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自分自身の価値というのは自分ではわからないものである。同じように日本の価値というものは日本人は自覚しにくい。その点、留学生は故国に帰ってから日本の生活や風景をどれだけ思い出してくれるかで日本の価値が解るかもしれない。昔は心の内側はなかなか計りがたかったが、最近はFacebookなどで故国の事情を垣間見れるようになってきている。もちろん、外国語で書きこまれているので類推するほかはないのだが、壁紙には桜とともに写した写真を使ってくれていたり、日本的な写真や動画を共有していたり、その交友関係を見ていると留学生活がかれらの青春の大事な一ページであることが良くわかる。そして、日本の家族・友人と交流した集まりを参考に故国で同じような親睦会を展開していたりすると、いろいろ歓迎交流会をやっていたことが心の糧になっているのだと思われ、勇気づけられる。日本も捨てたもんじゃないという自覚をもとに留学生の想いが幻想にならないように、日本をもっともっと理想に近づけてゆく努力をしてゆきたいと思った。
2014.05.31
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議員報酬の削減、議員定数の削減などはどこ吹く風になってしまった。自身で報酬にしがみつく輩はいっぱいいる。もらっているご仁はこのポストはこれだけの値打ちがあるという。国際的にもそのような相場であると。特に権限を持つ人の報酬はやっかいである。文句を言おうものなら自身の将来が危うくなる。いわゆる半沢直樹の世界である。この仕事の値打ちというのは、権限に応じた責任を全うできる人も場合で、多くの人はそこまで責任を全うできる能力を持ち合わせていないにも拘わらず、相場だけは主張する。選挙の禊さえ越せばという議員はさておき、経営者というなら経営実績・財務・人材育成面で責任を全うしてから報酬の話を出してほしいものである。そのために社外取締役などが存在するのだろうが、どうもその社外取締役も会社がもつ社会的な存在意義・価値をよく理解し、これを高めるような提案とその実践のフォローをするような力量を備えておられないように思えてならない。このような中で、若者の海外経験を積ませる団体に所属しでいりが、会社・団体の力量が低下しないようにしっかりと支援活動を進めていきたいと思う。
2014.05.30
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日本人も海外留学しても効果が半減することがある。多くの学生は、最長一年程度の語学学校であり、そこでは日本人ばかりで固まってしまうことが多い。ホームステイしても、ホストは生活に忙しく、時間的には擦れ違いが多いこともある。また、日本人留学生のために時間をとって話に付き合ってもくれない。ここに3つの課題が潜んでいる。1.日本人は社交的でない性格の問題である。2.語学力の問題で、そのために勉強に通っている。しかし、発音や基本的な表現が学校で教えられていない。 LとR、YesとNoなど単純なものでも多く存在する。これが相手からしたらコミュニケーションの壁になってしまう のである。3.3つ目は異文化に積極的でなく、クラスでも日本人だけで固まってしまう傾向である。これらをしっかりと自覚して留学する必要がある。Hippo Family Clubという集まりがあるが、ここでは多くの言葉の音を幼児のころから聞きこめる環境を作っている。また、自己紹介を多くの言葉でマスターし、まず多くの国の人と触れ合いたいという環境づくりをしている。大阪府の中原教育長や鳥飼玖美子氏も小学校で発音と中学校の英語の基本表現をマスターするようにと訴えるが全くその通りである。小生は28歳で米国勤務したが、英語は日本語的な表現・発音が抜け切れない。ネイティブの人の話の鸚鵡返しがなかなかできないか、すぐ忘れてしまう。子供たちが鸚鵡返しが得意であり、記憶力もある。このように若いうちに外国語・外国人と触れ合った若者がどのように育つのか楽しみである。
2014.05.29
