指数、3日続落・日経平均、4日続落で短期線がDクロス・東証1部の売買代金、約3ヶ月ぶりに今年最低・新興3市場の売買代金、連日で今年最低・スルガコーポ、SBデフォルト留意事項・インド中銀、緊急利上げ・ノキア、携帯OS無償提供・信用買い残、3週連続で増加・横浜松坂屋、10月に閉鎖・グッドウィルG、グッドウィル廃業へ・全漁連、7月に一時一斉休漁へ・気象庁、3ヶ月予報・5月の貿易統計・イナリサーチ、ジャスダックに上場・米FOMC(24日から)・5月の米耐久財受注・5月の米新築住宅販売・米決算---オラクル、モンサントなど・トリシェECB総裁証言
2008.06.25
経済協力開発機構(OECD)が24日まとめた2007年の世界の対外直接投資は前年比50.7%増の1兆8179億ドル(約195兆円)で過去最高を更新した。ドル安で欧州諸国からの対米投資などが増えた。ただ、今年は米国の投資低迷などを映して07年に比べ4割程度落ち込む見通し。国外から巨額の投資を受け入れてきた新興国経済の成長に影を落としそうだ。 加盟30カ国の集計をまとめた。08年の対外直接投資は、1―3月の米国の対外投資実績などから、07年比37%減の1兆1300億ドルになると予測した。世界経済の成長鈍化、金融市場の不安定化などが響くためだ。 新興国向けの直接投資も最大で4割減る。中国など、多国籍企業による国外からの投資をテコに生産を増やしてきた国も多く、投資減少は成長の逆風となりそうだ。
2008.06.25
第一生命 一部の契約を不払い調査の対象から外していた ・調査していなかったのは「通院給付金」契約 ・入院の前後に通院した場合、1日あたり3千円程度を支払う「通院給付金」の 契約があるが、通院も支払い対象となることを知らない契約者が多く、 不払いとなるケースが相次いでいた ・対象は数万件にのぼる見通し ・第一生命は「契約者には何度も請求を呼びかけており、初診日の 請求漏れも気づくはずだと思っていた。調査や支払い努力は万全を 尽くしてきた。今後も契約者への注意喚起を強めたい」とコメント
2008.06.25
世界ゴルフ殿堂入りが発表された。ジャンボ尾崎は「国際部門」で2位の得票だったが規定の得票率に届かず、日本人4人目の殿堂入りはならず。日本からは青木功、樋口久子、岡本綾子が殿堂入りとなっている。
2008.06.25
財務省の財務総合政策研究所は24日、人口動態の変化が財政と社会保障 に与える影響を検討した報告書をまとめた。 神戸大の小塩隆士教授は公的年金が高齢者の格差をどれだけ是正して いるのかを検討。分析の結果、公的年金の持つ高齢者への所得の再分配 効果が乏しいと指摘した。厚生年金も報酬比例部分を持っているため、 生涯所得の格差を大きくは是正しない。高齢者の所得格差を縮めるため には、「基礎年金部分を生活保護基準程度に引き上げるとともに、報酬 比例の部分を圧縮するなどの改革が有効」と指摘した。 日本経済新聞 6月25日
2008.06.25
<日経平均>13,644.97 ▼204.59 <東証一部>出来高 8億8,475万株値上がり銘柄数 283値下がり銘柄数 1,352<為替>107.69 ▼0.23 米国株続落を受けて幅広い銘柄に売りかさむ 日経平均大幅続落 24日の米国市場が軟調となり、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)も大幅売り越しと伝えられたことなどから、軟調な展開となりました。日経平均は先物主導で下げ幅を拡大、13,700円半ばで下げ止まったものの、上値の重い展開が続きました。先物へのまとまった買戻しをきっかけに戻りを試す場面もありましたが、13,800円を意識する水準では目先筋の利益確定売りや戻り売りなどに押され、上値の重さが確認されると一段安となりました。日経平均は13,700円を割り込み、安値圏での引けとなっています。 主力株はほぼ全面安となりました。陸運株や医薬品株などのディフェンシブ銘柄の一角には堅調となるものも見られ、好業績が期待されながらもこのところ売られていた海運株にも底堅い銘柄が見られましたが、一方で原材料高によるコスト増が懸念される鉄鋼株が軟調、銀行・証券株なども見切り売りなどがかさんで値を下げたほか、米国景気の先行き不透明感から自動車株などの輸出関連銘柄も軒並み軟調となりました。小型株も終始売り優勢の展開が続き、日経ジャスダック平均や東証2部株指数は軟調、東証マザーズ指数は大幅安となっています。 注目された米国の経済指標の発表も芳しいものではなく、米国市場にも反発が見られたかったことなどから、日本市場も下値を探る展開となっています。日経平均は13,600円台まで下落となっていますが、このところはこの水準で下げ渋ることが多く、ここから押し目買いや値ごろ感からの買いから戻り歩調となるのか、それとも更に下値を確認する展開となるのか注目されるところです。為替がやや円高に振れつつあることから、先物の動き次第では下値の節目と見られる13,400~500円の水準を試す展開となるのかもしれません。
