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生まれました最後まで「実は男の子でした」なんてドンデン返しがあるんじゃないかと思ってましたが、やっぱり女の子でした。母子ともに元気です。前日は、夜11時ごろから定期的に鈍い痛みを感じるようになり、横になりながら時間をはかっていましたが、そのまま痛みが強くなるわけでも、間隔が短くなるわけでもなく、夜中ということもあって、しばらく様子をみていました。前駆陣痛なのか、本格的な陣痛の始まりなのか判断がつかず、ネットで情報収集でもしようと起き上がると、痛みはほとんど感じなくなり、「やっぱり前駆陣痛か」と思いつつ、ブログに頂いたコメントに返事を書いたりしているうちに午前3時すぎ。途中で疲れてきたので、また横になっていると、鈍い痛みを感じるようになり、時間をはかりつつ(このとき12-13分間隔)、「そろそろ夫を起して病院に行く準備したほうがいいかな、どうしようかな」と思っていたら・・・午前4時半、突然、破水入院準備はできていたのですぐに病院に向かい、5時ちょっとすぎに病院到着。破水後、気がつけば痛みの間隔が急激に短くなり、そのころには3-4分間隔に!主治医が呼ばれて到着するのが間に合わないんじゃないかと心配になりましたが、間にあいました。病院到着して約1時間後の6時01分、女の子誕生。3,170グラムでした。家で粘りすぎたというのもあるけど、スピード出産、超安産でした経産婦はお産の進行が早くなるというけど、これほどまでに早いとは!間にあってよかった・・・・というわけで、初産時に比べて体力消耗も少なく会陰切開の傷が痛い以外はもう明日にでも退院していいぐらい元気なのですが諸々の事情を考えて、週明けを待って退院することになりそうです。婦人科用の病室、つい最近改装されたばかりらしく(フロアの半分はまだ改装中)新しくて、やたらときれい。最初、勝手に部屋をアップグレードされたのかと思い、焦りましたすごく快適ですが、たっくんがいろいろといじりたくなるボタンやボンボン跳ねたくなるソファー、床に投げたくなる(?)クッションがいくつもあるので、ちょっとハラハラさせられます。。。。。ネットにはなかなか接続できないかもしれないので(接続はできるけどちと高い)次回更新や前回頂いたコメントのお返事は帰宅後に~。とりあえずは(の割には長い)出産報告でした
2009年01月29日
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「子宮口が2センチ開いてます。今月中には生まれるでしょう。」と言われて1週間。その後、特になんの兆候もなく37週目の健診日を迎えました。いや、全く何も変化がないといえばそうでもなくて、普通の腰痛とは違う、メリメリッと腰が砕けそうな腰痛がおきる頻度が増えたり、いっぱい歩いた時など足の付け根が痛くなったり、足がむくみやすくなったり、お腹がいっそう前に突き出したり・・・といった、ちょっとした変化はあるかな。でも前駆陣痛のような痛みとか、おしるしとかは特になし。もしかしたら1月中にっていうのはないかもねーと、ちょっと気が抜けた感じもしないでもなかったのですが。今回の内診の結果、「もう2センチ、いや3センチ開いてますね。赤ちゃんもかなり下がってきてるし、もう今週中には生まれるでしょう」と先生は~、やっぱりそうなんですか?それにしても今回の内診、結構キタなあ~前回のよりも確実に痛い!! 絶対、わざと刺激したでしょう、先生?!「経産婦はいったん陣痛来たら早いから、早めに病院きてね。おうちは病院から近いの?」と先生。ウチから病院、たいして遠くないんだけど、時間帯によって所要時間が全然違うんだよね。。。で、ウチの場所を言ったら、先生は「うーん」とちょっと考えて「これからNSTをやってみましょう。お腹の張りが今もちょっとあるみたいだし、もしある程度規則的な張りが来てるようだったらこのまま入院してしまったほうがいいかも。」げげっ ちょっと待ったーーとりあえず、今のところ陣痛に発展しそうなお腹の張りが来ていないという自信はあるけれど、万が一ってこともある。このまま入院させられちゃって、さっさと産ませられちゃうのは嫌だし、いろいろと困るんですけど~。