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若者を海外留学させる活動が推進されている。小中学生には短期に、高校生では一年、大学では留学して単位も取得したり共同研究するという活動がオーソドックスになりつつある。これは日本のお母さんの実感から来るもののようだ。早いうちに外国語をネイティブ環境で習得すれば外国人とより自然に対話ができるという判断である。まったく異論はない。対話するというのは持論をもつということになるので、自己の確立に大いに役立つ。また、異文化の中で自文化を確認できるこの上もない機会になる。そればかりか親に依存せず自分の生存を確立することになるので、自立のためにも非常に役立つ。クレジットカードを持たしてもらっている留学生も、使い過ぎで母親からメールや電話で注意され、コストを下げるために自分で弁当を作って持参する様に工夫し始める。料理も親に依存していたのが自炊する能力まで身に付ける。方向音痴もそのままに放置できず、いろいろ工夫を始める。可愛い子には旅をさせよとはよく言ったものだと思う。日本ほど安全な国はないので危険に気を配るという必要まで出てくるが、これも含めて若いうちから留学させてたくましい次世代に育ってほしいものである。
2014.05.28
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公益財団で基金が消えるといような不祥事が起こっている。監督省庁もその現場を知らずに政治的な圧力などで認可してしまうからだろう。始めから金目当てで消えて当然なのだろう。迷惑を被るのは、公益財団を信じて基金を寄せた人である。さらに公益財団法人にはボランティア団体も多く、この活動への信用が下がることの影響もある。一方で、財団法人、特にボランティア団体では経理財務関係が弱いことが多い。監督省庁も基金さえ保全されておれば経理には嘴を挟みずらいようである。もちろん、現場の活動を良く知らないからである。このような団体では、資金の流れより、ボランティアの活動そのものが圧倒的に価値を持っているので、少しボランティアのやる気が停滞すると運営に大きな支障をきたすことになる。また、これを支える寄付行為なども大きな役割があり、財団の運営への信頼感が後退すると困るのである。それだけに公益財団法人の財務経理についてはガラス張りを心がけ、財務規律を明確にし、協力者に解りやすい財務経理報告が望まれる。
2014.05.27
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7か国からの留学生と留学経験者の日本人などを囲んだ懇親会に参加した。それぞれにお国について簡単な紹介をしつつ、一日ホストファミリー宅で準備した故国の料理を持ち寄っての懇親会である。タブロイドやPCで典型的な景色や家の写真・家族の写真を見ながらその国の家庭料理を食べるのは3時間で世界旅行をした気分に浸れた。とくに料理を味わうというのは胃袋でその国を感じるので、単に地図と写真で感じる以上の距離感を体感できたような気がする。それにもまして驚いたのは、留学生たちが日本語が流暢なことである。自己紹介をするのに自国の言葉で照会をしてからそれを日本語で説明してほしいと頼んだのだが、母国語がなかなか出てこない。日本語教師を目指して日本語に集中しているので母国語にいちいち翻訳しながら考えているのではなく、日本語で感じ日本語で考えているので母国語が出てこないというのがみんなの共通意見だった。どうも日本人の外国語が上達しないのはその国の言葉で感じ、考えるというアプローチをしないからなのだろう。そのためには変に翻訳する試験ばかりやるのは弊害になるのかもしれない。ネイティブの先生と触れ合うのが効果的なのはその点にあるのだろう。このような留学生が集まって、それぞれに助け合い、補い合いながら日本語をベースに楽しいひと時を作り上げているのには頼もしい将来を感じさせてくれた。しかし、日本に没入するあまり、母国との懸け橋ではなく、日本人として活動したいという学生まで出てきているのには驚かされた。
2014.05.26
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ウクライナ、タイ、シリアなど多くの国で国家の統治機構が混乱し、ガバナンスが確立できないでいる。独裁には大反対、しかし、民意を集約できない民主主義にはガバナンスが確立できない状態が現出する。ガバナンスは治安維持を究極の目的とされ官僚支配につながるという不安を日本人は潜在的に持っている。日本のガバナンスは、戦後70年にわたり、自由と民主主義に基づいて戦後復興という過程を通じてもたらされたものである。世界のバランスにより治安が維持されているもので、このバランスを崩すような要因を生まないようにリスクを最小化するような取り組みの積み重ねによるものと言わねばならないだろう。若者の国際交流活動に関わっているが、これらの若者の背景にいる家族や友人の広がりに想いをいたしながら、成長を支援する活動を地道に行っていくことを怠ってはならないと再確認したい。
2014.05.25
