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※推敲_後半部分です...『†Princesse du sang†』 月ノ章 0-00【屍族】b月ノ章 0-00【屍族】b―ミュークSIDE― 「幾分大人気なかったようじゃの。 それに、商王殿もこのような無駄話をする為にワチキを招いたわけでもあるまい?」 「い、いえ……。 貴女が故国を捨て、この西大陸を見聞してまわっているとの噂を耳にして以来、ぜひとも一度お話をと思い―――」 徹底して体裁を取り繕うヘリソンに苦笑するミューク。 「ふむ…。 じゃが、このバールペオル大陸は屍族の支配から解き放たれて久しい。 無様に生き恥を晒しているワチキよりも其方たち人間のほうが何かと詳しいじゃろう。 遠まわしな物言いは好かぬ。 話があるなら単刀直入に申されてみよ」 ヘリソンの額には尋常ならざる量の汗の粒が浮かんでいた。 彼は困ったように傍らに座る人物へと視線を移す。 「ミューク・ウィズイッド様。 貴女は現実主義者であれるようだ。 ヘリソン様、ここは正直にお話された方が得策でありましょう」 その人物は素顔を隠すように奇妙な仮面を被り、細身の長身をゆったりとした上衣で包みこんでいた。 簡素な身形だが、この男が高貴な身分の人物である事は、僅かな所作から窺い知れた。 その素朴な装いも自らの身分や素性が知れる全てを排除した結果であるのだろう。 「う、うむ…確かにそのようだ―――だが……」 ヘリソンの口調は如何にも釈然としない。 彼自身、なにか逡巡することがあるようだ。 僅かな―――彼にとっては無窮に感じられたであろう時を費やして、その迷いを振り払うように大きく息を吐くと、両手を強く握り締める。 「わ、我々は貴女の……屍族としての特異な『力』を必要としているのだ」 「ふむ」 屍族との接触は教会の法で禁じられている。 そのような危険を犯してまで接近してきた彼らの思惑にミュークは少なからず興味を抱いていた。 この招待を受けたのもただの気まぐれではない。 「じゃが、其方たちは何か勘違いしておられるようじゃな。 ワチキが素直にお主達人間の願いを聞き届けるとでも思っておるのかや?」 ミュークは嘲るように周囲を見渡す。 「む、無論、謝礼は弾ませていただきましょう。 金銭に黄金、宝石望むがままですぞ―――」 我が領分を得たりとヘリソンは得意気にその短い両腕を左右に広げた。 金銭さえ積めば、全てが意のままに運ぶと考えていたのだろう。 それを見通したミュークは物欲に塗れた醜い魂に吐き気を覚えていた。 「つまらぬ」 「そっ、それでは、どのような形をお望みか?」 虚をつかれたヘリソンは狼狽を隠せず、円卓に身をのりだしていた。 「それは商王殿自らで考えるがよかろう」 冷たく突き放した物言いに、ヘリソンは鼻白んだまま答えに窮してしまった。 「さすがに一筋縄ではいかないようだ。 この場は私が引き継ぎましょう」 仮面の人物が横合いから再度口を挟む。 表面上は恭しくヘリソンに謙ってはいるが、この場の主導権を握っているのが、この仮面の男であることにミュークは薄々気がついていた。。 豪奢な細工の施された天窓から洩れる月明かりが照らし出す仮面の下、その陥没した眼底から発せられる視線に、尋常ならざる強靭さを宿していたからでもある。 「仮面の君よ。 其方は客人に対し、その顔を隠さねば非礼になるほど醜悪な相貌をしておるのかや?」 痛烈な皮肉である。 身分を明かせない理由がある事を察した上であるのだから尚更だ。 「これは手厳しい。 しかし、素顔を見せぬのは信頼の証。 何より私の素性を知れば、貴女に危害が及ぶと考慮したからです」 仮面の男の言葉に偽りがないことはミュークにもわかっていた。 無論、男が指す“信頼”とはミューク自身にではなく、その“力”にこそ向けられているのだろうが――― 「そのようじゃな。 其方はワチキが継ぎし“血統アルカナ”の『力』をよく存じているとみえる。 じゃが良いのかの? 商王殿は如何にも無防備じゃぞ。 其方からお主の正体を“視る”事もワチキには可能じゃ」 ミュークの鋭い眼光がヘリソンを射抜く。 室内に鈍い音が響き、毛足の長い絨毯の上で無様に這い蹲るヘリソン。 その両眼には人間が屍族に抱く根源的な恐怖が宿っていた。 仮面の男は片手をあげ給仕の娘を呼び寄せると、 「ヘリソン様はご気分が優れぬご様子。 すぐに私室の方にお連れしなさい」 仮面の男はヘリソンが這う這うの体で退席するのを見届け苦笑する。 