全23件 (23件中 1-23件目)
1
タイトルの通り、2日から4日まで出かけてきます。といっても楽しい旅行というわけではないんですよ。体調を崩した母方の祖母のところへお見舞いに行くことになったのです。 母の実家は岩手県釜石市。結構不便なところなので頻繁に行くことはできず、今回は2年ぶりくらいになるでしょうか。前回行った時は近くの古本屋でハードカバーの「南総里見八犬伝」が10冊揃って1万円で売られていたので思わず買ってきてしまいました(笑)。今回はそう遊んでもいられないでしょうけれど…。 小さい頃はよく母の実家で遊んでいました。今はもうやっていませんが、私が小さい時には母の実家は書店を開いていたので、店番をしている祖父に絵本を読んでもらったりしたことを覚えています。マンガをただでもらってきたこともありました。 また母の実家から歩いて20分くらいのところには海水浴場があるんです。泳いだ記憶はありませんが、散歩にはよく行っていました。普段なかなか聴く機会のない波の音を聞けるのが嬉しかったんだと思います。 今回は行く理由が理由なだけに、多少気が重いのですが、やはり小さい頃の思い出が詰まった場所なので、どこか嬉しい気持ちもあります。祖母を元気づけつつ自分もリフレッシュできたらいいなと思っています。
2004年07月31日
コメント(0)
いよいよレポートのタイムリミットの日がやってきた。とはいうもののあと5枚なら内容は別にするとしてとりあえず何とかなりそうである。そして8:00にパソコンに向かい始め、12:00にめでたくレポート終了!!ただ内容がなぁ……(泣)。というわけでお詫びの意味もこめて先生に一筆したため、その中に「夏休み中頑張ります」と書いておいた。こうして14:00頃郵便局へ。台風の影響も考慮して念のため速達で送ることにした。…………終了っ!!!とりあえず出すだけは出した!!!あとは野原にでもお山にでもなってくださいといったところである。それにしても本当に夏休み中は努力しなければならない。なにしろ夏休み明けには近世卒論ゼミのレポートが控えている。しかも枚数は10枚アップの30枚………。頑張るぞ、夏休み!充実感が得られるような30枚レポートを書いてやるー!!
2004年07月30日
コメント(2)
今日は一日中雨が降ったりやんだりの変な天気だった。晴れたと思って空を見上げるとすでに遠くに雨雲が待機していて、そのうちバケツをひっくり返したかと思うほど激しく降りだすのだが、すぐにけろりと晴れてしまう。それが延々と続いた。 そんな中、私はパソコンにかじりついてレポートを作成していた。今から下手にもがくと余計収拾がつかなくなるので、現時点で書ける精一杯のことを書こうと腹を括った。しかしこの現時点で書ける精一杯のことというのが非常に非常にお粗末なのである。書けば書くほど嫌でも足りない点を思い知らされる。だから提出できたとしても、先生に何と言われるかが非常に怖い。でもまず何より規定枚数の20枚をクリアしなければならないのである。 資料やレジュメを見てパソコンに打ち込んでは字数をカウントし、ため息をついてまた資料やレジュメを見る…。それを繰り返すうち、0:00の時点で何とか15枚分書くことができた。あと5枚!まさかこんなに早くここまで来るとは思わなかった。朝の時点では徹夜するつもりでいたのだが、これなら残り5枚を明日に回しても大丈夫だろうと思い、今日はもう寝ることにした。やはり睡眠と栄養が不足していると頭が回ってくれず辛い。
2004年07月29日
コメント(0)
今日は歌舞伎座の7月歌舞伎千穐楽の夜の部を観劇してきた。家を出る前にレポートに取り掛かったところ、思ったよりは楽に3枚分書くことができたので、少し気が軽くなった。とはいうものの内容は散々だけど…(泣)。 今日は友人と一緒に観劇だったので、会場前に歌舞伎座裏の銀だこ本店で四方山話に興じる。今までレポートのことばかり考えていたので、友人と話すのがいい気分転換になった。 さて千穐楽の夜の部。「桜姫東文章」は、2回目ということもあってより桜姫の悲しさを感じることが出来た。つい面白い部分ばかりに気を取られそうになるが、桜姫はそれだけの芝居ではないように思う。玉三郎さんの桜姫を見ていてそう感じた。とはいうもののもちろん楽しむところは大いに楽しんできたけれど。 段治郎さんの権助は前回見たときよりも、相手の台詞やそのとき起った状況に反応できるようになったような気がした。なんというか…あらかじめ決められていることをやるというのではなく、相手に対して反応する、という感じを受けた。 あとは前回に引き続き春猿さんの葛飾のお十がよかったと思う。