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娘のエムコが、この大震災のあと、私に言いました。「私は、何ひとつ役に立っていない。」「被災地に駆けつけたいけれど、 何もできない。」「服を売る仕事って、何の意味があるんだろう。」そうか、エムコ、そんな風に感じているんだね。自分が何もできないって思っているんだね。服を売る仕事には、被災地の方達の助けにはならないんじゃないか、って、自分を責めているんだね。そう考えている人がいっぱいいると思う。役に立ちたいけれど、役に立てない自分が歯がゆいって。だったら、自分の周囲3メートルでいいから役に立つ自分になろうよ。自分の周囲3メートルは、自分の力一杯を注ぐんだよ。力一杯、役に立とう!って心込めるんだよ。エムコが、お店に来てくれたお客様に心こめて、接客して、このお客様の役に立とう!って思って、そのお客様が、とても納得して、お買い物してくださったとしたら、いただいたお金は、とても価値があるお金。その服を買っていただくまでに、どれほどの人がかかわったか。エムコとお客さん、二人の間でお金のやりとりがあったのだけれど、そこにたどりつくまでに、どれほど膨大な人、時間、距離、がかかわっていたか。服のリサーチをした人、デザインした人、布を作った人、カット縫製した人、輸送した人、そのガソリンを入れた人、そしてその人たちのご飯を作った人…そうしてお金が循環してゆくことで、この現代社会は成り立っているんですもの。エムコが、服を売る事も、ちゃんと意味がある。自分が大きな事ができない、と嘆く前に、自分の周囲3メートルを、力一杯幸せにしようじゃありませんか。
2011年03月25日
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短距離ではあるけれど、仕事で車を使う事もあります。車に乗った時には、必ずラジオをつけます。主にFM東京、FMヨコハマも昔から好きでした。ラジオをつけると、流れてくるのは、聞きやすい明るい声と、元気がでてくる言葉、美しい日本語、おしゃれな会話、くすっと笑える面白い話、ぐっと熱いものがこみあげてくるリスナーからのメッセージ、そして、その合間には、音楽。ラジオは、心をあたたかくしてくれます。ありがとう今日のかっこちゃんのメルマガより。映画「宇宙(そら)の約束」の挿入歌です。みなさん、ぜひご覧になってください。かっこちゃんの写真も素晴らしいのです。日本は、地球は、宇宙は、こんなに美しい。 Youtubeのはりつけ方がやっとわかりました 画面の下の共有ってボタンを押せば簡単にできるんですね。
2011年03月23日
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今日の東京、多摩地方は、小雨。街は何だかひっそりとしており、看板もお店の中も、電気を消して、皆、最小限の電力消費にしようと、少しでも力になりたいと、言葉に出さずともそんな気運の中での暮らしです。連休明けというのに、車もガラガラ、人出もまばら、銀行もすごく混んでいるかと思ったら、数人が並んでいるのみ。あのガソリンスタンドの大行列も今日はほとんど見ませんでした。さて、話はガラッと変わりまして、久しぶりにウチのぷーちゃんの事でございます。ぷーちゃんは、天真爛漫で、ちょっと アホ、そこがまた可愛いんですけどね。でね、そのぷーちゃん私、朝の散歩の時に、ひとつ感心した事があるんですよ。朝の散歩コースでは、小さな商店街を通るんです。そこでは、必ずお掃除のおばさんとおじさんのご夫婦がほうきでゴミを集めていたり、集積所のコンテナを洗っていたり、お仕事中。ぷーちゃんはこのご夫婦が大好きで、いつも姿を見つけると、すっとんで行って、大喜びで甘えるんですよね。で、私も足を止めて、お二人とちょっと立ち話。ささやかなお楽しみの時間です。ぷーちゃんはその時、おじさんとおばさん、交互に駆け寄っては甘えるの。ちゃんとかわりばんこ。おじさんだけ、とかおばさんだけとかじゃなくって。おじさんもおばさんも、駆け寄るぷーちゃんにいい子だね~とか声をかけながらはめてるゴム手袋を取って、たっぷりなでてくれるんです。ある時ね、このご夫婦ともう1人、初めてお見かけした、団地のおじさんも加わって、三人で缶コーヒーを飲んでいらした事があったの。