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午前中に、とんでもなく悲しい知らせが入り、ショックですぐに立ち直れそうにないので、しばらく更新お休みします。詳しくは書きませんが、今は、辛い気持ちでいっぱいで、どこにその気持ちをぶつけてよいものかもわかりません。また、気を取り直したら復帰します。しばしさようなら。
March 31, 2006
いやはや。早実が、壮絶な試合をものにしたらしいですね。個人的には関西を応援していたので残念だが、雪が舞うほどのミラクルな試合だったようなので、延長引き分け再試合を戦い抜いた両者をたたえたいね。なんか、外から戻ってきてTVの電源を入れたら、まだ試合が続いていて、関西が2点ビハインドから逆襲に転じたところだった。で、8回に逆転したときは、たぶん大半の人たちが関西の勝利を確信したことだろう。そして、早実9回表の攻撃が1アウトとなった後、ミラクルがはじまった。あとは、たぶん他のサイトでさんざん語りつくされてるだろうから省略する。昨日の試合の9回ウラ、同点とされてなおも無死満塁のピンチで、早実エースのサイトー君は、「ああ、あのときと同じだな」と思ったというね。その「あのとき」というのが、秋の都大会ブロック決勝戦の、都立ブンキョー高校との試合のことだそうだ。この高校は小生の出身校なので、このトピックスを新聞で読んでびっくりした。同時に、関西にそこから逆転して、ブンキョーの仇をとってもらおうと願ったのだが、通じなかった(笑)。サイトー投手には、どうやら先日世界を制した王さんパワーが乗り移っているらしい。王さんも、高校時代にセンバツで、早実を優勝に導いているし。雑草のブンキョーパワーごとき、王さんパワーに勝てるはずもないのであった。9回の守備で、でっかいでっかいエラーをしてしまった関西のライトの選手が、泣きながらダッグアウトに戻ってくるのを、関西のインド風エース・ダース君が励ましていた。彼らのこのくやしさは、そのまんま夏に持ち込みで、優勝をめざすのだ。なので、酒煙草など絶対やっちゃあダメダメよ。
March 30, 2006
先日、野鳥の話をしたあとで、こんなことを書くのもどうかとは思ったのだが、この前の矢ガモ騒動に関連した情報を検索してたら、こんなワイルドなホームページを発見。http://homepage3.nifty.com/hungryhunter/「ハングリーハンター」といいます。リンクのやり方を忘れてしまったので、とりあえずURLを紹介しときます。いわゆる「ジビエ料理」の挑戦日記のようなホームページ。ハンティングで鳥やら獣を捕らえたあと、食っちゃうための料理レシピとか、ウェブサイトの管理人が実際に料理を作って食べた感想などが、かなり多岐にわたって載っている。シカ、イノシシ、カモ、キジなどは日本でも比較的ポピュラーなところであるが、ここの管理人さんは、ほかにもウサギ、ヒグマ、ハト、カラス、ムクドリまで料理して食っちゃってるらしい。まあよくやるよ、とは思うが、生活の糧としてこういう動物を捕まえて食っちゃうぶんには、別にいいことだろうと思います。でも私にはマネできないね。カラスやムクドリって、食用に狩っていいのかな?というのが少々心配であるが、おいしく食べたというのだから、料理して食べられて、カラスやムクドリたちもきっと本望でしょう(本望かな?)。それにしても、ここの管理人たちが、ごくごく日常茶飯事のように、「ハシボソガラスはくせがなく、ミートパイにするとだしがよく出ておいしかった」だの、「ウサギの肉は、炊き込みご飯にすると上品な味わいで、筍とよくあう」などと書いてしまう、その味覚センスというか、サプライズな内容には、はじめ唖然。椎名誠の「いやはや隊」料理長のリンさんと、云ってることが大差ない。「カラス=食い物」という公式が、脳になかなかインプットされていかないのだ。カラスに限った話ではない。カモにしたってニワトリにしたって、生きて鳴いたり歩いたりしてる奴は、食い物には見えないからなあ。日々のジョギングコースになっている、団地と国道に挟まれたグリーンベルトに、どういうわけか、一つがいのカルガモが棲息しているんだけど、こいつらが、国道で交通事故に遭ったり、ネコに襲われたり魔の吹き矢に射られたりしないか、毎日心配だし。だからやっぱり、私にはたぶん「ジビエ」は食せない。話に聞くとうまそうだけど。これとは関係ないけど、つい先日、「つくしを食べたことある?」なんて質問をしていた人が、どこかにいたっけなあ。皆さんはあるのかなあ。私はありますねえ割合最近。というか去年も(笑)。土手に生えてる奴をむしってきて、さっと茹でておひたしにして喰ってみたけど、パサパサしてあんまりうまくなかった。育ちすぎのつくしだったのかなあ。それ以前に試した「ヨモギのニンニク炒め」も、堅くておいしくなかったしなあ。どっちみち、ああいうものは、料理上手な他人に作ってもらうに限る(笑)。
March 30, 2006
昨夜、風呂上りにひげを当てようと思い、洗面所で鏡を見ていたら、おでこに2センチほどの浅い切り傷が、タテについているのを発見した。「なんじゃこりゃあ!?」と、松田優作のモノマネをためしにやってみたけれど、あまりにも間抜けな声だったので、自分で恥ずかしくなり、このモノマネは外では使わないことにした。さりとて、刃物でおでこを切られるような喧嘩とか通り魔に遭った記憶は全くないし、家の中で包丁やナイフで切るはずもない。酒に酔っ払ってなんかしでかしたこともない。酒はここ数ヶ月、殆ど呑んでないし。えーと、なんだっけなあ、と思っているうちに、どうでもよくなって、昨夜は眠ってしまった。で、今朝ふと思い出したのだが、日曜日に、どこぞのメシ屋でトイレに入ろうとした際、先客が開けたドアの角に、顔を思い切りぶつけて目に火花が飛んだのだった。そうかあのときにひたいを切ってたのか、と納得。触ってみると、確かに打撲痛の名残りのような痛みがかすかに残っている。傷はたぶん2、3日で消えてなくなるだろう。面接を控えているため、深い刀キズみたいなのは困るところだったので安心した。
