カテゴリ未分類 0
俺たちの旅 0
全96件 (96件中 1-50件目)
デパート夏物語。山下耕作監督『博奕打ち 総長賭博』何度か観ているが、ラストが切ないねえ。山田洋次監督『男はつらいよ 望郷篇』久しぶりに鑑賞。シリーズ中かなりのバカ度。寅さんの言動が完全に狂ってます。そのせいで散々振り回されるているはずなのに懲りずに向き合うとらやファミリーのほうが狂っているのかもしれません。山田洋次監督『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』シリーズ最大のヒット作。ゲストはジュリーと田中裕子。ビジュアル系バリバリだったジュリーが朴訥なチンパンジーの飼育員を地味に熱演。フカキン監督『魔界転生』の次の仕事。緩急の付け方がすごいな。ジョージ・ミラー監督『マッドマックス』期待せずに観たが面白かった。低予算映画は面白い。木下恵介監督『スリランカの愛と別れ』景色がものすごくキレイ。音楽の相性も良い。しかし肝心のストーリーはこれ面白いか?野村芳太郎監督『配達されない三通の手紙』落ちは良かったが、ミステリーにしてはハッタリとメリハリに欠けてもったいない。そのため盛り上がらないし、落ちが活きてこない。麻生学監督『刑法第三十九条 FLASH BACK』テレフィーチャ。意外と面白かった。予想以上の出来。『特捜最前線』みたいでグイグイ引き込まれた。20年以上前に放送されたが、当時でも既にこの手のテーマはタブー。よくやったと思う。『悪夢の花嫁』火曜サスペンス劇場。1988年放送。市川森一の脚本。こんなのよく放送できたなあと感心する。サスペンスでもファンタジーでもなく。演出の「中山三雄」はNHK出身。大河ドラマなど演出歴あり。知らなかった。熊井啓監督『サンダカン八番娼館 望郷』最初から最後までがっちり鑑賞。圧倒された。原作を読みたくなった。日本は明治維新を経て一気に近代国家の仲間入りを果たしたが、実は結構貧しかったことが理解できた。栗原小巻は研究者としてはかなり問題あり。当時はどうだったか知らないけど当時でも不味かったのでは?その点だけ気になった。ジョージ・ミラー監督『マッドマックス2』『北斗の拳』の世界。というよりも『北斗の拳』がもろパクり。近未来あるあるのすごい映画でした。日本だけ大ヒットしたのは謎ですが。当時は空前のガンプラブームだったので『マッドマックス』に興味が無かった元小学生。深作欣二監督『上海バンスキング』フカキン&松竹の『蒲田行進曲』風映画の第二弾。あんまり面白いとは思わなかった。80年代のフカキンは松坂慶子ばかり撮りまくっている。深作欣二監督『バトル・ロワイヤル』もう24年前の映画か。良くできた映画です。そして何べん観ても涙が出て来る。市川崑監督『ビルマの竪琴』(※セルフリメイク版)オリジナル版もこちらも良いね。フジテレビがこういう地味な映画に金を出したことも良い。それなりに金が掛かったと思うが、そんな風に見せないところも好感触。北野武監督『首』いつもヤクザ映画の戦国時代版。そのため誰が死ぬか、どんな展開になるか何となく想像がついてしまう。しかも当たる。合戦シーンも中継みたいで新鮮味なし。そろそろ『Dolls』みたいな映画を撮ってほしい。バイオレンスは飽きた。『健さん』観るの二回目か?高倉健の人柄は良く伝わって興味深かったが、ドキュメンタリーとしては何故か面白みが欠ける。何故だろう?竹中直人監督『無能の人』あざとい演出が気になったが見ていて全然疲れない映画で楽しかった。集中力も必要なし。竹中直人の演出より原作が良かったというのもあるが。松竹もこんな映画を作るだけの体力がまだまだあった。野村芳太郎監督『影の車』どっぷり嫌な気持ちにさせられた。主人公・加藤剛。妻が小川真由美で不倫相手は岩下志麻。どうすればいいのだ?三村晴彦監督『天城越え』軽い気持ちで観始めたが『影の車』に匹敵するぐらい嫌な気持ち満々。しかも切ない。切ないねえ。。。大熊邦也監督『額田女王』朝日放送創立30周年記念のテレフューチャー。皇族の内ゲバ5時間スペシャル。凄惨な内容とネタのヤバさに度肝抜かれました。本多猪四郎監督『三大怪獣地球最大の決戦』たまたま投票日に鑑賞。モスラがゴジラとラドンに連立政権の協力を呼び掛けているように見えた。長谷和夫監督『整形複顔の女』土曜ワイド劇場。1983年放送。大映テレビによる2時間サスペンス。大映テレビ風展開を見せつつ変な小細工なしで面白かったが、こんな終わり方でいいの?本当の悪は川津祐介だと思う。酒井和歌子のアフロヘアもすごい。
2024年11月21日
コメント(0)
どうすんだ?大森一樹監督『ゴジラVSビオランテ』4K版を鑑賞。めちゃくちゃきれいでびっくりした。別の映画を観ているような感じ。しかし見え過ぎるのは良し悪しでシーンによってはややのっぺりした印象も。それと中之島で避難している連中がほぼ全員笑っていたことが確認できてしまったのは最大の悲劇。井上芳夫監督『高校野球殺人事件』『火曜サスペンス劇場』枠のテレフィーチャ。1982年放送。脚本は佐々木守。こんな終わり方でいいのか?監督の手直しが入っているせいか、なんとなく甘い感じがした。高校野球を通じて学校教育を批判する台詞をぶっこむ辺りは佐々木守らしいが。田中登監督『父と子の炎』『火曜サスペンス劇場』枠のテレフィーチャ。1981年放送。がっつりごりごりで観終わった後の虚脱感がすごい。こんな高カロリードラマを普通に放送していたのか。中島貞夫監督『鉄砲玉の美学』東映京都撮影所による謎のATG映画。画面から超低予算ぶりがびんびん伝わる。その影響なのかストーリーも雑で分かりにくい。良く言えばシュール。渡瀬恒彦が熱すぎ。栗山富夫監督『花のお江戸の釣りバカ日誌』おなじみのシリーズの番外編。本作のみ大船撮影所ではなく京都映画の製作。そのため絵作りが『必殺シリーズ』風。でも猛烈に面白くないのが味。口の悪い京都映画のスタッフに生粋の大船育ちの栗山富夫はぼろくそに叩かれたと思う。黒澤明監督『八月の狂詩曲』面白かった。何度か観ているがこんなに面白かったっけ?本当は骨太作家ではなくこっち系の人なんだろうな。本多猪四郎のクレジットを自分の次に出すところに友情パワーを感じます。何気にミニチュアを使ったアナログ特撮をぶっこんでます。心境の変化?市川崑監督『ビルマの竪琴 総集編』地味でしっとりした良い映画だった。三国連太郎が超イケメン、何かやらかしそうでドキドキしたが最後まで生真面目な隊長でホッとしたような残念なような。作品の出来は素晴らしいのに製作や公開の仕方を巡って日活と揉めたらしい。そりゃキレるわ。岡本喜八監督『肉弾』何度か観ているが面白さが分からない。冗長でテンポも悪い。野村芳太郎監督『拝啓天皇陛下様』『男はつらいよ』の原石のような作品。これ全然喜劇ではないぞ。当時はこんなことばっかりだったんだろうな。一つ間違えば全員広能晶三になっていたと思う。山下清画伯が謎の出演。野村芳太郎監督『続・拝啓天皇陛下様』続編ではなく前作とは何の関係も無い。脚本に山田洋次が参加。そのせいか前作よりどす黒い展開の乱れ打ち。この救いのない酷い終わり方。どう受け止めればいいんだよ。野村芳太郎監督『拝啓総理大臣様』強烈にエグい。まったく笑えない喜劇。あまりにもどす黒すぎて観終わった後、口直しに『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を観たぐらい。あの終わり方で良いのか?渥美清演じる胡散臭い芸人がどす黒さに拍車をかけすぎ。瀬川昌治監督『喜劇急行列車』癒し系喜劇。良い意味で可もなく不可もなく安心して鑑賞できる。瀬川昌治監督『喜劇団体列車』前回より笑い度ぶっこみ。渥美清は喜劇人をぶつけると異様にテンションが高くなるのがよく分かる。ミヤコ蝶々や由利徹との掛け合いが見どころ。瀬川昌治監督『喜劇初詣列車』旅行よりもドタバタ度に比重を置いている。財津一郎、大泉滉との狂った掛け合いが最高。中村玉緒がめちゃくちゃ美人。パターンが確立しているので国鉄とタイアップすればいくらでも続編を作ることができる。これ『トラック野郎』の原点では?しかし主演の渥美清と佐久間良子が東映の意向に難色を示して本作で終了したらしい。もったいない。本多猪四郎監督『キングコング対ゴジラ』4Kデジタルリマスター版をわざわざ映画館で鑑賞。テレビの画面では気づかなかった発見がいろいろあって良かったが、鼻水ズルズルすする奴がいてうるさいうるさい。表出て鼻チーンして来いっちゅうねん。しかも上映終了と共に「寒ー(笑)」と言って速攻退席。どうやって殺そうか真剣に考えました。黒澤明監督『まあだだよ』演出補は盟友・本多猪四郎。これはどう評価したらいいんでしょう?味わいがあるというべきか、つまらんというべきか。宴会のシーンがやたらリアル。本当に宴会をしているような臨場感。それと美術にどんだけ金を掛けているのか。見るべき点はその二つ。和田勉監督『ハリマオ』機会があれば観たいと思っていた。バブル期に邦画はものすごい金の掛け方をしている。こんなとこに金掛けるか?と思うぐらい金が余って仕方が無かった様子。だからといって内容は比例しない。題材は面白いが、構成や見せ方で損をしている。テレビシリーズ三本に分けたらちょうど見やすい。なんとなくテレビっぽい作り方。映画とテレビは似て異なる物だと教えてくれる。
2024年09月01日
コメント(0)
デビルマンに変身する不動明君状態。庵野秀明総監督『シン・ゴジラ:オルソ』鑑賞二度目。「黒」がハッキリして怖さ倍増。かなり良いです。山田洋次監督『キネマの神様』面白いけど何かが引っかかっていたが判明。菅田将暉の芝居がダメ。山田洋次もあれでいいのか?井上梅次監督『鮮やかな完全犯罪・女相続人』テレフィーチャ。吉田剛と広瀬襄の共同脚本。登場人物全員悪人。なので~~~悪人が勝っておわり。ものすごく面白かった。70年代の2時間サスペンスは超面白い。野田幸男監督『美談の団地心中』テレフィーチャ。吉田剛が男女のドロドロをドロドロに描き過ぎ。なんじゃこのラストは!これは切ない終わり方だなあ。。。篠田三郎がピュアすぎて泣ける。池広一夫監督『万引き夫人のとんでもない誤解』テレフィーチャ。吉田剛が男女のドロドロをドロドロに描く。登場人物全員頭がおかしな人ばかり。ものすごく後味が悪くて最高。鈴木則文監督『大阪ど根性物語 どえらい奴』デビュー作。意外と普通の仕上がりだった。あまり面白いとは思わなかったが、藤純子はやっぱり美人だなあ。鈴木則文監督『トラック野郎 御意見無用』名作。終わり方が『男はつらいよ』より上手い。カッコいい。深作欣二監督『必殺4 恨み晴らします』名作。何べん観ても面白い。飽きない。良くできた映画。イチゲンさんでも楽しめる。富本壮吉監督『侵略夫人』テレフィーチャ。泉ピン子最高。でも「いかにも」過ぎて使い方がちょっともったいない。小川欣也監督『谷ナオミ しびれる』新東宝のピンク映画。偏見や色眼鏡なしで面白かった。山本昌平が寡黙で渋くてかっこよかった。この人ホントはこちらの路線の人なのでは?こういう役も演じられるのかとびっくり。野村芳太郎監督『わるいやつら』片岡孝夫が散々な悪をぶっこきまくりますが、それが霞むぐらい取り巻き連中が揃いも揃って悪人ばかりだったことが最後のほうになってわかる。これは酷いね(笑)。泣けるというか笑えるというか。ついでに刑事の緒形拳や弁護士の渡瀬恒彦まで悪人に見えてくる。関本郁夫監督『極道の妻たち 死んで貰います』意外と面白かった。崇仁地区での気合の入ったガチロケに作り手の本気度が伺えます。そして東ちづる演じる情婦の出自をにおわすどころかドストレートに表現。。1999年の作品ですがもはや貴重な映像資料。樋口真嗣監督『シン・ウルトラマン』良く出来ているが、やっぱり自分には合わなかった。メフィラスが出てくるあたりから急速に面白くなくなる。意味不明のアングルの連発も集中力をそがれる。プロなんだから青臭いことは止めた方が良い。深作欣二監督『華の乱』『必殺4』の翌年に製作。文芸映画の体裁をしつつアクション映画です。かなり久しぶりに観たが猛烈に面白かった。八木美津雄監督『妻の復讐』テレフィーチャ。どんでん返しがあると思って最後まで我慢して観続けたが何もなく普通に終わった。深作欣二監督『阿部一族』95年に放送されたテレフィーチャ。本放送以来の鑑賞。壮絶過ぎて度肝抜かれた。映画並みのスケール。内容が何ともはや。製作は93年。2年間お蔵入りだったとのこと。93年といえば皇太子ご成婚があった年。この内容はそりゃ放送できないよ。。。
2024年07月05日
コメント(0)
考えなくてもいいことを考えるばからしさ。深作欣二監督『ギャング対Gメン』デビュー間もない千葉真一がフレッシュ&ピチピチに熱演。裏切らない織本順吉を確認。北野武監督『ソナチネ』難解だけど面白い。毎年一本撮って四本目にしてここまで来てしまった。匂坂緑里監督『通信簿の少女を探して~小さな引揚者 戦後77年今のあなたは~』TBS制作のドキュメンタリー映画。面白かった。こんなことってあるんだなあ。やらせかもしれないが。ラストは概ねハッピーエンド。板野義光監督『ゴジラ対ヘドラ』超低予算だが何度観ても面白い。ゴジラ映画史上最弱の自衛隊がすごい。人的ミスの連発。ゴジラがいなかったら日本は全滅するところでした。ジャッキー・チェン監督『ポリスストーリー・香港国際警察』何度観てもガチアクションに度肝抜かれる。コミカルな内容のはずがラストで突然東映実録ものみたいな感じで終わる。ここでも度肝抜かれる。野村芳太郎監督『鬼畜』一生に一度は観たほうが良い映画。但し二回目を観る精神力は無い。アダム・ヴィンガード監督『ゴジラ×コング 新たなる帝国』世間では絶賛されているが面白いか?途中で寝た。野村芳太郎監督『疑惑』めちゃくちゃ面白かった。『ゴジラ×コング』より『桃井かおり×岩下志麻』のほうが100億倍面白い。悪が勝って終わる壮絶なオチ。
2024年05月10日
コメント(0)
考えなくてもいいことを考えるばからしさ。稲垣浩監督『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』鑑賞二度目。超長いけど『忠臣蔵』全体のエピソードからすればこれでも超ダイジェスト版。中島信也監督『ウルトラマンゼアス』面白い。疲れている時はユルい映画が一番の薬になる。富野由悠季監督『機動戦士ガンダムF91』テレビの企画がぼしゃって映画に転用。意欲作だと思うが説明不足で面白いとは思わなかった。牧野省三監督『雄呂血』面白かった。戦前にこんな内容の映画が作られていたことに驚き。本多猪四郎監督『青い真珠』デビュー作。ハードな内容にびっくり。ラストシーンはどちらにも取れるのでは?倉田準二監督『恐竜・怪鳥の伝説』東映らしくて面白かった。『ジョーズ』パクリ企画らしいが倉田準二は『ゴジラ』を意識していたのでは?五社英雄監督『十手舞』初鑑賞。面白かった。色々な事情で撮影が大変だったらしく超豪華スタッフを揃えた割にこじんまりしているが却って良いね。竹中直人演じるブルース・リー&ジーパン刑事の合体キャラが最高。スタンリー・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』中学生ぐらいの時に観ていたら相当な衝撃を受けていたと思うが、感性が鈍くなってしまった今となっては・・・。
2024年03月02日
コメント(0)
観たい映画がなくなってきた。伊丹十三監督『マルサの女』これはヒットするわ。おもしろい。全然古くない。伊丹十三監督『マルサの女2』これエグイな。三国連太郎の教祖。モデルがいたのでは?別の意味で恐くなる。伊丹十三監督『マルタイの女』伊丹十三がどんどんエスカレートして怖い。クライマックスが怖い。工藤栄一監督『町奉行日記』テレフィーチャ―。いかりや長介が『ばか兄弟』で明日ロケで朝早くから滋賀へ行かないといけないとボヤいていたのが印象的。石原興監督『かあちゃん』2000年頃製作。テレフィーチャ―か教材用映画なのか謎。人情長屋物なのに必殺シリーズのスタッフが作っているので緒形拳とか山崎努が出てきそう。狩山俊輔監督『メタモルフォーゼの縁側』面白かった。芦田愛菜ちゃん大きくなったなあ。宮本信子いい歳の取り方してるなあ。土屋啓之助監督『肉体の野獣』『スペクトルマン』など早撮りで重宝された伝説の監督の劇場映画デビュー作。チープな感じはこの人の作風なんだな。西冬彦監督『GREAT JOURNEY OF KALATE 沖縄編』空手のドキュメンタリー映画。なんかすごい。一つひとつの技に意味があるのね。沢田幸弘監督『反逆の報酬』石原プロの映画。ハードな作風だが何かが足りない。池広一夫監督『座頭市 海を渡る』市あんがなぜか四国入り。疲れていたのか印象に残らない。小谷承靖監督『ゴキブリ刑事』30年ぶりぐらいに観た。渡哲也の刑事物。『大都会』『西部警察』のプロトタイプか。石原プロ版『ダーティハリー』。小谷承靖監督『ザ・ゴキブリ』30年ぶりぐらいに観た。渡哲也の刑事物。前作同様何かが物足りない。渡哲也と沖雅也の足が長い!山下耕作監督『あゝ航空決戦隊』3時間の戦争大作映画だか、東映が実録路線でノリノリの時に作ったのでやくざ映画のように見えます。松田春翠監督『阪妻 阪東妻三郎の生涯』面白かった。80年製作で公開が93年だったのか。山田達雄監督『地獄の蟲』面白かった。稲垣浩監督・阪妻主演の同作を田村高廣でリメイク。迫力がすごかった。すぎやまこういちの音楽が実に印象的。実相寺昭雄監督『屋根裏の散歩者』こんな映画によくTBSが出資したなあ。試写が荒れたと思う。実相寺昭雄監督『D坂の殺人事件』これも変な映画。狂ってます。松原龍弥監督『遊撃 映画監督中島貞夫』ドキュメンタリー。中島貞夫の人となりがよく分かった。倉本聰は東大の同級生。アダム・ウィンガード監督『ゴジラVSコング』ゴジラはゲスト扱い。ハリウッド版で一番まともに観れたが微妙ですな。羽仁進監督『ブワナ・トシの歌』渥美清主演のオールアフリカロケ映画。寅次郎が見た夢みたいにみえてしまう。野村芳太郎監督『八つ墓村』渥美清が金田一耕助を熱演。寅次郎が見た夢みたいにみえてしまう。マキノ雅弘監督『仇討』どんな映画だったか忘れた。阪本順二監督『顔』面白かった。上手くぼやかしているがやってしまったなあ。確信犯だろうな。分かる人には分かる。小沼勝監督『NAGISA なぎさ』ロマンポルノばかり手掛ける小沼勝が撮った傑作児童映画。面白かった。海外でも評価が高いらしい。内藤誠監督『ルパン三世 風魔一族の陰謀』超意欲作。しかしストーリーは平凡で物足りなかった。庵野秀明監督『シン・ゴジラ オルソ』モノクロバージョン。カラーよりこっちのほうがいいかも。中島貞夫監督『多十郎殉愛記』中島貞夫の遺作。時代劇の復興を目指した意欲作だったが、緊急事態宣言の影響を受けて興行的に惨敗したらしい。めちゃくちゃ気合は伝わってくるが何かが足りない。時代劇を作るのって本当に難しくなっているのかも。橋本幸治監督『ゴジラ』意欲作であればあるほど空振りするのは映画の法則なのかも。面白かったけど小林桂樹の涙は今も謎。理解不能の演出。福田純監督『ゴジラ対メガロ』疲れた時に酒を飲みながら観ると癒される。中島貞夫監督『脱獄広島殺人囚』松方弘樹のチャレンジ映画。何度も脱獄を繰り返してはフリーダムを求める男を松方弘樹が熱演。ばか&ドリームがいっぱい詰まってます。深作欣二監督『いつかギラギラする日』当時話題になったなあ。あれから約30年。騙されてました(笑)。函館を舞台にした時点で負けてますよ。監督不明『ウルトラセブン・レジェンド』途中で寝てしまった。チョット持ち上げすぎでは?深作欣二監督『柳生一族の陰謀』面白かったけどこれはやくざ映画と同じ構造ですな。深作欣二監督『道頓堀川』フカキンが文芸映画にチャレンジして見事に失敗。どうしたかったんだ?真田広之が悲惨です。深作欣二監督『忠臣蔵外伝 四谷怪談』めちゃくちゃ面白い。終盤訳が分からなくなりそうになるが勢いで見せまくり。こういう映画をもっと観たい。山崎貴監督『ゴジラ-1.0』恐かった。面白かった。そして主人公たちのその後を考えると涙が止まらなかった。北野武監督『その男、凶暴につき』世界の名作映画。何べん観ても飽きない。北野武監督『3-4X10月』北野映画これが一番好き。惨敗したらしいがそりゃ惨敗するわ(笑)チャン・イーモウ監督『単騎、千里を走る。』良い話だが、何故かものすごくつまらない映画。高倉健が脱糞する中国人少年をデジカメで撮影するシーンが印象的。このシーンいるか?しかも健さん何となく楽しそう。ジャック・スマイト監督『エアポート75』なかなか怖かった。実際にありそうで。ゴールデン洋画劇場で観たことあったかも。ジェリー・ジェームソン監督『エアポート77 バミューダからの脱出』ちょっと無理があるのでは?ジャンボジェットの割に乗客も少なかったし。前作より明らかにショボくなってきた。デヴィッド・ローウェル・リッチ監督『エアポート80』機長がアラン・ドロン。スチュワーデスがシルビア・クリステル。乗ってみたいような乗りたくないような。
2023年12月31日
コメント(0)
観たい映画がなくなってきた。佐藤純彌監督『空海』東映は何でも作るなあ。骨太で面白かった。こういう映画は絶滅品種状態。マイケル・ドハティ監督『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』初見時パッとしなかったがテレビで再見。結構面白かった。これテレビ向きかもね。その後知った情報のおかげかもしれないが。謎のダサい怪獣がぞろぞろ出てくるのは契約上の理由だったのか。サトウトシキ監督『鍵のある風景 Eカップ豊熟』低予算ピンク映画。真摯な作りに感心。まあまあ面白かった。バブル期の80年代。マイケル・ホイ監督『Mr.BOO!』恐ろしくつまらなかった。何でこんなのが話題になったんだろう?面白いのは吹き替え版の勢いだけ。ゴールデン洋画劇場版ではツービートが担当。たけしの吹き替えが下手でほのぼの。マイケル・ホイ監督『Mr.BOO!ギャンブル大将』これも酷かった。全然笑えません。深作欣二監督『バトル・ロワイヤル』何べん観ても面白いなあ。ハル・ニーダム監督『キャノンボール』香港製ハリウッド映画。つまらなかった。マイケル・ホイとジャッキー・チェンが日本人役で出演。話題になったなあ。本多猪野四郎監督『宇宙大怪獣ドゴラ』何べん観ても失敗作だなあ。二本松嘉瑞監督『宇宙大怪獣ギララ』初めて観た。こりゃダメだよ。野口晴康監督『大巨獣ガッパ』特撮が『ドリフ大爆笑』レベル。時間と金が足りなかったか。庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』面白かった。作品だけでなく撮影現場をめぐって厳しい評価が飛び交っているが、あれぐらいのこだわりが無かったらダメだと思う。『シン・ウルトラマン』より面白かった。黒澤明監督『生きる』ハリウッドのリメイク版が公開されたがコケた?西牧秀夫監督『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』劇場で観た。『怪物くん』と二本立て。楽しかった。芝山努監督『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』映画版は初めて観た。エライ好戦的な内容でびっくりした。F先生これいいの?芝山努監督『ドラえもん のび太の銀河超特急』映画版は初めて観た。随分と間延びするなあ。降旗康男監督『仕掛人・藤枝梅安』何べん観ても梅安がテロリストにしか見えないのは東映製作だから?仕掛人もテロリストみたいなもんですが。森谷司郎監督『弾痕』主題歌は高石ともや「死んだ男が残したものは」。これにはびっくりした。内容はちょっと説明不足で分かりにくかった。岸田森がやりすぎ。西村潔監督『豹〈ジャガー〉は走った』加山雄三のハードボイルドシリーズ第三作。雰囲気はあるが脚本で損をしているような。デヴイッド・チャン監督『皇家戦士』その後、主演の真田広之とミシェル・ヨーがハリウッドで活躍ってすごいよなあ。大河原孝夫監督『ゴジラVSデストロイア』何故か特撮がすごい雑。話もなんだかなあ。ヒロイン役のいしのようこが出るだけで異様な緊張感がスパーク(背後から変なおじさんが出てきそうな気がしてならない)。石森章太郎監督『フィンガー5の大冒険』何で撮ったの?超忙しいはずなのに。しかもご本人だけでなく妻と子ども二人(肥満児)まで出演。家族の思い出作りか?畠山麦の芝居は変わらずイイね。石森漫画のキャラクターみたいで。茂野一清監督『これがUFOだ!空飛ぶ円盤』東映動画がでっち上げたドキュメンタリー風アニメ。特に落ちは無いが野田圭一のナレーションが怖い。異様に怖がった記憶あり。大河原孝夫監督『ゴジラ2000ミレニアム』あれこれぶっこんだ結果失敗。一番割を食ったのは東宝ではなく大河原孝夫。力のある監督だと思うが本作を契機に一気に失速した。とても残念。鈴木清順監督『悲愁物語』超絶に世界的最高傑作。めちゃくちゃ面白かった。ばかばかしくて。実写版『元祖天才バカボン』。脚本はどちらも大和屋竺。登場人物全員赤塚不二夫チックで狂ってて最高。伊丹十三監督『ミンボーの女』面白い。よくできた映画。こういう映画も無くなったな。元々無かったけど。鈴木清順監督『殺しの烙印』よく分からないといえば分からないけど『悲愁物語』のほうが色んな点で遥かにすげーって。
2023年06月29日
コメント(0)
あり得ない忙しさ。瀬川昌治監督『正義だ!味方だ!全員集合!!』一本の映画として面白かった。『男はつらいよ』と同時上映ってすごいな。いかりや長介、伊東四朗、ミヤコ蝶々、潮健児の奇跡のフォーショットがビッグレジェンド。志村けん演じる気のいいおまわりさんも味があってイイね。沢島忠監督『森の石松 鬼より恐い』面白かった。中村錦之助はこんなコミカルな演技もできたのか。もったいないぞ。山下賢章監督『ゴジラVSスペースゴジラ』これ色々な意図があったらしい。バランスを取るのが大変だったろうな。良く言えば豪華な特盛、悪く言えばごった煮。オーコメ聴くとなるほどなあ。。。大島新監督『香川1区』ドキュメンタリーとしては面白かったが客観性には乏しい。敵陣営から批判されるのは尤もだと思う。いっそ「偏った立場」と開き直ればよかったのに。甘さが残る。藤田敏八監督『リボルバー』何べん観ても面白い。終始ダルそうなジュリーが最高。良くできた映画。ブルーレイ出ないかな。岡本喜八監督『助太刀屋助六』面白かったが、岡本喜八の良さがイマイチ分からない。外れ作がほとんどないんだけど。勅使河原宏監督『他人の顔』20代の時に観ていたらショックを受けただろうな。感性が鈍くなったのか、酸いも甘いも噛み締め過ぎたのか、まあまあこんな感じか。勝新はグッと来たらしい。吉川惣司監督『ルパン三世 ルパンVS複製人間』オープニングが何気にスゴイ。ちびっ子当時は分からなかった。特撮とかアニメは侮れない。降旗康男監督『冬の華』高倉健最後の東映ヤクザ映画。そんなことよりもカラオケを激唱する親分役を小林亜星が熱演。こちらに全てが集約されていた。三池崇史監督『妖怪大戦争ガーディアンズ』前作の続編らしいが、終始グダグダしっぱなしで物足りなかった。深作欣二監督『バトル・ロワイヤル』久々に観た。悔しいが何べん観ても面白い。面白過ぎる。。。福本義人監督『テロリストのパラソル』フジテレビの2時間サスペンス枠で放送。90年代にこれぐらいの質のドラマが作られていたのか。もはやテレビはダメだな。福本義人監督『左手に告げるなかれ』フジテレビの2時間サスペンス枠で放送。脚本を中村敦夫が担当。どんでん返しが弱い。それより伊武雅刀の全裸姿、これ大丈夫だったのか?田坂具隆監督『冷飯とおさんとちゃん』60年代の東映時代劇ってスゲーな。美術が超絶。中村錦之助の芝居もスゴイ。現代劇もやればよかったのに。もったいない。中江裕司監督『土を喰らう十二ヵ月』淡々とした映画。脚本を読んで出演を決めるジュリーの死生観ってこんな感じなんだろうな。ラストはちょっと寂しかったが面白かった。澤井信一郎監督『福沢諭吉』意味不明な長回しシーンがあったが、真摯に作られていて意外と楽しめた。それよりもバブル感がスゲーよ。バブル映画最高。瀬川昌治監督『喜劇 大安旅行』これ面白いか?古澤憲吾監督『どてらい男』いつものモーレツ映画。勢いがスゴイ。西郷輝彦もスゴイ。もっと映画を撮ってほしかったな。撮りたい映画が無くなったのかな。『ガンバロン』もいいけど。勝間田具治監督『マジンガーZ対デビルマン』年末といえばこの一本。良く出来てるなー。明比正行監督『グレートマジンガー対ゲッターロボ』これ観に行きたかったなあ。30分で一気に見せる超絶映画。文句なしで面白い。雨宮慶太監督『仮面ライダーJ』上原正三の脚本が飛ばし過ぎ。スゲーよ(笑)。福田純監督『血とダイヤモンド』こんな面白い映画があったのかとびっくり。全員悪人。宝田明がカッコ良すぎる。東宝は酷いな。こういう映画を撮らせてあげればいいのに特撮モノを回す東宝。。。市川崑監督『どら平太』面白かった。もう20年以上前の映画かよ。もっと時代劇を撮らないとどんどん衰退してヤバい。工藤栄一監督『必殺忠臣蔵』面白かったが、スタッフが完全に燃え尽きている。本多猪四郎監督『空の大怪獣ラドン』こんなに面白かったっけ?ラブロマンスとか余計なドラマ一切なし。もう一回観たいぞ。加藤泰監督『真田風雲録』20年ぶりぐらいに鑑賞。面白かった。中村錦之助と渡辺美佐子がイイね。野村芳太郎監督『チンチン55号ぶっ飛ばせ!!出発進行』松竹大船喜劇って独特の味があるな。あんまり面白いとは思わなかったが、面白くないのが面白い。
2022年12月31日
コメント(0)
