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9月25日(金)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」、交響曲第8番 物悲しいドヴォ8。 「謝肉祭」は始まった途端にパーカッションと金管しか聴こえない、とは言い過ぎですがバランスを欠いていた印象でした。メインも含めて金管がやや耳につきました。 ドヴォ8は正直「暗かった」です。 遅めのテンポに独特な間もあって全体的にもっさりした印象でした。ただ、2楽章だけは妙に淡々としていて緊張感のある掛け合いを聴けなかったのは残念でしたし、3楽章はやたらとテンポが遅く滅入りそうでした。
2020年09月25日
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9月24日(木)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・シューマン:4本のホルンのための小協奏曲(N響ホルン・セクション:福川伸陽、今井仁志、勝俣 泰、石山直城)、コダーイ(下野竜也編):ミゼレーレ、シューマン:交響曲 第4番 総合的には極めて満足度の高いコンサートでした。 まずはコンチェルトシュテュック。ホルンは当然として、管パートやチェロのソロを含めてN響の力量が存分に発揮された快演で素晴らしいパフォーマンスでした。下野はキリリと締まった印象が強いのですが、オーソドックスなアプローチでシューマンらしさも失わず、オケのポテンシャルも十分に引き出していました。 下野編曲のコダーイは民族色は薄く感じたものの美しく、プログラムを引き立てるのに十分でした。 さて、問題は後半のシューマンです。 前半同様「キリリと締まって」いるのに加え、更にクールさと渋さが加わっていました。妙に熱くならず何とも大人な味わいだったのですが、シューマン臭まで消えていてどことなく物足りなさが残りました。しかし、オケが相変わらず上手かったからかもしれませんが聴き応えがあったのも事実で、何とも不思議な印象でした。 何と言ってもフルートをはじめとした木管の安定感が圧巻でそれだけでも聴く価値は十分だったのですが、唯一残念だったのは四楽章のリピートが無かったことです。
2020年09月24日
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9月23日(水)ボリス・ベレゾフスキーのコンサートは、残念ながら中止となりました(東京オペラシティコンサートホール)。 ・未定
2020年09月23日
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9月21日(月)バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートに行ってきました(所沢市民文化センター ミューズ アークホール)。・バッハ:ミサ曲ロ短調BWV232さすがBCJ。オケは鈴木の重すぎずシャープなアプローチにも全く力むことはなく、終始自然体で味わい深かかったですし、合唱は特に男性陣の安定感が際立っていました。独唱陣も西村の伸びを筆頭に全般的にこれまた安定していて、聴き応えがありました。前半より後半の質がより高く「クレド」以降が特に印象強く、足を運んで良かったとつくづく思えるコンサートでした。
2020年09月21日
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9月18日(金)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ウェーベルン(シュウォーツ編):緩徐楽章(弦楽合奏版)、R. シュトラウス/歌劇「カプリッチョ」― 六重奏(弦楽合奏版)、組曲「町人貴族」(白井 圭)東京芸術劇場での初N響でしたが・・・。広上は飾り気がなくシンプルかつピュアな味わいがあり、地に足のついた音楽でした。特に「カプリッチョ」は優美さがあって印象的でした。ただ、会場のせいかもしれませんが音が遠く感じる場面が随所にあり、ヴァイオリンはソロを含めて印象が薄かったですし、チャレンジングなプログラムであった「町人貴族」も全体的にやや硬さが見られ、管のアンサンブルはいつものN響のような迫力を感じるには至りませんでした。
2020年09月18日
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9月17日(木)藤田真央のコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。 ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番「幻想曲風ソナタ」、チャイコフスキー:ロマンス、ドゥムカ -ロシアの農村風景-、アルカン:「短調による12の練習曲」から“イソップの饗宴”、ショパン: 幻想曲、ポロネーズ第7番「幻想」、シューベルト:「さすらい人幻想曲」 藤田は極めて普通でした。 特に繊細さを意識して情感を込めているのですが、残念ながら音には現われて来ていませんでした。「こねる」ように表現するのが独特な節と言うか溜めとなっていて勿体ぶった感がありましたし、ペダルの多用による混濁が見られたのも気になったところです。 また、どのプログラムも同じように聴こえたこともあり、やや一本調子な印象でした。
2020年09月17日
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9月15日(火)ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートは、残念ながら中止となりました(サントリーホール)。 ・ウォルトン:喜劇的序曲「スカピノ」、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(辻井伸行)、チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
2020年09月15日
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9月14日(月)ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートは、残念ながら中止となりました(サントリーホール)。 ・ブリテン:青少年のための管弦楽入門 、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(辻井伸行)、ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
2020年09月14日
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9月13日(日)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(NHKホール)。 ・武満 徹:弦楽のためのレクイエム、モーツァルト:交響曲 第29番、ブラームス:セレナード第2番 N響の貫録が目立ちました。 レクイエムは可もなく不可もなくと言ったところで、アンサンブルも特に目立ちませんでした。 モーツァルトはN響の力量を十分に堪能できる内容で、重厚感ある堂々たる立派なパフォーマンスでしたが、山田のモーツァルトと言うより明らかにN響のモーツァルトでした。 ブラームスは今日の中では最も山田の特徴が出ていたとも言え、洗練されたシャープで軽快なアプローチでしたが、やや表層的に留まっていて全体構成としては弱く感じました。三楽章の深みやジワジワとくるブラームス感は薄く印象に残りませんでした。