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我が家にステイしている韓国からの留学生が20歳の誕生日を迎えた。昨日は、留学生のクラスメイトが誕生会を飲み放題の店で行い、そのあとカラオケに行ったようだ。10時半過ぎに友達二人に抱えられて送ってもらって帰ってきた。よく面倒を見てくれるクラスメートである。今日は、二日酔いのまま、昼に国際交流クラブの交換会に参加した。7か国からの留学生とそのホストファミリーが会に参加したが、それぞれ留学生は自国の料理をクッキングして参加して、非常に色取り豊かな食事会になった。我が家の留学生は得意料理がなく、スーパーでお寿司を買って参加した。また、挨拶でもあまりプレゼンはできなかったが、今日が誕生日だとわかると、それぞれの国の言葉でHappy Birthday To Youを歌って非常に楽しく祝ってくれた。もちろん他の留学生はPCやタブレットを使ってプレゼンし、中には得意のラテンダンスを講習し皆で踊ったりもした。最後はその子のソロパフォーマンスに一同が魅了されて会は終わった。その中で交流した学生からFacebookのアドレス交換があったり、京都で一緒に遊ぼうと誘われたりして20歳の誕生日を大いに楽しんだようだ。我が家に帰ってからは、娘一家が一緒になって誕生ケーキを囲んで食事会も行った。少し子供っぽいところが多いのだが、それが解るだけに一日も早く大人にしてやろうという周囲の好意に囲まれた誕生日を大いに楽しんでいたようだ。しかし、急に大人になれるわけではなく、まだまだ子供っぽいところが直らないが、なぜかみんなも共通点を見出してかわいがってもらっている不思議な誕生日であった。成長を願う心には国境はないようだ。
2014.05.24
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グローバル化に伴い、日本企業の人事制度がグローバル標準に近づいてきている。公平・平等という運営を一律で運用するために年功序列・終身雇用をベースに人事制度を構築し、日本人もこれに馴染む体質化されてきているが、世界標準でこれを運用することで海外の優秀な人材を動機付けられずに手放してしまう事例が増え、また、日本人が海外で働いても年功序列などで判断していては海外の職場で受け入れられないギャップが際立ってきているからである。そのためには、日本の会社に勤務している時から海外の職場並みの仕事の仕方や人事制度を運営することが必要になってきているのである。仕事や職場を運営している中で従業員や管理職に求められるものが、もっと解りやすくメリハリのあるやり方に変わってきているのである。阿吽の呼吸・以心伝心などの日本企業の特徴に馴染んでいる会社にとっては大変な事態に直面しているように思えるが、追い風は情報通信機器の進展である。日本人でも若い人たちにとっては阿吽・以心伝心ばかりでは経験と勘だけが優先される年輩者の横暴と受け止められるようになっているので、情報通信技術を最大限に活用して職場運営を行っていく必要があるのだろう。人事といえば、心の中であり、ここまでグローバル化は影響してきているのだと思う今日この頃である。
2014.05.23
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東証の株価が今日やっと底をついて回復の兆しをみせた。消費税アップの後、消費の落ち込みについては現場サイドでは早期に回復の見通しが出されていたにもかかわらず、大きく落ち込みが続いた。日本人だけの評価なら株価はもっと早く回復してもよさそうなものだが、外国人の売買が大きく影響する。海外の投資家はそんなに早期に消費増税の影響を克服できるというのが信じられないのだろう。堅調な企業業績が過小評価される事態が続いているのだ。これは、実際に生活している人々、ビジネスに携わる人々でないとわからない現場感覚なのだろう。震災復興、東京五輪などが普通の常識に加えた需要になり経済がした支えされている状況は海外の投資家には理解されにくい。一方で、海外投資家のほうが政策については客観的に見ていて、もっと不況に陥るほど財政再建が進められてもしかるべきと思っているのだろうが、日本の政治も人々も政策的な支出を推進していることを理解しきれないでいると解釈もできる。正しい姿はその中間にあるのかもしれない。
2014.05.22
