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多摩大フットサル部、創部の年に東京都大学の一部リーグ昇格を決める。----------------------学部長日誌「志塾の風」130228 | 編集本日の東京都大学リーグ2部の多摩大学フットサル部の今期最終戦(対FCファンロン戦)は、前半を0-2で折り返すも、後半巻き返し 4-3 で逆転勝利。この試合の勝利により、来期1部リーグの昇格が決定した。これは快挙だ。6月に公式戦で初勝利してあっという間にここまできた。福住監督の掲げた「まずは1部昇格を果たし、数年後に全国大会出場、そして大学日本一」という目標の第一関門を突破したということなる。選手たちも若く器が大きい監督の指導で挨拶の習慣や時間管理ができるようになっている。。早朝のアリーナの気合の入った練習風景は今や多摩大の風物詩だ。大学の象徴として大事に育てていきたい。以下、「高校生新聞 2012年10月号」から。経緯や今後の方向などがよくわかる。多摩大学は今年5月、初の体育会となる「フットサル部」を設立し、元プロフットサル選手が監督に就任して始動しました。今後、大学日本一を目指して活動していくなかで、部員はもちろん、周囲で支える学生たちも「人間力」が向上していくことが期待されています。多摩大学がひとつになるシンボルとして設立されたフットサル部。大学でフットサルといえばサークルが中心で指導者がいるところはほとんどないなか、監督を務めるのは、元プロフットサル選手で指導経験も多くある福角有紘さん。フットサル部設立の発案者である経営情報学部の杉田文章教授や福角監督が学内で呼びかけて希望者を募り、5月から正式に練習を開始しました。現在、部員は3年生1人、1年生7人の8人で、週5回、多摩キャンパス内にあるスポーツアリーナで練習を行っています。部員たちはサッカー経験があったものの、フットサルの経験はゼロ。ボールやゴールの大きさをはじめ、足裏を中心に使うといったプレイスタイルなどもサッカーとは大きく異なり、当初は戸惑うことも多かったそうです。逆に、フットサル特有の魅力も多く、福角監督は「スピード感があるし、ボールに触れるチャンスも多くある。みんなで攻撃して、みんなで守備するから、全員が主役になれると思いますね」と話します。福角監督はフットサルの技術面を一から指導しつつ、最も大切に考えているのが、部員たちに社会人としての基礎を身につけさせること。特に、あいさつと時間厳守については、普段から厳しく言っているそうです。最初のうちは練習開始時間ぎりぎりに来たり、遅刻したりすることもよくあったらしいのですが、徐々に変化が表れ、今では30分前には集合して自主練習を開始したりもしています。また、福角監督は「将来の夢や目標は?」「どんな仕事をするつもり?」といった質問を投げかけたり相談に乗ったりしながら、部員たちが卒業後の進路を自ら考え出す手助けを行っています。「自主性がアップするなど、部員たちが人として大きく成長していくといいですね。個々が変わっていけば、チームとしても飛躍すると思います」と福角監督。多摩大学フットサル部は東京都大学リーグに所属し、6月には公式戦で初勝利をあげました。現在2部ですが、まずは1部昇格を果たし、数年後に全国大会出場、そして大学日本一という大きな目標を掲げています。 高い目標に向けて、ハードな練習に充実感を覚えるというのは、3年生でキャプテンの堀田浩平さん。堀田さんは杉田教授のゼミに所属し、勉学にもスポーツにも、さらにはボランティア活動にも打ち込んでいます。経営情報学部は1学年300人余りで、多摩大学は全体としても小規模ですが、堀田さんはそこが気に入っているとのこと。「先生とも親しくなりやすいですし、学生はみんな顔を知っているくらいなので、心地よい距離感です」。一方で、部員の少なさがフットサル部の課題になっています。福角監督は「もっと部員が増えてほしいです。大学日本一という目標に向かって歴史を作れるチャンスですし、プロフットサル選手という可能性もあって、人生が広がります。ぜひ多くの高校生にチャレンジしてほしいですね」と呼びかけています。また今後は、広報や資金調達などフットサル部のマネジメントにかかわる学生が増えることも、大学側では期待。杉田教授はこう分析しています。「集団スポーツは社会の縮図で、そのなかでどう考えるべきか、どうふるまうべきかを常に問われます。フットサル部にさまざまな形でかかわることで、社会人になってから必要なことも学べるでしょう」。高校生へのメッセージ部活をがんばれば、社会で役に立つ部活動をしている高校生はたくさんいますが、それをがんばることは君たちが思っている以上に価値があることを知っておいてほしいと思います。たとえばインターハイに出場したといった「結果」で自分も周りも評価してしまうかもしれませんが、それは重要ではないのです。部活をがんばって続けてきたという「過程」が価値あることなのです。周りと比べないで、昨日の自分と比べて、自分がどれだけ伸びたかで判断してください。特に運動部は人と人とがガチで触れ合うので、うまくいかないことのほうが圧倒的に多いです。そんな関係性のなかで、君たちは自分の思いを伝えたり、相手を受け入れたりすることを毎日していると思います。それは自分の強みになるし、社会に出ても役立つのです。ただし、自分の強みは何かを考え、それを社会でどう生かしたらよいかを徹底的に考えることが必要です。多摩大学経営情報学部ではスポーツマーケティング論、スポーツ社会学、スポーツ産業論などの専門授業によりスポーツビジネスの基礎を学びます。加えて、オフィシャルパートナーシップを結んでいる横浜FCの公式戦のイベント企画・運営を実践できるプロジェクトゼミナールや、横浜FCの運営会社である株式会社横浜フリエススポーツクラブの実際の業務を体験できるインターンシップなどを通じてスポーツビジネスの現場を肌で知ることができます。このような授業・プログラムを通じ、スポーツマーケティング・ビジネスをより深く学ぶことができます。福角 有紘(フクズミ アリヒロ)■指導歴:大阪府選抜2011コーチ/U23大阪府選抜2011監督/大阪府1部リーグBGM監督/大阪府女子リーグプログレッソ大阪監督■選手歴:Fリーグバルドラール浦安所属/2000年、2004年 FIFAフットサルワールドカップ日本代表候補/PUMA CUPブラジル開催優勝/2002バルセロナフットサルクラブへ短期留学------------------------- 卒業・進級判定会議 成績優秀者奨学生審査委員会
2013/02/28
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夜は、銀座の「響」で中津北高の同期会。寺山君が上京してきたのを機会に10人ほどが集まった。この寺山君と島沢一雄君とは高校卒業以来か。中津で最近行われた同窓会の件、猪俣君のところでのゴルフ会の話題、、、、。f:id:k-hisatune:20130227195400j:image------------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130227 | 編集今日の午後は、二つの取材を受けた。高野課長同席。 大学研究家・山内太地さんとコアネット教育総合研究所の川端さんらが見えて、取材を受ける。山内さんは日本の全大学のキャンパスをすべて訪問しているという方で、メディア(アエラ、日刊ゲンダイ、、)でも教育や大学というキーワードで活躍している。コアネット総合研究所は教育と学校経営のシンクタンクだ。f:id:k-hisatune:20130227134143j:image山内さんは先日の地域プロジェクト発表祭に見えて、「多摩大学、数年前は暗い雰囲気でしたが、今日お邪魔したら、なぜか学生も教職員も以前に比べてやたら元気になっている。どうやら教育改革に成功しつつあるようです。」という感想をツイッターで書いていただいた方。教員ラウンジを案内しながら教員たちに紹介する。多摩大のここ数年の改革の動きと現状を説明したところ、「教育内容は素晴らしい。あとは伝え方だけ」という診断だった。そして他の大学の動きなどをシャープに説明してくれた。大変に参考になった。やはり現場をこまめに歩いている人のアドバイスは本質をついている。大変に面白い愉快な取材となった。このアドバイスや情報を生かしたい。------------------------------- 日本経済新聞に「活かす企業人」という大きな連載のコーナーがある。様々の企業の人事関係の幹部が登場し、採用や教育について語っている。2012年5月から、この企画に月1回の「大学編」が加わった。昭和女子大学長、工学院大学副学長、千葉工大副学長、法政大常務理事などのインタビュー記事を見かけたことがある。ここに声がかかった。有難いことだ。今回はこのコーナーに学部長として登場する、そのインタビューを日経新聞クロスメディア営業局の人から受けた。f:id:k-hisatune:20130227153105j:image以下、質問項目。 御校はどのような人材育成を目指していらっしゃいますか。そう考えられる理由は何ですか。 御校の教育方針は何ですか。また目標とされる人材育成に向けてどのような教育活動を実施されていますか。具体的に教えてください。 現在の若者気質についてどのようにみておられますか。一般論で結構ですので私見をお聞かせください。 今後、教育体制などを見直していかれるお考えや計画はありますか。 就職のあり方など企業に対するご意見がありましたらお教えください。 日本のビジネス界を担っていく学生(若者)に向けてメッセージをお願いいたします。シャープなキーワードを散りばめて、縦横にインタビューに応じたので、異色の記事が出来上がると思う。どのようにまとめていただけるか、楽しみだ。
2013/02/27
