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アルザス ゲヴェルツトラミネール・ヴィエイユ・ヴィーニュ2013 Gewurztraminer VV ルールマン Ruhlmann ゲヴェルツトラミネール100% ヴァット樽熟成 アルコール分13% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:1180円色は薄い金色。香りはライチ、シロップ、沈丁花、オレンジ、オリーブオイル?ビスケット?味は甘味と苦味。余韻に薄い苦味と薄く酸味を伴う甘味。おお、これはまさしくゲヴェルツの香り。味も甘味をメインに据え、苦味が底を控えめに支える。オレンジの香りと余韻で酸味の雰囲気も出す。ライチと白系花の香りがハッキリと出ており、味の甘味も明快。味自体は厚みに欠けるが、そこは飲み易さを軽快な甘味に乗せた万人向けのワインと思える。香りの内容が品種の特徴どストレートで、その意味では面白さが有った。間違ってもシャルドネやソーヴィニヨンとは言わないだろうけど、間違えたらヴィオニエって言っちゃうかもw。甘味の感覚は目立ってるが、酸味の感覚が弱く、どうしても薄さと安っぽさが出る。特に温度が上がってくると徐々に苦味の出方がしつこくなり、バランスが崩れてくる。酸の弱い白ワインには共通の弱点だな。底も天井もすぐ見える感じ。冷温キープ推奨。正直、甘味も苦味も張りがユル過ぎて、ヌベっとだらしなく拡がり易い傾向は有るのだが、ガブ飲みワインとしては冷えた状態でサッと飲めば大した問題にならない。コップに氷入れて飲んでもそれなりの美味さと思う。とにかくガッチリ冷やして一気に飲む、味よりも 楽しみ処はまず香り。厚みに欠けるワインなので、旨味が豊富な食材と合わせたい。香りと甘味感だけは強いので、シーフードの塩レモン炒めや、チーズ多めのトマトピザやラザニア等。濃い味の食材を用いつつ、酸味の補填が出来れば理想。値段相応。「白ワイン」よりも、「アルザス」の「ゲヴェルツトラミネールワイン」が飲みたい(と目的を持った)人向け。それならば、1200円弱で充分納得いく。
2015/03/30
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チリ キンタ・ラス・カブラス・シャルドネ・ブリュットNV Quinta Las Cabras Chardonnay Brut VLR S.A (ヴィニャ・ラ・ローサ Vina La Rosa) シャルドネ100% アルコール分12% 輸入:東亜商事株式会社 購入価格:784円色は薄い黄色。香りはレモン、グレープフルーツ、粉砂糖、石灰、水菜、白胡椒?味は苦味と薄い酸味。余韻に苦味と薄い甘味。分かり易いスッキリ系。強くない苦味を基調に酸を追わせ、余韻で軟着陸。香りの柑橘感で、味出力を気休め程度に補強。泡の勢いは緩やかで、飲み易さ重視。苦味も酸味も淡い出方で、しつこくない。一応ブラン・ド・ブランという事なので、この澄んだ味わいがウリなのはよく分かる。泡はともかく、酸の勢いが弱いので、飲み応えは薄いかもしれない。味のしっかりしたスパークリングを飲みたい人には物足りなさが出ると思う。味とは関係無いが、このシンプルなラベルデザインは嫌いじゃないよw。 抜栓40分程(ほぼ温度上昇?)で、それほど強くもなかった炭酸の勢いがさらに弱く。 こうなるとチリの安シャルドネにちょっと泡要素が乗っただけ、 みたいな安っぽさが出てくるかな。炭酸の強さに頼った、ただ辛いだけのスパークリングよりはずっと美味い。ブラン・ド・ブランの、澄んだスパークリングが飲みたい人にとっては、割と良い感じかも。時間経過で泡が弱ると安っぽくなるが、別に元の味に高級感が有ったわけではないし、そこは特に気にするほど悪くない。料理はやはりアブラの効いたものかな!?ワインの淡い味に甘味を補填出来るものが望ましい。揚げ物の南蛮漬けか、何か甘酢餡かけみたいな、酸味と甘味を両方摂取出来る油の乗った料理が有れば最適。値段相応。相応だが、上手くいけば880円以上を狙える。流石に1000円の壁は超えないが、変な1000円カヴァよりも高汎用・万人向けな部分が見られる。楽天では扱い店舗は無いが、やむなし。スパークリングワインとしては普通。おそらく「シャルドネ100%」というのだけが重要な点。そこに興味の無い飲み手にとっては、普通のチリの安泡の一つ。
