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【追記:2022/8/8】 マクストフカセグレンは、カメラの位置を後方にずらして行くと焦点距離が長くなってゆくことを、YouTubeのコメントから知りました。MAK127では、広い範囲のカメラ位置で焦点を結ぶことも確認しました。 【以上、追記】 最近、画角の狭い星雲のライブスタックや撮影をするようになり、焦点距離が1,500mmというMAK127を使うようになりました。 MAK127【写真クリックで拡大します】 MAK127を使いASiairでプレートソルビングを実行しても失敗するので、指示に従い焦点距離1,50mmを0mmと変更するとソルビングに成功。ASiairの焦点距離の表示が、1,867mmと出ていました。MAK127の焦点距離は1,500mmなので、変だなと思っていました。 ASiairでのMAK127焦点距離の表示 このASiairでのMAK127の焦点距離表示が正しいものかどうかを確かめるために、焦点距離600mmで撮影したM51の写真との比較を行ってみました。 下の写真が、MAK127で撮影したM51の写真です。基準となる2つの星の間隔をスケールで測定します。目盛は、1206でした。 MAK127で撮影したM51 Tamron ズームレンズの600mmで撮影したM51が下の写真です。同じくスケールで目盛を読むと、402 でした。 Tamron 600mmで撮影したM51 MAK127の焦点距離を x mm とすると、 x = 600 * (1206/402) = 1800 mm となりました。 ASiairでの表示と、写真比較での焦点距離が、約1,800mmとほぼ一致しました。 このことから、MAK127の焦点距離は、1,500mmではなく、約1,800mm程度ありそうです。 以上、MAK127の焦点距離のお話でした。
May 31, 2022
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1.AZ-GTiとの出会い AZ-GTiの発売は2018年6月なので、ほぼ4年が経過しています。当初は、眼視用で撮影には使い物にならないという噂も流れていましたが、自分は数分露出の星雲撮影にも立派に使えています。 天文の趣味に入ったのが2018年で、ポータブル赤道儀としてはKenkoのスカイメモSを選択しました。結局、実際には試験用に使っただけで実践には何の役にも立たないものでした。最大の欠点は、1軸のみで2軸ではないこと、それとクラッチフリーへのネジ操作が面倒なことが挙げられます。このスカイメモSを最初に選択したことによって自分の天文操作の進歩が1年以上も遅れた感じです。今ではスカイメモSは手放しています。 AZ-GTiマウントに最初にお目にかかったのは、店舗が上野にあった頃のシュミットでした。スタッフに「これが眼視用のマウントですか」と質問したところ、「そんなことはありません」と自信満々の返答を良く覚えています。当初からAZ-GTiのオートガイド精度は天体撮影するほど高くないと思い込んでいました。天文関係のブログやYouTubeなどにAZ-GTiのオートガイドの様子を報告した例は皆無です。AZ-GTiのみならず赤道儀全般にわたって、オートガイドの様子を動画で紹介されているものも見ることが出来ません。ということで、今回はAZ-GTiのオートガイドの様子を、天体撮影に耐え得ることが出来るのかの視点に立って紹介したいと思います。 今回の記事を動画にもまとめています。下の写真をクリックすると動画へ進みます。 AZ-GTiのオートガイドは天体撮影に耐えられるのか【写真クリックで動画へ進みます】 2.AZ-GTiを使った天体撮影実績 2021年12月から2022年5月まで、AZ-GTiを使ってオートガイド撮影をした結果をまとめると下の表のようになりました。上の動画では、動画の長さを短くするためにデータを間引いてまとめています。 AZ-GTiオートガイドの精度 ガイドカメラ:ASi120MM Mini AZ-GTiオートガイドの精度は、極軸合わせを行なわない場合は、0.6~2.3秒、極軸合わせをした場合は、0.5~1.4秒という結果が得られました。これまでの実績から、おおむね1.5秒以内におさまる感覚です。 3.AZ-GTiオートガイドの方法 AZ-GTiオートガイドは、以下の条件で実行しました。・オートガイドソフト アプリASiair内のオートガイド・ASiairオートガイドの設定 デフォルト条件 (ディザリングは行なわず)・ガイド鏡 以下の3種類のガイド鏡を使用しました。 ガイド鏡・ガイドカメラ ASi120MM Mini・極軸合わせ 【なしの場合】 微動雲台の緯度をロケーションの緯度に合わせる。 コンパスを使って微動雲台の方向を北に向ける。 【ありの場合】 北極星が見えない環境なので、ASiairあるいはASiair ProのAll-Sky Polar Align 機能を使って極軸合わせを実行した。 視界が開けている方向へ鏡筒を向ける All-Sky Polar Alignの実行 オートガイド実行画面1 オートガイド実行画面2 最近、M51を90秒露出でライブスタックしました。その様子が下の写真です。 