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先日のリースリング飲み比べ会のワイン、続いてはオーストラリアのリースリングです。ポイゾン・ヒル・リースリング2009。フランクランド・エステートは、オーストラリア南西部、南氷洋由来の冷涼な気候のフランクランド・リバーにあるワイナリーです。1974年に創業し、その気候を生かした白ワインづくりが盛んだったフランクランド・リバーでボルドー品種を栽培し、同地でボルドー品種を広めました。一方で、リースリングにも非常に力を入れており、インターナショナルリースリングテイスティングを主催するなど強い熱意を持っています。ポイゾン・ヒルは、幾つか所有している畑の一つで、白い粘土質土壌で水晶を含む土壌だそうです。価格は、写真のお店で2835円。色は薄い黄色。1本目のブルックスとあまり差はありません。香りは、開けたてはミネラルや少々のオイルっぽさといったものが中心で、時間とともにライム、パッションフルーツ、パイナップル、黄桃、そして写真のお店の商品説明にもあるようなキウイっぽさといったようなフルーツ感がよく出てきました。また、香りの印象が強まるにつれオイリーさも少し増したような気がします。味わいは非常に繊細。果実味、酸どちらも突出せず、しいて言えば果実味の方が若干前に出ているかなという感じではありますが、そもそもどちらともおとなしいのでやさしくバランスのいい印象。ボディも、その味わいの優しさに似合った柔らかく穏やかなもの。ミネラル感もありはしますが、ハリやエキス分といった感じはなく、柔らかで透明な印象でした。会では、その優しさから食べるものもやはり穏やかな味わいのものとの相性がよく、サラダやモッツァレラとトマトのバジルソース和えがいいつまみになりました。サラダの野菜の甘みとは、やはりこのワインの果実味も相性がいいようでした。また、生マッシュルームの甘みともいいですし、意外と香りの相性も見られました。モッツァレラは、やはりやさしいクリーミーさや仄かな塩分とワインの繊細な酸や果実、フルーティな香りがはまりましたし、バジルソースやトマトの香りとワインの青い果実感の相性も良かったです。オーストラリアワインといえば、ちょっと前まではやはり濃厚でパワフルなシラーズ、というイメージでしたが、このワインが作られている南西部や反対側の南東部は冷涼な気候で、こういった穏やかなワインが作られています。日本食との相性もよさそうですし、これらの地域のワインは要注目かと思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月31日
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さて、今回から先日行いましたリースリング飲み比べ会のワインです。1本目はアメリカ・オレゴン州のワインになります。リースリング2010。生産者ブルックスは1998年設立。ワインづくりに携わっていたジミー・ブルックスは早くからオレゴンでビオディナミを実践した先駆者です。2004年に彼は急逝してしまいますが、周囲のワイナリーの仲間に支えられ、アシスタントだったクリス・ウィリアムスとジミーの息子によってそのワインづくりは引き継がれています。価格は、写真のお店で2730円。色は青みがかった薄い黄色です。典型的ですね。香りは、ライム、レモン、少々のグレープフルーツといった柑橘や、リンゴ、白桃、洋ナシ、軽いパッションフルーツといったフルーツ感もありますが、ミネラルや軽い土っぽさやハーブっぽさといった要素も出ています。甘いニュアンスはあまり強くはないですね。味わいは酸主体。しっとり系も太さのある明るい酸が前面に出ており、果実味は非常に繊細。ミネラル感もあって、結構ドライな印象です。ボディは柔らかなライト。思ったほど硬質感はありません。会では、サラダ、ムール貝、ポテト&ソーセージと合わせましたが、一番相性が良かったのはサラダでした。野菜のフレッシュさ、甘さとワインの仄かな果実味と酸がみずみずしい相性を見せてくれました。個人的には、この酸とドライさは貝との相性がいいのではと思ったのですが、ムール貝の味の濃さに押し負ける感じでした。今回は白ワイン蒸しで、火が入ることで味がより濃くなっている部分もあるでしょうから、生牡蠣などならまた違った感じになるかもしれません。ポテトやソーセージにも、やはり味の部分で印象を消される感じ。もう少し残糖を感じるくらいの果実味をイメージしていたのですが、酸主体の辛口で結構驚きました^^;今回飲んだ5種類の中では最も繊細な印象で、合わせる食事は和食系など味わいの優しいものがよさそうです。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月29日