2015/03/27
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チリ リマリヴァレー Limary Valley カミノ・ディ・ティエラ・スパークリング・ブリュットNV Camino de Tierra Sparkling Brut ヴィニャ・カミノ・レアル Vina Camino Real 和田ロイシンベルト恒多(共同開発) ペドロヒメネス100% アルコール分12% 輸入:三菱食品株式会社 購入価格:784円色は黄色がかった金色。香りはオレンジ、レモン、レタス、ラムネ、沈丁花、シナモン?味は甘味を伴う苦味と酸味。余韻に甘味と苦味を伴う酸味。悪くない。穏やかな泡と大人しい果実感。余韻も甘酸っぱい雰囲気が薄く残る。香りの柑橘感がうるさくないのが良い。そのおかげで酸味や苦味感に偏るのを防げてる気がする。ペドロヒメネスといえばシェリー酒とかポートワインに使う葡萄だったっけ?イメージ的に半辛口シェリー酒のソーダ割りっぽい。温度が上がると、余韻の苦味がちょっと乱れてくるな。フルーティーな味わいが崩れて安っぽさが目立ってくる。元の泡や酸が決して強いものではないので、苦味の出しゃばりを制御するのはツラいとこだろう。冷温をガッチリキープ推奨。(飲み頃温度が6~8℃らしいので、このスポットの狭さは当然予測出来る特徴か) 90分弱経過したとこで氷を入れてみた。 味の崩れてないスプリッツァーみたいな感じ。 これは基本的にガブ飲み向け。食前酒に使うには冷蔵庫から出した直後のみ有効だろう。総合的には上出来のスパークリング。1000円程度のスペイン・カヴァと比べて、酸の弱さに物足りなさを覚える人はいそうだが、その分 万人向けの飲み易さに特化したと思えば、充分良い仕事出来てる。温度上昇に大分弱いので、ほぼ最初の乾杯用か食前酒向き。スペイン系の、塩と油を使った料理ならかなり良い相性と思う。バーニャ・カウダ、シーフードを用いたアヒージョ、生ハムにトリュフフレーバーオイルと粉チーズ等。前菜に出す様な小料理とよく合う。今回アンチョビーと胡桃、茹でた鶏胸肉スライスにバターロールをツマミにしたが、アンチョビーの塩の味が一番しっくりきた。値段以上。980円クラスを狙える。グラス内でもボトル内でも、抜栓60分以上経過しても泡持ちがとても良いから、ガブ飲み向けには一定以上の存在感を感じられる。★楽天検索 カミノ ティエラ スパーク★楽天扱い約3件 1080円~1099円 平均1000円前後1000円なら可も無く不可も無く。まぁ普通。
2015/03/26
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もらいものスペシアル・エディションらしいがラベルがスペシャルなだけで、通常のボルドー・レゼルヴと中身は一緒っぽいな。 ボルドー ボルドー・レゼルヴ・スペシアル・ルージュ2011 Bordeaux Reserve Speciale Rouge ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット) Domaines Barons de Rothschild(Lafite) メルロー70% カベルネソーヴィニヨン30% アルコール分12.5% 輸入:株式会社ファインズ 参考価格:1800円前後色はやや濃い赤紫。