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金曜に職場で飼ってる亀が酔っ払いがてらに「最近風呂でRainy Days And Mondaysを練習しまくっている」とか言っていたのだけど、そんなこと言っていたせいか今日は見事なRainy Days And Mondaysだったりしてしまったのであった。憂鬱だし最近はニューウェーヴづいているのでBlue MondayでもI Don't Like Mondaysでもいいのだけど、折角だから久しぶりにカーペンターズを聴いている。 ちなみに職場で亀を飼っているというのは嘘である。 カレン・カーペンターの顔を恐れてあまり聴けずにいたカーペンターズだが、ちょっと気楽に聴くと(出来るだけ画像を見ずに、がポイント)凄くポップで聴きやすい、ってそんな当たり前の感想有るか。カーペンターズが聴きやすくなくて何が聴きやすいんだ、って世界だが、俺みたいな人になっちゃうとその辺が逆って言うか、カーペンターズよりバッジーの方が聴きやすい、とかアトミック・ルースターの方が聴きやすい、とか、ハードフロアーの方が聴きやすい、とか、山下洋輔トリオの方が・・・もういいですか。しつこいですか。 Close to Youはウェラーのヴァージョンをすっかり聴き慣れてしまって、アレはアレでポップなんだけどウェラー節なので全然別物。油断して聴いてると同じ曲って気付かなかったりしてね。Help!なんかはレノンの本来の意図を汲んだ感じに近いんじゃないの?って説はあるけど、ちょっとそれには明るいかな。やっぱりTop of the Worldが好きかなぁ。一番簡単なところを選ぶのがカーペンターズを楽しむ極意かと勝手に思ったが。 肝心のRainy Days And Mondaysだけど。実はたいした感想はなかったりする。いい曲だけどねぇ。う~ん、今夜はしばらくコレで行こう。
2011.02.28
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YMOに出会ったのはご多分に漏れず小学校時代。なんか創作ダンスだかなんかの素材として黒板に「ライディーン」と書かれていたときは当然俺たちは勇者ライディーンの方だと思う。そこで帰化された全然違う曲にがっかりしたり、小学生にも解るキャッチーなメロディに惹かれたり。 Solid State Survivorはそれなりに世間でも聴かれていたようで、それから長い間YMOに触れていなかった俺が高校生の頃友人宅で再会したときには明らかにライディーン以外にも、テクノポリスやBehind the Maskにも覚えがあった。それから数年は、「増殖」まで+「浮気な僕ら」以降のYMOのみ聴いて過ごすことになる。彼が「あの2枚」を持っていなかったからだ。 それが重要作だと知るには更に数年を必要とする。音楽学校時代の仲間に教えられた1981年のYMO。友人の世界からはすっぽり抜け落ちていたその時代の2枚のアルバム、そりゃあ明らかに小学生向けじゃない、暗くシリアスなYMO。体操とかPure Jam、Keyの「何言ってんの?」そしてU・Tの間奏あたりにYMOらしいユーモアが顔を出す以外はひたすらダークで、硬質で、大真面目な世界。だが、既にニューウェーヴ(勿論俺にとっては「復習」すべき音楽だった)を通ってきた俺には理解できるし、充分に魅力的な世界だ。 はじめの頃は圧倒的にKey、Cue、Balletのようなポップでニューウェーヴ的な曲か、当時大好きだったハードコア・テクノに通ずるU・Tが好きだったけど、徐々に好きになっていくのは、この硬質な時代の中で肉体的ファンキーさを聴かせる楽曲群。ラップ現象やLight In Darkness、Neue Tanzの様な曲。それらの中でも一番なのがこの曲だ。 とにかく細野・高橋のリズムセクションを聴くためだけにある曲と言っても過言ではないのではないか。上物はあくまで上物。細野のファンキーなことこの上ない最高のベース。時にスラップも交えつつ一切無駄なフレーズを弾くことがない理想のプレイ。 そこに絡むは高橋のひたすらソリッドながら、80年までにはあまり聴かせなかった微妙な跳ねを感じさせるドラミング。ベースと完璧にシンクロするグルーヴ。16分で刻むハイハットの8分裏のアクセント。 高校時代に友人宅で出会わなかったのはむしろ幸運だったかも?あの頃の俺が聴いてたら「中期YMOは退屈」というレッテルを貼っていたかも知れないな。
2011.02.27
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金曜仕事が終わって最近の固定メンバーと呑む。今の面子で呑むようになって3回目?4回目か。いつも7人で呑んでいたのだけど、実は「創立メンバー」がもう一人いた。だが彼女、要するにGRIMMSにおけるヴィヴ・スタンシャルの様な存在で、つまりタイミングが悪く毎回何故か参加できずにいたのだけど、今回ようやく初参加となった。めでたい。更に今回は偶然会ったメンバーの友人(控えめな表現?)を加え9人。と言いつつ序盤は「会長」ことM氏が別の呑み会(後で仕事も押していたことが判明)で遅れ参加。8人でスタート。M氏合流後も含め結局深夜2時まで呑んで、俺は帰宅したが5人はどうも朝までやってたらしい。タフだな。 KちゃんとSは例によって酔っ払う。初回にタチの悪い泥酔ぶりを発揮したTは今回は車のため、素面だったんだけど少しテンションに乗れなくて可哀想だったかな。 俺が朝まで参加できなかったのは今日新バンド、Tokyo Quoの第2回リハーサルがあったから。なんとか4時間寝て従弟と共に池袋スタジオペンタへ。前回演った曲に更に数曲を加え、曲数的にはもうライヴが出来そうな感じ。具体的な出始めて盛り上がる。まあ、その辺の詳細はそのうち・・・。 そして明日はマードックスのリハ&Ko-Ryuと寿司喰う予定。仕事も一段落付いて気分的にも落ち着いたし、なんかこの週末好きなことだけやってリフレッシュしまくりって感じか?贅沢だねえ。