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リースリング飲み比べ会のワインに入る前に、イベントのご案内です!昨年行いました、東京での中国地方のワインを飲む会。在京の中国地方ご出身の方々に中国地方のワインを飲んで頂くというこの会で、ご参加いただいた皆さんと、発展型として、中国地方のワインと食の会を是非やりたいという話をしていましたが、遂にそれが実現することになりました!内容としましては、中国地方5県のワインを、各県1種類づつ、計5種類をご用意させていただき、それぞれのワインの生産県の食材を用いた料理と合わせていくコース形式というスタイルです。また、開催日時は、3月6日木曜日の夜7時から会場は、アガリス神楽坂さん(ぐるなびのページはこちら)会費は7500円定員は24名様(当日会場にて現金でお願い致します)となります。ワインにつきましては、変更となる可能性もありますが、・奥出雲葡萄園 シャルドネ・スパークリング・北条ワイン 甲州樽仕込み・山口ワイン シャトーヤマグチ・シャルドネ・三次ワイナリー ピノ・ノワール・TETTA メルローというラインナップになる予定です。もしご興味お持ちくださいましたら、是非是非ご参加ください!ご参加いただけます場合は、2月27日までに、rieslinguntgruner☆gmail.com(お手数おかけして恐縮ですが、☆を@に変更してください)まで、お名前と人数、ご連絡先をご記載の上メールをお願いいたします。また、お問い合わせにつきましても、上記メールアドレスまでお願いいたします。よろしくお願いいたします!にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月27日
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昨年9月にリースリング・リング京都に参加して以来、もともと好きな品種といいこともあって是非やりたかったリースリングの飲み比べを、先日行いました。ワインは、5種のリースリングに加え、白だけではなんだというのと、面白い銘柄が手に入ったこともあり、ピノ・ノワールの飲み比べも同時にやってみました。会場は、1日ワインバーでもよくお世話になっています、岡山市のフロマジュリー・ピノさん。リースリングはチーズにも合わせやすい品種かなと思っています。飲んだワインは以下の7種です。また順に記事にしていければと思います。1、ブルックス リースリング2010アメリカ・オレゴン州のリースリングです。ビオディナミを実践している生産者で、オレゴンの冷涼な気候を反映したワインとなっていました。2、フランクランド・エステート リースリング・ポイゾンヒル2009西オーストラリア、フランクランドリバーのワイナリーです。南氷洋由来の海流の影響で、やはり冷涼さのある気候となっている地域です。華やかな香りでした。3、ヘルマン・デンホフ リースリング・qbaトロッケン2009ドイツ・ナーエのワインです。ドイツの辛口リースリングといいますと、繊細で軽い質感のイメージがありますが、こちらはボディのしっかりしたボリューム感のあるワインでした。4、マルク・テンペ リースリング・ツェレンベルグ2010続いてはフランス・アルザスのリースリング。こちらも自然派でおなじみの人気生産者、マルク・テンペのものです。5本の中では最もしっかりした色合いのワインでした。5、フリッチ リースリング・レぜルヴ2008そして、こちらはオーストリア・ヴァグラムのもの。黄土由来のしっかりした果実味が印象的なワインでした。食事との相性はやはり図抜けています。6、サントリー ジャパンプレミアム・津軽ピノノワール2010今回手に入った珍しいピノがこれ。青森県産ピノ・ノワールを使用した赤です。樽のニュアンスがよく出ていましたが、赤いフルーツも感じられました。7、ロシニョール・フェヴリエ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2011青森のピノと飲み比べたのはフランス・ブルゴーニュのものです。ヴォルネイの銘柄になりますが、やはり南の産地らしく、青や黒のニュアンスが出ていました。リースリングは、もちろん同一品種ですので似た要素もあるのですが、香りにしろ味わいにしろ結構はっきりと個性の違いを感じられ、面白い飲み比べになりました。例えば、同じ柑橘っぽさでも、緑のそれだったり、グレープフルーツっぽかったり、あるいはオレンジのようであったり…。ボディの厚みなんかもはっきり分かる違いでした。ピノの方は、やはり津軽のものはかなり感じが違っており、同じ品種とは思えないくらいの差がありましたね。ここからはフードの写真です。こちらはチーズやサラダ。左下の茶色いものは、クリームチーズをオカカと醤油で和えたものです。続いてムール貝のワイン蒸しです。貝の濃い旨みはリースリングの果実味によくマッチします。こちらは、マッシュポテトとチーズを合わせてもっちりとした食感にしたものとソーセージです。リースリングにはまさに鉄板の一品。今回のワインです。左から、ブルックス、フランクランド、デンホフ、テンペ、フリッチ、津軽ピノ、フェヴリエになります。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月25日
