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都会ではコンクリート環境になりつつある昭和30年代まだ 地方の道路は土のままだったのです。隣りのよし子ちゃんの歳の離れたお姉ちゃんが真っ赤なハイヒールを履いて都会から帰ってきました。踵を土にズブズブ刺し込みながら 土と葛藤しながら家まで辿り着きました。ハイヒールは言わば昭和の象徴です。ラッシュアワーに揉みくちゃにされながらそれを履き、平然と足早に都会のオフィス街を歩く女性は兵(つわもの)に見えて少女の憧れそのものでした。太田裕美さんの 赤いハイヒール という曲木綿のハンカチーフ に継ぐ1976年のヒット曲です。この年代、都会と田舎の差が極端に隔たりがあり都会の艶やかなものは、軽く人を狂わすなどと・・・そういった風潮があったのです。詞に出てくる主人公の女の子は、まず赤いハイヒールを買ったのです。前図の女の子だったのですね、きっと。ハイヒールという靴の歴史は17世紀後半 ルイ14世 がそれを履き広めたそうですね。ルイ14世は身長が低いというコンプレックスがあり国王としての威厳を強調したいがためだったそうです。その頃のフランスは、街が糞尿で汚かったからそれを防御する目的もあったようです。素足で汚れた床や、濡れた床を歩くときつま先歩きしますものね、納得 納得。
2022.01.25
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まだ住宅の建物は 圧倒的に平屋建てが多かった昭和30年代 木造で、すきま風が通り抜けるのが当たり前で戸を閉めても その家庭内の様子は外に筒抜けでした。 もちろん人そのものもプライバシー (日本ではこの言葉 存在しなかった) などそっちのけです。 家の手伝いをするのが義務の子がそれを怠ると すぐ かっとなる親は夕方喚き号んだのです。 冬を除いて ガラス戸や障子は外に向けて 開けっ放しの事がほとんどです。 夫婦げんかが定番の家は ちょっと声が響くとこどもは怖いもの見たさで駆けつけます。 さすがに大人は場都が悪くて 観戦は控えていました。 家屋から大声を発するもう一つに 日本酒より安価で度数の高い焼酎を愛飲していた お酒好きなお父さんの存在がありました。 アルコールが入ると人格が相反し 極度にアグレッシブになるお父さん 子どもたちにとって見ていて一番怖かったかもしれません。 (大人になったら、酒は飲みたくないなあ・・・) と思ったのでした。
2022.01.14
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