「面倒なことじゃな」 ミュークが誰にともなくそう呟く。 「彼には私の後見人としてこの場に同席して頂きましたが、気の毒な事をしてしまったようです」 仮面の男が傷心を装っているのは明らかだった。 「まぁ、良い。 して、ワチキの『力』を必要とは如何なる理由でかの?」 「それは貴女の返答しだいでお話することになります」 ミュークはこの会談の行方をいぶかしんでいた。 秘密裏にことを遂行したい場合、最初に依頼内容を明かさぬのも常等手段であることは確かだが・・・ 「ワチキの受諾の有無がなければ話せぬ内容かや?」 「そうなりましょうか」 言葉を釣り糸にしての、心裡の探りあいを拒むように、仮面の男は円卓におかれた貴紅酒を盃に注ぐと、丁寧に勧めてくる。 貴紅酒は大陸北部の寒冷地帯でのみ生息するプリウスの果汁を発酵させた果実酒である。 天然に濃縮されたプリウスの果汁は、甘味と酸味が豊富で人間の血液と酷似した含有成分を持ち、屍族の吸血欲求を満たす代用品として広く知られていた。 しかし、貴紅酒はメナディルの法では禁じられた銘柄であった。 プリウスの実には多量の麻薬成分が含まれており、度を越せば飲む者を廃人にする。 ミュークは貴紅酒が並々と注がれた盃を口元にあげると、一気に飲み干した。 この塔に招かれてから、既に相当の量を嗜んでいる筈だが、彼女は平然としていた。 例え屍族であったとしても、摂取しすぎれば毒にしかならない貴紅酒を、自らの手で更に盃に注ぐと、不意に悪戯めいたことを企む子供のような笑顔をみせた。 「ふむ、面白くはないが、興味深いの・・・」 「?」 全ての感情を遮断していた仮面の下から、男の動揺に似た戸惑いの色が窺えた。 ミュークは目の前の男から発せられる不可思議な既視感に耽溺していた。 警戒と好奇心が綯交ぜになり、さらに興味を増長する。 「商王を傅かせる人間の腹の裡を知るのも暇つぶしぐらいにはなるじゃろう。 それに貴重な貴紅酒をこれだけ頂いている。 これで断れば非礼となろうしな」 ミュークは肩上で短く切り揃えられた栗色の髪を気だるげに掻き揚げると、 「では、その密事とやらの趣旨を窺うとしようかの?」 先程までの慎重さが嘘のように、興味深げな態度。 ミュークは茶目っ気を帯びる表情でにんまりとする。 仮面の男はミュークの態度を了承の意思と受け取ったのだろう。 満足そうに頷くと口を開く。 「アルジャベータの聖女を生きたまま囚えて頂きたい」 それは、ミュークの抱いた推量を遥かに超えたものであった。 このナイトクランを中心に、様々な人間の思惑や陰謀が禍々しく世界に渦巻こうとしていた。 ==============================================
2009/04/26

※【月ノ章】の全体推敲を開始致しました。話の大まかな展開は変化しませんが、文章自体はかなり改稿致しております。『†Princesse du sang†』 月ノ章 0-00【屍族】a月ノ章 0-00【屍族】a―ミュークSIDE― 黒真珠の塔――― それは西大陸最大の交易都市ナイトクランで生み出される富の象徴。 陸・海の貿易を統べる商人ギルド評議会を治める三大商王の一者、ヘリソン・マーロウの塔邸宅である。 塔の最上階、展望室を兼ねた談話室は奇妙な光景を展開していた。 異国情緒溢れる美麗な装飾を施された室内には三つの人影。 彼らは螺鈿細工の施された円卓を囲み、虚々実々な会話を交わしている。 「御身を賓客として迎えられることは、この身にとってこの上ない果報です」 内のひとり、年の頃四・五十ばかり、悪趣味なほど金銀珠玉でその身を飾り立てた上流階級と思しき男が謙った口調で話す。 塔の主でもある商王ヘリソンである。 その声には向かいに座る人物への畏敬と恐怖の念が入り混じっていた。 彼は落ち着かげな様子で禿げ上がった広い額に浮かぶ汗を何度も拭う。 「商王殿はその噂に違わぬ器量の持ち主のようじゃな。 異端者でもあり流謫の身でもあるワチキをその懐に抱き、このように歓待して戴けるとは―――フフフ……」 古風な言い回しで慇懃そうに返答するのはこの夜会に招かれた者。 綺麗な栗色の髪を肩上で短く切り揃え、白蝋の肌に綺麗な鼻筋。 一見少年のようにも見える面立ちであったが、紅い長衣の胸元が大きな曲線を浮き彫りしていることから、この人物が女性であることがわかる。 落ち着いた佇まいは理知的で精錬された雰囲気を醸しているのだが、常に物憂いな紅色眼と小さな身の丈がそれらを幼げな印象に変えていた。 