2011.02.26
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アート・ウッド特集、って有得ねえ。 アートウッズの末期はセント・ヴァレンタインズ・デイ・マサカー名義でシングル出して解散。でも契約が残っていたとかで、アートは弟に手伝えと声をかける。丁度弟は新バンド組んだ(ってーか加入、か)ばっかりで「オッケーあんちゃん、そいつら連れて来んよ」とばかりにとんでもないメンツを集めてしまった結果またしても主役が一番地味、と言う落ち。 結局メンバーはフェイシズの全員+アート兄ちゃんという布陣になり(最初はプロンクの代わりにクリエイションのキム・ガードナーがいたという)、つまりシンガーが二人。お兄ちゃんいいシンガーなんだけど流石にロッドの押しの強さには敵わん。それでもメインヴォーカルで頑張って太くて熱い喉を聴かせてくれる。それはロックシンガーとして、明らかに次の時代に対応するものだったし、アートウッズ時代より格好良い。コレを最後に引退ってのは、非常に勿体ないなぁ。 ロッドの格好良さはここで、明らかに主張しつつも決してアートを喰うでなく、あくまでセカンド・ヴォーカリストとして存在感を発揮しているところ。リードをとるアートに変幻自在に絡んでいくのだけど、アートを立てようと言う気があるのが見事。ってーか、ロッドって「並び立つ人」がいるときの方が格好いいような気がする。JBG然り、フェイシズ(プロンクが横にいるかいないかで、全然違う!)然り。 コレだけヴォーカルが強力なんで、バックがまた絶妙に主張しないあたりがこの脇役体質集団ザ・フェイシズの面目躍如。明らかにジャムセッションで作った感じの曲なのにギターソロとか全然無いもんね。一番目立つのがマックなんだから(笑)。潔い。格好良い。
2011.02.25
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御存知の通り俺は「何でもかんでもビートルズが一番だと思ってる馬鹿」が大嫌いだ。ある意味では「下手だからという偏見でビートルズを過小評価する馬鹿」より嫌いだ。「ビートルズファンのくせにリンゴとジョージを過小評価する馬鹿」が一番嫌いだが。 ビートルズの曲をカヴァーしてビートルズ以上にしたミュージシャンというのは、確かに少ないとは思うがそれは俺がビートルズの大ファンだから思うのではあるが、例えばストーンズのI Wanna Be Your Manの様に比較にならないレベルでビートルズより格好いいという例もあるわけだ。目線を変えれば「もっと凄いぜ!」って例だっていくらでもあるだろう。スティーヴィー・ワンダーのWe Can Work It Outはビートルズ以上だ、って意見だってありそうである。 ビートルズのオリジナルでなければいくらでもある。つまりR&RやR&Bのクラシックをビートルズ以上の解釈でカヴァーするアーティストだ。You've Really Got A Hold On Meはスモール・フェイシズの方が遙かに格好良いし、カクタスのLong Tall Sallyもビートルズを凌駕する。 そういう曲の中でも、比較さえ馬鹿馬鹿しいっていうレベルで、もはや「天と地ほどの差」とまで言い切れるのはやはりアートウッズのA Taste of Honeyだろう。ビートルズのはあんまり真面目にやろうって言う気もない感じだから(勿論、特にレノンが、である)尚更その差は激しくなる。どっちかってーとノベルティソングって感じだもんね。パロディっぽいってーか。 アートウッズのヴァージョンは、もう完全にジョン・ロードが主役のオルガンジャズだ。勿論原曲さえ遙かに凌駕する、ってーか要するに格好良くない曲をジャズアレンジして格好良くしちゃったわけで、野暮臭い原曲をそのままカヴァーしたビートルズとは次元が違うのだよお立ち会い。デレク・グリフィスのギターもいいのだけど、そのバッキングでもソロでも、勿論メロディ弾いても最高に格好いいのがロードだ。ビートルズ以上、と言い切って敵を作った舌の根も乾かぬうちにディープ・パープル以上、とまで言いたくなる、そんなプレイだ。 Jazz In JeansってEP(Art GalleryのCDに全曲収録)はアートウッズの格好良さを凝縮した作品と言えるが、リーダーのアート・ウッドの存在感は薄い。2曲がヴォーカル入りなんだけど、インストの2曲(もう一曲はOur Man Flint)の方が格好いいのだよね。アート・ウッズ・クワイエット・メロンでもセカンドシンガーのロッドの方が格好良かった品。不憫なお兄ちゃん。
2011.02.24
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ニューウェーヴだシューゲイザーだ言いつつ全然違う方向行きまくりじゃないか、とのご意見もあろうがニューウェーヴもシューゲイザーも長くつきあっていきたいのでここで一気に消費する気はない。そういいつつ既にアレとか発注済みだったりするのはまあ、今後のお楽しみ。 所謂「ニューウェーヴ」という感じがいかにも、っていう、っていうか、俺がニューウェーヴの代表だと思い込んでるバンドはエコバニとXTCだ。異論はあんまり無いんじゃないかな?他の形容が付けようがないニューウェーヴ。テクノポップでもパンクでもパブロックでもニューロマでもゴスでも無いニューウェーヴ。 そんなワケで昨夜はXTCを聴いた。Nonsvchはもう「ニューウェーヴ」という印象じゃない時期のアルバムだけど、俺が最初にリアルタイムで買ったXTCのアルバムだ。最初に買ったのは多分Drums and Wires、最初にリアルタイムで「聴いた」のはOranges and Lemons(従弟が買った)だったと思うんだけど。 そんなワケで思い入れは一番。「れっつびぎぃ~ん!」から始まってコリンの最強ポップを含みつつ曲数多いな!とか思いながらも最後のBooks are Burningに辿り着いたときの感動は筆舌に尽くそうという気もあんまり無いのだがともかく最高だ、ってコトで。The DisappointedとかMy Bird Performs、Humble Daisyの爽やかさ、That WaveやWar Dance(すげー大好き)の重苦しさ、バランスもいい。やっぱりアルバム全体としての長さは気になる(もう少しコンパクトでも良かったと思う)けど、じゃあどれを外すか、って言われると思い入れが強すぎて。Apple venusみたいに2枚にしてもいいねぇ。 ところでこのアルバム、俺は勿論最初の日本盤CDで持ってるんだけど、Big Expressと逆に「紙ジャケの嬉しく無さ」はトップなんじゃないだろうか。やっぱりプラケに印刷のあのデザインじゃなくちゃ。紙ジャケにするなら透明アウターケースとか付けて欲しかったね。
