活き活きPC&園芸三昧
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天体撮影や天体観望を始める人が最初に立ちはだかる壁は、極軸合わせではないでしょうか。自分が最初に扱った赤道儀はスカイメモSでしたが、どうしても極軸合わせを理解することが出来なかった。結局、極軸合わせで実際に機能する本体は、別売の専用微動雲台であることが後で分かりました。マニュアルにはあたかも赤道儀で極軸合わせをするように記されているのが不親切です。スカイメモSの場合は、極軸合わせは付属の極軸望遠鏡で行いますが、赤道儀本体には緯度合わせや水平移動のメカは何も持ち合わせていません。全てが別売のスカイメモS用微動雲台で調整を行います。 北極星が見えないベランダやちょっとした眼視で手っ取り早く極軸合わせが出来る方法があれば大変便利である。今の世の中、コンピューターが発展し天文計算の進歩も成熟しているご時世、なぜ自動極軸合わせが出来ないのか不思議に思っていました。天文アプリをサーフィンしていたところ、極軸望遠鏡要らずの極軸合わせ(No Telescope Polar Align)が出来るアプリ、「Polar Scope Align Pro」が見つかりました。iOSのみで、残念ながらAndroidアプリはありません。Androidアプリの「天の極2」も試しましたが全然使い物になりません。 このアプリの実力を確かめるためにAZ-GTiマウントとスカイメモSにiPadを載せるための架台を設置し、極軸合わせを行ってみました。 iOSアプリ「Polar Scope Align Pro」【写真クリックで拡大】 極軸望遠鏡を使わない極軸合わせを実行する画面が下の写真です。架台に載せたタブレットの画面の円盤の中心に十文字が来るように赤道儀の水平方向と上下方向のネジを調整します。 アプリの極軸合わせの画面 AZ-GTiマウントのタブレット架台は、以前PoleMasterを取り付けたダブルL字金具を平坦な金具に取り換え、その金具に、直角L字金具を3個取り付けました。ホームセンターにアルミ製の頑丈な金具が1個400円くらいで売っていました。タブレットは400g程度の重さなのでブレることはありません。 AZ-GTiマウントにタブレット架台を設置(正面) AZ-GTiマウントに取り付けたタブレット架台を横から見た写真です。 AZ-GTiマウントにタブレット架台を設置(横から) AZ-GTiマウントにタブレットのiPad Mini3を載せた写真が下の写真です。 AZ-GTiマウントにタブレットを載せたところ AZ-GTiマウントでアプリを使って極軸を合わせている写真です。 AZ-GTiマウントでの極軸合わせ 同様にスカイメモSにもタブレット架台を設置しました。スカイメモS専用微動台座&アリガタプレートIIにL字金具を2本取り付けました。取り付けは、プレートに4箇所ドリルで穴を開け、ボルトナットでしっかり取り付けました。 スカイメモSに取り付けたタブレット架台 下の写真は、スカイメモSにiPad Mini3を置いた写真です。 スカイメモSにタブレットを置いたところ AZ-GTiマウントと同様に「Polar Scope Align Pro」の画面を見ながらスカイメモS専用微動雲台を動かして十字を真ん中に持ってゆきます。 スカイメモSで極軸を合わせているところ 今回のアプリを使った簡単極軸合わせを動画にまとめてみました。 「Polar Scope Align Pro」を使った極軸合わせ【写真クリックでYouTubeへ飛びます】 「Polar Scope Align Pro」アプリを使った簡単極軸合わせの紹介でした。「天の極2」というアプリもありますが、全く不正確です。タブレットの電子コンパスは他の電子機器や金属等に影響されて完全に正確とまでは行かないようです。しかし、北極星の見えない場所での天体観望や正確な極軸合わせの一助にはなるのではないかと思っています。
February 28, 2019
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