「これはご謙遜を……。 ウィズイッド家と云えば、屍族の中でも名門中の名門。 彼の二十二家に名を連ねる血族。 ミューク様はその現ご当主であらせられる。 時が時ならば、この地に覇をなしていたのは……」 「ウィズイッドは同族である屍族達に裏切り者の烙印を捺されておる。 どのような帰結を得ようと―――その名は地に堕ち泥に塗れている筈じゃ」 ヘリソンの畏敬の言葉を軽く遮ると、ミュークは自嘲気味に微笑む。 過去、世界ロード・ムアの実質的な統治者であった屍族達は、ここ西大陸でも揺るぎない支配を築いていた。 当時、奴隷階級であった人類は服従と隷属を強いられ、屍族の所有物として扱われていた。 だが、常識や慣習に捉われない偏物者は何処にでも生まれるものだ。 前ウィズイッド家当主アルフォンヌ・ウィズイッド―――ミュークの実母でもある人物は人類と有益な関係を築こうと考えた最初で唯一の屍族だった。 彼女は辺境の未開地に逃れた人間たちを保護し、彼らに様々な知恵を授けた。 長い時を経て、そこには独自の文化や宗教が生まれる。 だが、それは屍族の過酷な支配に対する反乱を誘発する火種ともなった。 その熱は次第に大陸各地へと飛び火し、大陸全土を巻き込んだ血みどろの大戦へと発展した。 後に“聖剣戦争”と呼ばれる戦いの先駆けである。 アルフォンヌの抱いた未来は儚くも潰え、結果として北西大陸を支配していた大屍族達は駆逐されることとなる。 生き残った力ある屍族達も呪詛の言葉を残しつつ、東方世界へと逃れていった。 (―――ワチキには母上の考えは理解できぬ) ミュークは胸裡を占める重みに堪えかねたようにゆっくりと息を吐く。 ==============================================※半角一万文字を超えてしまったので分けます
2009/04/26

【†Princesse du sang†】シャルロット編も次回から2章に突入するのでそろそろ『月ノ章』の全体推敲をはじめようかと、ブログを覘いてみましたら┃壁┃◇。)!うーたんブログにマジック『87』が点灯しています(`・ω・´)キリッ
2009/04/26

気分転換に書庫verの背景を自作致しました。書名は左から屍食教典儀無名祭祀書アル・アジフソロモン文献x3(その他)アルバテルx3エイボンルルイエ異本と、なっております。アルアジフ以外の装丁は適当ですけど、そもそも実物をみたことがないので仕方ありません(笑最初はナコト写本やミサ・ジ・レクイエム・ペル・シュジャイ、妖蛆の秘密なども候補に挙がっていたのですがいろいろと問題があり却下致しました。TOPで背景指定をしてしまっているのでHOME部分が少しずれて表示されてますね(汗背景は指定せずに透過状態にしておけばよかったです。
2009/04/21
光ノ章_01-05【推敲】【改稿&追記/オルカザード家描写】 そして、オルカザードの名が人々に知れ渡る最もたる所以は、大戦後の西大陸に直轄領を持つ唯一の屍族であるからだ。 彼らはバールペオル大陸北西部に位置する極寒の大地。 年間を通じて雪と氷に閉ざされた山岳辺境―――ウルムドラと名づけられた氷河地帯に長大な外壁を築き、そこに住む人々を支配している。【改稿&追記/ミルフィーナ心理描写】 戦うにしてもシャルロットを庇いながらでは限界がある。 ならば逃げるか?―――いや、この少女は追い詰められた獲物を易々と逃がす性格には到底思えなかった。 シャルロットの身を案じればこそ余計に身動きがとれないミルフィーナ。 自分の決断がこの場の趨勢ばかりか、シャルロットの命まで危険に晒すことに繋がるのだ。 下手に動けるわけがない。 「もぅーまどろっこしいなぁ。 アタシが決めちゃうよ♪」============================================================※その他、誤字脱字の訂正、細かい形容などを追加致しました。
2009/04/20