春猿さんにしっくり来る役だった。あと春猿さんというと比較的高い声を出すことが多いように思うのだが、お十に関しては低めの声。この声が私は結構好きだった。ちなみに春猿さんは喉にポリープができて、現在高い声が出にくいそうである(春猿さんHPのインタビューのページにそう書いてあった)。 「桜姫東文章」終了後の玉三郎さんの口上は予想通り千穐楽バージョン。いつもは「この後は義経千本桜川連法眼館の場をご覧ください」という内容の口上なのだが、今回はその前に「澤瀉屋一門の皆さんと力を合わせて千穐楽まで無事務めることができたのも皆様のお陰です」というような内容の口上が付け加えられた。もちろん客席はいつも以上に大きな拍手に包まれた。 玉三郎さんの口上にもあった通り、夜の部の最後の演目は「義経千本桜―川連法眼館の場」。この演目は比較的何度も観ているのだが、今回はいつもとは違う感覚で観ることになった。というのは、ここ数日ずっと「義経千本桜」の本文・校注とにらめっこしていたので、今までなら大まかにしか捉えていなかった言葉の意味までほぼきちんと頭に入っている状態で観劇することになったのである。観出してから「ああ…言葉がわかる…」と思った。ただそれだけなのに、全然感覚が違った。また本文を全篇通して読んでいるので、川連法眼館の場だけを見てもその登場人物の持っている背景が頭に浮かんでくる。特に義経に関しては一番注目している人物だけに、いろいろ思うところがあった。 歌舞伎は役者を観るものだというが、結果として今回は物語を観ることに徹した。レポートで忙しい最中に歌舞伎を観に行くことにしてしまったことを最初は後悔したが、観終わってみると貴重な経験をしたように思う。行ってよかった。
2004年07月28日
コメント(2)
『義経千本桜』における義経像をつかみたいと思って本文とにらめっこし、まとめてみた。その結果 1. 勇敢である。2. 礼儀を弁えており、無礼な行動は許さない。3. 情け深い。ただ情け深さのために優柔不断になったり思い切りが悪かったりすることがある。4. 荒ぶる者を諌めることが多い。5. 頼朝に孝行を尽くしたいと思っている。頼朝を悪く言う者や敵対する者は許さない。6. 誠実で真面目。7. 自分の行動に自信がある。8. 真実を見抜き、自ら計略を廻らせ、指示を与えたり自ら行動したりする。 9. 運命に対して抗わない10.慌てたり取り乱したりしない。11.自身を業因深い身だと思っている。12.考えの甘い部分がある。そのために悪気はないのに疑いを持たれることがある。という義経像を読みとることができた。何だか漠然としていた義経像がようやく一人の人間として見えてきた気がする。 『義経千本桜』本文の中で、義経の人柄等がうかがえる箇所と、その箇所から分かることを表にまとめてみたら約8000字になった。ああ、これがレポートとして認められたら…と思うが、まぁ無理な話だろう。これから8000字を書かなければいけない。でも明日は歌舞伎座だ……。
2004年07月27日
コメント(0)
今日は英語と近代フェミニズム文学のテストがあった。近代フェミニズム文学のテストは写すだけだったのであとは時間と戦うだけだったが、問題は英語。いったいどんな問題なんだろうとかなり心配だったが……案外太刀打ちできて安心した。 いつもならテストが終わると「……夏休みだーーー!!!」とかなり開放的な気分になるのだが、今年はテストが終わってもさらなる大物が待っているのでそうも行かない。頭の中でどうしよう、まずいぞ、書けるのか?を繰り返しつつ家に帰った。5枚ならともかく20枚である。8000字である。観劇レポートを20枚書け、だったら喜んで書くが、観劇レポートなど求められていない。やるしかないがやれそうもないし、やれそうもないがやるしかない状況である。 さて家に帰る途中で父親と合流。念願のプリンターを買いに行った。電器屋に行ってプリンターを見て回ったのだが、さすが5年も経つと我が家のプリンターから比べて格段にレベルが上がっている。どれにしようか迷ったが、プリンター・コピー・スキャナが一つになった複合型プリンターを購入することにした。やはりコピーとスキャナがついているというのは嬉しい。 家に帰ってすぐにプリンターをセットアップする。前回プリンターを買った時より機械に慣れたせいか、1時間弱でセットアップが完了した。そして試しにデジカメの画像をプリントアウトしてみたのだが……すっごい綺麗!!本当に感動物だった。このままプリンターで遊んでいたかったのだがそうもいかずレポート作りに取り組む。とりあえず家で印刷することが可能になってすごく安心した。