あり得ない忙しさ。小沢茂弘監督『激突!殺人拳』千葉真一がブルース・リーの芝居を翻訳するとこんな感じになったつうファンタジームービー。個人的には千葉真一より山田吾一にロマンティックが止まらない。小中和哉監督『ウルトラマンティガ・ダイナ&ガイア 超時空の対決戦』テレビシリーズと連動しているけど番外編。良くできた映画ですごく面白かった。マーシーはこの頃からクスリに手を出していたのか?そういう点でも興味深い。渡辺祐介監督『刑事物語』面白かった。ラストは武田鉄矢の意向を却下して渡辺祐介が改変したらしい。大正解です。さすが職人・渡辺祐介。ロー・ウェイ監督『ドラゴン怒りの鉄拳』日本人の謎描写が引っかかる。意外と政治色濃いね。無名時代のブルース・リーに勝新が教えを乞うほっこりエピソードに感涙するね。杉村六郎監督『刑事物語2 りんごの詩』世紀の名セリフ「木の奴~っ!」が炸裂した第二弾。面白いけどだんだん野暮ったくなる。渡辺祐介監督『刑事物語3 しおさいの詩』沢口靖子のデビュー作。展開が重い。渡辺護監督『あばずれ』観たのに観た記憶がない。ロー・ウェイ監督『ドラゴン危機一発』何故かタイが舞台。時代もよく分からない結構でたらめな映画。貞永方久監督『必殺! THE HISSATU』石堂淑朗の棒読みアクトが最大の見もの。前半と後半で雰囲気が変わるのは脚本家二人体制の弊害とみるかファンタジーとみるか。広瀬襄監督『必殺!ブラウン館の怪物たち』世間の評価は酷いが、個人的には楽しい一本。面白いと思うけどなあ。フィリップ・ラショー監督『シティハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』めちゃくちゃ良く出来た映画。ホントよく出来てる。渡辺祐介監督『刑事物語4 くろしおの詩』植木等が大熱演しているがちょっと出過ぎでは?お話もスッキリしない。ロマンがぎっしり詰まった長門勇の登場シーンが最大の見もの。。杉村六郎監督『刑事物語5 やまびこの詩』本作でシリーズ打ち止め。理由は刑事物だとストーリーがパターン化しやすいことと、刑事ドラマで2時間近くの尺は見ていてしんどいことではないかと分析した。たぶん当たり。舛田利雄監督『必殺!5 黄金の血』こじんまりしているが楽しめる。東宝映像を引っ張って来たのはさすが舛田利雄。吉田喜重監督『秋津温泉』これが本当の松竹映画。ダーク爆発。谷垣健治監督『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』良く出来ているしそこそこ楽しめたが、ばか度が圧倒的に不足している。ロバート・クローズ監督『死亡遊戯』これ正気か?完成作品が無理すぎる。元々勝新スタイルで撮影が進められていたらしいが。。。森一生監督『大魔神逆襲』シリーズ最終作。個人的には本作が最高傑作。大原豊監督『ヨーロッパ特急』武田鉄矢版『ローマの休日』。全然面白くなかった。東宝がこういうのを作って公開してしまうぐらいかつては勢いがあったんだなあ。世の中に。湯浅憲明監督『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』テンポ良すぎ。本家東宝を上回る出来では?東宝のスタッフがこっそり手伝っていたことを最近知ってびっくり。斉藤光正監督『燃えて散る炎の剣士 沖田総司』トシちゃん主演の2時間ドラマ。トシちゃんの人気にあやかって作られたと思うが、テレビも勢いがあったんだなあ。1984年製作。大谷和夫が音楽を担当していたせいか『探偵物語』の劇伴が流用されていたのが印象的。
2022年12月30日
コメント(0)
なのでっ!脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 美乳ギャル奥信濃秘湯ツアー 東京行進曲が謎を解く!切明温泉~野沢温泉~信州高山温泉~七味温泉』第16弾。ストーリー、おっぱい、古谷一行の笑顔、どれも安定しているため内容ほとんど覚えてません。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 謎の整形美女を追って列島温泉大縦断!特選ギャル爆発入湯!!北海道洞爺湖温泉~真狩温泉~ニセコ薬師温泉~ひらふ温泉~秋田乳頭温泉~信州白骨温泉~九州桜島古里温泉~妙見温泉~阿蘇地獄温泉~湯布院温泉』第17弾。常田富士男がゲスト出演。温泉ギャルズも延べ12人も登場するシリーズ最大のスケール。でも内容はいつものと同じ。古谷一行と火野正平の笑顔が爆発。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 みちのく津軽の秘湯に消えた女 黄金崎不老ふ死ー岩木山獄温泉ーランプの宿ー黒石こみせー温川温泉』第18弾。元にスケールに戻りました。ゲストの西崎みどりがいいですね。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 信州塩の道に消えたマルタイの謎 リベンジ刑事とカリスマ温泉ギャルの信濃路秘湯ツアー 姫川温泉~笹倉温泉~白馬八方温泉~信州大町温泉~蓼科温泉』第19弾。ストーリー覚えてません。もはや水や空気のようです。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 世紀末!リストラ刑事とパラパラ温泉ギャルのみちのく秘湯大追跡!二千円札の裏に隠された美女の秘密』第20弾。警視庁浅草分室編終了。片桐はいり警視も降板。ちょっと残念。サブタイトルがいいね。温泉ギャルズに代わってパラパラギャルズ登場。ただし役割は同じ(おっぱい要員)。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 五浦温泉~那須殺生岩~塩原もみじ谷大吊橋 封印された親娘の謎 温泉刑事トリオVS混浴女子大生 聖域なき秘湯ツアー』第21弾。21世紀になりました。本作から警視庁原宿分室に舞台が戻ります。木の実ナナの娘として山田まりやがレギュラー入り。おっぱい要員は混浴女子大生。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 東京~長崎~雲仙 温泉デカの名推理!島原の子守歌に秘められた謎』第22弾。永島敏行がまさかのゲスト出演。おっぱい要員は混浴専門学校生。大久保智巳監督『混浴露天風呂連続殺人 日光・鬼怒川 ウラ日本史の謎!保険金殺人事件を湯けむりの中で推理する名刑事』第23弾。サブタイトルがスゴイな。予算削減か温泉ギャルズが4人から3人へ!画面がさみしい。大久保智巳監督『混浴露天風呂連続殺人 大誘拐!秘湯捜査線!蔵王~赤倉~泥湯~鎌崎温泉』第24弾。温泉ギャルズが4人に戻りました。何となくホッとしました。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 角館~乳頭温泉~男鹿 愛欲殺人旅行!混浴外国人留学生秘湯めぐり』第25弾。二年ぶりの新作。混浴露天風呂の巨匠・脇田時三復活。ゲストに二度目の常田富士男と片桐はいり。これ最終回?と思わせる展開。村上牧人監督『混浴露天風呂連続殺人 ~箱根・伊豆~セレブの夢が泡と散る バブルに踊った女たちの傷跡 さらば温泉刑事 最後の秘湯で愛を誓う!』第26弾にして最終回。きれいに決着をつけて終わらせた点が素晴らしい。2007年当時、既に裸の表現がうるさくなってきたが、最後までおっぱいを堂々と見せ続けたことも立派。さすが朝日放送。初期に毎回違う役で出演していた穂積隆信のゲスト出演もうれしいプレゼントでした。岡本喜八監督『EAST MEETS WEST』面白かった。真田広之かっこいいなあ。尺はもうちょっと短くても良かったのでは?深作欣二監督『県警対組織暴力』男の教科書。後味の悪いラスト。あれは口を封じられたんだろうな。長谷和夫監督『仁鶴・可朝・三枝の男三匹やったるで!』吉本のタレントを使った松竹映画。めちゃくちゃ忙しかったのか三枝師匠は後半ほとんど登場しない。代わりに仁鶴師匠がスパーク。B級松竹映画のソフト化希望。鈴木雅之監督『総務課長戦場を行く!』ジュリー主演のドラマスペシャル。1992年に制作されたが自衛隊のPKO派遣などのとばっちりを受けてお蔵入り。2年後にやっと放送。これは放送できんだろ。。。矢吹公郎監督『長靴をはいた猫』宮崎駿が原画スタッフとして参加。『カリオストロの城』が本作のリメイクなのがよく分かる。島田陽麿監督『ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。』恐ろしいドキュメンタリー映画。政治でしか解決できないが、このまましれっと幕引きを図ろうとしていることが垣間見れる。日本政府側が。大島渚監督『ノンフィクション劇場 忘れられた皇軍』噂の名作ドキュメンタリーを初めて鑑賞したが噂ほどではなかった。大島渚監督『ノンフィクション劇場 反骨の砦』こちらも微妙。映像の迫力はあったが、大島渚の手腕ではなく時代の空気だと思う。大島渚監督『すばらしい世界旅行 南アフリカの旅 黒人国家誕生』大島渚はドキュメンタリーに向いていないのでは?映像作家ではなく映画作家。映画製作費を稼ぐために撮ったような。ご本人なりに力を入れて撮ったとは思うが。山田稔監督『仮面ライダーV3対デストロン怪人』舞台は愛媛県松山市。松山城でやりたい放題。爆破シーンが狂ってますね。鈴木則文監督『トラック野郎 天下御免』舞台は愛媛県松山市。男のファンタジームービー。佐伯孚治監督『どろ犬』なんじゃこの映画!相当な実力派だったにも関わらず組合運動に参加したことで左遷。映画を撮らせてもらえなかったらしい。でもちびっ子は『帰ってきたウルトラマン』『おしどり右京捕物車』『美少女仮面ポワトリン』などでの大活躍を知っている。森一生監督『大魔神逆襲』三部作の中で本作が一番好き。泣けるし特撮も凄い。佐々木浩久監督『揉めよドラゴン 炎の爆乳三番勝負』ものすごく退屈した。中島貞夫監督『強盗広島殺人囚』男の教科書。フリーダムを求め続ける松方弘樹に爆笑の涙。しれっとヤバい描写を盛り込む中島貞夫は男です。本多猪四郎監督『マタンゴ』観るたびにゾッとする。本多猪四郎の本領はこちらですね。深作欣二監督『カミカゼ野郎 真昼の決闘』タランティーノは好きらしいですが、まあまあこんなもんかぐらいかの面白さ。岡本喜八監督『激動の昭和史 沖縄決戦』誰の目線でもなく進行していく。本当に愚か。太田浩児監督『宇宙快速船』まあまあな一本。特撮だけ異常なまでに出来がものすごい。細山智明監督『菊池エリ 不慣れな恋の物語』ポルノ映画ではなく超低予算のピンク映画。乾いた感じが良いですね。五百旗頭幸男監督『沈黙の山』問題点はよく分かったが何故か物足りない。まだ問題提起の過程のせいか?新藤兼人監督『原爆の子』初鑑賞。淡々と描写。広島がまだ焼け野原状態なのがすさまじい。映画としては『ひろしま』のほうが面白かった。音楽はどちらも伊福部昭が担当。丸山誠治監督『父子草』これ面白いか?渥美清&石立鉄男による謎のスーパー暴力映画。山本嘉次郎監督『ハワイ・マレー沖海戦』二度目の鑑賞。円谷英二の特撮が本当にすごい。これを戦時中に撮ったのか。国策映画なので製作者、出演者全員ノンクレジットで闇を感じる。山本嘉次郎監督『加藤隼戦闘隊』こちらも国策映画。藤田進の芝居はホントに下手くそだなあ。松林宗恵監督『連合艦隊』谷村新司の主題歌が流れる中、詰襟姿の永島敏行らが次々戦死してもアメリカ軍が全く出てこないため、何のために誰と戦っているのかさっぱり分からないファンタジー。大和の爆発シーンが猛烈にやり過ぎで爆笑。近所から苦情が出たと思う。内山雄人監督『パンケーキを毒見する』主演、菅義偉。面白かった。
2022年09月08日
コメント(0)
5年ぐらい休みたい。稲垣俊監督『刑事物語 兄弟の掟』『男はつらいよ』初期を担当した謎の脚本家。映画監督だったのか。しかしそれ以外謎。本作も意欲作だったけどそれほど面白いとは思えず。沖田修一監督『おらおらでひとりでいぐも』面白かった。よく出来ていたが大ゴケだったらしい。面白かったけどなあ。原作も読む予定。庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』何度観ても面白いが、禁じ手を使ったため次回作のハードルを一気に高くしてしまった。樋口真嗣監督『シン・ウルトラマン』権利関係の問題でぼやかされているが『シン・ゴジラ』の続編。大ヒットしているが、それほど面白いとは思わなかった。小中和哉監督『ULTRAMAN』同じリブートでもこちらは新しいことに挑戦。カタルシスはこちらのほうが得られる。大島渚監督『青春残酷物語』観ている者をここまで突き放すとは。ひたすら悲惨で素晴らしい。大島渚(上岡探偵局顧問)は支離滅裂でホント面白いなあ。松本壮史監督『サマーフィルムにのって』狂った失敗作。ふつうに撮っていれば面白かったのに何故か途中でSFに。しかもSFにした意味が全然ない。誰も止めなかったのか?工藤栄一監督『服部半蔵 影の軍団』映画の出来は微妙だけどブルース感は満々。やるせなさが爆発。サモ・ハン・キンポー監督『燃えよデブゴン』とても雑な映画。笑えたり笑えなかったり。オチがオチになっていなくて酷いけど素晴らしい。山里孫存監督『サンマデモクラシー』ドキュメンタリー。ものすごく面白かった。本土復帰前にこんなことが起こっていたのね。残念だったのは途中から瀬永亀次郎のエピソードに比重を置き過ぎたこと。そこだけ残念。加藤泰監督『瞼の母』悲惨だなー。これ全然救いが無いよ。小野田芳幹監督『混浴露天風呂連続殺人 婚前伊豆旅行』土曜ワイド劇場で放送された名物シリーズの第一弾。わざとらしいパン チラやおっぱい描写が熱い。さすが朝日放送。福本義之監督『混浴露天風呂連続殺人 にせ夫婦東北ツアー 運ばれた全裸死体』第2弾。サスペンスの体裁を取りながらバラエティ番組のノリ。古谷一行、木の実ナナ、常田富士男の笑顔も熱い。ヌードカメラマン役に佐藤蛾次郎を神憑り的キャスティング。福本義之監督『混浴露天風呂連続殺人 北海道十勝岳連続殺人 未亡人開放ツアー』第3弾。前回はやや大人しめだったが、今回はおっぱい度がスパーク。どさくさに紛れて塩沢ときもおっぱいを堂々と披露。やり過ぎだと思います。福本義之監督『混浴露天風呂連続殺人 女子大生秘湯ツアー連続殺人 上州路に消えたヌードギャル』第4弾。温泉研究会の女子大生を大量投入。そのためおっぱいの数が凄い。調子に乗って常田富士男と金田龍之介もほぼ全裸で熱演。女子大生(全裸)に囲まれた佐藤蛾次郎の笑顔が眩しい。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 湯けむりに消えた女三人旅 田沢湖から乳頭温泉へ』第5弾。サブタイトルが下品。でも最高視聴率を弾き出したので作戦勝ち。ラスボスと思われたイマケンが実は善人でピュアな人物だったオチが最大の見どころ。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 鬼嫁vs姑プラス小姑 屋久島-霧島-えびの高原ツアー』第6弾。何と天候不順で全編まっしろ。ゲストの長谷直美の背が高いことを発見。オッスとチューちゃんに挟まれると小さく見えるが170ぐらいあるのでは?脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 OL言いたい放題ツアーと謎の美女』第7弾。バブル真っ盛り。温泉ギャルを大量投入。シナリオでもバブルに描かれている。そして遂にポルノ映画ではなくAVからギャル役をキャスティング。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 那須の殺生岩に消えたヌードギャル ピチピチ女子大生 塩原温泉巡り』第8弾。本作から平成へ。これまで5~6人だった温泉ギャルを4人にスリム化。全員AVからキャスティング。平成だなあ。会社社長役で江夏豊が謎のゲスト出演。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 宇奈月温泉~黒部渓谷~大牧温泉』第9弾。平成2年。90年代に突入。内容が安定し過ぎてほとんど印象に残っていない。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 阿寒湖~摩周湖~知床 ラジオで無差別殺人予告』第10弾。温泉ギャル役の浅井理恵が古谷一行との不倫を暴露。しかし古谷一行は素直に不倫を認めた男気ぶりを発揮。当時ワイドショーで話題になったのもまだまだ記憶に新しいですねと思ったら平成3年の出来事でした。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 豪華別荘のアリバイ崩し 伊豆大島~新島~式根島』第11弾。古谷一行のスキャンダルも何のその。シリーズ続行。良い時代です。おっぱいは安定。全然ブレない。一方、珍しくミステリー調の展開が目新しい。2時間サスペンス風の展開。でもおっぱい描写&古谷一行と常田富士男の笑顔は外さない。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 誘拐された美人社長の謎 温泉ギャルみちのく秘湯の大追跡!瀬波~胎内~白布~新高湯~五色~滑川温泉』第12弾。ゲストは大場久美子、我王銀次、石井宣一。良いキャスティングするなあ。世間ではバブルが弾けたはずなのにこの一大ロケ。脇田時三監督『混浴露天風呂連続殺人 雨の奥飛騨に消えた影 ヌードギャル秘湯ツアー 白骨~濁河~新穂高』第13弾。ストーリーほとんど覚えてません。それだけストーリーと展開が固定。山内宗信監督『混浴露天風呂連続殺人 ヌードギャルみちのく秘湯激安ツアー 殺意の風景』第14弾。バブルが弾けた影響か、演出家の好みかシンプルなサブタイトル。ゲストの村上聡美(フジワラ秘書官)。この人もっと売れると思ったけどなあ。大室清監督『混浴露天風呂連続殺人 那須高原に消えた美人ダンサーの秘密❝ヌードギャル❞と❝温泉の鉄人❞秘湯ツアー 那須温泉郷~甲子温泉』第15弾。ド派手なサブタイトルに戻りました。今回から警視庁原宿分室から浅草分室へ転勤。常田富士男と金田龍之介に代わって火野正平と片桐はいりがレギュラー入り。おっぱい描写は不動。
2022年07月03日
コメント(0)
布団を敷いて横になる。橋本真理子監督『イーちゃんの白い杖』ドキュメンタリー。面白かった。良かった。なんか良いな。良い映画。伊東英朗監督『放射能を浴びた「X年後」』ドキュメンタリー。風化しているな。震災直後、駅前で脱原発をきーきー訴えていた共産党のおばちゃんたちはどうしているんだろうと思った。そろそクーラー使いまくりか?堀川弘通監督『アラスカ物語』ふつうに面白かった。丹波哲郎演じるインディアンがものすごかった。森一生監督『あぶく銭』さすが大映京都。美術、撮影は重厚だったがストーリーはパッとしなかった。岩内克己監督『エレキの若大将』酷い映画(笑)。若大将がホント酷い奴。実質的な主人公は邦ちゃん扮する青大将。青大将はかなりのばかだが、涙ぐましさにグッときました。全米も泣く。ジェリー・ルイス監督『底抜け大学教授』志村けんが敬愛する人物。なるほど。志村のコントやキャラクターのほとんどが本作を元にしていることがよく分かった。この映画自体が『ドリフ大爆笑』または『だいじょうぶだあ』。パクリというレベルを軽く超えている。志村スゲーよ。井上昭監督『殺すな』大映京都出身の井上昭の遺作。かなり予算が厳しそうだったが、VFXも活用してしっとりした仕上がりが良い感じ。大画面で観たかった。深作欣二監督『北陸代理戦争』何度観ても凄惨。実録路線も行き着くところまで行ったような。工藤栄一監督『トンガ冒険家族』なぜ工藤栄一がこれを撮ったのか謎。制作は俳優座。主演は俳優座の雄・邦ちゃん。ホントに現地ロケ敢行。松田優作の『ヨコハマBJブルース』で横浜、渡瀬恒彦の『影の軍団 服部半蔵』で京都などめちゃくちゃ忙しかったはずなのにいつの間にトンガへ。。。福田純監督『大日本スリ集団』まあまあ面白かったが、福田純が撮らなくてもと思った。職人なので上手にまとめているが、ほかに監督いるだろ?伊藤俊也監督『日本独立』いつの間にこんな映画撮ってたんだ?ごりごりの左派だったのにこういう映画を撮ってしまう。ご本人的には一貫して思想は変わっていないらしいが。あまり面白くなかったが、撮りたいものが撮れるのは良いことだと思う。深作欣二・田口勝彦監督『ガンマー第3号 宇宙大作戦』ヤクザも宇宙人も何でも撮るのが深作欣二の良いところ。何も考えずに観ると楽しめる。しかし考える。音楽担当は津島利章だがメロディラインは絶対に宮内國郎。お友達だったので「手伝うヨ」みたいなノリだったと思われます。降旗康男監督『日本の黒幕』数回目の鑑賞。最近になって大島渚で企画が進んでいたことを知った。ところが撮影直前に降板。なんとなくぎくしゃくした感じがしていたが、そういった事情が反映されていたのか。つうことでそれほど面白い映画ではない。沢島忠監督『ひばり・チエミの弥次喜多道中』内容は大したことないが、美術が凄い。それよりもおばちゃんにしか見えない美空ひばりと江利チエミが20代というのも驚き。これアイドル映画だったのね。美空ひばりの逝去が52歳というのも驚きです。そんなに若かったのか。大洲斎監督『ひとごろし』大映倒産後、旧大映京都のスタッフが再結集した映画。面白かった。気弱な主人公を松田優作が好演。映像が実に美しい。音楽がモロ『ジャッカー電撃隊』風で最高。時代劇を無視した渡辺宙明先生の仕事が素晴らしい。
2022年06月06日
コメント(0)
そうなんですか?ふーん。土方宏史監督『さよならテレビ』面白かったがラストシーンが蛇足。しかも狙ったつもりが大きく外しているような。色々考えさせられはする。アンドリュー・ブラウズ『ウルトラマンG ゴーデスの逆襲』テレビの再編集版。さくさく進むがさくさく進み過ぎのような。設定やエピソードの順番を若干変更している。まあまあですかな。アンドリュー・ブラウズ『ウルトラマンG 怪獣撃滅作戦』テレビの再編集版。90年の年末に2本立てで公開していたらしい。全然記憶にない。松竹は『男はつらいよ』と『ウルトラマンG』をぶっこんでたのか。バブルだなあ。村上浩康監督『蟹の惑星』ほぼ環境ビデオで心地よい。石井隆監督『GONINサーガ』凄かった。石井隆は裏切らないなあ。根津甚八も凄かったよ。中島信也監督『ウルトラマンゼアス』こんなに面白かったっけ?でも30周年記念作にふさわしいかどうかは今でも疑問。小中和哉監督『ウルトラマンゼアス2 超人大戦』こちらも面白かった。興行成績も良かったらしいが、シリーズ化せず目先の利益に捕らわれるのが旧体制の円谷プロの良くないところ。五百旗頭幸男・砂沢智史監督『はりぼて』ダレずに一気に見れた。こんなばかみたいなことが実際に起こっていたことが超絶に面白い。意味不明の人事異動はたぶん自民党に目をつけられたんだろうな。そこは怖い。深作欣二監督『仁義なき戦い 頂上作戦』事実上の完結作。概ねパターン化され、次の展開が大体読めてしまい。あんまり面白いとは思わない。大河原孝雄監督『ゴジラ2000ミレニアム』これ失敗作。久しぶりに観たがやっぱり面白くなかった。何したかったんだろう?小沢茂弘監督『極悪拳法』脚本が村尾昭と聞いて期待していたが、任侠映画っぽくてやや期待外れ。デビュー前の志穂美悦子が本名でスタンドイン。そこだけやたら凄くて印象に残った。森谷司郎監督『漂流』ずっと観たかった映画。原作通り&期待通りの面白さ。元祖鳥人間の北大路欣也が素晴らしい。ラストが唐突で物足りなかった。40ちょいの岸田森が老人役。スゲーな。森谷司郎監督『小説吉田学校』長坂秀佳が脚本。それだけで観る価値あり。のちに『Jr.愛の関係』でセルフリメイク。西郷輝彦が若き日の田中角栄を熱演。実際にこんな感じだったんだろうなあと思わせる。岡本喜八監督『ダイナマイトどんどん』面白かった。大映製作、東映が協力、東宝系の岡本喜八が演出。なんて贅沢。時々観たくなりますな。佐藤勝の音楽もノリノリ。深作欣二監督『仁義なき戦い 完結編』東映の要請で無理矢理作ったらしい。完全な蛇足。金佑宣監督『潤の街』ずっと観たかった一本。公開当時かなり話題になった記憶あり。『月刊シナリオ』にも脚本が掲載されていた。で、観てみたが、うーん。展開が読めるというか、設定があるある過ぎというか。こういう映画が作られ全国で劇場公開されたことに意義があるとは思うが。高橋伴明監督『ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ~』Ⅴシネで異例の大ヒット。作品としての評価も高いと聞いていたが、そうなの?バブルっぽいだけで全然面白いとは思わなかった。工藤栄一だったらもっと湿っぽく撮っていたと思う。
2022年05月01日
コメント(0)
メシ喰ったか?池田敏春監督『女囚さそり 殺人予告』岡本夏生主演のⅤシネマ。舐めてました。伊藤俊也監督『女囚さそり 第41雑居房』の正当な続編でした。面白かった。ダンプ松本演じる女看守が熱い。岡本夏生が歌う主題歌『恨み節 ニューアタックバージョン』も何だかカッコよかった。今年の№1かも。斎藤武市監督『河内のオッサンの唄』拓ボンの記念すべき主演第一作。騒々しいだけのファンタジームービー。しかしそれが正しい。深作欣二監督『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』千葉ちゃんの記念すべき主演第一作にしてフカキンの監督第一作。モロ『渡り鳥シリーズ』のパクリ。会社の命令だったとか。そのため千葉ちゃんもフカキンものびのびしていない。深作欣二監督『仁義なき戦い 広島死闘篇』千葉ちゃんが初めて汚れ役を演じたことでホットな話題になりました。主演の北大路欣也を喰いそうで喰わない絶妙さ。自分のポジションを分かっている男の仕事。深作欣二監督『必殺4 恨み晴らします』千葉ちゃん&JAC軍団が初めて必殺シリーズに合流。主演の藤田まことを喰ってます。ちなみに藤田まことはフカキンがあまり好きではなかったようです。片山慎三監督『岬の兄妹』エライものを観てしまった。これアリ?久々にATGばりのどんよりした気持ちにさせられた。でもいいね。今の映画やテレビドラマに欠けているものが嫌というほど詰まっている。森谷司郎監督『日本沈没』何べん観てもグイグイ来る。何もせんほうがええと思う。鈴木則文監督『トラック野郎 御意見無用』世界的名作映画。桃さんはエロくてばかで欲望の権化だが、最後は自分を犠牲にして仲間やその生活を助ける。そして豪快に去る。寅さんのような未練がましさゼロ。見習いたいものです。藤原健一監督『女囚701号 さそり外伝』軽々しく『さそり』を名乗ってもらいたくないですな。魂がこもっていない。深作欣二監督『仁義なき戦い 代理戦争』広能昌三が中学生の就活をサポートするほのぼのムービー。これ実話か?すげーな。。。大森一樹監督『ゴジラvsキングギドラ』当時予備知識ゼロで観たのでド肝抜かれました。評価は賛否両論ですが面白いです。実相寺昭雄監督『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』年末になると何故か取り付かれたように観てしまう一本。何べんも観てますが飽きない。飯島敏宏監督『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』追悼鑑賞。これが面白くてよく出来た映画。絶対的な悪は登場しない。もっと評価されるべき。
2021年12月31日
コメント(0)
