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4月も今日で終わると思うと春行くの感慨が伴う。そんな気持ちで野川へ散歩に出た。風もなく日はうららかに家鴨や犬に注がれていた。犬おと犬は仲が悪いが、飼い主のお姉さんとおじさんは仲が良さそうにみえるが、それは犬を連れているときだけで、犬がいなければお互い口を聞くようには見えない。私は犬を飼うひとの心理が読めない。 日当りに犬や家鴨や四月尽 川岸を歩いていると様々な犬に出会います クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月30日
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4月29日は天皇誕生日からみどりの日になり昭和の日になった。ころころ変わるのは○○党の持論が変わるのと同じで感じがよくない。しかし、昭和の日で一応落ち着くようである。天皇誕生日がみどりの日になったのは仕方がないが、みどりの日が5月4日になったのは変だと思うのは私だけではあるまい。昭和の日があるのなら、大正の日、明治の日があってもいいのではと大正生まれや明治生まれの人は思うであろう。野川の小足立橋から家鴨を見ていたとき、川面に太陽の光が映っていた。とても幻想的に見えた。そこでそれを記念して一応昭和の日を句にしてみた。 野川今銀河の如し昭和の日 最後までお読み頂き有り難う御座いました。 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月29日
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ラン科の多年草。大きな二枚の対の扇形、かつ縦皺の多い葉の中から茎を出し五六センチの大形の花をうつむきに開く。四弁の花は淡い緑を帯びた白で目立たないが、その下の紫色の唇弁は大きな袋状で、源氏の武者熊谷直実が背負った母衣(ほろ)に似ているので、この名となった。諏訪に住むN.Uさんのお母さんの庭に咲いたもの。お家の離れには温泉が引いてある。N.Uさんが下駄を履き熊谷草に佇んでいる姿が目に見えるようです。温泉に浸かって母子で本金さんのお酒(諏訪に地酒)を汲み、いろいろと話が弾んでいることでしょう。私はこれから家事といきますか。 熊谷草女の下駄の佇みぬ 私もちょっと呑もうかな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月28日
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何でこんなに寒いのだろう。風も強いし。室内でも寒いので毛糸のカーディガンを出して薄いスカーフをしている。もう、風邪はこりごりなので。苧環は高山に自生する深山苧環が園芸品種となったもの。花が苧環(紡いだ麻糸を中を空洞にして円く巻いたもの)の形に似ているのでこの名がついた。青紫色が多いがまれに白色もある。私は京都の西陣に生まれ幼い頃から母の機音を聴いて育った。 糸繰草母の機音よみがへる 鳥取の我が家の苧環は咲いたであろうか クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月27日
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ハナシノブ科の多年草。石垣や花壇などに濃いピンクの絨毯を敷いたようにびっしりと咲く。ちょっと遠出になるが秩父の羊蹄山が芝さくらの名所である。夕べの鐘が鳴ってもなお陽光が芝さくらに降り注いでいる。子供達は時成らずの鐘を恨めしそうに聴いている。 芝ざくら夕べの鐘に暮れもせで 今日サイクリング道路の脇にに大きな蛇がいました クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月26日
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バラ科の落葉小高木。中国北部原産。桃は漢名で、若木のうちから花や実を沢山つけるので、木偏に万や億より多い兆の字を添えると歳時記に書いてあった。なるほど、そうだったのかと頷くと同時に今の今まで知らなかったのが口惜しい。皆さんは知っていましたか。もうすぐ5歳で亡くなった妹の忌日を迎える。妹のことは、今もはっきりと思い出に残っている。 妹は五歳のままよ桃の花 妹は頭もよく可愛かったのに・・・ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月25日
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紫うまごやしもしろつめくさも総称して首蓿と呼ぶ。マメ科の二年草。湿地に強いので田畑に作られ、鋤きこんで肥料とされる。首蓿とクローバー(しろつめくさ)とは別種であるが、俳句においては混用されていることが多い。こどもの頃蓮華草と同様花を集めて首飾りを作ったものだ。この頃は蓮華草も首蓿もめっきり減り、その首飾りも見られなくなった。 捨田殖え首蓿(もくしゆく)減るは何ならん 紫うまごやしは川岸で見かけました クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月24日