2004年07月26日
コメント(0)
昨日に引き続きテスト勉強。今日は明日の英語の試験に向けてにわか勉強。単語を覚えるのはさほど苦労しないのだが、大変なのは文法。というのはこの先生、「ほら、この問題はぱっと見ると分かるでしょ。」とか「これはなんとなくBが答えだって気がしませんか?」などなどかなりいいかげんな解説しかしてくれないのだ。そんな解説で理解できるようならそもそも英語の授業なんて受講しないよと言いたい。言えないけど。 英語がある程度見通しが立ったら今度は中世卒論ゼミの20枚レポートに向けて少し本を読んでみる。レポートはの締め切りは7月31日。しかもそれまでに先生の御宅へ必着とのことなので、どんなに遅くても30日には投函しなくてはならない。26日は英語と近代フェミニズム文学の試験、27日は空いているとして28日はよりによって歌舞伎座の千穐楽夜の部を入れてしまった。そしてあとは29・30日……時間がない!!しかも20枚である。英語やフェミニズム文学をやっている場合じゃないかも……。
2004年07月25日
コメント(0)
今日はあらかじめ問題が明らかにされている持込可のテストの答案を作っていました。問題は近代フェミニズム文学についてのもの。正直言ってフェミニズムには興味ないんですよ。ただ単位が足りないので、評価が楽だという噂の先生の講義を受講したらフェミニズムだったわけです。あらかじめコピーしておいたいくつかの論文をパラパラめくりながらなんとか答案完成。さあ、印刷するかとプリンターの電源を入れたら……な、なんだこの音は!?ウィーンカシャカシャカシャガシャンバッコンバッコンピーピーピーと明らかに妙な音がするんです。そういえばこの前あまりの暑さにうだっている状態でプリンターを移動させようとした時下に落としちゃったんだっけ……と思い出す私。その後いくらなだめてもプリンターはウィーンカシャカシャカシャガシャンバッコンバッコンピーピーピーを繰り返すばかり。落とした私が悪いんだけど、こんな大事な時に壊れるなよー!!と泣きたい気分でした。しかたなく近代フェミニズム文学の答案はディスプレイを見ながら手書き。でも今回は手書きでどうにかなったけれど、この後中世卒論ゼミの20枚レポートが控えているんですよ!これはプリンターがないと致命的!修理に出す時間もないし、こうなったら新しく買ってくれ~~!と叫びました。心の中で。うわぁ…まずいことになった。
2004年07月24日
コメント(0)
今日は江戸東京博物館で行なわれた歌舞伎学会主催「歌舞伎フォーラム」第15回〈女流義太夫の世界〉に行ってきました。近世の先生が歌舞伎学会に入っていらして、「学生料金は1000円だけど、さらに安くして500円でチケットを売ってあげる」と仰ったのにまんまと乗せられて行くことになりました(笑)。男性の義太夫は聞いたことがありますが女性の義太夫は初めて。最近読んだ論文の中に女性の太夫の話が出てきたこともあって、多少気になってはいたのです。 江戸東京博物館に行くのは2年ぶりくらい。時間より早く着いたのでミュージアムショップを見て回っていました。江戸東京博物館のミュージアムショップは大好きで、来る度に大体何かを買っています。前回はキセルを買いました(笑)。で、今回は無難にクリアーファイル。印刷してある図柄が面白かったので買ってみました。 さて本題の〈女流義太夫の世界〉ですが、まず最初に水野裕子さんの「女流義太夫への招待」という講演がありました。今ではあまり聞く機会のない女流義太夫だけど、昔はずいぶん人気があったんだなぁ…というのが一番の感想。なにしろ女義太夫の追っかけがたくさんいたんだそうです。無理だとは分かっているけどタイムスリップしてその人気ぶりを確かめてみたいものだなと思いました。 次に竹本駒之助さんによる女流義太夫の実演(三味線は鶴澤津賀寿さん)。演目は「岸姫末轡鑑―飯原館の段」。聞いたことのない演目だなぁと思っていたら、歌舞伎でも文楽でももう何十年も上演されていないものなんだそうです。というわけで上演に先立って演目の説明がありました。説明してくださったのは私がお世話になっている近世の先生だったのですが、その話っぷりが授業の時と変わらないのが妙に可笑しくて心の中で笑っていました(笑)。ちなみに「岸姫末轡鑑―飯原館の段」のあらすじは「御所桜堀川夜討」の弁慶上使の場面に似ていました。さて実演の感想なんですが、まず声が低いなぁ…と。あとは女性なら娘の役などの高い声を出すのは楽なんだろうと思っていたら、義太夫の喉の使い方のせいなのか簡単どころか苦しそうでびっくりしたり。