香りはカシス、ブラックベリー、インク、餡、焦がしカラメル、鉄?味は渋味と甘味。余韻に薄い苦味と薄く渋味を伴う甘味。噴出による液漏れの形跡が有ったが、思った程悪影響は出てなかった。ベリーにインクに甘い感じの何かの香り、ド直球のACボルドー。何かしらの厚みや勢いが有るわけではなく、こなれた感じで飲み易さはそれなりに悪くない。香り出力も内容も、ガブ飲みボルドーの延長線上の味わい。酸味の感覚がほぼ無く、口内に残る様なしつこい部分も無いから意外とスイスイ飲める感じ。でも水っぽいとこまでは行ってないのが、ロートシルトブランドの底力だろうか!?抜栓40分経過でも目立った変化は無し。今回液漏れが有ったみたいなので、本来の品質とは違う可能性も有るが、よくある安目のボルドー赤の想像を超えるものではないね。良くも悪くも間違いの無いワインだが、それだけ。 抜栓80分程で香り出力が落ちてきた。 ここにきて「赤い水」に近い印象に。 1日以上経過した1000円ボルドーの雰囲気。長所と短所が同じワイン。飲み易さと紙一重の起伏のユルさ、正統派だが面白みのない香り、極々普通のACボルドー。普通なりの良さというのも有るには有る、が初心者にとっては驚きは無く、ボルドーファンにとっても別段楽しい訳じゃない。料理は結構何でもいいだろう。生の魚介系でもなければ、大体大丈夫。よほどアブラがコッテリでもない限り、肉類やチーズなら十二分に対応可能。1800円では値段以下。ちょっと贔屓しても1300円前後レベル。「ロートシルト」のブランドに何らかの目的と信頼感を求めない限り、自分で買って飲みたいとまでは思わない。★楽天検索 ロートシルト ボルドー レゼル スペシ 赤★楽天扱い約20件 1620円~2236円 平均1800円前後この金額じゃ話にならんな。同じラフィットチームの赤なら、1600円位で買えるラングドックのオーシエール・ルージュの方がいいかも。ボルドーなら1800円も出したら、地区名の付いたそれなりの格と質のボトルをかなり自由に選べてくるので、「ロートシルト」のブランドだけでは勝負にならない。
2015/03/25
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もらいものコルクが折れてしまったが、これは自分の抜き方が悪かっただけで、コルクの質も状態も良好。 ブルゴーニュ ピノ・ファン2011 PinotFin ジャンテ・パンシオ(パンショ) Geantet Pansiot ピノノワール(ピノファン)100%(リュット・レゾネ栽培?) 樽熟成14か月(新樽率30%) アルコール分12.5% 輸入:エノテカ株式会社 参考価格:5940円色は濃い紫。香りはスミレ、インク、カラメル、ブラックベリー、バニラ、腐葉土、プラム、鉄? 抜栓20分でカシス、スミレ、バラ、カラメル、バニラ、プラム、シナモン、ピーナッツ、黒糖?味は渋味と酸味を伴う甘味。余韻に酸味と苦味を伴う甘味。うん、美味い。樽の効いた香りにキチンと果実要素を乗せ、味も渋味を軸に果実感が丁寧の乗る。凄く良いバランス。カラメルとバニラの香りが味にすごく厚みを加えてる。その上で渋味のなだらかな出方と余韻の旨味感(?)が上手に伸びてきて、存在感のある上品さが生まれてる。 抜栓15分~20分弱でインクや土等の苦味を強める様な香りが薄れ、 花や紫系ベリーの香りが強くなった。 高級なブルピノに期待する様な綺麗な感じに。欲を言えば、もう少し口通りがクリアーな感じになってると良かった。格相応なのか、香りの出力と拡がりも少々頼りないかな。この辺はもう2~3年も寝かせてれば、化けた部分かもしれない。 抜栓50分で渋味が口内にしつこく残る様になってきた。 