『†Princesse du sang†』 光ノ章 1-05【残光】光ノ章 1-05【残光】―シャルロットSIDE― 屍族の少女はまるで何事もなかったかのように微笑んでいる。 その細首から致命傷とも思われた刀傷は跡形も無く消え去っていた。 首元に僅かに残る血線の跡だけが、先程の斬撃が夢や幻でないことを物語っている。 「初対面にしては、なかなか手荒なあいさつだね♪」 屍族の少女は尖った舌を突き出して朱色の唇を舐めた。 肌の白さがその仕草の淫猥さを強調している。 ミルフィーナは決然とした表情で長剣を正眼に構え、 「貴方は根無しの下級屍族とは明らかに違うようです。 我が剣でその穢れた魂を屠る前に、名を聞いておきましょう」 「アタシ? アタシはラールウェア♪―――ラールウェア・オルカザードだよ」 ミルフィーナは言葉を失う。 ―――オルカザード家 その名を西大陸出身の者で知らぬ者はいない。 オルカザード家は大戦以前、西大陸を支配した五大屍族のひとつ。 有力屍族の中でも最も古く強大な力を持った二十二家と称される名門血族である。 屍族の力はその血の濃さに大きく左右される。 二十二家に生まれた者は、近親婚を繰り返すことによりその血脈の純血性を保ち、血統アルカナと呼ばれる特異な力を継承し続ける大屍族である。 そして、オルカザード家はバールペオル大陸北西部に位置する極寒の大地、年間を通じて雪と氷に閉ざされた山岳辺境に今も尚、広大な直轄領を持つ。 だが、人間の繁栄を築き上げた西大陸に、未だ屍族の支配が根強く残るという事実は、屍族を異端視するメナディエル教圏の国々にとっては沽券に関わる大問題である。 教皇直属の最高諮問機関である枢機卿会議でも、オルカザード家討伐の議題が挙げられたことは一度や二度ではない。 しかし、それら全てが政務を司る元老院の苛烈な反対にあい、実行に移されることはなかった。 オルカザード家は聖剣戦争に於いて人間と屍族、そのどちらにも組することなく中立を貫いた。 それは当時、教会との間に不可侵の密約が取り交わされていたのだと邪推する者も多い。 確かに元老院の頑ななまでの態度もそう考えれば頷ける。 しかし、それを表立って非難することは出来ない。 個体数で劣っているとはいえ、絶大な力を持った大屍族たちが一枚岩であったならば、聖剣戦争の勝者が入れ替わっていたことも容易に想像できるからだ。 今になってはどのような思惑がそこに潜んでいたのかを知る術はない。 結果として、オルカザード家は、唯一人間側に組したウィズイッド家と共にこの地に残った。 それが全てである。 「それで、ど~するの? アタシと戦うつもり?」 ラールウェアはもう待ちきれないといった風に両手を左右に広げる。 少女の纏う殺気が膨れ上がる。 爛と輝くふたつの紅眼に射すくめられ、ミルフィーナは自分の身体が小刻みに揺れ動いていることに気づく。 (私が―――この少女に怯えている?) 屍族と対峙するのは初めてではない。 だが、目の前の屍族が発する冥い鬼気は、嘗て彼女が倒した下級屍族とは明らかに違う。 それは、得体の知れない存在に対する畏怖か憧憬か―――ミルフィーナは魅入られたように動けずにいた。 そして、自分が恐怖しているという事実はミルフィーナの自尊心を強く打ちのめす。 (だが、どうする?) 戦うにしても、シャルロットを庇いながらでは限界がある。 しかし、この少女は追い詰められた獲物を易々と逃がす性格には思えなかった。 「もぅー決められないなら、アタシが決めちゃうよ♪」 つかつかと無造作に近づいてくるラールウェア。 ミルフィーナは苦しげに舌打ちをすると覚悟を決めたのか、シャルロットを背後に庇うように長剣を構える。 「……偽りの…聖女を、守護するものよ―――」 苦しげな声。 それは血臭を纏わりつかせながら響く。 ラールウェアも動きを止め声の主を顧みる。 「うわっ、まだ生きてたんだ」 そこには己の生み出した血溜りに沈むフォン=バレル3世の姿。 ミルフィーナにもフォン=バレル3世が人間でないことは一目でわかった。 彼の腹部にはぽっかりと大きな穴があいている。 既に流れ出る血液も尽き、人間であるならば当の昔に絶命している筈だ。 「……だが、それも……人間の小賢し…い知恵によって…理解され、る程度の詮無きもの…」 フォン=バレル3世は途切れ途切れに言葉を綴る。 その双眸は深い悲しみと絶望を宿していた。 教皇はミルフィーナと目が合うと、最後の力を振り絞るように小さく右手を振る。 何か小さな塊が床の上を転がる。 それはラールウェアの足元で止まり―――屍族の少女は目を見開く。 「―――蛍輝石!?」 言葉と同時に閃光が膨れ―――弾け散った。 「きゃあ」 ラールウェアが網膜を焼かれ仰け反る。 フォン=バレル3世はその視界が永久に閉じる寸前に、白光に満ちた室内からシャルロットを抱えたミルフィーナが地を蹴る姿を捉える。 「騎士よ…そなたは、己の…信仰を……貫き通すことが…で…き―――」 それが、現メナディエル正教の最高位に座すフォン=バレル3世大教皇の最期の言葉だった。 彼は断末魔の痙攣に全身をわななかせると口から血泡を吐き息絶えた。==============================================※推敲はフリーページ内で行います。