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真っ白なつつじを探して近くを散策したが、赤や紅のつつじは今を盛りに咲いているがいざというとなか見つからないものだ。なべて私の人生と同じだなあとつくづく思う。この白つつじはうっすらと紅を掃いている。 紅掃けば誰しも美人白つつじ 女はいくつになっても女でありたい クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月23日
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新幹線から撮影した今日の富士山。今だ!と思ってもすぐに電柱やその他の障害物が入るので新幹線からの撮影はとても難しい。Tさんが携帯電話で添付してきてくれた。Tさんに成り代わって1句。 富士山の白きベレーや春惜む ベレー帽がだんだん小さくなりますね クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月22日
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躑躅の種類は花の形や花の色を見ただけで随分沢山あるように思う。上の躑躅は赤色をしている。下の躑躅は紅(べに)色である。どちらも華やかな色で目がぱっちりしてくるが、見過ぎると飽きてくる色でもある。今日は久しぶりにまとまった雨となった。 赤つつじ紅つつじ雨本降りに 5・5・7と破調になりました クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月21日
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子供が三人タモを持って野川に入っていた。それを一歳九ヶ月になるはー君を抱きながら一時間ほど眺めていた。はー君は普段抱いていないので来る度に重く感じる。子供達は飽きることなく亀や鯉や鯰を追いかけていたが皆に逃げられて、終に何処かへ隠れて姿が見えなくなったようである。川を上がった子に水槽の中を見せてもらった。川エビの子やザリガニの子とヤゴが入っていた。川エビもザリガニも皆からだが透き通っていた。これはな~に?これがエビ、これがザリガニ、これがヤゴですまあよく知っているわね!何年生?六年生です学校で習ったの?いいえ、趣味ですなるほど、研究心のあるこどもだと私は感心した。はー君の未来はなどと今から想像するほど馬鹿ではないが・・・・・・ 春の川ここに未来の科学生 家でゲームばかりしている子とはどこか違う クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月20日
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今日は朝から1日外出するので、眠い目をこすりブログ更新。昨日歩いた神代植物公園の一齣。 草に座す三人五人暖かし もう野川を歩いている人がいます クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月19日
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秋美しく紅葉する楓は種類が多いがタカオカエデが一般的。花は4月頃新葉とともに開き、雄花と両生花があり、小さくて紅色。花の他によく見ると竹とんぼのようなかたちのものがあるものもある。風が、それも強風が吹けば異様な光景が見られるであろう。 強き風待つてをりけり花楓 楓の花に気づくひとは少ないようだ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月18日
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一人静春まだ茎も葉も成長しきらない頃、葉の間から一本の穂状花序を伸ばし、白い花糸が可憐な小花を咲かせる。静御前の面影に通わせて名付けられた。二人静は一人静に似ていて二本の花穂(かすい)を出すのでこの名があるが、花期は晩春である。 水の辺を歩いて一人静かな お湿り程度の雨は大歓迎です クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月17日
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藤の花は晩春から初夏にかけて咲くので、夏の花と思っている方もあるとか。藤の花はぱっと咲いてあっと言う間に散ってしまう。その上花の色が紫なのでどう見ても淋しい花。風もないのに藤房が揺れるのは見る人の心の乱れか。 迫られて揺るる心や藤の花 今日も暑くなりそうです クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月16日
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〈いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな〉と伊勢大輔(いせのたいふ)が詠んだ奈良の八重桜は有名である。今日たまたまテレビで大阪の造幣局の桜並木を紹介していた。此処は以前私も通り抜けたことがある。様々な種類の八重桜が両側から枝を差し交わしていて、そこを花見客がぞろぞろと通り抜けるのである。実に美しく、自分の顔が明るくほころぶのを感じた。 面影の母の笑顔や八重桜 まだまだお花見ができますね クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月15日
