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7月30日(木)東京都交響楽団のコンサートは、残念ながら中止となりました(東京芸術劇場)。・モーツァルト:交響曲第39番、交響曲第40番、交響曲第41番「ジュピター」
2020年07月30日
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7月30日(木)日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」 日本にこんなに凄い指揮者がいたのかと再認識させられました。 オケは万全とは言えませんでしたが、音楽のスケール感や質の高さが申し分なく、一曲のプログラムでありながら充実したコンサートでした。弦は抑え気味も美しいメロディラインは損なわず、管の際立たせ方や全体バランスが絶妙で、音楽が立体的に浮き上がって来るイメージでした。ややコミカルで大仰とも言える指揮振りとは裏腹に、音楽は細部まで拘っていて緻密で終始緊張感がありました。スラヴ色と言うか泥臭さも無く洗練されていて、クールに感じさせるギャップが凄味となって表れていました。 過去何回となく聴いてきた曲であり正直やや食傷気味とも言えるのですが、随所に新鮮さが感じられたことは驚きでした。
2020年07月30日
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7月25日(土)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ストラヴィンスキー:ハ調の交響曲、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」歴史に残る凄いコンサート‼何とも素晴らしいハ調の交響曲でした(指揮者なし)。一部乱れもありましたし安全運転と感じられる部分もありましたが、そんなことは全く問題にならないほどレヴェルの高いアンサンブルが披露され極めて充実していました。指揮者無しとしてはチャレンジングな楽曲で万遍なくと言って良いほど多くのパートに主役の場面があって目まぐるしく展開していきますが、管を中心に極めて高いパフォーマンスを発揮していてあえてこの曲を選んだのだと思わせるものでした。コンマスのリードで終始高い安定感を見せたのは特筆に値するもので、オケの一体感とともにレヴェルの高さを証明した名演でした。後半はノットが映像で登場したのですが、前半を更に上回り今まで聴いた中で最高のエロイカでした。速めのテンポでシャープに進んでいきますが、響きの豊かさは失わずヨーロピアンで上質な音楽でした。熱量が極めて高いのですがそれは外にではなく内に向かって発していて、時には畳み掛けて来る迫力があり抉られるように心に迫って来ました。オケのレヴェルと集中力の高さは際立っていて、稀有な名演のまさに立役者でした。冷静に考えてみると、映像の指揮でコンサートを開催すると言う発想自体あり得ないことだと思うのですが、それを実現させここまでのハイレヴェルなパフォーマンスを実現させたことはただただ驚きと言うほかありません。ノットと東京響の厚い信頼関係とオケの高いレヴェルがあってこそだと強く感じました。実はノットは大の苦手で、過去何回か聴いた際には全く良い思いをして来なかったのですが、全てが吹き飛んだ爽快感がありました。今日は音楽を奏でる喜びが伝わって来る素晴らしいコンサートでしたが、音楽を聴く喜びをひしひしと感じる至福のひとときとなりました。
2020年07月25日
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7月21日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(三浦文彰)、ベートーヴェン:交響曲第7番 コバケン健在。 三浦のモーツァルトは至って普通でした。 活力や躍動感のイメージはなくややぎこちなさもあり、全体的に陰の印象を受けてしまい魅力を見出すに至りませんでした。 後半のベートーヴェンはリピート無しで約40分と、特に1、3楽章が堂々たるテンポでスケール感を出していました。金管と打は鳴らしていましたが弦を抑えていて、木管は豊かに響かせながらもどちらかと言うと淡々としていたので重厚さはあまり感じませんでしたが、小林の音楽も指揮振りもかくしゃくとしていてまとまりがあり、さすがと思わせました。しかしながら、ややメリハリに欠けたことと一部に和のテイストが感じられたことに違和感があり、全体的にはそれほど印象に残りませんでした。
2020年07月21日