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今日は早稲田の先生のお話に驚くとともに納得した。ここ10年で海外で働く日本人は10万人増えた。それもアジア地区であり、ここ5年はベトナム・インドが急増しているということだ。調査すると日系企業で勤務する日本人トップやミドルマネジメントは、ろーかるで採用されたマネージャーにも劣るという。仕事の仕方が勘に頼っていて何をやろうとしているのかがわからないし、何をやって欲しいのかがわからないという。日本でやっていたままのことしかできず、少し問題にぶつかると行き詰ってしまい、日本に尋ねるだけだという。いわゆるリーダーシップの不測だという。そのためには日本での仕事の仕方を外国人と一緒に仕事できるようなやりかたに変えて、日ごろから課題を広く考えさせる経験を若いうちから積ませないといけないし、異文化体験や外国語の表現力をつけさせないといけないという結論に至った。ゆゆしき問題であり、若者の国際交流にあたってしっかりと実情を親にも子にも理解させる必要があると思った。今晩は子育ての集まりがあるので早速話しておこうと思った。
2014.05.21
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中国リスクに備えてベトナムにシフトと動いていた企業も多い。その中で起こった中越摩擦。始めは同じような国境問題を抱えるベトナムに日本人はひいき目であった。しかし、中越の摩擦の拡大に一方的なひいき目が少し鈍ってきているように見える。想定外の出来事だが、これからは想定外の事態が起こることはもっと頻繁になるだろう。そういう事態の中で理念をしっかりと据えた舵取りをするリーダーが求められている。日本人は、過去問を上手に解く優等生は多いが、国際的に重層的に絡み合った課題を創造的に解決に導く構想力とコミュニケーション能力に疎いのが気になる。優等生ばかりでなく、若いうちから国際社会に放り込んで自身で立論して仲間を作り上げてゆくネットワーク型の人材が求められている。大学が就職斡旋機関化する中で、高校生の留学は非常に重要であり、大学も一年ぐらいの留学ではなく、どっぷりと学位を取得するような留学が期待されている。
2014.05.20
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日本人のくせだろうか、同じことを切磋琢磨することが好きである。トランジスタラジオ、カラーテレビ、ビデオデッキ、ウォークマン、CDプレーヤー、ブルーレイディスク、SDメモリ、デジタルカメラ、液晶・プラズマディスプレイなどなど数えきれない。儲かりそうだとなると国内の同業者が殺到して過剰競争し、消耗戦を繰り広げる。優秀な人材が細かいところに異常なまで集中して小さな違いに神経をすり減らす。結果が世界の市場動向を見失うという愚をやってのけた。とりわけ電機業界ではこれが著しかったが、多かれ少なかれ日本で起こっていることである。これはモノづくりの世界だけでなく、ソフト面や人材育成面でも同じである。グローバル人材を育成すると子供のころから教育を行っているが、いろんな団体がそれぞれ相手を過剰に意識し、競争相手と交わらないという愚を展開しているように思える。日本や世界に目を向けて、大らかに子供個人をどう育てるか、また、支援する人々の力をどう引出し、どういう仕組みに乗せてゆくのかを大局で捉える取り組みが必要だと考える。各種の団体はそれぞれに長短があるようだが、大同団結は難しくとも、個人個人に焦点を当てて、各団体の長所を最大限に活かせるように支援してゆきたい。
2014.05.19
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中越が緊迫化してきた。日越は蜜月である。そこで、中国は日本に懐柔してきてベトナムの日本に対する距離を引き離そうとしてきている。日中の閣僚ベースの対話が経済産業大臣レベルでスタートした。また、上海では日本人学生と中国一般人や学生との握手会を始めた。日中の関係改善の兆しをちらつかせ始めてきている。外交とは、非常に高度な戦略である。握手も会談もコストはほとんどかからない。一方で、関係悪化すれば時効になりそうな金の問題を打ち出してくる。日本としても余程腰を据えて取り組まないと遠交近攻と言っていた外交戦略は崩れかねない。
2014.05.18
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中越の領土問題、慰安婦問題、調査捕鯨問題など国際世論を味方につけておかないと思うような活動ができなくなったり、不利益を被る事態が続いている。日本が有利な国際世論を形成できたのは東京五輪ぐらいなものだろう。若い人々に国際世論を味方につけるプレゼンテーション力を、スポーツだけに限らず各方面で発揮してもらう必要があるだろう。その意味で、海外留学経験を積んで語学面でも人格やマネジメント力に富んだ人材を育成する必要があることは議論を待たない。入試試験の関門はあっても、英語力やコミュニケーション力などで、留学の助成金が出るような仕組みは不足しているように思う。これらの奨学金の最も重要なスポンサーは、実際に留学経験した人々が自分が得ている収入の中からそのメリットに応じた寄付を行うのが適当だろう。しかし、このような貢献には日本人は疎い。今こそ目覚めて、次なる世代のグローバルなスタープレイヤーを育成するモチベーションを作り出してゆかねばならないのではないだろうか。また、これらの人材に期待したり、現実にメリットを享受している企業・経済団体・政府機関などが応分の負担を行い、留学経験リーダーが自身の考えを若者に語りかける努力が望まれる。これからも難しい立場に追い込まれることの多い日本や日本企業の国際課題解決で、国際世論を味方につけることのできる人材を数多く輩出してゆかねばならないだそう。