2011.02.23
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にににっ!・・・いや、2月22日だからさ。あけなぼーざきゃーのん。 【neat】[1]きちんとした;〔服装などが〕こざっぱりした, 小ぎれいな;[2]〔人, 行動が〕きれい好きな; 趣味のいい; 上品な, 端正な.[3]手際のいい, 気の利いた, 器用な;〔言葉などが〕適切な, すっきりした.[4]話〔酒が〕水を割らない, 生(き)の,(straight).[5]米話すばらしい, すてきな,(wonderful). そういうワケで、Sea and Sandとかの歌詞に出てくる「Hair cut neat」は[1]の意味と言うことになる。まったくもってモッズ的な歌詞だ。ダムドの場合は、[5]なのかな?英国では言わない表現な感じもするけど。まあともかく、NeatとNEET(Not in Employment, Education, or Training)は全く違うのだ。 しかし「嵐のロックンロール」とは驚いたな。「情熱のロックン・ロード」と同じくらい驚いた。 なんだかんだで色々聴いて、StrawberriesやBlack Albumも好きになったんだけど、結局ダムドは1stとMachinegun Etiquetteが圧倒的、と言う印象に落ち着く。そのなかでもこの曲を始め、シングルになった曲はシングルになる必然性があるからシングルになったのだな、と納得以外しようがないほどのキャッチーでポップなナンバーだ。パンクはポップだ、は以前から言い続けているけど、ソレは1977年、ロンドンパンク初のシングルがリリースされたときから既にそうだったのだ。 New Roseと並んでブライアン・ジェイムズ在籍時のダムドを代表するのがこの曲。スピード感も抜群(テープスピードを速めていると言うが)で、二回聴く前に一緒に「にににっ!」って叫んでるでしょ?楽曲としてはNew RoseともI Fallともそんなに違わないんだけど、ソレがパンク、ってコトで。 コステロのPump It Upはこの曲のパクリだと信じてるけど、実はコステロ、この曲ライヴでカヴァーしてるんだよね。シングルのカップリングで出てるんだっけな。確かNew Year's ModelのCDで聴けるはずだ。もっさりした出来だけど。でも、ネタばらしにもなってる。
2011.02.22
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すげー今更。 Mind Gamesっていいアルバムだなぁ!レノンのアルバムで何の気なしに気軽に聴ける最初のアルバムで、そういう意味ではWalls and Bridgesと双璧だけど、Walls~は音が厚いからちょっとだけ重い。勿論音が厚くないのにその数百倍重い「ジョン魂」よりは遙かに聴きやすいけど。あと最近はDouble Fantasyも、ヨーコにさえ慣れちゃえばたいして難しいアルバムじゃないんだけど。(Milk and Honeyは単純にアルバムとしての出来がもう一つだから) そもそも俺はコレをちゃんと聴いたのが凄く遅い。確か通して聴いたのはリミックス/リマスター盤が出たときだったと思う。AisumasenやOne Day (At a Time)やMeat Cityが最初入りやすかったんだけど、徐々に他の曲の良さにハマリ始めた。 特に最近いいのはOut The Blue。コレとI Know (I Know) 聴いてると「なんかビートルズのジョン・レノンが作った曲みたいな感じだな」と思う。後者は少しウイングスっぽい感じもあるんだけど。ニール・イネスよりもレノンっぽい曲を作ったのはジョン・レノンだけなんじゃないかな。ヴォーカルも結構似てるし。ビートルズとか好きな人は聴いてみるといいと思う。 以前も書いたけどMeat Cityのサウンドの荒っぽさは一時期のT. Rexっぽくもある。なんかZip Gun BoogieやLondon Boysみたいな、微妙に音が悪くて分厚くて乱雑で格好良い!っていう。 透明感があるんだよな。見通しがいい、って言うか。ジャケの感じかな。広いんだ。「音の壁」から解き放たれた、そんな開放感・・・。
2011.02.21