M51の90秒露出でのライブスタック 4.AZ-GTiの追尾精度は、どのくらいの焦点距離までの鏡筒に耐えうるか 赤道儀の追尾精度がカメラの感光素子の1ピクセル程度であるとすると、追尾誤差の角度:a は下の図のようにして計算で求めることができる。 カメラをASi294MC とすると、1ピクセル誤差の角度と焦点距離との関係は、次の表のようになります。 追尾誤差と鏡筒の焦点距離との関係 オートガイドの追尾誤差と使用可能な焦点距離との関係は、先人のブログを検索すると、T. Yoshida氏の「天体写真の世界」のブログに「追尾に必要な精度と赤道儀」と題した報告が見つかりました。このブログでは、追尾誤差はカメラ感光素子の2倍(2ピクセル)程度の10μmと記されている。 追尾精度が厳しい例として、追尾誤差が1ピクセル、約4.63μm以内とすると、 AZ-GTiの追尾精度の極大を1.5秒とする。許容される鏡筒の焦点距離を x mmとすると、 1.5*(1/3,600)*(π/180) = tan(0.00463/x) x = 0.00463/atan(1.5*PI()/180/3600) = 637 mm焦点距離600mmくらいまでの天体撮影が可能ということになります。 追尾誤差が1ピクセル未満の場合 2ピクセル、約10μmの追尾誤差まで許されるとすると、焦点距離 y mm は 1.5*(1/3,600)*(π/180) = tan(0.010/y) y = 0.010/atan(1.5*PI()/180/3600) = 1,375 mm 約1,500mm程度の鏡筒でも使えるという結果になりました。 追尾誤差が2ピクセル未満の場合 5.まとめ 1.AZ-GTiをEQモードで6カ月間オートガイドを行ってガイド精度をまとめてみました。極軸を合わせない場合で、ガイド精度はおおむね1.5秒以内。極軸を合わせた場合は、1.2秒以内と、意外とガイド精度は高かった。2.ガイド鏡の違いに依ってガイド精度の違いは感じられなかった。ただEDガイド鏡を使うとガイド星がシャープで気分が晴れます。3.実際の撮影を最大露出時間を180秒で実行した結果、焦点距離600mmでの撮影はOKであった。4.ガイド精度が1.5秒以内で、焦点距離1,500mmでのガイド撮影も出来そうであるが、重量側での制限が出そうである。
May 24, 2022
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夏野菜の植え付けに忙しい菜園です。久しぶりの家庭菜園記事です。家庭菜園をはじめて20数年が経過しましたが、サツマイモのツル苗の入手方法が未だに定まりません。以前はホームセンターでツル苗を売っていた「紅あずま」という品種しか育てていなかったので、何ら問題はありませんでしたが、現在使っている菜園の土質が紅あずまとの相性が悪いことがわかり、現在では紅はるか、安納芋、シルクスイートを育てています。 このところ紅はるかやシルクスイートの苗ツルが何故か高騰しています。一本50円くらいします。それぞれ80本くらい植え付けているので、苗ツルだけで各4千円、合計8千円もかかります。これでは本末転倒、サツマイモを購入した方が良いくらいです。 ということで、ツル苗は毎年自分で育てています。方法は、10月~11月に挿し穂したツルを越冬させて、翌年の5月に畑へ移して苗を育てる方法です。ところが、ツル苗が育つのがどうしても6月中旬から7月初旬になってしまい、あまり良いサツマイモが育たないという欠点があります。 挿し穂したサツマイモの苗の状況【写真クリックで拡大します】 ちょうど望遠鏡のドライ保管庫として密閉式のバックルストッカー KB-780を2台購入したため、これまでのドライ保管庫として使っていた ROX740Mが2個余っていました。このROX740Mのサイズは、長さ740mmX幅440mmX高さ230mm。 左側のドライボックスサツマイモ苗栽培用へ転用 本年は、このROX740Mに中サイズのサツマイモを各8個づつ入れ、上からバーク堆肥を各20Lを入れて、蓄熱式の暖房の前に置きました。暖かい日には外に出して日光に当てました。サツマイモを入れたのが2022/2/14でした。2カ月後の状態が下の写真です。 紅はるか(2022/4/26) 2022/5/2に紅はるか6本から50本の苗ツルを採ることができました。早速畑へ定植しました。 安納芋とシルクスイート(2022/4/26) 同じく2022/5/2に安納芋6本から36本、シルクスイート4本から12本の苗ツルを採ることが出来、定植しました。シルクスイートは、4本中1本しか発芽しませんでした。 引き続き、液肥を週1やりながら、第2陣のツル苗採取を目指して苗ツルを育て続けています。 庭にはカボチャの苗も順調に育っています。 鉢上げ直後の雪化粧カボチャの苗 庭にはいろいろな花が咲いています。 牡丹の花 クレマチスの花たちも。 クレマチス1 クレマチス2 もう3週間経過しましたが、旺盛な鳴子ランの陰で清楚な「すずらん」がひっそりと咲いていました。 すずらん 以上、サツマイモ苗の調製と庭の花たちのレポートでした。
May 10, 2022
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