2008.06.25
テニスのウィンブルドン選手権第2日は24日、女子シングルス1回戦が行わ れ、杉山愛が3年連続で初戦を突破した。 試合結果 杉山愛 2-1 ヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)
2008.06.25
大阪府警は24日、NOVA元社長猿橋望(56)ら2人を業務上横領容疑で逮 捕した。 経営破たんした英会話学校「NOVA」の社員積立金約3億2000万円を無断 流用した疑い。 猿橋容疑者は、容疑を一部否認しているもよう。
2008.06.25
人材派遣大手グッドウィル・グループ(GWG)は24日、子会社の日雇い派 遣大手グッドウィル(GW)の廃業を決めたもよう。 厚生労働省はGWに対し、派遣事業の許可取り消しの検討を始めたため、 GWGは事業の継続が難しくなったと判断したため。 GWは同日、労働者の二重派遣事件で、東京簡裁から罰金の略式命令を受け た。 労働者派遣法では、罰金刑以上の有罪判決で事業許可を取り消すことができ るとしている。
2008.06.25
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 偉い人間にはなれなくても、よい人間にはなれる。 中野 重治━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪
2008.06.25
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 13849.56(-7.91) ・東1部売買高 16.30 (億株)・同先物 13890 (+40) ・同売買代金 17,292 (億円)・TOPIX 1349.19 (+1.26) ・同時価総額 431 (兆円)・東証2部 2941.61 (-3.27) ・値上がり 906 ・日経JQ 1515.95 (-0.34) ・値下がり 700====================================================================== 24日の東京市場は続落。日経平均は前日終値を挟んでのもみあいに終始した。米国株安を受けて、日経平均は朝方100円超下落する場面もあったが、売り一巡後に下げ渋り上昇へ転じた。ただ、上値を買い進む動きは限定的で、後場は小幅なレンジでのもみあいが続いた。 日経平均は小幅ながら下落し、約5ヵ月半ぶり(1月10~16日以来)の4日続落。後場の値幅は84.17円に留まるなど様子見ムードが強まった。同一業種でも高安まちまちになるなど方向感に欠けたほか、物色対象をみても直近賑わっていた環境関連が息切れし、植木組など低位ゼネコン株が急騰するなど相場の末期症状が随所でみられた。 市場エネルギーの低迷は深刻で、東証1部の売買代金は1兆7292億円と2日連続で2兆円割れ。年度末のため商いが細った3月末、半場立会いだった大発会(1兆7985億円)のみならず、今年最低だった5月27日(1兆7845億円)をも大きく下回る水準だった。3月中旬からのリバウンド相場は外国人投資家が牽引したとみられているが、最近の寄り付き前の外資系証券経由をみるとフローが極端に落ち込んでいる。また、新興市場に目を転じると主要3指数が4日続落、マザーズ市場の売買代金が2004年2月末以来(4年4ヵ月ぶり)の低水準に落ち込むなど、個人投資家の投資意欲も減退しているようだ。明日はFOMCの結果待ちで更に商いが細る公算が大きく、買い手不在のなかジリ安基調が続きそうだ。