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780円だっけ、安かったしポイントもあったから買ったけど、やっぱりそんな好きじゃねえんだよなぁ。 セカンドは持ってて、まあサウンドはいいと思うんだよ。この1stにしても、ギターとパーカッションっていう編成はやっぱりTyrannosaurs Rexみたい(紋切り型で情けない表現だが)で格好良い。「暗闇の人生」なんか大好き。音はね。 でもねえ、やっぱり歌が、さぁ。 基本的に思想丸出しの歌詞は嫌いなんだけど、それが日本語でストレートに響いてくるのはやっぱり辛い。しかもそれを非常に聞き取りやすい歌唱法で、一文字一文字聞き取れる歌い回しで聴かせるから更に辛い。辛いだけじゃなくて、メッセージが優先されて歌を音楽として聴かせようという意識がないから、押韻とかそういう発想が無くて、つまり単純に「歌」として聴いた場合非常に格好悪い。 曲として考えると「銃をとれ」なんか凄く格好いい。セカンドのヴァージョンも好きだったけど、このアコースティックヴァージョンもなかなかだ。コレにもっとちゃんと考えた歌詞が付いていたら最高に格好良いナンバーになったんじゃないかと思う。または英語にしちゃうとかね(笑)。 「戦争しか知らない子供たち」は替え歌だけど、酷いねコレは(笑)。無駄な思想を歌詞に乗っけて曲の良さを殺した上にその歌詞が「過激」と捉えられて発禁とか言ってるんじゃあお笑いぐさだよね。 ジャケも、ねえ。コレがオリジナルなのかな?目線に「頭脳警察」って入ったヴァージョンの方がピストルズに先駆けてる感じで格好良いんじゃない?(それともピストルズ以降に作ったのかな、アレ) 永遠に埋まらないあと一歩、って感じのアルバム(ってーか、バンド)だな。
2011.02.20
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このずさん極まりないパッケージを「正規盤」と呼べるものか。指摘項目を片っ端から挙げようか。 ご覧の表ジャケ、まず写真がどう見ても86年じゃない。この時点でもはやアレだけど、クレジットが「ベック、ルカサー&ゲスト」名義。裏ジャケを見ると疑問を持つはず。メンバーとしてクレジットされているのは以下の通りで、とりあえずジャケの表記通りに書こうか。Jeff Beck (Guitar)Steve Lukather (Guitar)Guests:Carlos Santana (Guitar)Graham Lear (Drums)Alphonso Johnson (Bass)Buddy Miles (Vocals)Chester Thompson (Keyboards)Jimmy Hall (Vocals)Doug Wimbish (Bass)Jan Hammer (Keyboards)Paul Rekow (Percussion)Armando Peraza (Percussion)Tom Coster (keyboards)Orestes Vilato (Timbales) この「ゲスト」の表記がめちゃくちゃで、サンタナとベックのバンドのメンバーがまぜこぜに表記されている。赤字がサンタナのメンバーで、それ以外がベックのバンドメンバー。何故かラウル・リカウがPaulと誤記されている。ちなみにチェスター・トンプソンは同名のドラマーとは別人だが、バディ・マイルズは同盟のドラマーと同一人物である。何故かシンガーとして参加しているのだ(カウベルも叩いてるけど)。ベックのバンドメンバーは何故かドラマーのサイモン・フィリップスがクレジットされていない。俺は嫌いだが可哀想じゃないか。 11曲が収録されていて、最初の3曲はサンタナ、4~8曲目はベックによる演奏で、最後の9~11曲目はベックのバンドにルカサー、サンタナ、アルフォンソ・ジョンスン、バディ・マイルズが参加してのセッションとなっている。 そういうワケで、ルカサーはソロとしての参加はないのだ。むしろ「ゲスト」はルカサーで、サンタナに1曲、ベックに2曲参加している。バンドとして3曲が収録されているサンタナがジャケにも載ってないって、どうなのよ? DVDをセットすると、いきなり前触れも(タイトル画面的なものも)なくいきなりサンタナが始まる。しかも画質はどう見てもテレビ録画ビデオテープ起こし。どう見たらコレをオフィシャルと思えるというのか。だが登場する曲はPrimera Invasion。実際、このサンタナの選曲(あと2曲はBlack Magic Woman, Open Invitation)で購入を決めたのだ。ラウル・リカウのコンガが揺れ、安物マイケル・シュリーヴことグレアム・レアがばしばしビートを決めてくるだけで俺は満足だ。 Open Invitationにはルカサーも合流。ライヴ・エイドでは確かパット・メセニーが弾いてたよね。豪華ギタリスト共演曲なのか?ソレにしては地味な曲(笑)。ヴォーカルは前年のグレッグ・ウォーカーからマイルズに変わって野太くなった。アーバン(笑)な感覚は減少。 実はまだベックのパートは流し見なのだけど、とにかく楽しそうにやってる印象。特にラストのJohnny B Goodeはぐだぐだなんだけど、ご機嫌な感じが凄い伝わってくる。「貧弱なビル・ブルフォード」って感じのヴォーカル、ジミー・ホールがなんとなく鬱陶しいのはご愛敬、か?
2011.02.19
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たまたまYouTubeで、男性歌手が「あの娘のaiko」を歌ってるのをちょっとだけ聴いたけど、酷いねコレは。そもそも俺はこういう「歌が上手いだけが取り柄」みたいな歌手って大嫌いなんだけど、まあコレはそれほど上手くない気もするけど(笑)、まあ何にしてもこの曲は上手に歌うだけで原曲の良さを台無しにしてしまうと言うかなり特殊な曲なワケで。ユリナでさえ歌えなかったのだからこんな半端な歌手が歌えるわけがない。顔洗ってで直せ、田舎に帰ってトマトを作りなさい、ってなもんである。 この曲の作詞作曲はユリナで、元々は彼女が歌っていたのだけど、ゾンビーズ子に「上手すぎて面白くない」と評されヨーコが歌うことに。ユリナでさえ「上手すぎる」と言われてしまうっていたい・・・と思ったが、ヨーコの下手さは絶妙。ユリナもインタビューで「ヨーコは下手っぴだしどうせ駄目だと思ったら良かった」「少し悔しい」みたいなコトを言っている。あと先入観抜きで聴けばユリナも実は結構上手いのだ。楽器弾きながらだと外れちゃうんだろうな。 早速★★★★★付いてるってのもまあ、俺のはまりっぷりをアレしててちょっとアレだけど(なんだソレは)、早速偽造ジャケの登場ってのは更にアレだねえ。まあホラ、ヨーコ可愛いし。ヨーコに★★★★★付いてんだよ知らなかったの?