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今回は日本ワインです。産地は岡山になります。グランポレール・岡山マスカットベリーA・バレルセレクト2011。生産者はサッポロワインです。1976年にサッポロビールの創業100周年を記念して造られたというワイン部門ですが、今ではそのコストパフォーマンスの高さもあり、日本を代表するワイナリーの一つとなっています。現在、プレミアムレンジのグランポレールシリーズは勝沼のワイナリーで、デイリーレンジのものは岡山ワイナリーで生産されているようです。本ワインは、岡山産のマスカットベリーA100%ですが、醸造は山梨のようです。価格は、写真のお店で2200円。色は明るいルビー。やはり、そこまで濃い色合いにはなりませんね。香りは、八角、シナモン、クローヴ等々茶色いスパイスのニュアンスがしっかり出ています。樽熟とベリーA特有の甘いニュアンスがよく一体化している感じ。ただ、フルーツ感はその後ろにばっちり感じられ、イチゴやイチゴキャンディ、チェリー、その他赤ベリーといったものが感じられました。その他、カカオ、赤い花、黒蜜といったような要素も。味わいは、意外と酸しっかり。といいますか、中心は明るさのある赤果実系の酸です。そこに、ほんのりと果実味が加わる感じ。うまみは果実味程度には感じられました。タンニンは程々で、少々アクセント的に渋味は出るものの、ボディはクリアーさを感じるライトボディでした。香りにオリエンタルスパイス感が強かったことから、豚の角煮を合わせてみましたが、これはドンピシャでした。中華風でしたのでスパイス効いていましたが、香り相性はばっちり。また、甘辛系の味付けですが、肉の旨みや脂とともに、ワインの仄かな果実味や渋みと引き合い、かつ、酸の明るさがアクセントにもなってくれました。その他、サッポロのページに焼き鳥ともあうと記載されていましたのでモモのたれと合わせてみましたが、確かに、たれの甘辛さとワインの香りの甘さ、果実味といったものがはまりますほか、肉の旨みの強さはやはり鳥のそれがワインのそれに一番いい強さなようでした。昨年の国産ワインコンクールで金賞を取ったワインですが、今回もさすがの完成度でした。ブドウは、哲多のような石灰土壌の土地ではなく、赤磐というエリアのものですが(よくワイン会をさせていただいていますひさ田さんのある方です)、香りの高さ、味わいのバランスはいいものがあると思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月23日
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今回もアメリカの赤で。ただ、カリフォルニアではなくワシントン州になります。コロンビアヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン2010。生産者シャトー・サン・ミッシェルは、その前身を1934年創業の会社に持つ、ワシントン最古参のワイナリーの一つです。トータルで1420haもの広大な畑を所有していますが、殺虫剤の使用は極力控え、使う場合も植物成分によるものを用いる、農場を持ち、その堆肥を肥料にするといったサスティナブル農法を実践しています。「カベルネ・ソーヴィニヨン」表記ですが、カベルネは85%。残りは、シラー6%、メルロー3%、プティヴェルド、マルベック、グルナッシュがあわせて6%というセパージュになります。価格は、写真のお店で1732円。色はガーネット。典型的なこの手の品種の色合いですが、透明感は意外とあります。香りも非常にわかりやすく、プラム、赤ベリー、青ベリーといったフルーツ感を中心に(ただ、赤感が結構しっかりでそこまで濃くない感じではありますが)、なめし革っぽさやクローヴ、シナモンといった茶色いスパイス、それに少々のバニラといったような典型的な要素がよく感じられます。味わいは、果実味が軸ですが、べったりしたものではなく柔らかさ、軽さのあるもの。さらに、乳酸系の酸や渋味もバランスよく出てくるため、全体的に落ち着いた印象になっているようです。ただ、果実味は後口にかけても存在感はありました。ボディはミディアムフル程度。丸さがあります。食事との相性では、きのこしおを使って味付けした牛フィレのステーキをあわせてみたところなかなか。