2014.05.17
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「集団的自衛権」の恐ろしさはなんとなく国民の根底にある。第2次世界大戦で、あれだけ戦争回避の努力が行われたのに、それが行き詰るや狂気のように戦争に走る国民性を持つ日本のおぞましさを知るからだろう。やり始めたら勝ちにこだわる。ワールドカップと同じで、国家主義が前面に出てしまう。これは人間のサガのようなものだからだろう。ベトナムでも国境での巡視船同士のにらみ合いに、武力で劣るあまり、国内で中国人いじめが始まり死傷者まで出す事態に至っている。私は中国がよく自制ができていると感じている。やはり情報化社会になって、中国国民一人一人が国際世論を意識できるようになってきているからだろう。大きな戦争も、このような一寸した過激な動きの行き違いから発生してきた歴史があるので恐ろしい。米国の南北戦争でも緊張した両軍の前線で大砲の暴発が戦線を開いた。兵器を持つというのは、それをコントロールできる強い理性が求められる。兵器は独り歩きして堺の商人に見るように消費・戦争加担へと流れるものである。それだけに戦争と平和、とりわけ平和維持と停戦という智慧について学ぶ必要が大いに高まってきていると言えよう。
2014.05.16
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芸に生きて、認められれば良いが、一生認められずに晩年を迎え、殺人を犯すまでに追いつめられるのはやるせない。被害者の骨董商の方には、それまで幾分かでも買い取りを行い支援してこられたこともあるから余計にお気の毒である。この世に生を受け、いろんなかかわりの中で生かされてきた加害者と被害者が、最後の頼りの縁の糸を断ったことから起こった事件であるだけに身につまされる。古物商の場合は、少しの温かさが却ってあだとなるのだから、情けが身を危険にさらすということで、世の中を冷たいものにしてしまうのが怖い。昔は物乞いが沢山いて、小銭を施すことで支えられていた小さな慈善だよりの生活があった。しかし、現代は生活保護の充実で姿を見ることが少なくなったが、なんとか晩年までには自分と社会の折り合いを見つけ出せる情けに満ちた社会を心がけたいものである。
2014.05.15
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海外留学生は柔軟な頭の持ち主だという思い込みがある。これはかなり異文化の中で試行錯誤の結果、柔軟な頭や行動になるわけで、必ずしも若い人が柔軟だというのは当たらない。若い人は経験も少ない。その上で異文化の違いに接すると、拒絶反応を示すのが一般的であり、その中では母国での生活基盤にすがろうという保守性が強く出てくる。その中で典型的なものが食生活である。その他、歯磨きやシャンプーなども母国のものが安心なようである。しかし、硬水と軟水の違いなどがあって必ずしも思うような効果は得られないかもしれないが、母国の食材・日用品が安心なようである。ことほど左様に、柔軟になろうとすると相当な挑戦の経験が必要になる。放っておくと母国がすべての保守的に凝り固まった人々の塊になるので、留学させて少しでも柔軟にさせる必要があるのだ。このような交換留学の取り組みは一時も休むことができない。休めばドンドン保守的で固陋な人々が増えるのである。少しずつこのような保守的で頑迷固陋という風潮が高まってきているように思えてならない。地味な活動だが、若いということの柔軟性を伸ばす環境を提供するとともに挑戦する若者を育成してゆきたいものである。
2014.05.14