2011.02.18
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なるほど、確かにニューをゲイズしてるのかも知れないな、と思える節もあり。90年代のシューゲイザーより解りやすいような感じもある。Day Dreamyみたいな「いかにも」な曲もあるのは勿論嬉しいけど、この微妙な違いの部分は魅力なのだろうな、とも思う。 俺はジザメリに間に合わず、赤・黄の頃にRideを聴きそびれ、スワーヴドライヴァーも通らず、あんまりシューゲイザーという言葉を意識せずマイブラを聴き、一種のアイドルとしてラッシュを聴いた人間だ。つまり俺にとってこの手の音楽と言えばギャラクシー500とマイブラだったわけで、意識という意味では結構遠い。 それでもやっぱりラッシュのボディペイント+セミヌードのグラビアがロッキン・オンに載ったときは衝撃であり、確かあの写真は雑誌を処分したときも切り抜いて残してあったはずだが大概雑誌の切り抜きというのはなくしてしまうものである。 違った。 それでもやっぱりマイブラのLovelessがリリースされたときは衝撃であり、と言いたかったのだ。あの音の空間は、少なくとも俺は他にないサウンドと感じたし、シンバルとギターが混じり合ったノイズには憧れたものだ。マードックスの「ゆけ」は俺なりにあの世界に近づこうと思って叩いているのだけど、あまり上手く行っていないような気がする。 今あえて初期のライドも聴き直してみようかな・・・。
2011.02.17
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ニューゲイザー、って言葉には相変わらず違和感はあるものの。 だってさ、シューをゲイズするからシューゲイザーなんであって。靴を睨んでるってのは内向的な印象で、その霧がかかったようなサウンドと見た目的な内向性のシンクロ感の気持ちよさ、ってのは明らかにあって。それがあんた、ニューをゲイズするってそんなの実に前向きな感じじゃないか。全然内向的な感じがしない。今時の若ゲイザーは、ってな感じである。 そんな若ゲイザーのアルバムを買いゲイザー。店でシューゲイズしながら買い物をするとなんかエロ本を買う中学生のようなのでAmazonでぽちゲイザーである。 Twitterで知って、早速YouTubeをゲイズしてみたらもうイントロの10秒(いや、15秒くらいかな)でピン!と来たので早速ぽちっとやってしまったワケである。こういう時の決断だけは早い。だが実は俺は熱心なシューゲイザーゲイザーでは無いゲイザーなのだ。しつこい。 マイブラはある意味バイブルみたいなものなので持っていて当然としても、ジザメリをちゃんと聴いたのが先日、ってのは既にした話だし、ライドも靴を見なくなってからしか聴いてないし、スワーヴドライヴァーやカーヴさえ聴いていないのだ。せいぜいラッシュを色香に負けて聴いたのと、あとはスーパーカー、くらい? まだ買ったばかりでどうこう言えるほど聴いていないけど、とりあえずLovelessのリマスターを待つ間の繋ぎには充分なんじゃないか。オープニングのImagine Heartsと5曲目のKaleidoscopeが今時点のお気に入り。女性ヴォーカルもいいけど、男の方もそれらしくていい感じだ。 そういうワケで、正解はリンゴ・デススターでした。
2011.02.16
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ある本を読んでいたら、寄稿していたミュージシャンに興味を持つ。そういえば職場の同僚が去年ライヴ行ったって言ってたな、と思い出しCDを借りてみた。3枚借してくれたのだけど、全部DVD付きってどーいうコトだ。大変。すぐには返せそうにない。 Twitter方面でも色々影響を受けていて。特に昨日いきなり気に入った某バンドは先日の住所不定無職との共通項も幾つかあって、自分の嗜好が少し解ったような気がする。嘘である。その共通項とは1)ベースの女の子の声が好き。2)バンド名が酷い というものであり、さて、このバンドは何でしょう。そう簡単には来ないよ。
2011.02.15
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いや、日付的にはBlue Valentine's Dayなんだけど。いや、特にブルーでもないけど(笑)。何故か急に大瀧詠一のベスト10やります。1.ロックンロール・マーチ2.福生ストラット(パート2)3.クリスマス音頭4.Rock'n' Rollお年玉5.三文ソング6.ココナツ・ホリディ7.趣味趣味音楽8.座 読書9.ナイアガラ音頭10.ハンド・クラッピング・ルンバ やっぱり俺はノベルティソング路線が好きで。特にNiagara Moonは全編にわたって最高だと思う。以前のレココレ見たら(前述の曲含む)ナイアガラ・カレンダーが最高傑作とされていてまあどっちも大好きで殆どこの2枚からの選曲だけど。でもやっぱりニューオーリンズの気配がより強い「ムーン」が最高だなぁ。 ナイアガラ・ムーンでは大半の曲で細野晴臣がベースを、ドラムは上原裕と林立夫が担当していて、特に林/細野のリズムセクションは日本最高だと思っているので、それが堪能できるという意味でもやっぱり、最高傑作なのだよ。ちなみに「カレンダー」には細野、林共に参加していない。上原も素晴らしいドラマーだけどね。 だから俺が一番嬉しいのはやっぱり本場を超えた、と言っても過言ではない国産セカンドラインの最高傑作「ロックンロール・マーチ」と、偽ミーターズっぷりが最高なんて生やさしいものじゃない「福生ストラット(パート2)」なワケだ。同率一位って言ってもいいね。だって俺、セカンドライン叩かせたら林立夫の方がジガブーより好きだもん。言い過ぎじゃないよ! あと6位の「ココナツ・ホリデイ」は実は伊東銀次名義の76年ヴァージョンが好きなんだけど。まあ、その辺は「ナイアガラ」ってコトで・・・あ、ちなみにLong Vacationは持ってないので・・・(えーっ)
2011.02.14