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来年度全体方針共有会を開催。朝10時から17時まで、丸一日かかって教員と職員が総出で、来年度の方針を共有する会。---------------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130226 | 編集来年度全体方針共有会を開催。来年度入職の志賀先生と小林先生も参加。 学部長・今年度総括と来年度方針。2012年度◎学部運営:マネジメントサイクルの確立に注力○マネジメント体制 ・委員会中心(議論より対策:教職一体)・学部運営委員会(執行部としての方針)・教授会(決定機関)--というリズムができた・マネジメントの要諦はタイムマネジメント! 中期計画(3年) 年間スケジュールの策定と前倒し(2,3か月早い:人事) 個人活動計画―面談―プレ報告-報告というサイクル2013年度:成果を出す! 外に打って出る!(中身あり)スピード感とダイナミズム◎スピード感(環境の悪化より速く)・現体制の2年目:さらに深化、さらにスピードアップ・スケジュールの共有と前倒し実施・本日の委員会では、スケジュールを中心に! ◎ダイナミックに!開学25周年(1014年)に向けて求心力を高める年 ○大学の新しいビジネスモデルの構築! ネットワーク型キャンパス:永山・多摩セン・八王子、。 生涯学習25歳以上をターゲットにしたビジネスモデル・生涯学習センター(学生会館、、)2014年秋に竣工 リレー講座6万人・学生アメニティ・○残った課題である、学科名と学部名の変更にトライ ・自己点検、大学認証評価という点から ・経営情報とマネジメントデザイン? ・ここ数年の考え方の延長線上に決めたい(オーソドックスか、個性的か) 就職委員長総括(60人の残、後20人。4年生に期待。量(率)と質(先)。ワークプレイスメント。キャリア科目。ICTスキルを具体的に。資格。プレゼミのばらつき。)入試委員長総括(年内順調、年明けに厳しく。リメディアル教育。静岡・山梨対策。女子率。社会人入試。オープンキャンパス。系別オープンキャンパス。特待生モデル。存在感の問題。)教務委員長総括(ゼミの充実。進級制度。留年者の減。科目合格率。T-NEXTによる出欠管理。プロジェクトゼミ。問題解決学。ITスキルの低下。プレゼミの内容統一。来年度でカリキュラム完成。シラバスの公開。3系別の入門科目展開。ゼミの内容が見えるように)。学生委員長総括(マナーアップ、ルールなど学生指導、運転、AED,薬物のセミナーなど学生生活支援。1年生の学生生活調査と満足度調査のリンク。体育会フットサル。学生会の立ち上げ。学園祭の時期、教職員の参加。相談室の認知が大きく向上。担任意識)。FD紀要委員長総括(正常化がテーマ。FRC。紀要。教員のITすきるアップ。科研費申請。ボイスの活用。教育方法の研究開発。FD勉強会を計画的に。iTunesに登、これを活用)。MIC委員長総括(MOS資格減少。読む力5%アップ。入館者数は増加。データベース、日経テレコン検索力向上。共同作業のスキル。50冊。、、)地域委員長総括(PJCT型学習。発表祭は質の向上へ。地域ビジネスの履修モデルが完成。多摩学。地域システム研究会は内外に広げる。)国際委員長総括(留学は学生の視野の拡大に必要。グローバル人材育成チャレンジは経団連奨学金対象という副産物。来年度は韓国と香港視察ツアー。多摩グローカルフォーラムの成果として2組が商談中、学生は46人が参加、広報不足)。 昼食 来年度新委員会メンバーによる方針討議f:id:k-hisatune:20130226132409j:imagef:id:k-hisatune:20130226132449j:imagef:id:k-hisatune:20130226132430j:imagef:id:k-hisatune:20130226132506j:imagef:id:k-hisatune:20130226132521j:imagef:id:k-hisatune:20130226132418j:imagef:id:k-hisatune:20130226132531j:imagef:id:k-hisatune:20130226142217j:image 各委員長によるまとめ。就職(iyokuba。資格。教員支援。就職FD)。教務(50本のレポート)。入試(女子対策。AOシフト。高校生目線での名称変更)。FD紀要(教育力と研究力。SRCサマリー配布、ゼミで必ず1本)。MIC(書評。ゼミ図書委員。図書館サポーター)。、、。 学部長によるコメントレポートはどういう形で何本か詰めて欲しい。フットサルチームの愛称を募集。存在感の希薄化、入試委員会自身での取り組みと教職員個人個人の広報マインドの発揮(ソシャルメディアで発信)が必要。高校生・女子高生・父兄などの意向調査の共同研究なでで事実に基づいた戦略と戦術を。ICTスキル、iPad会議(学部運営委員会、教授会、委員会)。学生会と一緒に学内問題の解決に。iPadoの配布。資格戦略は抜本的に。文科省地域コミュニティ拠点申請プロジェクト。プレホームゼミ生は地域発表祭に参加。数字を入れた計画に。ソーシャルルメディアリテラシー。、、この1年で前進した。さらにスピード感を持ってダイナミックに進んでいこう!-----------終了後、有志で残ってセンシティブな問題が話題になった。今泉、豊田、金、樋口、彩藤、趙、出原、梅澤、杉田、、、。激論となったが、最後は一定の方向性が確認できた。
2013/02/26
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午後は、JICA(国際協力機構)での研修。テーマは、「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力の向上。受講者は27名。海外派遣前研修(専門家)というプログラムの中の一コマ。現所属は、農水省、弁護士、電源開発、国際医療研修センター、国土交通省、警察庁、、、。f:id:k-hisatune:20130225162949j:image毎回感じることだが、実に多様なプロジェクトにJICAのODAプロジェクトが関与していることがわかる。MRT事業、市民警察活動、生物多様性保全、大豆増産、都市機能強化、農村インフラ開発、工学系高等教育ネトワーク、PM2.5生成機構の解明と対策、海上法執行実務能力強化、民法・民事訴訟法普及、保健医療重視者の質向上、工学部能力強化、保健、灌漑農業振興、市場志向農業振興、灌漑施設設計、水力発電計画、コメ復興支援、民間セクター開発、灌漑、農村開発、教育政策、、。派遣先はアジア、アフリカ、中南米の途上国が並ぶ。こういった仕事の困難さを思う。ベトナム、ラオス、ボリビア、タンザニア、バングラデシュ、ネパール、ペルー、ケニア、ラオス、モザンビーク、東ティモール、フィリピン、メキシコ、モンゴル、コスタリカ、インドネシア。f:id:k-hisatune:20130225162118j:image以下、講義アンケートから抜粋。「説得型から納得型へ変わるきっかけになった」「非常に有意義でした」「非常に納得感が高い講義でした。図の持つ可能性がこれほど高い者であることに驚かされました。驚くだけでなく納得感がありました」「非常に簡便なツール」「困難な問題に向き合ったときに活用したい」「相手国のクライアントとのコミュニケーションツールとして使いたい」「気づきがたくさんありました」「研修終了時、頭が熱く多少いたくなりました。頭を使った」「複数の活動が重層てきにリンクしているため、頭の整理に大いに役立った」「説得型から納得型へのお話は大変役にたっ」「御著書は昔から読ませていただいておりましたが実際の講義を受講できて感激しました」「海外赴任の前に大変参考になった。この思考を現所属の運営にも取り入れたい」「初めての視点で興味深かった」「発想はいいと思う」「技術的なことを教えて欲しかった」終了後、取材に来ていた日本能率協会マネジメントセンターのお二人と酒場で軽く飲みながら、「グロバル・リーダー」プロジェクトの進行を相談。---------------------------学部長日誌「志塾の風」130225 | 編集 午前は大学。秘書とスケジュール確認と実務処理。 金先生:来年度共同研究の件 金子さんと明日の全体方針共有会の資料確認
2013/02/25
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久しぶりに時間ができたので、近々読むべき書籍をアマゾンで注文する。歴史の進歩とは何か(市井三郎)[asin:4004130026:detail]津村喬精選評論集 1968年以後津村喬精選評論集―“1968”年以後津村喬精選評論集―“1968”年以後 作者: 津村喬,〓@5FA3@秀実 出版社/メーカー: 論創社 発売日: 2012/07 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 35回 この商品を含むブログ (3件) を見るサンダカン八番娼館サンダカン八番娼館 (文春文庫)サンダカン八番娼館 (文春文庫) 作者: 山崎朋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2008/01/10 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (12件) を見る老年について(キケロ)老年について (岩波文庫)老年について (岩波文庫) 作者: キケロー,中務 哲郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2004/01/16 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 10回 この商品を含むブログ (14件) を見るシュリーマン自伝(シュリーマン)古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫) 作者: ハインリヒシュリーマン,H. Schliemann,村田数之亮 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1976/02/16 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (34件) を見る福田恒存対談・座談集「第四巻 世相を斬る」福田恆存対談・座談集〈第4巻〉世相を斬る福田恆存対談・座談集〈第4巻〉世相を斬る 作者: 福田恆存,現代演劇協會 出版社/メーカー: 玉川大学出版部 発売日: 2012/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る世界大地図全2巻(ユーキャン)。世界大地図 ユーキャン世界大地図 ユーキャン ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 地理 > 地理(外国) ショップ: 愛媛松山銀天街 価格: 10,500円 楽天で詳細を見る----------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130224 | 編集ここしばらくの間に予定されている、「あいさつ」や「取材」に備えて資料を準備。来年度方針全体共有会。経営情報学部セミナー。日経新聞。大学研究家。卒業式。
2013/02/24
