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ジュゼッペ・クインタレッリのバルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレの1997年。久々にPECKのチャパッタと共に。クインタレッリのバルポリチェッラは、何時が飲み頃?と聞かれたら、プロの方以外で何人の方が的確に答えれるのでしょうか。クインタレッリといえども、バルポリチェッラ。バルポリチェッラといえどもクインタレッリ。まだ、大丈夫だろう、と思いつつ、どこかでそろそろヤバイ?んじゃないの?という葛藤が数年あり、今日、とうとう我慢できず開けてしまいました。エッジはほんの僅かに煉瓦色が掛かっており、色合いを見る限り思ったほど、熟成感はありません。果実味は、プルーン、アメリカン・チェリー。そして微かにチョコの風味があります。大樽熟成だったと思うんですけど。熟成香としては、これまた僅かに下草・土系の香りがしますが、それほど強くなく、これから古酒への坂道を丁度登っていく「始まり」のイメージです。しかし、要素的にはすでに、果実味とタンニンはすでに渾然一体となっており、旨みへと転化しています。結論は、”僕的な好み”だと、今ちょうど飲み頃ではないかと思います。熟成感を楽しまれる方、古酒が好きな方はもう数年待った方がいいかもしれません。今の正直な感想は、「あぁ、いままで開けないでよかった。」でした。(笑)main pagehttp://www5d.biglobe.ne.jp/~ririta/wine pagehttp://plaza.rakuten.co.jp/riritananmori pagehttp://ririta8500.exblog.jp/
2008.04.27
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こんばんは。今週、ようやくADSL環境が整い、久々の更新です。自宅でWEBが閲覧できなくなって2週間あまり。普段、いかに情報をWEBに依存していたか、イヤと言う程思い知らされた日々でした。さて、本日のワインは南イタリアの雄、タウラージ2002。ワイナリは、フェウディ・ディ・サングレゴリオ。去年、ジャック・セロスとコラボってスプマンテを発売し、話題になったワイナリです。しかしこのワイン、「タウラージ」としては、ワイナートで一躍有名になったサルヴァトーレ・モレッティエーリや復活したマストロベラルディーノに話題をさらわれがち。また、同社ラインナップの中でもやたら評判のいい「セルピコ」に大きく後塵を拝している、不遇のワインです。でも、僕は好きだなぁ、まずまず安いし。(笑)濃い濃いガーネット色で、全く向うが見えません。芳醇っていうよりも重みのある果実味は、ブルーベリー、干しプルーンが中心。タンニンはガッチリ、酸味もしっかりすぎだったので、1日・2日目にちびちびやって、3日目の今日が、一番バランスいいかな。
2008.04.26
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北のロゼと南のロゼ。本日のワインは一昨日と昨日の飲み残しワイン。どちらもロゼです。写真左は「北の巨人」フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のヴィエディロマンスの「チャントンス・ロゼ04」。メルロ100%で、小さなベリー系果実のニュアンスを持っています。私のヴィエディロマンス感は、「華やか」「上品」「緻密」です。そしてこのロゼはやはりヴィエ・ディ・ロマンス、そのものでした。写真右はシチリア州のデイリーワインの「スーパースター」、クスマーノのロザート06。こちらは土着のネレッロ・マスカレーゼ種100%です。チェリー、リンゴ、オレンジ、紅茶のニュアンス。酸のしっかりしたロゼ。こちらも千円前半と考えると高いコストパフォーマンスです。普段からロゼはあまり飲む方ではないのですが、自然と目に入る「桜」の妖しい力により、無意識にロゼを選択してしまっているようです。(笑)さて、いよいよ引越しです。次回の更新は、引越し先でのADSL環境が整ってからとなります。また、近いうちにお会いしましょう。
2008.04.06
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