全9件 (9件中 1-9件目)
1

今宵は日本酒片手に藤圭子を偲ぶ都々逸でござんす 浪曲歌手の父と三味線瞽女(ごぜ)の母に手を引かれ 雪国をドサ回りしながら歌い日銭を稼ぐ日々を過ごした少女時代。 愛らしいが、儚げで影を秘めた風貌からドスの効いた歌いまわしで 演歌を歌う少女は、いつしか、男たちを虜にする演歌のスターになっていた。 藤圭子の暗く凄味のある歌唱は、演歌ではなく怨歌だと云われていた。 アメリカへいったと聞いてたら、新宿のビルから飛び降りて死んじゃった。 赤く咲くのはけしの花 白く咲くのは百合の花 どう咲きゃいいのさ このわたし 夢は夜ひらく 夜の新宿 流れる唄に 俺も泣いてる 藤圭子 可憐な顔で 暗闇歌う ドスを効かせて 藤圭子 思いだせない あんたの名前 思いだします 藤圭子 死ぬの生きるの 新宿酒場 ささくれ飲んで 藤圭子 忘れたいのさ 酔いしれあの子 裏路地流れ 藤圭子 赤く咲いても 咲かぬ花でも 命ぎりぎり 藤圭子 隠れ咲くのが 女の宿命(さだめ)隠れて咲かぬ 愚図男 忘れられない女です、、、、、作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.30
コメント(0)

俺が住んでいる田舎町には東京ドーム4つ分くらいの閑静な森がある。そして俺は毎朝この森の中を一時間くらいかけて散歩するのが日課になっている。ここは市営で整備されているのだが、なにせ無名の田舎町の森だし、平日のこの時間にはほとんど人を見かけない。ときたま愛犬と散歩に来る人や、ジャージを着てランニングしている人を見かける程度である。 俺はいつものように野鳥の声と朝露の漂う森の中をゆったりと歩いていた。すると後方から「サクッ、サクッ、サクッ」と、迫いかけてくるような足音が聞こえてくる。俺が振り向く暇もなく、まるで顔を見せたくないように風の如く通り過ぎてゆく。 それはピンク色の大きなマスクをつけていて顔はよく見えなかったが、長身で長い金髪を風になびかせて急ぎ足で歩く女性だった。しかもミニスカートに赤いハイヒールという場違いな出で立ちなのだ。 このあたりには何もないはずだ。それとも新しく会社でも出来たのだろうか…。俺は一度疑問に感じるとその理由が分かるまでしつこく調べる癖がある。まるでストーカーのようで気が引けたのだが、急ぎ足で女のあとをつけることにした。ただあまり近づくと悟られるので、それなりの距離を隔てて追跡している。 ところがいつまで経っても女のスピードは変わらない。というより少しずつ引き離されている気がする。それで女が角を曲がった隙に、さらにピッチを上げたのだが、角を曲がると女はすでにかなり先のほうを歩いているではないか。それになぜかミニスカートの丈がさらに短くなっているような気がする。 俺は息を切らしながら暫く女のあとを追いかけたが、一向に女との距離は縮まらない。このままではどんどん引き離されてしまうだろう。もうこうなったら悟られても良いから、もっとスピードを上げて追いかけなくては…。と思ったのだが、なんと今歩いている道は、さっきあの女に抜かれた場所ではないか。…と言うことは、同じ道を一周してしまったことになる。 なんだあの女はジョギングをしていたのか。しかしそれにしては、なぜあんな派手な格好をしているのだろうか。いつの間にかまた女が角を曲がってゆく。もう追いかけるのはよそうかな…。と考えるのだが、なぜかもっと後をつけたくて堪らなくなる。 急いで角を曲がると、女はかなり遠くの道を悠々と歩いていた。それになんとミニスカートが超・ミニスカートに変化していて、もう少しでお尻が丸見えになりそうなのだ。これは一体何なのだろうか。もしかして、俺が後をつけているのを承知していて、からかっているのだろうか…。 俺はなんだか怖くなってきた。もうこんなことはやめて家に帰ろう!。だが俺の気持ちに反比例するかのように、俺の足は女の歩く方向へずんずんと向かってゆく。そしてまた次の角を女が曲がったとき、俺も慌てて角を曲がったのだが、その先に女の姿は見当たらなかった。 一体女はどこに消えてしまったのだろうか。まさか狐に化かされた訳ではないだろうな。 すると近くの木陰から「はははは、助平め!」という濁声が森中にこだました。なんとそこには、金髪のかつらを外してグルグル回している友人の関愚痴君が、ニヤニヤして飛び跳ねているではないか。 「はははは、じゃない!! 馬鹿にするなよ、関愚痴!!!。」と俺は叫んでいた。作:河村道玄下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.27
コメント(0)