これがチリやオージーならば、この位ならアクセントの内と思えなくもないが、 抜栓直後からの上品な味わいと比べると、どうしても雑な感じに崩れ始めた印象を拭えない。総合的には上品で綺麗なブルゴーニュ・ピノ。味と香りのコンビネーションがバッチリ取れてて、バランスにほとんど無駄が無い。この花の香りの感覚がブルゴーニュの高級感の象徴だが、それがちゃんと有る時点でもう成功してる。時間経過で質が揺らぎ易いのが惜しい。 抜栓100分位で渋味の崩れはやや沈静化。 しかし香りの出力も沈静化してしまい、グラス内で閉じていく方向に。 味は良く言えば澄んだ感じになってきたが、香りも薄い感じに行ってしまっては せっかくの高級感も活かせずに終わってしまう。 やっぱり不安定な質のワインだな。ちなみに、最後まで注いでも澱は無し。こういうのって、料理要らない。単独でゆっくり飲みたい。今回、湯葉の刺身にオリーブオイルとクレイジーソルトをかけたものをツマミにしたが、結果的にはそれで間違ってなかった。淡泊な食材に、甘味と塩気の絡み易い味付けを少々。湯葉と油の甘味で渋味をソフトに受けつつ、塩でワインの甘味を強調。50分経過後は出汁醤油をちょっとかけたら、目立ち始めた渋味への牽制が出来た。正直、値段以下。出来は良いし美味いけど、じゃあ6000円弱も出して飲む程か!?と言われると、まぁそこまでじゃないね。ジャンテ・パンショじゃなければ、余裕で他の作り手の村名ブルに手が届く。こっちのACブル格のは時間制限も有るし、出しても精々4000円前後。★楽天検索 ジャンテ パンシ ピノ ファン★楽天扱い約16件 2700円~5940円 平均4000円前後流石に輸入元のエノテカじゃなければ安いなw。エノテカ価格の5940円はファン向けアイテムの領域。本来は3500円辺りが適正だろう。後は経年とヴィンテージが変動要素。
2015/03/19
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ブルゴーニュ ピノノワール2009 PinotNoir ドメーヌ・ルネ・ルクレール Domaine Rene Leclerc ジュブレイ・シャンベルタン(74号線東側)産ピノノワール100% アルコール分12.5% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:3075円色はやや薄い澄んだ赤紫。香りはアンズ、カシス、ブラックベリー、紅茶、チェリー、ミント、土、レタス?味は薄い渋味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味。あ、綺麗。香りはちょっと出力と拡がりに乏しかったが、内容は正統派のピノノワール。味が穏やかだけど、後からきちんと酸が伸びてくる。ルネ・ルクレールは薄味系のつくり手と言われるが、それはフィリップと比べての話で、実際はもっと良い意味で普通のブルゴーニュワインのつくり手なんだろう。渋味の張りは控えめに、酸の伸びを強調し、余韻の苦味で起伏を動かし、澄んだ甘味で薄く締める。味構成がまさにピノノワールの王道パターン。 抜栓30分程で香りのハーブや土感は後退。(室温20℃、湿度40%) ベリー系果実の香りが目立ってきて、厚みを感じる方向に。 そのせいか、味の酸もちょっとしつこく感じ気味。 抜栓50分弱で香り全体が出力減退。 味の酸味や苦味も弱ってきて、ちょっと水っぽくなった。 でもその水っぽさが何か良い感じ。 相対的にほぼ余韻の甘味だけが生き残り、すごいクリアーな飲み口に。 ボトル内だと大きな変化は無いが、グラスに注いで少し待つと澄んでくる。抜栓直後だと割と普通。50分程度時間経過後だと香りは弱いが、味は非常に好感触。熟成ワインでもない薄味の美味さってつまりこういう事か、と納得出来る。 抜栓120分程で苦味が少々復活。 ボトルから注いだ直後も、ほぼグラス内と同じ状態の味。 