March 28, 2006
あたたかくなったせいか、このところ、早朝に起きるのが苦にならなくなってきた。朝のニュース番組は、みのもんたの「朝ズバ」(TBS系)が一番面白い。とはいえ、起きぬけにTVでみのもんたの顔を見るのも、あまりにも息苦しいので、日課のジョギングは、朝やることにしている。このところ、5km走っても瀕死状態にはならなくなってきた。どうやら、ウェイトと体脂肪率が落ちてきたらしい。去年の今頃、1km10分近いペース(遅!)で5km走ると、その日のすべてのエネルギーを使い果たしてしまったような状態になり、回復までに3時間近くを要していたのと比べると、これは格段の体力向上である。とはいえ、まだ1km7~8分のペースを破るのがなかなか容易ではなく、全盛時からはほど遠い状態でもある。病気をしてからめっきり走れなくなっていたが、向こう10年以内に、もう一度フルマラソンに挑戦したいという長期的目標があるので、気長に体力向上を目指したいと思う。早朝というのは、町に人けも車通りも少ないから空気がきれいだし、川辺へ出てみれば、餌を求める野鳥がたくさんいるし、都会の片隅の汚い場所とはいえ、なかなかどうして捨てたもんじゃない。ちなみに、近所の川で見かける鳥の種類は、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ(黒くて頭に飾り羽根のあるカモ)、ユリカモメ、カワウ、セキレイなど。まれにシラサギやハマシギといった鳥も見ることができる。
March 28, 2006
近頃国内で報道されるトピックスの扱われ方を見ていて、常に釈然としないというか、イライラした気分を、このところずっと感じていたんですね。この気分は、何が原因なんだろう、と、考え続けていたんですけど。なんとなく、以下のようなことが原因として思い浮かぶが、いかがか。マスコミが社会問題を提起するのはいいんだが、その改善に向けた提言が、まるで現実的でないことばかりなこと。そのくせ、マスコミが「犯人」に仕立て上げた標的への批判の仕方だとか、問題自体の惨状を伝える表現力だけは、殊更力を入れてると見えて、すげえ一丁前。挙句の果てに、「犯人」の、一部の悪事をタテに、満足にウラも取らないうちから全否定し、抹殺すらしようとする。抹殺自体が、問題解決への遠回りとなることにも気づかず。以下は、私が勝手に感じただけのことなので、事実にもとってたらお詫びしますけど。たとえば・・・イノセ議員が、ドーロ公団の不正を暴き、マスコミをも巻き込んで政府を激しく糾弾し、民営化が検討されているけど、この先この問題が前向きに進むようには見えない。なんだか、イノセと政界が、互いを見下しあっているみたいに見えるので、双方の歩み寄る姿が、ぜんぜんイメージできない。どうも、ジャーナリスト上がりの諮問機関の議員が、自らのステイタスにもとづいた義憤を、単に撒き散らしているだけのように見えてならない。このほかにも、同様の感じで、特別会計プールとか、ボーエー施設庁の天下り・談合といった、国家レベルの不正をただそうとするジャーナリズムの動向があるけれど、見ている限り、これらの問題が今後解決しそうな印象をまったく受けない。いや、解決するかもしれないけど、遺恨を残す形に帰結するような気がしてならない。そのへんをいざツッコまれたときに備えて、「我々はただのモノカキだから」「マスコミが介入できることはここまで」などという逃げ道は、ちゃんと作ってある。そのくせ、「日本優勝!」などの楽しいトピックスや、メール問題などの判りやすいトピックスには素早く飛びつき、果てしなくうつつを抜かして大騒ぎし、それでいいと思ってるというか、反省のかけらもない。まるで、連夜の夜遊びを父親からとがめられ、「俺はガキの頃は勉強三昧で遊びもろくにできずにいたんだから、今遊んで何が悪い!?」と逆ギレする放蕩息子さながら。そんなこんなで、今日のジャーナリズムには信頼おけないというか、「無能」とさえ思えてしまう由。「ペンは剣より強し」でも「キーボードは剣に及ばず」なのか。愚か者よ・・・。
March 27, 2006
発作的に甲子園に行った。甲子園に行くのは、かれこれ6回目になるのだが、行く動機というのはいつでも「発作的」であると云ってよい。関西旅行や関西出張のついでだったり、何もやることがないオフの日にパチンコに行ったらなぜか4万円も勝ってしまい、さりとて、このあぶく銭の使い道がにわかに思い浮かばず、テレビをつけたら高校野球をやっていたので、「じゃあ行っちゃおう」と思ったり。1回だけ、「阪神戦を見に行こう」と誘われて行ったことはあるのだが、自分でプランが立てられない性分なだけに、誘われない限り、そういうことはまずない。今回は、現状の自分の中に鬱屈する閉塞感を振り払いたくてたまらなくなり、どこか遠くに行って帰ってくれば気分が変わるかもしれない、と思い、TVのニュースを見て、「あっ、センバツ開幕してる!」と一人で勝手に盛り上がり、気がついたら、その翌日には新大阪を目指して新幹線に乗っていた。すなわち計画性ゼロである。なんか、あれだね。精神の崩壊の危機を察知したとき、平衡(ホメオスタシス)を保とうとして、甲子園に行くようだネ。俺の場合。そんなときに甲子園の魔物は、悪徳セールスのように私を誘うのであるネ。初めて甲子園を訪れたのは、確か平成元年の春だったか。友人と、卒業旅行で関西方面から紀伊半島をめぐる旅の途中であった。