前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

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2011/05/01

ポケモンのおかげ

(2)

カテゴリ： Fang

幼稚園に入る前から文字に強い興味を示し、

坊はなかなか乗ってこなかった。私も、敢えて教えることはしなかった。
本当に何も教えていない。ひらがなは幼稚園でなんとなく覚えた模様。
カタカナは、ポケモンのおかげで覚わったようなものだ。

そう、そのポケモンがかなり役に立ったのだ。
夫にねだって買ってもらったポケモン図鑑は、アイウエオ順に並んでいる。
これって、国語辞典をひくのと同じじゃん！

国語辞典を使いこなす小姐の姿を、指をくわえて（？）見ているだけだった坊だが、

国語辞典だってひけるんじゃないか。よし、坊にも辞書を与えてみよう。

大好きなポケモンのことが載っている図鑑なら喜んで探すけど、
「お勉強」の道具は、正直どうでもいい顔をするかしら、と思った。
ところが、意外にも「僕にも買ってくれたんだ！」と嬉しそうで、
早速、身近な言葉を探して付箋をつけていた。
小姐がやっている、１つ引いたら付箋を貼るという作業をやってみたかったようだ。

坊は、辞書の引き方についてはよくわかっていた。教えることはほとんどなかった。
ポケモン図鑑、おそるべし！

小姐みたいに付箋の数を増やすんだと燃えている。
その気持ちが長続きすれば、たいしたものだけどね。
坊は、計算は得意である。２ケタの暗算だってできる。

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