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イラク、シリア、ウクライナ、タイなど民主主義の危機を世界に見せている。このような混乱と武装対決は21世紀の夢を打ち砕き、戦争と大量虐殺の20世紀の延長線上にあるのではないかと危惧させるばかりである。日本で平和ボケしていると言われるかもしれないが、冷静に自分たちの状況を話し合い、譲り合って平和をもたらせえるほど資源を持ち合わせているはずだと思えるのだが。中国や韓国の日本に対する嫌悪感は強いが、これは占領を経験した時代が非常に強く影響した世代と周辺の人々のことである。現在は、お互いがかなりの生活水準を享受し、どうしても移民させたいというほどまでにせっぱつまっていないことは平和の基盤だと思う。松下幸之助翁が最晩年になって主張したのは、「素直になれ」という言葉である。困っていることも恵まれている実情も率直に認め合って、見得も過剰な自尊心もかなぐり捨ててホンネでともに繁栄してゆくために何ができるのかを話し合い協力し合う素直な活動こそ、平和をもたらす基本であり、軍備拡張に平和の基本があるわけではない。何か、「祖国のために立ち上がろう、戦おう」という勇ましい文句が国論をまとめるためのスローガンになるのには違和感を覚えるのだが。
2014.05.13
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中韓との外交関係が難しい。遠交近攻という政策を安倍総理は推進しているが、隣国を越えて本国の存立はなく、できるだけ相互理解を深める取り組みが必要である。今、韓国の留学生を預かって1か月半になるが、2週間目ぐらいからすっかりと打ち解けてきている。しかしながら、非常にうまく付き合えているかどうかは疑問である。昨日は母の日であったが、テレビや各種の報道で母の日に感謝の気持ちを表すものだということが解っているはずなのに花の一輪も買ってくる気配はなく、買い物に付き合っていても、自分のタブレットのSDカードはどこで手に入るかなど自分のことに夢中である。聴けば、韓国では5月8日が父母の日ということで、感謝の意を表す日のようだが、父母に何も贈っていないという。日常の気持ちのやり取りの積み重ねを期待するが、まだまだ学生で子供を相手に、文化を理解し合いながらの心の交流というところまで届くのには何十年もの積み重ねが必要なようだ。自分の子供でさえ、忘れずに母の日の贈り物が届くようになったのは子供たちも30歳を迎えるころからであったからだ。そう考えると心の交流というのは10年20年を積み重ねる覚悟が必要であり、それなりの重層的な人々の交流が必要になる。難しい時であるだけに、一層の努力を重ねる必要があると心を引き締めている。
2014.05.12
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国際交流団体で苦労するのは、留学生を受け入れてくれるホストファミリー探しである。50年以上続く団体でも、伝統に依存しているだけではどうにも工面できずに、事務局員が何人も留学生を預かるという異常事態が起こっている。それでも幹部の方では努力が足りないからと職員を増やそうという取り組みである。50年前の日本社会と現在の社会では、国際交流が日常化したことはプラスであるが、ボランティアでホストするということには、大変なアゲンストな状況があることを幹部が理解できていないようである。50年の間に少子高齢化が進むと同時に、ホストする時の基盤になるホストマザーが専業主婦ではなく、職業婦人化してきている。加えて、高齢者の介護問題を抱えて、とても異文化を持ち込んでくる留学生を受け入れる余裕がないという変化がある。気持ちだけでスタートしても、老齢の親御さんが故郷で倒れたりするとホストマザーはパニックになってしまう。また留学生も状況が解らずにオロオロするばかりになる。これらの課題に対応できる仕組みをくみ上げないと、国際交流団体の存続自体が危うくなってきている。この仕組みづくりがプログラムのコストアップにつながると思われるが、今までが他の交流団体よりも安いコストで運営できていることを考えると多少コストアップになってもいろいろな支援策を考えていく帰路に立っていると考えるべきだろう。母の日であるが、母の愛情を当たり前と考えていると大変なしっぺ返しに会うというのと同じだろう。
2014.05.11
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3Dプリンターでガンを自作し、銃は自由を守るために必要だと大学職員が主張したことには驚愕した。また、米国の国務省の次官が集団的自衛権があればイラク戦争に日本に実質的な参戦を要請したと述べたことにも驚いたし、10年に1度の戦争は起こるだろうと予測したことにはさらに驚いた。米国は世界の若者のあこがれであり、自分を思い切り開花させたいという夢の受け皿になっている。中国でもベトナムでも若者に好きな国といえば米国を上げるものは非常に多い。ただ、独立から一貫して銃を持って国づくりを行ってきたことに関しては、若者は必ずしも良く理解できていない。科学の進展と繁栄の実証という側面があまりも説得力があるために武器と力による主張という面には目を向けないでいることも事実である。ただ、主張を通すためには武器による支配を主張する傾向が強まってくるにつけ、力による抵抗が正当化されつつあるのは恐ろしい。武器を製造する産業としては、10年に1回は償却して新規開発による入れ替えを行わねばならないという宿命がある。これらはせいぜい演習にとどめ、本来の目的である抑止力を示すにとどめなければならない。そして、いかに恥ずかしい状況になっても出口の見えない戦闘行為には出てはならないと強く思う今日この頃である。