そこで、「実家の母が来週から来タイするので、できるだけ出産を後ろにのばしたいんです。もし入院すべきかどうかビミョーなところだったら、自然に陣痛が来るのを家で待たせてください」と、訴えてみたところ、「いずれにしろ、来週までには出てきちゃうと思いますよ。ま、とりあえずお腹の張りをチェックしてみて」ということに。ふう~ とりあえずは強制入院を回避!と、思ったら、、、なんだか下腹が痛い。。。。多分、さっきの内診での刺激のせい。なんだか、たっくんの時(内診でグリグリ刺激された翌日に破水、その夜中に出産)と同じような状況になりつつあるな。。。。断ったのに車いすが迎えにきて、分娩準備室へ。そこでお腹にベルトをつけ、モニターでお腹の張りをチェックします。最初の15分くらいは、赤ちゃんがよく動いているほかは特に変化なし。ところが後半、また下腹に鈍い痛みが。。。。。「ああ、この分だとあと数日中に生まれちゃいそうだなあ。その前にもう一度カフェでゆっくり美味しいケーキ食べたいな。病院の帰りにどっか行こうか。どんなケーキがいいかなあ。。。。」と、ケーキとか、近所の店で食べられるカオソーイのことなど考えていたらいつのまにかウトウト・・・本当は胎動を感じる度に、手もとのスイッチを押さなければならなかったのに最後の6,7分は完全に寝てました30分が経過し、NST終了。なんと後半は、10分、7分、5分という不規則な間隔ですが、お腹の張りがきていて「これは陣痛ですよ。痛み感じないですか」と言われてしまいました。ひぇぇぇ。でもホント、生理痛のようなにぶーい痛みだし、まだまだ不規則だし、何よりもこのまま入院させれらちゃったら困るので、「いや~、全然痛みは感じないんですけどね~(ちょっとウソ)。まだ入院の準備もできてないし、いったん帰ります」と主張、「夜にはまたここに戻ってくることになると思いますけどね、まあ入院の準備してきてくださいよ。ふふ(←とは言ってないけど、そんな感じ)」と言われつつ、帰らせてもらいました。でも、不思議と体を起して歩き始めたら、もう痛みは消え去っていました。多分、前駆陣痛というやつだったんでしょう。というわけで、とりあえず帰宅しましたが、さあ、どうなるそういえば、次回の検診日の予約入ってません。「もう次回予約は必要なし」と、先生は自信満々のようです。。。。。。まずは万一に備えて入院準備、ラストスパートです。
2009年01月27日
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先日、PCを開いたらデスクトップに見慣れない写真のファイルが。なんだコレと思ってよく見ると・・・・ああ夫が以前「こんなの見つけたんだけど」と話していた写真でした。わざわざ私のPCのデスクトップにそれをコピーしてあるということは、「ブログのネタにして」ということのようなので(笑)ご紹介。カラシン県ソムデット(コンケンの隣の県です)にて2008年12月撮影。ガソリンスタンドに併設されているトイレです。「Happy Toilet」何がハッピー?!って思うでしょ。外観はちょっとメルヘンチックといえなくもないけど・・・・でも色の組み合わせがなんかね。。。。。なんと、「GAY専用トイレ」でした。もちろんこの他に「男」「女」用のトイレもあります。「GAY TOILET」のドア横のタイ語の看板、「ホンナーム チャーオスィームアン」とあります。「チャーオスィームアン」、直訳すると「紫色の人」。タイ語でそういう呼び方があったんですね。なるほど。それにしてもGAY専用トイレが、ガソリンスタンドに併設されてるなんてさすがタイだな~。そういえば昨年、同じくイサーン(東北部)のシーサケット県の公立中・高校で「ガトゥーイ専用トイレ」を設置されたというので話題になったっけ。こういう、マイノリティ配慮って、都市部のほうがすすんでるようなイメージがあるけど、イサーンもなかなかヤルじゃないの。
2009年01月26日