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1515.95 -0.34 4046万株 273社 276社 124社マザーズ指数 582.66 -12.43 432万株 51社 113社 19社ヘラクレス指数 959.71 -13.88 129万株 49社 101社 11社====================================================================== 24日の新興市場は、日経ジャスダック平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数が揃って4日続落。全体相場の軟調な流れを受けて、新興3指数も売り先行スタート。日経平均株価が下げ渋ったため、短期資金が大型株へと向かったようで、マザーズ指数とヘラクレス指数はその後も下値を切り下げる展開に。日経ジャスダック平均は大引けにかけて下げ幅縮小となったが、積極的な商いは見られず。売買代金は、ジャスダック市場が157億円、マザーズ市場が145億円と低調だった前日をさらに下回る水準にとどまった。 ジャスダック市場では、楽天やフェローテック、プロデュース、カルナバイオ、マクドナルド、ベルパーク、インテリなどが下落。ニューフレアやSES、カウボーイ、Eトレード、ワークスAPなどが上昇。燃料電池に関する特許を出願が引き続き材料視された特殊電極が連続ストップ高となった。 マザーズ市場では、アルデプロやngi、Pワークス、サイバーA、NPC、ACCESS、CCIなど売買代金上位銘柄は軒並み安い。一方、ネットワークVやMonotaRo、OTS、ナノキャリア、パイプドビッツなどには買いが入った。 ヘラクレス市場では、ゼンテックや大証、ASSET、日本通信、アールテックなどの下げがきつく、ダヴィンチやマネパ、テックファーム、デジアーツ、マネースクウェアなどが高かったものの、指数を押し上げるには至らなかった。 ≪NY株式相場は金融株安が重しで小幅に続落・原油高でエネルギー株上昇≫□ダウ平均 :11842.36(▼ 0.33)□ナスダック : 2385.74(▼20.35)□日経225先物:13870 (△20:大証比)□為 替 : 107.80-90□金価格 : 887.20(▼16.50)□WTI原油先物: 136.74(△ 1.38)□売り :2020万株□買い :1520万株□売越し: 500万株市場では、「金融不安に神経質になっている。外国人投資家が様子見姿勢を決め込み、商いは膨らまない。要は、ドル高、原油安の流れが生まれないと、買い出動できないのが実状だろう」(銀行系証券・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 1867|植木組 | 218| 50| 29.76| 2| 1852|浅沼組 | 175| 39| 28.68| 3| 7993|サンウエーブ | 199| 28| 16.37| 4| 1921|巴コーポ | 270| 36| 15.38| 5| 4825|ウェザーN |1409| 187| 15.3| 6| 8880|飯田産業 | 590| 69| 13.24| 7| 6793|山水電気 | 9| 1| 12.5| 8| 4340|シンプレクス |57200| 5000| 9.58| 9| 8970|Jシングル |242000| 21000| 9.5|10| 5801|古河電気工業 | 512| 42| 8.94|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 4614|トウペ | 160| -24| -13.04| 2| 4337|ぴあ |1236| -144| -10.43| 3| 4848|フルキャスト |40500| -4000| -8.99| 4| 8882|ゼファー |24650| -2360| -8.74| 5| 8263|ダイエー | 757| -68| -8.24| 6| 7606|Uアローズ | 647| -55| -7.83| 7| 1972|三晃金属工業 | 274| -22| -7.43| 8| 4047|関東電化工業 | 657| -52| -7.33| 9| 2107|東洋精糖 | 141| -11| -7.24|10| 4723|グッドウィル |7610| -570| -6.97| 5401 新日鉄 585 -15 続落。リオ・ティントと中国の宝鋼集団の間で、2008年度のオーストラリア産鉄鉱 石価格交渉が決着と伝わっている。粉鉱石で79.9%、塊鉱石で96.5%の値上げとな り、値上げ幅は過去最高と見られるもよう。