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実はずっとずっと庭木の剪定をさぼっていた。紫陽花も半分はあれこれ花を摘んだが、残った花が枯れたまま伸びているのを放置。笹は庭のあちこちから地面にクッションのように葉を茂らせ、実際二階から落ちても大丈夫なんじゃないかと思うほど東半分の一面に葉が茂っていた。その下にはヘクソかずららしき蔓がのび放題。西半分はヘクソかずらのかわりにノウゼンカズラの蔓がはびこっている。エノコログサもススキもワンサカ。昨日の朝早く、笹・紫陽花・南天・くろがねもちと、名前がわからないけどお隣との境界に生えている邪魔な木を切った。そのままじゃものすごい山なので、一日干して水分とばして量をへらす。本当は日曜にやりたかったのだけど、夫は腰を上げるまで時間がかかる。暑い中、そんなん出来るか~!と結局切らせられなかった。切ったその日にゴミ袋にいれるのは大変だし、今日(火曜)のごみの日を逃すと、雨降る日が続きそうだから、切るのは昨日しか無かった。とりあえず切れそうなのはズンズン切る。昨日の朝の6時~8時まで、2時間で庭の真ん中に私の腰まで届きそうな山が出来た。そこで私の糸が切れた。よし、このまま放置!_______________あと残っている木は3種類。【丸柘植】太ももくらいの高さのツゲの木が8本。樹形を整えて切るのが面倒くさい。庭師でもないのに、せっせと丸くする必要など…ええい!【つつじ】徒長枝が伸びてかなりかっこ悪い。でも出来ればもう少し大きな樹形にしたいので、これは見た目格好悪いけど、我慢。そして道路標識を覆い隠さんばかりの【棗(ナツメ)】の大木。たしか昨年完全に春丸坊主にした。そのあとは昨秋もなるべくはみ出さないようにと大きな枝も切ったはずなのに、約一年半経ったら上に上にと枝が伸びて、二階の屋根まで届きそうな、えらいことになっている。秋に剪定しなかった枝がたくさん残ってたせいで、ナツメの実も大豊作。ちらっと茶色くなりかけてるのが青りんごのようで美味しいのだ。しかも憎たらしいことに、美味しそうと思う実は先に鳥が一口食べている。そうか、最近朝の鳥の声のうるさいのはコレの所為かも。この最終関門の棗が我が家の最大の敵である。木が堅いので、細い枝でも剪定ばさみで切るのが困難。トゲが木綿針のように長くて細くて痛い。痛いなんてもんじゃない。専門家に切ってもらいたい、出来れば電動ノコギリですっぱり切ってもらえたらどんなに楽だろう。と夫にもちかけた。今度の土日も帰ってくる。そのときに「専門家」に見積もりを頼むことになった♪わ~いわ~い______________で、今日は朝から、少し小さくなった山の枝をせっせと小さく切ったり折ったりしながら、45リッターの袋4つに納めた。無事出荷(!?)名○屋市では生ごみと不燃ごみは各戸回収なので、門の前にぼんぼん出して終了。よし!これでとりあえず半分は終わった。ありがたいことにやっとお湿りが来た。しばらく不安定な天気が続きそうだ。雨が上がったらヤツを抜こう。庭の大部分はヤツ=ススキのやりたい放題になっている。他のはなんとか水を撒いたら抜けたけど、ススキだけは雨がたっぷり降った後にチャレンジせねば。あと1つ、気になっていること。去年まで住みついていたアマガエルが今年見当たらなかった。うっうっお亡くなりになったのかしら~~(号泣)このカエル、数年前たぶん東海豪雨のときに我が家に流れ着いたようだ。それから4年。毎夏楽しませてもらった…ありがとう~そしてさよなら、けろよん!
2005年08月30日
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夏休み、最後の土日だから、と夫が帰ってきた。しかし、いつもどおりペン太は塾(土曜)、ペン次は少林寺(土)にドッジ(日)で、結局夫はゴルフ練習にいくだけの週末となるはずだった。あ、そろそろ弥々さん公演始まる、みんな入場したかな、と思いをはせていた。と、夫がいきなりペン次に言ったのが聞こえる。「そんなに花火みたいか?」どうやら打ち上げ花火が見られなかったのが悲しいとかなんとか話していたらしい。ペン次は少林寺の胴着に着替えながら話していた。夫の言葉にペン次、帯を回す手が止まる。「行きたい行きたい~~!」「よし!今日は休め!着替えろ!いくぞ!」ペン太もお出かけに餓えていたのか、最近親を避けがちな奴がホイホイと戸締りしてくれる。実は昼間にもそんな話になって近隣の花火大会を検索していた。そのときはつゆほども行くような気配が無かったのに…(笑)ドビーの着替えを手伝いながら「どこにするの?」「長島!」ナガシマスパーランドで夏になると毎週末30分弱花火をあげるのは毎年のこと。引っ越してきた当初に行ったきりだった。今晩、あとは常滑と一宮で花火大会があった。何ももたず、水のペットボトルだけ冷蔵庫から取り出して慌てて車に乗り込む。夫が花火みたいか?と訊いてから15分。ふだんお尻のおもい私たち家族にしては、なんと早い早い!!7時10分出発~~!名古屋都市高速から伊勢湾岸道を通っていく。夫がいうには長島の出口にパーキングエリアもあって、そこで花火が見られるという。途中で中部国際空港(セントレア)へ行く車が多かった。常滑の花火かな?なんてちらりと考える。伊勢湾岸に入ると右に一宮の花火、左に常滑の花火が地平に近いところに見えた。ああ、なんて贅沢な…でも、こちらも移動してるから、ちょいと時間があくと、花火の場所が分からなくなるほど遠い。ナビくんの予言どおり、8時5分前に到着。ついてビックリ!いるわいるわ。花火目的の車がワンサカ!多分90%以上が花火目的のようだった。ずららと2重駐車しているところに並ぶ。腹減った~コールに応えるためにかまぼこと飲み物を買いに行った。あげたてのかまぼこを袋に入れてもらっていたところで花火開始。建物の中にもどおん!と響く。とたんに中にいた人たちがワラワラと外に出た。私も慌ててお茶を買って車に戻る。なんて喜びようかしら。サンルーフから頭をだしてペン次とドビーはきゃあきゃあ大騒ぎ。ドビーが怖がらずに花火を喜ぶのは初めてかもしれない。20分がこれまた長かった。寝転がらないと首が持たない。初めは長島は30分ないじゃないの?とガッカリしたが、花火が上がるたびに大騒ぎしたおかげで疲れ具合もいい感じ。早めに出よう、ということで、最後の締めの花火が上がる前に出口を通ってUターン。名古屋方面に戻る車が多いのだろう、警備員が3人も誘導していた。締めの花火をサイドミラーで眺めつつ、この花火ドライブが子供たちの夏休み最後の思い出になること間違いなし、と考えた。
2005年08月27日
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しばらくリズムが狂っていたせいか、ひさしぶりに普通の時間(23時)に寝てしまった。まずかったのは、その狂ったリズムのせいで、夜中の(明け方の?)気配に気づかなかったこと。朝5時に起きてみると、横にドビーがいない。2階も1階もどの部屋にもいない…!と思ったら、洗面所の奥のあかりがついている。風呂??なんと湯船に浸かったまま寝てた。あと顔が3センチ沈んでいたらおぼれてたかも…起こして熱めのお湯をかける。「お風呂で寝るのはいけません。お布団で寝ようね。」体もすっかり冷えている。がたがた震える体や髪の毛を拭いてやる。最近自分で拭かせるようにしてたから、自分でもごしごし、なんていいながら背中やお尻を拭こうとする。(かわいい…あ、だめだめ、怒った顔キープ~!)下着とじんべえを着せて、一緒に布団にもぐりこむ。「おやすみなさい」「うぅおぉひゃい」(本人はおやすみなさいのつもり)頭から布団をかぶるのが彼女のクセ。しばらく一緒に寝たフリをするが、あっという間に寝てしまった。風呂の中でおぼれない体勢を作るために熟睡してなかったんだなぁ。あらためてブルブル!よくぞ最悪の事態にならなかったとホッとする。お湯を抜いておいても自分で入れられるし。外から鍵もつけられない。ここのところずっと夜中起きなかったから油断していた。やっぱり気配を感じて起きなくちゃ。寝る前にふすまの前に鈴とかタンブリンとかジャラジャラうるさいのを置いておこう!かな…(泣笑)
2005年08月24日