おじさん、おばさん、団地の方、と三角になって談笑していらした。そこに喜んで走り寄ったぷーちゃん。最初におばさんの元へ駆けて行き、たっぷりなでてもらって、次におじさんの元へ。さて次は、とみんながぷーちゃんを見てるのよね。あ、、、、またおばさんの所へ行ったら、気まずい!団地のおじさんは笑顔でいるけど、実は、「初対面の俺のとこへ来てくれるんだろうか」と少しだけドキドキしてるはず。もし来てくれなかったら、少しだけ凹むんじゃなかろうか。せっかく三人で楽しくお茶してるのに、ぷーちゃんが団地おじさんを無視したら、このなごやかな空気が台無しになるやも知れぬ。。。。と、私はハラハラしながらぷーちゃんの行き先を見つめておりました。そしたらぷーちゃんは、いともあっさりと、当たり前のように団地おじさんに駆け寄って甘えたのです。おばさん、おじさん、団地おじさんおばさん、おじさん、団地おじさん、おばさん、おじさん、団地おじさん、、、、と、3周ほどきっちり皆さんに甘えた後、散歩コースに戻って行きました。ふ~む今までの親密度に関係なく、しっかり親愛の情を表すのって意外に大事だったりします。友達とばったり出会ったとき、相手が誰かと一緒の時もありますよね。ひとしきりおしゃべりした後、「じゃあ、またね!」と言ってさよならするんですけど、傍観者にさせちゃったその人にも、ちゃんと顔見て挨拶してたかなぁ。まるでいないかのように振る舞っていなかったかなぁ。職場でお茶を出したとき、にっこり笑顔で「ありがとうございます」、帰り際に、こちらにも「ごちそうさまでした」、って言ってもらうとその人の事は忘れません。ぷーちゃんの甘え方を見て、そんな事を思いました。 家の中では、結構無視することもあるぷーちゃん
2011年03月22日
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お知らせいたします。来る4月16日に予定されておりました「納得のできる介護を考える研究会、市民講座」について、主催される株式会社アイナースさんから中止のご連絡がありました。以下に転載します。4月16日の市民講座の開催に当たり、理事会・事務局・勇美記念財団などとの協議と参加予定の被災者の方々、被災地に援助に赴いて活動している参加予定者、遠方からの参加者などの多くの方々から意見をいただき、今、私たち「納得のできる介護を考える研究会」は、何をすべきなのかを考え、今回4月16日の市民講座は中止とすることに決定いたしました。ご迷惑をおかけし大変申し訳なく思っております。何卒ご理解をいただきたくお願い申し上げます。地震直後でもあり、今の時点では、私は被災されている皆さんの救援が最重要だと考えていますので、八木社長の決断に敬意を表します。すでにご案内済みの皆様、参加のご連絡を下さった皆様、取り急ぎお知らせいたします。後ほど(数日かかるかも)個別にメールお送りいたします。行こう!と思っていてくださっていた皆様、申し訳ありません。次の機会を待っててくださいっ!!!どうぞよろしくお願いいたします! アイナースさんは、看護の立場から 地震後のメンタルケアや健康維持について ブログにアップされていらっしゃいますので 是非参考になさってくださいね。 →こちら
2011年03月18日
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宮城県にたくさんの親戚がいます。母の実家、いとこたち。地震発生以来、誰とも連絡がとれなかったのですが、おとといの夜、母の実家と電話がつながりました。みな無事でいることがわかりました。その電話がつながった時の気持ちは、言葉になりません。でも、石巻のいとこ一家の安否がわかりませんでした。ずっと、ネットで捜せる情報を、片っ端から見ていました。各避難所の名簿の写真をアップしてくださっているものもすべて捜しました、情報を得るために、Googleの消息検索にも登録しました。http://japan.person-finder.appspot.com/母は、「海に近い場所だから、、、」と言って、打ちひしがれていました。日曜日頃から、母は腰がひどく痛んで、また歩行困難になりました。たぶん、地震に遭ったときから、緊張と無理が蓄積していたのだろうと思います。それが今日になって、いとこ一家が避難所にいることがわかりました。直接話せたわけではありませんが、親戚みんなが待っていた知らせです。早速、登録していた消息情報にアップしました。今夜もひどく冷え込んでいます。いとこの元に駆けつけたいです。