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・7月18日(土)新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(すみだトリフォニーホール)。 ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(田部京子)、シューベルト:交響曲第8番「グレイト」 田部の見事な名演が聴けました。 田部は芯はあるのものの角が無い素晴らしい音色の持ち主です。やはりベートーヴェンらしさと言う意味ではやや違うと思うのですが、力みのないやや物足りなくも感じさせるタッチから繰り出される音は、極めて細かく繊細なアンジュレーションが施されているのですが、神経質さは無く驚くほど伸びて来て、胸がすくほどでした。先日の3番のコンチェルトも良かったのですが、今日はそれを上回る素晴らしい演奏でした。伴奏もゆったりと響かせピアノとマッチしていて申し分ありませんでした。 後半のシューベルトは淡々としていて素っ気なく、味わいが出て来ませんでした。特に一、ニ楽章はテンポが速めで余計に感じましたが、淡々と素っ気なく聴こえさせてしまうように全体バランスが弱く、この曲にあって木管の存在感は低く、最後まで一本調子で退屈感を払拭できなかったのは残念でした。
2020年07月18日
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・7月16日(木)読売日本交響楽団のコンサートは、残念ながら中止となりました(サントリーホール)。 ・ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲、ジークフリート牧歌、楽劇「ワルキューレ」第1幕(ジェニファー・ホロウェイ、ペーター・ザイフェルト、ファルク・シュトルックマン)
2020年07月16日
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7月15日(水)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』、交響曲第7番 ドラマチックベートーヴェン! 全体的にあえて響かせずシャープな切り口でした。これほど管が前面に出た7番は初めてで、とにかく跳ねまくっていました。モダンフルオーケストラを堪能すると言う意味では申し分なく、ロマン派後期から近代のシンフォニーを聴いている気分でした。振幅を意識してか叙情的な部分や弱音部はやたら素っ気なかった代わりに、それ以外は各パートが競いぶつかり合うイメージで最後まで駆け抜けたのは佐渡の凄さだと感服しました。 ただ、アンサンブルの妙を感じたり、部分的にでもハッと強く惹きつけられたりという場面は訪れず、大味感は否めませんでした。オケは可もなく不可もなくと言った印象でしたが、50分ほどでもヘトヘトになったのではないでしょうか。
2020年07月15日
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7月14日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・コープランド:市民のためのファンファーレ、静かな都市(イングリッシュ・ホルン北村貴子、トランペット:辻本憲一)、ハイドン:交響曲第100番「軍隊」 コープランドはさすがでした。 ファンファーレは、原田のダイナミックさがストレートに伝わり勇壮で聴き応え十分でした。静かな都市は、トランペットソロが硬質でかっちりした感じであったのに対して、イングリッシュホルンソロは脇役感が出過ぎていてやや残念でしたが、雰囲気十分で魅力的でした。 ハイドンはダイナミックでスケール感はありましたが、全体的に硬い印象でアンサンブルの味わいに物足りなさが残りました。
2020年07月14日
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7月13日(月)日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。 ・J.S.バッハ:トッカータとフーガBWV565、J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ(オルガン独奏:石丸由佳)、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(前橋汀子) 日フィルも無事再開です。 バッハは両曲とも速めのテンポで淡々としていて、バッハらしさがあまり感じられませんでした。厳かさは見いだせずフワフワした印象で、迫って来ませんでした。 前橋は年齢を考えれば凄いとしか言いようがないのですが、すすり泣き系の音色は伸びがなく残念ながら届いて来ませんでした。随所に見られるテンポの大きな変動と濃厚表現は決して効果的とはいえず、違和感が残りこの曲の本来の美しさが聴こえて来ませんでした。マエストロ井上による伴奏が綺麗に響いていたことも対照的でした。
2020年07月13日
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・7月12日(日)の地域招聘オペラ公演 びわ湖ホール『竹取物語』は、残念ながら中止となりました(新国立劇場)。 ・作曲・指揮:沼尻竜典演 演出:出栗山昌良
2020年07月12日