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岩見隆夫「昭和の妖怪 岸信介」(中公文庫)を読了。岸信介(1896-1987年)は、「満州」と「安保」をやり遂げた。39歳で満州に渡り3年余にわたって満州国の運営と統治に実績を引っ提げ、日本の商工省次官として凱旋。東条内閣の商工大臣と軍需次官になるが、衝突し東条内閣をつぶす。戦犯容疑で3年3か月の間巣鴨に入るが幸運にも戦争犯罪人の重罪をまぬがれる。53歳の再出発だ。その後、世界に入り、緒方竹虎というライバルの死という幸運や石橋湛山首相の病気退陣などの幸運によって、一気に総理の座をつかみ、不平等条約である日米安保の改定に成功し退陣する。辞任後も長い間、隠然たる力を保持した。岸信介は、1960年の日米安保改定の首相として批判が多い人物である。岸は故郷の吉田松陰を尊敬していた。この岸には常に金にまつわるうわさが絶えないが、それ明らかになったことはない。この人は悪評紛々なのだが、高杉晋作に知性をつけたような人物という評があるように近い人は一様に「偉い人」だと誉め、近づくと朗らかな態度にファンになる人も多い。また風評と実物のギャップが極めて大きな人物で、複層的な複雑な性格を持つ岸は、やはり妖怪であるということで、本書のタイトルがついた。「妖怪」という岸評は、この書に負うのだろう。現在でもテレビで顔を見せる筆者の岩見隆夫(1935年生)は、1979年にこの書を書きあげるのだが、本人に対するインタビューでは警戒しながらも岸の魅力にひきこまれながら、慎重に筆をすすめている。この当時、岸は82歳だったが、生臭ささを失ってはいなかった。2012年の文庫版にも岩見のあとがきが載っている。33年の時間が経っているが、岩見は「岸は妖怪的ではなく妖怪と言い切っていいだろう」と改めて述べている。この本では、国歌の運命を委ねられた最高指導者の考え方と行動が明らかにされている。「内閣というものは、時期が長いのが偉いんじゃなしに、何をしたかということが問題であってね」■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」130223 | 編集寺島学長の就任以来4年間続いているインターゼミミ(社会工学研究会)の打ち上げ会。f:id:k-hisatune:20130223185357j:image多摩学班、アジア班、地域震災はん、環境班、ディズニー班の5つのチームが1年間かけてそれぞれ大きな論文に結実した。学生、院生、教員がそれぞれ3-5分で総括と近況を話すといういつものスタイル。f:id:k-hisatune:20130223195631j:image
2013/02/23
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朝から夕方まで会議の連続だった。来年度の大学運営と学部運営の方向が定まった。2年目を迎える所管の来年度の学部運営については、委員会人事の確定、全体方針の全教職員の共有と委員会事業計画の策定、教授会と各委員会の月間と年間スケジュールの確定、iPadを使った会議運営、など学部運営のインフラが整備できた。今年以上に、スピード感を持ってダイナミックに進んでいきたい。-----------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130222 | 編集 人事委員会 学部運営委員会 名誉教授、客員教授、非常勤講師。 来年度方針全体共有会。学部意思決定サイクル。iPad会議(学部運営委員会・教授会) 学科名・学部名。 一般入試判定会議 3COO会議(学部長、研究科長) 大学運営会議・経営会議:学長。理事長、常務理事も出席。 来年度予算。 来年度事業計画。 大学院ビジネスICT総括。 自己点検。 25周年記念事業。 人事。 学長「補正予算。道路インフラ、自動車社会。農業の6次産業化。エネ調の格上げ」
2013/02/22
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豊田先生から吉報。「【BBA大賞受賞:ゼミ活動報告】読売新聞社主催・ベースボールビジネスアワード2012の結果がきました。多摩大学・豊田ゼミ2年生チームの提案が高く評価され「大賞」を受賞。3月3日に授賞式がありますが、まずは第一報をご報告まで。」 (1)プロ野球球団の集客策について、具体的なアイデア、企画をまとめてください。その際、下記のことには必ず触れてください。?大学生、団塊の世代に向けた集客策 ?居住エリア別の集客策 (2)プロ野球界のブランド価値を高めるための戦略や観客動員数を増加させるための提案、また、普段研究している学問をベースにした新たなビジネスモデルをまとめてください。 大賞は30万円。受賞者を2013年3月に東京ドームで開催される巨人オープン戦に招待し、表彰セレモニーを実施予定。 昨年は慶応義塾大学商学部井出秀樹研究会が大賞を受賞。豊田先生によれば大賞を受賞したのは2年生チームだとのこと。昨年度の震災復興コンテストでのインターゼミ(社会工学研究会)「震災と日本再生チーム」の優秀賞、社会人基礎力育成グランプリ2011での村山セミの大賞受賞など、「ゼミの多摩大」をイメージさせる受賞が続いている。豊田先生とゼミの諸君、おめでとうございます。こういう様々な他流試合のコンテストに多くのゼミが応募する風土を築きたい。---------------------夫婦の散歩道夫婦の散歩道 作者: 津村節子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2012/12/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る亡くなった吉村昭の妻で同じく作家の津村節子のエッセイ。「三陸海岸大津波」を書いた吉村昭の作家生活、日常などを興味深く読んだ。三菱重工長崎造船所史料館吉村昭コーナー。日南市の小村寿太郎記念館。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」130221 | 編集 矢内事務長と打ち合わせ 一般入試で本部詰め。 諸橋副学長にいくつか相談と報告 金子さんと明日の人事委員会、学部運営委員会の資料確認 池田部長から相談。 豊田先生から吉報。「【BBA大賞受賞:ゼミ活動報告】読売新聞社主催・ベースボールビジネスアワード2012の結果がきました。多摩大学・豊田ゼミ2年生チームの提案が高く評価され「大賞」を受賞。3月3日に授賞式がありますが、まずは第一報をご報告まで。」 (1)プロ野球球団の集客策について、具体的なアイデア、企画をまとめてください。その際、下記のことには必ず触れてください。?大学生、団塊の世代に向けた集客策 ?居住エリア別の集客策 (2)プロ野球界のブランド価値を高めるための戦略や観客動員数を増加させるための提案、また、普段研究している学問をベースにした新たなビジネスモデルをまとめてください。 大賞は30万円。受賞者を2013年3月に東京ドームで開催される巨人オープン戦に招待し、表彰セレモニーを実施予定。 昨年は慶応義塾大学商学部井出秀樹研究会が大賞を受賞。豊田先生によれば大賞を受賞したのは2年生チームだとのこと。昨年度の復興構想コンテストのインターゼミ(社会工学研究会)「震災と日本再生チーム」の優秀賞受賞、社会人基礎力育成グランプリ2011での村山セミ「日本大好きプロジェクト」の大賞受賞など、「ゼミの多摩大」をイメージさせる受賞が続いている。 発足したばかりの多摩大フットサル部、東京都2部リーグからの1部リーグ昇格をかけて最終戦を2月28日に戦う。相手は強豪だが、勝てば1部昇格。
2013/02/21
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山本紀夫「梅棹忠夫--知の探検家の思想と生涯」読了。以下、梅棹先生の言葉を本書から抜き出してみた。 梅棹のモットー「自分足であるき、自分の目でみて、自分の頭でかんがえる」こと。 「発見の手帳」をたゆまずつづけたことは、観察を正確にし、思考を精密にするうえに、ひじょうによい訓練法であったと、わたしはおもっている。 「君たちがいる。そして、わしがいるではないか。われわれにやれなくて、だれがやるのだ。」(今西欣司。大興安嶺探検9 いままでは山登りは山登り、昆虫採集は昆虫採集で、なんの結びつきもなかたtものが、生態学を媒介とすることにより、それが一つになる。 つぎつぎに横にあるいて、のちには、ついに学問の二大分野である自然科学と人文科学との垣根をもこえて、民族学を専門とするようになってしまった。 「関係」を現象的に把握する方法として「干渉」という概念を提唱する。 生態学的手法を人間に適用することによって、人文・社会科学の方面にゆるやかに転身しようとはかって「いた。 旅行と知識は同義語である。機会をとらえて、日本をあるこう。 遷移(サクセッション)。主体と環境の相互作用の蓄積によって、新しい生活様式に変化する現象。 岩波新書「南極越冬記」 写真ではあかん。写真では細部の構造がわからへんおや、目で見て、構造をたしかめて、その構造を図に描くんやからね、ようわかる。 方法さえよければ、語学は一か月でいちおうはものになるものだという確信をえた。、、その方法とは、まず現地でまなぶことである、一日に300のあたらしい単語をおぼえることは、すこしもむつかしいことではない。 後世の子孫から「ご先祖さま」とあがめられ、まつらえれたい、ということであります。 衣食足りて頽廃をしるのである。 研究業績を展示するための書架の設置、研究広報誌「民博通信」の末尾に掲載された教官の刊行物一覧、業績(著書に限定)を展示するための館長室の書棚設置、、。 立つ本を作れ。一年間に1000枚は書け。 各個研究と共同研究 大部分が他人の著書の引用と紹介で、独創的部分はごくわずかだ、ということがおおい。 二番せんじは、くそくらえ、だ 未知のものと接したとき、つかんだときは、しびれるような喜びを感じる。 「梅棹忠夫・山と探検文学賞」(2010年)。本賞の創設がきっかけとなって、登山や探検活動がさかんになり、おおくの人びとの心に「未知への探求」の火が燃えさかることをねがっております。私自身大きな影響を受けたこの偉大な学者の著作集に挑戦しなくてはならない。-------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130220 | 15時:品川キャンパスで開催された研究開発機構評議員会に出席。学園の田村常務が主宰する会議で、多摩大学総合研究所(望月照彦所長)、多摩大学統合リスクマネジメント研究所(河村幹夫所長)、多摩大学情報社会学研究所(公文俊平所長)、多摩大学知識リーダーシップ総合研究所(徳岡晃一郎所長)がメンバーで、学部長、研究科長も参加している。今年度の事業見通しと来年度の事業計画・予算案、人事案件、規程などが審議された。終了後、田村常務と25周年企画について意見交換。それから河村幹夫先生に大学の近況を報告した。 久しぶりに八重洲ブックセンターを訪れた。人が少なく閑散とした印象だ。丸の内側の丸善の活況と比べるとさびしい感じがする。本を2冊購入。津村節子「夫婦の散歩道」と岩見隆夫「昭和の妖怪・岸信介」。 18時半から8階で寺島学長の近著「大中華圏」発売の記念講演に参加。金先生、長田先生、、。f:id:k-hisatune:20130220184526j:image 平岩外四の4万冊の本は独身寮へ。司馬遼太郎記念館の本棚は生身の人間が使える状態ではない。そこからヒントを得て都心に寺島文庫を創設。本と本のシナジー、発見、相関、そういうものがアナログでみえてくる。練乳のように、攪拌、ひらめき、、。 この7-8年で「大中華圏」は仮説から実体化した。単体でなく連結の中国。 山崎朋子「サンダカン八番娼館」。山下パーシバル会談。チャンドラボース。インパール作戦。パール判事。 シンガポール5.5万ドル。香港3万ドル。台湾2万ドル。日本3,7万ドル。 リベラルの再生。リベラルとは相対的思考のこと。
2013/02/20