山が動いたよ?山田洋次監督『キネマの神様』山田洋次の劣化ぶりが酷く全く期待せずに観に行ったが、泣けた。オファーから30分で代役を引き受けたジュリーが素晴らしい。代役の立場を貫いて宣伝には一切顔を出さない。取材も受けない。全国ツアーも縮小。その代わりエネルギーは劇中で披露する志村のメガヒット曲『カラスの勝手でしょ』のカバーに費やされる。すげー。ジュリーが志村をカバー。『ドリフ大爆笑』の付き人コントそのまんま。泣けた。内容も素晴らしかった。ジュリーはあくまで代役なので一切役作りしなかったらしい。つうこで本来の志村バージョンも観たかった。深作欣二監督『赤穂城断絶』本当はむちゃくちゃやりたかったらしいが、主役のヨロキンが難色。フカキンにしては大人しい仕上がりになった。でもその後『忠臣蔵外伝 四谷怪談』でむちゃくちゃやったからいいんです。実相寺昭雄監督『歌麿 夢と知りせば』歌麿の映画としてはつまらないが、実相寺昭雄の映画としては超面白い。大衆性(特撮)と芸術性(エロ)が完全に融合。興行的には大失敗したらしいが面白いです。実相寺昭雄監督『波の盆』昭和58年度の文化庁芸術大賞など受賞。倉本聰の脚本を忠実に撮影、倉本聰も演出に一切口を出さなかったとのこと。面白かった。リアルタイムでは映像の迫力に圧倒されただけで物語は理解していなかった。とても良い物語。武満徹作曲のメインテーマが何故か東京オリンピックの開会式で使用されていたらしい。実相寺昭雄監督『青い沼の女』火曜サスペンス劇場100本記念作。ロケ無し。オールセット。もちろん沼も。雨降らしまくり。サスペンスというよりもホラー。リアルタイムでも観たが、感想は当時も今も変わらず。あんまり面白いとは思わず。実相寺昭雄監督『春への憧れ』確か当時最新のビデオカメラのデモ映像作品。13分の短編。モーツァルトのピアノをバックに3月になったばかりの奈良の景色が延々と映し出される。観ていて心地よい。実相寺昭雄監督『東京幻夢』ハイビジョンの実用化に向けたデモ映像作品。14分の短編。こちらはベートーベン。セリフなし。芝居のみで見せる。すごいなあ。実相寺昭雄監督『宵闇せまれば』『ウルトラセブン』を撮った後、会社に内緒で作った劇場デビュー作。息苦しい。念願叶って大島渚の脚本を演出したものの相性はどうだったんでしょうね?大島渚は自分より若い佐々木守を紹介したらしいけど。たぶん大島渚が正解。実相寺昭雄監督『帝都物語』日本で初めて本格的にハイビジョンを導入した映画。それでいて成功。円谷英二もびっくり。原作を知らなくても楽しめて面白い。ちゃんとしたブルーレイが出たら買います。平山美穂監督『映画おしりたんてい カレーなる事件』もっと下品でもいいと思うが。芝田浩樹監督『映画おしりたんてい テントウムシいせきのなぞ』意外とおとなしくて意外。セルジオ・レオーネ監督『荒野の用心棒』これは酷い(笑)。黒澤明の『用心棒』をそっくりパクりまくり。面白いけど東宝と黒澤明は面白くないね。でも両方を比べると色々と面白い。パクリぶりが。大森一樹監督『ゴジラvsビオランテ』何べん観ても面白い。飽きない。当時はボロクソに叩かれていたけど。最近やたら評価が高いらしい。いい加減なもんですな。小谷承靖『F2グランプリ』80年代の東宝は変な大作ばかり作ってて楽しい。しかもほとんど空振り。本作もオヨヨな一本。オヨヨ大作には妙な味がありますな。熊井啓監督『日本の黒い夏ー冤罪ー』松本サリン事件と冤罪がテーマ。事件から10年も経っていないのに作ってしまうエネルギーのすごさ。とんでもない真犯人の登場で急展開する物語。しかもそれが現実だったりする。でも爽やかな景色や自然が映し出される。こういう映画をもっと観ないといけないな。熊井啓監督『日本列島』デビューから二本目。話はデカいけどモヤっとした印象。結局事件の真相は分からないまま。芦川いづみの絶叫が素晴らしい。何となく救いのあるラスト。飯島敏宏監督『ウルトラの揺り籠』実相寺昭雄の兄貴分にしてバルタン星人や『金妻』『毎度お騒がせします』などの産んだ超ヒットメーカーの逝去にショック。追悼鑑賞会を実施。2003年製作。出演者も随分亡くなってるなあ。工藤栄一監督『裏切りの明日』1990年製作のVシネ。念願叶って初鑑賞したものの・・・予算と時間が無かったせいか出来がしょぼい。バブル期なのに。脚本も薄い。監督に罪はありません。工藤栄一監督『赤と黒の熱情 Passion』1992年製作。念願叶って初鑑賞したものの・・・脚本との相性が良くないような。工藤栄一は90年代以降あまり良い作品に恵まれていない。テレビはものすごいのにな。『雲霧仁左衛門』とか。福田純監督『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』疲れた時に心地よいヒーリングムービー。
2021年11月01日
コメント(0)
泣ける日もあるよ。映画で。勅使河原宏監督『利休』バブル絶頂の平成元年公開。今ではこんな金かけた映画作れないだろうな。セゾングループも出資。三國連太郎はどんな役でも人を殺しそうなので油断できない。今泉力哉監督『アイネクライネナハトムジーク』恋愛映画はダメ。と苦手意識を克服して鑑賞。面白かった。ペデストリアンデッキでロケか。あそこは何かとロケや中継が多い。最後までグイグイ楽しめた。伊坂幸太郎モノに外れなし。先月は外れたが。アダム・ウィンガード監督『ゴジラVSコング』ハリウッド版で一番楽しめた。アメリカ人に核を描けないのはよく分かった。今回は小難しいことには触れずバトルのみ。しかもゴジラは客演扱い。こんな感じなら楽しめる。本多猪四郎監督『キングコングの逆襲』何べん観ても面白い。この路線が途絶えたのは残念。浜美枝演じるマダム・ピラニアは絶対北の人間だと思う。そんなイメージでは?フランクリン・J・シャフナー監督『猿の惑星』初めて最後まで観た。よく出来ている。面白かった。後年円谷プロが『猿の軍団』を製作、20世紀フォックスに訴えられるが『猿の惑星』を観てよく分かった。円谷プロ完全にパクってます。山本邦彦監督『ザ・タイガース 華やかなる招待』東宝はこういう映画を作らせたら上手いな。何も考えずに楽しめる。山田洋次監督『下町の太陽』大島渚の『愛と希望の街』みたいな感じのものを撮りたかったのか?その割には毒がない。尖がってもない。当時としても古くさかったのでは?喜劇の才能が開花するのはあと数年後のはなし。手塚昌明監督『ゴジラVSメガギラス G消滅作戦』公開時の感想なんじゃこりゃだったが、久々に観たところ面白かった。チャンピオン祭りテイストで。確かになんじゃこりゃ感はあるが、これぐらいのぬるま湯が心地よくなった。年取ったのね。浦山桐郎監督『キューポラの街』超寡作の浦山桐郎にハマった時期がありました。これ面白いです。いろんな要素がてんこ盛りで。それでいてさっぱりして引きずらない。山田洋次が嫉妬したのでは?ちなみに山田洋次と一緒に松竹と日活を受けている。山下耕作監督『ゾロ目の三兄弟』東映のファンタジー映画。ファンタジーすぎて印象に残らない。和田嘉訓監督『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』これまた東宝らしい娯楽映画。苦肉の策でフィルムコンサートっぽい作りになっているが、よく出来てて楽しい。武道館のシーンはかなり盛り上がります。原田正樹監督『メン道一代 喧嘩ラーメン』Vシネマ。ばかみたいな内容だが、意外なことにベテランスタッフが名を連ねていたりする。ホント意外。その一部は『ウルトラマンティガ』に合流する様子。松本正志監督『戦争を知らない子供たち』1973年の東宝映画。ちょうど東宝が迷走していた頃の作品。そのため作品も迷走。ATGほど訴えるものでもなく、かつての東宝映画のように明るくもなく。意欲作だけど残念ながら大空振り。須川栄三監督『野獣狩り』1973年の東宝映画。ちょうど東宝が迷走していた頃の作品。迷走のどさくさに紛れてぶっ放した傑作。藤岡弘のアクションがモーレツ過ぎ。観ているこっちがおしっこちびりそうになるぐらいモーレツ。ビルとビルの間を吹き替えなしでジャンプ。。。
2021年09月03日
コメント(0)
激烈に忙しすぎ。フィリップ・ラショー監督『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』素晴らしく面白かった。原作以上に下品で原作にちゃんと敬意を払っている。本当に面白かった。石井輝男監督『現代任侠史』何べん観てもつまらない。橋本忍が変な力を入れた映画はどれも滑る。『幻の湖』といい。あれは別の意味で面白いが。豊島圭介監督『三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実~』激しい論戦と思いきや意外とほのぼのムード。それは三島が大人で紳士だったから。つうことで三島由紀夫の勝ち。藤田敏八・加藤彰監督『炎の肖像』ジュリー初の単独主演映画。あんまり面白いとは思わなかった。ドラマパート(嘘)とライブシーン(現実)が嚙み合っていない。前田陽一監督『虹をわたって』主演天地真理。相手役ジュリー。チョイ役ショーケンのナベプロ映画。脚本が田辺靖男名義だが本当は吉田剛が書いたのでは?小沢茂弘監督『賞金稼ぎ』若山富三郎主演のモーレツ時代劇。殺陣がものすごい。三枚目を装った幕府の隠密を潮健児が好演。メジャーな役者になれなかったのが残念でいて謎。長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』のちに反原発や辺野古移設反対などを表明するジュリーと菅原文太が主演。奇跡的によくできた映画。地上波では放送できないだろうな。福田純監督『ゴジラ対メガロ』疲れた時に観ると癒される。心のヒーリングムービー。瀧本智行監督『グラスホッパー』恐ろしくメリハリの無い映画だった。中村義洋監督『アヒルと鴨とコインロッカー』よくできた映画。原作も面白い。原作に忠実なとこも好感。主人公が宮城や山形の訛りにずっこけるところがよく分かる。伊坂幸太郎もおそらく経験したのでしょう。よく分かるわ~。深作欣二監督『魔界転生』こんなに面白くなかったっけ?ジュリーほとんど活躍しないし。出番が少ないのは絶頂期だったので仕方ありませんが。のっぺりした映画だった。鈴木清順監督『カポネ大いに泣く』公開以来の念願が叶って初鑑賞。ジュリーとショーケンのダブル主演。俗にいう失敗作。噂は聞いていたが。なんでこんな風に仕上がったんでしょうか?同じ年に公開された『ルパン三世バビロンの黄金伝説』のほうが面白いよ。本多猪四郎監督『三大怪獣地球最大の決戦』テンポよく進みつつ文明批判も嫌味にならない程度に盛り込んだ傑作。やっぱりよくできてます。森淳一監督『重力ピエロ』伊坂幸太郎らしい展開にグッときたが、開始と同時にオチが分かってしまった。それはあかんと思う。主人公の自宅が北山だったが、実際には八木山で撮ったのでは?北山はあんなに高くないよ。勅使河原宏監督『北斎』ゲキメーション方式。北斎の浮世絵を映しているだけだが、アニメーションのように魅せるところが天才的。のちに勝新と意気投合します。天才同士がタッグを組むとどうなるか。。。
2021年07月01日
コメント(0)
熟女B 五月みどり熊井啓監督『黒部の太陽 全長版』やたらスケールがバカデカい。けど猛烈につまらない。尺を短くすればよかったと思いますよ。マイケル・クライントン監督『ウエストワールド』いっぺん観たいと思っていたので観たが面白くなかった。五社英雄監督『極道の妻たち』かたせ梨乃が実質的な主役。思っていたほどドロドロしていなかった。金子修介監督『ガメラ 大怪獣空中決戦』傑作。オマージュが多すぎるのが気になりますが、かなり楽しめます。金子修介監督『ガメラ2 レギオン襲来』大傑作。最終決戦地が足利市というのが説得力あり。前作を知らなくても楽しめます。金子修介監督『ガメラ3 イリス覚醒』これはやりすぎ。ついていけなくなった。土橋亨監督『極道の妻たちⅡ』かたせ梨乃が実質的な主役。車に轢かれてびょーんと空高く跳ね飛ばされるシーンがシュール。村上弘明にやくざ役は似合わない。本多猪四郎監督『ゴジラ』何度も観てしまう。観れば観るほど新たな発見有。黒澤明監督『椿三十郎』そんなにあまり面白いとは思わないが、何気に撮影がすごいことを発見。黒澤明監督『用心棒』こちらは面白かった。話がものすごく単純で分かりやすい。これも元ネタがあるのでしょうか?山田洋次監督『男はつらいよ おかえり寅さん』二度目の鑑賞。やっぱりダメ。全然『男はつらいよ』ではない。『がんばれ!満男』のタイトルのほうがしっくりきます。降旗康男監督『極道の妻たち 三代目姐』かたせ梨乃が実質的な主役。ショーケンと坂上忍が『傷だらけの天使』以来の共演。ショーケンかっこよかったけど使い方がもったいない。中島貞夫監督『新極道の妻たち』これまでのシリーズとは少し作風が変わってます。やや男目線で展開。橋本昌和監督『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』脚本が浦沢義雄と聞いて期待したもののさっぱり面白くなかった。この人は原作モノや長編に向いてないと思う。中川信夫監督『憲兵と幽霊』あまり怖くなかった。戦争批判がテーマなのに無理矢理怪談調にした感じ。会社の命令か?主演は中山昭二と天知茂。石川義寛監督『怒号する巨弾』天知茂が渋い。三輪彰・石川義寛・石井輝男監督『恋愛ズバリ講座』新東宝最後の作品。会社に反抗してノーギャラで作られたとのこと。意外と面白かった。岡本喜八監督『座頭市と用心棒』大ヒットしたらしいが、それほど盛り上がるわけでもなく。東宝出身の岡本喜八と大映京都スタッフとの間で撮影方法の違いからいろいろ衝突があったとか。そのあたりの不協和音が画面にでてしまった。勝新太郎監督『座頭市 勝新太郎ディレクターズカット版』現在商品化されて出回っているものは劇場公開版。封切に間に合わず突貫工事で編集。そのためストーリーよりもイメージ重視。ちぐはぐな感じがしていたのはそのせいだったのか。知りませんでした。今回のものは『ゴールデン洋画劇場』で放送する際に勝新が編集し直したもの。ちゃんとしたストーリーになっていて面白かった。こちらのほうが断然面白いです。そろそろ商品化してほしい。ついでにフィルムが茶色に変色したテレビ版もきれいにしてほしいです。山田洋次監督『小さいおうち』何じゃこれ?最新作『キネマの神様』がどんな風に仕上がっているのか心配で仕方がない。デニス・ホッパー監督『イージーライダー』酒を飲んだらジャック・ニコルソンのものまねがしたくなります。鈴木清順・吉田つげつぐ監督『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』結構好きな映画。マイナーであまり評価されてませんが面白いです。伊藤俊也監督『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』こちらも面白いです。頑張っているクリカンに好感触。アニメスタッフと衝突が絶えなかったらしいですが、伊藤俊也ご本人は満足な仕上がりとか。当初は村川透で企画が進んでいたらしい。こちらも観たかった。田崎竜太監督『小さき勇者たち ガメラ』予算も評価も低いですが好きな映画。前半だらだら冗長気味ですが『ガメラⅢ』よりこっちのほうが好き。
2021年05月20日
コメント(0)
聖火ランナーの代走、絶賛受付中。長石多可男監督『爆走トラッカー軍団』『トラック野郎』の脚本・掛札昌裕が担当しているので正統派ではあるのですが、長石多可男がカッコよく撮ってしまうためマイナス。予算の関係かそれほど爆走もしていない。トオル役の人が薬漬けにされた貧乏トラッカーを演じてて元旦から何だか悲しくなりました。室賀厚監督『DOG FIGHT 野獣たちの挽歌』東映Ⅴシネ10周年記念作品。意外と面白かった。掘り出し物。ただしジョン・ウーあたりのパクリらしい。高橋正治監督『ビッグボス BIG BOSS』東映Ⅴシネ5周年記念作品。菅原文太主演。猛烈に面白くなかった。意味不明のギャグが滑りまくり。菅原文太がよく出演したと思う。長男・菅原薫の準主役と交換条件か?野村芳太郎監督『砂の器』こんな邦画はもう作れないと思う。緒方拳がいいね。鈴木則文監督『パンツの穴』『トラック野郎』シリーズ終了後、久々にぶっ放した怪作。下ネタのオンパレードなのに何故かさわやか。かなり良い映画。武田鉄矢演じる博多弁の宇宙人が素晴らしい。福田純監督『吼えろ脱獄囚』それほど面白いとは思わなかった。なんかもっさりしてて。中島貞夫監督『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』ご本人出演の半分ドキュメンタリー。面白かった。山本千尋も出てます。東映京都撮影所『伝統の殺陣集団 東映剣会』地味だけどものすごく面白かった。いつの間に時代劇が絶滅寸前なのが恐ろしい。落合賢監督『太秦ライムライト』福本清三主演。なかなか切ない映画。時代劇がヤバい。山本千尋も出てます。渡辺武監督『巨乳をビジネスにした男』エンケン主演。実はまじめな映画。予算が少ない点しょぼい作りなのが残念。筧正典監督『若い娘がいっぱい』ウルトラシリーズの印象しかありませんでしたが、かなりどっしりした撮り方にびっくり。内容はあまり面白くありませんでした。脚本が古いので監督の実力とは関係ありません。柿原利幸監督『デコトラ★ギャル紗矢』トラック映画と特撮映画は金をかけないとしょぼくなるお手本のような映画。特にトラック映画は道路交通法の壁もあるので難しい。安易に手を出さない方が良いと思う。森谷司郎監督『海峡』東宝創立50周年記念作品。ひたすら掘りまくる映画。大作なのに音楽は南こうせつが担当。青函トンネルが開通した瞬間ぴぽびぽーとしょぼいシンセサイザーが流れます。ここはフルオーケストラだろ?音楽の予算をケチった?吉永小百合はホント美人です。伊佐山ひろ子も印象的。野村芳太郎監督『しなの川』ばかみたいな酷いお話。なんじゃこれ?木村惠吾監督『初春狸御殿』大映京都の和製ミュージカル。アニメを観ているようなポップさ。美術がものすごい。京都は嫌いだが大映京都はものすごい。鈴木則文監督『トラック野郎 御意見無用』日本が世界に誇るほのぼの映画。何度観ても飽きません。権野元監督『無認可保育園 歌舞伎町ひよこ組!』小沢仁志主演『FM89.3MHz』の続編。普通の面白かった。狙っていないのが良いです。伊佐山ひろ子も印象的。内田吐夢監督『飢餓海峡』3時間あっという間。ラストが衝撃的。なんとも考えさせられます。黒澤明監督『椿三十郎』それほど面白いとは思わなかったが、撮り方や画面構成がものすごく緻密で驚かされる。
2021年03月25日
コメント(0)
まあ一言で言って旅人。 車寅次郎本多猪四郎監督『ゴジラ』観れば観るほど真面目に作られた映画だと実感する。アメリカ人は偉いな。日本人よりこの映画を高く評価している。手塚昌明監督『ゴジラ×メカゴジラ』活劇としては最高のゴジラ映画。釈由美子がホントかっこいい。その分ゴジラはやや脇役。橋本幸治監督『ゴジラ』今だにいろいろ言われてますがこれはこれで面白い。オヤジ顔役者が大集結。そういう意味では貴重。こんな映画は作れないだろうな。村川透監督『華麗なる追跡』リアルタイム以来の鑑賞。テレフィーチャ。松田優作の遺作。なんでこんなのに出たんだろう?義理で断れなかったのか?既に相当やばかったらしくアクションらしいアクションなし。代わりにジョイナーが弾丸より速く走る。そこが最大の見どころ。崔洋一監督『優作について私が知っている二、三の事柄』ドキュメンタリー。水谷豊の証言が面白かった。仲良かったんだなあ。実相寺昭雄監督『ウルトラQザ・ムービー 星の伝説』急に観たくなって鑑賞。仙台松竹ではガラガラでした。急に製作が決まったらしく、金がかかっていないのがよく分かる。それでも作ってしまうのがバブル時代。しかも春休み明けに公開。そりゃガラガラです。映画を観ながらそんなことを思い出した。渡辺邦男『悪魔の手毬唄』金田一耕助役を高倉健が熱演。ただしご本人は「忙しすぎて記憶にない」とのこと。内容もそんな内容でした。堀内弘通監督『学園祭の夜 甘い経験』生真面目さとお色気がブレンドしないまま進行。東宝の迷走ぶりを伺える一本。立花直樹のデビュー作。本作でもトランペットを披露。のちに立花ナオキ役で大活躍しますよ。渡辺祐介監督『いい湯だな全員集合!!』松竹ドリフ映画三作目にしてようやくドリフが主役。大人しい作風と思いきやラストで加トちゃんがいかりや以下ドリフのメンバーを全員殺害。早く商品化してほしい名作映画です。大島新監督『なぜ君は総理大臣になれないのか』大島渚の次男。ドキュメンタリー。ネタとしては面白かったが、映画としては可もなく不可もなく。政治家に向いてないと思います。ご両親も指摘されてますが。伊藤俊也監督『女囚701号さそり』かなり久しぶりの鑑賞。何度観ても壮絶。そりゃ梶芽衣子も降りたくなるわ。澤井信一郎監督『野菊の墓』『トラック野郎』シリーズで長らく助監督と脚本を担当。満を持してのデビューがアイドル映画。しかし高く評価され角川映画に進出。めちゃくちゃ忙しいはずなのに『宇宙刑事シャイダー』も演出。人生ってファンタジー。山口和彦監督『銀蝶渡り鳥』『さそり』シリーズを降板して新境地を開拓しようとした梶芽衣子の意欲作。実録路線全盛の70年代に任侠路線の復活を狙ったのか。個人的にはいまいちでした。城定秀夫監督『エスパー☆マミコ』藤子F先生の『エスパー魔美』の代わりに鑑賞。低予算のピンク映画でしたが意外と良作。ほろっとさせられました。かなり良い映画です。舛田利雄監督『愛・旅立ち』中森明菜が頭をおかしくなるきっかけになった映画。原作はノンクレジットですが丹波哲郎(たぶん)。所々とんちんかんなシーンがありますがさすが巨匠・舛田利雄。そこそこ見応えあります。一方、脚本の笠原和夫は丹波についていけなかったのか苦戦してます。この方のキャリアからすると『仁義なき戦い』や『二百三高地』のほうが大変だったと思いますが。工藤栄一監督『ヨコハマBJブルース』話はシンプル。1時間でも収まるぐらい。それをねちっこく引っ張ってます。工藤栄一の起用は松田優作のオファー。ブルース感満々の仕上がり。工藤栄一監督『特別編必殺仕事人 恐怖の大仕事』『ヨコハマBJブルース』と同時期の仕事。テレフィーチャ。めちゃくちゃ忙しかったのでは?横山やすし師匠が大活躍。お笑いパートを削るとハード時代劇。村川透監督『最も危険な遊戯』2020年最後に鑑賞した映画。ハードな本編よりもラストが良かった。岡本麗ってこういう女優さんだったのね。知ってましたが。
2021年01月01日
コメント(0)
小学校を卒業するのは並大抵の努力じゃなかった。 車寅次郎手塚治虫・山本暎一監督『クレオパトラ』何度観ても変な映画。冒頭の実写パートのみ佐藤肇が演出。なんで?商業的に成功したんでしょうか?力作ではありますが。貞永方久監督『必殺!主水死す』話の筋は悪くないが、色々な人の意見が入った結果あんな仕上がりになったらしい。主水最後の敵・権の四郎の動機が素晴らしい。そこだけをねちっこくやれば良かったのに。山田稔監督『仮面ライダー対じごく大使』中編とはいえ予算を掛けていることがよく分かる。出てくる馬の数がすごい。富士山ロケ。ヘリコプターまで飛ばしている。テンポも良いし、とてもよくできた映画だと最近分かりました。そして撮影中に藤岡弘が失踪して現場がめちゃくちゃ大変だったことを今さっき知りました。三上智恵・大矢英代監督『沖縄スパイ戦史』二度目の鑑賞。二度目のほうがよく理解が進む。沖縄戦の強烈な理不尽さも。上原正三の書くシナリオが創作ではなく、概ね史実に基づいていることも発見。スティーヴン・S・デナイト監督『パシフィック・リム アップライジング』これおもろいか?最終決戦地の富士山がロッキー山脈みたい。『仮面ライダー対じごく大使』で勉強してほしいね。増村保造監督『卍』岸田今日子がずーっとしゃべり続ける狂った映画。何このラストは?以前、増村保造にハマった時期がありました。代表作は『スチュワーデス物語』。増村節が炸裂。手塚治虫・山本暎一監督『千夜一夜物語』狂った長編エロアニメ。漫画の神様は欲張ってミニチュア撮影にも挑戦。虫プロ立ち上げ以降、軽躁状態だったのでは?中学生の時、夜中に観たなあ。ちなみに裏では『怪奇大作戦』第9話「散歩する首」が再放送。そんな思い出。佐藤雅道監督『はいからさんが通る』横沢啓子ではなく南野陽子版。バブル期だったのでセットが『帝都物語』並みに豪華。でも仕上がりは月曜ドラマランド。田中徳三監督『眠狂四郎殺法帖』登場人物の説明なしで物語がどんどん進む。すでに客が小説を読んでいることを前提に作られている。大映の映画はどれも美術が重厚。それだけでお腹いっぱい。鴻上尚文監督『ジュリエット・ゲーム』観ててものすごく恥ずかしくなる映画。つらかった。三隅研次監督『眠狂四郎勝負』重厚な映画を見るとほっとします。ジョージ・A・ロメオ監督『ゾンビ』初めて観た。怖い映画かと思ったらドリフ映画並みのばか展開に拍子抜け。深作欣二監督『傑作推理劇場 黒い館の女』松竹で撮ったテレフィーチャー。フカキンとサスペンスは相性があまり良くない。わざわざ松竹で撮ったのは松坂慶子と一緒に仕事をしたかったからだと思う。工藤栄一監督『傑作推理劇場 お迎え火』こちらはおなじみ京都映画。推理というより『京都妖怪地図シリーズ』のような一本。怖くもないし、面白いとも思えず。いつもの京都映画ということだけ楽しめた。工藤栄一監督『大殺陣』超リアリズム時代劇。ラストの立ち回りが壮絶。長屋での凄惨な立ち回りを生中継で見ているような感覚。『傷だらけの天使』はちょうどこの10年後か。本多猪四郎監督『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』どこかの書き込みで見てなるほどなあと思った。前作『怪獣総進撃』が怪獣映画の総決算だったのに対し、本作は「いい加減現実に戻れよ」とのメッセージが込められていると。大林宣彦監督『麗猫伝説』火曜サスペンス劇場100本記念作。製作は円谷プロ。シュールすぎ。こんなのよくテレビで放送したなあ!このあとに『時をかける少女』を撮影したとのこと。
2020年11月08日
コメント(0)
教科書にアンダーライン引き過ぎの子っているよね。 つぶやきシロ―ルイス・ギルバート監督『007は二度死ぬ』ショーン・コネリーよりも丹波哲郎先生のインパクトがすごい。まあまあ面白かった。芸者や忍者がぞくぞく出てきたが、比較的真面目に演出されていたほうだと思う。中島貞夫監督『多十郎殉愛記』なんと20年ぶりの作品。高齢とはいえ中島貞夫でさえ映画を撮らせてもらえないんだなあ。内容は予算の関係かこじまり。役者も悪くないけど時代劇が絶滅状態のため出演経験がほとんどなく、殺陣がふらふらだったり、粗が目立ってしまった残念な作品。黒田義之監督『妖怪大戦争』小学2年生の冬休み以来の鑑賞。内容も特撮も良くできていた。今でも全然イケる。安田公義・黒田義之監督『東海道お化け道中』ほぼ普通の時代劇。無理やり妖怪ネタをぶっ込んだ感じ。早くもネタ切れか?黒沢直輔監督『ころがし涼太 激突!モンスターバス』ロッポニカの佳作。竹内力がただの二枚目から萬田銀次郎へシフトするミッシングリンク的作品。これが東映だったら興業力でシリーズ化できていたかも。これまた残念な作品。一倉治雄監督『狙撃 THE SHOOTIST』東映初期のVシネ。当時も指摘されていたが仲村トオルには早すぎた。大森一樹監督『すかんぴんウォーク』吉川晃司の役を植木等に当てはめると『無責任シリーズ』になることに気付いた。大森一樹が狙っていたかどうかは知らない。よくあるアイドル映画。ジャッキー・チェン監督『ポリスストーリー 香港国際警察』何べん観ても面白い。シリアスとコメディとアクションのバランスが絶妙。唐突に終わるところだけ気になる。それで終わるのかよ?と。きちうかずひろ監督『カルロス』東映初期のVシネ。当時観たかった一本。そしてこの夏やっと観れました。ちょっと違ってましたな。期待していた内容と。ラストはよかった。最初からそのテンションを期待していたのに。本多猪四郎監督『ゴジラ電撃大作戦』観たくなったので観た。『怪獣総進撃』の短縮改訂版。面白かった。脚本も本多監督自ら執筆。そこに込められたメッセージまではいまだ読み取れず。黒澤明監督『八月の狂想詩』こういう作品のほうがむしろ黒澤明の本領なんでしょうな。演出補は盟友の本多猪四郎。リチャード・ギアの乗った飛行機が日本を離れる何気ないカットをミニチュアで処理。よく見るとモロミニチュア。今回初めて気が付いた。本多猪四郎と仲良く撮ったのだと思いたい。三上智恵・大矢英代監督『沖縄スパイ戦史』ドキュメンタリー。元少年兵たちがさらりと証言。かなりどぎつい、いろいろなことを。そのためこちらもさらりと聞き流してしまいがちなのでもう一度観たい。『機動戦士ガンダム』に出てくる少年兵たちの設定が如何にリアルだったか。少年を戦力として投じることは、国がどういう状況だったのか。本作とは違うところでいろいろ考えたり、気付いたり。実相寺昭雄監督『哥』冗長で眠くて仕方がなかったが、今回4~5回目の鑑賞にしてようやくこの映画の面白さが分かった。かなり面白いです。5時以降は働きとうないんです。。。実相寺昭雄監督『あさき夢みし』鎌倉時代末期の京都が舞台。応仁の乱のおかげで、この時代の記録の類はほとんど残っていない。けど本作はチャレンジ。面白いです。大林宣彦監督『恋人よ、われに帰れ』1983年に放送されたテレビスペシャル。かすかに憶えている。ジュリー扮する日系二世の軍人が主人公。泉谷しげるも出ているよ。大林宣彦というよりも脚本の早坂暁の色が強い。あんまり相性が良くなかったような感じがした。佐古忠彦監督『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』ドキュメンタリー映画。全然知らなかった。面白かった。佐古忠彦ってTBSのアナウンサーですね。一つだけ気になったのが共産党との関係についてまったく言及していない点。瀬長亀次郎率いる沖縄人民党は本土復帰後、日本共産党に合流するが、もうちょっと解説があっても良かったのではと思った。とくに意図していないのかもしれないが、なんとなく不自然に感じたので。深作欣二監督『やくざの墓場 くちなしの花』渡哲也といえば『西部警察』だけなのか?ワイドショーが取り上げるのは大門軍団ばっかり。うんざり。渡哲也といえばコレですよ。バイオレンスとしんみりのバランスが絶妙。さりげなく在日問題にも言及&ドラマチックに演出。つらい時の特効薬。頭痛にバファリンみたいな名作映画。石山昭信監督『テラ戦士ΨBOY』主演菊地桃子。角川アイドル映画みたいなものを作りたかったんだろうなあ。原作のマイク・スプリングレインって誰?秋元康の変名?大森一樹監督『ユー★ガッタ★チャンス』全然面白くなった。浅野ゆう子の胡散臭さが耐えられない。前作同様ラストに突然現れる宍戸錠とかも。しかしこれがのちに平成ゴジラシリーズ(東宝ぼろ儲け)へとつながるので、依頼された仕事は何事もまじめにこなすべきですなということを学んだね。庵野秀明総監督『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』テレビシリーズはホントに面白くてハマったものでしたが、なんでこんな気持ち悪い映画になったんでしょう?庵野秀明総監督『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』もっと気持ち悪くなってました。庵野秀明総監督『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』そして前作から14年後。どうしたいの?