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ペン次が帰ってきた。この二週間、お出かけしないで家に閉じこもっていた日は2日しかない、とじいじが言う。なんですと~!?今までの帰省にあるまじきことだ。いつもはアルバイトで忙しい大好きな従兄(高3)とも、珍しいことに長いこと一緒に遊べた。来年からは関東方面の大学にいくであろうから、夏休みも今は勝手がわからない。ペン次も中学にはいったら部活をするつもりだというし、とにかくたっぷり遊べるであろう最後の夏であった。義妹のMちゃんも家族の一員として、ペン次をあちこち連れまわしてくれた。本当にありがたい。おかげでひとつもホームシックになることなく、こんなに楽しい夏休みは初めてだった~♪と帰ってきた。向こうから「今新幹線にのったから、(豪雨の影響で)20分遅れね」と連絡をもらう。夫がいないので、3人で迎えに行くか、母だけ送り込むか、どちらにする?と訊いたら、ペン太は一緒にお迎えに行くという。一人で苦行するより、母と一緒に苦行する道を選んだということかな。それにペン次にも早く会いたかったんだろう。車が混むかと余裕を持って出たら、どこもかしこもスムーズで、地下街の駐車場に入れてからかなりの時間があまってしまった。ドビーはさすがに覚えていないようで、新しい場所(という認識)であるこの地下街、あちこち歩かせるのは難しかった。ペン太はさすがに覚えている。ここには私の妹たちをなんどか迎えにきたり、送ってきたりで毎回同じところに止めるからだ。ここで、ジュース飲んだよね?とマクドナルドを指差すが、今日は席が全然あいてないので知らん顔。やっと到着、7時ちょい過ぎ。新幹線のホームは人がいっぱい。姫が迷子にならないようにしっかり腕をつかむ。くだんの列車が入線。前から降りてくるか、後ろからか?目を皿のようにして探した。ドビーが逃げようとするので、思わず抱き上げるが、お、重たい…!およよ!あれか?髪を向こうで切ってもらって、今までみたことのない髪形になっている。相変わらず肉はないけど、背もぐんと伸びた感じ。人が山のように行き来しているプラットフォームでしばし息子に見ほれてしまった。これまた当たり前のようにドビーと手をつなぐ。ありがと~。車の中での会話。オマエ宿題終わったか?う~ん、終わったけど終わってないのが二つ。それは終わったとは言わない、何が残ってるんだ?読書感想文と~…。きゃあきゃあゲラゲラ。なんだよぉ。やっぱり残ってた~やっぱりだ!二人とも残ってる方を選ぶから賭けにならなかったんだよ~うぷぷ。お母さん、読書感想文の締め切り、明日の出校日…。(←登校日)…え?え?なんですとぉ~!?家に帰る前にペン次のリクエストで焼き鳥、ついでに姫の大好物のイカフライも購入。大急ぎでご飯にありつく。家に着いたのは8時半。9時には食べ終わっていた。みんなお腹空き空きだったものね~。さて、お土産はなにかというと、巨峰1房と辛子明太子(家庭用)。食べてる途中で食卓の空いているところに置きっ放しなのに気がついた。慌てて冷蔵庫に入れる。ここからが長かった。食べたばかりのペン次、動かない。明日提出する気あるの?ないの?無言で筆記用具と原稿用紙を持ってくる。ふぅ~ん。頭が働かないのに原稿用紙に直接書こうとする。いけん!それじゃ推敲してまた新しい原稿用紙がいるやん。こっちにかきんしゃい。昔のプリントの裏をつかってメモを書くように指示。書きたいことをどうやってまとめるか。書き出しはどうするか。どのエピソードをラストにもってくるか。母、ペン次を誘導する。なにせ、今まで原稿用紙一枚半以上書いたことがなかったのだ。宿題に感想文は必須、原稿用紙3枚、とあって泣きそうになっていた。途中コーヒーに砂糖と牛乳を入れて差し出すこと二杯。途中までペン太とドビーも応援するかのように夜更かしにつきあって、(ペン次が帰ってきた興奮のせいもあるけど)1時前にやっと就寝。午前2時。やっとのことで書き上げた。字面や言葉がおかしいところとかをチェック。よっしゃ!これでいいね、よう頑張った。はよう寝んさい。…今朝はいくら起こしてもおきないペン次。叩き起こされてヒーホー言いながら、出て行ったのだった。
2005年08月22日
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遅くなりました。すっかり夏休みに浮かれてしまいこんでおりました。子供のことから仲良くなったエカチェさんと、ロードオブザリングがらみでお友達になったbregoさんから受け取ったバトンです。【Q1】次のメニューにどんな調味料をかけますか?薬味は含みません。 〔A1〕・目玉焼き ・・・塩・コショウ・納豆 ・・・醤油(あとは玉子と大根おろしゼッタイ!)・冷奴 ・・・醤油(ネギとしょうがとすりゴマと鰹節もゼッタイ!)・餃子 ・・・ポン酢・ラー油・カレーライス・・なし・ナポリタン・・・タバスコか唐辛子入りオリーブオイル・ピザ ・・・タバスコか唐辛子入りオリーブオイル・生キャベツ・・・ポン酢か醤油・トマト ・・・なし・サラダ ・・・ピエト○ドレッシング(いただきもの使わないと)・カキフライ・・・オーロラソース(マヨネーズ&トマトケチャップ)・メンチカツ・・・たまに醤油とレモン・コロッケ ・・・たまに醤油とレモン・天ぷら ・・・自家製にんにく醤油 たまに 天つゆ・とんかつ ・・・醤油たまにソース ・ご飯(おかず無しの時)・・なし(お茶と塩昆布と梅干!)【Q2】周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか? 〔A2〕 ないです。つまらない一般人です。【Q3】それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか? 〔A3〕 揚げ物とソース【Q4】バトンをまわしたい5名は誰ですか? 〔A4〕 あ、、バトン落としちゃった…ごめんなさい 心優しい方、お暇な方、拾ってやってくださいませ~
2005年08月18日
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(こっそりアップ)祖母にまた来るから、と別れを告げて、来た道を戻る。一度道がわかればスタスタ歩くのみだけど、やはりゴンドラ乗り場まで10分はかかる。来たときと同じように下を見ないでなるべく目をつむり、ゴンドラ移動(←高所恐怖症だす)。京王線のホームで家に電話を入れて、ついに携帯の電池が切れた。新宿で一度乗り換えて中央線。もしかしたらママさんたちに合流できるかもしれないけど、場所を移しているかもしれない。頼みの携帯が使えないので諦めた。いいや、もしかしたら、最後の新幹線のホームで会えるかも。ゆうべ確かめたら、なんと帰りの新幹線は一本違い、私の方が6分遅かったのだった。(ちなみに最後にもう一度、新幹線ホームの上で、ママさんとハイジさんに挨拶できました。)♪ま~るいみどりのやまのてせん、まんなかとおるはちゅうおうせん♪心の中で懐かしいヨドバシカメラのCMソングを歌いながら、その赤い電車の中で滅多にない経験をした。午前中のよみうりランドでの徘徊が効いていて、もうどこでもいいから座りたかった。東京まで快速だと停まる駅も少ないし嬉しい。おお、ちょうど空いてるところがある~。外国の人の隣だからみんな遠慮してるのかも。いいや、座っちゃえ~!…ぐわっ!!臭っ!!!これって、「ぐがぱああ~~」かも。息子の脱いだシャツの一番ひど~~い汗臭さを100倍にして腐らせたような。腐ったゆで玉子の黄身と腐った玉ねぎを足したような。とにかく思い切り吐き気をもよおすニオイ。なんて表現してよいかわからない。ごめんなさい、ごめんなさい、こんな表現もうしわけないんだけど、汗びっしょりのお隣さんの方から漂ってくる。これ、この方の体臭だよね…だよね…嗅覚神経が、左を向いてこの人の体臭かどうかを確かめることすら拒否している…正面から見える情報は、Tシャツに短パン姿の大柄な外国人。う~ん、ギリシャ系?トルコ系?ラテン系?アルバニア系?黒髪に顔の彫りは深い。この日は私も読売ランドで大汗かいてたので人のことは言えないはず。どの人も汗ばんでいた。だけど、だけど、このお隣さんには濡れタオル差し出して、これで拭いてくださいってお願いしたいくらいだった…ひたすら鼻から息を吸わずに歯と歯のすき間から酸素補給。ちょいと右を向かせてもらう。右隣の若い青年、私が座るまで我慢していたのだろう、いきなり両手で鼻とクチを覆って口でス~ハ~息をしている。わかるよ、わかるよ、その気持ち。私もそうしたいよ~できれば今すぐこの席を立ちたいよ~でもあと二駅。いきなり立ったら気まずいかな。よし、次の駅で降りるふり。隣の車両に移ろう!!長い長い時間のような気がする。息をするのがこんなに苦しいとは!!汗かいてるご本人は慣れっこのにおいなんだろうけどな~~(本当に失礼だけどゴメンナサイ!)よし!立とう、と思ったらありがたやありがたや。私が立つ前にお隣が降りてゆかれました!!この一駅分、長かった…!!残り香も強烈だったけど、おおっぴらに鼻を押さえることが出来るだけでもしゃ~~わせ~~(涙)(涙)思えば、アルゼンチンではこの手の経験をしたことがなかった。汗びっしょりになって、満員バスに乗る機会なんてあまりなかったかも。夏は暑いものの、もう少しカラッとしてたし。とにかく西洋の香水文化、えらく納得!