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遂に臨月に突入しました。現在、36週4日目です。昨日は36週の妊婦検診に行ってきました。体重は2週間前の検診に比べて0.5キロ増。妊娠前に比べて、約8.5キロ増。結局たっくん妊娠時とほぼ同じペースか、それよりちょっと少ないぐらい。4年前も同じ先生だったけど、あのときはこの時点でもまだ「もっと食べろ~、もっと太れ~。最低12キロは太らないと」と言われてたのに。今回の妊娠中は、つわりで体重が減ったときに「1日4食食べて」と言われたことをのぞけば、全く何も言われず。4年のうちに先生の認識も変わったのね~。一方、今回で2回目の貧血検査の結果は問題アリHb値が前回の11.8から9.8にまでダウン。処方されてた鉄剤、しょっちゅう飲むの忘れたりサボッてたりしてたから?!これから出産に備えて、ちゃんと忘れずに飲むように、1日1錠だったのを、これからは朝晩と1日2回飲むように注意されましたそして、そして・・・・・今回、内診もあったのだけど、なんと「子宮口がもう2センチ開いています」と!「赤ちゃんの頭もだいぶ下にさがって来てるから、もうすぐ生まれるよ。でも、まだ36週だから来週以降のほうがいいですね。とにかく、多分1月中には生まれると思います」だってひょえ~確かに、30週の超音波検査で、赤ちゃんの大きさから割り出した予定日が最初に言われていた計算上の予定日より1週間早かったので、ちょっと早まるだろうという心つもりはしてました。だから、とにかく外出をともなう用事や人と会う約束は1月中にすべて済ませ、2月の予定は白紙にしておこうとは思ってたけど。。。それでもあと3週間くらいは大丈夫、なーんてなんとなく思ってたけど、もう2センチって! まだ準備できてないよ~おまけに相方は地方出張中で、金曜日の夜までいないし。万が一、今週中に陣痛きたらどうしようあわあわと焦って、会計の順番待ちの間にも早速「to do リスト」を書き始める私。帰宅すると、2月7日に来タイ予定の実家の親に電話。そしたら~、父に続いて、母もインフルエンザにかかってしまって今2日目とのこと来タイの予定を早めることはできるみたいだけど、とにかくインフルエンザを完治させてもらわないことには・・・・・と、ひたすら焦っていたのですが、その後ネットで調べてみたら経産婦の場合は、早いうちから子宮口が1,2センチ開いているのはあまり珍しいことじゃないみたいです。臨月入ってすぐに内診して「子宮口2センチ開いてるから早まるかも」と言われたけど、結局出産は予定日前後だった・・・という話はよくあるようで。実際、今日会った人の中にも「2人目は36週で子宮口が3センチ開いてたけど、結局生まれたのは39週」という人が。さらには、「(経産婦で)子宮口が5センチ開いてから生まれるまで1週間そのままもった人がいた」という話まで・・・・それはかなり極端な例としても、私の場合もあまり焦りすぎなくても良いのかも・・・と思えてきましたとはいえ、先生は赤ちゃんの下がり具合なんかもみた上で「1月中かもね」と言ってるわけなので、心構えだけはしておいたほうがしとかなきゃね。とりあえず37週に入るまで、ついでに今週末は大事な予定が入ってるから、それまではまだ出てこないでね~。
2009年01月21日
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この日曜日、「幼稚園のクラスメートのお誕生日会」なるものに初めて行ってきました。たっくん、4歳4か月の今にいたるまで、友達の「お誕生日会」にはほとんど縁がないまま来ました。タイの幼稚園では、個別のお誕生会とかなかったし、あったとしても招待してもらうほど仲のいい友達もなし。幼稚園以外では、年齢の近い友達がもともとそんなにいない上に、友達をたくさん招待しての「お誕生日会」はやってない家庭がほとんどで。今まで誕生日会と言えるものは、私の友人の息子さんの誕生日に自宅でのパーティによんでもらったのと、月齢が近い子を持つママ友同士、子連れで集まってケーキ&ピザを食べた・・ということぐらい。どちらの場合も、どちらかというと親同士が友人で、こじんまり又は内輪でのホームパーティという感じ。今回のようにお誕生日の主がどこの誰かも分からないパーティに招待されたのは初めていやまあ、「どこの誰か」って、幼稚園のクラスメートっていうのは分かるし、名前も(招待状に書いてあったから)分かってるんですけどね。