そして女流義太夫は人形や歌舞伎と一緒に舞台を務めることはなく、あくまでも素浄瑠璃なので、本当に声が勝負なんだなぁ…と。それと、普段は人間や人形の動きに気を取られてそれほど感じていなかったけれど、太夫のパフォーマンスも結構派手なんだ、と感じたり。三味線に関しては音についてはあれこれ言えるほど知識がないのですが、撥を持つ手が小さくて細かったのが印象的でした。 実演の後はシンポジウム「女流義太夫をめぐって―伝承と現在」。いろんな太夫の名前が登場したのですが、正直なところちっともわからなかったです(泣)。「あー、そういう人もいたんだな」くらいな気持ちで聞いていました。 終了後、たまたま入った文房具屋で、私の欲しかったようなデザインのオペラグラスを見つけたので即購入(今まで使っていたものは俳優祭の時、拍手している最中にレンズが取れて壊れた)。いろんな意味で収穫のあった1日でした。
2004年07月23日
コメント(2)
ここ数日、家にいてもバテるだけで1日が終わってしまっていたので、今日は家から1時間ほどのところにある他大の図書館で勉強してきました。大学の最寄駅から炎天下の中15分ほど歩いて図書館へ。そして中へ入ると…クーラーが効いてる!嗚呼、クーラーがあるって素晴らしいと思いながら最初の内は快適に過ごしていた私。ところがそのうちだんだん涼しいを通り越して寒いと感じるようになってしまったのです。汗をかいていたので余計に冷えてしまったらしくて、上着を着てもやっぱり寒い。でもここで家に帰れば今度は蒸し風呂。そしてこの図書館は冷蔵庫。蒸し風呂と冷蔵庫ならどっちがマシ?と考えつつしばらく我慢していたのですが、そのうち耐えられなくなってやっぱり家に帰りました。 夏って温度差が辛いですよね。建物の中に入れば20数度、外に出れば約40度。それを行ったり来たりしているとそれだけでもかなりの体力を消耗してしまいます。でもまだ夏は始まったばかり。栄養と水分をしっかり取って頑張らなきゃ。
2004年07月21日
コメント(0)
今日は最高気温が39.5℃だったそうですね。どうりでいつもよりも暑さが厳しいと思った…。ねこっぽ宅にはクーラーがありません。というわけで毎日の気温をそのまま体感しています。このままじゃ冗談抜きで干物になっちゃうよ…と友人にメールで送ったら、「その時は庭先で七輪で焼いてあげよう」との返事が返ってきました。ちょっと悲しい…。 それにしても数年前まではクーラーなしでもなんとか生活できたんですけどねぇ。今年はあまりの暑さで起きていても寝ていても体力を消耗してしまいます。しかもそれが1日2日ならいいけれど毎日だし。本当に勘弁してくれと言いたいです。 あまりの暑さに涼みがてら図書館にでも出かけようかと思ったのですが、図書館へ行く体力もなく(…)、蒸し風呂の我が家でビデオを見ていました。文楽「菅原伝授手習鑑」の天拝山から寺子屋までを鑑賞。暑いのでボーっとしながら観ていたのですが、いままでずっと観たいと思っていた天拝山が観られて良かったです(菅原道真が火を吹く場面を観たかったのだ)。寺子屋の段は蓑助さんの千代が印象に残りました。
2004年07月20日
コメント(0)
今日は教職メンバーでカラオケに行ってきた。「この間(実は1日にもやったのだ)もカラオケをやったのに何でまた…?」と思ったら教員採用試験が終わったから、ということらしい。今日が誕生日というメンバーがいたこともあって大いに盛り上がる。私は「One Night Carnival」を歌ってきました(笑)。
2004年07月16日
コメント(0)
13日の昼の部に引き続き夜の部を。夕べは中世卒論ゼミの発表のために完徹したので体調としては最悪。でもせっかく取ったチケットを無駄にする気にはなれず、しっかり歌舞伎座に行ってしまいました。 1つめの演目は「桜姫東文章―下の巻―」。【桜姫が産み落とした赤ん坊を抱える清玄は、同じく寺を追われた残月と、元吉田家の局長浦のもとに身を寄せるが、二人に殺されてしまう。二人が権助を呼び寄せ、墓穴を掘っているところへ、女郎として売りに出された桜姫が連れてこられ、二人はまた再会。夫婦となる。一方落雷のショックで生き返った清玄は、なおも桜姫に執着するが息絶え、怨霊になる。女郎となってもお姫様言葉が抜けず、腕の釣鐘の刺青のかわいらしさから「風鈴お姫」とあだ名がついた桜姫。その美貌と風変わりぶりで人気が出るが、枕元に幽霊が出没するとの噂で客が離れ、権助の元に戻されてしまう。権助が落とした密書から、桜姫は、権助が父と弟を殺し、吉田家の重宝をも所持していることを知り、権助を手にかけて仇を討ち、めでたく吉田家再興を成し遂げる。】