2020年09月13日
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9月12日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(郷古廉)、交響曲第6番「田園」凄いヴァイオリニスト出現! 私が知らなかっただけなのでしょうが、素晴らしいヴァイオリニストでした。線は決して太くないのですが滑らかで圧倒的な美音の持ち主でした。「優美」と言う表現とは少し違うのですが、弓の圧を全く感じさせることなく芯の通った雑味の無い音が迫ってくるイメージで、優しさと明快さが絶妙なバランスで融合されていて何とも魅力的でした。特に2楽章の美しさとカデンツァ(ベートーヴェンがピアノ協奏曲に編曲した際に作曲したカデンツァ???)は際立っていました。今後の動向に俄然注目です。「田園」は、一楽章はやや速めのテンポでほとんどアンジュレーションを利かせず淡々と進めていましたが、全体調和を重視しつつピリオド色をうまく活かしながらオーソドックスの妙を聴かせていて素晴らしかったです。しかし、それ以降は特に2、5楽章がモダン色満々で至って普通な印象になってしまったのは残念で、一貫性が感じられずやや分かりづらい「田園」でした。
2020年09月12日
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9月8日(火)読売日本交響楽団のコンサートは、残念ながら急用で行けませんでした(サントリーホール)。 ・グレース・ウィリアムズ:海のスケッチ、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番(小曽根真)、ペルト:フェスティーナ・レンテ、オネゲル:交響曲第2番
2020年09月08日
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9月5日(土)東京二期会オペラ劇場の公演に行ってきました(新国立劇場オペラパレス)。・ベートーヴェン:『フィデリオ』(指揮:大植英次/演出:深作健太/ドン・フェルナンド:黒田 博、ドン・ピツァロ:大沼 徹、フロレスタン:福井 敬、レオノーレ:土屋優子、ロッコ:妻屋秀和、マルツェリーネ:冨平安希子、ヤッキーノ:松原 友、合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団)正直演出は頂けません。テーマ出しは豊富なのですが、とにかく表面的に舐めているだけと言うか浅いので、考えさせられることは皆無でした。特に1幕はマルツェリーネの弱さもあり相当な厳しさでしたが、2幕はフロレスタンの力量で持ち直しました。ロッコは終始安定していて、レオノーレはやや高音に揺るぎがありましたが聴かせてくれました。
2020年09月05日
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9月4日(金)日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム変奏曲、ミシェル・ルグラン:チェロ協奏曲…日本初演(横坂源、沼沢淑音)、五十嵐琴未:櫻暁…世界初演、ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」絶品「マ・メール・ロワ」!!まさにガーシュインらしくどこか懐かしく哀愁漂う曲ですが、ソロを含めてリラックスした雰囲気での快演からスタートです。横坂は線は太くありませんが綺麗な音色の持ち主です。ルグランは映画音楽中心の作曲家とのことですが時にはメロディアスに、時にはショスタコーヴィチを彷彿とさせどう聴いてもバリバリのクラシックでした。チェロのバリエーションが多彩かつ聴きどころ満載で、今まで日本で演奏されなかったことが不思議に感じられました。ソロは端正で聴き応えはありましたが、曲想からするとややおとなしい印象でした。「櫻暁」は美しい流れの中に不安と希望が入り交じっていて、印象深かい曲でした。メインはスッキリしたアプローチで淡々としているのですが、雰囲気を作りすぎずかつ物足りなさもなく山田のセンスを強く感じさせました。日フィルは木管を中心に極めて安定したパフォーマンスを示し、加えて各ソロがコンマスを筆頭にハイレヴェルで極上の出来映えだったことから、正直しびれました。
2020年09月04日
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9月2日(水)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(宮田大)、リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 苦痛な「シェエラザード」。 宮田は音が浅く全く平凡でした。完全にコバケン主導で進められていましたが、伴奏はやたらテンポが遅く必要以上のアクセントやパートの強調が目立ち違和感がありました。宮田も気持ち良く弾いているようは見えず、明らかに調和は無くうんざりさせられるほどでした。昨年同じコンビで聴いた時とはあまりにも印象が違ったのは驚きでした。 後半は更に酷かったのです。とにかく音楽がくどく、加えてテンポが遅いことから流れが悪く冗長としか言いようがありませんでした。 前半終了時点で席を立てなかった自分の判断を悔やみました。
2020年09月02日
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9月1日(火)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲op.61a、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(田部京子) 絶品『皇帝』! 前半田部は届いて来ませんでした。ヴァイオリン協奏曲をベートーヴェン自身が編曲したコンチェルトですが、いつも聴きている原曲とどうしても比較してしまい物足りなさを感じてしまいました。田部のピアノはさっぱりしていることもありオケに埋没気味で合奏曲的になってしまい、ソロの妙味を見いだせずインパクトが不足していました。加えて聴かせどころでのミスも見られやや精彩を欠いていました。 「皇帝」は一見するとサラリと流れていて聴き流してしまいそうな演奏なのですが、タッチ、テンポ、間等々が絶妙なバランスで配合されていて、時として「そこまで軽やかでなくても良いのでは?」と感じさせる部分もありましたが、終始軸が振れることはなく極めて上質なパフォーマンスが繰り出されました。オケの出来はほぼ完璧でソロとのマッチ感も申し分なく、今まで聴いた中でも最高の「皇帝」でした。 過去何度となく聴いてきた曲ですが正直心に残っている演奏はほぼ無くこの曲の難しさを強く感じていたのですが、さり気なく曲の機微を表した名演に接することが出来て田部の音楽性の高さを十分に感じ取ることができました。
2020年09月01日
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