色事艶事に 神代の昔より 男と女はのめりこむ、てなわけで、今回は色特集でございます。 惚れさせ上手なあなたのくせに あきらめさせるの下手な方 ~ 江戸都々逸~ けんかしたとき この子をごらん 仲のよいとき 出来た子だ ~江戸都々逸~ 都都逸饅頭食ったら美味い、情もたっぷり、腹もよじれる 面白さ、 しゃんしゃんしゃん、どどいつでぃ、いよ,姐さん、兄さん、婆さん、爺さん、、では、艶作、色作、助平作でお楽しみを、、 どっちが誘った わけじゃないけど いつしかふたり 蒲団中 せめて一夜の 妻でいたいの 夢でも見てるか 禿げ頭 そりゃないでしょ 皮を食べさせ 中の餡子(あんこ)は おあずけよ じっさまひとり 枕抱えて 穴があったら 入りてえ 恋がしたいと 80婆さん 夢を捨てねば 皴のびる 都都逸のことを情歌とも申しまして、、、 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.24
コメント(0)

松川の畔をさまよう影二つ向こう岸から昭和が匂う小雨降る露天に沈み暖を取り見えない利島をじっと見つめる作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.21
コメント(0)

可哀想だよ ズボンのおなら 右へ左へ泣き別れ ちびまる子ちゃんに出てくる名作都々逸ですね、 声はすれども姿は見えず ほんにあんたは屁のようだ、 誰の歌でしょ、詠み人知らず 屁は我慢すると、尻から頭に巡ってぼけの原因になるというからご注意だよ、本当かい? 我慢は毒だ、遠慮はいらねえ、毒物放出、ぶばああああっーと、発射しようじゃないの、 気持ちがいいねえ風呂の屁は、、、、、 では、臭作、屁作、鼻をつまんんでお楽しみくだせえ、、 思わずくしゃみ おしっこ漏れて ついで屁も漏れ 賢夫人(けんぷじん) 屁でもないとは 云い過ぎですよ せめてお世辞で 屁のようだ 尻を持ち上げ 屁をする女 恥ずかしながら 恋女房 チンチロチンチと 松虫の音が ぷっぷっぷっと 尻の音が 屁とは縁が切れませぬ、、、、作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.17
コメント(0)

霧雨や朧にかすんだ里山の遥かかなたに何が見えるか夕闇に真っ赤に光る曼殊沙華こころの棘を残らず燃やせ作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.13
コメント(0)

助兵衛なのは元気な証拠、助兵衛なくなりゃ男じゃない 助兵衛忘れりゃ女じゃない、忘れちゃならねえ助兵衛心、 助兵衛大好き 待ってました助兵衛爺さん! では助兵衛都々逸、痴作、助作、お楽しみください。 じじばばともに 腰を痛めて 夕べしたこと 恥ずかしい まむしドリンク じっさま飲んで 昨夜したこと はぢかしい そこじゃないのよ も少し下よ 蒲団の中を うろつく手 股間濡らして ちんちん振って 爺さん元気 何処へ行く 蝉は七日で 蛍は十日 老婆百まで 抱かれたい 清流忘れ 濁流泳ぐ 、、、、 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.10
コメント(0)