最後まで注いだら細かい澱がチラホラと・・。料理は時間経過前ならローストポークなりチキンなり適当に。味付けもあっさり目で大丈夫。時間経過後なら単独で。有ってもバターロール一個で充分。一応、値段相応。始めから50分経過後の味なら3000円でもいいけど、「ルネの名前代」と「2009ヴィンテージ補正」代込みだな。もうちょい、2700円位でなんとか。★楽天検索 ルネ ルクレール ピノ★楽天扱い約7件 2300円~3542円 平均3200円前後数年前ならこれ位のACブルは2500円前後の相場だったなぁ。でも+500円程度の値上がりならメジャーなつくり手の中では良心的な方か。バックヴィンテージで何かいいのが有ったら、3000円なら買ってみたいとは思える。
2015/03/16
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ブルゴーニュ レ・ボン・バトン2009 Les Bons Batons ドメーヌ・フィリップ・ルクレール Domaine Philippe Leclerc ピノノワール100% 樽熟成12ヶ月(新樽率15~30%) アルコール分13% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:2700円色は澄んだ紫。香りは灰、革、鉄、土、檜、カカオ、ブラックベリー、バラ、アンズ、レーズン、レンゲ蜂蜜、プルーン?イチジク?味は渋味と酸味。余韻は薄く苦味を伴う渋味と酸味。こっ・・これは、・・・果実的な香りがほとんど出ず、土や革や木の香りが満載。フィリップ・ルクレールはこういう堅牢な性質の作り手らしいので、想像の範囲内ではあったが、ちょっと面喰らった。味も渋味基調で、酸がしっかり。余韻も味の延長線上の感覚を通していく。初めてのフィリップ・ルクレールだったが、何かスゴいと感じるw。香りもそうだが、カチっと固めの味構成で、その酸の流れの中にきちんと旨味感を乗せている。樽感の伴う渋味の拘束も多いんだけど、決して しつこくない、程々のところで解放。自分がボルドー系の渋味に慣れてるからそう思えるだけかもしれないけど、「重さ」と「軽さ」が両立してるのが感心。木やバラの花とはまた別の土臭さや青臭さが気になる時があるが、こういうのはジュブレイ・シャンベルタン系のピノにはよくある事なので文句言う道理は無い。これはACブル格だからだろうで、村名以上のレベルまでいけば、この位の粗雑な部分は大体削り落とされてるもののはず。味だけならチリピノに近い物を感じなくもないのだが、香りと熟成の期待感を思うと格の違いを思わせる。フィリップ・ルクレールは、ACブルでも10年寝かせて大丈夫と言われる理由が理解出来た。もう3~5年は寝かせてみたい。押しは強いけど、決して強引ではないのが好感触。薄味系ピノを求める飲み手にとっては、完全に無視してイイ類のつくり手のワイン。ワインの香りに負けないために、煮込み系や揚げ物系が無難。ピノノワールらしく鳥肉のローストに合わせようとすると、そこそこ強固なソースが要求されると思う。今回クリームコロッケに岩塩をかけた物をツマミにしたが、クリーム感で渋味を緩和し、塩で甘味と酸味を支えられた。塩と油が重要な部分。値段相応。「フィリップ・ルクレール」の看板乗せて「2009年ヴィンテージ」が2500円以上~3000円弱・・・絶妙!今飲んでもそれなり、熟成の伸び代も残した、楽しみな感じのACブル。チリレベルの強さを持ちながらも、(土地と家柄の)育ちの香りの良さwを隠し切れてない。300ml強残しで次の日(抜栓約26時間経過)香りは土、灰、インク、ブラックベリー、カカオ、コーヒー?味は渋味と苦味を伴う薄い酸味。余韻に苦味と渋味。前日よりも拡がり易くなった土系の香りに引っ張られるのか、余韻の苦味感が残り易くなった気がする。