2005年08月16日
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朝一番の上りの新幹線。夫がいつも乗って東京へ帰る列車だが、その日(13日)は私が乗るのだ。私がいつもしているように、夫が私を地下鉄の駅まで送ってくれた。行って参りま~~す♪私の笑顔はとびきりだったはず。間違いない!(←某芸人風)駅につくと残念なことにみやげ物の売店など全然開いていなかった。改札の中の弁当やさんとキオスクだけ。キオスクのお土産でお手ごろなのがほとんど残ってない。仕入れはこれからって感じ。自分が食べないお菓子(実はういろう苦手…)は持っていく気がしないし。もういい、ごめんなさい、みなさま。身ひとつで行かせてもらおう。水のペットボトルを買って乗り込んだ。東京駅到着は8時18分。発車してすぐ車掌さんが回ってきた。らっき~♪さっさと寝る。…目が覚めたら残念、すでに新橋を通過したところ。あ~あ、昔住んでいたところを見逃した。いや、見える訳ないんだけど、なんとなく見当がつくかと思って。いつか、昔すんでいたあたり(泉岳寺周辺)とか、昔働いていた辺り(神田神保町)とか、昔遊んでいたあたり(書ききれない)とか、デートしてたところ(同上)とか、ゆっくりぶらぶらしたいなぁ。あ、夫と歩くのもいいけど、それは夢のまた夢かな。久しぶりの東京駅にウキウキワクワク。銀の鈴の場所を確認(笑)とりあえずコーヒーを飲む。待ち合わせまであと2時間半。さあて、お店が開くのは大体10時よね。それまで東京駅の構内をあちこち歩く。総武線乗り場と京葉線乗り場のチェックはちょいと疲れるからやめた。北口通路を八重洲から丸の内へ。懐かしい丸の内北口改札の天井を見上げる。昔、ここでしょっちゅうミニコンサートやってたけど、今でもやってるのかな。夫とのデートコースだった…。改札外に出たいのをぐっと我慢して、丸の内側通路を南下。そうそう、本屋の通路があったっけ。ぶらぶら本を見ながら冷やかしていると、ママさんからメールが来た。今から新幹線だけど、そっちの天気はどう?と。今、雨上がり状態です、と返信。ここ一帯がメディア・コートという名前だった。前はずららっとパソコンがあったように思ったけど、半分以上がアトムのお店になっていた。臨時のお店かしら。とりあえずネット端末が3台。ええ~10分100円?高いよ~。だけど、興味本位で100円使ってしまう。みんな携帯でネットにつなげられる時代。ここもいつまで残っているか心配だ。八重洲に戻ってお土産のスタンドを見まわすと、相変わらず”東京ばなな”強し。そこでひょいと思い出した。そうだ!名古屋駅では手ぶらだった。なにか差し入れできるようなお菓子ないかな~。みんなとパクっと食べられるのでもいいじゃない。『お菓子→和菓子→最中→空也』この連想が頭に思い浮かんだのは数秒のことだった。空也のもなか。いつかいつか買いに行きたいと思いつつ、十数年。差し入れなんて頭から吹っ飛んで、とにかく食べたい食べたい、と頭の中は最中モード。まだ9時半だし、今から行けばオープンと同時に買って戻ってこられる♪もう頭の中には銀座にいくことしか考えていなかった。本屋に戻って地図をチェック。ふむふむ、ダッシュで5・6番線だったっけ、山手外回りの方の階段を駆け上る。電車が入ってくる。あ、緑だった。ちっ!久しぶりに青い方に乗りたかったな~。ま、いいわ。一駅、有楽町で下りて、まずは帰り用に池袋までの切符を買う。次に有楽町電気ビルをのぞく。ああ残念、もうYAM○HAの教室は無かった。エレク○ーンを習っていたのはペン太が生まれる前。お腹が大きくなって泣く泣くやめたっけ。ちょいとさびしいけど、仕方ない、もう10数年も前の話だもの。もうすぐ10時だ、銀座側へ行こう。空也発見!こ、こんなところにあったんだ~~。バイトしていたときはゼッタイ踏み入れたことのない道沿いだった。いわゆる夜の銀座の中心街、という感じ。開店まであと5分。ワクワク。店のまん前じゃいやらしいから、少し離れて待つ。あれ…あれ?あれ?開く気配がまったく無い!その名も空也ビルの入り口真正面に行ってみると、小さい張り紙が。「13~20日盆休み」…!!はうううう!力が抜けた。とことん空也の最中とは縁がない…。とぼとぼ中央通りに向かって歩き出した。とりあえず和光の時計塔をみよう。しかし銀座4丁目交差点の手前、5丁目の目抜き通りに銀座とは思えないような巨大なビル広告をみつけて更にショックを受ける。4階分ぐらいぶち抜きの趣味の悪い「わ○さ生活」のビル看板。しかもダブルで飾ってある。うわ~ん、銀座ってここまでみっともない街だったっけ?ひどいよ==看板見たくなくて、くるっと向きを変えると目の前に鳩居堂があった。ちらっと中に入る。お香のまざった不思議な店内の香りにちょいとうっとり。と思ったら、ワンサカと観光客が入ってきたので慌てて出る。そのまま京橋方面に歩く。和光のショウウィンドウをチラ見。じっくり観たかったけど、共産党の候補者の演説カーが目の前の地下鉄入り口に横付けてあって、メチャメチャうるさかった。懐かしの山野楽器も開いていない。あ!となりは…ここじゃ!これじゃ!木村屋のアンパンを買い込む。懐かしい~~♪一つだけバラで求め、水を飲みつつ、ハンバーガーのように歩き食いしながら、これよ~これ!と頷いた。銀座松屋はなんだかとてもまぶしくなった気がする。建物の色が前と違う。昔は真っ白じゃなかったよね?むか~し私がバイトしていたデイリークイーンの懐かしいビル、外からみたらどの店か全然わからない。かろうじて、生き残っている店の並びからこの宝飾店だろうと見当がついた。、、、歩行者天国のとき、ここでソフトクリームをいくつ作ったかしら、としばし思い出にふけった。4丁目と3丁目の間を日比谷へ向かう。教文館が開いてるけど、本屋を物色するのはキケン。指をくわえながら立ち去る。プランタンも西銀座でパートも開いていない。この街が目を覚ますのは11時なんだな。有楽町駅前で献血を呼びかけている。これもぐっと我慢(笑) ささ、参りましょうぞ、銀の鈴へ。____________数十分後、ポテさんとサンダーさんに初お目見えした私、汗でぐちゃぐちゃだった。私の足跡↓
2005年08月16日
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しばらくぶりの日記です。溜め込んだのは…いくつか書きかけがありますが、しばらく樽に漬け込むことにしました。だって、次から次へと新しいことが起きて、書ききれない。夫の夏休みにあったことは…ぬかみそくさくなったら出してきます。_______________________ただいま!昨日、東京から帰ってきた。夫からお盆に初めての夏休みをもらって、ブログ友達である弥々さんのお芝居を観にいってきた。今回は一、弥々さんのお芝居。二、祖母に会う。これだけを目的にした。いつも上京しても、家族が一緒だとこの何年ほとんど親戚回りで終わってしまい、さらに足かせが重くなる。友達はほとんど関東にいるのに、学生時代の友達にはもう十数年も会っていない。他にも東京に行ったらお会いしたい方々がたくさんたくさんたくさん。ネットの仲間もブログ以外にたくさんいるけど…みなさまに連絡できなくてごめんなさい。帰ってきてすぐに日記に書きたいと思ったのに、留守の間にペン太が我が物顔でパソコンを占領している。そうこうしているうちに、睡眠時間3時間がたたって、寝てしまった…。一人で行ってよし、とOKを出してくれた夫には本当に感謝。だって、お盆に東京に行くこと自体、あり得ないこと。あれこれ計画をたてるには絶対的に時間がなかった。先に行かれると宣言していらしたそらしどママさん&ハイジさんに、土壇場でくっついていくことにさせてもらったのだった。何も決まってなくても、どうにかなるさ。携帯に頼りきりの私たち。この珍道中の続きは雷切姫さん、ポテコロ♪さん、そらしどママさん、ハイジさん、となんというか共同制作になることでしょう。(げげげ!もうとっくにみなさまアップされてたわ!!大汗)これから少しずつ日記アップします。まずは報告まで♪