京都で買ったスポーツ新聞を読んでいたら、阪神-巨人のオープン戦があるのを発見したので、「ちょっと寄ってみっべ」(注:東北方面の友達との会話です)と云って、行き方もよくわからず、大阪駅の2つばかり隣の「甲子園口」を甲子園の最寄り駅と勘違いし、挙句そこから1時間以上街を徘徊し、ようやくたどりついてライト側の外野席についたら、すでに試合は中盤に入っていた。その日は、阪神に新入団の、身体がやたらでかくて、バースの後釜を期待された選手が甲子園初登場だったのだが、なかなかバットに球が当たらずその日も2打席凡退。試合もワンサイドゲームになってきたので、早くも飽きてきた私たちは、「もう行くべ」と云って、6回ウラの阪神の攻撃を待たずして、甲子園をあとにした。旅館で翌朝のニュースを見たら、6回ウラに、あの「でくの坊」的外人選手が、ちょうど我々が座っていたあたりに、特大のホームランをかっ飛ばしたというじゃないか。「嗚呼俺たちがもうちょっと堪え性のある性格だったら、ホームランボール捕れたのに」と悔しがったが、ときすでに遅し。この選手こそ誰あろう、後に帰国後、大リーグのデトロイト・タイガースを全米一に導いた中心打者、セシル・フィルダーその人だった。えーと、関係ない話ばかりが多くて、昨日の話はちょっとしかないのだが、ちょうど甲子園の内野スタンドに入ると、横浜高校と大阪・履正社高校との試合が、ちょうど始まったところだったのだ。最近、私は無意味にアンチ横浜を標榜している(?)ので、履正社応援席の近くに腰をおろし、声援を送っていた。試合のほうは、横浜の拙攻もあったが、履正社の守備陣がピンチで奇跡的な踏ん張りを見せ、善戦したのだが、惜しくも0-1で敗れた。平日の昼だというのに、履正社が陣取る三塁側内野スタンドはかなりぎっしりの入りで、落ち着いて弁当を使うのもままならない。仕事を抜け出したサラリーマンとか、毎日見に来てるとおぼしき、正しい観戦コスチュームを身につけた「高校野球ジジイ」とか、なぜか甲子園に行くたび必ず見かける、兵庫県の育英高校のキャップをかぶったオッサン、などがいて、スタンドはなごやかなムードに包まれていた。韓国戦とはあきらかに違うし、阪神戦とも異なる、高校野球好きのかもし出す、やわらかい空気を味わえただけで、私の心は案外元気を取り戻した。で、昨日は野球見物以外何もしないで、そのまま日帰りのとんぼ帰り。知り合いがいたのに連絡もしなかったけど、平日だし連絡先も知らない。発作的動機につきあわせることもできないから、しようがないのだった。
March 25, 2006
また、「矢ガモ」が出たそうで。以前はボウガンによって撃たれたのだが、今回は吹き矢らしい。矢が刺さった姿は、「功名が辻」で顔面を射られた山内一豊のようで、痛々しい。それにしても、標的はいつもカモばかりだなあ。「矢ガラス」とか「矢スズメ」「矢バト」というのがいてもよいようなものだと思うのだが、そういうのはついぞ聞いたことがない。ただ、カラスは反撃してきそうでなんか怖いし、スズメは的が小さすぎるし、ハトは平和のシンボルと云われているのでやめとこうと思うのだろうか。彼らの日本での境遇は、決して最良とはいえないものの、カモに比べれば幸運なほうだ。カモはその点、キジやヤマドリと並んで、狩猟で狩られる鳥の王様だから、遊び半分で狙ってもいいと思われているのだろうか。さすがは博打で持ってかれる人の代名詞になるだけあって、常にカモられる存在だ。ネギなど背負ってきた日にはたちまち撃たれ、カモ南そばの具材にされてしまうだろう。だが、今回のは、獲って喰われるわけでもないのにやられてるわけで。なんか、弱いものいじめに似た臭いがして、非常に隠微で悪質な感じを受けるネ。カモを意味なく狙うより、増殖して家屋に害を与えるネズミを狙って「矢ネズミ」にしようとする人がいれば、昔の家ネコっぽくて、逆に有難がられるような気がするけど、これはこれで障壁はある。相次ぐ「矢ネズミ」騒ぎに心を痛めた、ネズミの仲間のグラビアアイドル・MEGUMIが、「私のお友達をいじめないで!」などと世間に呼びかけ、お台場で(?)「げっ歯類保護キャンペーン」をはじめるかもしれないからだ。アホアホ話をさらに続けると、ちなみにこのキャンペーンは、向こう3年間ほど続き、テーマソング「ネズミ天国」(唄・MEGUMI & 爆チュー問題)が、キャンペーンも大詰めを迎える再来年(子年)に、なぜかオリコンチャートのシングル部門で第3位(1位にはならない)にまで上り詰め、世の中はなぜか空前のネズミブームとなるのである。いわずもがなだが、この唄のメロディは「おさかな天国」のパクリである。個人的には、すぐに増えるネズミは、来るべき食糧難に対応した、ペットフードや、場合によっては人間の食料としても研究すべき、すぐれた生物資源のように思えるのだが、キャンペーンがはじまってしまうと、このアイディアは、世間を敵に回すことになるので、伏せておかねばならないのである。というわけで、例のごとく話の趣旨がぐじゃぐじゃになりかかっているが、要するに、MEGUMIファンのボウガン or 吹き矢愛好家は気をつけられたし。じゃなくて、そもそも単なるストレス解消なんぞで、生き物に向けて簡単に飛び道具を使わせちゃいかん。銃刀法とは、こういう輩をも取り締まる法律ではないのか。
March 22, 2006