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・7月11日(土)新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(すみだトリフォニーホール)。 ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(清水和音)、ブラームス:交響曲第1番 清水は相変わらず全く力みの無い軽やかなタッチでした。 ベートーヴェンとしてはややサラサラ感が勝っているのですが、物足りなさは微塵も無く、いくらかミスタッチもありましたが、伸びやかで暖かみのある魅力的な音色の前では気になることはありませんでした。終始この曲の雄大さと美しさを十分に引出しながら円熟味溢れるパフォーマンスを披露し、伴奏も全く肩に力が入っておらず安定感があり、全体として極めて質の高い演奏でした。 後半のブラームスは極めてオーソドックス でそれ故真価も問われるところですが、残念ながら本調子には無かったようです。全体的に雑でまとまらず、抑揚が利かないことから平面的で、最後まで集中力や緊迫感は乏しく散漫な印象でした。
2020年07月11日
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・7月10日(金)MLMナショナル管弦楽団のコンサートは、残念ながら中止となりました(浜離宮朝日ホール)。 ・モーツァルト:フルートと管弦楽のためのアンダンテ(フルート:清水伶)、ハイドン:交響曲第45番「告別」、ショパン: ピアノ協奏曲第1番
2020年07月10日
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・7月5日(日)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・マーラー:交響曲第5番から第4楽章“アダージェット”、メンデルスゾーン:管楽器のための序曲、モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」読響の初戦は、超名演のハイブリッド「ジュピター」。前半は1曲目が弦パートのみ、2曲目が管パートのみと言う趣向でした。アダージェットは何となくピントが定まらない印象で、やや伝わってくるものに乏しかったですし、両曲とも可もなく不可もなくというところでした。今日は何と言っても「ジュピター」です。小気味よいのですが豊かな響きは失わず、全く肩に力が入っていない感じで淀みなく流れ、全体を通して極めて聴き応えのある演奏でした。ピリオドとモダンを融合させながらの印象で、小編成オケはお手のものとばかり、各パートを大事に丁寧に表現することで、活き活きと新鮮味を持って迫って来ました。オケの安定感も驚異的で、ブランクを感じさせない素晴らしさでした。
2020年07月05日
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・7月4日(土)読売日本交響楽団のコンサートは、残念ながら中止となりました(東京芸術劇場)。 ・リリ・ブーランジェ:春の朝に、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番(反田恭平)、チャイコフスキー:交響曲第5番
2020年07月04日
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7月2日(木)新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・フィンジ:弦楽オーケストラのための前奏曲、ヴォーン・ウィリアムズ:テューバ協奏曲(佐藤和彦)、ベートーヴェン:交響曲第 6 番下野デビューなのですが、やや不思議感もある独特な「田園」でした。フィンジは室内楽的な響きを持たせながらスッキリと仕上げていて、洗練された素晴らしい演奏でした。オケはブランクを感じさせない安定感を見せました。V・ウィリアムズの佐藤は、一楽章こそ本調子とは言えなかったものの、楽章を追うごとに安定感を見せ、二楽章の美しさや三楽章の存在感の発揮は見事でした。伴奏もまとまりあって全体的に聴き応えがあり、なかなか聴く機会のない貴重なこの曲を堪能することができました。さて「田園」です。一楽章は品格があって奇麗な音楽だったのですが、奇麗すぎてやや軽い印象で物足りなさが残りました。それ以外は全体的に抑制された表現で、ビブラートを控え気味に響きを抑えていたこともあり、普段よく耳にする豊潤な響きのある田園とは一線を画していました。特に二楽章は顕著で、弦を抑えつつ、かと言って木管も際立たせることは無く、何とも渋い印象でした。下野の狙いが最後まで何となく掴み切れずに終わってしまったのですが、悪い印象だった訳ではなく、抑制した中に雄大さを感じたりもして不思議な感じでした。この不思議感を払拭すべく、再度下野を聴いてみたいと言う興味が強く湧きました。
2020年07月02日
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