2005年08月15日
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(引き続きこっそりアップ)4時就寝、7時前起床。朝一番で出るつもりが、ネットカフェの魔力に吸引。フリードリンクで朝一番のコーヒーを飲んだ。昨日の興奮さめやらず、2台のパソをかわりばんこにカチカチ。いやいや、このままここにいると、一緒にシャワーもあびてゆったりしたくなってしまう。慌ててママさんとハイジさんに挨拶をして店を出た。そこから妹の家にちょいと顔を出す。小さな荷物を渡して駅に向かうつもりが、豪華な朝食が用意してあった。わ~ん、ありがとう!末妹夫婦も合流して久々に会えた。小さい姪っ子は私を覚えていなかった。知らない人~みたいなよそよそしさ。だけど、結局最後にはホッペにチュ♪としてくれた。ありがとう~~新宿まで戻るつもりが、最寄の京王線の急行停車駅まで車で送ってもらう。環八はお盆のせいか大渋滞だが、そこをはずれると思った以上にスムーズに動けた。京王線でよみうりランドへ。そこからゴンドラにのって山頂駅についてみると、隣接した敷地のプールにいこうとする若者や家族連れでいっぱいだった。臨時のアルバイトの若い女性にケアホームの場所を聞いて、その通り歩いていた。しかし途中の立て看板で、私が向かっているのは反対方面の病院だと知る。お~の~れ~、このクソ暑いのに。駐車場を誘導している警備員の人にケアホームの詳しい場所を聞いてみたが、要領を得ない。多分あれだろう、といわれたのは事務だけの建物だった。そこの管理人に聞いてみるとさらに7、8分ほど歩いてくれ、とのこと。ゴンドラの終点から徒歩10分、のはずが30分以上歩き回る。帽子を持ってないときに限って、かんかん照り(泣)これぞマーフィーの法則…。汗だくのどろどろのへなへなの私、車の誘導をしていた警備員さんにこの建物の入り口はどこでしょう?と尋ねると、「ここから入りなよ、庭づたいに回ればすぐだから。」といいながら、関係者以外立ち入り禁止と書いてある裏門を開けてくださった。感謝!!受付に着いたときは、やっとの思いで感涙状態だった。まず一番にトイレでどろどろの顔を洗う。こういうとき、すっぴん族は便利(爆)でも、祖母のところにすっぴんで行くと叱られる…というより、たしなめられるので口紅だけでも引いていくのだ。祖母のいる個室をノックする。返事があって引き戸をあけると、祖母がちょこんと正座して、洗濯物をたたんだのをしまいこんでいたところ。元気そうだ。一緒に下着をしまいこむ。ここから祖母はあれこれと私におやつを用意したり紅茶を淹れたりする。動作がゆっくりなのをわびる祖母。気にしてないから謝らないでね、と言うのが精一杯。祖父の話をしようと思ったのに、出てくるのは父と母の話ばかり。一人ぐらしの祖母に、何度も一緒に住みましょう、と言っていたとのこと。母がそういうのを聞いてはいたが、父が何度も言っていたというのは初めて聞いた。うう、お父さん、娘としては変なところばかり気になってたけど、やさしい父という視点が抜けていたかも。ごめんなさい。祖父のことを聞いたら、祖父が体を壊してから祖母が苦労した話になってしまった。でも記憶の中の自分が小さい頃の祖母は、仕事でイキイキしてたなぁ。あれこれ聞こうと思っても、耳が遠くて何度も繰り返して聞くのが申し訳ない。祖母も耳が遠いのが一番ツライみたいだった。新聞も読んでいるし、頭もしっかりしている。だからこそ、この鳥籠のような状況が辛そうだ。なぜだか時々部屋がえがあるそうで落ち着かないそうだ。友人をつくっても、別の施設に移ることがあったりで、まるで自分たちは川面の木の葉だという。もっと早く来て祖母と外を散歩するくらいの余裕がもてなかったのが悲しい。1階の喫茶室で一緒にお昼を食べた。隣の高齢の方は祖母よりどのくらい年上なのだろうか、赤ちゃんに戻るというのは本当かもしれない。だけど、孫やひ孫たちが大声で話しかけてる言葉が本当に赤ちゃんに話しかけているようで、聞いている祖母も私も辛かった。自分もあんなふうになってしまうのかと不安なのではないかしら…ご飯のあと、二人で一緒にアルバムを見る。古いのも何枚かあるけれど、ほとんどが最近のものばかりでちと寂しいらしい。S原にいたころの写真がほしいのだと思う。こんど、次のお休みもらえたら、実家で昔の写真を探そう…祖母の話も今の状況がさびしいこと、に終始した。もっと早くにあれこれと聞いて書き付けておけばよかった…。一緒にお茶を飲んだり写真をみるだけで、にこにこ嬉しそうな祖母に、出来るだけ会いに行くしかないと思った。いよいよお暇する時間。棚にあるお菓子をこれでもかと持たせてくれようとする。いつまでも孫は孫なんだな。子供たちが喜びます、とありがたくいただいた。エレベータまで見送ってもらい、次はいつ来られるかしら、と考えながら帰途に着いた。
2005年08月14日
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こっそりアップしちゃえ。八重洲口でやっと合流してから、まず山手線をめざす。通路を泳いで階段も泳ぐ。人並みを泳いでいくのだ。普段から特に土日は人が多いけど、なんたってお盆の中央ターミナル駅。人波のすさまじさも半端じゃなかった。山手線にて。ひとつだけ席が空いてる~。そこにまずお一人様ご案内。両隣、空いたところに年の順にすわっていく。この順番は一応シークレット♪とりあえず3人が座って、その前に2人が立って、おしゃべり。これがしょっぱなから全開モード。ちょっと見はなにか同窓会かなにかの集まりのようだけど、すぐ傍から見たら怪しい~?と思うだろう。だって、ふつうに田中さん・鈴木さん、なんて苗字じゃない。ママさん、ハイジさん、ポテさん、サンダーさん、タラさん、と呼び合う姿…ゼッタイ不気味(笑)丸い緑の山手線に乗っていた24分間は、倍速早回しで時間が過ぎていたに違いない。私はお隣のサンダーさんのかるがもツアー戦闘(先導)服チェック!ショッキングピンクのエアロのミニTシャツ。その下のジーンズはだれかとおそろい(スティーブン…でしたっけ、サンダーさん?)、とにかくジーンズの足の部分には色が微妙にちがう生地を10センチごとに切ったのを縫い合わせてあるような感じ。オッシャレ~なのだ!普段はもっと高い靴に合わせるのだけど、とおっしゃってたが、3センチヒールすらあたふたする身には、十分に高い靴。上から下まで、田舎者にはピカピカに見えた。(ごめんなさい、ポテさん。柔らかな笑顔に釘付けで、黒っぽい長袖のカーディガンにほんわかした洋服だったことだけは覚えているんですけど…ホント温かい笑顔に釘付けで…(>人
2005年08月14日