でも、その子の名前、たっくんの口からは一度も聞いたことがない。女の子で、コン・ファラン。多分、クラスメート全員に招待状くばってるんだろうけど、たっくんとは大して親しくなさそうなお友達の誕生日に、行くべきか否か?!迷いました・・・・クリスマス前に幼稚園で発表会があったんだけど、その時の様子じゃあ、たっくんのクラス、女の子同士、そして英語ができる子同士は仲良さそうだったけど、女の子と男の子はあまり会話をかわすこともない感じ。しかもたっくんは、新入りで、英語もほとんど話せてないだろうし。「大して親しくない」どころか、クラスメートとして認識されてるかどうかも怪しいところそれに・・・・既に、幼稚園関係の誕生日会に2回行ったことがあるという、同じ幼稚園の日本人ママによると、その2回とも、幼稚園関係で来てる子は数人であとは親戚とか、幼稚園以外の友達だったりとかしたらしい。ううむ。。。。そんなところに、あんまり親しくないかもしれないウチの子がのこのこ参加してもいいのかな??でも・・・・たっくんから聞く限られた話の範囲では、どんなクラスメートがいるのか、どのように遊んでるのかほとんど分からないし、往復ともバス通園となった今では、親同士知り合ったり、情報交換するチャンスもなし。そういう意味で、こういう誕生会に行くのはひとつのチャンスかもしれない。というわけで、思い切って行ってきました、会場のマクドナルド某支店。ここは1階が普通の店舗、2階には子供のプレイジムと小さなパーティルームがあって、バースディパーティの時は2階全部が貸し切りになるみたい。ドキドキしながら2階に行くと、、、、、ピンクのお姫様ドレスにティアラをつけた主役の女の子が、お母さんに呼ばれてたっくんの姿をみとめると、ニコッと笑い、名前を呼んでくれた。ホッ、とりあえずクラスメートとして認識はされているらしい・・・・その後すぐに、同じクラスの男の子が到着、そのお母さんがアジア系で英語も私と同レベルだったので(笑)、私も手持ちぶさたで一人ぽつねんと座ってる・・・という密かに恐れていた事態から逃れられました。たっくんも楽しそうにプレイジムで遊んでるし、その後、見たことのある顔の子たち(クラスメートが)が、さらに何人か来たし、フタを開けてみれば、なーんだ大丈夫じゃん! あれこれと心配していたことは杞憂に終わりました。来てた子の半分くらいは、バースディ・ガールの3つ年上のお姉ちゃんの友達というのはちょっと驚いたけど。そういうものなのね。しばらくプレイジムで遊んだあとは、マックのおねえさんが3つほどゲームをやってくれて、ボールペンだのえんぴつだのとチマチマとした賞品もあって、それなりに盛り上がり。続いてスナックタイムで、ナゲット&ポテト&ジュースのセットをみんなで食べ、最後はキャンドル吹き消してケーキカット出てきたケーキを見て、思わず心の中で「ビンゴォ~」と叫んでしまった私。一応プレゼントを用意していったんだけど、キャラクターものだったので好みに合うかどうか心配だったんだけど、ケーキの上に描いてあったキャラクターは、持っていったプレゼントのそれと同じ!(ディズニー・プリンセスシリーズの誰か)大当たり~最後にお菓子の詰め合わせのお土産をもらって、パーティはお開き。正味2時間半ほどで終了でした。たっくんは相変わらず英語でコミュニケーションしてる様子はあまりなかったけど、とにかく楽しそうに遊んでて満足してた模様。デカイ腹かかえて頑張って連れてきた甲斐がありました。私もクラスメートのお母さん何人かと話せたし、何よりも、たっくんの話によく出てくるクラスメートのAちゃん(彼の一番お気に入りらしき女の子)が、帰り際に1階で知り合いに会ったときに、たっくんのことを「プーアン ヌー(私のともだち)」と紹介するのを聞いて嬉しくなっちゃいました。案ずるより産むが安し。いつも結果オーライなわけじゃないと思うけれど、これからも迷った時には、とりあえずやってみる、行ってみる。「守り」より「攻め」の姿勢でいかないとねなーんて、あらためて思わされた「お誕生日会デビュー」でした。
2009年01月19日