朝、公園をジョギングしていたら、ウォーキングおばちゃん軍団が、「韓国がどうのこうの」などと話しているのが聞こえたので、韓流ドラマの話かと思って耳を傾けていると、続いて、「決勝はキューバで・・・」という言葉が出てきた。おばちゃんたちも興味を持ってWBCに注目してたんだね。優勝したことによって、これまでの「ふがいない」とか「なにやってんだ!」みたいなものが、我々の心の中からも、報道の中からも、吹き飛んでしまった。世界一というのは、どうやらそれだけの重みを持つものらしい。なんとなく今回のWBCは、主催者サイドのあまたの問題が露呈してしまったことが、野球ばなれをさらに悪化させのではないかと懸念されたけど、結果として、少なくとも日本国内では人気を保つことができたので、よかった。「諸悪の根源」こと、主催国のアメリカが、早々に敗退してしまったため、米国内よりも海外からの注目が集まるという、おかしな展開になってしまったようだけど、次からは、もうちょっとちゃんとした形に整備されるんだろう。たぶん、アメリカのMLBにおいては前々から構想があったのだろうとは思うが、大会の周知や、各国の野球関係者を集めての意見交換が不足していたのだろうね。理由はよくわからないけど。一説によれば、アメリカの驕りから、他国の意見を無視して、勝手に暴走してしまったということのようなのだが。いずれにせよ、準備不足の感が、サッカーW杯なんかと比べて著しい気がした。にもかかわらず、これだけの盛り上がりを確認できたことは、いくつもの課題は残されているとはいえ、ひとつの大きな収穫ではあると思う。たぶん次回からは、他の地域での大会運営だとか、審判のこととか、組み合わせのこと、世界へ向けたPR戦略などなど、諸々大きく改善されたWBCになるだろう。というか、ならないとおかしい。それだけ、問題だらけの大会だったように思う。最後に、「日本は韓国の育成方法を見習うべきだ」説を、某キャスターが力説してたけど。勇気があるのなら、王さんに進言してみろよ、ぶん殴られるから。それぞれの国の、環境や思想が違うという前提を無視した暴論じゃないかと思うけどなあ。失敗するヤツほど、周りを気にして教科書をコロコロ変えるというし。
March 21, 2006
WBCで日本が決勝進出したので、日本中が盛り上がったのはいいんだけど、ちょっと盛り上がり過ぎだってえの。2次予選の最終戦で韓国に負けた翌日との、マスコミの取り上げ方のギャップがあまりにも激しすぎて、やや胸焼け気味なのは私だけですかね?わざとひねくれて水をさすつもりはないけど、頭を冷やして考えてみれば本当に紙一重の、きわどい勝負だったと思う。福留の打球が、ほんのちょっとでも逆風を受けたとして、10m押し戻されてライトフライにでもなっていたら、たぶん7回は無得点だったでしょう。もしそうなってたとしたら、韓国も気持ちを切らすことなく、みたびピンチの場面で藤川球児が登板し、イ・ジョンボムとイ・スンヨプが打って、勝っていたかもしれない。すると、王さんが目に涙を浮かべ、イチローが中田英ばりの苦言を誰にともなく呈し、大沢親分が「喝だおまえら!」とか云ったりなんかして、ノムさんが「里崎がしっかりせんからアカンのや」などとぼやき、門外漢のラモスまでもが、なぜか和服を着て「お前ら勝ちたい気持ちぜんぜん見えないヨ! 日本人ならお茶漬けやろう!」と叫んで、木村一八から奪い取った刀を持って、TV局に乱入していたかもしれない(しれなくない)。んー、紙一重だよなあ。そのへんが、勝負ごとの面白いところだよなあ。そういう「タラレバ」的なレビューの仕方のほうが、しみじみとしていて私は好きなんだけどな。ハナから日本は準決勝で負けると思っていた私には、ことさら「意外な頑張り」感が強いため、手のひらを返したような、マスコミの過度のはしゃぎっぷりが鼻につく。結果が勝つと負けるとで、これだけ取り上げ方が違うという傾向も、どうも最近のことのような気がするのだが、そのへんにどうもメンタリティがついていかないのだ。というか、気持ち悪い。この報道の仕方もまた、グローバル・スタンダードの流れなんだろうか。お祭り騒ぎより、個人的には、じわじわと腹の中で喜びたいし、そういうものであるべきだと感じるのだが・・・。とはいいつつ、日本代表えらいっ(^^)。決勝戦での活躍は楽しみー♪(と、今日は「どっちやねん」的オチです)
March 20, 2006
最近めっきり減ってしまったのですが、たまに、人の話を聞こうとする機会があって、耳を傾けようとつとめている自分に気づくことがあります。ところが、にわかに意識してやろうとしても、案外難しい。聞きもれが多いこと、相槌で相手が引いてしまうこと、がしばしば。何度か、うまくいかなかった場合を自分で振り返ってみると、どうも、こういうことのようだ。能動的に「話を聞こう」としてしまう。すると、そのことに頭が行ってしまい、話の内容を耳に入れようとしない、という本末転倒状態になってしまうのです。また、相手がしゃべりやすいような相槌の打ち方に意識を向けすぎると、やっぱり相手が引いてしまう。さりげなく、そんなことは自然にやればいいのだけど、意識することによって、かえってバランスが崩れてしまう。何やってんのさ? と自分をあざけりたくなる気持ちになったりなんかして。会話さえも、互いにズレてるのがわかる。というか、明らかにオレがずれているのだ。「心と身体がバラバラ」な状態。なんだこりゃ・・・。こんなんで、カウンセラーなんかなれると思ってるのか、と、再び自嘲的な気持ちになりつつ、自分の殻にこもり気味の気分。ほっとけ、てな感じではありますが・・・。
March 19, 2006