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今から打ち上げ、というところで、裏方がバタバタしているのがわかる。でも何をしていいのか分からず、ぼそぼそと感想を言い合っていた。長いちゃぶ台を三つ、ちょうど舞台と客席の境に縦にならべて、そこへ大きめのすし桶持って弥々さん登場。お母様特製のお赤飯をほぐしながら盛り付けていく。手伝いしたいけど…やっぱり勝手が分からないとかえって足手まといになるし。おとなしくしておこう…なんて思った肝っ玉の小ささを後悔する。あのとき皆さんにお手伝いします、って言えばよかったな~。初日、そんな大変な状況(弥々さんの公演後記8/15参照)だなんて分かってなかった。そうこうするうち、おつまみと飲み物がそろい、乾杯したのは20数人。関係者やコアなファンの方々に混じって名古屋組もお相伴。その場で感想を述べ合うというスタイル。第一部の照明がよかった、とか、弥々さんの雨がよかったとか、ヒーヒーフーが楽しかったとか。みなさんの討論?ともいえる感想、あれこれと聞いている分にはすこぶる楽しい。しかし、突如遠くから来ていただいた名古屋組に感想をいただきたい、とご指名が。思わず隣を振り返り、私の視線を受けたハイジさんはママさんの方を振り返る。ママさん!ブラヴォ~~!!舞い上がった私には出来ない芸当!その場にいらした出演者お一人お一人の感想を丁寧におっしゃる。亜子さんのオーラのこと、カオルさんのおばばっぷり。アチャ子さんの気風のよすぎるおかみっぷり。るりさんの朗読がこわかったこと。男衆の感想。おお!全員の感想を述べられて、ハイジさんも私も惜しみない拍手!!なのに。「ハイお次!」演出の先生の容赦ない一言。思わず顔を見合わせるハイジさんと私。あ~う~今の素晴らしいママさんの演説(しかもかなり長丁場)で、まだ足りないと言うんかい!?ハイジさん、ごめんなさい。私あの時点からパニックになっていました。ハイジさんが何とおっしゃったのか、そして自分も何言ったのか、マッタク覚えておりません。ニコニコ笑ってる弥々さんが目の前にいるんだよ~!それに出演者の方々、裏方のみなさんも素晴らしい方々で、どうにかしてこのお伽座を応援できないかしら。明日も来られないのが残念で。せっかく取り分けていただいたおつまみも緊張して食べられず。お着物を貸してくださった方の話も泣けた。お母様の昔の着物をリフォームする気になれず、かといって、丈も裄も小さいので大柄な自分は着られなかったけど、やっと日の目をみせられた、と。母も喜んでいることと思う、と…。そうこうしているうちに、荻窪の弥々さん御用達スーパー銭湯へ行くため、最後の電車の時間が迫ってきた。ちょうどこちらもお開きで、途中退出せずにすんでホッとした。そうだ、私たち、証拠写真撮ろう!みんな携帯しかなかったけど、どうにか記念撮影をした。そこで弥々さんから素敵な贈り物。うう、いただくだけいただいて、私ったら、本当に身一つで来てしまったというのに~。ありがとう弥々さん!帰りの電車の中はスカスカ。私たちは冷房に震えつつ、うとうとしながら池袋に到着した。
2005年08月13日
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幕間の休憩時間。ややさんがどんなにどんなに細いかを目の当たりに!!タンクトップにパンツ、黒の上下で舞台を作るお手伝い中…細いのに鍛えた体がまぶしい~~!!ああ、そんなに重いもの持って!ここにも労働力があるのに~手伝いたいよ~(笑)舞台に人がいなくなると、私たちは体をずらして痛いお尻をいたわった。ジーンズだった私とハイジさんはカトちゃんの「ちょっとだけよごっこ」をして、足をのばしたり。あ、だめだめ、ママさんはスカートなのに~(笑)座席の真ん中に通路があるのだが、その通路にも人が座っていた。本当に満員!うう、なんていい席で見せてもらっているんだろう、私たち。クーラーに一番近い席のお客さまから、もう少しどうにかならないか、とお願いがあったらしい。風向きを変えるだけだったけど、ありがたかった。上の席のあたりは暑かったとのこと。私はどんどんハイジさんにくっついて暖かかったけど、やっぱり足は寒かった。_____________________第二部は落語芝居「もう半分」お話をご存知の方も多いだろうか。私は落語にはとんと疎くて話の筋も知らなかったが、お伽座の味付けがあったらしい。一応ご存知ない方のためにも自分のためにも、あらすじを振り返ってみた。カオルさん/産婆さん、リチャードさん/一膳飯屋の主人、そのおかみ/岩本アチャ子さん、店の常連の野菜行商人/岩田誠司さん話をひっぱるのはカオルさん。初めからお話の中に観客を引き込んだ。さきほどの清楚な黒子から、なんという変わりよう!みごとにオババだ~おばばだ~~(笑)時代背景と店の状況を説明して去っていく。オババだ~~♪話は飲み屋の亭主のところに閉店間際、駆け込みできた行商のおやじさん、一杯でいくらのところを半分ずつ注いでもらうシーンから始まる。おやじさん、真っ赤な鼻をして、懐から重そうな包みを机に置き、いつものように半分ずつ酒をついでもらう。まるっと3杯飲むより、半分を6杯飲むほうが嬉しい、と言う。口癖は「”もう半分”お願いします」”もう半分”おやじがお礼を言って帰ったあと、亭主は忘れ物をみつける。中身は切り餅二つ、五十両。亭主は返しに行かなくちゃ、というが、身重の女房はこれから物入りだと言うのに、返すことはない!知らん振りしていただこう、と言う。気の弱い亭主は女房に言い返せないで、結局言いくるめられてしまう。ほどなく忘れ物を取り戻しに来たおやじさん、あれは体の弱ってきた父に店を持たせようと娘が身売りして作ったお金の半金だという。迎え撃った女房は知らぬ存ぜぬの一点張り。これがまた、憎々しいところが逆に潔いと思えるほど。あとから出てきた亭主も、女房の調子に合わせた。二人が知らないと言い張るなら仕方ないと泣きながら帰ったおやじさん。気になった亭主があとを追って探す探す。ここで雨が降ってきた。雨だ~~!!すごいぞすごい!!雨音がし始めるとママさんとハイジさん(私もかな?)身じろぎする。こう言っては申し訳ないけど、第一部の雨より断然上手!ややさん!これ打ち上げでも、そのあとも言いそびれたよ~。あれこれ言いたかったのに、顔見ただけで舞い上がってた…亭主がついに見つけた、と思ったらそこは欄干の上、おやじは大川に身投げしてしまった。びっくりショックのまま家に戻った亭主、事の顛末を女房に告げると、こともなげに晴れてあのお金が使えるねぇと悪びれもせず。と、そこで陣痛が始まった。亭主、慌てて産婆を呼びに行く。産婆のカオルさん登場。(この間もずっと雨がふっているのだ。でも、物語に引き込まれて雨が降っているのもしっくり舞台に溶け込んでいた。お疲れさま!!)お客は彼女が看板だとご存知の方が多いのだろう、拍手が沸き起こった。妊婦さんはどこかね?といきなり客席に、いや私たちの方に向かって来る。ここで、もう一つ。妊婦さんはどこかね?ときた産婆さんに、なんと、ハイジさんが「ええ、ここに」とセリフを返したの!もうこれにはしばらく、感動してました。さすが、いつもママさんやお客様と丁々発止やりあっているハイジさんだからこそなせる業!!ハイジさんにもこれ言い忘れてたわ~~。あのセリフ最高だった!間違えたとわかって、女房のところへいくと、初産だから未だ大丈夫、とあれこれ亭主にお札とお守りを売りつけ始める。