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久しぶりに映画館で映画見ました。よく考えたら、出産してからは初めて!私が最後にタイで映画館行ったのは「おかまボクサー」パリンヤーちゃんを描いた『Beautiful Boxer』を観にいったときでした。とすると、、、5年近く前?!長ーい沈黙を破って観に行った映画は『Kwam Suk Kong Kati(カティの幸福)』以前の日記でちらっと紹介した『カティの幸福』という本を映画化したものです。原作は2006年度の「東南アジア文学賞」受賞作。既に日本を始め、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、フランスなど9か国で翻訳されているそうです。日本語版は『タイの少女カティ』というタイトルで出ています。ちなみに原作者のンガームパン・ウェーチャチーワ(Ngarmpan Vejjajiva)さんは、タイのアピシット現首相の実姉。姉弟そろって「時の人」ですな~。Kati(タイ語で「ココナッツ・ミルク」の意)は、9歳の女の子。地方(アユタヤ県のどこか)の「水辺の家」で、冗談好きのおじいさん、厳しくも優しいおばあさんと暮らしています。Katiの記憶には、おぼろげなお母さんの姿が残っているけれどどうしていなくなってしまったのか、誰も話してくれない。家ではお母さんの名前が出ることさえありません。しかしある日、おじいさんが「Kati、お母さんに会いたいかい?」と言い出して・・・・・・原作は児童向けの短編小説で、ストーリーもシンプル。美しい情景の中で、静かに淡々と展開します。映画もまさにそんな感じ。でも・・・・・明らかに「お涙頂戴」といったシーンがないにもかかわらず、私はもう、途中から涙線刺激されっぱなし映画が終わるころには目がはれぼったいわ、鼻水は出るわで大変なことに・・・いや、もともと私が超・涙もろいんですけどねKatiがお母さんに再会するシーン、セリフもなく、涙もないのですが、なんかね~、息子が時々無言で私にすがりついてくる様子を思いださせられちゃって、そこでつい、ウルウルッと。それに続いて、Genwaii Thongdeenok監督が「もし自分が映画化の権利を獲得できなくても、このシーンだけはクリップビデオとして映像化したかった」と語っている(#1)、すべてを知ったKatiが泣きながら海辺を走るシーンがきちゃって、もうそこで私はノックアウト~それ以降は観客の涙を誘う意図もないであろう、ごくごくさりげないシーンでもついウルウルきちゃって困りました。。。。。ストーリー自体は(しつこく言うようだけど)あくまで静かに淡々と展開します。また原作にかなり忠実なので、原作を読んだ人にとってはもう次に何が起こるか分かっちゃってるという点で、この映画は特に目新しいわけでも、エキサイティングでもないかも・・・・・・でもとにかく映像が美しい!監督もインタビュー(#1)で「原作が有名すぎるので観客の多くがストーリーを知っている。だから映画では原作の持つ繊細さや、甘くほろ苦い雰囲気を保ちつつ、読者の頭の中にあるシーンを映像として描き出すことに専念した。映像を通してストーリーを語ることにしたんだ。」と語っているとおり、(特に原作を読んだ人にとっては)ストーリー展開よりも、映像を通してKatiの世界を味わうところにこの映画の醍醐味があるんじゃないかな。特にKatiが祖父母と住む「水辺の家」(アユタヤ県のどこか、という設定)の場面は必見。料理の得意なおばあちゃんが料理する色とりどりの香辛料が並ぶ台所、お坊さんが舟で托鉢にやってくる水辺の風景、Katiとおじいちゃんが、舟をこいで蓮をつみにでかけるシーンなどは特に、色鮮やかな絵本をめくっているかのようで印象的でした。Katiが通う、田舎の素朴な学校での授業や通学の風景もいい。農村部の小学校を訪問したことがあるけど、ほんとにそのまんま。バンコクに住んでると「今もこんな学校あるんだ?」と思っちゃうくらい素朴で懐かしい感じがする学校風景なのです。あ、あと、Katiを演じる女の子が、とってもキュート前髪を短くしてるところもいいね~。1000人を超える応募者の中からKati役を射止めたプロイちゃんことパソーン・コンミースック(Pasoong Khongmeesuk)ちゃん、実際は11歳だそうです。将来は『フェーンチャン』でノイナーちゃんを演じたフォーカス・ジラクンちゃんのように活躍するのかな~。このKatiちゃんのかわいさと、映像の美しさを楽しむだけでも私は満足でした私が観た映画館では英語の字幕スーパー付きだったけど、セリフもそんなに多くないし、そんなに難しいタイ語ではなかったのでタイ語の勉強のためにもイイかも私も余裕があればもう1回観に行ってもいいかな~。(#1)Bangkok Post, January 2, 2009
