見知らん街ガイド_『パリ時代』と神戸生活日記
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
金曜日の夜遅く、友人から電話があった。2日ほど前から聞かされていたので、割と冷静にその時が来たのかと受け止めた。その友人は、私が5歳の時からの幼なじみで、55年の付き合いになる。一度も同じ学校になったことがないのに住まいが30メートル程の距離しか離れてないこともあって、幼い頃はいつも一緒にいた記憶がある。中学と高校時代はほとんど付き合いが無かったが、互いにボウリングを始めたことで再び付き合いが始まり、彼は4大卒業後、デザインの学校に通いデザイナーに。私は家業を継いでいたがひょんな事から、印刷会社を経てカメラマンの道を歩んだ。26歳の時、彼の紹介で彼の勤める制作会社にカメラマンとしてお世話になり、後にパリへ。私が帰国したときに、彼は会社を辞めて、自身が卒業したデザイン学校の教師となった。私はその学校から講師として誘われ、講師を25年勤め、大阪の姉妹校で5年。その間、中味は濃くないかも知れないが彼との付き合いは付かず離れず続いてきた。ある日、電話をかけると彼は妙に緊張した声で電話に出て「親父が入院しててどうも危ない。電話は病院からの電話と思ってどきどきするから、連絡はEメールで」と言われた。それから二度「今日は無事」「今日も無事」とメールがあって、金曜日の遅い時間に「親父、あかんかったわ」と短い電話があった。昨年の9月に弟を、今年の4月には義兄を送って、7月に入って友人の父親を送った。習字と卓球が上手い親父さんで91歳で大往生だけど、子供の頃からよく知った人が逝くのはやはり辛い。こんな感じで7月は始まった。私も気を付けなければ。 親父さん、安らかに…合掌。
2010.07.03
コメント(0)