前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

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2008/10/01

住まいの贅肉

(6)

テーマ：おそうじ、おかたずけ、整理整頓のコツって？(965)

カテゴリ： spic ＆ span

リサイクルショップが盛況している。

何の迷いもなくあっさりと捨てることができるのは、正真正銘のゴミだけである。
たとえば、放っておいたら臭いを発してしまう物、汚れが落ちない物、
元の形がわからないほど破損している物、等々。
しかし、ゴミ以外の物をゴミ箱へ入れるのは、実は思った以上に困難なことである。

何故なら、それが購入した物であれ、人からいただいた物であれ、
一度自分が所有した物には愛着を持つから、自分の意志で葬ることはなかなかできない。
思い出がしみこんでいたり、大切な人からの思いが込められていれば、

ゴミとして扱うことなど不可能だと言ってもよいだろう。

しかし「誰かが使ってくれるかも」「もう一度生き返る道が残されるかも」という
大義名分があれば、手放す決心がつくのである。
勿論、高値で引き取ってもらえれば最高だが、
ゴミにしなくて済んだ、と納得できることが最大のメリットだから、
たとえ10円でも20円でも（！）、文句を言う人はいないだろう。

地球環境を守ろうとか、資源の有効利用を推進しようなどというレベルではなくても、
まだ使えるはずの物を捨てるのはもったいない、という気持ちは誰の心にもあるだろう。
だからこそ、捨てることを考えるのではなく、減らす工夫が必要だと思う。
心豊かに暮らしている人ほど、物を持たないのかもしれない。

小姐が「ままごとセット、もう遊ばない」と言った。

木製キッチンセットである。見た目もかわいくて気に入っていたが、
最近は明らかに使用頻度が低くなってきた、というか使っている光景をまず見ない。
ブロックで遊んでいるか、絵を描いていることが多いのだ。

かなりヘビーに使ったため痛んでいるが、捨てるには忍びない。
これがプラスチックの安っぽいおもちゃだったら躊躇いなく捨てるのに（笑）。

一時的に目の前から消えただけ。うーん、どげんかせんといかん！

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