全2件 (2件中 1-2件目)
1
3月ももうすぐ終わり。3月はたった一回だけブログを書いただけだった。書こうかなって思ったことは何回かあったけれど、いつのまにか時が経ってしまった。ここ一か月くらいで書こうと思った内容は1、大阪医大に行ったとき、だいぶ息子の調子が悪かった。中耳炎事件のすぐ後だったので寝不足が原因もあったと思う。呼ばれても椅子から立てない状態だった。いまだにつづく息子の体調の悪さを見てT先生にお母さんの心が揺れているからかもしれないと、私の気持ちを毎日メモする紙をもらった。その時なんか違うなって感じたこと。2、娘が春休みに帰ってきてたくさん話したこと。娘の息子に対しての気持ち。自分が中学だったときの思春期の揺れる気持ち。弟になにか自信を持たせてあげたいと真摯に考えてくれているのが感じられてうれしかったこと。3、別れと出会いのある季節。今年も5人の中3生が私の教室から卒業していった。すばらしい進学校に進んでいく子たちを前にうれしい気持ちの後ろに見え隠れしているあまり見せたくない自分。先の見えない息子の将来を考えて知らず知らずのうちに比べてしまう自分がいやになったこと。4、将来のことをまったく言わなかった息子。最近ぽつぽつと不安を漏らすようになった。「この頭痛ほんとにいつかは治るのかな。」「いつから学校に行けるだろう。」などなど。でも私からこの手の話をするときはいやがるので、自分から言い出すときだけ三つの言葉を守って聞いてあげるようにしていること。5、ときどきかかってくる実母からの電話。やっぱり孫のことが気になるようなので、娘と息子の話をする。娘の最近の様子を聞かれるので、相変わらずテニス命でバイトも自分の夢のために夜の11時過ぎまでがんばっているという話をした。すると娘をほめて、息子のことをふにゃふにゃとか言う。もっと違う言い方はないものかと「かちん」ときたこと。心配してくれるのはわかっているけど、、、私がもっと息子のいいところを話せばちがってくるのだろうか。普段の私は家族とも仲良く、犬たちに癒されて平和に暮らしていると思う。旦那が出張のときは息子と二人だけれど、その分夕方になると今でもたくさんの子供たちが英語を習いにきてくれているのでにぎやかだ。息子の担任の先生ともよい関係ができてるし、英語を習いにきてくれている生徒さんたちもみんないい子たち。世間ではモンスターペアレンツがいるっていうけど、生徒さんのお母さんの何人かは息子が病気になってから手紙をくれり声をかけてくれたりして、励ましてくれるいい人ばかり。私自身が健康でこうして暮らせることもありがたいと思う。明日も笑顔で過ごせますように。
March 28, 2009
コメント(18)
もう3月の半ばに近付いてきた。最近特に時が経つのがすごく早く感じる。一日一日を大切に過ごしていきたい。先月の息子の中耳炎も最初の一週間は、毎日耳鼻科に通ったけど腫れもずいぶんひいて痛みもなく、今は一週間に一度行くだけとなった。薬と通院であんなにひどかった中耳炎も治るんだなとあらためて思う。鼓膜の破れもだんだん回復していくという。普通の病気はやっぱり10日くらいでなんとかなるのだなあ。こういう病気と違って起立性調節障害は回復が遅いことが本人や親を悩ませる一番の理由なんだろうと思う。昨日は美容関係の集まりがあった。6年半前にそこを知ってそこでのアドバイスで11キロ体重を落としたことがある。今でもちょくちょく体重が増えるとそのサロンに行っている。その時に比べると意思が弱くて今はうまく体重は減ってない。20人から30人くらいの集まりだったのだけど、そこで体型を維持している秘訣を簡単にスピーチしてほしいと頼まれた。(厳密には維持はしてないのだけれど)そこのチーフとはもうすっかり仲のいいお友達みたいになっていて用事がないかぎりことわれない。無料でマッサージ(普段自分では手の届かない背中と足)もやってもらってますます断れなくなって結局引き受けることになった。9品目の食事のこと、体重チェック、自分にあった運動などの話をすることにして、簡単に前の日に原稿を書いていた。ふと息子の病気のことを知ってもらうのもいい機会かもしれないと考えた。でも実際に悩んでいるお母さんたち以外のところで話すのは初めてだ。なんと思われるかなあ。やっぱりやめようかとすごく悩んだ。結局私の場合は息子の病気だけれども、誰でも人生いろんな壁にぶち当たる。悪い事件に巻き込まれたり、家族の病気だったり、自分自身の体調不良だったり。でもそれに負けないように体も心も健康でありつづける努力はしたいし、よい人生を送りたい。家族や周りのみんなに明るいエネルギーをあげられるようになりたいとスピーチした。その後軽食があった。何人かの人に声をかけられた。「実は私バツイチで一人で子育てしてきたの。」とか「いつも笑顔なのでそんな悩みがあるなんてぜんぜん知らなかった。息子さんの話は涙でそうだったけど私もがんばらなきゃって思ったよ。」とかうれしい反応も。もと高校の家庭科の先生もいて「去年夫を亡くし今独居老人なっちゃった。犬も死んじゃって夜涙が止まらないときがある。でもこういう場で話を聞くと元気がもらえる。」とも打ち明けられた。みんななにかを抱えている。当たり前のように過ごしている日常も明日になったらそれはあたりまえのことではなくなるかもしれない。でもどんなつらい現実でもこころのあり方によってマイナスを少しプラスに変えられるかもしれない。人生悪いことばっかりじゃ決してないしね。今いろんなことをかかえているすべての人たちにエールを送りたくなった。もし息子が病気になっていなかったら、悩んでいる人に対してこんなに優しい気持ちになれなかったかもしれないなと最近思う。息子の病気は私が人間的に成長するための人生の中のハードルなのかもしれない。いつかそれを少しでも上手に飛び越せるようになれたらいいな。
March 8, 2009
コメント(12)
全2件 (2件中 1-2件目)
1