これを受けて、鉄鋼大手各社には、コ スト負担増への懸念が再燃する格好に。ただ、大幅値上げは織り込み済みであり、 むしろ、値上げ幅は想定よりも小さかったと捉える声もあるようだ。 6315 TOWA 1155 +87 大幅反発で年初来高値を更新。半導体素子の配線に使う金の使用量を、従来方式と 比較して6割減少させる半導体パッケージ新手法を開発と、一部で報じられている。 金価格が上昇しているなか、コスト削減につながるとの期待感が高まりやすいほ か、LEDの製造分野での活躍も期待と。 6590 芝浦メカ 654 +50 急伸。野村では「日本で太陽電池ブーム到来の予兆」と題する太陽電池製造装置業 界のレポートをリリースしている。経済産業省の新エネルギー政策に伴い、補助金 によって投資回収期間が大幅に短縮されれば、太陽光発電システムの普及は一気に 進むとみているもよう。とりわけ、日系太陽電池メーカーに装置を納入している同 社や昭和真空、アルバック、東京エレク、日立ハイテクなどが業績を伸ばすと指 摘。 8880 飯田産業 590 +69 大幅高。前日に決算発表、今期の業績回復見通し、並びに、配当利回り妙味の高ま りなどが買い材料視されている。前期営業利益は前期比59%減益となったが、今期 は約倍増の見通しとしている。また、配当金は年間30円の予定であり、前日終値を ベースとした配当利回りは5.8%程度となっていた。 4825 Wニューズ 1409 +187 急騰。昨日発表している業績予想の上方修正が買い材料とされている。通期営業利 益は従来予想の15億円から18億円に増額、5月に上方修正した数値も上回る格好。今 期は3度目の上方修正となるが、とりわけ、足元のモメンタムの好転などを評価する 動きとなっている。 ・米原油先物、サウジ増産に反応せず 一時138ドル台に上昇・米で相次ぎ大型車縮小 GM 開発延期、フォード 乗用車シフト・リオ・ティントと中国・宝鋼、鉄鉱石最大96.5%上げで合意・首相、消費税上げ2―3年で判断 社会保障、来月に緊急対策・政府、円借款政策見直し 債務帳消し国にも供与、資源開発視野・政府保有株売却、道険しく 民営化会社分、総額8.4兆円・医療・がん・年金保険、死亡保険件数逆転 3月末5326万件・イオン、店舗活用3000億円調達 有利子負債、削減狙う・KDDI、電報に参入 日通と提携、料金2割を下げ・三菱自、韓国の自動車市場に参入 スポーツ車など、年内に・TOWA、半導体に使う金の使用6割減・生コン価格、14年ぶり上昇 ゼネコン、値上げ受け入れ・東天紅、6億円の特別益を計・大王製紙、段ボール原紙を約20%値上げ・帝人、藻類でバイオ燃料 オランダVBと研究・アサヒビール、7月からロシアにウイスキー輸出・東洋水産、家庭用生めん3―7%値上げ 9月1日から・大日本住友と塩野義、共同開発した高血圧治療薬発売・信越化学、塩ビ樹脂の値上げ幅を拡大・アサヒビール、ロシアにウイスキー輸出 来月から・カシオ、液晶製造で排出ゼロのガス技術開発 フッ素で代替・メイテック、上海で技術者紹介 新会社設立、日系企業などに ・全日空と日航、国内で増便 7―8月、スカイマーク欠航に対応・日航、バイオ燃料で試験飛行 アジア初、08年度中に ・マクドナルド、新報酬制度導入を凍結 店長側との溝埋まらず・風力発電の新規稼働、07年度は前年の半分以下に・5月のスーパー売上高、1.1%減 2カ月連続で前年割れ・商船三井の純現金収支、800億円に黒字拡大 09年3月期・ロイヤルHD、全日空傘下の機内食企業を買収・スカパーとNTT東、「フレッツ・テレビ」正式発表・関電、太陽光の商業発電 シャープとの共同事業・富士エレクトロニクス、純利益5%増・CIJの09年6月期、経常益7%増・ソフトバンク、iPhoneの料金プラン発表 端末は8GBで2万3040円・古河電、今期連結純利益58%増に上方修正・子会社清算で・WNIウェザの08年5月期、純利益8億5000万円・日鉱金属、低純度鉱石から銅製錬 来春メド、豪に実証プラント・液晶製造で「排出ゼロ」ガス技術、カシオが開発・三菱自、韓国で販売 スポーツ車など年内に・マツダ、全車種の平均燃費30%向上 15年までに・NTTドコモ、今年度中にドコモショップ150店出店 350―400店増へ・電通が電通総研を吸収合併、上限約6.5%の自社株買いも発表
2008.06.24