2011年03月17日
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被災地で避難所生活を強いられてる、20歳の学生さんが徹夜で作ってくださったサイトだそうです。http://prayforjapan.jp/message/日本人の心、そして世界に広がる心を感じます。 この大震災を目の当たりにして、自分には、何もできない、、、と無力感を感じている方へ。何もできない、と自分を責めることはありませんよ。私たち、今この地球にいる全員が、いつでもしている事があります。起きていても寝ていても、楽しい時でも辛い時も、いつでも無意識にしている事、呼吸植物の力で酸素が生まれ、その恩恵にあずかりながら、今度は私たちが二酸化炭素を作り、循環させてゆく。この地球上の生き物は、この大気のおかげで生きていける。私たちは、大気に生かされている、と同時に大気の作り手でもあるのです。そして、この地球上くまなくおおわれる大気は、すっぽりと私たちを一つに包んでくれている。私たちは、この大気で、ひとつにつながっている。遠く離れている東北とも、確かにつながっている。私が吸う息も吐く息も、拡散して、必ずその先には誰かがいる。自分から発した振動は、必ず届く。ゆっくり心をこめて呼吸しましょう。薔薇の花の香りをかぐように、そっと良きものを身体に取り入れる気持ちで、吸い込んでそして、ゆっくりと、自分の中の清らかなもの、あるいはパワーを世に出す気持ちで、ふぅぅぅぅっと。美しい言葉が呼吸とともに語られ、その顔が笑顔であったなら、地球の大気は、良きもので満ちてくるでしょう。誰にでも、今すぐ、できますよ
2011年03月15日
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時間を追うごとに、言葉を失うほど大変な状況がわかってきています。今回の地震で、想像を絶する多くの皆様が被害に遭われました。無事でいる私たちができること、まずは祈ること。みなさん、お願いします。意識をしっかりと日本に向け、祈りましょう。そして、自分にできる最善のことを、精一杯しましょう。 *****我が家は被害は何もなく、皆無事です。心配してくださっている皆様、ありがとうございます。私は職場で仕事中、エムコは新宿で勤務中、ジャンは成田で研修中、同居の母はスーパーで買い物中でした。エムコとジャンは、昨夜は帰宅できず。エムコは地震直後すぐに、そのビル全館閉館が決まり、お客さん、その後スタッフに向け、すぐ外に出るよう指示があったそうです。すごく素早い決定だったようです。新宿から渋谷の本社まで歩き、昨夜はそこで段ボールを敷いて寝たようです。全然携帯がつながらず、心配したのですが、昨夜、本社の電話からエムコがかけてきた電話の声は、別人かと思うほど緊張で震えていました。大阪のジャンは、この一週間、成田のホテルで研修。その最終日でした。ホテルから出ることができず、今日の新幹線も大混雑だったとのことで、自宅に戻ってきました。母はスーパーのドアが開かなくなって、とても怖かったそうですが、店のお姉さんが3人がかりで抱えながら守ってくれて、店のお兄さんがドアをこじあけてくれて、外に出られたそうです。家にたどり着いてすぐ、残りご飯でおにぎりを作り、とにかく食べるものを、とご飯を炊いておいてくれました。エムコもジャンも明日から仕事に戻ります。私もしばらく休日なしです。家や水道管やエレベーターや、生活上で困ってるお客様が大勢いますので。とにかく、今、自分にできることを精一杯しましょう。そして心を合わせて祈りましょう。きっと、乗り越えていきましょう。
2011年03月12日