2014.05.09
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発展途上国が成長してくると中進国の罠といって、先進国のコピーを低コストでのみ展開することに限界が出てくるといわれる。日本人も多くの発展途上国に対して「あの国も中心国の罠にはまりかけてきた」などと一人前の口をきいてきたが、他人事ではない。欧米諸国からは、日本が一番に中進国の罠に落ちて、なかなか成長戦略を打ち出せない。中国や韓国の企業の方が解りやすいと言われることがある。日本人のアプローチは地味でコツコツ企業の後押しをするタイプなので解りにくいだろう。したがって株式市場などでは外国人が評価しにくく割安になりがちである。しかしながら長期のスパンでは、世界経済が勢いづくとそれをしっかりとつかみ、それに上積みする復興経済や五輪の効果が期待できると思う。先進国となるとそれぞれに特徴があるが、日本は世界経済を支援する経済と特徴的な内需を捉えた経済ではないかと思う。そのためにも平和で多くの人が国内の課題解決に前向きに取り組む安定した社会が基盤になるように思う。アベノミクスのジレンマに直面して思いを強くしている。
2014.05.08
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留学生が故国に戻って就職したり、いろんな国際交流活動を始めた。日本で経験した活動の中で、ほんの断片を理解して現地で似たような活動をするのでハラハラする。多言語の自然習得活動に参加していたのが、却って同じ名前を使って英語のラピッドラーニングを始めたりすると両方の団体からクレームがつく可能性があり注意した。するとラピッドラーニングは一つの話題として挙げただけで、その方法に固執するのではなく、現地の子供たちが世界に目覚め言葉を学ぼうとする意欲をもつようにしてゆくのだという。言われてみれば、日本で家族ぐるみで言葉の習得を楽しもうという活動をしていたので、とりわけ子供が成長してゆくさまに心が動かされたようで、そのような活動を故国でも始めねばならないと思ったようである。留学では学習は勉強内容や生活全般にわたるので、何に心底感動し何を始めるか、個性があって楽しい。留学を通じて成長してゆくさまが頼もしいし、ホストした醍醐味でもある。
2014.05.07
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リアルな夢を見た。昔出向していたアメリカの会社である。そこで成功するぞというアイデアを取り入れてもらおうとしている自分がいる。そこそこ知っている人に相談をしたが、その一言に大変な反響が壁新聞の形で寄せられた。「なんでこんな退職前の人間に大枚のお金を払ってサヨナラ旅行をさせるのか」「たった一人でこんなプロジェクトができると思っているのか」とこの2枚を読んだところで目が覚めた。あまりにもリアルであったので、多少は心臓も高鳴っているのだ。いろいろ退職後の人間の夢を追いかけた取り組みを行っているが、深層心理でこのままでよいのかというオリが溜まってきているからなのだろう。この世の中に生まれてきて、死ぬまでにやりたいこと、やってほしいと望まれること、協力してほしいと言われることに関わりながら生きている。しかし、それらには悠久の時間の流れの中にあるものであり、よく噛み分けてみる必要があるという心の中の警鐘だろう。現役時代にはここまで真剣に考え抜かなかったのが、定年後にこんなに真剣に考えることを促されようとは思わなかった。しかし、人生でやっと聞いた天の声のように思う。大切にしたい。
2014.05.06