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佐野元春 Visitorsを聴く。 この人のラップともポエトリーリーディングともつかない歌い方は結構好きで、特にCafe Bohemiaのボーナスディスクに入っていた「完全な製品」が好きなんだけど、このアルバムの1曲目Complication Shakedownは(TSCになぞらえて申し訳ないが)Money-Go-RoundとA Gospelを足して少し緩やかにした感じでかなり好きだった。 でも、New Ageはいまち。ってーか、昔トリビュート盤に入っていたグルーヴァーズのヴァージョンをコピーしたことがあって、そのイメージがすり込まれていたんだよね。向こうの方がロック度が高くて遙かに格好良い。特にヴァースのラスト付近のほんの一瞬(半拍くらい)のブレイク、アレは筆舌に尽くしがたい格好良さ。あの部分が嬉しくて叩いてたんだもん。 このアルバムにはライヴ・エイドで演っていたShameが入っている。コレも聴きたかった理由の一つで、この非常に「ジョンの魂」度が高い曲は実は大好きなのだ。 いや、最初は嫌いだった。暑苦しい感じで、メッセージ性が高くて、日本語で(笑)とにかく鬱陶しい。暗いし。ガキの頃の俺はとにかく暗い曲が嫌いだ。I Don't Like Mondaysと同じような扱いで、同じように年を経る事に好きになっていった。 理由はよく解らない。歌詞は今でもあまり好きじゃないけど、この熱さは嫌いじゃない。というより、やっぱりウェラーに近い「熱いけどクール」な感じがあるような気がする。真面目なのにユーモアがあるように見せたそうな面も感じるし。似てるんじゃないかな。 Live Aidで放送されたのはビデオクリップかと思っていたらどうやらライヴらしくて、アルバムのヴァージョンよりレアな味わいがある。アルバムのはもう少しコントロールされている(と言うよりプロダクションの中に埋もれている?)。あの、少し過剰なくらいの熱さの方が、何故か好きだ。
2011.02.13
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寒い中出かけた甲斐があった。 欲しい本があったんだけど、ホントは昨日の午前中出ようかと思ってたんだけど諦めてしまって、明日練習だから今日しかないなあ、でも寒いなあ、と、うだうだしていたが意を決して外に出る。買おうと思っていた本と、探そうかな、と漠然と思っていた本まであっさり見つかって満足し、寒いからさっさと帰ろう、と思っていた矢先に何気なく立ち寄ったブックオフ。 980円でキュアーのベストを見つけて「あ、コレでも買っとくか」くらいに思ってキープ。コレがまた絶妙な正解で、アコースティック再録ボーナスがついた2枚組だったのね。980円ならまったくもって大満足である。 だが「甲斐」はそれじゃない。中古CD250~500円コーナーを綿密に見るとHuey Lewis and the News / Super Selectionsが!ってそんな喜ぶようなブツか、って思われるでしょうがね奥さん。 思えば85年。俺がヒューイを最初に聴いたのが当時のグラミー賞。ステージでは勿論大ヒット曲The Power of Love。ヒューイが気に入った俺と従弟はそれぞれ、LPを買いに行く。彼は当時の最新作SPORTSを。俺は件のThe Power of Loveが(12インチヴァージョンだけど)収録されていたこのSelectionsを買った。5曲入りの日本企画のミニアルバムだったけど、と言うかソレが故に安かったし、当時はまだPower of Loveが入ったアルバムは無かったからね。 このCDはSelectionsと、そのVolume 2を1枚に再編集したもので、ジャケはVol.2のものが流用されている。Vol.2も同じく5曲入りで、俺は当時両方買った。ちなみにVol.1の方はPower of Loveの日本盤7インチと共通のジャケ。このCDは、そのPower of Loveのシングルヴァージョンと(何故か)Jacob's Ladderのライヴが追加され、代わりにDo You Believe in Love(アルバムヴァージョン)とPower of Loveのインストがカットされて5+5-2+2で10曲入りになっている。 収録曲は当時の本国盤シングルなどで出ていた12インチヴァージョンやカップリングのライヴヴァージョンなどを集めたもので、冷静に考えるとマニア向けの類かも知れないけど、12インチ全盛の当時は7インチ買わずに12インチだけ持ってる人も多かったと思うし、こういう聴き方も自然だったんじゃないかな。手軽だったし、代表曲が網羅されてるから買いやすかったし。ヒットしたんじゃないかなぁ。 久々に聴くと「これこれ!このヴァージョン!」ってなるのがいっぱいある。Heart and Soulのベースだけになるとことかそうだし、なによりHeart of Rock & Rollはこのヴァージョン。最後にLondon, Tokyo!!って叫ぶこのヴァージョンじゃなくちゃ! 余談だけどHope You Love Me Like You Say You Doの邦題が「サンフランシスコ・ラヴ・ソング」だってコトを今コレを見て思い出した。いい時代だぜ(笑)
2011.02.12
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あー、終電終わるまで呑んだ。馬鹿だねえ。でもなんか妙に楽な仲間を見つけちゃったな。何だろうな、この感じ。 雪はたいして降らず流石湘南地域。午前中は若干はしゃいで「snow」とタイトルにつく曲ばかり聴いていた。メインはレッチリ。でもこの天気にはアコースティックが妙にあって、ペンタングルが結構ツボった。表題にしたのとThe Snowsって2曲あったんだよね。俺が持ってないアルバムには入ってるのかな、Snow。 ペンタングルはどうしても1stばかり聴いてしまうのだけど、どの時期でもやっぱり好きなんだよな。ブリティッシュ・フォーク(ってーかエレクトリック・トラッドって言うべき?)のグループでは圧倒的にペンタングルが好き、と言い張るには充分じゃない程度しか聞き込んでないので、もう少し掘り下げたいな・・・ってニューウェーヴ熱はどこへ。
2011.02.11
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なんかずっと忘れてたこのアルバムをやっと入手したのだ。この場合の語尾は勿論あのお方を意識して読んで欲しいのだ。 天才バカボンの主題歌が初代のものしかカヴァーされてないのが少し不満で。俺はやっぱり世代的に「元祖」が一番思い入れが強い。確かにロック系のアーティスト主体なので、あの歴代主題歌でも一番牧歌的な曲はいまいち合わないのかも知れないけど。あと番組自体はあまり見なかったけど、平成天才バカボンのオープニング(細川たかしじゃなかったっけ)も結構好き。偶然テレビから聞こえてきた「その日は朝から夜だった」のフレーズは思わず吹いた。「チョモランマもチチチョビレ」とか、異常なフレーズもらしくて良かったな。 参加アーティストも赤塚的というか、前向きに異常なアーティストが揃っている。基本的には電スチャ目当てで買ったものだが、ハルカリやミドリ、矢野顕子の参加は結構個人的聞き所。それから宮尾すすむと日本の社長なんてのもね、赤塚不二夫好きそうだもんね。小西康晴はちょっと微妙な存在感だけど。ランキン・タクシーは駄目。笑い取ろうと思ってんのか?3世代くらい前の笑いじゃねえか。 肝心の電スチャだけど、瀧とアニに全ヴォーカルを任せるのは大正解。ライムを「なのだ」で済ませるのは卑怯(笑)。顔がタラバガニ・・・
