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先日、アルナルド・カプライ訪問テイスティングを行いました。カプライはガンベロ・ロッソ2006年に最優秀ワイナリーとして選ばれています。モンテファルコの城砦から車で約5分、北北東に位置する高台のに醸造所はありました。テイスティングルーム全景今回、カンティナ見学+モンテファルコ城砦内のエノテカでの食事で55ユーロ/人でした。(カプライで清算、紹介状をいただきます)残念ながらマルコさんは外出中で、話は出来ませんでしたが、畑の説明から箱詰めまで約30分、テイスティング等に約1時間あまり、秘書のエレオノーラさんらと楽しい時間をすごすことが出来ました。テイスティングしたワインたち試飲したワインは次の4種。1)グレカンテ2007グレカンテ100%、優しい花や果実の香り一杯のグレカンテ。フレッシュなワインですが、厚みのある果実味も合わせもち、旨酸味が心地のよいワインでした。2)モンテファルコ・ロッソ2005サンジョベーゼ70%、サグランティーノ、メルロ15%。これも優しい赤ワイン。仄かな樽香と華やかな香りで、飲みやすく非常にフルーティ。そこそこの複雑味もあり、普段の食事ワインのみならず単独飲みでも十分に耐えれます。3)サグランティーノ・ディ・モンテファルコ コッレピアーノ2004サグランティーノ100%。プラム、ブラック・ベリーなどの黒い果実がスパイス、ハーブ等の複雑味を伴って、強いタンニンと共にキレイな酸に溶け込んでいます。4)サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 25ANNI2004サグランティーノ100%。はっきり言ってまだまだタンニック。コッレピアーノ+強い樽香、強いスパイス、インク等によりまだ、アンバランス。今飲むならコッレピアーノの方が(随分)美味しいと思います。おつまみは、ウンブリア・サラミ2種、チーズ、ブルスケッタ(カプライのオリーブがたっぷり)。収穫翌日のサグランティーノ食事は、ワイナリでの試飲後、提携しているモンテファルコ城砦内、コムーネ広場のエノテカ、L'alchimista(http://www.montefalcowines.com/index.php)でいただきます。大皿でのアンティパスト・ミスト他アンティパスト3皿、プリモ、セコンド、ドルチェ(お腹一杯で食べれず)までしっかり。ワインは白のグレカンテ、赤はモンテファルコロッソ、コッレピアーノをグラスになみなみとついでくれました。カプライでの試飲に加え、コレはちょっと飲みきれません(笑)。ワイナリーで購入したワインは、25ANNI2004・マグナム、ネロ・アウトサイダー1999(ピノネロ:未輸入)マグナム、コンテンポラーレ(サンジョベーゼ・未輸入)の3種類(+グッズ、キリ番企画で使いますね。)ユーロ安でラッキーでした。別途、旅行記をいつか(笑)アップしますので、また見てくださいね。
2008.10.28
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本日のワインは、ヴィトフスカ2004年、生産者はジーダリッチです。地域的には、先のヴィエ・ディ・ロマンスのちょいと南のあたりです。土着品種ヴィトフスカ100%です。この品種は、ワイナート46号で、フリウリの地場品種として大きく取り上げられています。さて感想です。綺麗な麦わら色ですが、自然派だからなのか清澄していないようです。香りは、みかん、金柑、日本のレモン、鉄、それからハーブ香。ミネラル感をかなり強く感じます。一見、先日のディス・クミエリスが陽のワインと対象的にこちらは陰のワイン(別に劣るっていう意味ではないです)、冷たくてストイック、冷涼な原野を思い浮かべます。が、時間が経つにつれ温かみやしなやかさが現れてきます。懐の深いワインだと思います。ただ、このワインで5,000円弱はちょっと厳しいですね。
2008.10.20
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本日のワインは、ディス・クミエリス2006年、生産者は、ご存知「北の巨人」(誰が言い出したのか、すっかり定着してますね。。。)ジャン・フランコ・ガッロさん率いるヴィエ・ディ・ロマンスです。セパージュは、マルヴァジア・イストリアーナ100%。イストリアーナはフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の州都、トリエステあたりが根元にある三角形の半島の名前(イストリア半島)から来ているそうで、まぁこのあたり原産のマルヴァジアの亜種なんでしょう。さて、感想です。開栓直後から非常によく香ります。白い花、洋梨、桃などの華やかな香りです。ふくよかで華やかで、且つ上品。北部の白なのに妙に温かみというか南国のニュアンスが入ったワインです。フィニッシュにレモン・ピールの様な苦味があります。また、かぼすのような柔らかな酸味をもっています。(それで日本料理と合うのかな?)実に美味しいワインですね。
2008.10.18
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本日のワインは、ロッソ・モリーゼ・リゼルヴァ2005年、生産者はリオーネ・デイ・ドージです。品種はモンテプルチアーノ100%です。、先日行った阪神イタリアフェアで試飲した内の一つです。この生産者のワインは同じシリーズ(価格)でロッソ・モリーゼの他にサンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ、サリーチェ・サレンティーノあり、コレが味わい的にベストだったのと何となくモリーゼが珍しかったので購入しました。さて、感想です。香りは、ムラサキの花、甘草、インク、バニラ香など。そのまま飲むと酸味が主体の濃厚系で、若干飲み飽きしそうな感じです。しかし、大き目のグラスについで(ウチではリーデル・ヴィノム・エクストリーム・ボルドー)ぶんぶん振り回すと、花の香り全開で、味わいも円やかに、華やかに、ミルキーに変化しぐっと美味しくなります。ネットでは1,000円あまりで購入可能だと思いますので、旨安ファンの方にオススメです。
