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やはりどうしてもビールが美味い季節になってきました。ウチの娘は餃子を作るのが得意で実際ジューシーで旨いのですが、餃子などはやはりさすがに日本酒よりはビールの方が合いますよね。餃子はだいたい20個は食べますから、大量に食物を胃に送り込む時はビールがいいようです。さて、近所のスーパー「オオゼキ」でキリン・ハートランドを260円位(500ml)で売っていたので購入しました。自分で瓶ビールを買うのは本当に久しぶりでしたが、飲んでみて「やはり美味いなあ・・」と思いました。ハートランドの美味さと、瓶ビールの美味さが相乗効果で、かなりの高得点です。ビールは飲むときの気候や体調、ツマミなどによって大きく影響を受けますので、その点を考慮するにしても、500mlのロング缶ビールよりむしろ安いくらいでしたから、再び安売りがあったら購入します。ただ、瓶ビールは重いのが難点。だから酒屋さんの配達は伝統的なのだけど・・・。
2009/06/29
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「天下の美酒」「まぼろしの銘酒」などと讃辞をうけた「加賀の菊酒」を標榜する菊姫が、「菊酒」という名をラベルに入れた時点で、いかにこの銘柄に思いを込めているかがうかがわれます。大吟醸同様の造りで一升瓶5000円の商品ですが、それの荒走り版で5500円ということだから、いったいどんな味なのだろうか。なお、加陽とは「加賀の南」の意で、まさに菊姫合資会社の所在地である白山市鶴来新町辺りを言うのでしょう。菊姫らしく原料米は兵庫県吉川町産特A山田錦、それを55%まで精米している点は、火入れの加陽菊酒と同じ。でもこの荒走りは菊姫らしさはそんなに感じさせず、目を瞑って飲めば菊姫とは当てられないでしょう。もっと言えば、荒走り或いは生酒が好きの人はこの価格を出さなくても、ほかに色々と楽しめる選択肢があるのではと思いました。
2009/06/25
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「瓶燗一度火入れ 低温瓶囲い 大吟醸原酒 まんさくの花 超限定 大吟醸45%」というラベルで全てを語っているようです。700円という紙も貼ってありますが、これは東神奈川「一休」での一杯の値段です。一升瓶が3150円の酒ですから、まあ普通の価格設定でしょうか。この酒、原酒という表示ではありますが、とても上品で飲みやすく、スッキリ・スルスルと口の中を入っていってしまいます。といって別に水っぽいものではなく、旨味もしっかりと感じさせてくれます。1年間の低温熟成のなせるワザでしょうか。山田錦を麹米、美山錦を掛米に使用し、精米歩合45%で、日本酒度+4、酸度1.4、アルコール度17~18度に仕上げています。限定だから、もうあまりないかもしれませんが、結構気に入りました。
2009/06/22
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JR東神奈川駅前の「一休」という蕎麦屋さんはご存知でしょうか。創業45年の趣きあるたたずまいですが、日本酒好きは知る人ぞ知る「銘酒酒場」です。ここのご主人が酒好きで、気に入った酒をどんどん仕入れて店のメニューにしたようです。蕎麦屋は江戸時代より、飲み屋としての機能を果たしましたから、酒のラインアップを揃えるのも本来自然の成り行きなのでしょう。写真は今月のお店のお薦め地酒。これ以外にも数十種類の酒があり、注文に迷って時間がかかります。1回に出される酒量は約160mlで、多くもなく少なくもなく。ただし、「お通し」代がないので、トータルで最後の勘定の時は「安い」と感じました。友人と行って数多くの種類の酒を飲みましたが、途中からカメラで飲んだ酒を納めました。その中の一つ、蓬莱泉「和」純米吟醸。蓬莱泉は東海地方で人気の酒で、銘柄によっては入手困難ですが、この「和」純米吟醸は比較的手に入れやすい。