小学生のとき憧れの君だった麗子…。そんな麗子のほうも俺に気があったのか、一度だけだが俺の漕ぐ自転車の後ろに乗って多摩川の土手を走ったことがある。俺の背中には麗子の身体がピッタリとくっついて、彼女の息づかいと甘い匂いにドキドキしたものだ。 小学校卒業間近な頃、新しいもの好きの担任が「卒業記念に全員の歌声を録音しよう」と言い出した。酷い音痴だった俺は「どんぐりころころ」と、調子ぱっずれな声で、つまらない童謡を歌って秀才の北島にバカにされた。そしてそれを見ていた麗子の失望と冷ややかな視線を浴びてしまった。 その北島は「お菓子の好きな 巴里娘~」という西條八十の歌を見事なソプラノで歌い上げて大喝采を浴びた。その後中学になると、北島は麗子と付き合いはじめ、風の噂ではいつの間にか二人は結婚したらしい。 俺はいまだに独身で、何をやっても駄目な人生、ただカラオケだけはプロ並みに上手くなっていた。と言っても俺はまだ人前では歌ったことがない…。ではなぜ上手いと言えるのか。 実は一人カラオケに専念し、いつも機械採点がほぼ満点ばかりだった。また歌ったものをボイスレコーダーに録音していたのだが、ある日偶然それを同僚に聞かれてしまい、歌手が歌ったものと勘違いされてしまったことがあったからである。 こんな俺だが取り立てて良いこともなく、未婚のまま30歳のとき、海で溺れそうになっている少年を助けようとして、逆に自分が波にのまれて死んでしまう。 ところが気が付くと、俺の意識だけは少年時代の俺の意識の中へ侵入していた。ただ通常は幼い頃の俺の意識が優先し、死んだ俺の意識は眠ったままなのだが、なぜか歌を歌う時だけは急に目覚めてしまうのだ。 そんなある日、遠い日に北島にバカにされた「卒業記念の歌声録音」がまたはじまった。今回の俺が選んだ曲は童謡ではなく、なんと演歌の「潮来の伊太郎」であった。小学生で演歌、それもこぶしを聞かせた抜群の歌唱力、本家の橋幸夫も真っ青という状況で、やんややんやの大喝采。さすがに北島の「お菓子と娘」も霞んでしまった。つまらない俺の人生の中でこれほど嬉しいことがあったろうか。 「今度の人生こそ、きっと素晴らしいものになるだろう」 と思ったのもつかの間、卒業旅行の臨海学校で挑んだ遠泳中に、波にのまれてまた死んでしまうのである。どうして俺はいつもついていないのだろうか!。悲しくてたまらないのだが、なぜか涙が落ちてこない。 気が付くと病院のベットの中だった。そして目の前には憧れの君だった麗子が、祈るような眼差しで俺を見つめ続けているではないか。どうやら俺は生き返ったらしい。それも30歳の体で。 それに嬉しいことに俺と麗子は結婚しているようだ。さらに不思議なことに、俺のベッドには「北島」という名札がかかっているではないか。作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.06
コメント(0)

清流も山の中では綺麗でいでいるが、下流下れば穢水、排水、小便に糞、混ざりつ汚れ濁流となり、都会の人は川の流れは綺麗だと水に浸かって気持ちいいと、てなわけで、私の頭汚れちまった悲しみですが、清流の心で歌う老老濁流都々逸でございます。 爺っさま、婆っ様、お元気ですか? 笑ってくだせえまし、、では、力作、ぼけ作、老作、ご披露いたしまする。 外れそうだよ がたがた入れ歯 涎(よだれ)こぼして 涙して 眼鏡貸してよ 入れ歯貸してよ 助け船だね 夫婦船 テレビに向かい 不満たらたら ポロリと落ちた 総入れ歯 どっちがどっちか わからないけど 徘徊じゃないよ 家は何処? 箍の外れた お前と俺だが 惚れて流れて 五十年 動く姿は 老爺だろが 青春胸に 徘徊す 年を取ること恥ずかしきことではありませんぞ、、、作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2021.10.03
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1
![]()
![]()