これがまたえらく可笑しい。お守りも一つじゃないの。いくつも売りつけて最後はなんと「靖国神社」。そこへ女房が大騒ぎする。おお、産道が開いてきましたな、と産婆さん。ラマーズ法だっけ?ヒーヒーフー、ヒーヒーフー、の呼吸法を教える。さ、みなさまご一緒に。観客みんな乗って、ヒーヒーフーと声を揃える。そのうち、3,4回目くらいから、雨音まで一緒にヒーヒーフー、と…。もう、ややさん、最高~~!!赤ちゃんが生まれた~!と思ったら、産婆の手つきが危なっかしくて、人形の赤ちゃんがまるでバレーボールの球のようにぽんぽんと投げられる。おっととと~~!落としそうになるたびに会場が大笑い。結局落とさずに、お大事に、と最後にしっかりおくるみに赤ん坊を入れて、産婆さんは去っていった。抱き上げた亭主がよく見たら、その赤ん坊(人形)の顔、どうみても赤い鼻とか目つきとか、例の大川にとびこんだおやじさんソックリ!亭主は、慌てて女房に報告。まさか~という女房に、赤ん坊の顔を見せると、あまりの不気味さ?にショックを受けてか、女房はポックリと死んでしまう。ここで舞台暗転。例のお金で女房の葬儀をすませ、店を建て直し、乳母をやとって、亭主は大店の亭主らしく、着物も立派になっていた。そこにまた産婆カオルさん登場。乳母をやとっても3,4日でやめてしまう。何人も雇われてやめていって、最後に雇われていたのが産婆さんだったが、お暇をもらいたいと願い出るところから。生まれて間もないのに、夜中赤ん坊が走り回る音がする、というのだ。気味が悪くてもう一日もいられない。女手がないと困るから、と引き止める亭主を、カオルさんオババはゼッタイにイヤ!と振り切って去っていく、、、。ついに一人になった亭主、夜中に憑き物を退治せんと、棒切れを持って、赤ん坊の隣の部屋で待っている。さて登場した赤ん坊。さっきまでの人形ではなく、おやじ役岩田さん。さっきまでの人形が大きくなった~~とわかるところが本当に可笑しい。黒子の衣装に赤ん坊の小さい体をよだれかけのようにぶらさげて、床とみせかけた台の上に小さい体をくっつけて走り回る。この頭と体のアンバランスな割合もまさにさっきの人形と同じ。行灯のあぶらを飲んでへらへら笑う。そこに亭主をみつけて、こういうのだ。「あ、お父っつぁん、”もう半分”」赤い鼻がぴかりと光る(ように見えた)。亭主がそこでぶっ倒れて暗転。おしまい。_________________最後の挨拶、一人一人に大きな拍手が送られた。さっき、ややさんのところで読んだけれど、大ショック。カオルさんのパワー、あれでいつもの半分なのか…信じられない。それにしても、役者というのはすごいなぁ。おやじさんもかなり年寄りに見えたのに、実際の彼はとても若かった。あのおかみさんの憎々しげなパワーが逆にとてもお茶目。気弱な亭主も、町人や職人の衣装がぴたりとはまって、リチャードというお名前なんて、最後の紹介のときまで思いもよらないのだ。2時間も経っていたとは思えない。あっというまに過ぎてしまった…三々五々お客が帰っていく中で、打ち上げに参加予定の私たち。何をどうしていいか分からず、ぼおっと座っていた。続く
2005年08月13日
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感謝感謝。みんなへの縁をつむいでくれて、そして感動をくれた弥々さんへ。18:25おお、ついに着いた、鉢形の駅。そこからてくてく回り道。ココ、明かりがなかったら一人じゃ怖いよね、なんて話しながら。民家がぽつぽつたっている中、一つだけ屋上のある四角い建物がある。あれがそうじゃない?と言い合い、案内板をみつけて安心する。最後の角を曲がると、黒子の姿をした女性がにこやかに出迎えて下さった。「ようこそいらっしゃいました」この方がカオルさん、とわかるのはあとになってからだ。18:40受付でチケットを受け取り、靴を脱いで中に上がる。廊下を曲がると右手に階段状の座席。全部で100席くらいかな。もう20人ほどが座っていた。座席と広い舞台が同じ床を共有している。その境は細い通路があるだけで、カーペットの色が違うだけ。照明機材が置いてあるから舞台だとわかる。今まで観てきた芝居のどれよりも舞台が近い!本当に目の前だ。どうしよう。見て!ど真ん中、一番前が空いているわよっ!後ろの方がクーラーの風が来るから、冷房に弱いと辛いわよとおっしゃる。せっかくだから、一番近い席で観よう、と腹をくくり、並んで座った。お互いに、普段はどんなに気弱か、自分一人ならココにはすわらない、隅だ、後ろだ、斜めだとあっちこっち指差しつつ言い合う。19:00次から次へとお客が入ってくる。満席に近い。後ろで話していた年配の3人連れの中に弥々さんのお母様がいた…!(おしゃべりの中で、弥々さんの本当のお名前を連呼していたの。)おしゃべりしながらもお母様の声が気になってドキドキドキドキ。それまで会場中がおしゃべりで沸き返っていたけど、ふっと暗くなり、半鐘というか大きめのお鈴(リン)のような音がカ~ンカ~ンと鳴り響く。ささっと静まる場内。舞台袖から人影が出てきたような気がしたら、ぽっとピンライトが照って、黒子のカオルさんが出ていらした。皺の一本一本が人間的な、人をひきつけずにはいられないような笑顔。枕話をして去っていかれる。第一部は4つの朗読劇。漱石の短編の間に、漱石門下の内田百間の作品二つがサンドイッチ。(うちだひゃっけん・本当のけんは「門構えに月」ですが、インターネット環境上、間を使います。)『夢十夜・第三夜』**********************高橋るりさん、すらっとした美人。緊張した面持ちが怖さをさらに引き立てる。話の内容もコワイ。夢でよかった…(泣)『冥土』******************************いよいよ我らが弥々さん登場。舞台のスポットライトの中では、日記の写真でみたより着物がずっとあでやかで、凛として見える。弥々さんが着て、動いているせいもあるよね。ジジジジジ…多分、私たちだけでなく、弥々さんの身内、友人、みんなの視線が焦げるぐらい注がれていたと思う。話の舞台は田んぼの先の土手の横の一杯飲み屋。話が進むとだんだん、向こうの席にぼんやり見える中の一人が亡父だとわかってくる。懐かしい父は見えそうで見えない。はたと見つめあった。私がtarantiniって分かっちゃう。なんとはなしに、そう思った。ありがとう、あとは目を見つめまい。全体を、そして時々弥々さんの右手を見つめよう、と思った。それがまた難しい…表情も動きも目を捉えて離さない。「お父さま!」土手の上を通って冥土へ帰っていく父を見送る弥々さん。見ているこっちもすっかり弥々さんと一体化。横のハイジさんが慌ててハンカチを探そうとするのがわかる。私といえば、泣くまい、涙を流すまい、と舌の横っちょを噛んでいた。これは、、、肩にのってるニョロニョロのみんな、特に身内を亡くした人は、みんな号泣だろなぁ。弥々さんが静かに田んぼのあぜ道、いや舞台の袖に戻るとき、ぐしぐしと涙をぬぐう。ややさん、ニョロニョロがいっぱい見えたでしょ?『道連れ』*****************************岩本アチャ子さん、ややさんと同じくらい細い。お名前のアチャ子、というのが字だけみてるとわからないけど、ご本人を前にすると、確かにあなたさまはアチャ子でござります~~と土下座したくなるのだ。聞きつつ、なんとなくぼおっと異界にいるよな不思議な気持ち。あとで話をきくと、百間の話は漱石と違ってあれこれ考えさせられて、思考がぐるぐると他の回路をまわりだすような感覚になる、という。これがまた、長い話で、よくもそらで覚えられたものよ、と一同皆が感じ入った。『夢十夜・第一夜』**********************真山亜子さん、あらかじめややさんのブログで情報がインプットされていたけど、実際目の前にして、にじみ出る人柄や色気、圧倒されるものだった。鍛えてある声、オーラ。メイクも女優~という雰囲気そのもの。彼女の世界に飲み込まれていく感覚だった。一度スポットライトが全部落ちて、4人とカオルさんが再登場。一人一人紹介された。もうママさんもハイジさんも惜しみない拍手。あ、そのスピードのものすごいこと。これは負けられんがね~私もちょいと前のめりになって拍手(笑)なんというか、怪談というより、宮部みゆきのような不思議世界を体感させてもらった…。続く