流れを打ち消す嫌な苦味ではなく、ボルドーでいうコート・ド・カスティヨンのワインによく有る様な、他の味を強調させる為に一瞬強く出そうですぐに去る出方。知らずに飲んだら、ピノノワールとは思わないかも。適度にこなれた右岸ボルドー、または半端に熟成したボルドーブレンドの安イタリアと思うかもしれない。香りの部分で何とか品種の面影を残すが、それでもブルゴーニュって感じはしない。ボルドー好きの自分には、これはこれで良し、みたいに楽しめるが、やっぱりブルピノ好きにはイマイチ心に響かないつくり手に感じるだろうな。初日に比べて味も香りも簡略化してしまった様で、魅力は少なからず減退。もし2日目の状態が初日に来てたらガッカリしたと思う。2日目の味はおまけと思い、初日で楽しみ尽くすのが常道か。「フィリップ・ルクレール」を楽しむつもりが無いのなら、わざわざ買う意味は無いかもしれない。それ位(人を選ぶ)個性の強さが有る気がする。「ロベール・シリュグ」とか「ジャン・グリヴォー」とかそういう系統のオーラw。この "分かる人だけ分かってくれ!" オーラ が強い印象のつくり手感を感じる。自分がここまで好感を持つのは、元がボルドーファンだから、というのが確実に有る。これと同じ程度の美味さのボルドーワインを飲もうとしたら、おそらく2500円~3000円クラスで5~10年は経ってないとダメだと思う。ボルドーファンの自分が納得のいく美味さを持ってるブルゴーニュワインだった。★楽天検索 フィリップ ルクレール バトン★楽天扱い約12件 2192円~6998円 平均2900円前後フィリップは数年前なら、最新ボトルのリリース直後で2500円以下だったな。2500円+経年数×100円と考えれば目安になるか。10年を超えたら、11年目以降は今度は×200円の加算で。
2015/03/13
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日本 マルス・ウィスキー・ツイン・アルプス Mars Whisky Twin Alps 本坊酒造株式会社 Honbou Shuzou KabushikiGaisha 信州マルス蒸留所 モルト、グレーン アルコール分 40% 購入価格:1382円(750ml)香りは接着剤、ビスケット、レモンの皮、灰?イマイチな香り。美味しそうな感じがしない・・。 【ストレート】口当たりはまずまず。大人しい甘味と、煙を噛む様な独特の口通り。だが余韻の苦味がやたら浅い、薄い、しつこい。これはイカンな・・・。 【ロック】カラメルっぽい香りが出てきた。良い意味で、「普通のウィスキー」って感じ。バーボンの香りのするスコッチの味のイメージ。(双方ともに1000円位の) 【水割り】 ・酒1:水0.1ビニールっぽい香りがしたのち、バニラ系の木の香りが出易くなった。甘味の出方も【ストレート】時よりも出易くなり、余韻の苦味もやや緩和。その分口通りが粗くなり、個性も減退。 ・酒1:水1味は飲み易くなったが、今度は香りが粗くなった。ビニール的な香りが目立ち、甘い香りが薄れる。「だからどうしたん!?」って雰囲気で、何も心に残らない。 ・酒1:水3~4香りは ほとんど飛んでる。だがここまで来ると味は澄んだ感じになって、綺麗にも思える。【ストレート】時の余韻の苦味も、ここまでは追ってこない。正直、そんなに美味くないな。とりあえず、【ロック】と【水割り(酒1:3~4)】に関しては、程々に底力を見せてくれた。何となく、ちょっと昔のサントリーのウィスキーの印象に近い。良くも悪くも、「よくある感じのウィスキー」。元々ロックと水割りで飲むのをススメられてたので、そういう意味で狙い通りのウィスキーにはなってた。本坊酒造の"マルス・ウィスキー" という点に興味が無ければ、特別魅かれる事もないだろう。う~ん、値段以下。精々1000円チョイ。しかし約1000円で買えるスコッチやバーボンと比べて、きちんと個性を示せるものではない。以前飲んだホワイトオーク・あかしの方が、ほぼ同価格でも飲み手をしっかり掴めるモノを持ってた。★楽天検索 マルス ツイン アルプス★楽天扱い約18件 1474円~1944円 平均1600円前後自分が出せるのは1500円辺りまでだな。それで一回飲んだら、また買おうって気は起きない。
