前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

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2010/09/05

よみがえる地底の神秘

(2)

テーマ：子連れのお出かけ(8062)

カテゴリ： soliloquy

９月になったというのに、いまだに真夏日が続いている。
竜ヶ岩洞である。

洞窟に行く、と聞いて小姐は「おもしろそう！」、
坊は「コウモリとか出そうで怖いじゃん！」、いや～このリアクションの違い。
かたや好奇心旺盛な者、こなた警戒心が強すぎる者。

足を踏み入れると、そこはまさに地底の世界。
洞内は平均気温18度。岩に触れるとひんやり冷たい。
鍾乳石は、１cm成長するのに100年かかるという。気が遠くなる数字である。

それにしても、この鍾乳洞を調査し発掘した人々の苦労はいかばかりか。
地下水と粘土の上に腹ばいになっての作業の連続が、幾多の難所を突破したのだ。

最大のみどころ「鳳凰の間」を観察している時、頭上に何やら小さな影が！
一瞬で通り過ぎたが、まちがいなくコウモリだった！坊の予言が当たったね（苦笑）。

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