という物語です。 下の巻での桜姫の見せ場はお姫様言葉と女郎言葉が混ざってしまった台詞(ex:世に亡き亡者の身を以って緩怠至極。エエ、消えてしまいねえよ。)。実際に観劇する前に台詞だけ読んだ時は「これがそんなに面白いのかしら…?」と思ったけれど、実際に観るとかなり楽しい。お姫様言葉を女郎言葉のリズムで謳い上げたりしていました(これが異様で楽しいんです)。それにしても「ここまで変わるか!?」というほど落ちぶれてしまう桜姫。一見桜姫自身もそれを楽しんでいるかのように見えるのですが、舞台上に桜姫ただ一人になった時、「吉田家の息女である自分がこのように身を落としてしまったとは…」と身の上を歎くんです。この場面が印象的でした。でも身を落としてもやはり姫は姫。女郎の衣装と似合わない、気高い表情をしていました。あとは権助と再会する場面の桜姫と権助のやりとりが楽しかったです。というのは会話のリズムが変なんです。片やお姫様、片や下衆だから。権助がパパパッと話すと桜姫がのろのろもたもた返事をする。よく会話が成り立つなぁ…という感じでした。 清玄・権助の段治郎さんは、まず病気になってしまった清玄のゾンビのような化粧に驚いた(泣)。せっかくの顔がもったいないよ~と心の中で叫んでしまいました。あまりにすごい化粧で、言われなければ段治郎さんだと分からないです。たとえ言われても首をひねってしまう。台詞回しは明らかに段治郎さんなんだけど。 あと段治郎さんで印象的だったのは、入間悪五郎(右近さん)を殺す時の権助の立廻り。格好いいんです。ただ歌舞伎的な格好よさではないけれど。ふと「新三国志3」の謳凌の立廻りを思い出しました。猿之助さんの立廻りと違ってあまりに切れがいいので驚いたのを覚えています。 長浦は笑三郎さん。澤瀉屋一門では回ってこないような役どころだけに随分苦戦しておられる印象を受けました。あまりに作りすぎていてわざとらしいのが気になりました。慣れない役ということで仕方がないとは思うんですけど…。 葛飾のお十は春猿さん。春猿さんにしては声を低めに作っておられて珍しいな、というのが第一印象。すごくインパクトのある役ではありませんが、良かったと思います。春猿さんはこういう役もできるんだ、と思いながら観ていました。ふと、春猿さんの立ち姿が、以前写真で見た我童さんに似ているなと思いました。写真でしか拝見したことがないのでもしかしたらとんだ見当違いかもしれませんけど。そういえば春猿さんは歌舞伎俳優になりたての頃、我童さんに声をかけられたことがあるんだそうです。 他にも感想はあるのですが、これ以上書き出すとかなり長くなってしまいそうなのでとりあえずここで打ち止め。最後は「義経千本桜―川連法眼館の場―」です。【吉野山の義経のもとへ佐藤忠信が到着する。そこへもう一人忠信と静御前が到着したという。不審に思った義経は静に詮議をさせる。静は道すがら鼓を打つと忠信が現れたことを思い出し、初音の鼓を打ち、鼓を武器に忠信に迫る。偽忠信は、やむなく、鼓の皮になった老狐の子で、親恋しさに忠信に化けて供をしたのだと語る。義経はその真情とこれまでの忠勤を愛でて狐に鼓を与える。】というあらすじ。猿之助さんの当り役である忠信を右近さんが務められました。 そして感想なのですが、まず作品全体について思ったことは「もともとの作品に随分手を加えているな」ということ。卒論で千本桜を扱うので何も手の加えられていない、並木千柳・三好松洛・竹田出雲が作ったそのままの「義経千本桜」を読んでいるのですが、それと比べると随分カットや変更を施している。もともとの千本桜とは違う作品になってしまっているんだなぁ…と感じました。 忠信と源九郎狐は右近さん。猿之助さんに似たところもある一方で、猿之助さんほど細やかな気配りはなされていないなというのが正直な感想でした。一生懸命演じているのはよく分かるのだけれど、あとは可もなく不可もなくというか…。 静御前は笑也さん。随分台詞のテンポが早い静御前でした。義経役の門之助さんと台詞を交わすと、極端に言えば先ほどの桜姫と権助という感じ。ちょっと早すぎると思います。 義経役は門之助さん。古風な台詞回しの中にしっかりと意志をあらわした義経でした。 さて澤瀉屋の千本桜の最後は狐忠信の宙乗り。3階席から右近さんが飛んでくる様子を見ていました。右近さんが飛ぶ前はただ普通に宙乗りを楽しみにしていました。でもいざ右近さんが飛んできたら、飛んでいるのが猿之助さんではないことに寂しさを感じてしまったのです。右近さんが嫌だというわけでは全くなくて、ただ猿之助さんでないことが寂しく思われました。奮闘公演なんてしなくていい。口上だけでもいい。とにかく舞台に立つ猿之助さんを早く観たいです。