でも味わいはやはり蓬莱泉らしく、心地良いフルーティな香りが、爽やかな酸味と甘みのある米の旨味と相まって、スルリと何の抵抗感もなく喉を通り過ぎていきます。麹米は山田錦、掛米はチヨニシキで、これらを50%まで精米し、アルコール度15~16、酸度-4、アミノ酸度1.6に仕上げていますが、スペックほど甘さは感じません。裏ラベルに書いてある「和醸良酒」。「良いお酒を醸すには、蔵人が心を一つにして取り組む、という意味で杜氏も常に口にする言葉。共になし得た事を喜び合い、その労を讃え合う。酒を酌み交わす場はこのようでありたい。和をもって醸し出された酒は、人と人との和やかな絆をも結び合う。」と記載されています。ここから「和」という銘柄が生まれました。
2009/06/18
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スーパーなどで良く見かける酒。特製グラス付き898円で売っていたので衝動的に購入しました。「ヌーベル」という“古いものを基とした新しさ”のコンセプトがどういうものか、前から少し気になっていたのも事実です。(写真を撮り忘れていたので、これでご勘弁下さい。)栓は金属のスクリュー式ではなく、コルクの蓋式です。開ける時に「パカッ」といい音がします。ヌーベル特別本醸造酒は、「モンドセレクション」のスピリッツ・リキュール(Spirits and Liqueurs)部門で2008年「金賞」を受賞したということですが、「モンドセレクション受賞」の酒類は数多くあるので、どのくらいの出品数でどのくらいの入賞率なのか知りたいところです。「洗練された香りと軽快な味の切れが特徴」ということで、飲みやすい酒であることは間違いありません。家で独りで晩酌しながら飲みましたが、料理の邪魔をすることはありません。スペックは、日本酒度+1、酸度1.3、アミノ酸度1.4、アルコール度15度ですが、開栓してから10日以上経って飲むと、少しアルコール感が強くなってやや辛くなるような気がします。今回は試しませんでしたが、燗づけした方が味わいが引き立つかもしれません。わたし的には同じヌーベルだったら、きっと「純米」の方が好みだと思います。(飲んだことはありませんが、恐らく間違いないでしょう。)さらに「ヌーベル月桂冠 純米酒」を自分で買うのだったら、「すべて米の酒パック」で充分だと思います。こういうブログでパック酒を買って飲んでいることはあまり言いたくなかったのですが、最近近所に出来た「マイバスケット」というイオン系の小型スーパーで、1.8リットル1180円で売っていたので、これも衝動的に買いました。(希望小売価格は1643円)ヌーベル月桂冠 特別本醸造が空になったので、こちらの「すべて米の酒」を開けて飲んだら、やたら美味く感じたのでした。この香りに好き嫌いはあるかもしれませんが、月桂冠独自の開発酵母で醸した純米系は結構好きです。さて、一升分のパック酒をどのくらいで飲み干すか分かりませんが、その間の味と香りの変化もチェックしたいと思います。
2009/06/15
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100% Pure Unfiltered Barrel Aged Whisky だそうで、ほこり等を取り除くだけで一切濾過もせず何も添加しない(水も)ウィスキーだから、「ピュア・アンティーク」という名前なんですね。アメリカ・ケンタッキーの The Pure Antique Distillery で造られています。(某ネットショップで9990円)アルコール度51.3度ですが、ひと晩にだいぶ飲んでしまいました。テイストはやはり濃いめで、どっしりがっつりバーボンの香りとパンチを与えてくれます。濃いアルコール飲料がダメな人は無理かも。こういう酒は何かで割ってしまったら意味が無いですものね。一緒に封切りして飲んだ38歳の酒に強い男性は、「これ、最高に美味いっすね!!」と気に入って、ストレートで何杯も飲んでいました。私が日本酒とか他の飲み物に移っても、Pure Antique ばかり飲んでいました。