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今日は、シンガポールのリゾート地・セントーサ島を観光、 ユニバーサルスタジオシンガポール ジェットコースター、3D映画、ウオーターワールドなど、、。f:id:k-hisatune:20130219133628j:image カジノf:id:k-hisatune:20130219144640j:image 昨日のマリーナベイサンズとこのセントーサ島と二つのカジノがある。当初リークワンユーはカジノに反対だったそうだ。ここも中国人を中心とする外国人が多い。シンガポール人専用の部屋も見かけた。 マーライオン像 スリ・ビジャヤ帝国の王子、サング・ニラ・ウタマがこの島を発見。その時、奇妙な野獣に出会う。それがライオン。サンスクリット語で、シンガとはライオン、プーラとは町を意味する。シンガプーラがなまってシンガポールになった。マーライオンは頭はライオン、尾は魚。ライオンは伝説の野獣の力強さ、尾は港町としてのシンガポールの始まりを示ししなやかさを表す。f:id:k-hisatune:20130219145838j:imagef:id:k-hisatune:20130219152410j:image シャングリラセントーサや高級リゾート地をタクシーで見て回る。4キロX1.5キロという小さな島ごとのリゾート開発。 夕食は昨日と同じく力丸萌樹さんと有名なチキンライスを食す。 チャンギ空港の第3ターミナルから21時50分発のシンガポール航空便で日本へ。往復とも深夜便でしかも羽田国際ターミナルとういうことで、2泊4日、機中泊2泊。実に効率がいい旅となった。滞在中は配達される日経新聞を読んでいたが、今日は「アジアビジネスマップ」という特集で、アジアの大都市圏を数字で比較していた。 1人当たりGDPは、1位東京46358ドル、2位シンガポール43865ドル、3位香港31575ドル、4位台北26708ドル、以下ソウル、クアラ、バンコク、上海、北京、ジャカルタと続く。 ショッピング指数は、1位香港、2位クアラ、3位シンガポール、4位東京、、。 邦人の長期滞在者数は、1位上海、2位バンコ、3位シンガポール(2万4454人)、4位香港、。
2013/02/19
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シンガポール国立博物館でヒストリーギャラリーをボランティアの日本語通訳で見学。ビクトリア女王蜂50年記念のドーム。700年前。偏西風と季節風。ライオンの街。150人の漁民から。アヘン。600人のからゆきさん。「この銭を受け取ってくれ。、数日でも客を取らずに、、。もう待たれん。嫁をもらうことにした。」日本軍の銀輪部隊がコタバル上陸、1000キロ踏破。昭南島。大検証と献金。チャンギ刑務所。リークアンユー首相。雇用、住宅、男子19歳から2年の兵役、女子は志願制。国の誓い。f:id:k-hisatune:20130219072430j:imageシンガポール建国の父ラッフルズ(1781-1826)。イギリス東インド会社。「ジャワの歴史」を書きナイトの称号を授与。鎖国中の日本と接触を図るが失敗。f:id:k-hisatune:20130219071536j:imageマレーの虎山下奏文中将(1885-1946)f:id:k-hisatune:20130219071631j:imageイエスかノーか。英国のパーシバル中将(1887-1966)。一兵卒からイギリス極東軍司令官に。13万の兵と降伏。イギリス史上最大規模の降伏。ミズーリ号で日本の降伏文書調印式に出席。f:id:k-hisatune:20130219072311j:imageシンガポール経営大学。経済学部と社会科学部がある。f:id:k-hisatune:20130219072535j:imageマーライオンと今やランドマークとなったマリーナベイサンズの威容。f:id:k-hisatune:20130219072633j:imageマリーナベイサンズのカジノ。大陸からの中国人がほとんど。インドネシア人、ベトナム人も。ルーレットで少し遊ぶが傷が深くならないうちに退散。f:id:k-hisatune:20130219072734j:imageトニータン大統領。リーシェンロン首相。タイのチェンマイでロングステイ中の富田秀夫(仙台在住)さんから国際電話が入る。英語が不自由しないので随分と楽しんでいるらしい。宮城大一期生で久恒ゼミの力丸萌樹(仙台在住)さんとシンガポール?島屋で食事。フェイスブック書き込みを奥さんのかすみさん(宮城大時代の秘書)が見つけてシンガポール出張中の力丸さんに連絡があり、久しぶりに食事。f:id:k-hisatune:20130219071430j:image-----------------学部長日誌「志塾の風」130218 | 編集シンガポールから電話とメールで学内の仕事をこなす。日本にいるのと変わらない。
2013/02/18
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早朝にSQ便でシンガポール着。寺島実郎さんから電話。タクシーでホテルに向かいGINのチームと合流し朝食。一日一緒に行動することになった。高島屋。紀伊国屋書店。日本人相手から変えて成功。こちらで着るシャツを購入。f:id:k-hisatune:20130217222813j:imageチャイナタウン。Chinatown heritage center。苦難の歴史の館。f:id:k-hisatune:20130217222951j:imageラッフルズホテル。名物ラッフルズスリング。Jim Tompsonのバッグ。f:id:k-hisatune:20130217223032j:image経団連研修f:id:k-hisatune:20130217223124j:image大企業の幹部を対象とした経団連の研修の30名を対象に寺島さんが講演。物産や日本企業も入居しているクロスコーポビル。 大航海時代。ポルトガル、スペイン、オランダ、大英帝国。 英国人ラッフルズが1819年マラッカに上陸。 山下将軍のシンガポール攻略。英国のパーシバル将軍にイエスかノーかを問う。英国にとって屈辱のシーン。3年半の日本占領。昭南島と命名。 リークアンユーは日本軍への協力者だった。情報活動。 1840年のアヘン戦争。英国はインドのアヘンを中国に売りつけ茶や香料を買った。英国はインド兵を使った。 チャンドラボース。インド独立戦争の闘士。日本軍とインド独立戦争を戦った。アフガン、ソ連、ドイツ。2万人のインド兵。大東亜会議のインド代表。1944.3のインド攻略のインパール作戦で日本は3万人の兵士が死亡。2万人のインド義勇兵。ボースは台湾からソ連に亡命を図るが航空機事故で台湾で死亡。ベンガルのヒーロー。ガンジー、ネールに匹敵。東京裁判でのパール判事の日本無罪論。インドはサンフランシスコ平和条約に参加せず1952年に単独講和。そして1955年のバンドン会議へつながっていく。 シンガポールには600人の日本人売春婦。ジャパゆきさん。日本人墓地に眠る。チャンギ空港のある土地は捕虜収容所だった。英国人、そして日本人。 経済のシンガポールモデル。バーチャル国家。見えない財を創出。一人5.5万ドルのGDP。サービス、ソフト、IT、バイオ、、、。健康ツーリズム、検診、。所得税20パーセント。金融所得の利益は無税。 教育のシンガポールモデル。早稲田大学直結の渋谷シンガポール校の成功。欧米の一流大学の分校が続々立地。南洋大学。 観光のシンガポールモデル。LCC、バス並み。マリーナベイサンズ、カジノ。セントソーサ島、世界最大の水族館、ユニバーサルスタジオ、カジノ。 交通のシンガポールモデル。渋滞緩和のための施策(時間、偶数)で金持ちは二台購入。ETCの義務化をすれば、時間帯などによるディスカウントも可能。金銭徴収人が不用になり経費削減。高速道路はシームレスになる。先端技術で管理コストを下げるモデル。 政治のシンガポールモデル。建前は民主主義、実態は一党独裁。中国が興味。 安全保障のシンガポールモデル。フィリピンから撤退した米軍に基地を貸す。主権を維持したまま抑止力を保持。 ユニオンジャックの矢と大中華圏の南端としての接点に位置。人と金が集まっている。しかし、アセアンでは不人気。セルフィッシュ、嫉妬心、徳がない。この先どうなるか。Ionアイオンで夕食。寺島チームは帰国。
2013/02/17
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年4回通っている調布の深大寺の消防大学校で講義。幹部科(32期)の75人が受講。北は札幌市消防局から南は鹿児島市消防局まで。35歳から53歳までで、平均年齢は48歳。消防には階級と役職とあるが、全員が消防司令という階級の幹部たちだ。役職は、課長、主査、出張所長、救急隊長、警防係長、化係長、主幹、所長代理、課長補佐、所長、副主幹、主任主査、分署長、課長代理、総括司令、隊長など様々。講義、ミニ演習、演習、グループ発表、質疑応答、全体発表、まとめというスケジュールで、13時から16時50分まで。f:id:k-hisatune:20130215151534j:image以下、アンケートから。今日の目から「ウロコ」は2人。 研修の最初に聞きたかった。 4月から消防学校の教官になる予定。高い倍率を勝ち抜き、あこがれの消防士となった新任職員を6か月訓練や研修を受けさせ、消防士としての基礎的知識をつけさせるのが仕事です。図解を使いたい。 新鮮でした。 目からウロコ 図メモを活用する 事務引き継ぎに使用したい 視点の幅が広がった 51才ですが、図解脳になるように勉強してみよう。鳥の目で物事を見れるように頑張りたい ボケ防止 図を使って4月から消防吏員になる息子に消防を理解してもらう 訓練すれば強い武器になる 新しい考え方。今後の人生に変化が出ればよい 「本当は分かっていないのに分かったふりをしている」。自分もその人間の一人。 描き始めると眠気がなくなった。頭の回転する音が聞こえた。(笑い) キーワード、関連付け、独自の考え 事前に本を読み、班の課題学習のときに使ってみたら、あっさりと同意がとれました。図解は公務員必修の教育手段として活用が可能。- 予算編成時に活用。頭がかなり回転。 県の消防学校教育で活用したい 上から目線でなく、鳥の目線で見ていきたい。奥が深い。 今まで使っていなかった脳が少し熱くなりました-----------------------夕刻は、調布のパルコでNPO法人・知研の八木哲郎会長と食事。3月の総会、今後のセミナー講師とスケジュールの確認など。古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち」(講談社)をいただいた。f:id:k-hisatune:20130215183311j:image------------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130215 | 編集午前中、大学で仕事。 秘書の近藤さんとスケジュールと事務の打ち合わせ 金子さんと打ち合わせ 出原先生 矢内事務長と情報交換
2013/02/15