2004年07月15日
コメント(3)
タイトルの通りです。明日は中世卒論ゼミの発表。でもあちこちに手を伸ばしすぎて「二兎を追う者一兎をも得ず」状態になってしまいそうな予感。う~時間が欲しい…。 とりあえず今日は多分徹夜になると思うので学校の帰りに夜食を買い込んできました(これが結構楽しい)。まだレジュメを作ってないんだよなぁ、一文字も。とりあえず何とか形にしなきゃ。 今回はさまざまな作品に出てくる義経の人間像を追ってみているんですがなかなか面白いです。特に幸若「笈捜」の義経が印象的でした。すごく情けなくて(泣)。とにかくいろんな義経がいるんななぁ…と感じました。もとは一人の人間のはずなんですけどね。実際の義経ってどんな人だったんでしょうか。
2004年07月14日
コメント(0)
例年歌舞伎座7月大歌舞伎は猿之助さんの奮闘公演なのですが、今年は猿之助さんが体調を崩されて休演。どうなるんだろうと思っていたらなんと玉三郎さんが出演されることになったという今年の7月歌舞伎。気合を入れて1等席で観劇してきました。 一つ目の演目は「修善寺物語」。【修善寺に住む面作師夜叉王は将軍頼家から面を依頼されたが、いずれの面にも死相があらわれていた。短気な頼家は面を見て満足し、夜叉王の姉娘桂を側女に所望する。その夜、北条方の夜討に遭い、桂は面を付け身替りになったが頼家は非業の死をとげた。深手を負い家にたどり着いた桂の死顔を夜叉王は後の手本に写し取る。】という物語。ちなみに私がこの作品を初めて観たのは今年3月の歌舞伎俳優研修修了発表会の時で、今回観劇している時にもふと発表会のときのことを思い出したりしました。 さて感想を。面作師夜叉王は歌六さん。う~ん…夜叉王を演じるってすごく難しいよなぁ…というのが一番の感想。正直歌六さんの夜叉王には心を動かされるものがありませんでした。難しい台詞が並んでいるだけで心に染みてこないというか。でも歌六さんに限らず芸術至上主義の夜叉王を演じるって本当に難しいことだと思います。 姉娘の桂は笑三郎さん。目の遣り方に桂の気位の高さを表現していたのはさすがでした。ただこれは笑三郎さんに限った話ではないのですが、あまりに一生懸命で観ているこちらまで疲れてしまったという感がなきにしもあらず。猿之助さん一門にあまり縁のない新歌舞伎を猿之助さんのいない中で上演するというプレッシャーからか、みなさん余裕がないように感じられました。 頼家は門之助さん。頼家の衣装がよくお似合いでした。でも門之助さんって「生まれついての性急」という感じではないなぁ…と思ってしまったりなんかして。 2つめの演目は「桜姫東文章―上の巻―」。【長谷寺の僧清玄は稚児の白菊丸と心中しながら自分だけ生き残る。それから17年後。高僧となった清玄は、出家を願い出てきた吉田家の息女桜姫が、白菊の生まれ替わりと知り、愕然とする。桜姫が出家を望んだのは、強盗に入った男に犯されたためだったが、剃髪の心構えをする桜姫の前にその男釣鐘権助が再び出現。実は彼のことが忘れられなかった桜姫は、本能のままに権助に身を任せる。逃げた権助の変わりに女犯の罪を着せられた清玄は、破戒僧となって桜姫に付きまとうが、権助に首ったけの桜姫にはうっとうしいばかり。うらぶれた姿となった二人は共に三囲神社に行き着くが、気付かずにすれ違う運命だった。】という物語。玉三郎さんが桜姫を演じられるのは19年ぶりだそう。見られてよかったです、本当に。 では感想を。まず稚児白菊丸・桜姫の玉三郎さん。白菊の時は花道をトテトテと歩いてくる様子があどけなくて可愛かったです。桜姫は、まず新清水の場で清玄にお辞儀をする、そのお辞儀の仕方がとてもきれいでした。あまりにきれいで私の心がふわりと浮き立ったほどです。とても何気ない場面なんですけど。あとはやっぱり権助出現の場面でしょうか。権助と二人になった途端急にくねくねしだすんですよ(笑)。目つきも明らかに色目を使っているし。気持ちはわかるんだけど……なんていうか……これを舞台でやっちゃうのがすごいなというか(笑)。 清玄・釣鐘権助は大抜擢の段治郎さん。なかなか格好良かったです。でも何も言わずに立っていたほうが一段と格好よく見えるかも…。というのはさっきの「修善寺物語」の笑三郎さんたちもそうでしたが、台詞を言うにも何をするにもすごく精一杯なんです。それが悪い方向に影響していることがありました。本当に、一生懸命なのは良く分かるのだけれど、難しいところです。段治郎さんはスーパー歌舞伎「新三国志3」の時に猿之助さんの代役を務められたんですが、スーパー歌舞伎の時は一生懸命やっている姿がプラスに働いていたように思います。