私の住処である建物は、国道と高速道路を結ぶ4車線の広い道路に面した、車通りの多い立地なのだが、夜間さほど交通量も多くなく車線が広いこともあって、その路肩は、近くのトラックターミナルで荷を積み下ろしする長距離トラックの臨時駐車場化しており、夜中から午前中にかけては、でっかいトラックが何台も連なって駐車している。近くにある警察も、夜間の駐車まではうるさく取り締まらないので、運ちゃんたちにとって、つかの間の休息には最適な場所なのである。ところが、曜日によってはトラックが殆どいない夜があって、そういうときこの道路は、にわかに無法地帯と化す。警察が来ないのをいいことに、スカイラインやらソアラのような車(古いか?)に乗ったガキどもが、この道路でロードレースごっこみたいなことを夜どおし繰り広げるのだ。以前、夜中帰宅途中に見ると、直線わずか400m足らずの道路を全速力で走り、国道との交差点手前で急ブレーキをかけUターンする練習を、延々続けていた。当然、爆裂音のごとき排気音と甲高いブレーキ音とがあたり一帯に鳴り響く。本人達は楽しかろうが、ウチの前は「ツインリンクもてぎ」とか、そゆ場所じゃないし。しかもひと遊び終えたあと、ガキどもは近隣の迷惑もお構いなしに、大勢で延々とでかい声で、明け方近くまで談笑を続ける。「それサイコー!」「ひゃっはははははは」「あしたお前休み?」「おお休み休み!」「ダメおれバイトあっから」「さぼっちめーよー行こーぜおめーも」「ぎゃはははは」といった感じ。中坊のように元気である。休日前夜の「オール」ってヤツらしい。暖かくなってくるこれから、スギ花粉や虫ケラ同様、夜中のガキどもの馬鹿騒ぎも、どんどん活発になってくるこったろう。憂鬱だ。ある夜のこと、翌日朝から大事な用件を控えた私は、夜中にセコセコ机に向かって書き物をしておったのね。で、折悪しく、その夜はトラックの運ちゃん達がいない曜日で、スポーツカーの「ギュアンギュルンガボンバカカカキキーッ!!」といった音が、派手に鳴り響いておった。ターボエンジンのマネだかわざとマフラーを取ってるのかよく知らないが、安眠とか覚醒時の集中力を阻害する爆裂音は、その晩とりわけ、いつまでもやむことがなかったね。堪忍袋の緒が切れかかった私は、たまらず下へ降りていったところ、なぜかその晩は、脇知弘や嶋大輔みたいなデカい体格で、やたらめったらコワい人相の奴ばかりが大勢いた。こんな夜中に遊び狂ってるガキんちょなど、所詮はひょろひょろした「ロバート」の馬場みたいな風体の奴ばかりだとタカをくくって、エラそうに説教でもたれてやろうと思っていた、かつて若者向けセールスマンやリクルーターなどを生業としてきた私は、にわかにへっぴり腰となり、そそくさと彼らの脇を通り抜け、手持ち無沙汰なので2軒隣にあるコンビニでウーロン茶かなんかを買って、そのまま帰ったね。夜中に結束してクレームを云いにいくほど、ご近所さんとは仲良くないし、110番通報も、以前に電話口でおまわりに説教されて以来、したことがない。書き物を切り上げて、ウイスキーでも飲んで耳栓してこのまま強引に眠っちまおうかとも思ったけど、なんだか、奴らにも自分にもじわじわ頭にきたので、おもむろにベランダに出ると、闇夜に向かって「うああーーー!!」と叫んだ。その叫びは結局、爆裂音にかき消されたけど、少しだけすっきりして、そのあと、もう爆音さんいらっしゃ~い、爆笑さんもいらっしゃ~い、みたいな気分になって、ぐっすり眠った。余計なことを考えなければ、睡魔も空腹も、素直に訪れるのである。
March 18, 2006
今朝、「朝ズバ」で、みのもんたが、「韓国は6人のメジャーリーガーが全員参加したのに、日本は15人中たったの2人。この差はなんなの、なんで来られなかったの、だから負けたんでしょ?」と、いつものように、フリップの紙をはがしながらしゃべってるのを見て、思わず「ププッ」と吹き出してしまった。まるで、生徒の夜遊びがPTAで問題になったために、全校集会で説教する生活指導の先生みたいな口調だ。まあ彼は、プロ野球の「好プレー珍プレー」のナレーションでおなじみではあるから、べつにいいですけど。また、今日のアメリカ-メキシコ戦で、例の「疑惑の審判」デービッドソン審判が一塁塁審に入っていて、アメリカのアウトをセーフとジャッジしたり、メキシコのホームランをエンタイトルツーベースにしたりしていたのにも笑った。あそこまで徹底されると、むしろその恥知らずぶりは、ある意味MVPだ(笑)。ぜひ彼には「アンフェアジャッジ賞」なるものを急遽作って、贈呈して欲しい。彼の職業が「審判員」ではなく、「ヘボ審判員」ということなのか、はたまたその正体が、ジョッカーの怪人「アンパイアおとこ」なのか、というところが、今後の論点となることだろう(ならないか)。好意的に解釈すれば、強い愛国者ということなんだろうけど、ヘボいにもほどがある。これからは、世の中で生じるあらゆる誤認や誤解の代名詞に「デービッドソン」の名前を使いたくなってしまうよ。
March 17, 2006
祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす東京電力のCMより。オール電化の家は、どうやら魑魅魍魎が集う家らしい。妖女・江波杏子の恐怖からやっと抜け出したと思った矢先、新たな妖怪・キンキラ頭の美輪明弘が、まばゆい光に包まれながら出現した。メガネ少年は、鈴木京香のハートを射止めるため、長年にわたって肝を煎り続けてきたのに、彼には、いまだゴールが見えずにいる。だが彼は、これからも、あくなき抵抗を続けていくのである。こうして、苦難の道を歩み続けていくうちに、当面のゴールである鈴木京香までもが、やがて妖怪と化すまでにさほど時間を要しないことを、まだ少年は知らない。
March 16, 2006