2009年01月15日
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祝☆新学期ようやく幼稚園の新学期がスタートしましたまだ休みが1週間以上残っている頃から「ようちえんは、たのしくない」「ずっと、ずっと、ずーーっと おうちにいる~」と言い出したたっくん。長期休みのあとに幼稚園に行きたがらないのはよくあることと思いつつ、今学期から、出産に備え、朝も幼稚園バスで通うことにしていたので(これまでは朝は私が送っていってた)朝に「ようちえん、いかない~」とグズられると、なだめる時間的余裕もないし、手こずるなあ。。。と、心配してました。なので、それからというもの、「もうすぐお休みもおわりだね~。お休みが終わったら幼稚園だね~」「お休みが終わったら、ママも忙しくなるから、たっくんを遊びに連れて行けないよ。 一人で家にいてもつまんないよ」「○○ちゃんの幼稚園はもう始まったんだって」「新学期には遠足あるみたいだよ。でも幼稚園行かなかったら、たっくんだけ遠足行けないね」・・・といったことを、1日に1、2回は吹き込み続けたところ。前日までは、幼稚園の話をすれば無言になり、バス登園の話をすれば泣きべそかいてたのに、当日は、まだ眠くて若干ぐずったものの、「ようちえん、いかない~」の言葉は出ず、バスに乗る時も泣かずにすんなり登園していきました。やったね!!気が進まないながらも、彼なりに覚悟ができてたんでしょう。まあ、初日の朝は結局、まだ朝食を食べ終わらないうちにバスが来ちゃったのであまり考えるヒマもなく、バスに乗せられて気がついたら出発しちゃった・・・っていう面もありそうだけど。なんせ、幼稚園バスが来たのが6時50分。。。。。これまで家を出ていた時間より1時間も早いので、親もバタバタですそのかわり、バスが去ったあとの時間が妙に静かで長い。初日の昨日は、ようやく新学期が始まってくれたというのに、何か物足りないような、気がぬけたような気がして、しばらく呆けてました。しかし、呆けてばかりもいられない!出産まであと1か月。たっくんの学期休み中には手がつけられなかった、あれやこれやと片付けておきたいことがまだいっぱい!今のうちに行っておきたいところ、会いたい人もいるし。。。。早速、始動しなければたっくんは、昨日の帰宅後や2日目の今朝も「あと何回行ったら幼稚園休み?」などと聞いてはいたけど、今日も泣かずにあっさり登園できました。どうかこのまま、楽しく通ってほしいものです。ところで、一昨日、34週の妊婦検診行ってきました。体重は2週間前より+0.9kg。妊娠前体重(7週目時点)からは+8kg。年末年始のぐーたら&だらだら食べ生活の割にはなかなかの健闘。でも、最近毎日甘いもの食べちゃってるから、あとでどどーんと来るかも・・・・子宮底長は33cmと、たっくん妊娠時の同時期と比べて+3cm。やっぱり。なんか今回は一段と腹が出てるような気がしてたんだよな~。そして、そして、今回はたぶん「逆子」がなおってたみたいです!今回も超音波検査はやってないので、先生が上から触ったのと、ドップラーで心音が確認できる位置とからの判断ですが、「頭が下にきている」とのこと。それでも、先生によると「36週まではまた動いてしまうこともある」そうだし、昨日から胎動を感じる位置が、赤ちゃんが「横位」だった時期と同じあたりになったような気もして・・・まだすっかり安心はできませんね。逆子体操は結局してないんだけど、いっぱい歩くといいらしので(頭のほうが重いので歩くことで自然に頭が下におりる?!)とりあえずは、「歩け歩け作戦」でいくことにします。次回検診はまた2週間後。次回も超音波検査はないみたいだけど、もうこのまま出産までないのかな~??