でもその姿勢が「桜姫東文章」でも生かされるかといえばそれは違う。きっと古典歌舞伎をやるにあたっては慣れとか余裕が求められているのではないかと思います。その点、1年の内5ヶ月をスーパー歌舞伎に費やし、さらに残りの時間も一門のみの活動がほとんどで、他流試合の機会・そして古典歌舞伎を上演する機会がわずかしかない澤瀉屋一門はすごく苦労を強いられる。でもだからこそ今回玉三郎さんと一座する機会を持つことができたのは澤瀉屋一門にとって幸せなことだったのではないかと思うのですが……。昼の部最後は「三社祭」。浅草の三社祭に出る山車人形が踊りだすという趣向の踊りです。善玉は右近さん、悪玉は猿弥さんだったのですが、猿弥さんが楽しそうにのびのびと踊っている様子にこちらまで楽しくなりました。
2004年07月13日
コメント(1)
今日は部屋の掃除をすることにした。暑い上に部屋が汚いというのはさすがに耐えられない。掃除をするのも嫌になるくらいの暑さだが、一念発起して片付けに勤しむ。 掃除をしている最中に面白いものを発見。中学の保健体育の試験問題である。1問1点で100問あるのだが、中にはふざけた問題も多い。いくつか皆さんにもご紹介しましょう。【問1】柔道で、投げられた際に安全のためにする動作は何か。1. 受け身 2.刺身 3.お好み【問2】相撲で、競技者が清めのために蒔くものは何か。1. 小麦粉 2.塩 3.砂【問3】相撲で、競技者が体に巻くものを何と呼ぶか。1. 帯 2.たわし 3.まわし【問4】松井秀喜選手のニックネームは。1. ゴリラ 2.ゴジラ 3.ゴマちゃん……この他に「N先生の住んでいるところはどこでしょう?」という問題もあった。答える以前に「そもそもこれは保健体育なのか?」というのが一番の疑問。しかもN先生は保健体育じゃなくて社会の先生だし…。 ちなみにおかげさまで私の部屋もきれいになりました。掃除してスペースができたのでやっと扇風機を出しました。それにしても今年は暑いですね。
2004年07月10日
コメント(0)
しまった!司書教諭の申請費用、昨日までに払わなければいけなかったのに払うのを忘れてた~~!!というわけで慌てて大学に向かう。「1日くらい大丈夫でしょう」と思いつつ経理課に行ったら「期限が過ぎていますので教務資格課に行ってください」との回答。嗚呼、やっぱりダメか…と重い足取りで教務資格課へ。ちなみにうちの大学の教務資格課は非常に感じの悪いことで有名である。学生はもちろんのこと、教授たちもこの教務資格課にはいろいろと言われているらしい。 さて教務資格課へ行くと、よりによって一番感じの悪い人しかいなかった。どうしようかと考えたが、司書教諭の資格がもらえないよりは教務資格課の人に怒られた方がましである。勇気を出して正直に話した。案の定怒られたが、思ったほどではなかった。どうやら期限内にお金を払わないということはよくある話のようで、資格課の人もそこまで怒る気にならなかったらしい。 「今すぐ納期申請書を書いてきなさい」との指示だったので、慌てて生協に駆け込んで便箋と封筒を購入。図書館で申請書作りに取り掛かった。焦りのためか5度も書き損じてしまい、結局1通の申請書を書き上げるのに1時間を要した。 こうして申請書を受理してもらい、なんとかお金を払うことができた。期間内に払えば何でもなかったのに随分手間取ってしまった。気をつけなきゃ。
2004年07月09日
コメント(0)
図書館で来週の中世卒論演習で扱う論文を探す。中世から近世で義経像はどう変化したのかを調べてみようと思った。 調べながらいろいろなことが頭を過ぎる。義経って「判官物」というジャンルができるくらい人気があるわりには実際に「判官物」の中で活躍しているのは義経の従者たちであって義経ではないんだなとか、義経って前半では自ら率先してやるところに特徴があるのに後半は守られてばかりだな、とか。そしてそう考えた時に千本桜の義経はどうなんだろう……などなど。とはいうものの「義経千本桜」という作品は合作(作者が3人いる)なので、果たして義経像が首尾一貫しているかどうかもわからない。本当に合作って難しいと思う。ただ「義経千本桜」は合作、しかも作風の全く違う作者たちが組んだからこそ当りを取った作品だと思う。千本桜の面白さの秘密もきっと合作という創作方法にある。 相変わらず先は見えないけれど、卒論に関していろいろと考えをめぐらせたという点では有意義な一日であった。
2004年07月08日
コメント(0)