2020年09月03日
コメント(0)
失敗を恐れるな。ただし失敗するな。 円谷英二森谷司郎監督『日本沈没』たまに、何度か観てしまう。良い映画です。重光享彦『刑事』NHKで放送されたドラマスペシャル。主演は高倉健。良くも悪くもテレビドラマ。工藤栄一監督『十三人の刺客』これはすごいわ。西村晃演じる剣豪。凄腕なのに無様な死に方は、のちの必殺シリーズや『傷だらけの天使』に通じるものがあります。坂本浩一監督『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』テレビシリーズと連動して沖縄ロケ。まあまあ面白かった。『オーブ』の後日譚になっていたところが良かった。『オーブ』の劇場版がぬるかった分。山下耕作監督『緋牡丹博徒』この人の黄金時代。80年代の迷走ぶりは違った意味で興味深いが。演出家としての力があっても良い映画が撮れない時代。80年代の邦画って全体的に迷走して面白いんですがね。そんなことよりも主演の藤純子。何この貫禄!この凄み!当時23歳。今時のなんとか坂とかの連中よりも若い。ランチパックばっかり食べていたらダメだ。テレス・ヤング監督『007 ドクター・ノオ』面白かった。これはヒットするわ。東洋人が小間遣いのような扱い方をされているところに西洋人の差別意識を感じますな。テレス・ヤング監督『007 ロシアより愛をこめて』あまり面白いとは思わなかった。藤田敏八監督『リボルバー』ロッポニカの傑作。主演はジュリー。20年ぶりぐらいに観たかも。良くできた映画。なぁつかしいなあ(水谷豊)。面白かったけどヒットはしなかった。ガイ・ハミルトン監督『007 ゴールドフィンガー』007シリーズを観ていると『南海の大決闘』がモロ影響を受けていることが分かる。東洋人ははっきりと中国人と描写されている。西側にとって冷戦時代も今も中国は脅威なんですな。
2020年07月05日
コメント(0)
巨人軍は最後まで絶対にネバーギブアップしません 長嶋茂雄工藤栄一監督『服部半蔵 影の軍団』テレビ版とは別物。ほろ苦青春時代劇。突然始まるフットボール風の殺陣で好き嫌いが分かれる。でも何度か繰り返して観るとクセになる。実相寺昭雄監督『無常』壮絶&絶句。デビュー作でいきなりやりたいことをやって国際的にも評価を得たんだからこの人はやっぱり天才だと思う。実相寺昭雄監督『曼陀羅』こっちもなかなか壮絶。学生の時、初めて観たけど訳が分からなかった。岸田森のアジトが炎上するシーンは何気にミニチュア。実相寺昭雄監督『哥』未だに難解すぎて理解不能。ご本人は一番好きな作品とのこと。主演の篠田三郎が「五時以降は働きとおないんです」と言っているが、働き方改革の映画ではない。本多猪四郎監督『海底軍艦』面白いけど急いで作ったせいか脚本が粗い。もうちょっと練ったほうが良かったと皆思ったかもしれないけど時間が無かったんだ。きっと。飯島敏宏監督『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』傑作。本当は映像京都のスタッフを中心に黒田義之監督『かぐや姫』を予定していたらしい。こちらも観たかった。佐々部清監督『陽はまた昇る』原作の超ダイジェスト版。評価は高かったらしいが、原作を知っていると物足りなさが結構残る。新村良二監督『美女奉行』おなじみ京都映画のVシネ。ふつうに面白かった。こういうのをテレビでやれば良いのに90年代は既に企画が通りにくくなったのか。だからVシネなんですな。大洲斎監督『夕陽の用心棒』丹波哲郎先生主演のテレフィーチャー。たいして面白くもないのに80年代だと企画が通ってしまう。用心棒物はどれも同じパターンだなあ。深作欣二監督『血染めの代紋』スラム街の住人たちとやくざの抗争を描く佳作。のちに『必殺4』にネタを転用。なるほどね。工藤栄一監督『暗殺指令』話はパッとしなかったけど高橋英樹が延々斬りまくるラストシーンが猛烈に見応えあり。土井茂監督『窓越しのキャッチボール』宗教映画は裏切らない。知る人ぞ知るシナノ企画が映像京都に製作を依頼。やっぱりそういう展開か(笑)。難病をバカにするなよ。映像京都なので作りはやたら重厚。深作欣二監督『県警対組織暴力』男のファンタジームービー。北野武監督『HANA-BI』公開当時以来二度目の鑑賞。そんなに面白いとは思わなかった。でもヨーロッパではバカ受け。本多猪四郎監督『モスラ』音楽は今期の朝ドラ『エール』の主人公が担当。モスラが朝ドラに出るかもね。
2020年05月05日
コメント(0)
全部カーンデジファーと武史の仕業だ。山田洋次監督『男はつらいよ』スーパー残酷喜劇。つらい内容なのに何度も観てしまう。正月から残酷気分。山田洋次監督『男はつらいよ お帰り寅さん』全然お帰りではない。酷い映画だった。あまりの酷さにマジ泣き号泣。こんなの観たくなかった。西沢信孝監督『マジンガーZ対暗黒大将軍』燃える男の映画。こんな怒涛の展開を見せまくる映画は世界でも珍しいのでは?志水淳児監督『マジンガーZ/INFINITY』悪くはないけど面白いとは思わなかった。松林宗恵監督『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』アメリカの「ア」の字も出てこない。意図的にそうしているのかも。そのため青春映画風戦争映画。特撮はすごい。さすが円谷英二。めちゃくちゃリアル。堀川弘通監督『激動の昭和史 軍閥』こちらはドラマがめちゃくちゃリアルで見ごたえあり。加山雄三が演じた記者は実在の人物。こういう映画は絶滅しましたな。特撮は『太平洋の嵐』から流用あり。曲谷守平監督『九十九本目の生娘』カルト映画。ヤバい描写の連発で封印されていたはず。確かにこれは不味いわ。いつの時代の話だよ?面白かったけどジミー・ウォング監督『片腕ドラゴン』オシャレ音楽でかつ燃えるバトル映画。登場人物はジャンプ系ばかばかり。こういう映画をもっと地上波で放送すべき。左幸子監督『遠い一本の道』国鉄の労働組合が作った映画。『快傑熟女!』のコメンテーターでおなじみの左幸子が演出。骨太で面白かった。井川比佐志や大滝秀治に交じって国鉄マンたちがリアルアクト。どこからがドラマなのかアドリブなのかドキュメンタリーなのか分からなくさせる演出が秀逸。関川秀雄監督『大いなる驀進』こちらも国鉄の労働組合が全面協力。組合に良い印象を持っていないが組合が作った映画は面白い。昔はこういう映画を作らせていたが最近はどうなんだ?もっと頑張れよ。松林宗恵監督『ゴルフ夜明け前』脚本は佐々木守。どういうわけか全然面白くなかった。西川のりお師匠が『必殺!ブラウン館の怪物たち』に続いて再び土方歳三を熱演。個人的には最大の見どころ。舛田利雄監督『江戸城大乱』松方弘樹主演。東映久々の大型時代劇。なのにオチがそれかよ。。。主題歌が崎谷健次郎というのもなんだかね。実質的な主役は三浦友和と坂上忍。三隅研次監督『剣鬼』京都は嫌いだけど大映京都は素晴らしい。これ何べんも観てるけど壮絶ですな。邢菲監督『選挙に出たい』ドキュメンタリー。ダメでしょ?この立候補した人。その公約は議員の公約としてダメ。五社英雄監督『御用金』黒澤明みたいな映画でダメ。こんなの撮りたかったのか?五社英雄監督『人斬り』続いて勝プロ&旧大映京都のスタッフと撮ったのが本作。相性が良かったのか、出来も良いし内容も面白かった。勝新の芝居がうますぎる。こういう役も演じられるのか。山口和彦監督『空手バカ一代』世界のマス大山を千葉真一が熱演。うたた寝しながら観れる映画が一番良い。津島勝監督『おんな犯科帳』京都映画とキングレコードがタッグを組んで作ったVシネマ。需要があったのか90年代に連発。『必殺シリーズ』や『鬼平犯科帳』のスタッフが作っているので映像美は強烈。内容はおよよ。津島勝監督『道中師』題材も映像も良いんだけど何かが足りない。脚本?役者?ばか?児玉進『仕掛人・藤枝梅安 梅安蟻地獄』朝日放送版はやり過ぎて原作者激怒。一方、こちらは原作に忠実。それなのに何かが足りない。朝日放送版のほうが面白い。児玉進『仕掛人・藤枝梅安 梅安流れ星』登場人物全員生真面目。宇崎竜童監督『魚からダイオキシン!!』内田裕也のワンマン映画。金を無駄遣いしまくり。意味不明のシーンの連続。バブル最高。中村登監督『日蓮』組合系映画、バブル映画の次に注目しているのが宗教映画。クライマックスは蒙古襲来を撃退する神風シーン。奇跡です。さすが川北紘一監督。山下賢章監督『ゴジラvsスペースゴジラ』久々に鑑賞。川北紘一監督のアイディアを採用しすぎてごった煮映画になりました。本来の面白さが台無し。山下監督と川北監督ではお互いにやりたいことが異なっていたのでしょう。大河原孝夫監督『ゴジラvsデストロイア』久々に鑑賞。ヒロインがいしのようこ。そのため変なおじさんが出そうな気がしてならない。出るはずないのに気になって仕方がない。吉川一義監督『藤田まことの丹下左膳』吉川一義監督『藤田まことの丹下左膳 其の2』吉川一義監督『藤田まことの丹下左膳 其の3』吉川一義監督『藤田まことの丹下左膳 其の4』バブル期のテレフィーチャー。藤田まことは上昇志向が異様に高いためタイトルに自分の名前をぶちこむ恥ずかしいことを平気でやる人。それを誰も止められないのはスタッフが『はぐれ刑事純情派』と同じだから。肝心の内容は全く面白くないです。なかよしグループの思い出作りです。酒井信行監督『女犯十手裏仕置』面白いのに何かが足りない京都映画&キングレコードのバブルVシネマ。金はあるのに何が足りないのか?アイディア?汗?涙?鈴木則文監督『トラック野郎 御意見無用』本能むき出し過ぎ。我慢しない。男のフリーダム全開。
2020年03月07日
コメント(0)
出してスッキリ(本を)。森田芳光監督『ときめきに死す』ジュリーが寡黙なテロリストに扮したカルト映画。ラストが壮絶。ジーパン刑事出なくてもなんじゃこりゃと絶叫必至。昔はこういう映画でもふつうに地上波で放送してたんだよな。本多猪四郎監督『地球防衛軍 東宝チャンピオン祭り版』確か『ヤッターマン』とか『新巨人の星』なんかが同時上映だったと思う。観てないのにこの記憶力。あれから数十年。今年観ることが叶いました。夢はきっと叶うね。周防正行監督『シコふんじゃった。』何べん見ても面白い。懐かしいな-(水谷豊風)。りん・たろう監督『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』やっぱ続編はダメね。車掌さんの正体が分かった点だけよかった。水島努監督『クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉』面白かったけどなんだかな。原恵一監督『クレヨンしんちゃん 爆発!!温泉わくわく大決戦』陸上自衛隊と航空自衛隊が登場しているが、須藤遙子『自衛隊協力映画』では言及されていなかった。かなりマッチョに描写されているのにスルーとは。丹波哲郎先生が妖精役を熱演。原恵一監督『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』面白かったけどクレヨンしんちゃんはもういいや。原恵一もたぶんそんな心境だったと思う。崔洋一監督『十階のモスキート』男のファンタジー映画。サラ金の返済に追われて銀行を襲撃するおまわりさんを内田裕也がさわやかに熱演。襲撃に成功した後、ホントにさわやかな笑顔を見せる。ほっこりします。関川秀雄監督『大いなる旅路』国鉄の組合が東映に作らせたっぽい映画。三国連太郎扮する国鉄マンが主人公。息子が南廣、高倉健、中村嘉津雄。妻役は菅井きんと老け役女優のツートップ風見章子。これだけで観る価値あり。福田純監督『ゴジラ対メガロ』疲れた時におススメの癒し映画。癒されます。周防正行監督『sall we ダンス?』何べん見ても面白い。全然飽きない。金子修介監督『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』最もマッチョなゴジラ映画。こんなヤバい内容に東宝がよくゴーサイン出したな。。。北村龍平監督『ゴジラ ファイナルウォーズ』ぴこぴこしたサウンドが印象的。やけくそぶりが最高。もうちょっと短くても良かったのでは?佐藤肇監督『散歩する霊柩車』面白過ぎ。なんじゃこの映画は。。。西村晃最高。スタンリー・キューブリック監督『シャイニング』怖かったけどもっと怖い経験をしているので怖くなかった。北野武監督『その男、凶暴につき』大好きな映画ですが、歳食っちゃったのか最近こういうバイオレンス物を観るのがしんどくなってきた。北野武監督『3-4X10月』北野映画の中で一番好きな映画。もちろんバイオレンス物。小さないざこざが大きな抗争へ発展する展開が映画的。テレビで観た。今は絶対テレビで放送できません。佐藤慶紀監督『新宿タイガー』ドキュメンタリー。演歌流しながら自転車こいでる姿を目撃したことあります。前半面白かったけど、何かが起こる訳でもなく、前半と同じ温度のままおしまい。だから物足りなさあり。実相寺昭雄監督『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』何故か年末になると観てしまう。面白いです。深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』何故か年末になると観てしまう。面白いです。稲垣浩監督『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』上映時間3時間以上。長い。討ち入りのシーンに流れる音楽はもろゴジラ。渡辺邦男監督『忠臣蔵』こちらも長い。けど内容は分かりやすい。忠臣蔵ビギナー向けにおススメ。工藤栄一監督『必殺忠臣蔵』大石内蔵助役の山城新伍がカッコイイ。山城新伍といえば『笑っていいとも』の裏で善戦した『新伍のおちどおさま』(パネラーは富士真奈美、小沢遼子、梅宮辰夫など)が印象的ですが、きりっとした大石役をみるとやっぱり役者だなあと見直してしまう。好き放題してきたつけで晩年は悲惨なことに。佐藤純弥監督『人間の証明』あの有名なセリフを『ドラえもん』でのび太もパクリ。それぐらい当時大ヒットした角川商法。原作と映画ではラストが異なるらしいので原作を読んでみようと思います。本多猪四郎監督『オール怪獣大進撃』スピルバーグの『レディ・プレイヤー1』はこの映画をパクったらしい。信憑性あり。橋本幸治監督『ゴジラ』公開から35周年を記念して鑑賞。セリフがある女優は沢口靖子のみ。それ以外、大臣から浮浪者までオヤジ顔俳優たちが隅々までキャスティング。異様な重厚感が最大の売り。
2019年12月31日
コメント(0)
ジュリーの歌唱指導は厳しかった(実話)。本多猪四郎監督『海底大戦争 緯度0大作戦』東宝チャンピオン祭り版。カットが多い分テンポが良くなったかと言えば必ずしもそうではないところが映画のマジックですな。須川栄三監督『君も出世ができる』本邦初の本格的ミュージカル映画。評価は高いが面白くなかった。歌って踊る映画はやはりクレージー映画。降旗康男監督『寒椿』これ当時話題になったなあ。お話は大したことなかった。キャスティングミスです。西田敏行はちょっと違うなあ。セットはものすごかった。さすがバブル期。佐藤純弥監督『甦れ魔女』モスクワオリンピックに当てこんで東映が作ったものの日本のボイコットで映画も大ゴケ。でもこれ面白かった。すごく真面目に作られている。美術は池谷仙克でびっくり。富本壮吉監督『松本清張の熱い空気 家政婦は見た!夫婦の秘密』ご存じあのシリーズ。ラスト痛いしっぺ返しを食らう石崎秋子に爆笑。熱いです。橋本信也監督『田舎刑事 時間よ止まれ』土曜ワイド劇場の記念すべき第一作。渥美清主演で脚本は盟友・早坂暁。それほど面白いとは思わなかった。早坂脚本ならもっとハッタリを効かせてくれるかと思ってましたが。中田秀夫監督『リング』初鑑賞。ちょっと怖かった。これは当たるなあ。山田洋次監督『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』満男シリーズって傑作が多いので好き。今回の新作も満男シリーズにカウントされると思います。これ小品ながら面白いです。飯田譲治監督『らせん』初鑑賞。なるほどね。見せ方が面白い。長坂秀佳はこれに刺激を受けたか。山本嘉次郎監督『花のお江戸の無責任』黒澤明と本多猪四郎のお師匠さん。当たり前ですが二人の作風と似てます。大らか。安心感。こういう映画を映画館で観たいです。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎紅の花』シリーズ最終作。上映開始から1時間過ぎてようやく寅さん登場。ただし座ったシーンが多い。立っていてもほとんど動きが無い。こりゃ限界でしょ?それでも次回作『寅次郎花へんろ』の準備が進んでいたのがなんとも。。。富本壮吉監督『家政婦は見た!エリート家庭のあら探し 結婚スキャンダルの秘密』早くもフィルムからビデオ撮影に転換。このシリーズは下品だけど大ヒット。視聴者も下品なんですな。富本壮吉監督『家政婦は見た!華やかなエリート家庭の乱れた秘密 名門女子大がゆれる・・・』秋子さんが下品すぎてちょっとついていけません。80年代はまだまだ大らかな時代だった。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別編』こんなの作ったらダメだと思う。山田洋次もやる気無かったのでは?会社の命令で適当に作った感じがしてならない。山田洋次のやる気の無さが伝わって来る珍しい映画。神代辰巳監督『もどり川』撮影中ショーケンは大麻を吸ってテンションを上げていたらしい。カンヌを狙っていたが大ゴケ。理由は面白くなかったから。拷問のような映画です。伊藤俊也監督『誘拐報道』主演ショーケン。これは堪らん。切なすぎる。。。伊藤俊也はこういう映画も撮るんだなあ。井上芳夫監督『女殺し屋 牝犬』江波杏子がカッコ良過ぎ。映画も面白かった。調べると大映末期の作品。何が当たるか分からないまま作ったにしてはやたらレベルが高い。もったいないなあ(大映が)。本多猪四郎監督『モスラ 東宝チャンピオン祭り版』笑えるぐらいカットしまくり。これは酷いなあ。おかげで異様にテンポが速い。子どもにはちょうど良いのかも。本多猪四郎監督『モスラ』本来はこのテンポなのです。じっくり見せてくれます。でもラストの特撮はちょっとやっつけ感がビンビン。会社の無茶な要求に対して予算に見合った仕事しかしませんよとスクリーンを通して主張したのか、しなかったのか。
2019年12月02日
コメント(0)
本当に出版されるのか心配になってきた。こちらの依頼を後回しし過ぎ。忖度してくれよ。逆に。大河原孝夫監督『ゴジラVSメカゴジラ』1月過ぎた平日の昼間でも結構お客さんが入っていた記憶あり。なーつかしいなあ(水谷豊)。マイケル・ドハティ監督『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』これ面白いか?途中で寝た。山田洋次監督『男はつらいよ 幸福の青い鳥』ゲストの長渕剛より渥美清・佐藤蛾次郎VS笹野高史の芝居合戦が本作最大の見もの。無名時代の出川哲郎青年も出演。ラストに満男が良いことを言ったりして侮れない一本。斎藤耕一監督『無宿〈やどなし〉』勝新VS健さん。興行的には失敗だったらしく、実際物足りないのですが、何度も観てしまう男のファンタジー映画。小林恒夫監督『点と線』早撮りのイメージがありますが、映画ではどっしりと撮っていて意外。ホントはこういう撮り方をする人だったのね。テレビの仕事は割り切っていたのかも。久松静児監督『クレージー作戦 先手必勝』東宝クレージー映画の第一作。ふつうのサラリーマン喜劇で面白くなかった。山田洋次監督『男はつらいよ 知床慕情』世界のミフネをゲストに招いたことで、当時ジリ貧だったシリーズが奇跡的に息を吹き返す。三船敏郎が脇に回って良い味出してます。なかなか良いです。ラウロ・チャートランド監督『沈黙の復讐』スティーブン・セガール扮する国際麻薬捜査官が大暴れ。特に感想なし。ドン・E・ファンルロイ監督『沈黙の傭兵』スティーブン・セガール扮するマッチョな傭兵が大暴れ。特に感想なし。坪島孝監督『クレージー作戦 くたばれ!無責任』前作と打って変わってぶち切れ感がさく裂。主題歌『ハッスルホイ』が最高。服部光則監督『聖女 ダブルフェイス』細川ふみえ主演。誰得な謎の映画。実相寺昭雄率いるコダイはこうい仕事も多い。松林宗恵監督『連合艦隊』戦艦のミニチュアが巨大過ぎてミニチュアではありません。東映の『二百三高地』に対抗して作られたらしいが、『二百三高地』のほうが猛烈に面白いです。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』世界のミフネにつづいて今度は東映系の三田佳子をマドンナに起用。ぐいぐい攻めてますが、だんだん渥美清とタコ社長の体力の衰えが。蔵原惟惟監督『雨のアムステルダム』『傷だらけの天使』で享がやたら活躍する話が連発するが、ショーケンはこちらの撮影で忙しかったのでしょう。ただし、この映画かなりの凡作。謎のホモシーンと謎のラストシーンが意味なく印象的。古澤憲吾監督『日本一のゴリガン男』植木等が脳手術を受けてスーパーサラリーマンになる爆発映画。ルーキー新一VS植木等の掛け合いも最高。工藤栄一監督『京都殺人案内 花の棺』藤田まこと主演の記念すべきシリーズ第一作目。音楽はご存じクロード・チアリですが、本作のみ柳ジョージ&レイニーウッド。渋すぎる。映像もスタイリッシュでカッコイイ。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』寅さんが湯布院とウィーンを勘違い。初の海外ロケ。攻めてるなあ~。山田洋次監督『男はつらいよ ぼくの伯父さん』満男シリーズ開始。寅さんは脇に回る。そのため全然寅さんは出てこない。でもこれまたヒット。渥美清の体力と反比例して松竹攻めまくり。今回笹野高史はホモライダー役を熱演。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎の休日』満男シリーズ第二弾。渥美清の声に張りがなくなった。そちらが気になる。神代辰巳監督『噛む女』これも何故か数年に一回は観てしまう。ショーケンを主演に考えていたのでは?『青春の蹉跌』と似ているか。似てないか。主演は永遠に学ランがに合う男・永島敏之。関川秀雄監督『ひろしま』壮絶な映画。言葉出ません。本多猪四郎監督『ゴジラ』『ひろしま』と続けて観ると『ゴジラ』も原爆を強く意識した映画だと分かる。焦土化した東京のシーンに『ひろしま』のメインテーマが流れる。これ確信犯だと思う。黒澤明監督『八月の狂詩曲』こちらは長崎の原爆がテーマ。こういう牧歌的な映画をもっと撮ってほしかった。部分的に盟友・本多猪四郎が演出。これがまたすごい。湯浅憲明監督『大怪獣空中決戦 ガメラ対ギャオス』映画が始まって3分ぐらいでガメラ登場。テンポがめちゃくちゃ良い。かなり東宝の怪獣映画を研究している。ひたすらバトルが展開して面白い。庵野秀明監督『シン・ゴジラ』DVDの特典映像は最悪。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎の告白』寅さん完全に脇役ポジションへ。おいしいところも満男に譲っている。心なしか寅さん座っているシーンが多いな。タコ社長も激やせで気になる。神代辰巳監督『青春の蹉跌』ショーケンの指名で日活の神代辰巳を招聘。何度も観てるし、一般的には青春映画の傑作と評価されているが、実はこれ変な映画ではないのか?と気付いた。雰囲気に騙されてはいけない。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎の青春』満男の恋は成就しないが、満男は寅の失恋から学んでいた。満男&寅のコンビが旅をするパターンが確立。このまま続けば面白かったのに。渥美清の声が完全にかすれてます。
2019年09月06日
コメント(0)
玄 広 田 瀬哲 す 章 ず実相寺昭雄監督『帝都物語』令和になって初めて観た映画がこれ。イイです。実相寺昭雄監督『悪徳の栄え』当時劇場で観ようか迷った。結局観なくてよかった。難解です。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎紙風船』マドンナ岸本加代子。地味な一本。地井武男がワイルドな兄を熱演。寅次郎と対になってます。古澤憲吾監督『日本一の色男』豪快演出が今回も爆発。植木等が大変だったと思います。飯島敏宏監督『ウルトラの揺り籠』TBSサイドからウルトラシリーズを検証。これまでの定説をひっくり返した。円谷プロ的には不味いのでは?でもTBS主導で番組が作られたのは事実なので否定できない。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎あじさいの花』マドンナがいしだあゆみだったせいか、えらく暗い一本。渥美清も体調が悪かったらしい。古澤憲吾監督『日本一のホラ吹き男』またしても爆発。話がどんどんデカくなりまくっておしまい。ムチャクチャです(褒め言葉)。山根成之監督『黄金の犬』謎の多い映画。大映の作品なのに松竹の山根成之が起用。他いろいろ。最大の謎は菅原文太が出演。どう見ても『トラック野郎』の星桃次郎。東映系で配給されたから?それにしても。古澤憲吾監督『日本一のゴマスリ男』古澤憲吾って軽躁状態だったのか?今回も爆発。藤田まこと扮する胡散臭い日系アメリカ人が最高。小学生の時、夕方に観た。ラストシーンが小学生には衝撃的だった。三隅研次監督『桜の代紋』若山富三郎主演のファンタジー映画。元祖『その男、凶暴につき』。悪を懲らしめまくった結果、やり過ぎて死刑判決。ものすごい終わり方。メルヘンだなあ。山田洋次監督『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』『戦場のメリークリスマス』は断るけど『男はつらいよ』には出演するジュリー。それが良かったのか悪かったのか。当時多忙だったせいか意外と出演シーンは少ない。佐伯清監督『極道坊主』若山富三郎主演のファンタジー映画。タイトルどおり僧職にありながら飲む打つ買うを実践。これ実話?ポエムだなあ。山田洋次監督『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』山田洋次は都はるみの引退計画を知っていたのか?翌年の電撃引退を予告した映画。庵野秀明監督『シン・ゴジラ』また観てしまった。よく出来ているし、面白いけどゴジラ映画としてはどうなんだろう?戻れないところへ行ってしまった映画。金子修介監督『ガメラ 大怪獣空中決戦』こちらは戻れないところへ行きそうだったけど、一歩手前手踏み止まった。これぐらいがちょうどよいのでは?山田洋次監督『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』これ面白かった。久しぶりにカラッとしてて。満男もだんだん大きくなってきた。田中秀夫監督『宇宙刑事シャイダー』上原正三が職人すぎてセリフほとんどなし。どんどん物語が進行していく。スタッフ大助かりだったと思います。そのためあっという間に終了。田中秀夫監督『宇宙刑事シャイダー 追跡!しぎしぎ誘拐団』こちらも同じく。テレビシリーズに加えて映画を二本も撮ってしまうとは。。。役者もスタッフも鍛えられますな。ジュスト・ジャカン監督『エマニエル夫人』こういうのを昔は『ゴールデン洋画劇場』とかで放送してたんだよな。良い時代でした。内容は・・・なんだかな。それなのに今だエマニエルブームは衰えず。「エマニエル」を冠した映画が世界中で作られ続けている。山田洋次監督『男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎』マドンナが中原理恵。当時、欽ドンでブレイク。但し映画での役柄は湿っぽい女。コメディエンヌぶりを期待した観客はがっかりしたのでは?狂犬俳優・渡瀬恒彦も出演したせいか湿っぽさ爆発。フランシス・ジャコベッティ監督『続・エマニエル夫人』前回はタイが舞台。今回は香港と二作続けてアジアンテイスト。フランス人はアジアに何を求めているのか?高校生の時、年末の夜中に観て以来。こんな内容だったかなあ。。。古澤憲吾監督『日本一の男の中の男』これも高校生の時、夜中に観た。面白かったなあ。フランソワ・ルテリエ監督『さよならエマニエル夫人』ねちっこい主題歌が耳から離れません(あの主題歌とは別)。新しい愛を求めて旅立つエマニエル夫人。内容は大したことなかった。リドリー・スコット監督『エイリアン』初めて観た。色々な物に毒されてしまったのか、あまり面白いとは思わなかった。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎真実一路』冒頭、寅さんが謎の光線を発射して怪獣を倒すシーンがやたら良く出来ていて面白かった。東宝にケンカ売ってます。本編はすごく地味。渥美清の体調を配慮してか舞台は茨城県。柴又のすぐ近く。そのため話は広がらず。大原麗子は綺麗でした。関本郁夫監督『徳川の女帝 大奥』ロッポニカが頑張って作りましたよ。確か『悪徳の栄え』と同時上映だったような。お話はさっぱり面白くなかった。何がしたかったんでしょう?須川栄三監督『日本一の裏切り男』脚本が早坂暁と佐々木守。東宝にしてはやや左寄りでブラック。面白かったけどクレージー映画としてはいつもの壮快感に欠けます。小沢茂広監督『賞金稼ぎ』若山富三郎主演のモーレツ時代劇。殺陣がものすごい。あの体型でトンボ切ります。実弟・勝新のモノマネまで披露。お腹いっぱいです。山下耕作監督『戒厳令の夜』珍作発見。脚本を担当した佐々木守の左寄り思想が炸裂し過ぎたのか、チリの革命を舞台にされてもマイナーすぎて分かりません。任侠映画ばっかり撮ってきた山下耕作との相性も悪過ぎ。浜村純を全裸にさせる演出意図も不明。画面一杯に浜村純の生おしりを写されてもなあ。さらにスベラーズでお馴染みの長門勇がオカマの元自衛官役を熱演。女装した長門勇。。。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』マドンナは樋口可南子。『戒厳令の夜』にも出演してました。この頃の『男はつらいよ』はやや迷走気味。マンネリを打破するためか旬の女優をマドンナに起用しているが、渥美清の体力がみるみる落ちているのが分かる。そのためマドンナの魅力を引っ張り出し切れていない。夢のシーンは毎回バカ過ぎて面白いけど。田口清隆監督『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、お借りします』最終回と同時に撮影されたらしく、そちらに引っ張られ過ぎたのか面白くなかった。あっさりガイが帰ってきたり構成のチグハグ感も否めず。効率性の弊害。最終回の感動が帳消し。内出好吉監督『てなもんや三度笠』東西のお笑い芸人が総出演。こういう映画は絶滅しましたな。今や芸人がタレント化したので実際に作られても観に行きませんが。斉藤耕一監督『約束』一時期、斉藤耕一にハマってましたな。ものすごく上品な映画。映画監督を目指して当初サードの助監督として付いていたショーケンが諸事情で主演に抜擢。繊細な演技にスーさんこと島崎栄次こと三国連太郎が度肝を抜かれたとのこと。こんな良い映画がまだあったのね。山田洋次監督『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』タコ社長の娘・あけみ(美保純)が失踪。それに寅さんの旅が絡む。寅さんの旅がだんだん小さくなってきたような。拓ボンこと川谷拓三がロシア語辞書の翻訳家役として出演。もちろんマドンナの相手役。出世したなあ~。続ける努力を惜しんではならない。
2019年07月15日
コメント(0)