あるアンケート調査によると、日本の若者は現状維持型で新しく何かに挑戦する意欲が低いことが明らかになったという。それは日本青少年研究所という財団法人が日本、アメリカ、中国、韓国の高校生に調査したものだが、その結果によると、「大きな組織で自分の力を発揮したい」「自分の会社や店を作りたい」「人生目標がないと暮らしていけない」という問いに対して「とてもそう思う」と答えた人は日本が4カ国の中で一番少なかったのだ。逆に「暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい」「多少退屈でも平穏な生涯を送りたい」「一生懸命頑張っても必ず報われるとはいえない」という問いには「とてもそう思う」と答えた人は日本が最も多かったのである。こうした背景から最近の学生たちに「夢がない、やる気がない」といった指摘も多い。しかし、一方で夢や課題の与え方によっては、日本の学生たちも目の色を変え、潜在能力を多大に発揮すると考える人たちもいる。そのために動き出した壮大なプロジェクトがあった。それは大学生たちを世界最高峰の自動車レースに挑戦させようというものだ。そのレースとは名だたる日本の自動車メーカーでさえ、完走するのが難しいと言われる「ル・マン24時間耐久レース」。果たしてそんな高い壁に挑戦させる東海大学の林教授の狙いとは?一方、大手自動車メーカーに先んじて未来カーの研究開発に挑ませる大学もある。慶応大学では学生ならではの自由な発想で自動車メーカーが考えつかないようなクルマを生み出しているという。学生たちにそういったクルマ作りに挑戦させている狙いも探っていく。世界の大舞台と未来のクルマ作りという、高きを目指す学生たちと教育者の挑戦を通じて、学生たちの変化をドキュメントしていく。 世界最高峰の自動車レース 「ル・マン」に挑戦 東海大学…その狙いは?世界の自動車3大レースのひとつ、ル・マン24時間耐久レース。最高時速300キロで24時間ぶっ通しで走り続けるルマンは、車にとっても人間にとっても最も過酷なレースと言われていて、過去、日本チームは、1991年にマツダが優勝したのみ。トヨタ・ホンダ・日産なども過去に参戦していたが、いずれも今は撤退している。そのレースに今年、日本から新たなチャレンジャーが挑む。それは、東海大学工学部の大学生たち。普通の大学の研究室が挑戦するのは、長い歴史を誇るル・マンでも初めてのことだ。このチームを率いるのが、林義正教授。かつて日産で数々のレースを勝ち抜いてきた技術者だ。大学教授に転身した後も「大学で教える理論だけでは実際の現場で役に立たない」と痛感してきた。「学生たちは決してだめになったわけではない。夢のあるテーマや課題を与えれば、今の学生たちだってやる気はあるし、とてつもない潜在能力を発揮する」と考え、世界でもっとも過酷な自動車レース「ル・マン」への挑戦を決めたのだ。あくまで教育の一環として選んだ世界の舞台。主力メンバーは工学部の大学生、大学院生、合わせておよそ40人。その主力メンバーの一人、仙北屋紀史くん5年生。大学生活で、将来の夢や希望も無くし、自分を見失いかけた時、このプロジェクトに出会った。「それまでは大学の授業や研究で、なにかを得られると思ったことはなかった。でもこのプロジェクトでは何か得られる気がして・・・」。世界最高峰の自動車レースへの挑戦を通して、学生たちは何を得て、どう変わっていったのか?その一部始終をドキュメントしていく。 未来カーを作れ! 慶応大学 電気自動車プロジェクト2005年の東京モーターショーでも公開され話題を呼んだクルマがある。電気自動車の「エリーカ」だ。8つの車輪すべてに電気モーターをつけた8輪駆動、最高時速370キロを誇る。小泉元首相なども試乗し、大学が作った未来カーとして注目を集めた。なかなか大手自動車メーカーでさえ、スピードが速く、走行距離が長い電気自動車の開発は難しい。それなのに大学が出来た理由は「自動車は4輪」という固定概念を無くし、8輪という自由に発想したことにあると慶応大学の清水教授は言う。その慶応大学の学生たちが今取り組んでいるのが、「一人乗り電気自動車」と「自動運転システム」の開発だ。学生たちは言う。「未来を描く研究をできるのは本当に楽しい。自分たちの研究が世の中の役に立つ日がきっと来るはず」学生だからこそできるクルマ作り。そしてこうした開発を通して学生たちをどう成長させているのか、その狙いも探っていく。
2008.06.24
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