例の、疑惑の西岡アウトのシーンを見て、まずは一句。「ちからずく 審判加え 守備がため」やや頭に来たので季語は省略(←川柳なので関係なしか)。全くもって、これがまっとうな人間の審判の判定なら、奇跡としかいいようがない。とはいえ、今さらあんまり腹も立たないね。50年後の「トリビアの泉」で、「野球の世界大会で、大リーグが、審判のえこひいきで日本を破った試合がある」と紹介してもらい、「満へえ」にでもなれば、ちったあ溜飲も下がろうってもんだ。でもそれまで「トリビアの泉」をやってるかどうかはわからないけど。人知を超越した、地上界ではないどこかの世界で何かが起きたんだね。「魔がさした」というかなんというか。きっと、小泉さんと武部さんとホリエモンのせいで、日本にばちが当たったんだ(笑)。よく「勝利の女神」などと云われるが、これはそういう綺麗なものじゃなく、たぶん悪霊とか魔物といったたぐいのものによる仕業でしょうね(?)。「甲子園の魔物」ではなかったのが、藤川くんには災いした。おそらく、2002年W杯サッカーの、韓国戦のときのエクアドル人審判にとり憑いた霊(?)が、この、対アメリカ戦の主審にもとり憑いたんだろう。本当は、この霊はドイツのサッカーW杯のほうに出没する予定だったのだが、霊界で手違いがあったのだ、たぶん。ちなみに去年、リハーサルとしてブラジルと日本の試合にも、ヤツは出没したようだ。「オーラの泉」の江原啓之さんとかにVTRを見てもらうと、わかるかもね。「ああほら今、霊が主審の後ろに回って羽交い絞めにして、右手を上げさせてます」とか解説してもらったりとかね。知らないけどさ。こういうことになっても、絶対国際紛争や戦争を起こしたりしない日本代表の試合は、霊にとっては、きっと憑依しやすいのだ。後腐れないから。
March 13, 2006
土曜日は、近所の都立高校の卒業式だった。こんな書き方をすると、私がこの学校をしょっちゅう覗き見するヘンなおじさんっぽく感じられるかもしれないが、単に日々、この高校の正門前を毎日のように通り過ぎるので、いつ何をやってるのかなどが、手に取るようにわかる。土曜の朝、この高校の正門前を通り過ぎたとき、卒業式であると記す看板が立っていたというだけのことである。たぶん、公立高校の卒業式だけに、地味な感じで淡々と進んで淡々と終わったんだろうなあ。自分もそうだったような、遠い記憶がある。女子大生なんかだと、こうはいかないはずで、成人式も真っ青の、派手な和服に身を包んで、校門前でご両親と記念撮影をしてたりするんだろうなあ。まあ一生に一度の思い出だから、好きなことをすればいいけど。そういえば、自分の高校の卒業式というのは、確かにやったに違いないのに、そのときのことを思い出そうとしても、なぜかぜんぜん思い出せない。卒業証書をどういう形式でもらったかさえも、覚えていないのだ。唯一思い出すのは、担任の女の先生が教壇上で大泣きしたことである。この先生にとっては、新卒以来初めての担任したクラスが我々のクラスだったのだ。「みんなが助けてくれたから」とかなんとか、嗚咽まじりに先生は云った。私自身は何もしなかったのに、と思ったが、思い返すに、私を除くクラスメイトは、普通の同年代の高校生よりはるかに大人だったんだなあ。若い女の先生など、他所の学校や他所のクラスにいたら、いじめに遭ってノイローゼになったり、不登校に陥ったりしてたんじゃないのか。そのへんのことは、思い当たるふしもちょこちょこ思い浮かばないでもないけど、よく覚えていないことが大部分である。ただ、その夜は、100%どこかの居酒屋で卒業の打ち上げをやっていたに違いないという確信だけはある(苦笑)。駒大苫小牧の人たちと違って無名だからね我々は。卒業式に最もよく唄われる歌が、今は「旅立ちの日に」という歌だそうですね。この歌、先日ニュース番組で紹介されているのを見て、初めて知った。どこかの中学校の校長先生が作った歌だという。それが全国的に広まった。たいしたものだと思うけど、私たちが中学高校を出たずっとあとの話である。卒業式ソングといえば、「蛍の光」か「仰げば尊し」という印象が強いけど、最近「蛍の光」は、韓国の昔の国歌という印象のほうが強い。悲しい韓国映画「シルミド」の中で、「明日金日成を討て」という指令が軍から降りた夜、暗殺軍の兵士たちは、杯一杯ばかりのマッコリか何かを酌み交わし、肩を組んで「蛍の光」を唄っていた。やはりこれも、私らとは言葉は違い形も違えど「惜別の歌」だったわけでアルネ。今、自分は、学校の卒業式を体験したいとは思ってはいないんだけど、何かを卒業したいと思うことは、いくつもある。思わせぶりな締め方で申し訳ないけど、それはここでは今書きたくない。
March 12, 2006
最近の「週刊金曜日」某号を読んでたら、佐高信氏やら高杉良氏などをはじめとした、ホリエモンの違反行為に対する批判、罵倒に終始していて、一般主婦などによる投稿でも、この話題が充実。まさに「ホリエモン徹底弾劾特別号」。さすがは「買ってはいけない」を出版した会社だけのことはある。でも、これは食べ物とか生活用品じゃない、単なるトピックスですから。まあ、ビジネス的・専門家的目線から見た、彼のやったことに対する違法性や過ちに対する批評は、まだうなづけるのだが、この週刊誌への投稿に限らず、民主党議員でも評論家でもない一般の主婦が、マスコミ報道に便乗して、投稿であーだこーだ云ってるのを見ると、「?」というマークが、私の脳内いっぱいに飛び交ってしまうんですよ。あるいはネット投資家か、広島6区の有権者かもしれないけど(だったら謝るけど)。「週間金曜日」投稿の主婦が書いていたのは、こんな内容。「自戒の意味も込めて、安易に、単に弁の立つ人を信じず、正確な目を自ら持とうという思いで書いた。皆さんは、なんでホリエモンを信じちゃったんですか?」一見世間を痛切に批判しているように見えなくもないが、ではいったい、世の中の何人がホリエモンを「信じた」という前提で、こんなことを書いているのだろう?だいたい、ライブドアがやったことの中の違法性というのは、今のところ「風説の流布」と「粉飾決算」ぐらいで、あとは、企業買収なんぞ、日本ではモラルハザードでも、欧米では常識、ということだって少なくないわけでしょう。幹部自殺、というのだけ、ちょっとよくわからないのではあるけど。そこらへん、ちょっとニュースで違法が大きく取り上げられたからといって、すべてを否定し、亡き者にしようとする過敏反応に対し、私は逆にエキセントリックさを感じる。本質を見ず、有識者がTVで「あの人は魔女です」と云ったのをそのまま鵜呑みにして、やれ魔女裁判だ有罪だと騒ぐ便乗人間だらけの社会のほうが、よほど危険だと思うが。もうすぐサクラの時期だから、別にいいけど(すぐ散るけど。うひょひょ)。