2009/04/17
==============================================================~4月△日()~先日、教室(コンピュータ)の扉を開きましたら、いつも元気に登校していたE君(※DVDドライブ)の姿が見られません。無断欠席とは珍しい。==============================================================~4月×日()~度々欠席するようになったE君(´;ω;`)ウッ…お友達のF~I君達は皆素知らぬふり。人気者のE君に対する虐めの疑いもある。ここはクラス員のC君に頼んで自宅(デバイスマネージャ)まで様子を見に行って貰いました。==============================================================~4月○日()~C君の報告では自宅にE君はいなかったらしい(*。◇。)!どうやら家出をしてしまったようなのです。==============================================================~4月☆日()~流石に一大事だと、校長先生のご自宅(NECのHP)でお話を伺ってみると、他の学校でも、古いお友達(対応外デバイス)をクラスに混ぜると、恥かしがり屋のE君は姿を暗ましてしまう事例があるそうです。でも、担任のうーたん先生にとって古いお友達は大切な人たちが多く、E君も毎日休むわけではないので、放置プレイを楽しむことに(`・ω・´)キリッ==============================================================~4月◎日()~心優しいうーたん先生はクラスの皆を信じているので、犯人探しなどはとても出来ません。ここは別の原因を探し出すことに・・・==============================================================~4月○日()~どうも、隣のクラスの外国人留学生グラーボ君が疑わしい…なにより、名前からして悪役っぽいのだ。うーたん先生のステキどらいばテクニックで、校舎裏(箱の中)を調査、なんと、巨体のグラーボ君がE君の手足(配線)を抑え付けている現場を目撃!!彼はやはり接触不良だったのである!!うーたん先生の教育的指導によりグラーボ君の素行不良も直り、E君も安心して登校出来るようになりました(*゜∀゜*)丿不良は絶対ダメ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー♪
2009/04/16

先程、記事を書いたときに気づいたのですが、紫色の花が咲いてます。3月はじめ頃(?)何気に設置したガーデニングパーツですが、スタッフブログ様で花の成長に必要な3要素が公開されてますね。日記を書くブログに訪問して頂くお気に入りブログ登録して貰う今更ですが、上記の3つらしいです。私らしく、しっかりと下向きにいえ、実るほど頭を垂れている感じです┃壁┃∀`)ウサギカナ
2009/04/13

感謝の意味を籠めて、普段、何気に描いているラクガキ(?)をUPです。本当に情けない人間でごめんなさい実質的な行動(創作面)で恩返し出来たら幸いです
2009/04/13
光ノ章_01-04【蠱毒】【改稿/会話部分の大幅是正】 「ねぇねぇ…コレ、もう必要ないならアタシにちょーだい♪」 ラールウェアの少しつり上がった大きな紅瞳に意味ありげな色が混じる。 「この娘には先程、口約束とはいえ身の安全を約束しております。 それを違えるのはオルカード家の名を穢すことになりますぞ」 シャルロットの身の保全はファン=バレル3世が持ち出した提案である。 ラールウェアには直接の関係はないのだが、屍族元来の高い自尊心を刺激するには丁度よく思えた。 更にフォン=バレル3世は畳み掛けるように続ける、 「なにより、この娘はアダマストル王室がそれと認めている以上、実質的にも形式的にも、なんの問題もなく女帝制度たるアダマストルの次期女王となる存在。 無用に傷つけるのは得策とは思えませぬ」 何処の馬の骨ともわからぬ人間を王座に据えるほどアダマストルの王室が愚鈍であろう筈もない。 