2015/03/11
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ブルゴーニュ ピノノワール・トラディッション2012 PinotNoir Tradition モアラール(モワラール)社 Moillard ピノノワール100% アルコール分12.5% 輸入:株式会社 明治屋 購入価格:1984円色は澄んだ赤紫。香りはブラックベリー、インク、生肉、ザクロ、甘くないイチゴ、ラムネ? 抜栓15分弱でカシス、カラメル、イチゴ、グラニュー糖?味は酸味と薄い苦味。余韻に薄い甘味と酸味を伴う薄い苦味。う~ん随分と粗い、濁った酸味だな。渋味は有って無い様なもので、軽やかさは有るが、それだけ。香りはちょっとそれっぽかったが、ブルピノ特有のエレガントさはほぼ無し。一応、渋味の控えめさ故の飲み易さは確か。ボディーの弱さは香りで何とかカバー。酸味の主張で、控えめな味のノリを底上げ。 15分程の時間経過で酸味の粗さは多少解消されてきた。 それにつれて香りも合わせて甘い雰囲気に変化。 もう2年位寝かせてれば酸も落ち着いて、それなりに熟成もしたのかな!?とにかく起伏が無い。伸びが無い。ボディーの弱さを酸で支えようとしたのかもしれないが、その酸も変にしつこくて綺麗じゃない。時間経過後はやや持ち直したが、それも気休めレベル。これは・・・ダメかも分からんね。ガブ飲みワイン程度の安い飲み方しか期待出来ない。いざとなったら氷でも入れて冷やし、酸味も苦味も締めてサッと飲んでしまった方がいいかも。同価格帯以下のニューワールドピノの方が、もっとピノノワールワインとして高級感が有る。熟成次第では向上しそうな部分も見れたけど、それを待望する程の伸び代でもない。しつこい酸に対抗出来る、多少味の濃い物に向いてるかも。トマトクリームシチューとかならトマトの酸味をワインに対応させつつ、シチューの濃厚さを活かせるはず。でなければ下手にワインをいじらず、バターロールにオリーブオイルと塩で充分。値段以下。「ブルゴーニュ」の看板が無ければ話にならない。そこらの1200円前後位のボジョレー並み。★モアラール ピノ★楽天扱い約3件 2223円~2808円 平均2500円前後全くオススメしない。ちょっと出来の良い1480円位のボジョレー・ヴィラージュの方がもっと良い仕事をするだろう。ブルゴーニュの看板を背負って2000円以上取るには明らかに貫目不足。
2015/03/09
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ブルゴーニュ ラ・ヴィニェ・ブラン2012 La Vignee Blanc ブシャール・ペール・エ・フィス Bouchard Pere & Fils シャルドネ100% アルコール度12.5% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:1967円色は薄い黄色。香りはレモン、薄い蜂蜜、レタス、グレープシードオイル、粉砂糖、クリーム?味は薄い苦味と酸味。余韻に苦味を伴う酸味と甘味。ああ、それなりに美味い。柑橘にうっすら蜜感が出て、ややオイリーな雰囲気の香り。味は控えめな出力だが、余韻の甘味が綺麗に着地を決め、整ったものを感じる。香りも味も、出力は程々。でもその出方が上品で綺麗、見事なバランス。澄んだ味わいで、万人向け。正直、これは物足りなさを感じる人も出そう。薄くはないんだけど、どうしても弱い。