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「頭脳国家・シンガポール」(田村慶子)読了。先日、リー・クアンユウー回顧録」(下巻)を読んだが、印象がかなり違う。シンガポールは「笑顔の北朝鮮」という言い方もある「超管理国家」だ。為政者の認識と国際関係論を専門とする学者の分析の違いが際立っている。1993年発行。「シンガポールを知るための62章」(田村慶子)を読了。こちらは2008年発行と新しい。シンガポールを知るための62章【第2版】 エリア・スタディーズ (エリア・スタディーズ 17)--------------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130214 | 編集 13時:目黒の学園本部で田村常務と真子先生に学部と総研の近況報告。 16時:赤坂の東京ホテルで北京から戻った蔡君(宮城大一期生)と会う。習近平政権は本格的に汚職一掃をやるらしい。こしばらくゴタゴタする。スモッグがひどく外にでない、原因もまだわかっていないそうだ。 17時半:赤坂の野田一夫事務所を蔡君と訪問。イマジニアの神蔵会長、多摩大の趙先生も交えて野田節を聞く。 18時半:野田先生、趙先生、蔡君と一緒に新橋の居酒屋アルバカに。ジュディ・オングの甥のWISEさん(東芝)と、たまたま一緒になった菅野先生も交えて懇親。この店は都内の大学生が運営する学生居酒屋で、多摩大3年の舟木茜君(起業志望)が参加している。狭い地下の居酒屋だが満杯だった。料理もおいしい。 帰りの途中で学長から電話。金先生とソウル日帰りで帰ってきたところとのこと。今週末にはシンガポールで一緒になる予定なのでその打ち合わせを少々。 夕刊フジの一面は「早慶明総崩れ」「受験生の地元志向直撃」という記事で志願者の多い私大の受験生の変動表が載っていました。増やしたのは14大学で、首都圏は8。後は関西と中部と九州。36大学は前年比減少。立正、武蔵はマイナス30%超、駒沢、国学院などはマイナス20%。元気なのは法政、立教、青学、上智、学習院、日本女子、、。今年の18歳人口は123万人でここ数年で最多という厳しい状況。 今日は理事長、名誉学長、学長と接触したことになるなあ。
2013/02/14
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午後一番はJICA(国際協力機構)国際協力人材部の岡田次長と人材育成課の石橋企画役が来訪。来年度の研修の方針などを聞く。必要なものを増やしながら絞る、全体としてはコンパクトにしていかねばならない。中長期的人材育成も必要。、、、、。成長戦略への対応、つまり日本の成長に向けてどのようなことができるか。中小企業の国際化への手助け。調査から試験的事業へ。海外青年協力隊を民間企業の社員研修にとの要望。インターンシップの要請。国際コンサルも人材育成に悩んでいる。JICAは海外92カ所、国内にもネットワークがあり、自治体との接点もある。ここが強みになっている。こういう組織も時代の変化とともに求められるものも変化していくということだろう。f:id:k-hisatune:20130213135857j:image-----------------次に、「BUAISO」(ブアイソー)という変わった名前のフリーペーパーの取材を受けた。主として企業向けに10数万部ほど配布されている。首都圏・東海圏・関西の企業様を中心に宅配および駅設置しているフリーマガジン。3月20日号。取材テーマは「ビジネスパーソンのキャリアプラン&キャリアパス」。「30代、40代のビジネスパーソンがメインの読者層になります。毎号何かしら「働く」をテーマにした記事を作成しております。当該号は特集として「働き続けるために個人力を高める」をテーマにおきます。その前段として、”自らのキャリアを考える”必要性とその方法論をご紹介したく、先生にお話を伺えればと思っております。」という申し込み。取材はリベラの川口奈津子さん。f:id:k-hisatune:20130213153134j:image------------------------久しぶりにマグネットの岩澤さん来訪。シンガポールの通信環境、、。f:id:k-hisatune:20130213172252j:image----------------夜はマンションの理事会。-------------------今日の収穫 障子を開けてみよ、外は広いぞ(豊田佐吉) 経営者の仕事は、大きいことと小さいことを考えることです(松下幸之助) 百論をひとつに止めるの器量なき者は謹みおそれて匠長の座をされ(西岡常一) 悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす(チャーチル) 世間は生きている、理屈は死んでいる(勝海舟) 指導者とは希望を扱う人である(ナポレオン) 四十歳よりは内は勝つように、四十歳より後は負けざるように(武田信玄) 嫌いな人間だが、一緒に仕事はする(後藤田正晴) 収穫を問うなかれ、ただ耕耘を問え(曽国藩) 学問は歴史に極まり候(荻生徂徠)--------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130213 | 金子さん。人事委員会関係、学部運営委員会議題、、。 高野課長。自己点検、学科、、、。 金子先生。勤務形態、教務の課題、、、。 学長に電話で、いくつか報告。 来年度方針全体共有会の資料作成 「大学新聞」への原稿執筆。
2013/02/13
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多摩大の地域プロジェクト発表祭の日。もう今回で4年目になる。以下、案内文から。---------多摩大学では地域活性化マネジメントセンター(CRD)を中心に「プロジェクト型地域学習」を推進しており、4年目を迎えました。2012年度は、多種多様な24のプロジェクトが多摩地域を主なフィールドとして展開されました。複数年にわたり継続的に同じテーマを発展させているプロジェクトがある一方、毎年新たなプロジェクトも加わり、「地域プロジェクト」という取り組みのすそ野が広がっていることを実感しております。この度は、下記のとおり、「2012年度 多摩大学地域プロジェクト発表祭」を行い、その成果を地域の皆様と共有する機会を設ける運びとなりました。行政、企業、NPOの皆様にも是非ご出席いただき、交流を深めるとともに、新しいプロジェクトが生まれるきっかけづくりになれば幸いでございます。-----------------学部長日誌「志塾の風」130212 | 地域プロジェクト発表祭というビッグ・イベント。量・質とも年々充実してきていることを確認できた。24チームの発表があり、そのうち3件は招待発表で、城南静岡高校と帝塚山大学。以下、最後の学部長挨拶時に使った総括メモ(成果とヒント)。f:id:k-hisatune:20130213052415j:imageヒント ゼミ間連携の推進 チームプレゼンの技術 参加教員の増加 1年生のプレホームゼミの一部にして2年生からのゼミに備えてもらう インターゼミの1年生も発表私のゼミは4チームが発表。「スポーツ「ごみ拾い」プロジェクト」「東京ヴェルディプロジェクト」「にごみプロジェクト」「多摩市おみやげプロジェクト」、そしてインターゼミで担当した「東北を活性化するコミュニティ形成--福島県平田村を事例にして」が発表した。手塚山大学の岩井学長、多賀事務局長とは朝、昼食、懇親会をご一緒した。岩井学長は私との著作を読んでおりジャストシステムの私監修のソフト「図解マスター」もお持ちだそうで驚いた。日置学部長とも1年ぶり。帝塚山大は経営情報学部から経営学部に学部名を変更していた。担当の菅講師。NPO御用聞きの浜田さん、武蔵境自動車教習所の小林さん、関戸公民館長の春日さん、着物交流の専門家斎藤さんなどと名刺交換。また、大学研究家の山内太地さんとも知り合った。この人は日本の全大学に足を運んで教育評論をしているという人だ。短い時間にいくつかヒントももらった。f:id:k-hisatune:20130212193039j:image以下、山内さんのツイッターから。「多摩大学、数年前は暗い雰囲気でしたが、今日お邪魔したら、なぜか学生も教職員も以前に比べてやたら元気になっている。どうやら教育改革に成功しつつあるようです。」「シンポジウムや懇親会のたぐいは、無駄打ちも、ものすごく多いが。今日は大手柄。たまにこういうのがあるから、現地取材はやめられない。夜8時に雨の多摩丘陵をさまようのはテンションが下がるが、行って良かった。」
2013/02/12
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朝井リョウ「何者」を読了。23歳で直木賞を受賞した朝井リョウの受賞作品。この人は東宝の新入社員で営業をやっている。社会人になったその時点で二足のわらじを履いている。そのスタイルを続ける予定だそうだ。6人の大学4年生の就活物語で、現代の就活事情とその渦中にある大学生たちの気分や心の動きがよく描かれている。劇団主宰の主人公、バンドをやってる同居の友人、その恋人で主人公が片思いの女子、海外留学組の女子、就職しないと宣言する人、、。ツイッター、フェイスブック、ラインなどのソーシャルメディア空間と、現実とが混ざり合って物語が進行していく。主人公は恋も就活も出遅れるのだが、最後は自分を自分として認めることができるようになって、希望につながっていくところで終わる。面接で分析家の主人公は「短所は、カッコ悪いところです」「長所は、自分はカッコ悪いということを、認めることができたところです」という。最後の行は「だけど、落ちて、などのメディア空間と現実の空間が交差しながら物語が進行していく。やはりこの作家は名手だ。癖、消耗、もどかしくなる、想像力がない人、何者かである自分、探り探り、っへえー、ぬるぬる文系、もやもやと黒ずむ、ぶしゅう、人脈、バランス、蓋、違和感、不正、麻薬、やさしい言葉で心を撫でる、痛々しい、ささらない棘、羨ましさとうっとうしさ、思ってもいないことをすらすらと語る技、面接で落ちるダメージ、ミスが見えない、エリア職なんだね、ジコジツゲン、プライド、人生のドラマの主人公、就活が得意なだけ、、、、、、。登場人物たちが互いに投げかける言葉の中に、共感するなかなかいい言葉がある。 誰かの目線の先に、自分の中のものを置かなきゃ。 ダサくてカッコ悪い自分を理想の自分に近づけることしか、もう私にできることしかないんだよ。 自分は自分にしかなれないんだよ。 そうやってずっと逃げていれば? 自分はアーティストや起業家にはきっともうなれない。だけど就職活動をして企業に入れば、また違った形の「何者か」になれるのかもしれない。そんな小さな希望をもとに大きな決断を下したひとりひとりが、同じスーツを着て同じような面接に臨んでいるだけだ。何者かであるように自分を飾る日々から、何者でもない等身大の自分の姿を知って、そして時間をかけて何者かを目指していく。そういう誰もが経験する青春の成長を描いた作品だ。就活は、そういうプロセスを踏む上で自分を映す鏡のような存在だ。就活生にも教師にも親にも、勧めたい作品だ。---------------------------------- 日本大地図(上・中・下)が届いた。思わず声がでる素晴らしい鳥瞰地図帳。宣伝に「家宝」という言葉があったが、まさにそういう感じがする。---------------------------- 映画「英国王のスピーチ」をテレビで観た。吃音に悩みスピーチができない男が英国王になってしまい、それを克服する物語。このジョージ6世は現エリザベス女王の父。ヒットラーに宣戦する演説を行うところで終わる。ジョージ6世の皇后は最近100歳を越えて亡くなった。あの少女がエリザベス女王。
2013/02/11