仮にそうであっても、後にシャルロットを排除し、真の聖女を擁立する可能性もある。 危険を冒してまでその手助けをおこなう道理はなかった。 「う~ん…」 ラールウェアは諦めきれないようにシャルロットへと未練がましい視線を送っている。 「どうかご自重なされるよう。 事の成就を計る上での已む無い犠牲には目を瞑りましょう―――ですが、罪無き者を無用に殺生することあらば、これ以上の協力は致しかねますぞ」 フォン=バレル3世は強い口調でラールウェアに再度の制止を促した。 「ぶー。 下僕の分際でアタシに命令する気?」 ラールウェアの冥く輝く紅玉眼にあからさまな殺気が混じる。【追記/ミルフィーナ登場場面(吸血跡の確認描写)】 「シャルロット様!!」 意識を失ったまま微動だにしないシャルロットの様子に、ミルフィーナの顔にも一抹の不安が過ぎる。 (―――首筋に吸血の痕はない) ミルフィーナは最初にそれを確認し、同時に愕然とする。 本来そこに在るべき霊環が無いことに気がついたからだ。 だが、ミルフィーナは当惑を振り払うように首を左右に振ると、シャルロットの首筋に手を伸ばしその鼓動を確認する。 そこから少女の確かな鼓動を感じ彼女は深い安堵の息を漏らした。============================================================※その他、誤字脱字の訂正、細かい形容などを追加致しました。最近、体調の乱高下が激しく精神的にも肉体的にもやる気が持続しません(汗
2009/04/10

サイド自由欄用に簡易ブログパーツを作る計画は今回も失敗…やはり殆どのタグは弾かれてしまい無理でした(´;ω;`)ウッ…仕方ないので、またGIFアニメで我慢。春なのでサクラの花びらを降らせてみました(*゜∀゜*)丿でも、諦めきれないので、もう一度、使用可能タグを見直して何か出来ないか調べてみます┃書架┃∀`)ムリッポイケドそんな今日この頃でした…
2009/04/07

『†Princesse du sang†』 光ノ章 1-04【蠱毒】光ノ章 1-04【蠱毒】―シャルロットSIDE― ---------------------------1--------------------------- 「ふ~ん……これがアシュタリータ? 思ったよりふつうね」 ラールウェアは手中の霊環を物珍しそうに弄り回す。 「霊環アシュタリータは別名【聖霊環】とも呼ばれ、アルジャベータの遠き子孫でもあるリュズレイ家に代々伝わる秘宝。 そして、女神メナディルがこの世界に残した遺具【神剣アンネ・シュティフ】【聖鎧アリグノートス】と並ぶ3神具のひとつでございます」 主人の軽薄な口調を諭すようにフォン=バレル3世は言った。 「そして、女神を再臨させる呼び水としての霊具であり―――死者を甦らせる反魂の力を秘めている♪」 「仰せの通りです」 フォン=バレル3世は忠節を保ちつつ慇懃そうに頭を垂れる。 だが、ラールウェアの関心は霊環そのものにはないらしく、その興味は間近に横たわるシャルロットに向けられた。 「ねぇねぇ、シャルロットちゃんってば、“あの人”の血族じゃないんだよね?」 ラールウェアの少しつり上がった大きな紅瞳に意味ありげな色が混じる。 「彼女が聖女ではないという事実は、そのままアダマストルの正統王位継承者でもないという現実にも繋がりますな。 アダマストル王家リュズレイの一族は女系の血統を紡いできた血族。 その第一嫡女は聖女の生まれ代わりであり、聖女は女子のみを身篭ると伝え聞きますが―――」 「全ては“あの人”が生まれたことで狂いだした♪」 ラールウェアが愉悦の口調でそうつけたした。 その顔は狂的な輝きに彩られている。 「さながらその通りでしょうな」 フォン=バレル3世はラールウェアの意見に賛意を示し、血染めのドレスを纏った可憐な少女を見下ろす。 「ですが、この娘にとって幸か不幸か、このまま事が運べば彼女は聖女としての役割を終え、女帝制度であるアダマストルの王位を継ぐ存在。 紛いものとはいえ、何処の馬の骨ともわからぬ人間を王座に据えるほどアダマストルの王室も愚鈍ではありますまい。 この先、彼女の身に不幸な事態が起きないことを祈るばかりですな」 「それなら今不幸になっても同じだよね♪ ちょっとだけご相伴に与らせてもらっちゃおうーかな?」 嬉しそうな笑顔で円卓の上にぴょこっと立ち上がるラールウェア。 その無邪気な姿は純真無垢な少女の態だ。 「ラールウェア様…ご自重なされよ。 