誰が上方よしおやねん。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』恋の仲介役パターンの記念すべき第一作。とらやの二階が大爆発するシーンが最大の見どころ。小田基義監督『ゴジラの逆襲』ゴジラとアンギラスの登場、大阪襲撃の理由など全く不明の珍作。但し、前作よりかなり戦争の影を引きずっている。神山征二郎監督『日本フィルハーモニー物語 炎の第四楽章』こういう良い意味で左寄りの映画って無くなったなあ。ちなみに神山征二郎は本気でゴジラを撮りたがっているらしい。本多猪四郎監督『モスラ対ゴジラ(東宝チャンピオンまつり版)』ものすごいスピード進行していく(笑)。それでいて物語が破綻していないのは監督自ら編集されたからでしょう。スタンリー・キューブリック監督『時計仕掛けのオレンジ』なんじゃこの壊れっぷりは。。。フカキンなんて足元にも及びません。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎我が道をゆく』何故かつまらない。その長年の謎が解けた。武田鉄矢が邪魔。振られ役は二人もいらない。見たくもない。曽根中生監督『刺青』ガツンとやられました。。。山下耕作監督『極道』若山富三郎37歳。貫禄ありすぎ。何食べたらそんなふうになれるんだろう。本多猪四郎監督『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』ラドンも出てるんですがね。。。舛田利雄監督『人間革命』娯楽映画としてかなり面白かった。丹波哲郎の存在が壮絶。舛田利雄監督『続・人間革命』さりげなく若き日の池田大作が主人公。池田大作が丹波哲郎に心酔しているように見えるファンタジー映画。山田洋次監督『男はつらいよ 噂の寅次郎』大原麗子って美人だなあ。。。義兄役の室田日出男は残念ながらサイコパス演技を封印。山田洋次監督『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』布施明って意外と好青年。寅次郎は別に翔んでいない。スタンリー・キューブリック監督『フルメタル・ジャケット』寅さんの後にこれはキツイな。またしてもやってくれました。超傑作。大河原孝夫監督『ゴジラvsモスラ』珍演出続出。公開当時気にならなかったのは世の中がまだバブルの余韻で浮かれていたからだと思います。変な映画でした。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎春の夢』コレ結構好きです。「あの」シーンを撮るため、わざわざアリゾナロケを決行。出番が無いのに渥美清もついて行った伝説が男です。山田洋次監督『母と暮らせば』ダメだこりゃ!観てて本気で気持ち悪くなった。オエ~福田純監督『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(東宝チャンピオンまつり版)』ただでさえテンポが良いのに、短縮編集したことでさらにテンポアップ。スゲー岡本喜八監督『暗黒街の顔役』日活の影響を受けて作ったのか?テンポ悪すぎ。アクション物なのに眠たくなる不思議な映画。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』寅次郎は本当にどうしようもないバカです。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎かめも唄』フツウの女の子に戻らなかった水谷豊二代目夫人がマドンナ。良い映画です。杉村六郎監督『豆腐屋直次郎の裏の顔』テレフィーチャー。矢作俊彦と柏原寛は本作を勝手に『傷だらけの天使』の続編に位置付けている。それは良いけど、こんなに面白くなかったっけ?リアルタイムで観てましたが。。。小原宏裕監督『豆腐屋直次郎の裏の顔2』演出家が変わるだけで面白さ激変。銀行強盗が主人公という設定は当時でもギリギリだったと思います。小原宏裕監督『豆腐屋直次郎の裏の顔3』のちにレギュラー放送決定。結果的にショーケン最後のアクション物になる。まだ平成が始まったばかりだったのに。中島貞夫監督『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』中島監督自ら出演するドキュメンタリー。面白かったけど、何故東映の製作ではないのか?タイトルは皮肉か?山田洋次監督『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』しっとりした良い映画。渥美清、芦屋雁之介、笑福亭松鶴師匠、奇跡のコラボ。寅次郎の母親は京都人(ミヤコ蝶々)なので関西との親和性は実はかなり高い。本作では言及されなかったが。須川栄三監督『日本一の断絶男』ぶっ飛んだ映画。脚本は田辺靖男と、ご存じ佐々木守。滝田洋二郎監督『コミック雑誌なんかいらない』平成最後に観た映画がコレ。ロックンロール。
2019年05月06日
コメント(0)
『祭りだお化けだ全員集合!!』と『曼陀羅』のラストシーンを体現するような光景がリアルに。本多猪四郎監督『キングコング対ゴジラ(東宝チャンピオンまつり版)本多監督自ら編集。やたらテンポ良過ぎ。これはこれで良いかもね。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』リリー初登場。リリーってそんなに良いかなあ?リリーの結婚相手は毒蝮三太夫。山田洋次監督『男はつらいよ 私の寅さん』これもなんだか切ない振られ方だなあ。冒頭のとらやvs寅次郎のバトルはバカ過ぎ。大森一樹監督『ゴジラvsビオランテ』予備校の模擬試験と公開初日がブッキング。迷わず映画館へ。降旗康男監督『鉄道員(ぽっぽや)』ネンジがここまで出世するとは。かつての東映での小活躍ぶりを知っている者なら異常事態。しかし健さんは業務日誌に「異常なし」と記録する。さすが健さん。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』歌子(吉永小百合)って美人だなあ。寅次郎が思っているほど歌子は寅次郎のことを思っていない点が切ない。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎子守歌』なぜか好きになれない一本。なぜなんでしょうか?大森一樹監督『ゴジラvsキングギドラ』ラストのハッタリが痛快。スティーブン・スピルバーグ『レディ・プレイヤー1』ものすごく狭い世界だけで展開されている壮大な映画。ゲームしないんでよく分かりません。深作欣二監督『日本暴力団 解散式』日暮雅信が音楽を担当しているので『シルバー仮面』の宇宙人が出て来そうな雰囲気。渡辺邦男『明治天皇と日露戦争』ハッタリがすごい(笑)。ややランクが下がる役者たちばかり出演。アラカン扮する明治天皇もほとんど出て来ません。それでもこの風格。何事も見せ方ですな。行定勲監督『世界の中心で、愛を叫ぶ』ずるい映画。これは泣ける。それにしても柴崎コウがいつ鎌を振り回すか気になって仕方が無かった。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎相合傘』リリー再登場。こちらは面白かったが、毒蝮三太夫のその後が気になる。北野武監督『菊次郎の夏』菊次郎=北野武版車寅次郎。面白かった。山田洋次監督『男はつらいよ 葛飾立志編』田所博士って『日本沈没』の田所博士のパロディ?これもきつい振られ方をする。橋本忍監督『幻の湖』全然内容が分からないが、なんとなく分かる。なんとなく。石原興監督『必殺始末人』なんとトシちゃんが主役。当時劇場で観たが3人しか客が入っていなかった。けど傑作。トシちゃんの殺陣がかっこいい。相棒の南野陽子、元締の樹木希林もかっこいい。再評価されてほしい傑作。石原興監督『必殺始末人2 乱れ咲く女役者の夢舞台』当時松竹でクーデター発生。そのとばっちりを受けたと思われる。ビデオのみ発売。これも面白かった。松島哲也監督『必殺始末人3 地獄に散った花びら二枚』当初から三本で終わる予定だったのか?よく出来たシリーズだったのにつくづくもったいない。山下耕作監督『博奕打ち 総長賭博』当時三島由紀夫が絶賛したとのこと。それより若山富三郎の貫禄がものすご過ぎ。矢吹公郎監督『THEかぼちゃワイン ニタの愛情物語』これは・・・。。。石原興監督『必殺!三味線屋勇次』テレビシリーズを想定して中条きよしが提出した企画がめぐりめぐって映画に。実質的な主役は今をときめく阿部寛と天海祐希。阿部寛は町方に捕まってしまい生首に。野村沙知代のナチュラルアクトが素晴らしい。そういえば野村沙知代の経歴って胡散臭かったなあ。津島勝監督『くの一忍法帖』必殺シリーズの京都映画が作ったVシネマ。作りがチープですが大ヒットしたらしい。当時レンタルビデオはまだまだコンテンツ不足だったんですな。津島勝監督『くの一忍法帖 聖少女の秘宝』第二弾ですが一作目との関連性なし。バカバカしい忍法が必殺シリーズを思わせる。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』シリーズ最高傑作とのことですが、話が出来すぎていると思います。山城新伍監督『女猫』ノリノリで撮影している感じが伝わってきます。当時『ノックは無用』にゲスト出演、宣伝しまくっていたことを思い出した。主演は『新ハングマン』で共演した早乙女愛(コードネームはマリア)。津島勝監督『くの一忍法帖5 自来也秘抄』これは大傑作。どこかに元ネタがあると思うがものすごく面白かった。よく出来てます。津島勝監督『くの一忍法帖6 忍者月影抄』前作で燃え尽きたのか、こちらは凡作でした。小沢仁志監督『くの一忍法帖7 柳生外伝江戸花地獄編』小沢仁志監督『くの一忍法帖7 会津雪地獄編』京都映画は機材と一部のスタッフを貸しただけの様子。小沢仁志らにやりたい放題作らせた凡作。面白くなる要素はたくさんあるのに残念。特技監督はなぜかコダイの遊法仁。白土武監督『キン肉マン 大暴れ!正義超人』結構面白かった。芝田浩樹監督『Dr.スランプアラレちゃん ほよよ!ナナバ城の秘宝』これ、かつて東映動画が連発していた長編漫画映画の流れを組んでいるのでは?意外と良かった。『Dr.スランプ』としてはどうなんだろう。山田洋次監督『男はつらいよ 純情詩集』シリーズ初のダブルマドンナ。そして初のマドンナ死亡。渡辺祐介監督『なにはなくとも全員集合!!』松竹ドリフ映画の一本目。ただし主役は三木のり平。ドリフのポジションは脇。そのため物足りなさが残る。田中利一監督『ザ・スキャンダル 女子大生と老教授・謎の四日間』テレフューチャー。80年代の2時間サスペンスは傑作だらけ。これ実話とのこと。ぞっとした。どっちもどっちなんですが。千野皓司監督『密約 外務省機密漏洩事件』1977年に放送されたテレフューチャー。10年後に劇場公開。これも実話。劇中本人も語っているが、何が悪いのかさっぱり分からない。結局国家が司法を使ってマスコミを揉み消した、のが筋ですが。それにしてもそれだけではないところがなんとも。。。千野皓司監督『滋賀銀行9億円横領事件 女の決算』これもなんだかなあ。人間てなんでこんなにかんたんに転落してしまうんでしょう?恩地日出夫監督『子どもたちの復讐 開成高校生殺人事件』父親・石橋レンジ、母親・宮本信子、息子・坂上忍。Amazonのレビューにもありましたが、面白かったけど鬱すぎて二度と見ないと思う。それぞれの言い分はたぶん正しいと思う。それにしてもこれは。。。
2019年03月03日
コメント(0)
ことしもおわりかあ。山田洋次監督『男はつらいよ』タイトルが直球すぎる恐怖の残酷映画。森崎東監督『男はつらいよ フーテンの寅』森崎東が演出を担当しているためタッチが異なると一般に言われている。定説。そうか?シナリオ通りに演出しているが。むしろ山田洋次のほうがどぎつい。小林俊一監督『新・男はつらいよ』良い意味でバカ過ぎ。こっちの路線に進まなかったのは正解だったかも。さくらはほぼ出て来ず。山田洋次監督『男はつらいよ 望郷篇』本当はこれでシリーズを終了させるつもりだったらしく、終わり方がきれいに終わっている。出演者も杉山とく子(おばちゃん)、長山藍子(さくら)、井川比佐志(博)とテレビシリーズのレギュラーを出演させている。永野靖忠監督『江戸川乱歩美女シリーズ 妖しい傷あとの美女』文代君が藤吉久美子に交代。。騒々しい高見知佳より良いです。犯人は佳那晃子。貞永方久監督『江戸川乱歩美女シリーズ 黒真珠の美女』天知茂の急逝により最終作となってしまった。もったいない。中島貞夫監督『木枯らし紋次郎 関わりござんせん』メインタイトル曲が『猿の軍団』のBGM(ラストシーンによく流れる、あの曲)とまったく同じだった。この事実を指摘した文献は見たことが無い。サントラのライナーノーツでも言及されていない。私が発見しましたよと主張。池広一夫監督『江戸川乱歩美女シリーズ 妖しいメロディの美女』北大路欣也を主役に再スタート。浪越警部も荒井注から坂上二郎に交代。かなり頑張った力作でしたが、坂上二郎はちょっと違うなあ。貞永方久監督『江戸川乱歩美女シリーズ 黒い仮面の美女』天知茂と同じことをしても意味が無いので、あえてスマートに演じている北大路欣也に好感触。でもハッタリ感は天知茂のほうが上手いなあ。貞永方久監督『江戸川乱歩美女シリーズ 赤い乗馬服の美女』犯人は叶和貴子。若かりし気頃の蜷川有紀も出演。今はニューハーフみたいな感じになってます。山田洋次監督『男はつらいよ 純情篇』やたら暗い一本。これが正月映画かよ。山田洋次の悪意を感じる。山田洋次監督『男はつらいよ 奮闘篇』犬塚弘のおまわりさんとのやり取りが面白い。村川透監督『江戸川乱歩美女シリーズ 日時計館の美女』かつてのエログロ描写復活。水野久美がエグいなあ。もちろん良い意味で。村川透監督『江戸川乱歩美女シリーズ 神戸六甲まぼろしの美女』平成に入っての一本目。フィルム撮りだがついにビデオ編集導入。時代は変わりつつあります。池広一夫監督『江戸川乱歩美女シリーズ 赤い乗馬服の美女』北大路欣也シリーズのラスト。もうちょっと続いてもよかったのでは?残念。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎恋歌』自分の無力さを自覚する寅次郎。悲しいね。永野靖忠監督『江戸川乱歩美女シリーズ 明智小五郎の挑戦 からくり人形の美女』西郷輝彦シリーズ開始。文代君と小林少年の設定を合体させたり、明智小五郎を大金持ちのお坊ちゃんに設定するなど意欲作。浪越警部も荒井注を再起用。でも注はなんだかやる気無さそう。内容はかなり面白かったが、なんとビデオ撮り。軽すぎてダメ。鷹森立一監督『江戸川乱歩美女シリーズ 明智小五郎の挑戦 みだらな喪服の美女』あまりにも評判が悪かったのか、フィルム撮りビデオ編集に戻したものの本作でシリーズ終了。犯人はかつて「豹よりも豹柄が似合う」と豪語していた杉本彩。大森一樹監督『ゴジラVSビオランテ』面白かった。公開当時も面白かった。けど当時の評価は低かった。大林宣彦監督『可愛い悪魔』円谷プロが火曜サスペンス劇場で製作した一本。おしっこちびりそうになるぐらい怖かった。本当に怖い。こんなものよく放送したな。。。大林宣彦監督『霊猫伝説』円谷プロ×火曜サスペンス劇場×大林宣彦の二本目。これ『時をかける少女』の姉妹編だと勝手に思っている。恩地日出夫監督『戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件』泉谷しげるのダメっぷりが最高。淡々と進んで行く。冬の日差しが良い。山田洋次監督『男はつらいよ 柴又慕情』吉永小百合扮する歌子がマドンナ。男もバカですが、女も結構なバカです。山田洋次監督『男はつらいよ 夢枕』寅次郎はマドンナ(八千草薫)から告白されるが、ビビって腰が引けてしまう。そんなものです。工藤栄一監督『必殺忠臣蔵』この年(1986年)工藤栄一はかなり仕事をこなしたせいか、本作ではやや疲れ気味な様子。そのため放送当時、出来にあまり良い印象を持っていなかったが今回意外と楽しめた。時間が経つと客観的に観れますな。実相寺昭雄監督『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』イラストだけで処理した手抜きオープニングなのに、超絶にカッコイイとシビれまくった元ちびっ子。オムニバス形式なので最後までダレない。実相寺昭雄監督『夢の跡』家庭用のビデオで撮影したと思われる短編。画像がびがびだけど映像はカッコイイ。山田高道監督『ウルトラマンを作った男たち 星の林に月の船』佐々木守が原作を大幅に改編。正しい判断だと思います。実相寺昭雄監督『歌麿 夢と知りせば』ウルトラシリーズと必殺シリーズの混成チームで作られた成人映画。実相寺昭雄の映画で一番面白いと思うが、興行的には失敗した様子。岸田森はこれ絶対にやってるでしょ(笑)。中島貞夫監督『狂った野獣』エゴイズムむき出しの京都人が描かれる大傑作。拓ボン(犯人)や室田日出男(サイコパス警察官)も最高。渡瀬恒彦はほんまもんです。。。中島貞夫監督『暴動島根刑務所』真のフリーダムを追求する男(ダメ人間)を松方弘樹が熱演。思わず囚人たちと一緒になって「メシよこせー」とシュプレヒコール。豚の飼育に人生を捧げた男(田中邦衛)にもグッときました。映画の出来はオヨヨ。。。深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』日本中の特撮マンが京都に集結。何べん観ても飽きない。本家『スターウォーズ』よりも部分的に勝っており、パクリ映画なのに後に本家にパクられたエピソードが痛快。深作欣二監督『必殺4恨みはらします』大傑作。必殺シリーズを知らなくても楽しめます。『必殺仕掛人』第1話をセルフリメイク。真田広之の超悪人ぶりが最高です。深作欣二監督『忠臣蔵外伝四谷怪談』『必殺4』と同じスタッフ。日本アカデミー賞を総なめした大傑作。フカキンスゲーよ。。。深作欣二監督『バトル・ロワイヤル』実質的な遺作。面白かったけど、まあいろいろ。柴崎コウを見る度いつ後ろから鎌を取り出すかドキドキしてならないのは、本作の影響だと思います。多くの人もきっと同じ思いだと思います。伊藤俊也監督『プライド 運命の瞬間』権利関係がややこしいのか、題材がヤバすぎるのか、しばらくソフト化に恵まれなかった本作をやっと観ることができた。セットなどリアルすぎ。どんだけ金掛けてんだよ。内容はつくづく「歴史」は難しい。その歴史観から東映の労組が上映反対運動を展開。ただし伊藤俊也はかつて東映の労組の委員長を務めていたことがあるガチガチの活動家。その伊藤俊也が撮ったんだから「本物」なのだろう。須田裕美子・芝山努監督『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』こちらも権利関係の理由でソフト化されていない(はず)。公開当時気になっていたが、ようやく観れました。『ちびまる子ちゃん』といい『ドラえもん』といい短編のほうが圧倒的に面白い。どうしてもダレてしまう。ダレないよう仕掛けや工夫がされているが、その時点で負けている。
2018年12月31日
コメント(0)
玉置浩二のモノマネを練習中。山下耕作監督『博奕打ち 総長賭博』観るのに気合いが必要。気楽に観ることができない。中島貞夫監督『唐獅子警察』小林旭主演。弟役の渡瀬恒彦が期待を裏切らない壮絶ぶり。中島貞夫監督『暴力金脈』時代を先取りした経済ヤクザ映画。前半を笠原和夫、後半を野上龍雄が執筆したため素人目にもチグハグ感あり。松方弘樹が猫肉をニャンバーグとして商品開発。山下耕作監督『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』さりげなく在日ネタをテーマにした意欲作。伊吹吾朗のジェラシー(「わいが日本人だからでっか!?」)が必要以上に熱い。本多猪四郎監督『妖星ゴラス』なんべん観てもスゴイ。本多猪四郎監督『美女と液体人間』『怪奇大作戦』の原点。設定がヤバくて今では作れないでしょうな。本多猪四郎監督『ガス人間第一号』これ海外輸出を意識して作られたみたいです。最近知りました。ドン・チャフィ監督『恐竜100万年』初めて観た。「ウホウホ」「フンガフンガ」とかそんなセリフばかり。ドリフの原始人コントの元ネタはこれか。ローランド・エメリッヒ監督『GODZILLA』なんでこんなんになっちゃったんでしょう?本木克英監督『釣りバカ日誌イレブン』今回から監督が変更。作風もなんとなくバカ度がup。ストーリーは浜ちゃんが恋の指南役を務める『男はつらいよ』満男シリーズの焼き直し。本木克英監督『釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇』こんな終わり方あり?珍しくバッドエンド。ヒロインは宮沢えり。日比遊一監督『健さん』高倉健を扱ったドキュメンタリー。錚々たる人たちからの聞き取りが興味深い。当初『GODZILLA』はヤン・デ・ボンが撮る予定だったのは有名ですが、高倉健主演でカメラテストまで行っていたのは知りませんでした。降旗康男監督『わが青春のイレブン』学園ドラマブームに後押しされて作った?主演は日本一詰襟の制服が似合う永島敏行。三隅研次監督『座頭市あばれ火祭り』仲代達矢がこわい。安田公義監督『新座頭市 破れ!唐人剣』お笑枠はてんぷくトリオ。異様な映画ですな。田中登監督『神戸国際ギャング』日活の田中登を招聘。そのためいつもの東映やくざ映画とはかなりトーンが異なる。本木克英監督『釣りバカ日誌13ハマちゃん危機一髪』仲介役パターン。梅津栄と西田敏行とのデタラメな絡みが本作最大のみどころ。朝原雄三監督『釣りバカ日誌14お遍路大パニック!』監督が朝原雄三に交代。ワルノリ演出とやたらブラック度が増してくる。是枝裕和監督『しかし・・・福祉切り捨ての時代に』フジテレビで深夜に放送されたドキュメンタリー。是枝裕和のデビュー作。早く文庫版も読まねば。本多猪四郎監督『海底軍艦』こんなに面白かったっけ?スゲー。でもムー帝国はちっとも悪くないヨ。この点だけいただけません。柴崎貴之監督『スーパーヒーロー大戦GP仮面ライダー3号』設定だけ面白かった。朝原雄三監督『釣りバカ日誌15ハマちゃんに明日はない!?』どんどんブラック度が増してくる。山田洋次が『男はつらいよ』ではやりにくくなったことをこちらで発揮。三国連太郎もよくやるわ。。。森一生監督『座頭市御用旅』お笑枠は笑福亭仁鶴師匠。ラストシーンのみ勝新による演出とか。柴崎貴之監督『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦』スタッフも大変でしょうな。こんな企画ばかり撮らされて。深作欣二監督『蒲田行進曲』タイトルは「蒲田」なのに何故か舞台は「太秦」。デタラメで爽快。さすがフカキン。本多猪四郎監督『緯度0大作戦』面白くないのに何故か何度も観てしまう。音楽と特撮とラストシーンは秀逸。西村潔監督『白の処刑 絞首台から生き返った男』テレフューチャー。本放送に観た。意外と面白かった。主演は三浦友和と大場久美子。西村潔監督『墓場から生き返った男』調子のにって第二弾。黒沢直輔監督『地底から生き返った男』調子に乗って第三弾。三浦友和も大変です。岡本喜八監督『激動の昭和史 沖縄決戦』これ観ると安易な観光旅行できなくなる。朝原雄三監督『釣りバカ日誌16浜崎は今日もダメだった』悪乗りもちょっとやり過ぎでは?面白かったけど。本多猪四郎監督『ゴジラ電撃大作戦』『怪獣総進撃』のチャンピオン祭り版。本多猪四郎は編集にタッチしていないとのこと。今だったら下手すると裁判ものだろうな。本作は面白いです。勝新太郎監督『新座頭市物語 折れた杖』満を持して勝新自ら演出。冒頭からシュール過ぎ。安田公義監督『新座頭市物語 笠間の血祭り』これも勝新が部分的に演出したのでは?ヒッピー風の若者たちが出てくるなど当時の世相を反映させたものの興行的に厳しかったのか。結果的に勝プロによる劇場版最終作となりました。増村保造監督『やくざ絶唱』勝新版『その男、凶暴につき』。というよりも、たけし映画デビュー作の元ネタ。本多猪四郎監督『地球防衛軍』内容よりも映画の「厚み」がスゴイ。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 氷柱の美女』ご存じ『土曜ワイド劇場』で放送されたテレフューチャー。記念すべき第一作。エログロ度がスゴイですな。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 浴室の美女』西村晃が最高です。バカすぎて。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 死刑台の美女』伊吹吾朗が医学博士にして私立探偵という信じられない役を熱演。しかも真犯人だったりする。石井隆監督『ヌードの夜』こんな映画にハマっていたなんて、頭がおかしかったんだと思います。本多猪四郎監督『ゴジラ』ホントに真面目に作ったんだなあと思う。よく出来てます。本多猪四郎監督『この二人に幸あれ』これまた真面目な映画。やっぱり本多猪四郎は職人でしょ?三船敏郎が珍しく三枚目を演じてます。本多猪四郎監督『宇宙大戦争』そうかと思えばこんなスケールのデカイ映画も撮ってしまう。『スターウォーズ』の参考作品。すごいな。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 白い人魚の美女』夏純子がヒロインってところが時代を感じますな。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 黒水仙の美女』江波杏子がヒロイン。ビシッとして絵になりますね。『犬神家の一族』風展開。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 妖精の美女』伊吹吾朗が日系フランス人・ロベールこと黄金仮面を熱演。由美かおるまでゲットして「明智クン、マタ会イマショウ~」とか言って逃亡に成功。明智小五郎が唯一敗北した傑作。朝原雄三監督『釣りバカ日誌17あとは能登なれハマとなれ!』石田ゆり子と大泉洋がゲスト。いつものパターン。もはや釣りは浜ちゃんが仕事をサボるための口実でしかなくなっている。興行成績もかなり低い。ブラック度は面白いのですが。朝原雄三監督『釣りバカ日誌20ファイナル』初期にような話作りに戻って主役は久々にスーさん。ラストシーンはあまり好みではない。フツウに終わってほしかった。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 宝石の美女』毎回どうでもいいチョイ役で宅麻伸が出演。当時、天知茂の付き人をやっていたとのこと。宅麻伸を探すのが楽しみ。田村高廣がドリフのコントのようなメイクで大熱演。コントにしか見えない。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 悪魔のような美女』小川真由美vs天知茂。なんと贅沢な。宅麻伸は小川真由美によって人間標本にされてしまいます。パンツ一丁の姿で。時々ぴくぴく動いてます。脚本はジェームス三木。ダントツに面白いです。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 赤いさそりの美女』どんな話だったか思い出せない。前回が強烈過ぎたので。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 大時計の美女』結城しのぶがヒロインというところが渋いです。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 桜の国の美女』あのロベールこと黄金仮面が帰ってきましたよ。しかも一緒に逃げた由美かおるは「アノ後、交通事故デ死ニマシタ」と適当なことを言ってリセット。今度は「桜ノ国、大好きデース」と古手川祐子を狙います。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ エマニエルの美女』エロ度が高いです。脚本はやはりジェームス三木。ご本人の資質が江戸川乱歩の世界観に近いのでしょう。いきいきと執筆している感じが伝わってきます。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 魅せられた美女』天知茂が岡田奈々の兄にして将棋士役を熱演。岡田奈々はアイドル歌手。マネージャーは中条きよし。お腹いっぱいですよ。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 五重塔の美女』井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 鏡地獄の美女』安定期に入ったせいかどんな話かあまり覚えてません。毎回真犯人を突き止めますが、逮捕寸前で必ず自殺パターン。そのため浪越警部(荒井注)の検挙率は実はゼロだったりする。勝新太郎監督『座頭市』やりたいことをやった一本。ストーリーらしいストーリーなし。雰囲気を味わう映画。たぶんそれが勝新のねらい。北野武監督『座頭市』恐れ多すぎて勝新と同じことはできないため、奇をてらいながらもフツウに手堅く仕上げた感じ。面白かった。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 白い乳房の美女』蟹江敬三が彫刻家役を熱演。岡田奈々二度目のヒロイン。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 天国と地獄の美女』お正月に放送。二部構成。ジェームス三木がノリノリで執筆したと思われる超怪作。ヤバすぎて地上波では放送できないだろうなあ。。。伊東四郎がまた素晴らし過ぎ。シリーズ最高傑作。山本薩夫監督『皇帝のいない八月』なんで松竹、こんな映画作ったんだろう?どさくさに紛れて車寅次郎らしき人物が出演。長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』ジュリーvs菅原文太。武道館をバックに壮絶な殺し合い。カッコ悪いジュリーがカッコイイ。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 化粧台の美女』萩尾みどりがヒロイン。萩尾みどりというと『志村けんのだいじょうぶだあ』で田代まさしの母親役を思い出します。井上梅次監督『江戸川乱歩シリーズ 湖底の美女』普通の2時間サスペンスみたいな展開。悪くはないのですが。村川透監督『江戸川乱歩シリーズ 天使と悪魔の美女』ということで本作から若干リニューアル。村川透を招聘。文代君役も五十嵐めぐみから高見知佳へチェンジ。原点に戻ってエログロ描写に力が入ってます。ハッタリ感もなかなか。鈴木清順監督『けんかえれじい』なるほどなあ。確かにあちこち変な演出が見え隠れします。鈴木清順監督『東京流れ者』こりゃ会社と揉めますな。映像はスゴイ。アニメでも観てるような感覚。長谷和夫監督『江戸川乱歩シリーズ 白い素肌の美女』叶和貴子二度目の出演。どうでもいい役で曽我町子が出演。当時『バッテンロボ丸』で忙しかったのか。もうちょっと良い役でも、と思いました。貞永方久監督『江戸川乱歩シリーズ 禁断の実の美女』貞永方久が登板かあとしみじみ。人間椅子役をレオナルド熊が熱演。て、捻りの無いキャスティングが清々しいです。村川透監督『江戸川乱歩シリーズ 炎の中の美女』江連卓が脚本を担当したせいか、良くも悪くも2時間サスペンス風な仕上がり。安心して観れるのですが。八坂健監督『鬼とばし』東芝日曜劇場で放送された1時間もの。ただし、主演は勝新。そのためレア度がやたら高い。オールロケで映画のような作り。脚本にもダメ出ししまくったとのこと。娘役の樋口可南子を本気で殴ったり、スイカを素手で叩き割ったり、どこまでが芝居でどこからがアドリブなのか分からない。それをサッと返す樋口可南子もすごい。80年代はまだまだテレビがすごかった。
2018年11月05日
コメント(0)