なんとなく彼もほろ酔いで機嫌良さ気になってきたので、お開きとして別れましたが、彼は結局私のところを出て100mくらいで歩けなくなり、五反田の居酒屋のお兄さん達にお相手してもらいながら(なぜかデジカメに彼らとの写真が残っていたから判明したことで、その時点ですでに記憶なし)、その後タクシーに乗せられたようでした。午前4時ごろ気がついたら、千葉県の自宅近辺の路上で寝ていたとのこと。幸い貴重品の紛失はなかったので良かったです。彼は私の知る中でも5本指に入る酒豪でしたので、翌日その話を聞いてビックリしました。ただ彼は「ベスト5に入る」という私の誉め言葉が気に食わなかったようで、最低でもベスト3、出来ればナンバー1に輝きたかったので、かなり無理をして飲んだのかもしれません。いずれにせよ、美味い酒を飲むと得てしてこういうハプニングが起こるものです。彼が飲んだ Pure Antique の量は、51度のアルコールをボトル半分位飲んでいるのだから、焼酎に換算するとボトル1本、日本酒で6合(1リットル強)くらい、ワインでボトル2本くらい、缶ビールで10本くらいですから、本来つぶれるほどの量でもないかもしれませんが、水を全然飲まなかったから一気にアルコールが効いたのでしょう。急性アルコール中毒ですね、注意しましょう。
2009/06/11
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東秩父の端、官ノ倉山へハイキングした帰り道に、小川町の晴雲酒造へ寄りました。官ノ倉山・石尊山は低山ですが、関東平野と秩父連山の境に位置しているため、眺望はなかなか良いものがあります。視界が良ければ富士山、赤城山、谷川岳も見えるとか。晴雲酒造は東武東上線・JR八高線の小川町駅より徒歩10分位の場所に位置しています。小川町は秩父山系を源とする水系に恵まれ、上質な和紙の里として有名です。それと街を歩いているとやたら「うなぎ」屋さんの看板を見かけます。「武蔵の小京都」を謳うだけあって、落ち着いた街並みです。晴雲酒造の入口。東京では「晴雲」はあまり有名ではありませんが、結構蔵を訪れる人が多く、店頭で購入していきます。地元の人も買いに来るのだろうか。自社製品の販売カウンター。この蔵の仕込み水「玉の井戸」は来店客も自由に飲めます。喉が渇いていたので、ちょうど助かりました。小川町全体で「無農薬栽培」に力を入れているので、この蔵でも無農薬米を使用した「自然酒」に力を入れていますが、わたしはコスパの良い純米吟醸を購入しました。4合瓶で1020円です。酒米は「さけ武蔵・彩のかがやき」を使って、これを60%まで精米し、日本酒度+1、酸度1.5、アミノ酸度1.0、アルコール度15度に仕上げています。飲んだ印象は、最初のひと口を含んだときはスキッとしたライトな感覚でしたが、あとから旨味が上がってきて、単なる飲み口の良いスッキリ系ではありませんでした。それでもそんなに純米っぽくなく、特別本醸造を飲んでいるような錯覚を私も友人も覚えましたが、価格を考えればグッドです。
2009/06/08
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いくら飲み方自由とはいえ、森伊蔵や魔王ばかり飲んでいるのも卑しいので、それぞれ2,3杯飲んで他の銘柄に移ります。前回お伝えした「薔薇の贈りもの」は大海酒造の焼酎で、バラのツボミを芋と一緒に仕込んだものだそうです。そういう知識はなかったので、飲んでいるときは薔薇の香りに気がつかなかった・・・。さて、次に飲んだのが神川酒造の「瀞(とろ)とろ」。象形文字のようなラベルのデザインは、数ある銘柄の中でも目立っていました。「とろとろ」というと、舌の上をとろりと流れていくような飲み口を想像しますが、「とろ」とは鹿児島弁で「良い」という意味だそうです。それと川の流れの有様を表す「瀞(とろ)」。関東だと秩父の「長瀞」なんかは有名ですね。この黄金千貫と黒麹を使った芋焼酎は、香りも芋っぽくてガッツリくるタイプですから飲み応えがあります。いいんじゃないでしょうか。次は「蒼々」で大海酒造の造り。この紅乙女と「寿鶴の温泉水」を使った昨年からの新商品は、まろやかな甘みとスッキリとした飲み口で、結構いけてしまいそうです。