2005年08月13日
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今朝は4時半起き。いつもは夫を送るだけだが、今朝はペン次が一緒だ。今日から2週間、彼は家族から離れて一人、夫の実家で夏休みを過ごす。彼の戦力はかなりの大きさ。この2週間はペン次大好きなドビーにとっても、ドビーと一緒に残されるペン太と私にとってもかなりツライことだろう。そのいつもの重荷ゆえに、彼にはめいっぱい祖父母や従兄弟たちと楽しい夏休みを送って欲しい…。というわけで、5時20分に家を出て、地下鉄経由で新幹線のプラットフォームまで見送ってきた。いつもは先に一人で行っても、あとから皆が合流してきたが、今年は一人で行き帰りする。なんだか心細そうにみえるのは目の錯覚だ。向こうに着いたら、残されたこっちのことなんか忘れて忙しく過ごすだろう…母はサビシイよ…7時半に家に帰ってきたが、ペン太とドビーはグースカ寝ていた。熱帯夜でムシムシだったのに、よくもまあ寝続けていられると感心する。たたき起こして朝ごはん。暑さの所為か、ペン太はあまり食欲がない。ヨーグルトとロールパンふたつ。ゆで玉子とレタスだけつまんで、生ハムは食べないので、もっと細かくして何か他のに使おう。朝、洗濯物を干してから、ニュースでチェック。参議院本議会はお昼からだから、それまでは久しぶりにパソコンでメールチェックなどしながら、ときどき球児たちの熱い戦いを観ていた。ついに参議院で郵政法案否決→衆議院解散となった。数年前、「自民党をぶっ潰す!」と明言したことが、今やっと本当になりつつある。これで、あの障害者自立支援法も廃案か…申し送りとなるだろうか…夕ご飯は3人だけで焼きそば。昨日食べるはずだったので、麺が5人分ある。まあ、余れば明日にでも食べよう、と思っていたら、恐ろしいことに全部なくなってしまった。私が1,5人分、ペン太が2,5人分ということかしら。ペン次がいない…いつもどんなにあの子にドビーのことで、おんぶに抱っこしていたことか。ソレを母に教えてくれるのだ、ヤツは…
2005年08月08日
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平日。今日は空いているはず…と出かけた先は中津川。ここは、にゃごやの小学生ならかならず5年の林間学校にくるところ。その宿泊施設とはかなり離れているものの、同じ市内の温泉=クアリゾート湯舟沢が今日のお出かけのターゲット。温泉・バーデ(水着で入る温泉でさまざまなジェットバスがある)・プールの三つのゾーンがセットになって、半日を過ごす予定。浮き輪に乗っかったペン次とドビー。ペン次とペン太がつるみ、ドビーと夫がつるみ、私だけ仲間はずれ。たまにどちらかに乱入しながら、流れるプールをぐるぐるぐるぐる。飲まず食わず、ひたすら水の中で歩く、泳ぐ。全部で50周くらいしただろうか。途中でジェットバスやバーデで温まり、またプールへ戻る、を繰り返した。昨年来たときもその前も、ドビーは裸になってからプールへ戻ろうと大騒ぎしたので、今年は悔しいけど母は姫と一緒に温泉入りを断念。鬼母は男衆にも温泉に入る時間はゼッタイ最後の45分!と釘をさした。やっとプールに入ってから2時間半、いや3時間近く経っていたので、男衆に、そろそろ温泉へ行くように勧める。あと一時間が水の中にいる限度。途中トイレに2度行った。私たちもせめて最後はバーデゾーンで締めくくろう。バーデゾーンは温泉のお湯を使っているのでぬるぬるするし、床は滑りやすい。ジェットバスの泡もなかなか消えない。こ、こ、こら~~!ドビー、泡を飲み込んじゃダメ~!45分後、女子ロッカー室ではドビーの怒号が響いていた。母も負けないっ!3時間半だよ。こんなに水に浸かりっぱなしなんてないよ、普通。あきらめろ!あきらめてくれ~!怒りが沸騰してパニックになってきた。殴る蹴るつねる噛む、とにかくほかの人に危害が及ばないように。本当は手をつないでいられればいいのだが、ゼッタイふりはずしてしまうから、悲しいけど手首をつかむ。ますます暴れる姫。(ぼそぼそ。。。言いたくないけど、この暴力は反抗期のせいだよね。先生や友達から教えられたんじゃないよね?)ぐったりしながら荷物をまとめてロビーに出ると、遅かったな、といわれた。カチン!!私の眼からヴォルカーノビームが出たに違いない。無言でソファに座ったら夫が優しげにコーヒー牛乳を持ってきた。仕方ない、飲んでやるかぁ~!もうご飯を作るエネルギーが残っていない。帰り、あそこのお好み焼き(店はその名も「ひろしま」)食べて帰ろう、といってたのに、ウキウキ着いてみたら、ガックリ準備中。平日は夕方5時からと。だけど、あと一時間も待っていられなかった。後ろで雛たちがピーチクパーチクうるさくて仕方ないので、近くの回転寿司やさんに入る。皿を重ねながら恐怖におののくハズが…あれあれ?プール疲れか、前回より皿の数がかなり少ないよ。え、もうご馳走様??た、助かった~~
2005年08月04日
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朝からバタバタ忙しい。姫をつれて区役所へ行き、デイケアの申請をしてきた。今まで使っていたほのぼのさんは名目としてデイケアではなく、「短期入所」であった。申請を引き受けてもらえるように、姫を連れて行く。姑息な気がするが、いつもは預かってくれる夫がいない方が多い、単身赴任で残された世帯だということをアピールした方がいい、とアドバイスをもらったのだった。いつもの福祉事務所ならよかったのだが、耐震化工事のため、講堂に臨時に事務所が移っていた。新しいところに入るのを極端に嫌い、入る入らないで大騒ぎ。姫の難しいところを如実に語っている…。すんなりOKが出た。申請した日数より多い。ありがたいけど、ちょい悲しかった。__________昼から歯医者。前回は削ったが、今回はシュシュッと洗って磨いてフッ素塗って終わり。でも、診察台にのぼるだけで大騒ぎ。いざ乗ったらまな板の上の鯉となって、びくともしないが、終わるまでずっと情けない泣き声を出しっぱなし。だけどあっという間に終わった。補助の先生には挨拶したのに、診察してくださった肝心の先生にはプイっと横を向く。おお、いっちょまえに反抗してるぞ♪ムリヤリ頭を下げて帰ってきた。__________一度家に戻って、今度は近所に新しく出来た障害児のデイケア施設に申し込み契約。