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みなと未来地区の横浜美術館でキャパ展」が開かれている。正確には「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」というタイトルである。キャパ(1913-1954)と言えば世界で最も著名な写真家の一人である。世界で最も偉大な戦争写真家だ。このキャパという名前は、実はアンドレ・フリードマンと女性写真家ゲルダ・タロー(1910-1937年)の二人が創りだした架空の写真家だった。キャパは「現代フォトジャーナリズムの創案者にして父」である。キャパは「瞬間の中に物語を紡ぐ」。キャパ誕生100年の今年、この企画展が開かれた。二人ともユダヤ系だった。そして二人とも戦場で命を落とす。タローは26歳。デビューがトロツキーの演説写真だったキャパ(アンドレ・フリードマン)は40年余りの生涯で、そして20年ほどの仕事で、5つの大きな戦争を経験している。スペイン内戦(1936-1939年)。「崩れ落ちる兵士」日中戦争(1937-1945年)。周恩来。孫文夫人。第二次世界大戦(1939-1945年)。Dデイ、ノリマンディー上陸作戦。「波のなかの顔」。中東戦争(1948-1949年)インドシナ戦争(1946-1954年)。ベトナムで地雷を踏んで死亡。キャパは特異な人物だったようだ。「怒りの葡萄」を書いたジョン・スタインベック。恋人であった女優イングリッド・バーグマン。「パパ」と慕ったヘミングウェイ、、、。キャパと接した多くの人がキャパに惹かれている。「ほら吹きだけど魅惑的で、勇敢だけれど不作法で、心惹かれるけれどいらだたされる人物」だった。ポートレートでは、ピカソと息子の写真があった。好々爺のピカソの写真は初めて見た。「ロバート・キャパとフェルダ・タローは、われわれを農家や畑、パンを買う行列、弾薬工場、駅、カフェ、劇場にも、塹壕にもつれていってくれる。」ロバート・キャパロバート・キャパ 作者: ベルナール・ルブラン,ミシェル・ルフェーブル,太田佐絵子 出版社/メーカー: 原書房 発売日: 2012/08/24 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 従軍記者は酒にも女にも給料にも恵まれていて、自由もたっぷりある。だが、いざというときに自分の身のふり方を選ぶのも自由だ。つまり臆病風に吹かれて逃げ出そうが、軍法会議にかけられることもない。それが耐え難い苦痛なのだ。従軍記者は、その手に自分の掛け金---自分の命--をにぎっていて、こちらの馬にもあちらの馬にも賭けることができるが、土壇場になって自分の掛け金をポケットに戻すこともできる。わたしはギャンブラーだ。」 戦争中はだれかを憎むか愛するかしなければならない。とにかく立場を明らかにしなければならない。そうでなければそこで起こっていることに耐えられない。この企画展と関連して沢木耕太郎の講演会「青春のキャパ」と戦場カメラマン渡部陽一のトークショーが開催されている。沢木にはキャパの代表作品「崩れ落ちる兵士」はキャパとタローの合作だったという説の近作がある。戦場カメラマン渡部もこのキャパの影響を受けた一人だろう。
2013/02/10
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神奈川栄養士会公衆衛生事業部で講演。桜木町駅前の横浜市社会福祉センター。始まる前に栄養士をめぐる問題を高橋理事に取材。4月から栄養士会は、公益法人の社団法人に衣替えをするそうだ。「神奈川県は生活習慣病の対策として「食」に力を入れている。行政の栄養士には現場に強いだけでなく、地域デザイン力も求められる。俯瞰的発想も必要。財政との予算折衝にも弱い。マネジメント能力も課題。図解・ドラッカーも愛読。」この講演「地域住民に、よりよい栄養施策を行うために」は1時間半であったが、2つのミニ実習も含めて構成を組み立ててみた。一つは神奈川県栄養士会の「運営方針」をテーマとしたのだが、なかなか面白かった。講演時の反応やアンケートをみても手ごたえを感じた。所属。30人。神奈川県庁、横浜市、平塚保健福祉事務所、逗子市、三浦市、大和保健福祉事務所、秦野保健福祉事務所、横浜市青葉福祉保健センター、三浦市、鎌倉保健福祉事務所、厚木保健福祉事務所、横浜市緑区福祉保健センター、横浜市港区福祉保健センター、鎌倉市、横須賀市こども健康課、厚木保健福祉事務所、横浜市保土ヶ谷福祉保健センター、横浜市、小田原市健康づくり課、横浜市南福祉保健センター、三崎保健福祉事務所、瀬谷福祉保健センター、厚木保健福祉事務所、川崎区役所、相模原市保健所、座間市健康づくり課、泉区福祉保健センター。f:id:k-hisatune:20130209114823j:image以下、アンケートから。今日の「目からウロコ」は2人。栄養行政の最前線で仕事をする女性行政マンだけに、反応が切実だった。 念願かなって大変良かった。後世に残る人材育成ができる。 何から何まで「目からウロコ」でした。早速帰り道で本を購入します。 ショックでしたが、頭の整理をしながらの作業は楽しかった。 今まで「真似とパクリ」の仕事をしていました。もっと自分の目で見て仕事をしなければ。削減傾向にある栄養関係予算は説明不足が原因だと思いました。 新鮮。今まで受けてきた専門性の高い研修で知識を詰め込むよりも先に学ばなければならなかったと思いました。なまけていたと反省しました。仕事への姿勢を改めます。 今までは事業の説明等、栄養士会の活動目標のように飾り言葉をつなぐように作り上げてきました。 今まで人真似でやってきて深く考えていなかったのだと感じました。 先生の教え子の方からお話を聞いて以来、すっと関心を持っていました。 文章は得意なのですが、問題の本質からは離れていき技巧的になっていくと感じていました。 いかに自分の頭で、自分の言葉で考えていなかったか、思い知らされました。 お話の中で心当たりのあることがたくさんありました。 脳力を使う気がした。広い視野で物事を考える大変貴重な研修会でした。 このような考え方のお話は初めてでした。仕事が円滑に進まない理由が見えてきました。 活動方針は今まで読んでも印象に残らなかったのに、たった0分で前よりは頭に残りました。 文章もうまく書けるようになる。 もっと聞きたかった。 「目からウロコ」でした。 大学生の時に先生の話を聞いて「図で考える」ことに取り組んでいたはずだったのに、行政の中に染まり切って、文章が中心になってしまっている自分に気付いた。考えることを放棄していたのかもしれません。 一度読んだはずの本を何回読んでも新鮮味がある理由がわかりました。忘れたくないと思ったら図にしてみたい。大変魅力的で話に釘づけでした。「トレーニング30」実施してみます。--------------------------------------------終了後、二つの企画展を訪れた。 横浜市美術館 ロバート・キャパ+ゲルダ・タロー「二人の写真家」 神奈川文学館 福田恒存資料展----------------------楽天ブックスの書評から。「30代からの人生戦略は「図」で考える!」。これまでで一番役に立った啓発本.。著者は主に図解についての本を数多く出している久恒啓一氏。これまで読んだ自己啓発本はお説教くさかったり、読んで「ああなるほど」と思うことはあっても、結局自分が変わらないというか、読んで、納得して、それで終わりってことが多かった。ただ、この本はワークシートにもなっていて、実際に自分のこれまでの人生を振り返ったり、今後のことを読みながら自分で図解していく。読んだ後に具体的にこれまでの自分と今後の理想の自分が図で残るので、今後の人生を考えるのに非常に役に立つ。30代からのというタイトルだが、多分もっと若くても、年配の方でも役に立つと思う。http://books.rakuten.co.jp/rb/30%E4%BB%A3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AF%E3%80%8C%E5%9B%B3%E3%80%8D%E3%81%A7%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%EF%BC%81-%E4%B9%85%E6%81%92%E5%95%93%E4%B8%80-9784569809199/item/12124884/?scid=af_pc_etc&sc2id=154405910
2013/02/09
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研究発表会。ほぼ全教員が参加。本日出来上がった「経営・情報研究」(紀要)の目次に沿って発表が行われた。また紀要への発表が来年になる共同研究はペーパーに基づいて発表が行われた。f:id:k-hisatune:20130208124318j:image個人研究を中心とした今年度の紀要、来年度の紀要で発表される共同研究の概要が順番に発表された。様々なテーマの研究が進行中で、楽しい時間となった。自由にテーマを設定できる個人研究、学部中期計画実現のための共同研究という枠組みが走り始めたと感じることができた。来年度の発表会が大いに期待できる。以下、紀要から。 体感型3D観光補助システムの研究(彩藤ひろみ) 地域間フローデータの視覚化について(中村有一) 経営情報学部における英語授業内活動(中村その子) 新しいビジネスアライアンスの可能性--日台企業の新潮流 Strateggic Inconsistency Meandering toward Turnaround at Asashi Berr in the 1980 s-90s(飯田健雄) 中国朝鮮族の言語相--延辺朝鮮族自治州延吉におけるアンケート調査から(朴浩烈) 多摩地域企業の採用特性---実態調査からわかった特異性(浜田正幸) 動的線形モデルに基づくファット・テール分布の確率測度変換(峰村英二・今泉忠)f:id:k-hisatune:20130209050308j:image以下、共同研究。 教育活動報告--多摩大アジアダイナミズム台湾研修視察(趙・金・中村・バートル・杉本・吉田) 問題解決学の構築プロジェクト--多摩大SMIS発・問題解決学コンテンツの整備ならびに構築のための研究(出原至道・下井直毅・豊田裕貴・中庭光彦) ICT就職内定率向上プロジェクト--情報系ゼミ以外からのICT業界への就職誘導ならびに就職支援 留学生の視点から考える多摩地域の活性化--サンリオピューロランドを中心に(石川晴子・梅澤佳子・清松敏雄・中村その子・バートル) 就職率向上対策プロジェクト--多摩地域における企業動向の研究(下井直毅・出原至道) WB配信システムを活用した講義配信ならびに遠隔地との演習実施環境構築への試み(井川裕人・出原至道・今泉忠・彩藤ひろみ・杉田文章・豊田裕貴) 「多摩」における地域特性の研究--歴史的背景からの検証(梅澤・大森映・椎木・下井・中庭・樋口・諸橋) 移動流通-買い物難民に対応したモビリティ化を支援する社会システムの研究(中庭光彦、清松敏雄、八木・趙、別府里香・倉田貴文)----------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130208 | 編集 10時:学部運営委員会 10時40分:教授会(来年度運営について:人事・予算・方針共有会・年度末年初スケジュール) 12時半:研究発表会(FRC)―-内容は上記。