いかりや長介はアフリカ大陸でも大激怒。リドリー・スコット監督『ブラック・レイン』久しぶりに観たけどびっくりするほどつまらなかった。島木譲二は良かった。森谷司郎監督『小説吉田学校』前半と後半で吉田茂が別人のように描かれる。『ジュニア・愛の関係』の元ネタはこの映画だったのか。どちらもよく出来てます。さすが長坂秀佳。大林宣彦監督『時をかける少女』とても良い映画。わざと棒読み演技&チープに作ったとのこと。エンディングは映画史上最強。岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』あの原作をよく映画にしたなと感心。山下耕作監督『海軍横浜刑務所』勝新唯一の東映主演映画。勝新を招聘した東映が気を使い過ぎたのかものすごい凡作に。田中徳三監督『兵隊やくざ 殴り込み』東映は『兵隊やくざ』みたいなものを作りたかったのでは?こちら本家はデタラメで爽快。安田公義監督『座頭市関所破り』いつものように大暴れ。高田美和が美人です。井上昭監督『座頭市二段斬り』三木のり平や平参平などお笑い陣で脇を固めてます。手堅いなあ。伊福部昭の音楽が今回も壮絶。加藤武がイケメンで怖い侍を熱演。『釣りバカ日誌』でのボンクラぶりから想像できません。庵野秀明監督『シン・ゴジラ』また観てしまった。よく出来てるなあ。。。海外ではさっぱり受けなかったらしいけど。深作欣二監督『赤穂城断絶』フカキンvsヨロキン因縁の対決。ヨロキンの条件に譲歩したせいか凡作に。森崎東監督『時代屋の女房』これ面白い?んなわけないよ。ファンタジーすぎ。長谷部安春監督『化石の荒野』渡瀬恒彦のアクションがやりすぎ。止めないし、本人もやるし(笑)。バカです。森一生監督『座頭市逆手斬り』今回は藤山寛美がゲスト。芸人との相性が良かったのでしょう。コミカルな描写が多いほど座頭市の凄味が際立つ。三隅研次監督『座頭市地獄旅』三隅研次は必ず伊福部昭を起用する。良いです。今回のお笑い枠は「サッポロ一番」こと藤岡琢也。芸人ではありませんが。大林宣彦監督『この空の花 長岡花火物語』大林宣彦のイメージにようやく技術が追いついた、なんともいえない壮絶な映画。すごい。板谷紀之監督『巣立ちのとき 教育の死なず』江利チエミ最後の主演映画。意外と良い映画だった。マイナーすぎるのが残念。多分公開当時も。蜷川幸雄監督『魔性の夏 四谷怪談』「ドリフ大爆笑」みたいな映画だった。ホントに(笑)。この人、映画監督としては才能無いです。田中徳三監督『座頭市の歌が聞こえる』浜村純演じる琵琶法師とのやり取りが印象的。深い。「歌」はとくに聞こえませんでした。田中徳三監督『兵隊やくざ 強奪』本作で一応シリーズ最終作。ラストで大宮(勝新)と有田上等兵(田宮高廣)はなんと二人で捨て子を育てることを決心。ついに二人は夫婦になりましたよ。元祖LGBT。森谷司郎監督『日本沈没』何べん観てもグッときます。ラストの藤岡弘、に。増村保造監督『新・兵隊やくざ 火線』勝プロでリメイク。というか続編?全然面白くなかった。山本薩夫監督『忍びの者』石川五右衛門のエピソードって史実なの?「黄金の日日」にもあったけど。音楽は伊福部昭かと思っていたら渡辺宙明だった。山本薩夫監督『続・忍びの者』織田信長役がなんと若山富三郎。信長のイメージと全然違うなあ。。。石井輝男監督『ならず者』高倉健主演。舞台は香港。丹波哲郎先生も登場。このハッタリ感が素晴らしい。山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別編』会社の命令とはいえ何でこんなの撮ったんだろう?山田洋次のやる気の無さがラストシーンから滲み出てる。実相寺昭雄ほか監督『ユメ十夜』10人の監督によるオムニバス。出来不出来が酷すぎる。企画は意欲的で良いが。斎藤光正監督『悪魔が来たりて笛を吹く』角川春樹に評価されて起用されたらしいが、ミステリーとの相性は良くないのでは?中村雅俊と秋野大作がチョイ役で出てくるあたりは分かる人には楽しい。森谷司郎監督『海峡』高倉健主演。この頃の三浦友和は役者としての方向性を迷いまくっている。本多猪四郎監督『空の大怪獣ラドン』大枠よりも細かいところが傑作。池広一夫監督『座頭市海を渡る』海を渡るといっても目的地は四国だったりする。なんか中途半端。安田公義監督『座頭市鉄火旅』今回のお笑い枠は藤田まこと。馬を連れてます。栗山富夫監督『釣りバカ日誌』シリーズ第一作。スーさんが鬼瓦みたいな顔してて怖いです。栗山富夫監督『釣りバカ日誌2』前作の設定を無視。続編ではなく完全リニューアル。山田洋次の作品は何故かこのパターンが多いので混乱する。舛田利雄監督『大日本帝国』壮絶。ラスト、処刑される篠田三郎が絶叫した「天皇陛下万歳!」が何を意味していたのか?最後まで徹底的に理不尽すぎる。増村保造監督『好色一代男』市川雷蔵の大傑作。原作も、増村保造もモーレツすぎ。安田公義監督『やくざ坊主』勝新の新たなシリーズを作ろうとしたみたいですがパッとしなかった。片瀬素直監督『この世界の片隅に』やられた。空襲のシーンはアニメーションでないと描けないのでは?空襲ってこんな感じなのかと。その他いろいろ。エンディングがつらいね。栗山富夫監督『釣りバカ日誌3』マドンナは五月みどりで微妙だな。初期はスーさん中心で物語が進む。栗山富夫監督『釣りバカ日誌4』スーさんの甥・尾美としのりの変な関西弁が最後まで引きずる。板野義光監督『ゴジラ対ヘドラ』円谷英二亡き後の東宝特撮陣が完成・公開にこぎつけた一本。傑作だけど「要」を失うとこうも好き放題されてしまうものかと違う意味で勉強になる一本。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』戦略があったかどうか知らないが、何でも取り込む貪欲さというか柔軟さがすごい。メカゴジラのテーマ曲は間違ってましたが。佐藤勝だよ!服部光則監督『卍』このキャスティング、ダメでしょ?(笑)降旗康男監督『地獄のならず者』浜美枝が東映映画の本作に出演。この時期の映画界はカオスだなあ。藤嘉行監督『医師 問題無之介』杉良太郎の傑作時代劇。「問題な~い」のセリフが大流行(近所で)。ただし、映画でもテレビでもなくネットで公開。今の映像業界(映像産業)の限界を物語っている。山本薩夫監督『座頭市牢破り』スーさんこと三国連太郎が鬼瓦のような顔して出演。顔が怖いです。お笑い枠は玉川良一。三隅研次監督『座頭市血煙り街道』高田美和は美人だなあ。安田公義監督『座頭市果し状』なんと志村も出演。ただし「けん」ではなく「喬」のほう。栗山富夫監督『釣りバカ日誌5』マドンナが乙羽信子って渋すぎ。本多猪四郎監督『フランケンシュタイン対地底怪獣』観る度に味が出る映画。ラストシーンが切なすぎ。本多猪四郎監督『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』ストーリーらしいストーリーは無い。ひたすらバトルのみ。前作の続編でいて続編でない作りは山田洋次の影響ではない。小野田嘉幹監督『伊能忠敬 子午線の夢』地味だけどすごく良い映画。面白かった。脚本は吉田剛。必殺シリーズに伊能忠敬が出てきたら面白かったかも。小野田嘉幹は平田昭彦の実兄。晩年は生活保護を受けていたとか。なんともはや。。。栗山富夫監督『釣りバカ日誌6』マドンナは久野綾希子。ようやく花のある女優さんを起用。スーさんに代わって浜ちゃんが講演するくだりは「男はつらいよ」でも見られたパターンですな。でも実質的な主役はスーさん。中島貞夫監督『沖縄やくざ戦争』沖縄が舞台なのにすべて京都で撮影。千葉真一の名セリフ「戦争だーい好き」が(近所で)大流行したのも記憶に新しいです。室田日出男の芝居がモーレツ(笑)。なぜ諸口あきらがナレーターなの?ごった煮感がすごい。中島貞夫監督『実録外伝大阪電撃作戦』実話らしいです。なんじゃこの異様なラストは。。。森崎東監督『釣りバカ日誌スペシャル』佐々木課長(谷啓)の一人娘(富田靖子)のロマンスが縦軸。山田洋次らしい展開でお話が進むが、そんなもんかねと思ってしまう。営業三課の戸川純と山瀬まみが良いね。栗山富夫監督『釣りバカ日誌7』通算8作目だけど「7」でややこしい。今回からみち子さん役が石田えりから浅田美代子へ謎の交替。今回もスーさんが実質的な主役。山口和彦監督『多羅尾伴内 鬼面村の惨劇』お話は大したことないが、小林旭がカッコイイ。主題歌は「私の名前が変わります」。本多猪四郎監督『キングコングの逆襲』マダムピラニア役の浜美枝がカッコイイ。本作中でも触れられているがマダムピラニアは何人なのか?なんとなく半島の北のほうの国をにおわせているような。三隅研次監督『無法松の一生』勝新によるリメイク。音楽は伊福部昭。なんて不器用な男なんだろう。。。山田洋次映画の原点でもある。想田和弘監督『選挙』傑作ドキュメンタリー。小泉郵政改革の異様な熱気に押されて切手マニアの山ちゃん立候補。この山ちゃんという人、実にいい加減というか。観てるこちらが赤面。痛いなあ。想田和弘監督『選挙2』調子に乗って今回山ちゃん無所属で出馬。自民党陣営激怒(笑)。しかも公約は原発廃止。こないだまで「改革を成し遂げます!」って言ってたのにこの節操のなさ。原発廃止って市会議員でやる仕事ではないだろ?原発ゼロどころか市民の反応のほうがゼロ。謎の選挙活動まで展開して見どころ盛りだくさん。痛すぎて続編があっても観たくないです。河合勇人監督『俺物語!!』意外と面白かった。ロケ地・仙台。定禅寺通りのけやきがデカくなったなあ。ベニーランドも垢抜けたなあ。とそんなとこばかり観てません。栗山富夫監督『釣りバカ日誌8』今回もスーさんが実質的な主役。柄本明の芝居が上手すぎ。室井滋との芝居合戦が見もの。栗山富夫監督『釣りバカ日誌9』ハマちゃんと同期だけど今や上司の小林稔侍がピシッとしててカッコイイ。風吹ジュンとの大人の恋愛話が良いです。三隅研次監督『座頭市喧嘩太鼓』「お箸の国の人だもの」で有名な三田佳子がゲスト。お笑い枠は藤岡琢也とミヤコ蝶々。へドリアン女王こと曽我町子も出てるよ。岡本喜八監督『座頭市と用心棒』わざわざ東宝から岡本喜八を招聘。完全に岡本映画。世界のミフネよりも岸田森のほうが印象に残る。岸田森いよいよ出世してきました。栗山富夫監督『釣りバカ日誌10』こうして釣りバカシリーズを観て気づいたのが、毎回三国連太郎が風貌を変えていること。ひげを生やしたり、髪の毛を染めたり白髪にしたり、眼鏡をかけたり外したり、入れ歯を外したり、眉毛を剃ったり。ひょっとして一本一本独立したものと考えているのか。三国連太郎、何気にすごい。ちなみに釣りは大嫌いとのこと。栗山富夫監督『花のお江戸の釣りバカ日誌』本作のみ必殺シリーズや「鬼平犯科帳」でお馴染みの松竹京都映画が製作。そのためか何となく作りが必殺シリーズっぽい。肝心のお話はシリーズ史上最低の駄作。
2018年08月05日
コメント(0)
インドに行け。黒澤明監督『羅生門』古典は観ないといけない。羽仁進監督『アンデスの花嫁』左幸子以外、驚愕の全員現地の素人&オールロケ映画。面白いかどうかはともかく圧倒された。古澤憲吾監督『日本一のホラ吹き男』相変わらず爆発している。古澤憲吾がもっと器用だったらと思う。三隅研次監督『座頭市物語』既に完成されていた。あとに続く作品はバリエーションにすぎないことに気づいた。森一生監督『続・座頭市物語』城健三郎との共演が何ともあざとい。古澤憲吾監督『大冒険』ものすごい勢いで進んでいくが、何度観ても面白いとは思わない。渡辺祐介監督『刑事物語』娯楽の王道を追及してて面白いんですが、シリーズ化はちょっとしんどかったか。山下耕作監督『兄弟仁義』主役はあくまで松方弘樹。サブちゃんはサブのポジション。山下耕作監督『続兄弟仁義』前作のヒットを受けての作られたものの前作とは関係なし。今回からサブちゃんがメイン。脚本はご存じ心の師匠・村尾昭!山下耕作監督『兄弟仁義 関東三兄弟』山下耕作監督『兄弟仁義 続関東三兄弟』大体どれも同じ展開。北浦嗣巳監督『ウルトラマン コスモス2』無駄にサイパンロケ。円谷プロはお金の掛け方がおかしい。山内鉄也監督『水戸黄門』テレビシリーズとほぼ同じ。映画にした意味が分からない。三船敏郎も出演。ハナ肇、植木等、谷啓のニセ水戸黄門が面白かった。北野武監督『アウトレイジ最終章』前作まで見てなくてもついて行ける親切な映画。面白かったけど、ラストの意味が分からず。なんか安易だなあ。寺山修司監督『ボクサー』久々に観た。こんなに面白かったっけ?福田純監督『恐るべき火遊び』これは失敗作だわ。東宝のカラーに合っていないし、とにかく変な映画。山下耕作監督『兄弟仁義 関東命知らず』中島貞夫監督『兄弟仁義 関東兄貴分』毎回サブちゃんが死んで、次回作では別の役でよみがえる。監督が中島貞夫に代わって作風にやや変化が。でもこまかいとこは覚えていない。それぐらいサブちゃんの印象が強い。市川崑監督『ど根性物語 銭の踊り』崑ちゃんと勝新がタッグを組んだ奇跡の一本。田中徳三監督『新・座頭市物語』坪内ミキ子が可愛い。田中徳三監督『座頭市兇状旅』第一作目のヒロイン・万里昌代が再登場。ベタな展開ですが泣けるなあ。仰木豊監督『FM89.3MHz エムエムヤクザ』元ヤクザがコミュニティラジオを開局。ニュース(どこそこで発砲事件が発生)や生活の知恵(挨拶の仕方や家族を大切にしろなど)など連日発信。男のファンタジー映画。面白かったけど、設定上、物語が広がりにくいせいかシリーズ化に至らず残念。藤田敏八監督『大江戸神仙伝』水曜ロードショーの枠で公開されたテレフィーチャー。なんべん観ても面白いです。金田治監督『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』演出力にかなり問題がある。それにも関わらず起用され続けているのは何なんだ?ものすごい駄作。森一生監督『兵隊やくざ 脱獄』田中徳三監督『兵隊やくざ 大脱走』毎回面白い。ワンパターンに開き直った作りが清々しい。山本迪夫監督『太陽にほえろ!スペシャル 殉職刑事たちよやすらかに』山本迪夫監督『太陽にほえろ!スペシャル 山村刑事の報酬なき戦い』ついに映画化されなかったがテレフィーチャーとして発表。残念ながら面白いとは思わなかった。必殺シリーズといい1時間モノでフォーマットが確立されているものは何もせんほうがええ。岡本明久監督『横浜暗黒街 マシンガンの竜』超ごった煮の力作。菅原文太のマザコンぶり&ビジュアルが最高。しかし何かが足りなかった。富野善幸監督『伝説巨神イデオン 発動編』勇気を振り絞って鑑賞。何度観ても壮絶。こんなの作って頭おかしくならないのでしょうか?石井隆監督『天使のはらわた 赤い閃光』いつもの世界。石井隆にハマったことがありました。明比正行監督『グレートマジンガー対ゲッターロボ』30分にも満たないにもかかわらず詰めこめるだけ詰めこんだお祭り映画。当時観に行きたかったなあ。今、観れましたが。坂本浩一監督『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』『ギャバン』より大幅に改善。ツボを押さえた作りは良いのですがやはりダメ。何もせんほうがええ。安田公義監督『座頭市喧嘩旅』藤村志保は美人だなあ。池広一夫監督『座頭市千両首』一応連続ものの体裁を取っているが、坪内ミキ子が別の役で登場。特に混乱なし。庵野秀明監督『シン・ゴジラ』何べん観ても面白いが、ハードル上げすぎたなあ。。。坂本浩一監督『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』冒涜以外の何物でもない。森一生監督『ある殺し屋』大傑作。なんじゃこりゃ。。。天才子役時代の小林幸子もいいですね。野村芳太郎監督『震える舌』難病お涙頂戴で行くのか、ホラー路線で行くのか、はっきりしないまま。面白いとは思わなかった。小中和哉監督『ウルトラマンゼアス2超人大戦』面白かったけど主役は何とかならんかったのか。鈴木清順・吉田しげつぐ監督『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』迷走の末、製作に至ったらしいけど良く出来ているほうだと思う。浦沢義雄の割にキレのない脚本が気になったけど。伊藤俊也監督『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』なぜ伊藤俊也が起用されたのか最大の謎。これも面白かったけど尺が長い。もうちょっと短くても良かったのでは?モンキー・パンチ監督『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』原作者自ら担当したが、現場スタッフとの衝突がものすごかったらしい。宮崎駿監督『ルパン三世 カリオストロの城』ストーリーが破綻しているが展開がものすごいので気づかせない。引用(パクリ?)も多いが気づかせない(笑)。邦画界屈指の傑作にして最後のマンガ映画。田中徳三監督『京都妖怪地図 鳥辺山に棲む八百歳の女子大生』田中徳三監督『京都妖怪地図 河原町に棲む四百歳の不倫女医』怖くない(笑)。無駄なお色気シーンだけがあとを引きます。ジョーダン・ヴォート・ロバート監督『キングコング 髑髏島の巨神』なかなか面白かったけどCG丸わかりなのはどうなんでしょうか。ラストは何なんだ?静野孔文・瀬下寛之監督『GODZILLA 怪獣惑星』寝た。宮坂武志監督『大馬鹿代』これダメだわ。面白さの意味を履き違えている。鈴木則文監督『兄弟仁義 逆縁の盃』真打登場。でも展開はほぼいつも通り(に見える)。佐伯清監督『新兄弟仁義』全然「新」ではなかったりする。迷走というか。チェン・ツァン監督『ジャッキー・チェンの醒拳』ご本人無許可の『死亡遊戯』方式の映画。すげえな(笑)。石井輝男監督『明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史』誰得な映画。色々な意味で訳が分かりません(笑)。変なパワーだけはものすごい。森一生監督『ある殺し屋の鍵』グダグダな姉妹編。同じ監督なのに。市川崑監督『四十七人の刺客』吉良上野介を如何に殺すか。それだけを淡々と追った映画。淡々としすぎでは?工藤栄一監督『名無しの探偵 愛の死角』テレフィーチャー。必殺シリーズが終了した直後の仕事。久々の現代劇。居酒屋の客役で何気にカメオ出演。工藤栄一のリアルアクトが本作最大のみどころ。工藤栄一監督『名無しの探偵 殺意のデッサン』今回からビデオ撮り。1989年作。ちょっと戸惑いあり?工藤栄一監督『名無しの探偵 愛の虚構』主役の緒形拳は同じ役なのに毎回別人のような服装や髪型で登場。人物像も微妙に変えていたり。そこが面白い。工藤栄一盛り上がって作り込んだのではと妄想。工藤栄一監督『名無しの探偵 愛の幻野』なんとニューヨークロケ。バブル期ならではの贅沢な作り。ラストシーンにまたしてもカメオ出演。ニューヨークの路上で緒形拳と笑顔で追っかけっこ。ファンタジーです。白井政一監督『おんな必殺!女肌衣堕』女肌衣堕=ニキータと読みます。大杉連が実質主役の超低予算時代劇。ストーリーも酷い。でも大杉連は仕事を選ばず。当時はまだ無名だったので選べる立場ではなかったのですが。田中徳三監督『兵隊やくざ 俺にまかせろ』ご存じ戦争ファンタジー映画。ふつうに従軍慰安婦も出ます。毎回。兵隊さんの娯楽、ヒロイン役として。大らかな時代でした。池広一夫監督『座頭市あばれ凧』ほぼ毎回のように木村玄と遠藤辰雄が出演。今回も出てるなあとそっちが気になってしまう。三隅研次監督『座頭市血笑旅』市が赤ん坊を連れて旅をする。伊福部昭の音楽が盛り上げてくれます。結局最後市は一人で旅を続ける。なんともいえない切なさ。
2018年05月06日
コメント(0)
ホゲェ~。宮繁之監督『ルパン三世 GREENvsRED』意外とシリアスで面白かった。勝手に『ルパン三世』の最終回に決めた。押井守版『ルパン三世』がこんな感じだったはず。斉藤潤一監督『重い扉 名張ぶどう酒事件の45年』東海テレビのドキュメンタリー。これ冤罪でしょ?斉藤潤一監督『黒と白――自白 名張ぶどう酒事件の闇』まだまだ言えることがあるのがすごい。冤罪説濃厚斉藤潤一監督『毒とひまわり 名張ぶどう酒事件の半世紀』弁護団の戦いに密着。国は何を恐れて、何に拘っているのか?斉藤潤一監督『光と影 光市母子殺害事件弁護団の300日』事件の是非はともかく弁護士ってすごいなあ。。。斉藤潤一監督『罪と罰 娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父』壮絶すぎて言葉を失います。斉藤潤一監督『裁判長のお弁当』裁判長にもいろいろあって、この方はかなり良心的なほうでは?裁判長の仕事って大変なんです。斉藤潤一監督『検事のふろしき』面白かった。皆それぞれの立場で頑張っているんです。常識人であれば分かる。土方宏史監督『ヤクザと憲法』ドキュメンタリーとして「つっこみが甘い」との指摘が多いが、つっこみすぎると撮影を拒否されるのでこの程度が限界だと思う。それにしても「ヤクザにも人権がある」と主張する出演者たち(現役のヤクザ)。反社会的なことをして何寝言言ってんだ?土方宏史監督『ホームレス理事長』この人は組織のトップとして全然ダメ。降旗康男監督『居酒屋兆冶』環境映像みたいな映画。降旗康男監督『ホタル』面白くなかった。三池崇史監督『DEAD OR ALIVE 犯罪者』何べん観てもラストシーンが素晴らしい。三池崇史監督『DEAD OR ALIVE2 逃亡者』続編?姉妹編?面白くなかった。三池崇史監督『DEAD OR ALIVE3 FINAL』続編を作れば作るほど面白くなくなっていくところが面白い。小沢茂弘監督『博徒一家』鶴田浩二と高倉健が大暴れ。この時の東映はやや迷走気味。石井輝男監督『現代任侠史』高倉健と菅原文太のダブル主演なのに決定的に何かが足りない。鈴木清順監督『ツィゴイネルワイゼン』やりたい放題作った感じ。ストーリーはあるような、無いような。よくヒットしたな。鈴木清順監督『陽炎座』もっとやりたい放題作った感じ。訳が分かりません。鈴木清順監督『夢二』沢田研二主演。シュール&バブル。今では企画通りません。萩庭貞明監督『ミナミの帝王 長編版1 運命』萩庭貞明監督『ミナミの帝王 長編版2 陰謀』萩庭貞明監督『ミナミの帝王 長編版3 裏切り』萩庭貞明監督『ミナミの帝王 長編版4 屈辱』萩庭貞明監督『ミナミの帝王 長編版5 逆襲』初の連続もの(5時間)。ただしグタグダすぎて伏線がとっ散らかったまま終了。ある意味すごい。萩庭貞明監督『ミナミの帝王6 欲望の街』おなじみのテーマソングが本作から使用されます。印象に残ったのはそれだけ。萩庭貞明監督『ミナミの帝王 破産・金融屋殺し』Vシネとしてではなくよみうりテレビで放送用に作られたもの。内容はいつもと同じ。岡本喜八監督『着ながし奉行』テレフィーチャー。さらっとした仕上がりながらもぐいぐい魅せます。おかひでき監督『ウルトラマンサーガ』あれもこれも詰め込みすぎ。黒澤明監督『天国と地獄』ラストがもやっとする。『怪奇大作戦』の原点?森達也監督『FAKE』森達也の挑発に乗っかってしまい佐村河内守は新曲を創作。ものすごいチープな曲で笑えた。やっぱりこの人は嘘つきでした。えらい饒舌な割に外国人記者からの核心を突いた質問には平気で逃げる。こういう器用な人間に憧れます。鈴木敬晴監督『実写本番ONANIE』清水大敬主演。真面目な作りで面白かった。この監督は清水大敬の偽名?香月秀之監督『デコトラの鷲 会津・喜多方・人情街道!』香月秀之監督『デコトラの鷲 恋の花咲く清水港』『トラック野郎』をよく研究しているが金が無いとダメだ。増村保造監督『兵隊やくざ』勝新と田村高広主演。大傑作。面白過ぎ。堀川弘通監督『王将』勝新と中村玉緒主演。これも傑作。面白かった。勝新太郎監督『座頭市』ストーリーはほとんどなし。イメージのみ。色々なものを削ぎ落とした感じ。勝新的には良くても観ている側は微妙ですな。斉藤耕一監督『無宿』勝新と高倉健主演。ひたすら地味だけど面白い。時々観返したくなる一本。舛田利雄監督『影狩り』石原裕次郎に浪人役は全然似合わない。舛田利雄監督『影狩り ほえろ大砲』石原プロも劇画ブームに便乗しましたが早くも迷走。出目昌信監督『パリの哀愁』沢田研二主演。バカみたいな映画でした(笑)。本多猪四郎監督『キングコング対ゴジラ』何べん観ても飽きない。ゴジラのキャラクターを変えて成功した『シン・ゴジラ』の原点。本多猪四郎監督『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 南海の大怪獣』かなりレベルの高い作品にもかかわらず評価がイマイチ。良く出来てるのになあ。郷力也監督『ミナミの帝王ヤング編 金貸し萬田銀次郎』原作者自らメガフォンを取った一本。しかもエピソード0。ただし面白くなかった。もちろん竹内力は出ていません。安田公義監督『大魔神』特撮がスゴすぎ。三隅研次監督『大魔神怒る』三隅研次も撮ったのね(笑)。森一生監督『大魔神逆襲』本作のみ子どもが主演。一番面白かった。お話的にもちょっと泣けたりして。酒井信行監督『京極夏彦 怪 隠神たぬき』酒井信行監督『京極夏彦 怪 赤面ゑびす』酒井信行監督『京極夏彦 怪 福神ながし』長い。短かったらもっと面白くなったのに。金田治監督『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』金になるから作るんでしょうな。松山善三監督『ふたりのイーダ』面白かったけど構成がチグハグ。カルト映画寸前。ドン・シーゲル監督『ダーティー・ハリー』山田康雄の吹き替え版が観たかった。北野武監督『アウトレイジ』予想通りのオチ。役者たちがギャーギャー怒鳴り合うだけの映画。駄作。北野武監督『アウトレイジ・ビヨンド』前作のつまらなさがウソのような傑作。登場人物たちは相変わらず揃いも揃って馬鹿ばかりですが。北野武監督『龍三と七人の子分たち』良くも悪くも芸人たけしの色が強く出ている点で評価の分かれるところ。井上昭監督『傘次郎・新子捕物日記 夫婦河童』勝プロ制作のテレフィーチャー。連続テレビシリーズが観たかったけど当時の勝プロにそんな体力は無かったか?井上昭監督『傘次郎・新子捕物日記 夫婦十手』二本撮りか?渡瀬恒彦と原田美枝子がすっぽんぽん姿で熱演(浜辺で)。勝プロは音楽の使い方が上手いなあ。田中徳三監督『京都妖怪地図 嵯峨野に生きる900歳の新妻』田中徳三監督『京都妖怪地図 きらら坂に住む400歳の氷女』原田雄一監督『京都妖怪地図 嵯峨野に生きた900歳の美人能面師 葵祭の夜にせつなく濡れて・・・』貞永方久監督『京都妖怪地図 時空を超えて時代祭りに甦る愛の伝説!1200歳の美女vs霊感デカ』松竹京都映画によるテレフィーチャー。画作りは相変わらず素晴らしいですがちっとも怖くありません。霊感デカは芦屋雁之助。高橋良輔監督『ドキュメント太陽の牙ダグラム』また観てしまった。良く出来た映画です。香月秀之監督『デコトラの鷲 愛と涙の男鹿半島』香月秀之監督『デコトラの鷲 火の国熊本親子特急便』『トラック野郎』スピリッツを正しく継承してますが・・・。最終作のラストはダメ。なんであんなラストにしたんだ?だから『デコトラの鷲』はダメなんだって!加藤泰監督『日本侠客伝』ヤクザ映画の体裁をとりながら実際は左翼活動応援映画。アカ嫌いの東宝がよく作ったな。70年代は各社どこも迷走してたんですな。三隅研次監督『酔いどれ博士』勝新版ブラックジャック。猛烈に面白かった。天才子役時代の小林幸子や村田秀雄時代の団時郎も出ているよ。田中徳三監督『続兵隊やくざ』田中徳三監督『新・兵隊やくざ』毎回ラストで軍隊から脱走に成功するのに、必ず次回作の冒頭で軍隊に捕まってしまうパターンがバカバカしくて面白い。内容も観ててスカッとする超娯楽作。田口清隆監督『劇場版ウルトラマンXきたぞ!われらのウルトラマン』悪くは無いけど何でこんなに浅いんだ?マイケル・ウィナー監督『スーパー・マグナム』チャールズ・ブロンソン演じるポール・カージーが勝手に自警団を結成。44マグナムをぶっ放して街のならず者たちを殺しまくるファンタジー映画。初老なのにマッチョ。そして美女にモテたりする。バカ映画なのにやたら音楽がカッコイイ。畑正憲監督『子猫物語』動物虐待映画として世界中からいまだに熱く注目され続けている。確かにありえない展開の連続に度肝を抜かされました(子猫を箱に入れて川に流すとか、蛇と戦わせるとか、断崖から海に突き落とすとか、)。主役の子猫(チャトラン)は20匹いたという説もあり。DVD発売中。
2017年09月21日
コメント(0)
世界的ファンタジー映画『野獣刑事』が近所で撮影されていたことが判明(シャブをキメまくった泉谷しげるが金属バットを振り回しながら近所をランニングするシーン)。リチャード・フライシャー/舛田利雄/深作欣二共同監督『トラ・トラ・トラ!』メリハリのない映画だった。トラだけに渥美清が友情出演。稲垣浩監督『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』音楽がまんま『ゴジラ』ですよ。古澤憲吾監督『日本一のヤクザ男』映画産業自体が勢いを失っているのを体感できます。坪島孝監督『日本一のワルノリ男』売り出し中の加トちゃんとのダブル主演。結構面白かった。坪島孝監督『だまされて貰います』クレージーキャッツ+加トちゃん映画。ニューヨークへロケ。すごいよ。坪島孝監督『日本一のショック男』東宝クレージー映画の最終作。今回も加トちゃんとのコラボ。何故かDVD化されていない。坪島孝監督『喜劇・泥棒家族天下を盗る』実質的にはクレージー映画。東宝創立40周年記念映画なのに内容は思いっきり反社会的。けど大傑作。藤田まことのけだるい演技が最高。中村主水を演じる一年前ですな。冨永昌敬監督『マンガをはみ出した男 赤塚不二夫』真面目に作られたドキュメンタリー。ただし、インタビューのシーンにグニョグニョしたBGMはいらない。せっかくの貴重なコメントが聴き取れず台無し。斉藤光正監督『俺たちの旅 十年目の再会』テレフィーチャー。傑作斉藤光正監督『俺たちの旅 二十年目の選択』本放送時がっくりした記憶があるが、改めて観ると何となくしみじみ。当時のカースケたちの年齢に追いついたからでしょうか。萩庭貞明監督『ミナミの帝王30 破産の葬列』萩庭貞明監督『ミナミの帝王31 賠償金の行方』萩庭貞明監督『ミナミの帝王32 金になる経歴』萩庭貞明監督『ミナミの帝王33 野良犬の記憶』萩庭貞明監督『ミナミの帝王34 ブランドの重圧』萩庭貞明監督『ミナミの帝王35 銀次郎VS夜逃げ屋』萩庭貞明監督『ミナミの帝王36 仕組まれた結婚』萩庭貞明監督『ミナミの帝王37 土俵際の伝説』萩庭貞明監督『ミナミの帝王スペシャルver.40 裏金略奪』萩庭貞明監督『ミナミの帝王スペシャルver.50 金貸しの掟』フォーマットが完成されているので幾らでも作れる。勧善懲悪ものなので面白いし飽きない。よく出来たシリーズ。それなのに謎の終了。契約上のトラブルとの噂がありますが真相は不明。伊丹十三監督『お葬式』新しい鉱脈を掘り当てた映画。そこはすごいけど映像が凝り過ぎ。せっかくの鉱脈が見えにくくなって損をしている。伊丹十三監督『たんぽぽ』前回を反省してか凝った撮り方なし。おかげでテーマが鮮明に。何べん観ても面白い。山崎努と安岡力也がカッコイイね。伊丹十三監督『マルサの女』どんどんエグくなってきます。鉱脈見つけ過ぎ。伊丹十三監督『マルサの女2』前回のほうが面白かった。そういえばこの頃は浪人生活してましたな。今も浪人ですが。伊丹十三監督『あげまん』そんなに面白いとは思わなかった。伊丹十三監督『大病人』これ伊丹十三版『大霊界』でしょ?伊丹十三監督『ミンボーの女』だんだんヤバくなってきたなあ。。。『ゴジラ』観に行った時、伊丹十三ご本人登場の予告編が流れてましたが「ヤクザなんかダメなんですよ」とか言ってたのを思い出しますな。伊丹十三監督『静かな生活』これ傑作です。伊丹映画で一番面白いかも。但し記録的な不入りだったとか。伊丹映画は再びエンタメ路線に戻る訳ですが。。。伊丹十三監督『スーパーの女』ぶっちぎりのエンタメ系で面白かったですが、これもかなりヤバいテーマを扱っていたりする。こちらの予告編でも伊丹十三自らレポーター風にスーパーの裏側をさりげなく告発。伊丹十三監督『マルタイの女』ラストシーンがリアルすぎて怖かった。次回作では産廃業者を扱う予定だったとか。。。斉藤潤一監督『死刑弁護人』東海テレビのドキュメンタリー。DVD化しないという方針のため観れる機会はほとんどありません。で、内容ですが、壮絶ですな。斉藤潤一監督『約束 名張ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』これ完全に冤罪でしょ?鎌田麗香監督『ふたりの死刑囚』名張ぶどう酒事件と袴田事件。何でこんな事件が起こったんでしょうか?斉藤潤一監督『平成ジレンマ 戸塚ヨットスクールの30年 そして現在』なんとも言えんね。。。なんとも。阿武野勝彦・鈴木祐司監督『青空どろぼう』どんな時代でも、ものごとの裏側を見る、見抜く力が必要なのだと思う。坪島孝監督『喜劇 負けてたまるか!』『日本一のヤクザ男』と同時上映。谷啓主演。谷啓の映画に外れなし。坪島孝も最高です。前田陽一監督『喜劇 右向けェ左!』松竹の前田陽一が何故か東宝で撮った暗黒喜劇。いかりや長介やザ・タイガースも出演。タイトルが壮絶ですな。DVD化できません。前田陽一監督『喜劇 昨日の敵は今日も敵』平田昭彦が狂った革命家を熱演。絶対DVD化できない大傑作。いかりや長介も黒過ぎ。前田陽一監督『起きて転んでまた起きて』前田陽一によるマチャアキ・なべおさみ三部作の完結編。今回はやや落ち着いたコメディ。変顔のアップで終わるところに時代を感じますな。榊英雄監督『捨てがたき人々』我らがジョージ秋山原作。時間の無駄。萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版 銭の一・トイチの結婚 銭の二・一千万円の女』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版 銭の三・銀次郎VS整理屋』西村昭五郎監督『ミナミの帝王劇場版3 愛人契約』西村昭五郎監督『ミナミの帝王劇場版4 破産乗っ取り』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版5 甘い罠』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版6 偽装結婚』萩庭貞明監督『ミナミの帝王スペシャル劇場版 ローンシャーク・追い込み』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版7 先物取り引きの蟻地獄』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版10 待つ女』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版11 追憶』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版12 逆転相続』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版13 リストラの代償』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版14 借金極道』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版15 商工ローン・保証人の落とし穴』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版16 借金セミナー』萩庭貞明監督『ミナミの帝王劇場版17 プライド』作品が多すぎて、もはや内容を覚えることはできません。坂本浩一監督『ウルトラ銀河伝説』35年遅い。ふかさくきんじ監督『資金源強奪』謎のひらがな表記。悪が勝つ男のファンタジー映画。深作欣二監督『博徒解散式』世界のトミタこと冨田勲が音楽を担当。サントラ出ませんかね。内容は、時代遅れの男になりたい?中島貞夫監督『懲役太郎 まむしの兄弟』『ブルースブラザーズ』の元ネタらしい。喜劇要素の強いヤクザ映画。政太郎は星桃次郎のプロトタイプ。中島貞夫監督『鉄砲玉の美学』オール東映京都スタッフなのに何故かATGで公開。悲惨な青春ヤクザ映画。庵野秀明監督『新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生「DEATH(TRUE)」編』テレビ版の再編集映画。テレビを観たことのない人はついて行けない不親切さぶりは『ザブングルグラフティ』なみ庵野秀明監督『新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを君に』何でこんな気持ち悪い仕上がりになったんだ?しかも観てて恥ずかしくなるぐらい青臭い。ダメ。今村昌平監督『にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活』ドキュメンタリー。面白いとは思わなかった。萩庭貞明監督『ミナミの帝王1 トイチの萬田銀次郎』萩庭貞明監督『ミナミの帝王2 計画倒産』萩庭貞明監督『ミナミの帝王3 金貸しの条件』萩庭貞明監督『ミナミの帝王4 言われなき借金』萩庭貞明監督『ミナミの帝王5 キタの女闇金』1992年シリーズ開始。竹内力がさわやか。香月秀之監督『祭りばやし デコトラの鷲』『トラック野郎』と『男はつらいよ』を絶妙に合体。そこそこ面白かったけど予算が無いとチープになるなあ五社英雄監督『暴力街』安藤昇のリアルアクトが怖すぎ。山下耕作監督『強盗放火殺人囚』松方弘樹主演。フリーダムを追い求める男たちのファンタジー映画。ラストシーンで松方弘樹が男気爆発。森一生監督『不知火検校』悪事を重ね続けて検校の位をゲットしますがラストは。。。これはこれで悲惨ですなあ。円谷一監督『長篇怪獣映画ウルトラマン』もうちょっとマシな編集できなかったのかね。。。降旗康男監督『仕掛人梅安』錦ちゃんのメイクやりすぎ。東映が作ると殺伐とするなあ。降旗康男監督『駅 STATION』これといったストーリーは無い。北海道の景色と高倉健の姿を楽しむ映画だと思う。杉村六郎監督『プロゴルファー織部金次郎』武田鉄矢監督『プロゴルファー織部金次郎2 パーでいいんだ』武田鉄矢監督『プロゴルファー織部金次郎3 飛べバーディ』武田鉄矢監督『プロゴルファー織部金次郎4 シャンクシャンクシャンク』武田鉄矢監督『プロゴルファー織部金次郎5 愛しのロストボール』意外と面白い映画。もっと観たかったが残念ながらシリーズ中断。設定上、ゴルフはシリーズものとして不向きなんでしょう。雨天は絶対ダメだし、ギャラリーの確保に金が掛かるし。