以前も味見と申されて、給仕の女官を半死半生になさったことをお忘れか? あの時は後始末に真、骨を折りましたぞ」 フォン=バレル3世は呆れた顔でラールウェアの制止を促した。 「下僕の分際でアタシに命令する気?」 ラールウェアの声にあからさまな殺気が混じる。 「事の成就を計る上での已む無い犠牲には目を瞑りましょう―――ですが、罪無き者を無用に殺生することあらば、これ以上の協力は致しかねますぞ」 正面からラールウェアの眼光を受け止めるフォン=バレル3世。 息を呑む緊張感がその場を支配する。 だが、意外なことに一触即発の空気を断ち切ったのはラールウェアの方だった。 屍族の少女はフォン=バレル3世の頑なな態度に肩をすくめると、 「ふ~ん…まぁ、いいよ。 どーせ君達はもう用済みだしね」 「ご理解頂き重畳でございます。 霊環の消失に関しては、聖女の偽者を仕立て上げたと思しき聖アルジャベータ公会、もしくはアダマストル王家が進んで隠蔽してくれましょう。 この娘もここであったことを口外する程、愚か者ではありますまい。 それは己の身の破滅を意味しますからな。 彼女はこのまま帰すことが最善でしょう」 フォン=バレル3世はラールウェアの投げ遣りな態度を合意と受け取ったのか、老齢の身とは思えぬ膂力でシャルロットを抱えあげると、近くの長椅子へと横たえた。 「それで、ラールウェア様……。 事が成就した暁にはあの約束をお忘れなきよう」 ラールウェアと向き直ったフォン=バレル3世は期待を籠めてそう言った。 屍族の少女は苦笑すると、あからさまに肩を竦める。 「そんなにアタシの血が欲しいの?」 蒼白い繊手が勿体らしげにフォン=バレル3世の眼前に差し出される。 「はい、我が大願には必要なことでございます」 フォン=バレル3世はラールウェアの眼前で跪くと重々しく言った。 「生来から夜の眷属ではない半屍族は、自らを屍族化させた主の血を飲むことにより、完全な屍族となる―――そう、聞き及んでおります」 「いいよ♪ 飲んでも。 でも…後悔してもしらないよ?」 「もはや退き帰す術などあろうわけもない。 それに毒を食らわば皿までとも申します。 ありがたくお受けさせて頂きましょうぞ」 僅かに垣間見えた逡巡を自ら断ち切ると、フォン=バレル3世は少女の手をとる。 それは聖誕祭でシャルロットと交わした光景そのままであった。 屍族であっても恐怖を感じるのかラールウェアの口唇が僅かに震える。 フォン=バレル3世は屍族の少女の細い腕から伝わる震えをそう解釈した。 そして、剥き出された乱杭歯が白い肌を破る痛みを伝え――― ―――絶叫が執務室の天井と壁を震わせた。 床に赤黒い液体が四散する。 フォン=バレル3世は縺(もつ)れる両脚をどうにか支えると、口元を押さえ低く呻く。 そこにラールウェア押し殺した笑い声が混じった。 「ぷ、あははは…やっぱりそうなるよね♪」 「ぐがぁ―――」 再度、フォン=バレル3世は食いしばった歯の間から軋むような苦鳴を響かせる。 身体を九の字に折り曲げると凄まじい形相でラールウェアを見上げる。 「こ、これは……どういう・・こと、だ」 「うふふ、アタシのかわいい子供達が怒っているんだよ♪」 氷の微笑を浮かべるラールウェア。 次の瞬間、鈍い破砕音が室内の闇を震わせた。 フォン=バレル3世の纏う教皇衣の腹部が波打つように揺れ不自然に膨張し破砕する。 流石に耐え切れなくなった教皇の身体がゆっくりと崩折れる。 「被検体としての君の役目はおしまいかな」 ラールウェアは足元で這い蹲るフォン=バレル3世の身体を蹴り上げる。 仰向けになったフォン=バレル3世の腹部に醜く腫れ上がったこぶし大の肉腫があった。 それはまるで生きているかのように脈動している。 ラールウェアは右手の親指と人差し指を突き出すと、それを肉腫の中に突き入れた。 「ぐっ…がはっ―――」 ラールウェアはフォン=バレル3世の体内に挿入した指先を数回動かすと何か小さな塊を摘みだす。 「これは千年壺毒(蠱毒)と呼ばれる太古の秘法によって造りだされた黒死蝶の幼体」 “ソレ”は細長い体をくねらせると後方にある気門から赤黒く変色した液体を噴き出していた。 分泌液には粘着性があるのか床に落ちても浸透せずに残っていた。 見た目とは裏腹に室内が甘い香りに満ちる。 ラールウェアは愛おしげに黒死蝶の幼虫を見つめると、 「黒死蝶は摂取した栄養を糧に浸潤と変異を繰り返す内部寄生虫で、老化した細胞や破壊された肉体を飽食し、それを正常な組織に作り変えてくれるんだよ。 