2013/02/08
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ビジネススクエア多摩が主宰するセミナーの講師を3月に務めることになっている。そのチラシができた。テーマ:30代からの人生戦略は「図」で考える!日時:2013年3月9日(土)。10時--12時。場所:京王プラザホテル多摩3階WInプラザ定員:40名(申し込み先着順)要予約費用:1000円申し込み:ビジネススクエア多摩(電話:042-338-0990) 2月20日(水)--3月6日(水)9時―-20時。今回のテーマに関する拙著のアマソンの「一灯」さんの書評からhttp://www.amazon.co.jp/dp/4569809197/------------「30代からの~」とか、「30歳までにやっておきたい○○」みたいな本はたくさん出ているが、結局はどれも単なる著者の人生論を語っているに過ぎない本が多く、「ありがたいお話を聞いたな」で終わってしまうことが多い。しかし、この本は図解の専門家である著者が、読み手が実際に手を動かしながらライフプラン(人生全体の戦略と、職歴をどう積んでいくかのキャリアプラン)を自分の手で作っていけるワークブックになっていて、実際に身になる。読むだけでなく、手も動かして自分の人生を図解していく作業は多少時間がかかるが、正月休みを利用して読み、図解を描いていって、自分のこれまでの人生と、将来の展望の図解が実際に目の前に出来上がるのは非常に楽しいし、これまで気づいていなかった自分像を発見することが出来た。また、図解を使って物事を表現していく訓練にもなる。転職まで考えていなくとも、今後の人生やキャリアになんとなくの不安がある人にとっても、今までの人生経験やキャリアを見直し、将来の計画を立てるのに役立つ。転職を考えている人にとっては、闇雲に自分のキャリアを振り返るのではなく、体系的に自身のキャリアの棚卸しをすることができると思う。 中島敦「山月記」(虎になった男の物語)、「名人」(弓の名人の物語)読了。次は「弟子」、「李陵」と進むつもり。-----------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130207 10時から入試判定会議。経営情報学部判定会議、その後は両学部の連絡協議会。 13時から国際交流センター運営委員会。松林センター長、安田SGS学部長、宮地事務局長、ダニエルさん、中村その子先生、井川さん、久恒。 夜。理事長に判定結果報告
2013/02/07
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雪景色の中を車で出勤。 日本能率協会マネジメントセンター「グローバル・リーダー」講座の取材を2時間ほど。高野課長も同席。今回はインターゼミ(社会工学研究会)がテーマ。JMAMの「グローバル人材育成」講座は10コースでこの2月から順次開講するが、昨日の日経新聞にも出ていた。現在取り組んでいる「グローバル・リーダー」講座はその一つになる。経営-管理職対象。http://www.jmam.co.jp/new/newsrelease/1278423_1362.html 首都圏・東海圏・関西の企業を中心に宅配および駅設置しているフリーマガジン「BUAISO」から取材依頼あり。取材テーマはビジネスパーソンのキャリアプラン&キャリアパス。 30代、40代のビジネスパーソンがメインの読者層。http://www.buaiso.net/ (財)地域活性化センターから昨年に続き第25期全国地域リーダー養成塾への出講依頼。http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/1_all/jcrd-info/jcrd.html 来週の地域プロジェクト発表祭のプレゼンの練習会。ベルディ班。スポごみ班。にごみ班。各班のプレゼンを聞き、資料とプレゼンについてアドバイス。 緊急の用事ができて錦糸町へ向かう。-----------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130206 | 来年度の運営方針、委員会人事案、委員会の運営方法などを検討。 今泉教務委員長。来年度の委員会の運営について打ち合わせ。 矢内さんから4月採用の学生課長を紹介される。 金子さんと打ち合わせ。 来週の地域プロジェクト発表祭のプレゼン練習。
2013/02/06
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先日、世田谷文学館で始まった「帰ってきた寺山修司」展をみた。この文学館らしいいい企画展示だった。いくつか知らないこともわかった。 「短歌研究」編集長の中井英夫が茂吉などの短歌界の巨人が没した後にスターを探していて高校生の寺山を発見した。「チェホフ祭」を特選にした。「昭和の啄木」「もし長生きして名作曲家とコンビを組んだら、山田耕作と北原白秋のような国民的詩人になっただろう」。中井英夫に出した手紙が多く展示されていた。中井は名伯楽だった。カルメン・マキの歌った「時には母のない子のように」や、尾藤イサオの歌った「あしたのジョー」も寺山の作詞である。九条映子との結婚式の写真と披露宴の案内状。発起人には、石原慎太郎、和田勉、谷川俊太郎、武満徹、大島渚、浅利慶太、篠田正浩などの名前が並んでいた。寺山の俳句、短歌、言葉をさがす。 便所より青空見えて啄木忌 花電車どこへ押せども母貧し むせぶごとく萌ゆる雑木の林にて友よ多喜二の詩を口ずさめ 劣等感が人間を作る 恋は「傍線」をつけた書物以外の生活を教えてくれる 「友達は盗むもの」だから、盗めるような資質にこっちが啓発されるような男でなければならぬ。 「俳句はやっぱり「小さすぎ」ないだろうか。」---------------------山本健吉展もやっていたので覗く。f:id:k-hisatune:20130202142317j:image山本健吉(1907-1983年)は評論家。代表作は、「私小説作家論」「古典と現代文学」「句歌歳時記」「猿の腰かけ」。1983年に歳時記を編み続けたという業績に対し文化勲章を受賞している。週刊新潮の「句歌歳時記」というコラムは30年という長い連載となった。これは短歌二首、俳句四首をあげて論ずるもので小さな囲み記事だった。以下、評論家論。 他人の座敷でのみ自分の精神生活を送るということの中に、批評家の宿命的な屈辱はあるのだ。 本当の批評家魂は千万言を費やして相手の欠陥を数え立てる時にでなく、感動のあまり絶句する時に現われる。------------------カメラのパノラマをタテに使ったらこういう写真ができた。f:id:k-hisatune:20130202142212j:image-------------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130205 | 編集一般入試二日目。本日も本部詰め。待機時間に入試関係の委員たち(樋口・斎藤S・豊田・矢内)とアイデアを出し合う。できるものはすぐに実行していきたい。 浜田先生。研究室。委員。 斎藤S先生。委員。 高野課長。25周年。 安田SGS学部長。来年度事業計画。
2013/02/05
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今日は往復とも永山駅と大学の間を歩く。 毎年やっている『はてなブログ「今日も生涯の一日なり」』のブック化。毎年書いている分量が増え続けていることもあり、今年は3分冊になってしまった。1月1日から5月9日まで345ページ、5月10日から9月18日まで348ページ、9月19日から12月31日まで348ページ。合計1041ページとなった。1ページは1000字相当であるから、1年で2600枚の文章を書いた計算になる。これは写真などを差し引くと単行本換算(300枚)で8冊にあたるという量である。------------------------------------------先日、上野の国立博物館の「書聖 王義之展」を見てきた。王義之は、303年に生まれ361年に59歳で没したとする説が有力である。書聖として神格化されているが、不思議なことに「真筆」は残っていない。本人が書いたものではなく、唐時代の模本と宋時代の拓本で私たちはその書に接することができる。書を芸術の域に高めた人物と言えよう。後に唐の太宗が王義之の書を好んだことから、この人の書が尊重されるようになった。日本から派遣された遣唐使たちは、王羲之の精巧な模本を日本に持ち帰った。平安中期の小野東風らは王羲之の書を熱心に学び、和様の基礎を築いた。353年に会稽郡の郡長を務めていた王羲之は、当時の名士41人を蘭亭に招いて遊宴を開いた。川の水を引いて曲がりくねった小川をつくり、その両岸に文人たちが陣取る。川上から酒を満たした盃を流し、盃が流れ着くまでに詩を作り酒を飲む。詩ができなければ罰として大きな盃に三杯の酒を飲まされる。文人ならではの宴会である。「曲水の宴」である。当代の名士16人が詩を作れなかった。この宴が終わった後、王羲之はこれらの詩編の序文を揮毫した。これが世に名高い蘭亭序である。自ら生涯の傑作と認め、子孫に伝えた。蘭亭序の現代語訳から「一杯の酒を飲んで一編の詩を作ることは、心中の奥深くある感興を表すのに十分である」「昔の人は「生と死は一大事である」と言った。どうしてこれを深く思わないでいられようか。」「ここに集まった人々の名を列記し、彼らが述べた詩を書きとめておく。、、後世、これを読む人も、またこの文に心を動かすことがあるであろう。」曲水の宴は、岩手の毛越寺で行っているという記録が残っていたし、今でも福岡大宰府で行われていると聞く。日本では和歌を詠む。王義士の手紙は600百以上残っている。また後に名士のゴシップ集「世説新語」に王羲之に関する逸話がありそれは45条に及んでいる。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」130204 | 編集 秘書の近藤さんとシラバス、成績づけ、連載、発表祭、、、。 金子さんと打ち合わせ。年度末の行事と各種締め切り日の設定など。 今泉先生と情報交換 中庭先生。研究室の件。 一般入試一期。本部詰め。無事終了。 下井先生と面談。来年度の組織運営。 趙先生と入試と就職の関連について議論。就職情報やフォーラムの情報をHPや入試に生かすことが重要。 バートル先生とプレゼミの件。 飯田先生から故・河野大機先生の葬儀参列の報告。研究室。来年度の委員について。 今泉先生、下井先生、諸橋先生ら教務委員のメンバーとプレゼミ実績のPRについて議論
2013/02/04