伸びない。その辺を「スッキリしてる」という事は出来るが、悪い意味で予想も期待も裏切らない味の構成。やっぱり総評としては、「それなりに」美味い、のトコ。端正で綺麗な味わいは流石はブルゴーニュ、60分以上の時間経過でも変化は無く(室温20℃、湿度35%)、酸を出しつつもクリアーな流れは見られる。だが人によっては水っぽいとも取られそうなスッキリ感は諸刃の剣。一言で言えば、贅沢なガブ飲みワイン。料理は割と何でもいいだろうなぁ。クリームチーズとか、塩味が強くない(或いは適度に抑えられた)粘性を感じるツマミに合いそう。ベシャメルソースを用いた料理にハマると思う。値段相応。ただし、「ブルゴーニュ」のショバ代、「ブシャール」の看板代も込みでの相応。ワイン自体は1680円も出せば同等以上のものが手に入る感じ。例えばルイ・ラトゥールのアルデッシュ・シャルドネ、チリのモンテス・アルファ・シャルドネ、パッと名前が浮かばないがイタリアかオーストラリア辺りにも代替候補になるシャルドネワインが見つかるレベル。「ブルゴーニュ」にこだわりが無いのなら、特別に選ぶ理由も無くなりそうになる。★楽天検索 ブシャール ヴィニェ シャルドネ★楽天扱い約15件 1706円~2487円 平均2000円前後まあこんなもんだろう。多少高価くても2000円未満でなければ、買う事も無い。「ブルゴーニュ」の看板が命。
2015/03/06
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ブルゴーニュ レ・ドーレ・ピノノワール2011 Les Dorees PinotNoir J.L.カンソン J.L. Quinson ピノノワール100% アルコール分12.5% 輸入:JSRトレーディング株式会社 購入価格:1505円色は澄んだやや濃い赤紫。香りはアンズ、ラズベリー、ルバーブ、アッサムティー、プラム、ザクロ、黒糖?きなこ?味は軽い苦味を伴う酸味と薄い渋味。余韻に薄い酸味と薄く渋味を伴う甘味。渋味控えめの澄んだ味。赤果実と甘いハーブに紅茶的香り。丁寧に感じる味の動きと香りの流れで、いかにもなブルゴーニュのピノ。突出の無い好バランス感で、万人向け。軽いけど、薄くない。ピノノワールの押さえるべき部分は押さえた上で、ピタっと流れを決める。薄味系ではあるけど、味の軸がしっかりしてるのか、穏やかさの中にも生まれと育ちの違いを感じられる様で面白い。苦味の出方によっては、ちょっと平坦な起伏の味に感じるかも。香りも赤系果実が支配してる内はいいが、それ以外の要素が出しゃばると、立て直しにまごつく。流石のブルゴーニュとはいえACブル格だし、どこか一ヶ所乱れるとバランスを持ち崩す。これ、結構美味いな。1500円台という昨今のブルピノにしては低価格で、ここまで上手い事完成させたのは素直に感心。静かに酸を利かせ、しかし赤ワインらしく渋味も忘れず、香りを噛ませた苦味と甘味の演出はホント丁寧で整ったつくり。料理は豚か鳥か、淡泊な様でいて しっかりと味の付いた肉類。ワインの軽い味わいを活かしつつ、バランスを崩さない程々のシンプルさを備えた料理が最適。塩麹漬け豚ロースのソテーか、何か鳥肉のローストに甘めのソースを塗ったものとか。値段相応。相応だが、これで約1500円なら充分上出来。ニューワールド系の同価格帯ピノと比べても、ハッキリとブルゴーニュの格の違いを見せてくれた。★楽天検索 カンソン ピノ★楽天扱い約6件 1490円~1767円 平均1700円前後1700円辺りまで食い込むとちょっと埋もれ始めて微妙。だったらもう300円以上プラスして、もうちょっとグレードの高いとこを狙った方がいいと思う。1600円台以下なら前向きに。
2015/03/02
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