近世卒論ゼミで発表。昨日の夜中にやっと論文を読み終え、長~~~い論文を要約してパソコンに打ち込んだところで今朝の五時。私見を書こうとするのだが寝不足で頭が回ってくれない。でも頭が回ったところでまともな私見は書けなかったと思う。今回の論文には私がやろうとしていたことを「そんなの意味ないよ」と否定されたような気がした。一体私は卒論で何をしたらいいんだろう?もしかしてテーマがなくなってしまった!? 発表について先生から「要約はいいとして、私見なんだけど、あなたはどこでオリジナリティを出したいの?」とのコメントをいただく。逆にこっちが聞きたい。私は一体どこでオリジナリティを出したらいいんでしょう? 先生からは同じ作者の戯曲を読み漁るように言われた。とにかく貪欲に求めていかなければならないと思う。求めていけばおのずと道は開けると思うから。
2004年07月07日
コメント(0)
7日の近世卒論ゼミでの発表に向けて論文を読み始めた(遅い……)。先生から薦められた論文なのだが、本を開いてびっくり。な、長い……!!今さらながらもっと前から見ておけばよかったと後悔。読み終わらなければ要約すらできないぞ。 ちなみにつまらない論文を延々と読むのは苦痛でしかないのだが、今回の論文はなかなか面白いのが救いである。
2004年07月04日
コメント(0)
ねこっぽvsコンピュータウイルス 2日目。今日もひたすら消しては「えっ!?何で消えていないの!?」の繰り返し。いいかげんに嫌気が差してきた。しかもコンピュータウイルスに構っていたらなぜか私自身が風邪を引いてしまったらしい。冗談じゃないって。私自信がコンピュータウイルスに感染したのか(泣)!? 夕方になり、今まで使っていたものと違うウイルス駆除ソフトをダウンロード。そしたらあっさりとウイルスが駆除できた。嬉しい反面「今までの私の苦労は何だったんだ…」というのが少々……。でも最終的にパソコンが正常に戻ったんだからめでたしめでたし。それにしてもウイルスに感染すると本当に大変!みなさんもウイルス対策をしっかりとされたほうがいいですよ。
2004年07月03日
コメント(0)
今日は自主休講しました。というのは、昨日、買ったばかりのサンダルを履いて学校に行ったのですが、かなり足に負担が掛かったようで、両足にタコができるは腫れあがるはで歩くのが辛い状態になってしまったのです。普段スニーカーばかり履いている私がいきなりサンダルを履いたため、履き心地に落差がありすぎて確かに辛かったのですが、まさかここまで大変なことになるとは思いませんでした。結構お気に入りのサンダルだったのにな。というわけで今日はなるべく歩かないようにして一日を過ごしました。 ところで最近パソコンの調子がおかしかったんです。やることなすことがとにかく遅くて。おかしいなぁと思い念のためウイルスチェックをしてみたら……なんと感染していた!!(注:この日記を記入した時点では既にウイルスを駆除しています。ご安心下さい。)今まで一度もウイルスに感染したことのない我が家のパソコンがとうとうウイルスに感染してしまったのです。しかもよりによってウイルス駆除ソフトが効かないウイルスだったんですよ。というわけでウイルスに感染したファイルをひらすら消さなければならなくなってしまいました。眠い目をこすりながらファイルを削除するんですが、消したはずのファイルがなぜか消えていなかったりしていつまで経っても終わらない(泣)。ウイルスとの戦いは明日も続く……。
2004年07月02日
コメント(0)
いよいよ7月。前期試験やらレポートの話もちらほらと聞かれるようになりました。今年は卒論に向けてのレポートもあるのでいつもの7月と比べて少し気が重いというのが正直なところ。それにしても来年の今頃私は何をしているんだろうなぁ…(泣)。 さて今日は中世の卒論ゼミに参加。他の人たちの発表を聞いてすごく焦りました。彼女たちはきちんと自分でレールを敷いて、そのレールの上を着実に進んでいるという印象を受けました。一方の私はなまけものなのでレールも敷かず、気が向いたら目についた資料を読むという程度。全然積み重ねがない。すごく差を付けられている。ゼミに参加しているのが辛かったです。もちろん自分が悪いのだけれど……。 午後は教育実習の反省会がありました。話を聞いたところみんな充実した3週間だったようです。「この3週間を経験して、前より強くなった」という話を多く聞きました。私も同感です。ほんの少しは強くなれた気がする。「3週間を乗り切った!」という自信が自分を強くしてくれたように思います。
2004年07月01日
コメント(0)
全23件 (23件中 1-23件目)
1