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今日はだいぶ歩いた。1万2千歩。 途中、書店とブックオフで2冊購入。 「何者」(浅井リョウ)直木賞受賞作。1989年生まれの新入社員作家の就活小説。 三浦展「団塊世代の戦後史」 「自分の会社を作って若者を雇え!」 「サラリーマン人生40年の経験をもってすれば、年商1億円くらいのビジネスは簡単にできる」 「団塊定年起業会社がフリーター、無業者を雇うのは世代的な義務である、、」 「大多数の団塊世代はマイホームのある郊外にとどまるのだ。だから郊外こそが、これからの団塊世代の男性にとっては、主要な生活の場になるのである」 帚木蓬生「日御子」を読了。2-3世紀の弥摩大国と漢・魏・晋と韓半島との交流と女王・日御子の物語。通訳を家業とする使譯(しえき)の「あずみ」一族の代代が語り部となって物語が展開する。一族の教え「人を裏切らない」「人を恨まず、戦いを挑まない」「良い習慣は才能を超える」、「仕事の中身を変えるのが骨休め」を軸に展開する。鉄、倭国、那国と奴国、金印、生口、氷室、紙、文字、人と人を結ぶ、天と人を結ぶ日御子、人の人たる土台、親魏倭王、戦いへの備えと交易は裏表、玄学、、、。日御子日御子 作者: 帚木蓬生 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/05/30 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (2件) を見る午後から夜にかけてNHKの番組を堪能した。 NHKEテレ「俳句王国がゆく」「福岡デーモン閣下が参戦!」大宰府巨大遺跡で対決」 NHK「八重の桜」今回は「松陰の遺言」。 TVTOKYO「美の巨人たち」(1月5日放送)「葛飾北斎・富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」定規とコンパスで描いた。方と円(線と円)。オランダの影響。 NHKEテレ日曜美術館「那智の滝を描いた最古の国宝・世界的アーチスト杉本博司の熊野の旅・滝の撮影に挑む傑作誕生の現場に密着」 NHKスペシャル「沢木耕太郎が推理!戦場写真・最大の謎」キャパと恋人の旅路傑作を撮ったのは誰?恋人が撮った写真で有名になった若いカメラマンのその後。ノルマンディー上陸とベトナムでの40歳の死。横浜美術館で開催中の「キャパ展」を見たい。 NHKEテレETV特集「富田勲の新作交響曲・初音ミクとオーケストラが宮沢賢治をテーマに初共演・舞台裏に密着・5.1サウンド」。富田先生の才能と人柄の滲み出た番組だった。-----------------------------------------------学部長日誌「志塾の風」130203 | 編集 日経「SUNDAY Nikkei」読書欄『読書人の部屋」に寺島学長。産官学つなぐ都会の知的拠点。聞き手は関口和一編集委員。座右の書「大菩薩峠」「李陵」。その他「パン・ヨーロッパ」「実戦的理想主義」。「デンマルク国の話」「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」 夜に学長から電話あり。宮城での講演・シンポ。大山社長、村井知事、、。宮原育子先生、、。多摩グローカル科学技術フォーラム成功の報告など。 中国から帰国した蔡君から電話。北京のスモッグはひどいらしい。今週どこかで会うことに。 タイのチェンマイでロングステイ中の富田さんから電話。物価上昇と円安で昨年対比で3-4割高くなっているとのこと。
2013/02/03
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「飛騨の円空」展が上野の国立博物館で開かれている。荒削りの、まるで縄文の土蔵をも彷彿とさせる木彫りの像が並んでいた。江戸前期、円空(1632-1695年)は美濃の国に生まれ、30代半ば以降30年に亘って日本各地を巡り、造仏に励んだ。近畿から北海道にまで足跡を残している。円空が掘った仏像は12万体と言われているが、現存するものだけで5000体を超える。f:id:k-hisatune:20130203101837j:image「近世奇人伝」(1790年刊行)では、「円空もてるものは鉈一丁のみ。常にこれをもて仏像を刻むを所作とす。、、、法を説きて化度せられけけは、その人は今に至りて、今釈迦と名づけて余光をたふとむと聞む」とある。民家への宿泊の御礼に、あるいは依頼に応じて神仏像を与えたという話が各所に伝わっている。池の水が涸れた時、円空が祈りながら一千体の仏像を刻んで池深く沈めると池が満々と水をたたえた(高山市)、山の濃霧で支障が出ていると聞き円空が丸太を鉈で削り刻んで25体の菩薩を作り山頂に納めると濃霧がそれ以降降りてこなくなった(飛騨市)、飲み水が出ない土地では水を引く工夫(飛騨市)をした。そういう円空を庶民は、今釈迦、今行基といって讃えた。円空自身は「仏像を造り其の地神を供養するのみ」と語った。生えている木そのものに仏を見出していらない部分を削り掘り出す。旅を続けた円空には彫刻の道具がそろってはいない。だから荒削りの大胆な像になった。円空の仏像には彩色がない。1600年前の日本書紀に出てくる悪しき怪物「両面宿儺坐像」。憤怒の顔と慈悲の顔の二つの顔を持つ怪物として出て来るが、地元では神のようにあがめられていた。大和から倒された豪族だった。f:id:k-hisatune:20130203100004j:image棟方志功(1903年生れ)は「ここに俺の親父がいる」と遊行の僧・円空を語っている。予母の命に代る 袈裟なれや 法の形は 万代へん------------------------------今日のショット。f:id:k-hisatune:20130203091849j:image
2013/02/02
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「多摩グローカル科学技術フォーラム--Business Meeting ASIA2013 TAMA」を多摩キャンパスで開催。主催は多摩大学と(社)アジアサイエンスパーク協会(ASPA)。冒頭に私の主催者挨拶。「多摩大鳥瞰図絵」(HP)「アジア・ユーラシアダイナミズムと大中華圏」「多摩大戦略図」を見せながら15分の挨拶。これらの図解は、日本語と韓国ハングルに二つを用意するという趣向でやってみた。グローバル言語としての図解の実践にトライ。挨拶の間の日本企業、韓国企業の方の反応は驚いた様子だった。懇親会では韓国の方からこのプレゼンの話題が持ち出された。以下、冒頭の私の主催者挨拶。---------------多摩グローカル科学技術フォーラム-Business Meeting ASIA2013 TAMAにようこそ!日本と韓国の企業のビジネスマッチングのフォーラムの開催・嬉しく思う。グローカル=グローバリズムとローカリティ地域性を究めることでグローバルにつながるという思想を持っている。1.多摩大鳥瞰図絵(壇上で投影)-ここはどこか? 多摩大の世界観!・世界の中心が多摩・東京と富士山の間・秩父と横浜の間・日本海の先にユーラシア大陸・学生を多摩・東京に輩出し、アジア・ユーラシアで活躍2・アジアユーラシアダイナミズムと大中華圏 日本を巡る世界の情勢は?・寺島実郎学長の所論を図解化したもの・図解=全体の構造と部分同士の関係を表現する方法・アメリカ中心からアジア中心へ・大中華圏・4つの竜の一角の韓国は大切なパートナーの位置づけ3.多摩大戦略図 さて多摩大学は?・実学、現代の志塾(教育理念)。現代。志。少人数。・経営情報学部=産業社会の問題解決の最前線に立つ人材・志入試・カリキュラム =産業社会論・問題解決学・最前線事例・多摩を中心とした志企業で活躍・アジア・ユーラシアダイナミズムに立ち向かう4・パク・クネ次期大統領の自叙伝(12年2月)「絶望は私を鍛え、希望は私を動かす」を読了 22歳で母、27歳で父(朴大統領)、52歳で自分が暴漢。大統領。「他のいかなる国との関係より忍耐が必要なのが日本との外交」「歴史問題を解決して、東北アジア経済共同体を作り、共に未来を開いて行かねばならないパートナーだ。」感銘!本日は韓国と日本の企業の交流とビジネスマッチングの機会。実りある成果を期待している。------------------------------参加者ディスカッションでの私のコメント。ASPAの歴史の長さと地理的広がりに感銘日本企業の実力と韓国企業の勢いが印象的マッチング。就職におけるマッシングミスの原因仕事の説明は難しい図解コミュニケーションでカバーできるビジネスマッチングも同様文章と箇条書きから図解を用いようアジア・ユーラシアの共通言語に------------------------------------■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」130201 | 編集「多摩グローカル科学技術フォーラム--Business Meeting ASIA2013 TAMA」f:id:k-hisatune:20130201103032j:image 10:40 開会挨拶 久恒啓一多摩大学経営情報学部学部長・李ジョンヒョンアジアサイエンスパーク協会会長 11:00 企業紹介プレゼン(韓国企業) 1社 約7分×7~10社 約70分(順次通訳) 12:10 昼食 13:00 企業紹介プレゼン(日本企業) 1社 約7分×10~12社 約80分(順次通訳) 14:30 休憩 14:40 日韓ビジネスマッチング(約90分) 7テーブルに各通訳配置16:10 休憩 16:20 パネルディスカッション 「グローカルな視点からみた東アジアと日本の新たな科学技術ネットワーク」(仮題) 約50分(順次通訳) 17:40 親睦交流会 約70~80分 18:50 閉会の言葉 諸橋正幸多摩大学地域活性化マネジメントセンター長-------------------------f:id:k-hisatune:20130201110710j:image 韓国企業熱伝導性高分子材料・導電性高分子材料。風力発電機。スマイル人生手帳。無線映像伝送装置。自動工具取替装置。ソフトウェア。のこぎり・研磨機。 日本企業オゾン水洗浄装置・ポリイミド樹脂関連商品。フレキシブルプリント基板。融解亜鉛めっき製品。生産情報システム。静電チャック。レーザー加工装置。スマートハウス。-----------------------李会長f:id:k-hisatune:20130201172303j:image「ASPAは日本人が創立。志は多摩大と一緒。日中韓は3兄弟国家。兄は誰かは問わないで。。価値の多様性を前提。鳥瞰的視点で高い視点でWinWin。相対化、多様化でWinWin。争えば皆敗者になる。互いに大人になろう」「日本企業。技術水準が高い」韓国企業「韓国人は速く、速く。スピードが得意。だからIT。日本人はゆっくり、だから機械」金先生「日韓は政治は争い。経済は急拡大。日本からの投資は2倍に。中小企業連携が盛ん」東海大内田先生「東海大で年間1000件で20億円。中小企業連携。信頼が財産。メイドインジャパンの秘密は大卒者が現場に出たこと。手を汚した。日本は技術にこだわってきた。売れない。さてどうするか?やはりQuality。人材育成が大事」参加教員:諸橋、金、趙、中庭、バートル、中村そ、樋口、出原、彩藤、久恒で10人ほど。趙先生は司会、通訳、紹介と大活躍。ご苦労様でした。職員:国際交流・地域活性化担当を含む多くの職員にサポートしてもらった。参加学生:1年生、インターゼミ生など。教育効果も高かった。このフォーラムは実に充実していた。懇親会では日本企業、韓国企業の方と多く接触したが、全員が満足してくださっっていた。大成功だったのではないか。
2013/02/01
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