2009年01月08日
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(前回から続く) 半信半疑で入っていくと。。。。ほ、ほんとにこの道?「道」っていうか、長屋の軒先、住民が外でごはん食べたりしてくつろいでいるような超庶民的な細い路地に入ってしまいました。でも、確かに「Royal Barge Museum」の案内板が続いてます。そして、明らかにその場の雰囲気からウキまくりの一行は案内板だけを頼りに、ウネウネと入り組んだ細い路地の奥へ。。。。運河?水路?も渡ります。そしてついに、それらしき建物の裏側に出た!・・・・と思ったら。ガガーン! 「1月1・2日はクローズ。3日からオープン」という張り紙があああ~、だからチケット売り場で確かめたのに~ウソつき~ 茫然としている私達に、反対側からいつのまにかあらわれて「日本人? ここは今日休みだよ。貸し切りボートはどう? 水上マーケット行かない?」と営業かけてきたおっちゃんを断りつつ、「こっち側(今まで歩いてきた道とは反対側)から出られる道あるの?」と聞くと「ないよ。川のほうから来るには観光ボートに乗るしかない。 陸路で来るなら、この路地しかないよ」とのこと。・・・・はあそういえば、こういうエリアって、見慣れない人間を見ればかなり警戒されそうなものだけど、途中で会った人たちは明らかに外部者の私たちをジロッと一瞥こそすれ、たいして驚いているようでもなかったな。。。。っていうことは、時々うちらみたいな人間が歩いてくるんだろうな。「Royal Barge Museum」の案内板が御親切にかなり頻繁に出ていたのも、途中で「ホントにこの道」と不安になる人が多いからなんでしょう。。。。結局、豪奢な王室御座船は、何艘かの船首が垣間見えただけでしたが(「博物館」というよりは、「船の倉庫」という感じで、外からもチラッと見えました)路地探検は、したくても迂闊にできるもんじゃないので、それなりに楽しかったです。はあ~、それにしても「今日もオープンしてる」「船着場から5分」には、ヤラレタな~よく知らないなら、知らないって言ってよね(涙)「王室御座船博物館」は、いつか機会があればリベンジ・・・するかな?ちなみにタイのSLが保管してある「トンブリー機関庫」は、実はここの船着場からすぐ近所だったことを、帰宅してから知りました。そっちに行けば良かったな。。。っていうか、今度行く時はもっと下調べしていこう。。。。(気ままにぶらぶら旅も楽しいけどネ)
2009年01月06日
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正月2日は、「チャオプラヤー川で船遊び」ということで、気ままなミニミニ・ボートトリップに出かけました。まずはシープラヤの船着場(リバーシティに隣接)から、3.5バーツの渡し船に乗り対岸へ。対岸はクロンサン市場。結構大きなタラートですが、この日はまだ正月休みなのか、時間が早すぎたのか(といっても10時は過ぎてたんだけど)オープンしてる店が少なくて残念!タラート探検が好きなので、日をあらためてまた来たいなあ。。。「例のトンブリーの機関庫って、ここから行けるんじゃなかったっけ?行ってみる?」という話も出たものの、ちゃんとした場所を把握してなかったので自信がなく(そして実際、ここから遠かった)、結局お隣のホテル・ミレニアム・ヒルトン散策へ。いや~、これがまたゴージャスなホテルで。シンプルながらも空間を贅沢に利用したつくりで、圧倒されてしまいました。本当はここの、「プールサイドに白砂のビーチがある」と噂にきくプールを見学したかったのですが、どうやら外部者は入れないらしく(本当は分からないけど、気軽に質問できそうな雰囲気じゃなかったので未確認)あっさり退散ホテルのシャトル・ボート乗り場に向かうと、ちょうどサパーン・タクシン駅(サトーン船着場)行きのボートが出るところだったので、それに乗船。お天気もよく、川面をわたる風が心地よい~サトーンの船着場は観光客で大賑わい。 さて、次はどこ行こう?案内図を眺めていた夫が「王室御座船博物館(Royal Barge Museum)はどう?」というので、たっくんに「お船の博物館、行ってみたい?」と聞くと、「いってみたーい!」ちなみに「王室御座船」とは、王室の特別な行事に際してチャオプラヤー川で行われるパレードでのみ使われる特別仕立ての船。最近では、2006年の王様の在位60周年と、その翌年の80歳記念の行事でパレードがありました。一応、ツーリストボート用のチケット売り場にいるおにーちゃんに、この日オープンしてるかどうか尋ねると、「オープン、オープン」と言うので、目的地決定!でも、あらためて観光案内図を見ると、船着場からちょっと離れているような?今度は、隣の小さなテーブルで一般用チケットを売ってるおばちゃんに「この『船の博物館』って、船着場から遠い? 歩ける?」と尋ねると「ワンラン船着場で降りて、歩いて5分」とのこと。ふむ。歩いて5分ならなんとかなるか。チャオプラヤー・エクスプレスボートに乗って、いざ出発。ワット・プラケオの最寄り、ター・チャーン船着場の次がワンラン船着場。ここ、以前王様が入院されていたシリラート病院の脇だったんですね。