March 9, 2006
駅前の焼肉屋が、「都合によりしばらくお休みとさせていただきます」という貼紙を出したまま3ヶ月あまりが過ぎ、気がつくと「ジンギスカン食べ放題の店 大地」というのになっていた。焼肉とジンギスカンは、まあ肉を焼くという意味では共通するが、基本的には別モノ。だいぶ前にこの焼肉屋に入ったことがあったが、料理といい内装といい、韓国的色彩がかなり濃い感じの店だったので、あっちから来た人が、こだわりを持ってやってる店だろうと思っていた。それを突然、今流行りのジンギスカンに変えるとは、そのこだわりがなさが怪しい。想像するに、韓国出身の焼肉屋店主が、借金踏み倒して夜逃げでもしたかな。そのあと、この店舗物件に、北海道出身のオーナーが入った、ということかもしれない。この店の向かいにパチンコ屋があり、そこから至近距離に「ア●ム」のキャッシングマシン設置店舗があったりするものだから、ついついそういうよからぬ想像をしてしまう。ところがこの「大地」という店、数日前に通りかかったら「北海魚介料理専門店 大地」になっていた。タテ看板に、カニやホタテの絵と「なまらうまいよぉ♪」という謳い文句が踊ってる。なんだこの変わり身の早さは。どうも近頃「なまら」が多いのは、駒大苫小牧の崇りかな。「注文の多い料理店」は宮沢賢治だが、こっちは「方向転換の多い元焼肉屋」だな。直接関係はないと思うけど、「大地」といえば、スズキムネオと松山ツルリン千春の迷コンビが頭をよぎる。この変わり身の早さも、なんとなくムネオゆずり、ってな感じ。そういえば、「新党大地」は、今後どうするつもりなのだろう。「あの選挙」以外、目的や存在意義を失ってるように見えるんだが、またある日、突然新しいことをはじめるのかな。だが、この右往左往して足元が定まらない感じは、近頃の自分の心境にもさも似たり。もっとドシッと構えていたいものだが。ゆらぐ大地ならびに我が現状のことを、しばし忘れようと、空を見上げてみれば、春の到来を告げるやわらかな日差し。
March 8, 2006
<ふてぶてしい顔のおっさんブレイク>ウチの近所に住んでるらしく駅でよく出会う、ふてぶてしい顔の役者のおっさんこと、渡辺哲さんが、今やテレビやらなにやらに引っ張りだこで、その対世間的露出度が、最近メチャメチャ高い。よくいう「ブレイク」というヤツである。近頃、あまり電車で乗り合わせなくなった理由はこれかなあ、とも思ったけど、よくわからない。主な出演は、テレビでは「トリビアの泉」(フジ)、「ガチバカ」(TBS)、「繋がれた明日」(NHK)などであるが、ほかはよく知らない。また舞台で、田中角栄に扮してやる独り舞台が、「そっくり」との評判だそうで、こちらもチャンスがあれば見てみたいけど、どこでやってるのかは知らない。渡辺哲さんは、どっちかというと強面で悪人顔にも見えるので、悪い侍とかヤクザとか刑事役が多かったのかなあと想像するけど、ここのところはいろんな役に挑戦している感じである。役づくりも大変だろうな。彼の過去の代表作を知らないので、私にとって彼は「どうも役者やってるらしい近所のふてぶてしい顔のおっさん」でしかない。とはいえ、その活躍は、ほんのりと嬉しいような気もするけど、別に知り合いじゃないので、サインをねだるのも今さらどうかと思っちゃうね。他人の空似かもしれないし(笑)。<連敗ブレイク>アイスホッケーの日本製紙が、日本選手権で悲願の初優勝。旧・十条製紙時代も通じて、長い長いトンネルであった。対戦相手の王子製紙は、逆にこれまで30回以上も優勝をさらってる、日本では名門中の名門。同じ東京都北区の町の名前を持つ製紙会社どうし、どうしてこんなに実績が違うのかはよく知らない。あと、ほかに日本リーグという長いリーグ戦が昔あったのだが、チーム数が減ったため、中国、韓国、ロシアのチームを含めたアジアリーグという形でやってて、こっちでも日本製紙はリーグ戦の成績で群を抜いている。でも、いつもプレーオフで負けるので、やっぱり優勝したことがない。心情的に、今度はなんとか優勝して欲しいと願わずにはいられないね。
March 5, 2006
<「なまら悔しい」みたいな・・・>駒大苫小牧高校のエース・田中はこう思ったに違いない。「オレの高校生活はライブドアじゃねえ!」大泉洋も、札幌でスープカレーを食いながら、悔しさにむせているかもしれない。「そりゃ、辛いスープをすすればむせるよ!」それにしても、未成年の酒煙草がらみの事件が、各界で最近やたらと目立つ。事件の内容に関して、ボクらには何も云う資格はないネ。「NEWS」の話でも書いたが、彼らの時分は、もっとロクでもない若造だったし。軽率な行為が、おカミに見つかったか見つからないか、という違いだけなのだ。ちなみに、煙草の常習者は、今年から「ニコチン依存症」という病人扱いされることになったらしいよ。「健康増進法」という法律で、そう決まったそうだ。マクドナルドは、完全禁煙になったみたいだし。「ニコチン依存症」とは、どうも、語呂が悪いね。「ポコ●ン依存症」といい間違えそうだし(笑)。カゴちゃんも、スクープされたタイミングが悪かったな。粋がって煙草吸ってるツッパリ高校生のガキどもも、これからは「かっこ良い」とは見られないぜ。むしろ病人扱いされ、なおさらみじめなのだ。<サバは足が速い>ほしのあきが、本当は28歳なのに、27歳とサバを読んでいたのが発覚したという(笑)。