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昨年秋から、同窓会づいている私です。大学時代のサークルの集いも嬉しかったし、高校時代のクラス会もとっても懐かしかった! →その時の日記そして、先日の日曜日にも、私にとって目眩がしそうに嬉しい同窓会があったのですよ。それは、大学卒業後、就職した会社の同窓会22歳で就職して、たった4年半しか勤めていなかった会社。つまり27年前に辞めた会社の同窓会、なんですよ。私にとっては、良い思い出ばかりの会社。当時は銀座に本社があって、おととし、懐かしくて日記に書いたこともあったなぁ →こちら同僚は気立てのいい子ばかりで、しかもみな可愛いの~当時は結婚が決まったら、または赤ちゃんができたら女の子は退社する流れでした。私も結婚後半年で退社。同年代の同僚とは、退社してからも時々は連絡を取り合っていてもそれぞれの家庭のあわただしさに次第に疎遠になってゆくというパターンです。年賀状のやり取りばかりの数十年。。。。それが、今回、私が退社した後に入られた、Iさん、Mさんが声を挙げてくださって、会社の大同窓会が催されたのですっ!!私はIさんにもMさんにもお会いした事がなかったのですが、そこは、ほら、この会社、気立ての良い子が揃っていますから、色んな年代に声をかけてくださり、約30名の同窓生が集まりました。私が入社した時の、教育担当で直属の上司(男性)にも退社後初めて再会し、大感激でした。上司は30年前と、ちっとも変わっておられなくて、髪型も眼鏡もあの時と同じ!再会した同僚たちもみな若々しく、あの時にいっぺんでタイムスリップしましたよ!並んでおしゃべりしていると、ついさっきまで、会社の制服を着ていたような気分。ロッカーで着替えて、このお店に来ました、って気分~会場は、Mさんのお店、神保町の神田餃子屋さん大きくてジューシーな餃子、美味しかったです!麻婆豆腐もスパイスが効いていて、私大好きな味でした。こうした同窓会に出席して、いつも思うのが幹事役を務めてくださる方がいる有り難さ。ああ、あの人に逢いたいな~。どうしているのかな~。って思っても、なかなか会いましょう、って言えないのですよね。日々に流され、会いたいっていう気持ちを胸に沈めて、なんとなく月日は経って行く。そんな中で、こういう会を開いてくださるって本当にありがたい!Iさん、Mさん、改めて感謝です。忘れる事のできない一日となりました。Mさんから拝借した一枚です。
2011年03月09日
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母と、府中の郷土の森博物館にでかけてきました。梅まつり開催中♪でもウイークデイなので、すいています。土日は道路も超混雑だそうですが、とてもスムーズに着き、駐車場もガラガラ。(会社の車を借りていきました)平日休みの特権ですね。古い民家なども復元されています。民家の中には、寄贈されたおひな様見事な梅園を散策した後は、プラネタリウム鑑賞。母は、生まれて初めてだったようです。少し前に大いに話題になった、小惑星探索機「はやぶさ」の打ち上げから帰還までのCGドキュメンタリー。もの言わぬ「はやぶさ」が、挑戦し挫折し、苦しんだ末に目標を達成してゆく行程を見て、涙が出ました。郷土の森にいたのはほんの数時間。でも、いつもとまったく違う空間で、初めて見る光景に出会い、色んな感情を味わうこと。なるべくそんな時間を多く持ちたいと思いました。あーーー、面白かった!!!そんな風に一日を終えたいですよね。人生もね。お知らせです第2回 納得のできる介護を考える研究会 市民講座一昨年、第1回目の市民講座があった、「納得のできる介護を考える研究会」第2回目の開催が決まりました。ありがたい事に、今回も私の体験をお話する機会をいただきました。家族が病気になる、怪我をする。。。それが同時に起こることもある。その時の気持ちが伝えられたらなぁ、と思います。(今からとても緊張しています。。。)そして!今回は、「死ぬときに後悔すること25」の著者である、緩和医療医、大津秀一先生の講演会もありますよ。介護は、する立場、される立場、誰もがなる可能性がある事です。しかも、それはある日突然やってきたりするのです。今、まさに介護に奮闘中の方も、今はそうではないけれど、知っておきたい方もどなたでも参加できます。是非、いらしてくださいね。日時:平成23年4月16日(土) 13:15~16:30場所:中野サンプラザ 7階 研修室10定員:100名参加費:1000円詳細、お申し込みはこちらからどうぞ →
2011年03月03日
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