さて、言われた船着き場で降りたものの、王室御座船博物館の位置がやっぱりよくわからない。思ったよりも遠いのかも?という懸念もあって、トゥクトゥクに乗っちゃえということで、「『船の博物館』(←タイ語での名称を知らなかったので)までいくら?」と聞くと、「50バーツ」。なぬー 「徒歩5分」の場所に50バーツも払えるかい!そんなんだったらタクシーでワンメーター35バーツで行くわい!というわけで、タクシーでGO!大通りに出て、橋わたって・・・車線の関係でちょっと先までいってUターン。・・・・・結構、遠いじゃん。。。少なくとも子連れでは歩きたくない距離だし、絶対「5分」じゃ無理!結局、タクシーでも45バーツでした。橋を渡る時にタクシーの運ちゃんが「あそこがそうだよ」と、運河沿いの大きな倉庫のような建物を指さしてくれたのですが、降ろされた場所は特に大きな看板を掲げた門などがあるわけでもなく、「え? ホントにここが入口?」というような場所。←「アルン・アマリン ソイ24」確かに「Royal Barge Museum」という案内板が出てるけど。。。(次回につづく)
2009年01月05日
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新年あけましておめでとうございます今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。我が家はタイに来て6回目の正月を迎えました。昨年、特に後半は世界中に不況の嵐が吹き荒れ、暗い雲に覆われたまま年を越しましたが、このような中、食べるものと住む場所があって、家族そろって新年を迎えられたことの幸せをしみじみ感じています。当り前のように受けとっている幸せに感謝しつつ、また、今年は少しでも明るいニュースが増えることを祈りつつ、今年1年を過ごしていきたいと思います。今年の目標はあれもこれも・・・といろいろあるのですが、このブログに関していえば、昨年よりもうちょっと更新率アップめざして頑張ります!でも出産後はそれどころじゃないかなあ。。。。一昨年の記事は77件、昨年は60件、さあ今年は??ところで。私は今年初めて知ったのですが、新年にあたり毎年王様が自分でデザインされたタイ国民宛ての年賀状というのがあるのだそうです。今年のものはコレ。王様の横にいるのは、向って左側が愛犬トーンデーン、もう一匹はトーンデーンの母犬だそうです。周囲を縁取っているのは、小さくて見えにくいのですが、多数のスマイル・フェイス。国民が笑顔でいられることを願う王様の気持ちのあらわれでしょうか。昨日、某所でちょうど、ここ10年くらいの王様からの年賀状を紹介した展示に遭遇。年賀状がこの「王様と愛犬たち」のスタイルになったのは、2006年(仏暦2549年)からのようです。この年が「戌年」だったから?そしてそのまま定着しちゃったのでしょうか。その前の年までは、写真ではなくて、文字だけのシンプルなものから、手書き風イラスト入りのものまでいろいろ。例えば、西暦2000年(仏暦2543年)。「仏暦2542年12月31日+1日=仏暦2543年1月1日、(昨年と)同じ10年、同じ世紀、同じ千年紀の新年にすぎないけれど、西暦では1999年12月31日+1日=2000年1月1日新しい10年(Decade), 新しい世紀(Century), 新しい千年紀(Millenium)の始まり!」そして、西暦2002年(仏暦2545年)。何やらいろんな生物の絵が描かれてますが、「足の話」と題して1足の生物=かたつむり、2足=人間、3足=(これ何?)、4足=犬・・・・と、12足まで続きます。「それぞれの生物によって足の数が異なる。それぞれにとって、足の数はそれより少なくても多くても不便で、問題がおこる。」「しかし、これらの生物の中で一番賢いのは2つ足がある人間。特に自分の足で立とうと努力するとき」「自分の頭、つまり脳を使って、足その他の身体の部分をきちんとコントロールすることが肝要」といったようなことが書かれているようです(多分)。王様がお得意なたとえ話のようですが、鈍い私には、どうも話の流れが分かったような分からないような・・・さらに西暦2003年(仏歴2546年)。ワンコの絵がかわいい!書いてあるタイ語は非常にシンプルですが、わ、わからない・・・・・「仏暦2545年は最高の年だった」「四つ足動物」「さらに良い年になりますように」・・・といったことが書かれているように思いますが、なぜ「四つ足動物」が登場するのかが、?????ふ、深すぎて分からない・・・・・ いや、私のタイ語力の問題?!こんなふうに「解読」が難しいのもありますが、最近の王様&わんこのポートレートバージョンよりも、以前のような王様の哲学が感じられるというか、訓話的年賀状のほうが興味深いです。でも、毎年どういうことを書くか考えるのはきっと大変なんでしょうね。。。一般庶民の私でさえ、新年の挨拶状ひとつ作るのに大騒ぎで、毎年、送るのが新年に間に合わないぐらいですからね。。。。。(言い訳。っていうか、単にノロいだけです。来年こそは早めに準備するぞー!)
2009年01月02日
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