赤身の旨み、キノコの旨み、それとあいまっている塩気にワインの果実味が対比的にあわせられますし、コショウやキノコの香りにワインの香りの中の何らかの要素が噛み合う感じもありました。また、デミグラスソースのハンバーグ(肉は合挽き)もつまんでみましたが、デミソースの甘みやコク、肉の柔らかな質感や脂が、ワインの果実味やボディの質感に嵌りました。こういった、「洋食」との相性はよさそうなので、もうちょっと試してみたかったところです。比較的手頃な価格で、ワシントンのカベルネ・ソーヴィニヨンを感じられる1本だったと思います。ボルドーより親しみやすく、カリフォルニアより冷涼、というバランス感は、結構面白いポジションだなと感じています。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月21日
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今回はアメリカ、カリフォルニアの赤です。カリフォルニアの独自品種であるジンファンデル種のワインになります。ジンファンデル・ルースヴィンヤード・オールドヴァインズリザーヴ2010。生産者アイアンストーンはカリフォルニア、シエラフットヒルズに1948年に設立されたジョン・カウツ・ファームを前身とします。オールドヴァインというだけあって、ルースヴィンヤードのジンファンデルは樹齢100年を越えるという古木。ワイヤーを使わず、幹から伸びる短梢を利用した独特の仕立て方法で栽培されているそうです。樽熟は10ヶ月ですがフレンチオークの古樽のみ。セパージュは、ジンファンデル100%。価格は、写真のお店で2814円。色は結構赤さを感じます。勿論、黒さ・濃さはありますがルビー的といっていいかも。香りは、ジンファンデルによく感じられるナッツやクリーム、それに土っぽさといったニュアンスも出ていますが、結構優しい出方です。フルーツっぽさもしっかりですが、プラムやアメリカンチェリー、それにラズベリーやクランベリーといった赤ベリーやそのドライフルーツといった優しいものが感じられ、フルーツ爆弾系でもありません。味わいは、そこは流石にやはり果実味中心。重心低めですが、そこまでべったりしているとかゴツいものではありません。また、旨みもよく出ています。後口にかけては、乳酸系ながらも明るさのある酸がスッと出てきて爽やかにまとめてくれます。ボディはミディアムフルといったところで、冷涼さを感じるクリアーさがありました。食事とは、ビーフシチューを合わせてみましたがいい相性でした。デミグラスソースのコクや牛肉の旨みに、ワインの旨みや果実味、ボディの量感がマッチする印象です。どちらかが引き立て役というよりは、個性同士の共演といった感じです。また、このワインでも煮豚をつまんでみましたが、豚の旨みや穏やかな脂に、これまたワインの旨みや果実味が合いました。ソース的な相性が基本ですが、果実味と旨み・塩気の相まった奥に旨みの引き合いがあったのはよかったです。ジンファンデルといいますと、度数高めで濃厚、というイメージがありましたが、このワインは随分と優しいスタイルでした。最近は穏やかな造りが世界的潮流な様ですし、こういったジンが評価されるのでしょうね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月19日
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今回も続けてイタリアワインです。北部、ピエモンテ州の赤になります。ドルチェット・ダルバ・サンタンナ2011。プリンチピアーノは、バローロボーイズ達が脚光を浴びた時期に、同じようにモダンスタイルのバローロを造り評価を得たそうですが、その後、そのつくりに疑問を感じ、薬剤等の使用をやめ、バリックから大樽への切り替えを行うなどし自然なつくりを志向しています。サンタンナは畑の名前だそう。価格は、写真のお店で2079円。色はガーネット系。黒さも勿論ありますが、レンガ的な要素も見えます。また、少々にごりもありました。香りはラズベリーやイチゴといった赤ベリーのニュアンスがよく出ていますほか、それら赤ベリーのムースのようなまったり感のある雰囲気も。その他、定番の茶色いスパイスっぽさや、軽いココアのような要素も感じられました。味わいは突出した要素のない、非常にバランスのいいものとなっています。乳酸系の酸、果実味は勿論、渋味や旨みも程よく拮抗している印象です。ボディはミディアムライト。口当たりは滑らかながら透明感を感じる質感です。食事との相性では、バランスのいい穏やかなワインであることから、鶏や豚など濃すぎない肉類との相性が良好でした。鶏肉は、トマト煮と肉じゃがで合わせてみましたが、トマト煮とは、肉の旨みとワインの味わいは勿論、香りのベリー感とトマトの相性も良かったですし、肉じゃがとは、醤油ベースの味わいが意外なほど嵌りました。