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【錨草】はメギ科の多年草で、丘陵や山麓などの雑木林の中でよく見かける。四弁の花の形が船の錨の形をしているのでこの名がついた。 少年は英語話せり錨草(いかりさう) 少年達は海外へどんどん進出していくことでしょう クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月14日
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最寄り駅へ自転車を走らせていると右側に昔からの古い家がある。そこは垣が結ってあり内側には椿が植えてあり、外側には郁子(むべ)が植えてある。椿の花は終わりかけているが、郁子は下向き加減に花を付けている。垣の内は伺うことができないが、池に水を引いているらしく常に水音がする。何度も通るが人の気配がない。不思議なお宅である。 郁子垣にむべの花咲き主(ぬし)を見ず 小田急は冷房がしてありました クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月13日
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4月12日の今日は復活祭。春分のあと、最初の満月以後に来る第一日曜日をいう。キリストの復活を祝う日である。 復活祭星の夜空となりにけり畑に豌豆の花が咲く頃野原に烏野豌豆が咲く。雀野豌豆の花も咲くがこの方は烏野豌豆のはなより小さい。烏野豌豆は名前に反して紫の小さい花をつける。私の好きな花である。烏野豌豆が夏に鞘をつくるのを待って、草笛にするのが楽しみである。 野豌豆の烏と雀咲きそろふ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月12日
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江戸城を築いた武将、太田道灌が鷹狩りの途中雨にあい、農家で蓑を借りようとしたが、「七重八重花は咲けども山吹のみの実の一つだになきぞ悲しき」と娘が山吹を差しだした故事が知られている。みのは「実の」と「蓑」の掛詞である。風流な娘がいてそれに応えた武将も風流を解する人であった。 山吹の垣をくぐりて猫のノラ きょうは扇子が欲しいくらい暑かった クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月11日
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野川の神明橋上流に一本の大桜がある。川へ向いて枝を張っているので、風が吹く度に川面へ桜が散る。桜の花びらが繋がってまるで筏のように見える。花筏は落花の分類に入る。 花筏さくらの精の乗つてをりミズキ科の山地に自生する花筏は春の季語で落花のおりなす花筏とは別である。この花筏は葉の上面の中央に淡緑色の小花をつける。これを、花を乗せた筏に見立てて花筏という。別名ままっことも呼ぶ。何度か見かけたことがあるが、不思議な花である。 散りゆくさくらに風情をかさねつつ散歩しています クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月10日
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マンションの外階段から春の月の出を撮った。ぶれないように鉄骨にデジカメを置いてシャッターを切った。世田谷区成城の国分寺崖線から満月が刻々と昇った。うまく夕空が晴れてくれた。 外出夫(つま)春満月を連れ帰る 皆様のところは春満月がでましたか クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月09日
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芭蕉の〈蝙蝠も出よ浮世の華に鳥〉という句から派生してきた季語であるようだ。桜の花にやってくる鳥で、特別な種類があるわけではない。花鳥は雀や四十雀や鶯だったりする。この日は鵯がきていた。 花鳥の心思へば追へもせず 何れ散るさくらだから鳥も花見をしていかれ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月09日
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金蔵院は国分寺崖線が小金井街道と交わった坂下にある。金蔵院へは丁度1ヶ月前に訪れたので、未だ記憶に残っている。本堂の正面に弘法大師の像があり、大師の目線にはひさかきの花が咲き初めていた。ご本尊は桃山時代と伝えられる十一面観音菩薩。本堂は扉が閉まっていて見ることは出来なかった。いつか拝観して見たいと思っている。 川風のいよよ芳(かぐは)し仏生会 川沿いは菜の花や桜が咲いて良い季節です クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月08日