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韓国からの留学生が、非常に驚いたという。ベトナムからの留学生のアパートに泥棒が入ってお金やパスポートを盗まれたという。日本では起こりえないと思っていたそうである。これほど日韓関係がギクシャクするなかで、留学してきたのは、日本は慎み深く平和で安全な国だと思って留学生してきたようだ。韓国の庶民の対日感情を知るうえで日本人の私が驚いた。いろいろなメディアを通じて日本の情報が韓国に流れている一つの結論が安全・安心の社会のイメージなのである。日韓関係を考えるうえで非常に参考になるし、希望の光でもある。しかし、それほど安全でもないし、安心もできないとも思ったそうである。このような時代なので、すぐに韓国の母親にはタブロイドで通じており、日本のイメージが即刻に伝わっているようだが。それでもオリジナルに日本が毛嫌いされるような存在でないことにホッとする。一方で諸外国から見られているという側面も自覚してリーゾナブルで安心・安全な国というイメージは大事にしてゆきたいものである。ちなみに我が家の留学生は日本のファッションが大好きで、8月に帰国するまでに渋谷に行きたいと願っている。
2014.05.05
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韓国ではフェリーの事故に続いて地下鉄の追突事故が発生した。韓国からの留学生に、「韓国の国民は疲れているのだろう。パリパリ(早く速く)と追い立てられ、周辺国との緊張感からイライラが募っているんだよね。」というと、その通りだと認めた。思えば、1990年代後半に国家財政破たんの危機を迎えて、産業のリストラを行い、待ったなしで国際競争力をつけるためになりふり構わず走ってきたのが韓国である。日本の産業にとっては忌々しさもあるが、日本でリストラされた技術者の果たせなかった夢を実現させることで古巣を見返すようなモノづくりをさせる舞台回しもして、何とか危機を乗り切った。しかし、この競争力を継続的に維持してゆくためにガンバリズムを徹底してきており、そこからはじき出されそうな脅迫感をもつ留学生は少なくない。一つには、日本社会で癒やされ、また気分も新たにリフレッシュして故国に戻ろうとするもの。韓国でのプレッシャーの中で、エスカレーターの上で言われるがままに動くのが面倒くさくなって、自身の判断を極限まで少なくするところから何が自分に残るかを見定めようとする若者など様々である。いずれにせよ、テンションの高い韓国社会の息遣いが留学生から伝わってくる。比較的穏やかな日本社会の中で、世界の中に生きる自分を確立できるように留学生に協力してゆきたい。
2014.05.03
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団体のリーダーになると動くお金を自分の力と錯覚してしまいがちである。特に東京、政治まわりの団体に多いように思われる。政治家の金銭トラブルはこのような団体トップとその取り巻きでリーダーに追従するグループに見られ、この人々はその団体で活動する協力者を被支配者のように考えて、団体の活力を失わせ、その末にはいったい何の大義を遂げる団体だったのかわからないものにしてしまうようである。批判が上がると余計に取り巻きの結束を高めることと、批判力のない新規加入者を誘い、海外旅行に誘ったりして、多数派工作にうつつを抜かすようになる。このような組織はバブル崩壊・リーマンショックなどを機会にかなり淘汰されたはずであるが、国会議員のように定数削減というばかりで動かないのと同じように、しぶとくしがみつきが起こっているものもあるようだ。国会議員の場合は、削減されなでも議員そのものが新陳代謝されるので、少しは救われるかもしれない。しかし、団体の場合は人材は固定化しており、生成発展が止まってしまう。これは官僚組織にも当てはまるのかもしれないが、団体の場合はより人事が淀みやすい。ひょっとしたら議員定数自身がこのような団体を温存するような支援組織になっているからかもしれない。その象徴が、リーダーの金銭感覚に出てくるのかもしれない。消費税アップできめ細かい費用対効果を考える一般活動員とは異なった金銭感覚で、支援者を抱き込もうと活動するリーダーとの意識のかい離は著しくなってきてはいないだろうか。
2014.05.02
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ある会社で1種電気工事士保持者の退職で補充の相談が持ちかけられた。OB連中の会合でリサーチをかけて、適任者が出てきたが、資格の免許を活かした常用雇用という点では、すでに勤務先が固定しており、アルバイト的な仕事しか追加で出来ないという。すでに退職前の時点で複数の会社から引きがあって、仕事・福祉と余暇とのバランスのよい勤務環境を気築きあげておられ、感心させられた。当たり前のことなのだろうが、人事や営業管理などの事務屋とは異なった、しっかりとした人生設計に感心させられるばかりである。このように年輩の資格保有者については奪い合い、囲い込み合いが激しいことを教えられた。
2014.05.01
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