さてお次は八木酒造の「八千代伝」。白と黒があります。もちろん、白麹と黒麹の違い。杜氏歴50年の吉行 正己(よけ まさみ)の手によるものだそうです。香り、コク、キレともにバランス良いのではないでしょうか。こうして飲んでくると、大隈半島の芋焼酎はそれぞれ個性豊かに旨さを主張していて、どれが良いとか悪いとか言うのは大変失礼で、「自分はこれが好き!」というのが一番素直な気持ちの表し方ではないでしょうか。そのほかにも飲みましたが、写真を撮っていない!加えて、この試飲会の冒頭に幹事から、「前回の会では救急車を呼び出す事態となりました。皆さん、決して飲み過ぎないように!!」との強いお達しがありましたので、森伊蔵、魔王を含めてまだまだ余っていましたが、仕上げの蕎麦を喰うこととしました。豊後高田産手打ち蕎麦ですが、さすが会場が蕎麦屋さんだけあって、これも美味かったなあ!さて、この試飲会は最後に必ずお土産のジャンケン会があります。蔵元のグッズと残った焼酎が配られますが、ジャンケンで勝った順に好きなものを選べます。酒はいつでも買えると思ったので、私は大海酒造のTシャツをもらいました。同行した友人は「瀞(とろ)とろ」の7割がた残った一升瓶をゲットしましたが、その後用事があるので持って行けないとのことで、私にくれました。これは家で飲んでもいますが、チャーシューを作る時のタレに入れると、とっても美味しく出来上がります。(豚肉は肩ロースの塊りがお勧めです。)なお、参加者20名ほどの試飲会でしたから、全員にお土産は行き渡りました。幹事は優しい人で、ジャンケンで一番負けた女性に、なんと封切り前の「森伊蔵」を渡していましたよ。5000円会費の満足感は全員高いものだったようです。
2009/06/04
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「品川の味と本格焼酎の会」に久しぶりに行ってきました。会場は大井町の「更科蕎麦」さんです。会費は5000円ですが、今回のテーマは「大隈半島の蔵」なので、森伊蔵、魔王などが飲み放題です。大隈半島の本格焼酎は具体的には、森伊蔵酒造(極上、森伊蔵)、白玉酒造(魔王、白玉の露)、八木酒造(八千代伝黒、白)、大海酒造、神川酒造、若潮酒造、小鹿酒造になります。それに豊後高田産手打ち蕎麦食べ放題と各種酒肴が用意されるという内容ですから、参加しない理由を見つけることが難しいくらいです。本格厚揚げやクリームチーズ豆腐、味噌など抜群の酒肴でした。最初の一杯は「極上森伊蔵」。これは流石に飲み放題ではなく、1杯だけですが、良く入手したと思います。販売は4合瓶のみで、定価5000円ですから、文字通り高級芋焼酎。以前は「極上の一滴」でしたが、今は単に「極上」になったようです。地下洞窟に3年間貯蔵されたこの至極の芋焼酎は、まろやかな口当たりでスルーッと喉もとを流れていきます。もちろんストレートで飲みますが、怖いくらい飲み口の上品な、かつ優しい香りがほのかに立ち上る「極上」焼酎ですから、もしも「いくらでも飲んでいいよ」と言われたら、1本空けてしまうかも・・。これをどこかの料飲店で飲んだら、1杯相当な値段を取られるでしょうね。逆に、「芋臭さ」に喜びを見出す人にとっては物足りないかもしれません。参加者にそのようなコメントをする人もいました。さて、2杯目は普通の「森伊蔵」。「極上」を飲んだあとでは、さすがの森伊蔵もやや感動減退。と思いながらも貧乏人根性丸出しで、もう一杯自分でグラスに注ぐ。次いで「魔王」。周りを見ると、皆さんだいたいこの順番で飲んでいるようですが、20人程度の少人数試飲会ですから、すぐに無くなるようなことはありません。「魔王」もなみなみと2杯目を飲みました。隣りに座っていた人が、「薔薇の贈りもの」が美味いというので、飲んでみます。ネーミングとボトリングとは裏腹に、しっかりとした芋焼酎の味そのものです。結構いけます。(続きは次回木曜日に。)
2009/06/01
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