全5件 (5件中 1-5件目)
1
新空港の話は一体どうなっているんだろうと思っていたら、ようやく正式に決まったと聞きました。私のブログでも、昨年12月20日付けと本年1月4日付けで書きましたが、この春着工のはずなのになかなか決まらず心配しておりました。施工業者は、前回のブログ通りにM商事となったようです。ま、この1社だけしか入札していないんですから、当然といえば当然ですけどね。実際の施工も予定通り韓国のS建設(液晶テレビNo1と同じグループ)です。一部では「日本のODA資金なのに、その多くを韓国企業に流すとはけしからん!」とM商事に対して非難している向きもあると耳にしましたが、それは大きな誤解でしょう。そんなに優良案件なら日本の建設会社が入札をすればいいのです。最初はT建設、続いてS建設(共に日本のスーパーゼネコン)と入札を検討しては降りるという、とんでもない案件なのです。このままでは、日本のODAが不発となるところをM商事がなんとか仕切ったというのが、恐らく真相でしょう。元々は、日本側の見積もりミスから始まったこの騒動は、なんとか落着しそうです。それはともかく、これでなんとか新空港の着工の目途が立ったと言えるでしょう。新空港に関連しては、高速道路建設もプロジェクトが動いているようです。恐らくルートは、トゥブ県の新空港から現在の空港付近を経由してウランバートル市内に向かうことになるでしょう。その先は、大きく二つのルートに分かれ、将来的にはウランバートル市を回る環状線のようなものになるらしいです。つまり単なる新空港と市内を結ぶ線ではなく、都市高速道路としての建設も視野に入れているようです。なんだかワクワクしますね。地下鉄建設については、ウランバートル市主導で調査を行っているとか。日本の建設コンサルタント会社が既に調査を開始しているとも耳にしました。まずは「東西線」でしょう。現市長は、次の市長選挙前までには「着工」したいと希望しているとのことですが、それは微妙ですね。高速道路も地下鉄も市民には朗報ですが、資金をどうするかは常に頭痛の種のようです。昨年起債した国債をこういうインフラに使ってくれるのかどうかは不明ですが、鉱山開発も重要なのはわかりますが、是非とも首都基盤の強化にも投入してほしいものです。とはいえ、高速道路と地下鉄が揃うのはいつになるんでしょうかね?2015年とか言ってたこともありますが、そりゃあ無理でしょう。ま、2020年までにできればオンの字でしょう。空港は日本のODAですから、もっと早いでしょうけど。ちなみに、新空港以上に前から行なっていたTTの入札の結果は、まだだそうです。昨年の今頃は「国会の選挙が終わらないと、意思決定はできないでしょう」と言われていましたが、最近では「今年の大統領選が終わらないと意思決定できないでしょう」という声もあるそうです。そんなこと言ってたら、ずっとできない気がするのですが・・・モンゴルの人たちは「日本人は意思決定が遅い」と良く言いますが、モンゴルもなかなかの遅さではないかと思います。
2013.02.28
コメント(0)
モンゴルは正月明けで、ほとんどの企業は水曜日から仕事始めだったようです。この時期ということもあり、昨日はモンゴル関係の人たち(基本的にはビジネスマン)が都内で集まって新年会をやりました。参加者は、モンゴルでご一緒した元モンゴル駐在員の方、良くは存じ上げないけど顔は見覚えのある方、そして全く知らない方らがいました。チンギスハーン・ウォッカも持ち込まれ、久しぶりに飲みました。参加者のほとんどがモンゴル経験ある人ばかりでしたので、細かい挨拶ぬきでモンゴルについて語り合えたのは良かったです。一般の方々とですと「なんでモンゴル?」というところから説明したり、自己紹介したりする必要がありますが、こういう場ではその必要性はありません。感じたのは、いろんな方面で多くの方々がモンゴルと接しているんだなということです。当然ですが、日本にとっては残念ながらモンゴルはメジャーな国ではありません。が、それでも多くの日本人が、それぞれの立場、方法でモンゴルと日本を結ぶ仕事をしているということです。モンゴルから帰国した人、これから行く人、再びいや、みたび駐在する人など、確実に日蒙のパイプは太くなって行くように見えます。私は日本へ戻って2年ちょっとになりますが、やはり何らかの形で日蒙の経済交流、ビジネス発展に貢献できたらいいなと改めて思いました。ツァガンサルが終われば、モンゴルは待ちに待った春に向かって進みます。建設業界や旅行業界などの経済活動も再び活発になることでしょう。今年1年のモンゴルの健全な成長を祈っています。
2013.02.15
コメント(0)
明日2月11日はツァガンサル(モンゴルのお正月)ですから、今日は大みそかです。モンゴルでは、お正月の準備で大変でしょうか?それとも、もう準備完了で今日はそうでもないかな?ボーズを1千個、2千個或いは3千個も作った家もあるでしょう。家の掃除をしている人もいることでしょう。東京はモンゴルに比べれば、春のような陽気です。が、気持ちだけちょっぴり大みそかの気分でいます。モンゴルの皆さま、良いお正月をお迎え下さい。サイハンシンレーレ!