この子達が宿主に齎す高い恒常性機能は、限りなく不死に近いと謳われるエルダーと同等かそれ以上かもね♪」 ラールウェアは得意げに語る。 「そ、それでは予は……」 「君が悪いんだよ。 完全な屍族になりたいなんて望まなければもっと長生き出来たのに・・・。 まぁ生理的な吸血欲求を制御しきれない半屍族が不便なのはわかるけどね」 「き、貴様……予を謀ったのか」 「心外だな。 君の命を助けたことに変わりはない筈だよ。 数年前、君の身体は死病に蝕まれて手の施しようがなかった。 アタシが血を吸って半屍族化しても、既に消えかかった君の命を救える保障はない。 だから黒死蝶の力に頼ったの。 まぁ、君には別の利用価値もあったし、アタシ的には黒死蝶の生態実験も出来て一石二鳥だったけどね♪」 ラールウェアは手の甲に穿たれた2つの傷跡をペロリと舐めると、 「君にとって運が悪かったのはこの子達がとても母親想いだったこと。 幼体には孵化主の母体に対して強い肉体的精神的な相互干渉があって、母親である女王に危機が迫ると何よりも最優先に母体を護ろうとするんだよ♪」 そのまま、夜色のドレスを舞い上がらせ円卓にふわりと飛び乗るラールウェア。 喰い破られた腹部から赤黒い血液が溢れ出し、乱れた鼓動にフォン=バレル3世が喘ぐ。 皺のよった額には脂汗が噴出していた。 「でさー、その子達の母親は何処にいると思う?」 ラールウェアは僅かに身を屈めると、ふっくらとした唇から紅い舌をだす。 「なっ!?」 絶句するフォン=バレル3世。 ―――少女の舌の上で身をくねらせる数匹の黒い塊 「母体である黒死蝶はアタシのなかにいる。 母親のために自分たちの宿主まで攻撃するなんて美しい親子愛だと思わない? でも、ちょっぴり過激すぎるから改良の余地がありそうだね」 ラールウェアは茶目っ気たっぷりな表情でにんまり微笑んだ。 だが、不意に少女の笑みが止む――― 扉が蹴破られる音に振り向いたラールウェアの視界に白光が走る。 屍族の少女の首筋に斬線の糸が引くと、半ばまで断ち切られた細首から血煙が宙を舞う。 「シャルロット様!! ご無事ですか?」 影の正体は長剣を鞘走らせたミルフィーナだった。 彼女は執務室の隅に置かれた長椅子の上にシャルロットの姿を確認すると、斬り捨てた屍族には見向きもせず一目散に駆け寄る。 血塗れのドレスを纏ったシャルロットの姿に不安の影がミルフィーナの表情に差す。 彼女はシャルロットの脈拍を確かめようとその首筋に手を伸ばし―――硬直する。 だが、それも束の間、すぐに当惑を振り払うと少女の確かな温もりを肌に感じ安堵の息を漏らした。 「あら、またお客さまみたいね」 氷のように沁みこんでくる冷気がミルフィーナの背筋を走り抜ける。 ラールウェアの首筋からは既に一滴の血も流れてはおらず、傷口は跡形も無く消え去っていた。==============================================※推敲は1-04【蠱毒】の全パートを書き終えた後、フリーページ内で行います。
2009/04/05

TOEOがサービス終了して早2年ですね。 このブログでプレイ日記を書いた最後のMMOですからそれなりに感慨深いです。http://www.toeo.jp/このページがまだ存在していたことに驚きです(笑そんなこんなで肩が痛い今日この頃(´;ω;`)ウッ…久しぶりに心惹かれるMMOがあります。『イースオンライン』うーたんは伝説の赤毛の兎なので、ジェバの占いに導かれるようにプレオープンに応募してみました。『ラグナロクオンライン2』があの状態だからこっちが本命になってしまう可能性があります(汗恐らく、『リネ2』に代わって長く続ける可能性があるとしたら上記のどちらかでしょうね┃壁┃∀`)ちなみにうーたんはファルコム作品の中では『白き魔女』が大好きです( ´ ▽ ` )bさて、痛み止めも飲んだし小説モドキの続き書こう…
2009/04/05
肩が肉離れという奇怪な現象に陥り病院おくりな今日この頃。正直、キー打つのも苦痛です。首を正面から少し動かしただけでも激痛という現状です。以前、ピアノの弾きすぎで手首に水が溜まって最終的に手術をしたことがあるのですが、最近、痛みが再発して、手首に気を遣うように過ごしていたらこんな事態にorz右上半身を固定されて動きにくいです……動くと痛いけど・゚・(*ノД`*)・゚・。
2009/04/03
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