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本屋さんで立ち読みしていて心に残る詩をみつけた。普段、詩を読む機会はそうないけれどたまにはいいなあと思う。映画、詩、スポーツ鑑賞 本 出会い 再会。感動は自分の周りにまだまだ沢山ある。 地下水 チーズと発音すれば 笑い顔をつくる事ができます でも ほほえみはつくれません ほほえみは気持の奥から自然に湧いてくる泉ですから その地下水の水脈を持っているかどうかなのですから めったに笑わない顔があります でも澄んだきれいな眼をしています いつも遠くをみつめていて なんだか怒っているような表情です しかし彼は怒っているのではありません 地下水の水脈に水を溜めている最中なのです 水が満たされて 彼がほほえむのはいつの事? 誰に対して?たぶん そのために 明日がありますーーーーー最後の一行にキュンとした。たくさん食べて良く寝て、たわいのないことに笑っている息子をみてごく普通のことのなかに最高の幸せがあることに気づく。水が満たされたあと、ほほえんでもらえる一人でいられることが素直にうれしい。
September 24, 2012
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日曜日の今日も息子は図書館で勉強中。お休みの日は家にいて勉強しようと思ってもパソコンの誘惑に負けてしまうのだそう。勉強している科目が偏っているとはいえ、あれだけ勉強していれば、現役でどこかの大学に入れそうだと思う。私の本音はどこでもよいから息子の勉強したい学部におさまってくれればいいと思う。いけないと思いながらも時々そんな本音を息子に思わず漏らしてしまう。そうするとたいてい怒られる。なんで応援してくれないのかって。中学、高校とぜんぜん勉強しなかった(できなかった?)分、やれるだけのことをやった後に入れる大学に行きたいという。そうか一年?二年?浪人生。だたずうっと勉強だけしなくちゃいけない年月。辛いだろうなあ。大変だろうなと思う。いまだに息子に楽な道を歩いてもらいたいと思う私。懲りないなあ。昔から、娘はほったらかしですべて自分できめてきたことも体が弱い息子には違ってた。起立性調節障害という病気になってからはますますそうなった気がする。変わらない私。でも息子は自分で考え、自分で決め出した。いつまでも体調不良の体の弱い男の子ではもうないのだ。野生動物の世界では弱い個体は早々と淘汰される。毛色の違う個体も排除される。でも人間は野生動物とは違う。違いを個性ととらえ、弱者を受け入れその個体を生かすことができる。人間にはほかの動物にはない叡智がある。数年前に見た映画の中で西田敏行演じる動物園の園長がこんなことを言っていた。体調不良に苦しむ体の弱い息子に悩んでいた私にはとても心に響いた言葉だった。体の弱いことだってそれは息子の一つの個性。決して排除されるものではないんだ。いつかきっと息子の個性を生かすことができる。体が弱いだけじゃなく、忍耐強いし、凝り性で人の気持ちを思いやれる優しい子なんだから。
September 12, 2012
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娘は今オーストラリアで教育実習に行っている。3週間ほどの予定だ。 大学から初めての試みで現地の小中学校で日本語を教えるお手伝いをしている。 8月の末、教職の試験とこの教育実習の準備が重なり行く前はとても忙しそうだった。無事に出発したと思ったら、現地では朝7時から5時まできっちり実習があり、毎日レポートを書かなくてはいけないそうだ。 ときどきは愚痴はでることもある。でもすべて自分がきめたこと。 それを聞いてあげるだけが今の私のできることかも。 娘はなんでも自分で決める。 二年前に一年休学して留学に行くのも決めたのも、歯を矯正するのを決めたのも一人暮らしをやめて自宅通いにしたのも。 うまくいかなくなった時も、思うようにいかなくなったときも愚痴だけ私にこぼしてくる。 歯の矯正は一ヶ月毎にブレスを付け替える。その後2,3日が相当痛い。でも歯並びをどうしても治したいと言いだしたのは娘。やめときゃよかったって思っても自分が始めたこと。 自分で決めたことが、失敗したこともうまくいったこともある。 そんなことを繰り返して娘はだんだん一人前になってきたんだなって思う。あっという間にもう22歳。まだほんの小さかったころ、靴を履くのもご飯を食べるのもなんでも自分でやりたくていつも「じぶ~ん。じぶ~ん。」って叫んでいたころがなつかしい。 娘に教えられることも多い。娘を見ていると「教える」ということに対しての最初の頃の情熱が今の私にはない。いろんな面でもう追いこされてるなあ。 英語だけはなんとか娘に抜かれないようにがんばってきたけれど それももう時間の問題のような気もする。 うれしいようで淋しいようで。
September 3, 2012
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