勿論、旨みを吸ったジャガイモともいいです。香りの共通項も何かしらあるように感じました。豚肉は、脂身の少ない煮豚にバルサミコを少し垂らすという食べ方でしたが、肉の旨み、食感にワインの旨みや質感がマッチしましたし、バルサミコが加わるおかげで香りの相性もアップ、全体的に一体感のある組み合わせになりました。パワフルなモダンスタイルを離れた生産者のワインだけあって、穏やかさ、バランスの良さが感じられました。デイリーに、食事とあわせても楽しめますし、そのバランス感をじっくり楽しむのもいいかと思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月17日
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岡山は今夜も晴天。澄んだ空気で月がキレイに見えました。明日は満月、ということで一足早い満月ロゼです。ロゼ・カルペネ・ブリュット。生産者カルペネ・マルヴォルティは1868年創業。ヴェネト州のワイナリーです。イタリアで最初に、シャルマ式のスパークリングを作り、さらにはシャンパーニュ製法のスパークリングにも早い段階から取り組んだそうです。そんな、イタリアにおけるスパークリングのパイオニアであるカルペネですが、さらに、イタリア最初の醸造学校も設立したという、イタリアワインを語る上で欠かせない生産者です。セパージュはピノ・ネロ85%、ラボーゾ15%。ラボーゾはヴェネトの土着品種でフィロキセラ禍を逃れて今日まで残っているそうです。価格は、写真のお店で1837円。色は赤さの鮮やかなピンクグレープフルーツ系。泡は細かく、量は少なめも勢いはありました。香りは、色みに似あったピンクグレープフルーツっぽさがあります。加えてイチゴっぽさや少々のラズベリー、さらに洋ナシといった要素も。その他、ハーブや軽いスパイス感、バナナっぽさや微かなカラメルっぽさといったようなものもあったでしょうか。味わいは、色合いや香りの印象からすると意外な感じですが、酸がしっかり前に出ます。しっとり系のものですが存在感がありました。その後ろに、果実味がフワッと出てくる感じ。フルーティさはあります。ボディはライトで、丸く柔らかい感じ。今回は食事とはあわせず、苺のムースのケーキと、ガトーフランボワーズをつまみましたが、どちらとも中々。特に、苺のムースとは香りの相性も良く、勢いのある泡の質感とムースの重さ、滑らかさも嵌っていました。加えて、酸味のアタックがあるおかげで、甘みに対してもいいアクセントになりました。ガトーフランボワーズとは、チョコの濃さにやや味わいの印象が薄れてしまってはいましたが、それでもフランボワーズの酸と引き合いを見せましたし、香りの濃い要素は充分親和的な印象がありました。フルーティさを基調にしつつも、香りの濃い要素や味わいの酸味など、起伏、個性のあるワインでした。ただ、それらがバラバラという事ではなく、全体としてまとまっているのは、流石イタリアにおけるスパークリングの老舗といったところなのでしょうね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月15日
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今回はオーストリーワインです。モリヨンとは、オーストリー南部でのシャルドネの呼び名の事。モリヨン・フォン・オーポック2008。生産者はセップ・ムスター。オーストリー南部、南シュタイヤーマルクのワイナリーで、創業は1978年。現当主が引き継いだのは1991年だそうです。このワインの名前にもなっていますが、オーポックとはこのワイナリーがあるエリアの土壌によく見られる粘土、シルトを含む石灰質の土が固まったもの。このオーポックの土壌と、比較的穏やかな気候がこのエリアの特徴です。セパージュは、モリヨン=シャルドネ100%。価格は、写真のお店で2646円。色は薄めの黄色。香りはミツっぽさが強く、ハチミツ感も微かにあるでしょうか。その他、メロンや栗、サツマイモ、それにオレンジっぽさといった濃さのあるニュアンスがよく出ています。加えて、白い花やナッツっぽさといったシャルドネ的要素や、少々のオリーブオイルといったオーストリー的?青い雰囲気も感じられました。味わいは果実味が軸となっていますが、酸味もしっかり。しっとりした酸ですが明るさもあります。やや重心低めの果実味をいいバランスで支えています。ボディはミディアムライト。丸さ、柔らかさがある南の雰囲気を感じるつくりです。食事との相性では、鶏肉をあわせたところいい相性でした。醤油味のから揚げに近いフライドチキンをつまんでみましたところ、醤油ベースの味わいとも喧嘩しませんし、むしろ鶏の旨みと醤油の塩気が、ワインの果実味や香りの甘いニュアンスとよくマッチしました。