前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

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2007/08/01

バタ足５ｍ

(7)

テーマ：子供の習い事(2491)

カテゴリ： swimming

今日は幼稚園でプールの授業があり、小姐は疲れた顔つきでバスを降りてきた。

なんとも頼もしい！

夏期保育と重なるため、小姐にとってはハードスケジュールだったはずだが、
無事に４日間通うことができ、最終日の今日は認定証をもらって帰ってきた。

初日は小学生ばかりの中に入った小姐だが、明らかに体格差があるから…と
翌日から園児チーム（水慣れクラスの子たち）を２つに分け、
顔つけができる子たちと一緒にレッスンを受けることになった。

小姐だけが腰にヘルパーをつけての練習というように配慮していただけたので、
水慣れクラスにいても一つ上の段階の練習をさせてもらえて、
バタ足で５ｍ泳げるようになった。

プールでの４日間、小姐はとても楽しそうだった。
帰宅して、夜お風呂でも「数えていて！」と得意気に潜ってみせた。
「泳ぐのは気持ちがいいよ。Ｒ君もプールに行こうよ」などと言っていた。
（坊は水が好きではないので、ひたすら「嫌！」と答えていたが…）

送り迎えをしなくていい、
小姐がプールに入っている間坊の機嫌をとりながら待っていなくていいという理由で
２年弱お世話になったスイミングスクール（今回の短期教室とは別のところ）を辞め、
幼稚園の課外の水泳教室に行くことにしたが、

園生活の延長だから、仲良しの友達と一緒にプールに入って
その後おやつを食べてバスの時間まで遊んでいられるのは楽しいようだが、
泳力向上を考えるならスイミングスクールに入り直したほうがよいことは間違いない。

スイミングスクールを退会する時、
「小姐ちゃんくらいできる子だと、たぶん課外ではつまらないと思いますよ。

うーん、そりゃぁスクールだって商売だもんそう言うでしょうよ…と思った。
どれくらい泳げるようになってほしいというよりは、
プールに入って体が丈夫になってほしいというのが一番だし
私も楽だから幼稚園の課外で十分、と思った。

しかーし！
５ｍ泳げるようになって、すっかり自信をつけ喜んでいる小姐を見ていると、
スイミングに入り直そうという気にさせられる。
せっかくできるようになったのに、課外ではまた足踏みしてしまう。

私は、体育の授業で己の情けなさを憂いて泣いたことが何度あっただろうかというほど
運動神経が鈍いのだが、水泳だけは別だった。これは母のおかげである。
「この子は運動が苦手だから、せめて何か一種目でも人並みになれるように」と
私をスイミングスクールに通わせた（体を丈夫にするためという目的もあったが）。
今と違って、誰も彼もスイミングに通っていた時代ではない。
私は嫌々母に従ったが、それでも根気よく通ったおかげで水泳だけは自信がついた。

小姐は、もし私に似れば運動神経については壊滅的（！）になってしまう。
仮にそうなったとしても、一つでも得意な種目があれば幸せだよな…。
まぁ、先のことを考えすぎても仕方がないとはいえ、
あんなにプールが好きで、今回さらに自信をつけたのだから、
水慣れに毛が生えた程度で甘んじていてはもったいない。
スクールに入り直して、バタ足からクロールを目指させようか。

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