2011.02.10
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Skylarkingは、XTCのファンなら誰もが大好きな名盤である。XTCのファンはみんなアンディ・パートリッジの音楽的センスをこよなく愛するのだけど、唯一その意見を翻したくなるのがこのアルバムに対峙するときだ。アンディ・パートリッジはセンスがない。音楽を聴く耳がなっていない。 先日Skylarkingのアナログリマスター盤が出たが、あのジャケは酷かった。オリジナルアイデアだというのだけど、そのアイデアが採用されなかったことは幸運としか言いようがない。もし、このアルバムがあのジャケで、しかもトッドのプロデュースを破棄していたとしたら・・・どう考えてもこんな素晴らしいアルバムにはならなかった。素晴らしくポップで、上品なパッケージに包まれた名盤には・・・。 好きな曲だらけだ。オープニングのSummer's CauldronからGrassへのシームレスな流れ、爽やかなSeason CycleやThe Meeting Place、そしてタイトルからしても殆ど組曲のBallet For A Rainy Dayと1000 Umbrellas。ビートリーなポップ、パートリッジ&ラングレンという「ビートルズ気狂い」同士の共闘ともバトルともつかないEarn Enough For UsやThat's Really Super Super Girl・・・ほぼ全部、なのだけど。 実は一番好きなのが表題の曲。 「偽物嗜好」である俺にとってはこういう「偽ジャズ」みたいな曲は大好物。クールなサウンドにパートリッジらしい癖がありすぎて癖だか何だか解らないレベルまで来ると逆にポップなメロディのマッチング。変な方へ行く寸前で踏みとどまらせているのはトッドなのか。このアルバムそういう面が多いような気がして、Another Satelliteなんかもそのクチだと思うけど、Man Who~は特にその辺のバランスが絶妙。とにかく無闇に気持ちよい。 サウンドでは、イントロのボンゴ→ベースの流れも素晴らしいんだけどやっぱり俺の大好物のフルートがクールに登場するあたりがもう最高。そして、今日気付いたのは俺がジェイミー・カラム聴いたときの感覚ってコレに近いものを感じたんじゃないか、ってコト。勿論ジェイミーの方が遙かにジャズなんだけど。でもなんか「ポップとジャズの近寄り方」が、近いような気がするんだよね。
2011.02.09
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ジャパン、U2、キュアー、エコバニ、ジザメリと、なんとなくニューウェーヴづいてる昨今、そういえば俺、ニューオーダーって全然聴いたことがないことに気がつく。やむを得ず唯一持ってるBlue MondayのCDシングルを聴く。88年のリミックス盤で、88年ヴァージョンが全然88年っぽくなくて83年のオリジナルと同じくらい83年っぽいのが凄い。 ニューオーダー、略するとN.O.ということで、電気グルーヴの代表曲の一つ、N.O.はこのバンドからタイトルを取ったものだ。人生時代の曲でイントロがまるまるこの曲のコピーになっているのもあったりして、石野卓球にとっては非常に重要なバンドなのは有名な話。 勿論俺にとってはたいして重要なバンドでもないし、今までちゃんと聴きたくなるタイミングを逃し続けてきたのだけど、今なら楽しめそうな気がする。でも83年ヴァージョンの方がいいな。その辺から、聴き始めてみようかな?
2011.02.08
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最近のお買い物や聴いてるものから。 ジザメリは実は今まで全く持って無くて。Red Hot EPに入ってたJust Like Honeyしか知らなかったんだけど、最近妙にTwitterで名前を見かけるのでこの際、と思いベストを買った。思っていたより100倍ポップ。ってーか、初期のプライマル(って言うか、初期じゃなくてもそれ以降もメロディ的には)って、影響受けた、って言うより完全にここから出てきたものなんだな、と感じた。ボビーが元ジザメリのドラマーなのは御存知の通り。そういやDarklandsカヴァーしいてたね。 バッジーの3rdはリマスター盤をようやく入手(NPLからのリイシュー)。このシリーズは2003~4年頃に代表曲をリメイクしたものがボーナストラックとして収録されているのだけど、今まで聴いた奴はあまり大差なかったのだけど、コレに入ってるBreadfanの劣化ぶりは酷い。曲構成が針の山と同様になってるのだけど、これなら人間椅子聴いてる方が100億倍いい。ってーかコレだったらメタリカの方が全然いい。Parentsはそんなに酷くないんだけどなー。 ちなみに、運良くAmazonで1500円くらいだったけど、このシリーズ異様に高い。普通に買うと1枚ものなのに平気で3000円超えます。2000円以内で見つけたら買うようにしてるんだ。あとはSquawkなんだよね・・・。 エコバニも継続中。ニューウェーヴ、やっぱりいい。よく考えたらこの気分はミック・カーン死去→Japan1st聴きまくりデイから継続しているのだ。来週は町田のユニオンにキュア買いに行く予定。確かデラックス・エディションが安く出ていたはずだ。 意外にそういう気分から違和感がないのが佐野元春。急に聴きたくなって「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」を買ってみたが、意外に好きだということが判明。以前レンタルして聴いたCafe Bohemiaが結構ツボ(TSC云々は別にしてね)だったので、その次のアルバムということであえて聴いてみたのだ。250円だったし。次は以前演ったことのあるNew Ageやライヴ・エイドで聴いたShame収録のVisitorsに挑戦する予定。 あとは何だっけ、スチャとか、大瀧詠一とか、U2とか・・・。
2011.02.07