また、根菜と共に骨付きのモモ肉をポトフ風の煮込みにしたところ、骨周りの鉄っぽい旨みとワインの旨みが引き合いましたし、大根やジャガイモの甘みや香りが、ワインの果実味や白い花、オイリー系のニュアンスにマッチもしました。オーストリーのシャルドネというのはあまり見かけませんが、味わいや香りのバランスは良く、軽い南方感が、リースリングやグリューナーとはまた違う世界観を感じさせてくれます。オーストリーワインの奥の深さをみられる1本だったように思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月13日
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昨年の話になりますが、イベントの残りの白ワインを少し頂ける事がありましたので久しぶりにサバと玉ねぎの白ワイン煮を作ってみました。なんとまあ5年ぶりです。前回は、ロワールのグロ・プランを使いましたのでかなり酸っぱめの味わいとなりました。今回はペインターブリッジのシャルドネを用いたため甘めになるかなと思いましたが、やはりしっかり酸っぱいです^^;酸味とサバの香りや旨み、それに玉ネギのコクを楽しむ料理ですね。ペインターブリッジのシャルドネは、価格は非常に手頃ながら、カリフォルニアらしいフルーティさ、コクがありつつもまとまりもある中々コスパの高いワインです。また、本当に手頃なので、料理に使うのも抵抗少ないです^^;因みに、この料理との相性は当然ですが非常に良好でした。こちらはトマト煮です。本来はサバのアマトリチャーナにしたかったのですが、ベーコンが無かったのと使い切りたい野菜が色々あったのでこうなりました^^;トマトの酸味やコクとも、サバは良く合います。こちらにも、上記ペインターブリッジを用い、やはり同じワインを合わせましたが、やっぱりよく合います^^青魚はワインに合わせにくいイメージですが、調理方法次第ではいい相性を見せてくれますね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2014年01月11日
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今回はレアな甲州ワインです。ヴィンテージは最新の2013。この年も、2012年に負けず劣らずいいヴィンテージになったようです。アルガブランカ・イセハラ2013。生産者は勝沼醸造。山梨のを代表するワイナリーの一つで、特に甲州に大きな力を注いでいます。グラスメーカー・リーデルの本社から人を呼び、甲州に合うグラスを調べてもらったこともあるそうで(最適だったのはソーヴィニヨン・ブランだったそうです)、ワイナリーにはそれを記念してのリーデルの展示室もあるのだとか。アルガブランカシリーズは、同社を代表するブランドで、イセハラはその中でも限定生産の銘柄となっています。セパージュは、勿論甲州100%。価格は2730円ですが楽天内では既に完売のようです。色は薄く、微かにグリ系の灰色っぽさも見えたでしょうか。香りは非常に華やかで、ソーヴィニヨン・ブラン系のグラッシーさや緑の柑橘のニュアンスが最初強く感じられ、その奥にバナナやパッションフルーツといった南国フルーツ的要素、さらに、ミカンや柚といった黄色い和柑橘、さらには吟醸、リンゴ、貸すかな蜜、ミネラルといったようなものも感じられたでしょうか。味わいは、やや辛口という表記でしたが、確かにフルーティさしっかり。甲州の暖かな果実味が最初インパクトを与えますが、段々と落ち着き、二日目三日目には辛口というといっても問題ない感じに。酸味は、果実味の後ろにきっちり入っており、明るくも乳酸系で強さがあります。また、後口にかけてはらしい軽い苦味と旨味が。ボディはミディアムライトな感じで、ハリがあり、骨格を感じるミネラリーなものでした。単独でも楽しめるワインかと思いますが、食事には勿論よく合います。おでんをつまみましたが、ダシの旨味にワインの旨味がよく反応しますし、タネではコンニャクの香りや食感が、ワインのミネラリーさやグラッシーなニュアンスになかなかよくはまりました。また、焼き鳥のモモやナンコツ、砂肝(塩)等を合わせてみますと、砂肝との相性がベストでした。砂肝の鉄っぽい旨味にワインの要素がこれまたよくはまりますし、果実味の強さや酸が肉の塩気や旨味といいバランス感です。加えて、お寿司をつまみますと、やはりエビの甘味に果実味やミネラリーなワインの質感がいいですし、鯛の香りや旨味にもマッチしてくれました。やはり、白いネタがいいようです。去年のヴィンテージは飲めなかったのですが、やはり流石のワインです。近年、様々な高品質な甲州が生産されていますが、イセハラはそれら牽引する存在の一つと言えそうです。甲州ワイン、日本ワインにあまりいいイメージのない方等にも是非お試し頂きたい一本かなと。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2014年01月09日