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春休みとあって、小学生や中学生が野川で遊んでいる。特にこのところの暖かさも手伝って、川に入る子もいる。野川の両側にいたどりがにょきにょきと芽を伸ばしている。私はいたどりを採って皮を剥き、4センチの長さに切り酢味噌で食べている。ところが川で遊んでいる子供達はいたどりが食べられることを知らない。私の子供の頃はいたどりの皮を剥き長いままで塩をつけておやつ代わりに食べていた。虎杖を折る音が小気味よいのと味が酸っぱかったことを思い出している。 虎杖を見向きもせずに子ども等は いたどりは酒の肴になります クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月07日
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野川の岸辺は自然のままなので、毎年翡翠が巣を造る。巣を造る場所は毎年変わる。今年は谷戸橋の上流10メートルほどのところに造られていた。カメラマンが向かいの岸の菜の花に隠れてカメラを向けていた。私のデジカメでは上手く撮れないのが残念である。翡翠は橙色の腹をこちらに向けている。翡翠のいる後ろの穴に巣がある。 巣穴より翡翠の翔(た)つ速さかな 翡翠は無事に巣立っていきました クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月06日
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海棠は庭木や盆栽として植えられている。4、5月頃に薄紅色の5弁花が散房状に集まって咲く。花梗が長いのでうつむきかげんになるのが悩める美女にたとえられるほど濃艶である。中国の故事に楊貴妃が玄宗皇帝の問いに「海棠の睡いまだ覚めず」と答えたことから「睡花」と書かれ、「眠れる花」の由来ともなった。あまりに美しいのでアップにした。美女のため息があなたにきこえますか。 海棠やゆゆしき家の門構(もんがまへ) あまりの美しさにため息がでます クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月05日
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野川沿いも桜が咲きそろいいよいよ花見シーズン到来。野川公園から青色の神明橋まで桜並木が続いている。菜の花を摘みながら川辺を歩くも良し、サイクリング道路を歩くも良し。この辺りは朝から夜まで人がひっきりなしに走ったり、散歩したり、犬を散歩させたりと賑やかである。私は未だ此処に住み着いて3年程にしかたたず、知り合いに出会わないのが何より嬉しい。いつもの路を今日は花見と決めて歩いた。 神明橋折り返したる花見かな 神明橋の下には鯉が沢山泳いでいます クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月04日
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我が家には文鳥が4羽いる。病気がちのめめさんとみみさんには篭に暖房器具が取り付けてある。この日はあまりの寒さにコンビニで貼る懐炉を買った。桜が咲く頃は何故か寒い、そのことを花冷えと言っている。保育園の入り口の桜はやっと1輪咲いていた。園庭の篭のセキセイインコも花冷えの影響で橙色の暖房器具が取り付けてあった。あれから6日経った今頃は桜も咲き満ち園児らに微笑みかけていることであろう。 花冷えやセキセイインコ身を寄せて 日向はずいぶん暖かくなりましたて クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月03日
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K保育園の庭園から保育室への入り口左手に薔薇の木がある。あまり手入れが行き届いていないようであるが薔薇が芽吹いていた。薔薇の木の右手に空蝉が何かの葉っぱにすがりついていた。一瞬まさかと思ったが、目を凝らして見てもやはり空蝉であった。去年の空蝉が風雪に耐えて未だにあることの不思議をつくづく思った。なるほどネーチャー・保育園だけのことはあると感心した。 薔薇の芽や自然の中の保育園 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月02日
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世田谷区野川公園の桜は3分咲きで週末の4日5日が見頃になりそう。今日はエイプリルフール(四月馬鹿)。嘘をついてもいい日と言うことですが、家の中で嘘をついてもすぐにバレる。もともと真面目一筋の私はなかなか気の利いた嘘はつけない。(これ位の嘘はまあいいか)今日は俳人西東三鬼の忌日でもある。〈水枕ガバリと寒い海がある〉は三鬼の代表作。今日はもう一つ我が家にとっての忌日、夫の父の命日でもある。病院で息を引き取ったので、父の遺体に看護婦さんがさくらの花をあしらってくれた。さくらを見る度にそのことが思われてならない。野川公園の落花を拾ってガラスの鉢に浮かべ仏壇に飾っている。それと野川の岸辺に咲いた菜の花を供花とした。 父の忌やグラスの中の花明り 最後までお読み頂き有り難う御座いました。 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2009年04月01日
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