2013.02.10
コメント(2)
中国の大気汚染問題が、連日テレビのニュースなどで報道されています。お陰でPM2.5という微小粒子状物質の実態はともかく、言葉だけは覚えてしまいました。2月6日の夕刊の第一面に世界ランキングが登場し、そこで不名誉な世界一位が発表されました。モンゴルをご存知の方ならすぐにピンと来ると思います。そう、ウランバートルがWHOのデータによると世界最悪となっているのです。データは、PM2.5ではなく、PM10での数値発表でした。それによるとウランバートルは1立方メートル当たり279マイクログラムでダントツです。二位はデリーで、198ですから、ウランバートルは2位より4割以上も高い数値ということです。今話題になっている北京は、このランキングによれば5位で121です。なんと、ウランバートルの半分以下というレベル。実は、ウランバートルが世界最悪の環境レベルにあることは多くのモンゴル人やモンゴルに縁のある日本人は知っていたことです。ですが、それをわざわざ声高に叫ぶ人は少なかったように思います。が、北京の問題をきっかけにこの話題が世界中に広まるにつれ、こうしたデータがより多くの人たちに公表されることで、結果としてウランバートルのことが話題になってしまうということが出てくるでしょう。この調査の実施年が明確ではないので、いつの時点かは不明ですが、今年の北京の異常さはここに書かれている121ではないはずです。で調べてみると、なんとリアルタイムでAQI(大気質指標)というものがWebで発表されているのです。それを見ると、今現在はPM2.5は242と出ていますが、この夕刊に出ているPM10基準ではたったの92なのです。つまり、新聞の数値よりも低いということです92でこんなに騒いでいるわけですから、ウランバートルの279は確かに突出しています。ちなみに、ロンドンは29、東京は23でニューヨークが21とあります。やはり人口や車の数だけが問題ではないということです。北京もウランバートルも基本的な要因構造は同じようです。冬になると石炭ストーブを使う人が非常に多くなり、ばい煙を大量に排出すること。車の数が急増していること、及び排ガス規制が緩いことなどがあります。排ガス規制が緩いというのは、中国の場合は中国ローカルメーカーの技術レベルに合わせて排ガス基準を日本やEUのそれよりも相当低いままにしているということです。ウランバートルの場合は、そのほとんどが日米韓などから中古車輸入ですので、排ガス基準が昔のままの車が多いということです。そして、地形も似ているようです。ウランバートルは周りを山に囲まれて盆地になっていることが汚染された大気が溜まりやすい原因と言われていますが、新聞によると北京も似たような構造のようです。ウランバートルが、北京と似たような原因を抱えているとはいえ、より大きな数値であるということはやはり誰もがわかっているように、ゲル地区の問題があります。ウランバートの半分、或いは半分以上といわれる人たちが伝統的なゲルに住んでいます。ゲルは非常に優れた移動式住居ではありますが、それは大草原の中で生活をするという前提でのことです。都市部で集中的に生活するには、かなり困った存在になっています。冬の石炭ばい煙だけでなく、上下水道の問題、トイレの問題など、大草原では大した問題ではないことでも、都市部では厳しいことになっています。2008年にモンゴルに行った時から、モンゴルの為政者たちは「今年の冬から、ゲル地区によるばい煙問題はなくなる」と言って来ました。