2008.10.15
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本日のワインは、バローロ・ミエ・ヴィーニェ2003年。生産者はアッコマッソです。バローロなのでネッビオーロ100%となります。2002年に続き2003年も、「ロッケ」「ロッケッテ」(共に単一畑名)は生産されず、畑ブレンドのこのワインとなりました。正直、ロッケッテ・リゼルヴァ2001年との抱き合わせ販売であったため、購入しました。さて、感想です。明るめのガーネット色で透明感があります。香りはチェリー等の小さな赤い果実、ポプリ、腐葉土などの品のいい香りがします。酸・タンニンは十分に抽出されていますが、非常にエレガント。果実味やグルタミン系の旨みとのバランスもとても良いです。古典派バローロとのことですが、もう十分飲めるレベルにはなってきていると思います。モチロン、まだまだ寝かしておく方が、後々の楽しみは増えると思いますが・・・。
2008.10.12
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今日、国外免許取得手続きの帰り、阪神百貨店のイタリアフェアに寄ってきました。目的は阪神百貨店の威信をかけたイタリアワイン180種テイスティング。展示しているワインは殆どが試飲可能。ブルネッロやバローロなど上級クラスのワインも全てです。プラネット・ウェイヴスやチンクエ・ステッレなんぞもありました。す・すごい、と言っても一回5ml位ですけれど。その横のブースで有料試飲コーナーで飲んできたのが、以下のワインです。右から、1)サクリサッシ2005年/レ・ドゥエ・テッレ/トカイ・フリウラーノ、ソーヴィニョン・ブラン、リボッラ・ジャッラ 非常になめらかな酸。ハーブの香りが濃厚で、かつ複雑。食事と共にではなく、単独でこそ飲んで欲しいワインと感じました。美味しい。2)ルディ2003年(マグナム)/ヴェルノージ・エルコレ/モンテプルチアーノ、カベルネ・ソーヴィニョン・メルロ- 完熟した黒系果実。円やかなスパイス感。単に美味しい、というだけどなく、緻密さと広がりを兼ね備えた味わいでした。マグナムのおかげなのか?素晴らしい。3)ドン・ルイジ・リゼルヴァ2004年/ディ・マーヨ・ノランテ/モンテプルチアーノ、ティンティリア 濃厚で味わい深いものがありましたが、ルディの後に飲んだのが悪い。違った状況で飲みたかったです。右から、4)ヴィンテージ・トゥーニーナ2005年/シルヴィオ・イエルマン/ソーヴィニョン、シャルドネ、リボッラ・ジャッラ、マルヴァジア・イストリアーナ、ピコリット 白い花を連想させる、綺麗なワイン。厚み、ふくよかさを持ちながらも、すっきりと一本線が通っているような清清しさを感じました。5)カルミニャーノ・リゼルヴァ2003年/ピアッジア/サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ 良質のサンジョベーゼを思わせる伸びのある酸が好みです。黒系果実に加え、土の香りやミルキーさがいいバランスを保っています。右から、6)ロイ・コロナ2000年/アルベルト・ロイ/カンノナウ、カベルネ・ソーヴィニオン、カリニャーノ、ポヴァーレ、モスティリヨ 香りはプラムやイチジク。そして、パッシートしたような甘みを感じます。少し枯れたニュアンスも相まって妙に美味しかったです。この造り手、知りませんでしたが見かけたら買ってみます。オススメです。7)オルネライア2005年/オルネライア/カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド オルネライアはやっぱりオルネライアの味わい、知っている(過去の)味わいより洗練されたものでした。750mlで10,000円を越えてから買うのを止めていますが、現在でも価格なりのパフォーマンスはあると思います。買わないけど、好きなワインのベスト3に入ります。有料試飲は全て50ml。ドライフルーツとチーズの盛り合わせを含めて5,073円也。いろいろ飲めて楽しかったです。
2008.10.09
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本日のワイン、ランゲ・ネッビオーロ2004。生産者はパルッソです。ネッビオーロ100%。9月半ばのワイン会で飲んだワインのひとつで、リリース当時飲んでいますので3回目となります。さて感想です。綺麗で透明感のあるガーネット色。香りは小さなミックスベリーや乾燥バジリコ系ハーブ。前回飲んだときより、クリーミーさを強く感じました。バローロに対し、奥行き、余韻は今一歩及ばないけれど軽快でモダンな旨みを感じさせます。週末ワインにピッタリかな。
2008.10.08
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本日のワイン、ピノ・グリージョ・ストリコ・30V。前回のレッド・エンジェルに続き、イエルマン。エノテカ繋がりですね。このボトルは、イエルマンのピノグリージョ販売30周年記念ボトルで、普通のピノ・グリより2年長く熟成されての出荷となっているようです。レモン、梨、桃などのフルーティな味わいと柔らかいハーブ、上品な杏仁豆腐のよな香り。酸味はレモンを感じさせます。葡萄そのものやフィリピンマンゴーの果皮感を持っています。豊かな味わいですが、わずかな苦味とドライさを伴ったフィニッシュから余韻が短めに感じますが、かえって食事とあわせ易いかも。美味なるワインと思いますが、4000円という価格はちょっと高いかな。この位出すと、選択肢は結構ありますから・・・。
2008.10.05
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