2017年08月27日
コメント(0)
忙しくて、体調悪い。山田洋次監督『男はつらいよ』世にも残酷な映画。山田洋次監督『続・男はつらいよ』これもかなり残酷。全然笑えません。城定秀夫監督『デコトラ☆ギャル麻美』『トラック野郎』シリーズがいかに偉大だったかを知らされる一本。堀川弘通監督『狙撃』岸田森が見たくて観た。主役は加山雄三。石井隆監督『天使のはらわた 赤い眩暈』一時期、貪るように石井隆の映画を観まくってました。これ確かデビュー作では?ラストにしんみりしました。一瀬隆重監督『帝都大戦』『帝都物語』の、一応続編。評価は低いですが個人的には好きな映画。これもラストシーンがいいんです。鈴木雅之監督『プリンセストヨトミ』なぜか何度も観る機会に遭遇しているが面白いと思ったこと一度もなし。仕事でしょっちゅうからほり商店街に行かされていたこともあってうんざり。渡辺祐介監督『刑事物語3 くろしおの詩』沢口靖子の棒読みアクトが熱い。鷹森立一監督『夢のハワイで盆踊り』意外と真面目な映画。湯浅憲明監督『ガメラ対大悪獣ギロン』生意気なクソガキ共に翻弄される宇宙人たちが不憫です。湯浅憲明監督『ガメラ対大魔獣ジャイガー』平泉成が若いね。リック・バスター監督『モハメド・アリ 黒い魂』勝新がプロデュースしたドキュメンタリー映画。ナレーションなし。なんかスゴかった。貞永方久監督『必殺!THE HITSSATU』シリアスとコメディのバランスが絶妙。面白いです。FROGMAN監督『天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬』時間の無駄。二度と観ない。坂本浩一監督『劇場版ウルトラマンギンガS 決戦ウルトラ10勇士』円谷プロも必死なのは分かるが。主役がナンチャンに似ている。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王7 銀次郎VS悪徳弁護士』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王8 詐欺潰し』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王9 銃撃の復讐』既にパターン確立。それだけにどれも同じ内容に見えます。よく出来てます。野口晴康監督『大巨獣ガッパ』日活唯一の怪獣映画。怪獣がダサいよ。山本陽子は美人だなあ。のちにハングマン(コードネーム・パピヨン)へ転身。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王10 堕ちる女』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王11 嘆きのニューハーフ』無名時代のはるな愛が好演。かわいいです。でも阪神百貨店の地下食料品売り場でのロケを見かけた時はごっつかったです。大森一樹監督『ベトナムの風に吹かれて』気さくな監督。サインは家宝です。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王12 癒えない傷跡』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王13 システム金融』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王14 アリバイ証明の罠』どんな内容だったか思い出せない。それがいいのかもしれない。ユージン・ルーリー監督『原子怪獣現わる』『ゴジラ』はこの映画をパクってます。よく似てます。でもこちらはかなりショボイ。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王15 トイチの身代金』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王16 非情のライセンス』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王17 極道金融』これでいいのだと思う。樋口真嗣監督『巨神兵、東京に現わる』そんなに面白いとは思わなかった。すべてアナログで撮影されたそうだがホンマか?庵野秀明監督『シン・ゴジラ』2回も観てしまった。面白かった。けど、次回作のハードルを一気に上げてしまったことが心配。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王18 騙しの方程式』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王19 闇の裁き』続けることが大切だと思う。清水大敬監督『熟女ラーメン おつゆは熱々』意外と真面目でハートウォームな映画。清水大敬の人柄が伝わってきます。降旗康男監督『本日ただいま誕生』植木等主演の強烈な映画。主人公の生き様、思想、人生観が強烈すぎ。僕には無理です。舛田利雄監督『零戦燃ゆ』青春映画っぽい作り。ヒロインは先日、京都府警に書類送検された早見優。金田治監督『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』これ面白いか?金田治監督『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』突然ズバットが出てきた。そこだけ面白かった。ダルトン・トランボ監督『ジョニーは戦場へ行った』原作者自ら監督。理屈ではない。理屈ばっかり言うアホは観なくていい映画。高橋良輔監督『ドキュメント 太陽の牙ダグラム』よく出来た映画。タイトル通りの編集。そのため初見の人でもついていける。富野由悠季監督『ザブングルグラフティ』タイトル通りグラフティ。そのため初見の人には絶対についてこれない。新藤兼人監督『さくら隊散る』高校生の時、なぜか見たいと思っていた映画。念願かなって観れましたが、壮絶でした。三池崇史監督『極道大戦争』この人は当たり外れが大きい。渡辺祐介監督『必殺仕掛人』松竹大船版必殺シリーズ。意外と面白い。やっぱり渡辺祐介はスゴイ。渡辺祐介監督『必殺仕掛人 梅安蟻地獄』大船撮影所で作ってるので谷よしのも出てるヨ。スッキリしないラストがイイ。貞永方久監督『必殺仕掛人 春雪仕掛針』本家必殺の貞永監督による力作。とてもイイです。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王20 絆KIZUNA』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王21 裏切りの報酬』いしのようことか竹井みどりがなぜかウザい。本多猪四郎監督『ゴジラ デジタルリマスター版』画面がややハッキリしたかなぐらい。内容はもはや言うべきことはありません。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王22 男たちの過去』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王23 詐欺の手口』忘れた。ギレルモ・デル・トロ監督『パシフッィク・リム』期待して観たが、なんじゃこりゃ。。。何で評価高いのかさっぱりわからん。朝原雄三監督『釣りバカ日誌20』谷啓が。。。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王24 波に浮かぶ札束』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王25 誘惑の華』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王26 一千万の銃弾』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王27 仮面の女』『誘惑の華』にヤバい描写の連続。イイのか・・・?園子温監督『愛のむきだし』2016年度の最高傑作。言うことなし。山田稔監督『飛び出す立体映画イナズマン』時間と金が無いのがモロ分かり。酷い映画ですよ。佐藤肇監督『海底大戦争』矢島信男の特撮だけすごかった。『マイティジャック』に招聘されなかったのがつくづく惜しい。森崎東監督『喜劇女は度胸』下品な渥美清が清々しい。マイケル・ホイ監督『Mr.BOO!インベーダー作戦』下品だなあ。広川太一郎のデタラメな吹き替えが最高。本多猪四郎監督『空の大怪獣ラドン』特撮がスゴすぎ。本多猪四郎監督『大怪獣バラン』これ、いいの?そりゃまずいわ。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王28 恐喝のサイト』萩庭貞夫監督『ミナミの帝王29 闇の代理人』マンネリでイイと思う。野田幸男監督『ゴルゴ13 九龍の首』千葉真一主演。何かが違う。山口和彦監督『けんか空手 極真無頼拳』千葉真一主演。マス大山もびっくり。斉藤武市監督『赤い夕陽の渡り鳥』小林旭がカッコよすぎ。デタラメな世界観も最高。マキノ雅弘監督『日本侠客伝 関東編』脚本は村尾昭。やっぱり。。。加藤泰監督『緋牡丹博徒 お竜参上』こういう映画は完全に絶滅しました。貧しいことです。富野由悠季監督『伝説巨神イデオン 接触編』何度観ても考えさせられます。恐ろしくて発動編が観れません。。。萩庭貞夫監督『ミナミの帝王30 破産の葬列』そんなこんなで2016年は終了。
2017年05月04日
コメント(0)
実相寺昭雄と同じく京都が大嫌い。街並みは好きなんですが、自分本位の京都人が本当に嫌い。そのため京都の学校に籍を置いていながら極力京都へ行かないよう日頃から心掛けてます。そんな中、実相寺昭雄の没後10年を記念して京都で上映会が開かれると聞き、本日行ってきました。理由はたまたま休みが取れたから。それと、同じ京都でも学校へ行くより会場のほうが遥かに近かったから。阪急電車一本で行けるので超楽チンです。つうことで午前中は某駅構内にあるいつもの喫茶店で論文の手直し作業。その後阪急電車に乗って京都文化博物館へ。本日のプログラムはTBS在籍時代のスタジオドラマ『おかあさん』から「あなたを呼ぶ声」「生きる」「さらばルイジアナ」の三本連続上映。どれもソフト化されてません。そもそも映像が残っていること自体が奇跡。つうことでドキドキしながら上映開始を待っていると頭上でおばはんの話し声。どこでもエエからさっさと座れよ、しかもよりによって何で俺の頭の上でゴチャゴチャしとんねん・・・とイライラしながら声の主を睨みつけると、さ、さ、さ、相良夫人こと実相寺昭雄夫人ではございませんか!どこに座るか迷っておられたご様子でした。「前失礼しまーす」と相良夫人が僕の座っている前を通られるのですが、お尻が膝にぶつかってしまい「すいません」と謝られても困ってしまいます。すかさずこちらも「ご、ごめんなさい」と相良夫人へ謝罪の言葉を述べさせていただきました。そんなこんなで上映開始。実相寺昭雄の演出家としてのデビュー作「あなたを呼ぶ声」は完全に大島渚の世界でした。テレビ版『愛と希望の街』。でもワンカット長回しの連続、アップの多用、音楽と効果音の使い方など既に「完成」されていました。すごかった。相良夫人も身を乗り出して御覧になっていました。つづく「生きる」は石堂淑朗による喜劇。話はあまりぱっとしなかったもののカメラワークに圧倒されました。やりたい放題。そして最後が「さらばルイジアナ」。原知佐子主演。スクリーンにどーんと映し出される原知佐子よりも真横にいる相良夫人が気になって仕方おまへん。ここにいてまんがな~。はひーはひーの興奮状態。そんなこんなで樋口尚文と堀内正美によるトークショー開始。堀内正美の実相寺話は毎回抱腹絶倒。「ここだけの話ですけど・・・」と断ったうえでお話された実相寺昭雄と生前に交わした最後のやり取りに思わず涙(※笑いの)。トークショー終了後「皆さんで記念撮影しましょーよ」と堀内正美の気さくな提案で急遽記念撮影。相良夫人の後をついて並びました。何気に八木毅監督や金子修介監督夫人の姿も!すげーな。。。この記念写真はどこかでupされることでしょう。そんなこんなで相良夫人にサインを頂戴しようとずっとタイミングを狙っていたものの記念撮影終了後、業界人たちが集まり始め、とても素人が入れる雰囲気ではなくなってしまい断念。でも相良夫人のお尻の感触は今も僕の左膝に残ってますよ。生きてるとたま---に良いことありますな。そんなこんなでせっかく平日に京都へ来たので学校で調べ物をする気になりましたが、市バスが大嫌いなので烏丸御池から歩いて学校へ。バカみたいに遠かったです。それぐらい市バスに乗るのが嫌なんです。で、相変わらず図書館のアナウンスの悪さに激怒。ここの学校(京都人)の体質なんでしょうな。ホントに毎度毎度説明が足りない。一応目的は達成できたもののイライラしながら帰宅。やっぱり京都は嫌いだ。京都売ります!
2016年12月09日
コメント(0)
今年も残すところあと10ヶ月。昨年は菅原文太に始まり、菅原文太で終わった一年でした。鈴木則文監督『トラック野郎 御意見無用』記念すべき第一作。こちらが引いてしまうぐらいやりたい放題鈴木則文監督『トラック野郎 爆走一番星』調子に乗って第二弾。研ナオコのバスガイドさんが最高鈴木則文監督『トラック野郎 望郷一番星』下品。だけど熱い。何気に傑作鈴木則文監督『トラック野郎 天下御免』トラックは派手ですが内容は地味。でも面白かった鈴木則文監督『トラック野郎 度胸一番星』マニアの間ではベストとされている。確かに文句なしのベスト鈴木則文監督『トラック野郎 男一匹桃次郎』お正月作品らしく出演者が超豪華。つらいときはこれを見ると元気になる鈴木則文監督『トラック野郎 突撃一番星』一番星号が宇宙を飛びます。それだけでお腹一杯。三番星ことせんだみつおも登場鈴木則文監督『トラック野郎 一番星北へ帰る』桃さんの過去が明らかになる。ひたすら地味だけど熱い鈴木則文監督『トラック野郎 熱風5000キロ』「一番星ブルース」が使用されない謎の一本。トラックよりもダンプが活躍鈴木則文監督『トラック野郎 故郷特急便』最終作。ラストシーンの桃さんが猛烈にカッコいい。大傑作本多猪四郎監督『ゴジラ』毎年必ず観てしまう。本多猪四郎監督『キングコング対ゴジラ』これも毎年観てしまう。小難しいことは削りまくった作風本多猪四郎監督『モスラ対ゴジラ』前作とは対照的に社会派路線。結構ハードな内容飯島敏宏監督『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』合成が素晴らしい。内容も。未見の方にお勧め飯島敏宏監督『ウルトラマン コスモス THE FARST CONTACT』難しいテーマをさらりと仕上げてしまう手腕が素晴らしい。テレビ版は観たことありませんが下山和也監督『復興リアルドキュメンタリーFILM 僕らはココで生きていく』残念ながら大味すぎてあまり印象に残らなかった。淡々と作ったつもりが冗長に感じられて本多猪四郎監督『三大怪獣地球最大の決戦』『赤ひげ』の穴埋めお正月映画。そのせいか何となく全体的に雑な感じがします本多猪四郎監督『怪獣大戦争』日米合作映画だということを最近知った金子修介監督『恋に唄えば♪』意外なことに面白かった。傑作の部類に入ると思う。ヒットしたんでしょうか?もったいない本多猪四郎監督『モスラ対ゴジラ(1980年公開版)』『のび太の恐竜』の併映。懐かしいですな。カットの嵐で妙にテンポが良すぎ福田純監督『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』スケール小さいですが結構好き。共産圏っぽい組織が出てくるのが時代ですなあ竹本弘一監督『劇場版電子戦隊デンジマン』意外にも傑作。これ深いよ降旗康男監督『鉄道員』SF映画です。そういう視点で観ていただきたい福田純監督『ゴジラの息子』ものすごいタイトルです。地味だけど特撮はすごい。バランスの悪さが味北村龍平監督『ルパン三世』かくし芸大会深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』何べん観ても面白いです。特撮もすごいです。でも東映なのであか抜けない。そこが味です本多猪四郎監督『怪獣総進撃』ひたすらバトル。短縮版の『ゴジラ電撃大作戦』のほうが印象的鈴木則文監督『トラック野郎 故郷特急便』また観てしまった。ラストは泣けます中澤祥次郎監督『海賊戦隊ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン』ダメだな金田治監督『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』何べん観ても意味不明。酷い映画です周防正行監督『Shall we ダンス?』久しぶり観ましたが、やっぱりいい映画です。飽きません周防正行監督『舞子はレディ』うーん。もうちょっと短くてもよかったのでは?高畑勲監督『じゃりン子チエ』面白かったけど、何とも言えないジメッとした感じがするのはなぜ?阪本順治監督『どついたるねん』面白かったけど、面白く感じられなくなったのは歳を取ったせいでしょうか?深作欣二監督『仁義なき戦い』『男はつらいよ』と同じくあらゆるネタが凝縮されているため、全体的にダイジェスト版的な仕上がりに。そのため展開についていくのが結構しんどい深作欣二監督『仁義なき戦い 代理戦争』地味な展開が延々と続く。テーマは就活。広能昌三が親身にサポート深作欣二監督『仁義なき戦い 頂上作戦』小林旭がカッコいい。結局最後はみじめですなあ田崎竜太監督『仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010』構成が凝ってますがふつうに作れなかったんでしょうか?Wは面白いです石井隆監督『GONIN』凄惨な映画。全員死にます。個人的には続編の『2』のほうが好き矢吹公郎・今沢哲男監督『一休さん』第1話を東映まんがまつりにて上映。『一休さん』サーガを語るうえで第1話は押さえておくべき田口勝彦監督『秘密戦隊ゴレンジャー 真っ赤な大進撃』『一休さん』と同じく。こちらは気軽に観れます。気軽に観る歳でもありませんが畠山豊彦監督『ロボコンの大冒険』テレビ版とは別に作られた新作。これがなかなか面白かった葛西治監督『UFOロボ・グレンダイザー対グレートマジンガー』なぜ剣鉄也が登場しないのか?当時も今も不満。けど兜甲児がグレートを操縦する展開も燃えました設楽博監督『長靴をはいた猫・80日間世界一周』なべおさみが大熱演。こういう劇場用映画は絶滅しました。唯一奮闘しているのは『アンパンマン』ぐらいか?矢作俊彦監督『AGAIN アゲイン』30年ぶりに観た。ひたすらカッコいい。テロップが挿入されていたはずが削除されていた。テロップ版は廃棄された?本多猪四郎監督『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』傑作栗山冨夫監督『釣りバカ日誌』シリーズ化しただけあって面白かった。『男はつらいよ』とは対照的にカラッとしてて。景色観てるだけで癒されます栗山冨夫監督『釣りバカ日誌2』前作とはパラレルワールド。続編のようでいて続編ではない。シリーズ化を想定してか前作の設定をいったんリセットしてます。おかげで面白さ半減佐藤純弥監督『新幹線大爆破』お話と特撮が見事に融合。長いけど飽きません。でもネタとしては『ウルトラQ』のほうが早かった森谷司郎監督『日本沈没』テレビ版もすごいが映画版もすごいよ。丹波哲郎に総理大臣になってほしいと心から願う山田洋次監督『馬鹿まるだし』本人は喜劇を作っているつもりらしいが全然笑えない。悲惨すぎて。山田洋次の初期の作品はこんなのが多い。実は同期の大島渚と作風が一緒だったりして山田洋次監督『たそがれ清兵衛』久しぶりに観たが大傑作だった。こんなに面白かったっけ?工藤栄一監督『十三人の刺客』うーん。『七人の侍』のほうがいいな。西村晃のラストは『必殺!3』で無様に殉職した京本政樹そっくりだった宮田大策監督『デコ軽トラッカー杏奈』『トラック野郎』を安易に扱うとなぜか暗い作風になってしまう。しかもしょっぱい出来橋本幸治監督『ゴジラ』好きなほうですが、この監督を起用したのは失敗だったと思う大森一樹監督『ゴジラvsビオランテ』近年再評価が高まっている。遅いよ!中島貞夫監督『脱獄・広島殺人囚』松方弘樹がひたすら刑務所から脱獄しまくるだけの映画。東映が作るとなぜこんなに野暮ったくなってしまうのか?それが味なんですがね東陽一監督『わたしのグランパ』勝手にその後の星桃次郎を描いた映画と思い込んでいる。事実、鈴木則文が映画化を構想していたという。菅原文太が飄々としてていい感じ長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』原爆を作った理科の先生・沢田研二と警視庁の刑事・菅原文太が大バトル。ゾンビになった菅原文太が猛烈です。奇しくものちに二人とも脱原発運動を展開することになります
2016年02月12日
コメント(0)
初夢はアイゼンボーグと有料老人ホーム探しだった。佐藤肇監督『吸血鬼ゴケミドロ』新年から絶望感満々なものを観てしまいました。この一本が2014年を決定した躰中洋蔵監督『Juku-jo(熟女)トラッカー』トラックの出てくる映画は何でも観ようと決意。しかしいきなりハズレ渡辺祐介監督『必殺仕掛人』松竹大船版。結構おもしろかった本多猪四郎監督『海底軍艦』かなり急いで作られたらしい。あまり面白いとは思わなかった井上芳夫監督『君は海を見たか』倉本聡脚本。泣けた。ショーケンが父親役を演じたテレビ版も観たいです貞永方久監督『必殺仕掛人 春雪仕掛針』これ原作のエピソードがいいんですよ。映画も面白い原田徹監督『七衛門の首』ナンチャン主演の短編時代劇。ホント時代劇絶滅寸前でどうなるんだ?森谷司郎監督『海峡』高倉健は寒いところの撮影が嫌だったらしいおかひでき監督『ウルトラマンサーガ』結構面白かったけど平行世界とかパラレルワールドとかいい加減飽きた小野田嘉幹監督『鬼平犯科帳』大コケしましたな。テレビドラマの劇場版は博打みたいなものです落合賢監督『太秦ライムライト』福本清三先生初主演作。悪いけどあまり面白いとは思わなかった服部光則監督『企業戦士YAMAZAKI』面白かった。菅野美穂が可愛かった。出演者のほとんどがのちに『ウルトラマンティガ』に出演。これパイロットフィルムか?村川透監督『蘇える金狼』これやりすぎでしょ?(笑)アイゼンボーでおなじみの二家本辰巳さんが火だるまになってます若松孝二監督『キャタピラー』2014年のベスト。観ないとダメ五社英雄監督『闇の狩人』長い金田敬監督『農家の嫁 三十五歳、スカートの風』80年代後半のATG映画みたいな内容。山内としお頑張ってるなあ坂本太監督『風間ゆみの母娘丼』エロくもないし、ATGみたいな感じでもないし鈴木則文監督『トラック野郎 御意見無用』『男はつらいよ』一作目と同様エピソード詰めこみすぎ。でも面白いからいい鈴木則文監督『トラック野郎 爆走一番星』研ナオコがすばらしい。ハハハ、太宰は面白いなー鈴木則文監督『トラック野郎 望郷一番星』シリーズで一番パワフル。下品な!実相寺昭雄監督『宵闇せまれば』『怪奇大作戦』の前に撮ったのかな?息苦しいです実相寺昭雄監督『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』なんべん観ても飽きない須川栄三監督『野獣狩り』藤岡弘、が信じられないアクションに挑戦。要求する側もすごい・・・若松孝二監督『水のないプール』永遠の名作。これは政治だ片岡修二監督『阿修羅への道』最近のVシネはダメ。怖くない降旗康男監督『日本の黒幕』昭和の役者は顔がオヤジ顔で怖い小林政広監督『ギリギリの女たち』東日本大震災後の福島を舞台にした必然性が感じられない山本薩夫監督『戦争と人間 第一部』気合い入りすぎ。長い。中村勘三郎が子役出演西河克己監督『スパルタの海』戸塚宏応援映画。一本の映画として面白かった実相寺昭雄監督『アリエッタ』ただひたすら悲惨。アイゼンボーでおなじみの二家本辰巳さんが僧侶役で出演実相寺昭雄監督『ラ・ヴァルス』実話らしい。アイゼンボーでおなじみの二家本辰巳さんが技闘を担当実相寺昭雄監督『對話 ディアローグ』売る気ないでしょ?(笑)吉良平治監督『隣人』吉良平治と言えば南果歩・・・山本薩夫監督『戦争と人間 第二部』これまた長い大森一樹監督『ヒポクラテスたち』高校時代夜中にテレビで観たなあ。古尾谷雅人が統合失調症を発症するシーンをはっきり覚えていた。懐かしい。まさか数年後そっちの業界に就職するとは(笑)山本薩夫監督『戦争と人間 第三部』ソ連軍との戦闘シーン。どんだけ金掛けてんの!?演習?河崎実監督『地球防衛未亡人』そこそこ面白かった仰木豊監督『極道刑務所』刑務所を民間委託。競争原理もついにここまで来たか(笑)。所長の竹内力がやりたい放題。でも全然怖くない。面白いのは設定だけ大森一樹監督『ゴジラVSキングギドラ』久しぶりに観たけど面白かった。アラも多いけど勢いでいいんです寺田農監督『マイ・ブルーヘブン』珍作坪島孝監督『クレージーだよ天下無敵』寺田農前夫人がヒロイン。猛烈に面白かった。植木等先生最高本多猪四郎監督『キングコング対ゴジラ』言うことなし本多猪四郎監督『宇宙大戦争』特撮がすごい。世界初の宇宙空間での戦闘描写。ジョージ・ルーカスはまたもやパクったらしい小林浩一監督『東京デカメロン』オムニバス映画。二本目は実相寺昭雄が脚本を書いたのでは?ギャレス・エドワード監督『ゴジラ』これ面白かった?途中で寝ました。ムートー気持ち悪いよ大河原孝夫監督『ゴジラVSメカゴジラ』ラドンの仙台駅前襲撃シーン。5月ごろ学校の掲示板にエキストラ募集のビラが貼ってあった本多猪四郎監督『フランケンシュタイン対地底怪獣』ラストシーンが壮絶で物悲しい(海外版じゃないほうね)
2015年01月02日
コメント(0)
謹賀新年。たぶん生まれて初めてではないかと思いますが元旦に初詣。ところが参拝するまで長蛇の列。待つこと、並ぶことが大嫌いなので帰る。今年もこんな感じでスタート。黒澤明監督『七人の侍』正月ぐらいじっくり古典を観ないといけません手塚治虫・山本暎一共同監督『クレオパトラ』すごい大作。でも失敗したらしい。特撮とアニメの融合にもチャレンジ。壮大な実験作小中和哉監督『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の決戦』良質なジュブナイル。コレ面白い山田洋次監督『東京家族』面白かったけど期待していたほどではなかった。菅原文太が撮影寸前に降板福田純監督『エスパイ』由美かおるのヌードがよかった。音楽が必殺シリーズほとんど同じなのは平尾昌章が手を抜いたから出目昌伸監督『俺たちの荒野』ちゃんと観なかった高橋巌監督『12月8日、晴れ-路面電車考-』実相寺昭雄出演のドキュメンタリー。楽しそう。こういうのいいね実相寺昭雄監督『春への憧れ』ハイビジョンの研究用に撮った短編。ロケ地奈良。音楽ショパンのみ。かなり好きです実相寺昭雄監督『東京幻夢』『春への憧れ』に続く第二弾。日本で初めてハイビジョンを取り入れたのが実相寺昭雄なんですよ富野善幸監督『伝説巨神イデオン 接触編』圧巻。主題歌『セーリング・フライ』がいいですね富野善幸監督『伝説巨神イデオン 発動編』もっと圧巻。ラストシーンはなんだか涙が出ます石田勝心監督『東京湾炎上』テロリストと政府要人&特撮監督&丹波哲郎の熱い戦い。水谷豊がボウガンで串刺しにされます山田稔監督『仮面ライダー対ショッカー』ダブルライダーの活躍はグッときます山田稔監督『仮面ライダー対じごく大使』ストーリーがあるようなないような。仮面ライダーが馬を操るとこがカッコイイです山本薩夫監督『にせ刑事』勝新太郎先生主演。それだけです大島渚監督『日本の夜と霧』結婚式会場で好き勝手に延々演説をぶちあげるだけの映画。難解勝新太郎監督『顔役』ちゃんと原作を読もうと思いますデヴィッド・レイン監督『サンダーバード劇場版』大晦日か体育の日にテレビで観たことありました。なんかイマイチなのはなぜ?デヴィッド・レイン監督『サンダーバード6号』前作同様こけたらしい。長けりゃいいというものではない。特撮はすごいです舛田利雄監督『二百三高地』大傑作。日本もロシアも関係ないよ。あおい輝彦に涙松本正志監督『さらば海底空母イ401 幻のパナマ運河大爆撃』大映映像制作のドラマスペシャル。けど出演者は東宝系。特撮も川北紘一が担当。おもろしかった金田治監督『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカーDC版』昭和ライダーの扱いが酷い。オール系はもうやめようよ舛田利雄監督『首都消失』なぜか盛り上がらない。関西テレビの映画製作第一作。予定通り『影の軍団』を作ればよかったのに中村武雄監督『くるみ割り人形』人形アニメの壮絶な作品。これ完成まで何年かかったんでしょう?そっちが気になった降旗康男監督『あなたへ』悪くはないけどいいともいえない。何かが足りない金子修介監督『ガメラ 大怪獣空中決戦』よく出来ているけどレギオンのほうが好き西村潔監督『消えたタンカー』この人は特撮に向いていない川北紘一監督『ガンヘッド2025』『ガンヘッド』観たことないんです斉藤耕一監督『津軽じょんがら節』一時期、斉藤耕一の映画ばっかり観てたなあ石本統吉監督『空気がなくなる日』1949年製作。冒頭のアニメがリアルすぎ。のちのピープロ社長・鷺巣富雄の仕事がハンパ無くすごい渡辺祐介監督『やればやれるぜ全員集合!!』松竹版ドリフ映画。奇跡のNHK-BSでの放送。DVD発売の布石か?内容は大したことなかった三隅研次監督『釈迦』なんべん観てもスケールのデカさに圧倒されます。それと鷺巣富雄のリアルアニメも!鈴木清順監督『夢二』主演ジュリー。内容は分からなかったけどビジュアルはすごい。『美少女仮面ポワトリン』に出ながら撮影渡辺祐介監督『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』詰襟姿のドリフメンバーが自転車漕いでるシーンで腹が痛くなりました。DVD出たら買います森崎東監督『ロケーション』いい映画です。こういう映画なくなりましたな山田洋次監督『虹をつかむ男 南国奮闘編』好きではなかったけど改めて観ると結構おもしろかった工藤栄一監督『影の軍団 服部半蔵』長い。もうちょっとテンポがよければ。初代服部半蔵を藤田まことが好演。すぐ死ぬけど山本嘉次郎監督『ハワイ・マレー沖海戦』GHQがホンモノと信じて疑わなかった話は有名。特撮が超リアル。黙っていればドキュメンタリーフィルム飯島敏宏監督『ホーム・カミング』一年一度は観直したくなる実にいい映画だった。円谷、木下プロ系の役者が総出演。ヒットしなかったのが残念深作欣二監督『暴走パニック 大激突』琵琶湖の果てにブラジルがあると信じています