毎年言ってきました。もちろん、その問題がひどくなることはあれ、良くなったなどというのは聞いたことはありません。ウランバートルはこれからどうなるのでしょうか?ウランバートル市議会でゲル地区の再開発が決まったというニュースも見ました。再開発については、以前から何度も耳にしていましたが、一向に動きは見られません。このニュースでも、6年後を目指すようなことが書かれています。OTやTTで豊かになっても、首都がこのままでは深刻な健康問題が続出してくることでしょう。道路や鉄道も大事ですが、一日も早くこの問題が解決されることを期待しています。
2013.02.06
コメント(0)
ツァガンサルまであと一週間を切りました。モンゴルでは、お正月の準備に余念のないことでしょう。ここ日本でも、モンゴルにゆかりのある人たちで来週にでも集まろう、という企画が出ています。モンゴル話に花を咲かせることができるので、とても楽しみにしています。 最近、久しぶりに東南アジアへ行く機会がありました。モンゴルへ移り住む前は良く行っていましたが、モンゴルへ行ってからは本当に久しぶりでした。5年ぶりかな? そこで感じたのは「ああ、そうそう、こういう感じだよね、アジアにおける日本は」というものでした。アジアにおける日本?それは存在感です。もちろん、日本の相対的地位が以前よりはずっと下がって、中国や韓国の進出が目立っているのは承知しています。 が、やはり現地へ行ってみると、車や電気製品を始めとした日本製品、化粧品や雑貨、更にはコンビニや広告などの日常的な光景でそこここで日本の存在感を感じました。久しぶりに行って驚いたのは、これらの輸出品に加え、日本食店が非常に多いことでした。 以前ももちろんありましたが、メインは日本人駐在員や現地の方でも日本経験者、あるいは一部の愛好者といった趣でしたが、今は全く異なります。本当に「普通に」ありました。というか、大型ショッピングセンターなどのレストラン街では、半端でなく、日本食屋さんが一番多かったところもありました。 無論、お客さんのほとんどは地元の普通の人たちです。ラーメン屋さん、とんかつ屋さん、うどん屋さん、お寿司屋さん、焼肉屋さんに定食屋さん。以前は、これらは細分化されていらず、ひとくくりに「日本食屋」となっていましたが、今はそれぞれの専門店がたくさんあります。 2008年にモンゴルへ移り住んだ時に感じたのが、日本の存在感をあまり感じない国だったということです。もちろん、以前社会主義だったこともあり、アジアと言うよりはむしろヨーロッパの影響を感じました。 もちろん、どういう影響が街に反映されるかはその国の人々が決めることなのでなんとも言えませんが、東南アジアなどで日本よりも韓国の影響が大きそうな国はあまりないように記憶しています。 ただ、これはモンゴル人がそれを選んだというよりは、日本側があまり積極的ではなかった、というのが原因だとも思います。 いつかモンゴルでも、韓国料理屋さんよりも日本食屋さんの方が多くなる時代が来るのだろうか、とふと思いました。全ては歴史の結果であり、現在だけのことではないことです。長い間モンゴル人の気持ち(日本との結びつきを強くしたい)という思いを、日本が十分に応えてこなかった結果でもあります。 東南アジアでは、なぜか全く「アウエー」な感じがしませんでした。モンゴルもいつかそうなる日が来たらいいなと、身勝手にも思ってしまいました。
2013.02.04
コメント(2)
全5件 (5件中 1-5件目)
1


![]()