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毎月最終日曜には、徳島駅から程近い水際公園でとくしまマルシェが開催されています。川沿いの公園にパラソルショップが立ち並び、地元の特産品やそれを使った加工品などが販売されています。なかなか足を運びにくい県西部や県南部の食品などを見ることも出来、いい機会だと感じていますが、それは盛況ぶりにも現れています。購入したのは、県産のマッシュルームと県南のシイラを使ったスモーク。どちらも美味しかったですが、シイラのスモークは、塩気、香り、旨味のバランスが秀逸。日和佐燻製工房という会社のものでしたが、他の商品も是非試したいところ。こちらは、県西部の石井町にありますリーベ・フラウ。自社で手をかけて育てた豚の肉や食肉加工品の販売をしており、さらには食事も出来るというお店です。また、裏手にはロバと山羊がおり見ることも出来ます。リーベ・フラウでは、加工品として作っている塩豚を利用した、とくしまバーガー(複数の飲食店が参加するご当地バーガープロジェクトです)も手掛けています。予約制らしく飛び込みでは買えないようですので、今回はきっちり予約して買いに行きました。パンに、レタスと塩豚を挟み、マスタードを塗っているだけの極めてシンプルなもので、バーガーというよりサンドイッチ感が強いですが、味は、これがまた極めて良好。まず、なんと言っても塩豚が旨く、モチモチの食感に肉汁も感じられる豊富な旨味、さらに、旨味に負けないしっかりした塩気があります。そこに、フレッシュ感を与えるレタスと、豚の香りを引き立てつつ味に変化を付けるマスタード、さらにパリパリ感のあるやや固めのパンが非常にいいバランスでした。とくしまバーガーは、帰省の度に色々食べており、県産の食材を使ったボリューミーで様々な味わいを感じられるようはものが多く、それらはそれらで非常に美味しいのですが、こういった、シンプルなものもいいですね。塩豚への自信が感じられました。価格も、一個350円と手頃ですし(^^)ビールのつまみには100点満点でしょう。リーベ・フラウでは、他にハムやソーセージも充実していますが、中でもアイスバインは雑誌に取り上げられたこともあるという人気のアイテムです。一つ購入して帰り、頂きましたがこれもいいですね。旨味抜群で、少々のジューシーさもありつつ、肉の質感がしっかり。それでいて、柔らかいという。こういうものは家ではちょっと無理ですね。こちらのお店、神戸に2号店を出したそうです。兵庫といいますと、メツゲライ・クスダといった加工食肉のいいお店がありますが、頑張って欲しいものです。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2014年01月07日
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今回もやっぱり帰省ネタです。県北西部の藍住町にありますvivantさんのフェイスブックを拝見したところ、レアなワインが開いているようでしたので、昨年秋に続いてお邪魔してきました。因みに、vivantさんへは徳島駅からですと、鍛冶屋原行きというバスに乗って笠木西という停留所で下車しますと、歩いて五分程度です。運賃は420円也。この日は新年の特別営業というのとで、12時から15時まで、ランチコースも無しでアラカルトのみというスタイルでした。ということで、昼からシャンパーニュです(^^)こちらはマルゲ・ペール・エ・フィス ブリュット・ブラン・ド・ノワール。リンゴや酵母っぽさといったスタンダードな香りに、キメ細やかで柔らかく、量の多い泡が印象的でした。味わいもある程度フルーティさはありつつも、ブリュットであることも忘れていないバランス。楽天内にも取り扱いありました。頂いたフードはサーモンマリネとリンゴのサラダ。リンゴとシャンパーニュは、甘味や香りの面で似た点が多く、流石の相性。また、サーモンはクミンシードやナッツ類が使われており、それらの香りが合わさることでワインの酵母っぽさや果実味の厚み等と相性が大きく向上しているように感じられました。もちろん、サーモンとリンゴを一緒に食べて合わせるのも間違いありません。さらに、サラダということでトマトが入っていたのですが、これを単体で頂くとまああっさりしたこの時期のトマトだなという感じなのですが、サーモン、リンゴとともに頂くと酸味やトマト独特の旨味が全体をまとめて味わいに奥深さがでてびっくりでした。シャンパーニュとの相性も、トマトの香りとワインの奥底にあるハーブっぽさが反応して更に良くなる感じでした。