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本日のワインは、トゥルム・ロッソ2008年、生産者はフェウド・アンティコです。セパージュはモンテプルチアーノ100%となります。モンテプルチャーノといっても、先日のワインは「地域(コムーネ)」の名前由来であり、こちらは品種の名前となり、全く別物です。さて、感想です。真っ黒、とも言える程濃厚なルビー色。アメリカ産の干しプルーンやインク、バニラ香などが中心で、飲み始めは、濃厚なだけ、という一本銚子さも感じられたのだけど、ハーブのような複雑な香りと、また時間が経つごとに主張してくる酸と旨味を持つため飽きられることはありません。
2014.05.25
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本日のワインは、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ・アジノーネ1995年、生産者はポリツィアーノです。アジノーネは、1983年からの単一畑ワインで、リゼルヴァの位置づけです。セパージュはサンジョベーゼのクローンの一つである、プルニョーロ・ジェンティーレ100%となります。7月に(できれば)行きたいな、と思っているのでちょっと開けてみました。さて、感想です。ホンの僅かにレンガ色がかったエッジの他には熟成を感じさせられない深みのあるルビーレッド。グラスからはスミレの花やミルキーな香り。口に含むと、干しプルーン、干し柿、そして熟した洋梨、コンポートかな。他にはポプリ、ドライフラワー等。果実味は十分、そして丸みを帯びているが馥郁たる柑橘の酸を持っています。同じく柑橘の皮のような心地よい苦味はフィニッシュにかけてミルキーな甘い香りと共にきれいに収束していきます。既に20年近く前のワインにもかかわらず、時間が経つごとに果実のパワーがでてくるのにはびっくり。でも、やはり今がピークだと思います。
2014.05.18
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本日のワインは、バローロ・アルベ2006年、生産者はG.D.ヴァイラです。大樽で熟成する伝統的な生産者とのことで、インポータの資料からのコピペ、『リンゴジュースを飲んだらリンゴの味しかしてはいけない。同じようにバローロを飲めばネッビオーロの味がすべき。樽由来の甘味や香、そしてタンニンもバローロには必要ない。』と考えている生産者のようです。このワインは、同ワイナリーにおけるバローロのスタンダードラインであり、複数の畑の葡萄が使用されています。さて、感想です。落ち着いたガーネット色。全体的に僅かに茶色掛かっています。香りは仄かなバニラ、オレンジの皮のような香りも。口に含むと、野生な赤系の小さな果実、柘榴や杏など。赤系がメインですが黒スグリのコクも感じられます。赤胡椒や鉄さび、のニュアンスもあります。タンニンは細かですが、一口目からピンクグレープフルーツを連想する柑橘系のかなり強めの酸が感じられ、単独で飲むのはすこしキツく感じますが、時間が経つにつれ若干穏やかになって、随分飲みやすくなります。(慣れてきたのかな?)
2014.05.13
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本日のワインは、サンセール・レ・ベルダム・シレックス1988年、ジトン・ペール・エ・フィスとなります。先日北海道に行った時、安かったので買ってきました。普通、早飲みのサンセールを熟成させるとどうなるか、楽しみだなぁ。さて、感想です。少しグレー掛かったライトイエロー。グラスからは、ヴィンサントのような少し酸化したような香りがします。口に含むと、少し焼けたようなニュアンスと共に、黄金糖、砂糖を落としたレモンピール、北海道バター飴のような円やかでまったりとしたバター味、オレンジ、結構オイリーな印象で、りりたの知っているサンセールっぽさはあまり感じられませんでしたが、意外と飲めました。このクラスを寝かせる余裕はうちのセラーにはありませんので、楽しい体験となりました。
2014.05.05
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