べつに読ませてやればいいじゃねえか。あまりのニュースの瑣末さに「天晴れ」をあげたいぐらいである。このまま、40歳過ぎまで水着グラビアを撮影するようなら、表彰してあげたほうがいい。だがこんな話は、民主党のナガタ議員の話同様、どうでもいいことこの上ない。人のうわさも75日ということわざがあるけど、この話は、あさって頃には忘れてそう。<荒川のイナバウアーの名前は「アラカワ」にすべきとの声多し>だいいち、本家のイナバウアーは、あんなに背中をそらさないらしいし、あんな技ができるのは、世界でも荒川選手ぐらいしかいないらしいよ。それに、日本スケート連盟から、金メダルの報奨金が200万円とは、チープだなあ・・・。フィギュアでオリンピックに出るような選手は、レッスン料とかリンクを借りたりする諸経費だけで、年間200万円は下らないらしい。というか、貧乏人はフィギュアスケートなど、とてもじゃないができないな。要するに、「基礎代謝を補てんする程度」のお金が、スケート連盟の報奨金というわけ。ちなみに、平凡な大人1人、ためしに1年間の支出を計算してみたら、170万円弱だった。とほほ。
March 4, 2006
「ひなまつりのうた」(こんな題名か?)って、単一コードだけで演奏できちゃうんだな。考えてみると、「ひなまつりのうた」に限らず、昔「文部省省歌」と呼ばれていた歌って、そういうのが多いみたい。真面目に、情感こめて演奏しようとすれば、そうはいかないとは思うけど。小学校低学年の先生なんかだと、一人で全教科教えなければならないから、楽器が苦手な先生でもオルガン弾かなきゃいけなかったりするため、誰でも演奏できるように、わざとそういう節まわしにしているのだろうか。そのへんの事情はよく知らないんだけど(先生やってる方がいたら教えてください)。で、この「ひなまつりのうた」、昔、花見の席で何かの拍子で(何の拍子だったかは忘れたけど)試したことがあるんだが、何人かでサンバ調で演奏すると、ちんどん屋のような雰囲気になって、案外盛り上がります。カラオケマイクなんぞ用意しなくてよい。マラカスと、サッカーなどで審判が吹くホイッスル必携。メイン演奏はサックスかピアニカが最適のような気がするが、そんなものはなかなか調達できないから、なければハーモニカでもいいし、面倒くさければみんなで歌えばいい。打楽器は、わざわざこんなことのために用意するのが面倒くさいので、お茶碗とか缶詰の空き缶なんかでOK(どうもさっきから「面倒くさい」が多いな)。これを割り箸で叩いたり、ぶつけ合ったりする。あとはこれらで、何回かリハーサルやるもよし、その場でテキトーにやって楽しむもよし。(シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ)あっか~り~を~つっけ~まっしょ~ ぼ~ん~ぼ~りにっ♪(ピッピピッピ~)てな感じ。あと、クイーカーという、「できるかな」のゴン太くんの声みたいな音の楽器があれば最高なんだけど、その代用として、ワンカップ酒のカップを濡らした指でこすって、リズムに合わせて音を出せると、より本格的。ギターを入れるなら、冒頭に云ったように「単一コード」でジャンジャカかきならすほうがいい。案外愉快になって、おのおの酔っ払ってくると、みんなで立ち上がって踊りだしたくなること請け合い。セルジオ越後もびっくり。
March 3, 2006
今、長編小説執筆の構想を立てています。骨子が3月中に固まらなければ、今回は中止。固まれば、あとは時間を見つけて書き進むのみ。大学院の受験が、どうやら今回は敗色濃厚なので(明日すべて通知が届く予定)、4月以降、突然そんな時間が完全に奪われるということはないのですが、いずれにせよ、今ほど時間に余裕はないはず。そっちのほうも、今後どうしようか、真面目に考えなければいけないと思いつつ、後回しにしてるわけですが。ぼやぼやしてたらニート呼ばわりされちまうので、時間は有効に使わないとね。それにしても、自分の頭の回転の悪さに、少々うんざりしております。ジャンルを決めるのに2日ぐらい迷って、物語の流れをイメージするのに1日、登場人物のイメージに1日かかってしまいました。はじめは、我らが草野球チーム・ベアーズ草創期の、あまりにユニークな創設のくだりをモチーフにしようかと考えていましたが、いざ机に向かって考え始めると、我が筆力では、思ったほど斬新な話の展開に持っていけないことが判明。そっちのほうは、チーム内に本業のモノカキさんがいらっしゃるので、彼にお任せしようかと思ったりしています。ご本人にその気があればの話ですけど。いちおう現在考えているのは、ジャンルでいえばミステリーの部類に入るのかなあ。ただ、警察の仕組みとか、世の中の仕組みがイマイチ把握できていないので、そのへんは合間を見て取材しなければいけないなあとは思っています。まずは、「長編」という形できっちりオチまで書き終えるのが目標。何かの賞に応募したり、自費出版するかどうか、というのは、二の次になりますね。自己満足最優先です(笑)。なんせ昔から、「本を書くのが人生の目標」と、あちらこちらで吹聴してるだけに、年賀状で元上司から毎年、「今年は本を出すの?」「いつ出すの?」「そろそろ出すの?」「ちゃんと書いてるのか?」と、いやにスパンの長い出版社編集担当による督促みたいな便りが届くので、そろそろ、「今年は書いて賞にエントリーはしましたよ」ぐらいのことは云っときたい(笑)。べつに、ここで云うほどのことでもなんでもなくて、勝手に書きゃあいいだけの話ではあるんですけど、話題がなくなってきたもんで、日記に書いてみたというだけの話ですわ・・・。
March 2, 2006
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