続いて、白ワインは幾つか候補を出して頂き、その中にありましたこちらを。金井醸造さんのキャネー甲州・祝村川窪2012です。色は薄い黄色でやや濁りがありらしさを感じました。香りは、甲州らしい吟醸系のニュアンスも出ていますが、洋ナシやリンゴ、軽いバナナ、和柑橘といったフルーツ感が中心。味わいは穏やかで、旨味中心の辛口ライトですが、円やかさの中にキレイさがある、落ち着いたスタイルでした。上記サラダと合わせましたが、リンゴの甘味を足すより、サーモンそのものの旨味と塩気だけで合わせる方がより好相性な印象ではありました。そして、赤はこれ。このワインを見掛けたから今回お邪魔させて頂いたと言っても過言ではありません。アズッカ・エ・アズッコさんのフィーロ・ロッソ2012です。カベルネ・ソーヴィニヨンとプティ・ヴェルドが半々のこのキュヴェ、優しい系のワインという作り手さんのお話だったそうですが、確かに柔らかな口当たりのミディアムライトなワインでした。果実味も穏やかで、乳酸系の酸が主体。ただ、渋味は酸程では無いにしろ、なかなか存在感はありました。香りは、カラメルや黒果実中心で、少しロースト系の雰囲気も。今回も貴重なワインを頂けました。徳島の外れに、何故かそこだけ東京になったような世界がある、といった雰囲気です(^^)お料理も、ビストロフレンチをきっちり頂けますし。人気は上々のようですが、やはり徳島は車王国ですしワインは出にくいところもなきにしもあらずなようで。帰省の際には是非是非お邪魔させて頂きたいなと思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2014年01月05日
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帰省したらやっぱりこれ!ということで、徳島ラーメンです(^^)徳島駅前には、駅ビル内を含め何軒かのラーメン店があります。いわゆる豚骨醤油ベースな徳島ラーメン のお店やそうでないスタイルのお店など色々と、駅から徒歩で行けるのが良いところかなと思っていますが、こちらは個人的に好きなお店の一つである三八さんのラーメンです。豚骨醤油(のはず)ですが、色は黄色が強く豚骨のニュアンスが中心です。しかし、クドさ、脂っこさは皆無で、臭みもない、非常に穏やかな味わいの一杯となっています。こちらは、テイクアウトして年越し(中華)そばで食べた一杯です。徳島市南部、金平神社近くにあった人気店のよあけが駅前に移転したのですが、よあけの流れを汲むお店が金平神社隣にオープンされました。それが、このラーメンをテイクアウトした二朗麺さん。名前から一瞬あの二郎系かと思いがちですが、関係無いようです(^^;味わいは、やはり黄色いスープということで豚骨感が出ていますが、こちらもやはり脂っこさ無し。ただ、円やかさがありフルボディな印象のスープではあるでしょうか。こちらはバラ肉ではなくチャーシューで、このチャーシューも、程々の食感と旨味十分なスタイルでした。そして、もう一丁年越し(中華)そばです。こちらは、これまた個人的に好きなお店の一つである巽屋さんのもの。帰省の度にお邪魔するお店で、当ブログでもたまに記事にさせて頂いております。黒さの強い色合いで、豚骨より醤油が前に出るスタイル。ただ、こちらは年々あっさりしてきており、魚介も使っているようですがその旨味がよりダイレクトに伝わるようになっています。肉は徳島ラーメンらしいバラ肉ですが、生姜の香りがついておりこれまたさっぱり頂けます。色合いによってスタイル、味の傾向が違うので食べ比べるとやはり楽しいですね。ただ、今回の3杯に、というより多くの徳島のラーメンに共通する印象としては、脂っこさは控え目で旨味が強いことでしょうか。やはり出汁の文化がある土地柄だからなのでしょうか、色々なお店にお邪魔しましたが旨味はどこも充分な印象です。にほんブログ村
2014年01月03日
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明けましておめでとうございます!昨年も多くの方にアクセス頂き本当にありがとうございました。アクセス数は300000を超えましたが、まだまだマイペースにはなりますが、更新を続けて行きたいと思います。本年も宜しくお願い致します!今年もあちこちワイナリー訪問もさせて頂きたいなと考えております。長野にまだ行ったことがないのと、九州もいいなと…。まあどうなるか分かりませんが(^^;取り合えず、今は帰省中ですので、また追々帰省ネタを書いていこうと思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2014年01月01日
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