2015年01月01日
コメント(4)
名古屋ライブの翌日、風邪をぶり返してしまい5日ほど欠勤。しかも突発性難聴みたいになってしまい只今右があまりよく聴こえない。でもやることをやらないといけない。ということで倦怠感と発熱に苛まれながらも英語に取り掛かる。そしてネイティブの先生にチェックしてもらったが「英語ハヨク出来テマス。ケド日本語ガチョット・・・」と予想外のダメ出し。助手の言った通りに改稿したのに。。。しかもこの助手は今年に入って二度目の失態。連絡調整とか指導とか向いてないんじゃね?とは言わなかったが本人を目の前にしてそのように思った。図書館で参考文献を少しだけ漁ってから午前中以上に発熱しながら実相寺昭雄のAVを上映するミニシアターへ(しかも職場の近く)。京都に続いて第二弾。ラインナップはほとんど同じだが今回は寺田農が演出したAV「マイ・ブルーヘブン」を特別上映。製作はコダイなのでスタッフはいつもの実相寺組。そして実相寺昭雄は音楽監督というポジションで参加。肝心の内容はちゃんとした役者を使えば2時間サスペンスでも成立するようなレベルの高さにもかかわらず、出演者の多くは素人なので学芸会レベル。さらにバブル期ということもあり、やたら豪華なセットや衣装が余計に学芸会レベルを引き立たせてくれてたりする。主役は実相寺組の常連・清水絋治。「ウルトラマンA」での栗虫太郎役が印象的。この人がいてくれたおかげで最後まで観れたようなもの。演出の寺田農もチョイ役で出演。この人、部類のAV好きを公言。念願叶ってかアバンギャルドな撮影にも挑戦。雑居ビルの非常階段でチョメチョメのシーンを撮影。しかも真向かいに消防署。さらに消防署にはパトカーが停まっていたりする(撮影に気づいてんじゃね?)。カメラのフォーカスは女優ではなくパトカーに当てる悪ノリぶりを発揮。さらにエキサイティングしてきたのか、ハンディカメラを意味なくグルングルン回しながら女優を写し続ける。ノリまくりの農が興奮のあまりビルから落っこちたりしないかヒヤヒヤさせられた(ついでにこちらは熱があったので気持ち悪くなったりして)。農のエキサイティングは止まらず、山本竜二による謎の赤ちゃんハイハイシーンを撮影。このシーン、ストーリーと全然関係ナシ。でも現場は皆ノリノリだったのでしょう。本来なら編集段階でカットされる竜ちゃんの熱演をあえて収録。ここまで来るとただの思い出づくりです。ただし、実相寺昭雄だけは非凡です。音楽は唱歌「蝶々」のみ。それを何曲もアレンジさせたものを随所に挿入。同じ曲なのにまったく別の曲に聴こえる。しかも効果的に使用されるのでダラダラした展開にメリハリが。さすが東京藝術大学教授。のちに演出する「ウルトラマンマックス」でも「蝶々」を使用しているのは「マイ・ブルーヘブン」がヒントになっていたのか?とにかく音楽だけは脱帽させられました。わざわざ足を運んだ甲斐がありました。ちなみに同時上映はおなじみ「アリエッタ」。調べると色々なバージョンがあるらしい。成人指定バージョン/デジタル版 80分成人指定バージョン/デジタル版 75分成人指定バージョン/35ミリフィルム版 80分特別短縮バージョン/デジタル版 52分まだ他にもあるのでは?詳しい人教えて下さい(現在流通しているのは特別短縮バージョン)。これ傑作なんでちゃんと商品化しないかなあと思いつつ体調不良により農の作品だけ観て帰宅。明日から論文頑張ります。
2014年11月30日
コメント(0)
偶然知ったけど前売り買って行ってきました。ラインナップが強烈。全部AVです。『アリエッタ』(1989年 成人指定バージョン/35mm)『ラ・ヴァルス』(1990年 成人指定バージョン)『ディアローグ[對話]より 堕落~ある人妻の追跡調査~』(1992年 一般バージョン)『隣人』(1993年 ※吉良平治名義)眩暈というか唖然というか、どれもこれも生きていくのが嫌になる作品ばかり(笑)。これだけ観てて元気づけられない作品も珍しいです。『アリエッタ』の成人指定バージョンを観るのは十数年ぶり?確かビデオ以外商品化されていないはず。AVとしては破格の製作費が掛けられたとのことで確かに美術や役者など一般映画に引けを取らない仕上がり。実話をベースにしただけあってAVのはずなのに胸が締め付けられます。昨今話題に上るシングルマザーや女性の労働などを切り口にしつつも、実相寺昭雄は女性を「モノ」としか見ていないので鬼畜生ぶりが炸裂。余計に胸が締め付けられます。深夜なのに(笑)。つづく『ラ・ヴァルス』はミステリーを加味。こちらも一般映画並みの重厚さ。山本竜二がいいですね。ラストがまた何とも・・・。こんなの20代で観たらダメだよなあと思いながらリアルタイムでレンタルしてました。そして『ディアローグ』ですが、こちらは力尽きて寝てしまいました。無名時代の豊川悦史が神経質そうなサラリーマン役を好演してます。この直後でしょうか『ナイト・ヘッド』でブレイクするのは。そんなこんなでオオトリは幻の吉良平治名義による『隣人』。バブルがはじけた直後ということもあってか、これまでの作品に比べるとこじんまり。尺稼ぎのためかドラマ部分よりも性交シーンがやたらと多く、その分セットも限定。明らかに予算が大幅に削られてはいるものの鬼畜生ぶりは変わらず(笑)。げんなりした気持ちと共にさわやかに朝焼けを迎える。途中、常連俳優・堀内正美と御弟子筋にあたる古林浩一(小林浩一・遊法仁)によるトークショーあり。これがメチャクチャ面白かった。加賀恵子失踪の理由(実相寺昭雄の葬式に実はこっそり参列していた!)、撮影裏話、さらには今回の上映とは全然関係ない『警視-K』(勝新は実相寺昭雄の演出に注目していたとのこと。でなきゃ『帝都物語』に出演しませんよね)まで抱腹絶倒のトークが繰り広げられました。でもそのあと上映された作品の鬼畜生ぶりに・・・。とはいえ今回、古林浩一の証言により変名を使った理由が明らかになりました。洋泉社『実相寺昭雄研究読本』で示されていた「仮説」とは異なり、単純に実相寺昭雄だと予算を喰ってしまうため企画を通すために変名が用いられたのが真相らしい。吉良平治名義の作品は『隣人』以外にも2本ほど存在するはず。さらに蛇美隆(ジャミラ?)名義でも何本か撮っていたり、監修作品や寺田農がKUKIで撮ったAV『マイ・ブルー・ヘブン』(主演・原田ひかり。後に覚醒剤容疑で逮捕)の脚本か編集にも携わっていたはず。ということでその辺りの研究がまだまだ手薄なので今後明らかにされることに期待したいです。それにしてもこんなAVを撮りながら小沢征爾や朝比奈隆の演奏会の撮影を一任されたり、東京藝術大学の名誉教授に就任しつつもいつも着ている服がけろけろけろっぴだったりと、猛烈な才人ですなあ。。。
2014年09月21日
コメント(0)
観たというよりほとんど垂れ流し状態。映画をあまり熱心に観なくなってきた。黒澤明監督『生きものの記録』三船敏郎の老け役が見どころ深作欣二監督『里見八犬伝』角川だなあ中西健二監督『花のあと』北川景子は美人だが髪をあげると鼻の穴がものすごく目立つことを発見。どんどん時代劇に出てほしい武田一成監督『サチコの幸』これせつないよ池田宏監督『空飛ぶゆうれい船』若き頃の宮崎駿も参加。古き良きまんが映画大島渚監督『愛の亡霊』ドリフのコントだよ、これ森谷司郎監督『日本沈没』日本映画専門チャンネルで放送。東日本大震災から1年を迎え、あえて放送したとのこと。いいことだと思うリドリー・スコット監督『ブレードランナー』よくわからなかった。みんなうどんばかり食べてた平山秀幸監督『必死剣鳥刺し』トヨエツのポチャポチャした上半身だけが印象に残った小中和哉監督『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』変なガキが出てくるシーンがうざかった浦山桐郎監督『キューポラのある街』そういう時代だったんだね藤田敏八監督『修羅雪姫』キル・ビルの元ネタというよりパクリいまおかしんじ監督『島田陽子に逢いたい』誰得かさっぱりわからない狂った映画黒木和雄監督『原子力戦争』こわい映画。かなりマジで蔵原惟繕監督『栄光への5000キロ 特別編』石原プロの封印映画がついに解禁。期待していた割には面白くなかった本多猪四郎監督『空の大怪獣ラドン』リアル&ミステリーの傑作根岸吉太郎監督『遠雷』水曜ロードショーで観た記憶あり。これで永島敏行は農業にハマったらしい熊井啓監督『黒部の太陽』石原プロの封印映画がついに解禁。期待していた割には面白くなかった深作欣二監督『蒲田行進曲』畳みかけるようなテンポがすごい。面白かった山田洋次監督『男はつらいよ』二、三本映画作れるくらいのネタを投入しているので濃厚久松静児監督『警察日記』なるほどね山田洋次監督『続・男はつらいよ』これはキツイ!初期の寅さんはホントキツイわ。。。森崎東監督『男はつらいよ フーテンの寅』最後のシーンで泣いた小林俊夫監督『新・男はつらいよ』マニアには評判悪いが結構いけていると思う原一男監督『さよならCP』浪人の頃から観たいと思っていた一本。我ながら観るの遅い山田洋次監督『男はつらいよ 望郷編』これもなんだかな。残酷すぎだよ!伊藤俊也監督『ロストクライム 閃光』長坂秀佳の脚本だったがなんだかいまいち。かたせ梨乃ってホントに芝居が下手くそだなあ貞永方久監督『必殺!主水死す』これはこれでいいのでは?山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』忘れた大根仁監督『モテキ』そうねえ富野由悠季監督『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』なんで劇場版作ったんだろう?富野由悠季監督『機動戦士Zガンダム2 恋人たち』なんで主題歌がガクトなんだろう?富野由悠季監督『機動戦士Zガンダム3 星の鼓動は愛』ラストがなあ…橋本幸治監督『さよならジュピター』色々な意味で変な映画鈴木雅之監督『プリンセス・トヨトミ』これ面白いか?中川信夫監督『東海道四谷怪談』美術がすごい。油絵みたい神代辰巳監督『青春の蹉跌』えんやとっとえんやとっと野村芳太郎監督『八つ墓村』寅さんが観た夢ではないのか?と思った蔵原惟繕監督『南極物語』何から何までスゲー豪華本多猪四郎監督『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 南海の大怪獣』これ面白い。もっと評価されていいのでは?大林宣彦監督『異人たちとの夏』こわかった大島渚監督『戦場のメリークリスマス』何十年振りかに観直したが、こういう映画だったのか。なんか泣けたわ。たけしのエピソードはどうでもいいリ・イン監督『靖国 YASUKUNI』大騒ぎするほどの内容ではなかった。自民党も右翼しっかりしろよ!シドニー・ポラック監督『ザ・ヤクザ』これ東映が金出して作らせたのでは?舛田利雄監督『二百三高地』泣けた。面白かった!長かったけど松林宗恵監督『連合艦隊』特撮シーンはバンクが意外と多いらしい藤川桂三監督『石巻市立湊小学校避難所』湊小こんなことになってたのか。涙が止まらなかった明比正行監督『グレートマジンガー対ゲッターロボG空中大激突』パラレルもの。ちびっ子たちはかなり混乱すると思う。ちなみに当時観せてもらえなかったので混乱しなかった葛西治監督『UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー』当時モーレツに観に行きたかった高林陽一監督『雪華葬刺し』高校生の時、月曜ロードショーで放送予定と知り楽しみにしていたが差し替えられた。それから数十年やっと観ることが叶ったが、これはエロくて放送できないわ(笑)金田治監督『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』大したことなかった若山節郎監督『沈まぬ太陽』面白かったがなんとなくテレビドラマのスペシャルみたいな感じ本多猪四郎監督『妖星ゴラス』真面目に大ウソをつくことの偉大さ崔洋一監督『マークスの山』こわかったけど、だるかった佐々部清監督『半落ち』面白かった。オチが特捜最前線みたい森淳一監督『重力ピエロ』仙台が舞台なので観た。ロケ地すぐわかって楽しかった小中和哉監督『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ』なんかスッキリしない本多猪四郎監督『キングコングの逆襲』特撮が超リアル。円谷英二円熟期内田吐夢監督『飢餓海峡』原作を読まねば森谷司郎監督『小説吉田学校』ギラギラした政治闘争を描けばもっと面白かったと思うがそんなもの描けるはずないです
2013年06月29日
コメント(0)
今年も終わろうとしているのに。だんだん映画が面白くなくなってきた。中村義洋監督『ゴールデンスランバー』仙台が舞台。面白かった。わかる人にしかわからない『KHBお天気情報』マッコイ斎藤監督『我々は有吉を訴える』仙台から松島までインチキヒッチハイク。バカバカしくて最高。黒澤明監督『馬の詩』唯一のテレビドキュメンタリー。フィルムで撮影。アベユーイチ監督『ウルトラマンゼロthe movie べリアル帝国の逆襲』中味がゼロ宮坂武志監督『岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強伝説 番長蹴球』パターンが飽きてきた飯島敏宏監督『ウルトラマン コスモス the farst contact』面白かった。やはりオリジナルスタッフは違う増井壮一監督『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』全編ずっとオナラ連発。くだらなさすぎて最高。ただし悲しい思い出付き山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎夕焼小焼け』明確な悪人が登場する唯一の一本。面白かったマイケル・ウィナー監督『狼よさらば』ブロンソン先生が無茶しまくり金秀吉監督『君は裸足の神を見たか』これ何回も観てしまうわ。。。深作欣二監督『いつかギラギラする日』何かが足りない佐藤純弥監督『おろしや国酔夢譚』スケールデカイ。泣けたわ。原作も良しマッコイ斎藤監督『上島ジェーン』ダチョウの竜ちゃんがサーフィンに挑戦するインチキドキュメンタリー。バカバカしくて最高小谷継承監督『極底探検船ポーラー・ポーラ』ゴールデン洋画劇場を思い出すな。円谷の海外進出の試行錯誤が続く工藤栄一監督『高瀬舟』工藤監督最後の時代劇。めちゃくちゃ良かった。dvd出ませんかね原口智生監督『デスガッパ』気持ち悪い。まったく面白くない三隅研二監督『とむらい師たち』野坂昭如原作。ラストがシュール三隅研二監督『桜の代紋』悪徳刑事モノ。内容忘れたホー・メンホア監督『北京原人の逆襲』ゴールデン洋画劇場を思い出すな。市街地の破壊シーンがすごいのよ和田嘉訓監督『コント55号 世紀の大弱点』内容忘れたけど、なんだかものすごくくだらなかったような村川透監督『凶弾』石原良純デビュー作。眉毛がすごかった伊丹十三監督『スーパーの女』面白かった。よく出来てる。亜流映画が増えたがパイオニアはすごい北野武監督『菊次郎の夏』いい映画。テーマ音楽は嫌いだが面白かった大宮浩一監督『無常素描』苦い思い出しかない松江哲明監督『あんにょん由美香』面白かった。ミステリーみたいで。深いなあ澤井信一郎監督『Wの悲劇』モロ大映テレビの影響と見た。堀ちえみとか杜生とか出てきそう実相寺昭雄監督『曼陀羅』何べんも観てしまいますな三池崇史監督『ヤッターマン』微妙。勢いで誤魔化されてるような黒木和雄監督『龍馬暗殺』わざと質感を落として戦前の映画みたいな感じにしている。あんまり面白いとは思わなかった羽住英一監督『逆境ナイン』面白かったけど何度も観返す映画ではない井口昇監督『電人ザボーガー』面白かった。もう一度観たい古澤憲吾監督『日本一の男の中の男』これ傑作。男のロマン。というより妄想。復活せよ強き男子黒沢直輔監督『女がいちばん似合う職業』松田優作追悼映画。こういう男気映画なくなったね。絶滅状態本多猪四郎監督『怪獣総進撃』年末は怪獣映画です森崎東監督『生きているうちが花なのよ死んだらそれまでよ宣言』酒飲みながら観たので内容あまり覚えてない。原田芳雄が薄汚い恰好してた印象しか残ってない池広一夫監督『無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた』マカロニウェスタン時代劇。原田芳雄が薄汚い恰好してた印象しか残ってない黒木和雄監督『日本の悪霊』福井県が舞台。自分が生まれた年の日本の風景はこんなんだったのね。スペクトルマンといいこういう風景を映し出した映像は一種のドキュメンタリーだと思う
2012年11月25日
コメント(0)
ついに映画版公開。観る時間がないため、昨日レイトショーへ。これがメチャクチャ遅い時間で、しかも土曜日だったこともあって、帰りはエライ目に遭った。それはそうと映画の出来は想像以上に良かった。面白かった。寒いギャグなどはちょっとどうかと思ったが、テレビ版に忠実に作られた点に好感を持った。音楽が熱いね。CGも気にならなかった。元々ピープロはCGみたいなことをアニメで表現していたからね。これは観に行ってよかった。話の本筋は熱く、ガッチリ王道な展開を押さえている。何よりもカッコいい。そういえばザボーガーはリアルタイムで観ていたなあ。ギリギリ記憶が残っている。それも恐竜軍団編。ストロングザボーガーになってからですな。『たのしい幼稚園』の連載記事おぼえてるよ。そんな郷愁もあったりで、一本の映画としても面白かった。
2011年10月23日
コメント(0)
工藤栄一監督『必殺!3 裏か表か』藤田まこと追悼で映画を放送したのは意外にもBS2だけだった 山田洋次監督『おとうと』号泣しまくったので当分観たくない映画 北野武監督『HANA-BI』いい映画だと思う 深作欣二監督『やくざの墓場 くちなしの花』これもいい映画。意外と泣けたりする 北野武監督『素晴らしき休日』短編。あまり面白いとは思わなかった 実相寺昭雄監督『春への憧れ』短編。素晴らしいの一言につきる 実相寺昭雄監督『東京幻夢』短編。前作の方がよかった 北野武監督『監督・ばんざい』これは・・・駄作だと思った。スランプなんだろうな 北野武監督『その男、凶暴につき』デビュー作が素晴らしすぎた。これを松竹系で公開とは・・・過激だなあ 鈴木清順監督『ツィゴイネルワイゼン』観るのは高校以来か?当時ものすごく怖かったが、今はそんな感じがしなかった 今村昌平監督『カンゾー先生』長い。ラストシーンがなかなか衝撃的 田原総一郎・清水邦夫『あらかじめ失われた恋人たちよ』浪人時代に夜中に観た。衝撃受けたものだ。で、今観ると青臭い内容に赤面。全くヒットしなかった理由がわかったよ。僕も田原総一郎も青かったんだね 大島渚監督『少年』ちゃんと単品DVD発売してほしいよ。これ凄すぎるわ 小中和哉監督『ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』ジュブナイルとしてはよく出来たお話。子役時代の浜田岳が主人公 湯浅憲明監督『宇宙怪獣ガメラ』編集はマジでなかなかすごい。けど、マッハ文明だけはなあ。。。 原恵一監督『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』エライ賞を受賞している。映画の出来はいいけど『クレヨンしんちゃん』としてはどうなんだろう。。。 原恵一監督『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』こっちのほうが好き 内村光良監督『ピーナッツ』意外と面白かった。ウッチャンのアクションは必見 神代辰巳監督『アフリカの光』ショーケンと邦ちゃん(田中邦衛)のホモ映画。色んな意味ですごいよ、これは! 深作欣二監督『柳生一族の陰謀』夢でござる。。。 長浜忠夫監督『劇場版巨人の星』今の日本人はハングリーさが足りないとは思わないが、夕方に再放送してくれたら子どもたちを洗脳することは可能だと思う 高林陽一監督『金閣寺』モーレツだなあ。何でも突き詰めれば芸術になるんだなあ マッコイ斎藤監督『ノーマニフェスト・フォー・上島』上島竜兵主人公のいつものインチキドキュメンタリー。バカバカしくて最高 鈴木則文監督『トラック野郎 故郷特急便』会社の都合で最終作にさせられてしまった10作目。桃さんがマドンナを振りました! 深作欣二監督『暴走パニック!大激突』男のファンタジー。びわ湖を泳ぎ切ればブラジルがあると今でも俺は信じている 神代辰巳監督『棒の哀しみ』遺作。わざと調整したザラっとした画質に郷愁を感じる 北野武監督『アウトレイジ』全然ダメだよ。キャッチコピー通り確かに「全員悪人」だが。。。 中島信也監督『ウルトラマンゼアス』スタッフ・キャストともにのちに『矢島美容室』を製作。とんねるずのはじけっぷりがよい 小中和哉監督『ウルトラマンゼアス2』スタッフ入れ替えたけど、これはこれでいいね 石原興監督『必殺!三味線屋勇次』なんか華が無い。今をときめく阿部寛とか天海祐希とかがわき役 和田喜訓監督『ドリフターズですよ 冒険冒険また冒険』バカ映画(褒め言葉)。何でドリフ映画はDVDにならないんでしょう? 本多猪四郎監督『メカゴジラの逆襲』予算ないのは丸分かりだが、なんともいえない味がある 実相寺昭雄監督『ウルトラQ THE MOVIE 星の伝説』私も一緒にロケットに乗って常世の国へ行きたいものです 実相寺昭雄監督『無常』京都が舞台なのに寂れた風景を逃さず描写してるとこがいい。長いけど本人曰く「眠たくなったら寝ていいんです。映画はそういうもの」と。なるほどね 李相日監督『悪人』泣いた。こっちのほうが全員悪人 本多猪四郎監督『オール怪獣大進撃』作家性がよく出ていると思う。映画は予算の無いモノの方が面白い 橋本幸治監督『ゴジラ』予算はすごいんだろうけど何かがショボイ。。。パニック映画としては面白い ?監督『カンフーくん』途中までは面白かった。最後の方の展開がありきたりで台無し 三隅研次監督『釈迦』何もかもデカイ映画。それでいて面白い。亀岡の山奥にインドのセットとはね。。。アニメーションの合成も素晴らしいです 黒澤明監督『隠し砦の三悪人』スターウォーズの元ネタね。パクっていいことを学んだ 北野武監督『あの夏、いちばん静かな海。』いい映画だけど、おっさんになるとグッとこない 山崎貴監督『ヤマト』樋口版『日本沈没』といい、製作委員会方式だと作家性より出資者の意見が尊重されてしまうためダメだなあ。でもそうしないと資金が集まらない 深作欣二監督『県警対組織暴力』大人の世界を学びました。人生の教科書 ?監督『ぬくぬく』温水洋一主演。原作は少女マンガ?ちょっとホロっと来た 石原興監督『必殺始末人』朝日放送ノータッチの松竹映画。主役は何故か田原俊彦。これが意外にかっこいい。殺陣もうまい。けど何故かしょぼい。時代劇はお金を掛けないと。。。 阪本順治監督『どついたるねん』すばらしいです。赤井英和はかっこいいなあ 福田純監督『ゴジラ対メガロ』安い酒を飲み過ぎて悪酔いしたような映画。ある意味奇跡 本多猪四郎監督『三大怪獣地球最大の決戦』『ローマの休日』が元ネタ。上品な怪獣映画ですね 本多猪四郎監督『怪獣大戦争』ゴジラが宇宙空間でシェーをするとこが最大の見どころ 本多猪四郎監督『フランケンシュタイン対地底怪獣』怖いです。本多監督は中国から引き揚げる途中、電車から原爆投下直後の広島の風景を見たらしい。そういう体験がある人だから撮れる映画 本多猪四郎監督『キングコングの逆襲』今の東アジアのパワーバランスを予見したかのような設定がすごい 福田純監督『南海の大決闘』こういうのんびりしたゴジラ映画もいいよ 福田純監督『ゴジラの息子』だからといって二本連続で南海モノはないよな。でも特撮の出来やラストシーンはすごい 小中和哉監督『ULTRAMAN』ウルトラマンが都庁上空にふわっと飛びあがるシーンは必見。そして円谷プロはこの映画で墜落。。。 勝新太郎監督『新座頭市 折れた杖』勝新、懲りすぎだよ。勝プロも確かこれで映画製作から撤退。いいもの作っても世の中から受け入れられるとは限らないのですね 吉田恵輔監督『純喫茶磯辺』面白かったけど、シリアスとコミカルのどっちつかずなのが残念 工藤栄一監督『影の軍団 服部半蔵』イマイチ。音楽は原田祐臣が担当って何気に渋すぎ 三隅研次監督『子連れ狼 三途の川の乳母車』ひたすらバトル。若山富三郎が吹き替えなしでトンボ切ったりものすごいアクションを見せてくれる。すばらしい。。。 勝間田具治監督『マジンガーZ対デビルマン』暮れになると夕方に放送してくれてたな。文字通り夢の共演 西沢信孝監督『マジンガーZ対暗黒大将軍』盛り上げ方が尋常ではない。元ちびっこのおっさんも大興奮。グレートマジンガーって何者なんだ!?(笑)
2011年01月05日
コメント(0)
もっぱらCSですけどな。 伊藤俊也監督『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』クリカンルパンの第一作にして伊藤俊也のアニメ第一作。なぜ『さそり』シリーズの伊藤俊也にオファーが来たのか、そっちの方が気になる。お話が地下鉄サリン事件そのまんまに展開。もちろん事件前に製作は進んでいた。偶然って恐ろしい。にしても、よっぽどアニメの演出が珍しかったのか、全体的に描写がくどかったな 中村義洋監督『アヒルと鴨のコインロッカー』良くできてたし、面白かった。ついでに仙台が舞台なので自分の学生時代も思い出した。でも、やはり先に原作を読んでおくべくだったかなあ。原作に忠実に作られていた 平山秀幸監督『レディ・ジョーカー』めちゃくちゃヤバい映画だった。原作が今月末にやっと文庫化されるので購入決定。ヤバ過ぎるネタが満載しすぎなので文庫化されなかったのか?渡哲也の枯れた感じが良かった。しかし、ヤバいねえ。。。そういうの大好きですけど 金子修介監督『ガメラ 大怪獣空中決戦』ギリギリアナログな感じ。ラストの爆発シーンがすごかった。2000年に入ってから消防法やらなんやらが厳しくなってガソリンを使った爆破シーンが取りにくくなったらしい。最近CGばっかなのはそういうこととも関係している。こういう爆破シーンはもう撮れないだろうなあ。爆破シーン 若松孝二監督『17歳の風景 少年は何を見たのか?』また観てしまった。母親を殺してひたすら自転車をこいで北へ北へと逃亡する少年のお話。もちろん実話。うーん。友川かずきの歌と北東北の物悲しい景色がなんとも言えん。少年の心象風景なんでしょうな。ちなみに主人公役を演じていた役者が柄本明の御子息とは知らなかった 金子修介監督『ガメラ2 レギオン襲来』またまた観てしまった。何べん観ても飽きない。非常に良くできた映画です。ラストの決戦場所が大都市ではなく、栃木県足利市というのが実にいいですな。地方都市の産業道路には味がある。それがわかる人間は少ない モンキー・パンチ監督『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』原作者自ら演出した奇跡の一本。悪いけど本当につまらなかったわ。実はモンキー・パンチ先生とアニメスタッフの間に齟齬があったらしく、その辺のゴタゴタが変に反映されてしまったみたい。そういったこともありモンキー先生は二度とアニメは撮らないそうです 若松孝二監督『天使の恍惚』観念的なセリフがオンパレード。最後はテロを決行してあちこち大爆発。そのシーンだけ円谷プロっぽくて何だかな。それにしてもこんな映画ばっか撮ってたらそりゃ公安から睨まれますって。実際に彼らの活動の資金源になってたのでは? 岡本喜八監督『近頃なぜかチャールストン』これもヤバい映画ですな。岸田森の遺作。42?老けてるなあ~。老け役を演じているのですがそれにしても。肝心のお話は正直よくわからない。面白いとも思わなかった。お金全然掛かってないとそう見えてしまうのでしょうか 高田?監督『ハチミツとクローバー』柄にも無くこんな映画を観たりして。若者が集まって何やらあったりなかったり。『天使の恍惚』ソックリだなと思った。そう思ったのはたぶん世界中で僕だけだと思います。でもそう思ったんだから仕方がない 金子修介監督『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』暴走しまくり映画。京都駅ビル内が最終決戦場。爽快です。あんな品の無いのビルなんかぶっ壊すに値します。ついでに京都も二大怪獣に焼き尽くしてほしいものですな。神社仏閣が戦争でぶっ壊されなかったことと京都人のアイデンティティは大いに関係があると思いますよ。ホント 若松孝二監督『実録・連合赤軍 ~あさま山荘への道程~』圧倒されました。3時間があっという間に感じた。そして学生運動ってバカだなあと思った。当初は崇高な理念があった。しかし最後はカルト化してしまった。そして未だに反省をしていない。バカだなあ。学生はひたすら勉強だけをしていればいいの。奴らの使う「革命」という言葉が実に軽い。オ○ニーは見えないところでしてもらいたいものです 田中重雄監督『ガメラ対バルゴン』唯一子供が出てこないガメラ映画。やたらナレーションが多く、さすが大映だと思った。藤岡琢也に博士役をやらせるとは、これまたさすが大映。全然それっぽく見えません。一方、特撮はすごかった。特撮だけは金を掛けないとホントに悲惨ですからな。でも全体の仕上がりは大映テイスト。大映テレビの原点を見た思いです 天願大介監督『世界で一番美しい夜』気持ちの悪い映画だった。かなり力が入ってたみたいだけど興行的には大失敗。そりゃそうだろ。意味わからんかったもん。カルト映画にすらなれなかったけど、あと何十年かたてば再評価される日が来るかも。そう信じて待っていても来なかったりする場合もある。人生ってファンタジーでんな 中原俊監督『メイク・アップ』知的障害のある青年とストリッパーのロードムービー。ちょい泣けました。でもラストシーンにずっこけ。そんな終わり方でいいのか!?ファンタジーすぎて愕然。烏丸せつ子・・・もうおばちゃんですな。旦那のせいで大成しませんでした。もったいない 中村義洋監督『ゴールデン・スランバー』感想はこないだ書いたとおり。『KHBお天気情報』と『八木山ベニーランド』の歌が良かったね。皆さん、ペニーランドって知ってますか?知りませんよね。知らなくていいです。知っている人だけが知っていればいいのです。今年久しぶりに行ってみるかなあ(笑) 山口雄大監督『地獄甲子園』なかなか面白かったけど、やっぱ原作の方が断然面白いわ。漫☆画太郎の原作を実写化するのってそうとう難しいと、十分わかった上で作ったところが偉い。あのバカバカしさを実写で表現。。。かなりハードル高いです 湯浅憲明監督『ガメラ対大悪獣ギロン』今回は包丁みたいな頭をした怪獣がライバル。特撮がメチャクチャチープです。でもそこはあくなきチャレンジ精神で軽くクリア(?)。アイディアとガメラのキャラクターで勝負してます。さすが大映。主題歌の『ガメラマーチ』を唄っているのがなんとか合唱団になっていますが、近所の暇そうな子供たちを集めて無理やり唄わせたような下手くそっぷりが大好きです 山口雄大監督『ババアゾーン(他)』またしても漫☆画太郎の原作を実写化。懲りないねえ~(笑)。下品&バカが大爆発。オムニバスの一本『3年B組珍八先生』が一番面白かった。全裸の生徒役を演じていたのが近藤公園。まさか数年後に山田洋次の映画で吉永小百合の亡夫役を演じることになるとは、本人思ってなかったでしょうな。人生ってファンタジーでんな(今日二回目)
2010年03月16日
コメント(1)
前売り券を買っていたのに忙しすぎて観に行く時間が作れなかった山田洋次の最新作『おとうと』。やっと今日観ることができた。これは『男はつらいよ』を徹底的にリアルに作り直した作品だった。いわばセルフリメイク。というより、むしろターミナルケアを切り口に『男はつらいよ』の完結編を作った、もっとストレートに言い換えると車寅次郎の末路を描いたような映画だった。寅さんは最終作『紅の花』でリリーと加計呂麻島へ旅立つが、しばらくして震災直後の神戸市長田区へ姿を現したところで終わっている。結局リリーとうまくいったのか、いかなかったのか。たぶん後者だろう。渥美清の逝去によって残念ながらこれが車寅次郎の最後のシーンとなったが、その後も旅を続けていることは現実的に考えにくい。震災から17年。そろそろ寅さんもいい年齢のはず。では寅さんの最後(寅さんの死)ってどんな感じなんだろう。誰もが考える疑問に対して、きちんと回答を示したのが『おとうと』だと思った。姉(吉永小百合)と弟(笑福亭鶴瓶)の関係性やエピソードは、兄・寅次郎と妹・さくらの再現そのまんまだった。「寅さんの最後ってこんな感じなんだろうなあ」。そんなことを感じさせるストーリー。真ん中くらいから涙が止まらなかった。寅さんの最後もそうなのだが、「そういえば俺も姉ちゃんとケンカしてるなあ」とか「独りの生活も気楽だけどこんな風に死にたくないなあ」とか「親父の最後もこんな風になるのかなあ」とか、自分のことと重ねてしまうと余計に涙が止まらなくなってしまった。
2010年03月15日
コメント(1)
全96件 (96件中 1-50件目)