もちろん姫も連れて行く。すでに開設して3日目。実際の施設もみておいてもらいましょう、と子供たちの真ん中で契約書の説明。おいおい!案の定、入り口までは姫は知らないところとぶ~ぶ~言ってたものの、子供たちの中に知ってる顔があったので、たちまち我が物顔で遊びだした。ところが、たまたま周りの子はみんな低学年。ドビーがちょっとどいて~と手で払ってもみんなバタバタ転んだり倒れたり。あああ~~危ない~~。説明してもらう立場だけど、2分と続けて座っていられない。普通30分もかからない契約に一時間半かかってしまった。その間席を立つのは私のほう。自閉の子をどうやってみていいのかまだ分からないみたい…。他の子も放って置かれっぱなしだったし、一人は勝手に開けてはいけないドアを開けていた。止めなかったら階段から落ちるかもしれないところ。これにはちょっと焦った。帰ろうとすると怒るドビー。あと30分、みんなが帰る時間まで一緒にいさせてもらうことにした。一緒の学校以外の子たちが4人、知的にはあまり問題がない感じ。先生の指示も憎らしいほど理解できている。この中でやっていけるかな~。出来ること出来ないことをあれこれ書き出していたら、圧倒的に出来ない方が多くて、ガックリしてしまった。少しずつ、出来ることを増やしてやらなければ…
2005年08月03日
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前日、明日は万博へいくぞぅ、おおぅ(テンションは地上5センチ)、などと言ってたのに、ペン太の一言で地面スレスレになんとか保っていた気持ち、ガラガラドンチャラと崩れ落ちた。「あっ!忘れてた。明日の夕方さあ、悪いけど講習のふりかえ入れちゃったぁ」・・・・・かくして、急遽万博行きはとりやめ。朝一番で、金曜に予定していた映画を観に行くことに決めた。平日だし、レディースデイでも映画の日でもないから、そんなに混んでいないだろうと見当つける。あのショッピングモールが建ってすぐに作ったシネコンのポイントカード。もう4年以上になるだろうか。ためにためたポイントを、初めて招待券(しかも3枚!)に替えた。貧乏性がたたって、なかなかポイント交換できなかったので、いい機会となった。本当は全部自分で使ってみたかったけど~(笑)本当はドビーにも映画をみせたい。だけど暗いところが大嫌い。パニックになったら、周りにも迷惑だし、私も悲しいので、今までずっと映画は避けてきた。しかし、あの暗がりがワクワク感を促すのも確か。そうだ、今度から家でDVDを観るとき、部屋を真っ暗にしてテレビの明かりを落としてみる、などして練習してみよう。最近は結構おとなしくテレビを見ることができるようになってきたもの、簡単なストーリなら楽しく見られるかもしれない。チケットを夫に渡し、男衆と分かれるために、トイレに向かう。トイレに入ったフリして、3人はシネコンの中に消えていったはず…。私たちはこれから2時間半、どうやって過ごそうか、ねぇ、ドビー。まずは人が全然いなくなってしまったチケット売り場で、ラインテープをくぐったりして一人鬼ごっこ。列をずっと作るようにポールが並んでいるものの、あれは多分土・日用。今日は一直線にチケット売り場に直行できる。真ん中の通路を次々通っていく人たちに、ニッコリ笑いかけて愛想をふりまく…人見知りを全然しないのがドビーのいいところ。しかし、だんだん見た目も大きくなっていくから、あまり馴れ馴れしくしてもいけない、止めるところが難しい。横で映画のポスターを売っていた。エピソード4のもあった。あまりに懐かしいけど私がみていたのと違う。タイトルが STAR WARS じゃなくて LA GUERRA DE LAS GALAXIAS だった…やっと階下のショッピングモールが開店。やったやった、行くぞあの店、一階のペットショップ♪ 赤ちゃん犬猫が一匹ずつケージに入っている。今日は猫が2匹、残りが犬16匹。一匹一匹顔をのぞき込んで、彼女のおめがねにかなったのがいると、ものすごい奇声(黄色い声を通り越して金色というべきか…)をあげる。ふう、、、前回はここでかなりの時間を過ごしたけど、今回は30分持たなかった。やっぱり一番好きな猫が二匹とも一番上でよく見えなかったものね。エスカレーターに乗ろうとするのを制止して、大好きなドーナツで釣る。ミ○ドで母はコーヒー、姫はアイスミルク、二人で食べようと小さいのがコロコロ6つ入っているのを頼み、席に座った。当然のようにドーナツを自分に引き寄せた。ちょうだい♪と手を出すと、その手をビシリと叩こうとする。う~~ん、食べ物を分けて食べられないのって致命的だなぁ。一緒に食べるとおいしいよ、だから半分こ、なんて言いながら一つ摘まむ。しかしものすごい形相でカンカンに怒った。残り5個取られまいと、ものすごい勢いで食べる。私も大急ぎで熱いコーヒーを飲まなくてはいけない羽目になった。え~~ん、こんなことなら我慢して全部ドビーにやればよかった~~。嫌がる姫をひっぱって、長い建物の反対側のジャ○コで買い物。本屋、寝具、スポーツ用品、靴、と売り場をあちこち彷徨う。そうそう、姫の靴を買った。さあ、あと20分。残りはロビーで走り回ってろ~~(涙)ペン太もペン次も満足そうに出てきた。夫に聞いたら、前回の様に客席でうるさいことはなかった、とのこと。ホッとした~お昼は家で冷麦。ふう~~~~まったり。私の一日はもうこれで終わり。
2005年08月02日
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夫の夏休み、、、それはブログって何?とカマトトぶる日々。いや、とっくに私がオタクなのはバレているのだが、とにかくネットで日記を書いているのは秘密。さかのぼって書いている。(いやぁ、9日間長かった~~)_______________スターウォーズ・エピソード3をスクリーンで観たいと言う夫。しかしエピソード2をみそびれ、DVDを何度観ても、途中から寝てしまって、結局話がしっかりわからない…。再度(=再々々度)DVDをみることにした。となると、夫のみたいのだけじゃズルイ~と子供たちがそれぞれ言い出した。ペン太はどこにいくでもない夏休み、まあ塾から帰ってきたらいいでしょう。というわけで、夫とペン次と姫を居間に残して、ペン太は塾、私は二階で洗濯物をたたんでいた。多分一時間ほどしたら夫が寝てしまうだろうと下に戻ってみると、居間は軽井沢になっていた。案の定、少しうたた寝して話が少し分からなくなっていた。マッタク…それからしばらく、夫を起こすという密かな使命を帯びて、パソの前でメールチェックのふり。夫は私がパソコンに触りだすと際限ないのがわかっているので、私がそこに座っていること自体落ち着かない。今度は彼がこちらを見張っている。すると一応寝ないで映画が最後まで観られるという寸法。ふ~。ほ~らおかげで最後まで観られたのよ、とは言わないが、いつトイレにたつかとヒヤヒヤして、管理画面、ついに開けられなかった…なんとか話はつながったので、夜は子供のリクエストで、お友達からいただいた、DVD鑑賞。もうこれが面白いのなんのって。やっぱりドリフは永遠に不滅です♪そうそう、冷房の部屋を”軽井沢”と呼ぶのは私の父の口癖です。
2005年08月01日
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