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実はオリジナルを知らない。ビッグ・ジョー・ウィリアムズとビッグ・ビル・ブルーンジー、どっちなの?そしてあの印象的なリフを付けたのは誰?ライトニン・ホプキンス?俺がYouTubeで見た限りの知識を並べてみた。あれ?俺アニマルズのヴァージョンって持ってないんだな。 俺の中で再発見の切っ掛けになったのは最近買ったカーヴド・エアのヴァージョン。普段一番良く聴くのはバッジーのヴァージョンなんだけど、ソーニャ・クリスティーナの声とバーク・シェリーの声が非常に近くて笑った。 バッジーのは本当に大好きなんだけど、この曲を認識したのは間違いなくゼムのヴァージョン。この曲とグロリアのカップリングなんてそんな協力なのないだろ、って世界なんだけど、それは置くとしても、数多いこの曲のヴァージョンの中でも、少なくともヴォーカルの強力さはヴァン・モリスンに比肩するものはそうそういないだろう。 ちなみに他にもエアロ、AC/DC、ジョージー・フェイム、ポール・リヴィア&レイダーズ、ゲイリー・グリッターなんかがあるけど、やっぱりヴァン・モリソンが貫禄から何からもう頭二つくらい出ている。アメリカ人やオーストラリア人のシンプルな解りやすさも悪くないし、プログレやハードの人の甲高い声も悪くないんだけど、ってーかどれも大好きなんだけど、久々にゼムに戻ってみたら圧倒的に強力なんで、実は少し驚いたくらい。ゼムのヴァージョンはベースのちょっとしたフレーズもいいんだよね。 ジョージー・フェイムのは少しアレンジが違うんだけど、曲の後にMCが「モーズ・アリスンのBaby Please Don't Go」と紹介していた。俺は持ってないみたいなので調べてみたらなるほど、アリスンのヴァージョンほぼコピーだね。この優しいヴァージョンも悪くない。やっぱ曲がいいんだねえ。
2011.02.06
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我が妹よ応答せよ。お前好みの男を発見。 見るがよい、この「顔がポール・マッカートニーでハゲ」という奇跡を。この男、名前を「ジェイムズ・マッカートニー」という。 しかしなぁ、ハゲって遺伝って言うけど、親父は未だそんな気配もないし、なかなかそういうものでもないのかね。顔は笑っちゃうくらい同じなんだけどな。
2011.02.05
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ことの始まりは、いや、始まりは何となくか。でもエコバニを聴こう、って思ったんだよ。ベストしか持ってなかったから、オリジナルアルバムを、と。で、Amazonで早速Porcupineのリマスター盤を発注して。そしたらTwitterで「恵方&バニーメン」って駄洒落を見たのが勿論節分の日。言い駄洒落だ、と思って帰宅したらPorcupineが届いていた。それでふと、今年がうさぎ年だと気付く。コレだけ全てがスムーズに流れると嬉しくなってくる。 Porcupineを買ったのは、やっぱり有名作だから、と言うのもあるんだけど、俺のエコバニとの出会いがCutterだった、と言う事実は大きい。今でもRescueと並んで一番好きな曲だ。 エレクトリック(?)ヴァイオリンのエキゾティックな響きとキャッチーなメロディ。少しよろめき気味で若干ヒステリックな「所謂ニュー・ウェーヴ」なヴォーカル。この曲の印象が完璧すぎて、実はベスト買ったとき最初はあんまり好きにはなれなかった。「エコバニじゃなくてCutterが好きなんだな」と思ってしまったんだよね。実はある特定の曲が切っ掛けで好きになった場合の入り口はベストよりその時期のオリジナルアルバム、ということに気付く切っ掛け、だったかも。 余談だけど、電気のTwist of the Worldはこの曲のリフをパクって(引用して)いる。カラテカってアルバム自体そういう引用やサンプリングが凄く多いんだけど。
2011.02.04
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基本的にヒップホップは苦手。 数少ない俺が聴くラップ/ヒップホップのアーティストはRUN DMC、ビースティーズ、そしてスチャダラパーだ。あ、あとハルカリか。まあ、見りゃあ解るけど、どれもそんな純粋じゃない。 RUN DMCは草分けだけど、俺にして見りゃエアロを引き込んでしまうようなロックぶりがメインなワケで、当然あの時のアルバムしか持ってないし、リック・ルービンが偉いのだ、とまで言い切ってしまう気はしないけどでもやっぱギターが鳴ってると嬉しい、ってのはホント。ビースティーズはやっぱりパンクだと思って聴いてるし、ハルカリはアイドルっぽさがメインな気もするわけで、あんまり純粋にヒップホップだと思って聴いてはいない。 そういう意味ではスチャは一番「ヒップホップだ」と思って聴いているかも知れない。 でもスチャの場合、俺の嫌いなあのマッチョイズムってーか、体育会的世界ってーか、ラッパーの鬱陶しい部分が基本的にない、ってのがやっぱり一番の魅力だと思う。ハルカリもある意味ではそのクチかも(スチャよりは鬱陶しい部分あるけど)。 俺は不良的世界観とか体育会的世界観は基本全否定。特に日本のヒップホップだと言葉がストレートに聞こえちゃうから、例えばジブラなんかはとにかくもう本当に大嫌い(要するに尾崎とか長淵だ)なワケだ。そうすると、選択肢は殆どスチャしかないでしょ。いや、解らんけど。 スチャが一番売れたのは多分小沢健二と組んだコレだと思う。で、俺らしくはないかもだけどやっぱコレが一番好きなんだよね。そうやって言うからには好きなのはやっぱりSmooth Rapの方なんだけど、Nice Vocalのキャッチーさも勿論否定できない。 スチャダラアニの「瀧よりちゃんとやってるのに瀧より適当な感じ」がたまらない。このシングルでも充分そのキャラクターを端的に聴かせてくれていて、嬉しいっていうより俺自身もここでその魅力にはまったんだけど。「俺って何にも言ってねー」ってのは秀逸だよね。アニと言う人物を凄く感じさせてくれる。その後のボーズの「泣けたっす」も彼のポンキッキーズ的ソツの無さと言うか(笑)電スチャのライヴで瀧とのやりとりを卓球に「お前らテレビ慣れしすぎ!」ってアレですよ。 余談だけど、08年のリミックスベストでは小沢のパートを小山田圭吾がやってて笑える。違和感も全然無いし(ってーかわざと小沢っぽく歌ってるのか?)
2011.02.03
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昨夜はついうっかりYouTubeで電気の20周年テク盤を見てしまった。素でタイプミスしたのだけどテクノっぽくなったので残しておく。正しくは特番。 まりんは電気を脱退してからもゲスト参加とか、リミックスとか、電スチャに至ってはフル参加でプログラミングを手伝ったりしていて、なんとなく外部スタッフのような立場で留まってるのが面白い。なんだかポール・サミュエル・スミスやウォリー・ウォーラーみたいな感じもあるな。 ウォーラーはプリティーズを脱退後、次のアルバムを変名でプロデュースし、しかも何故か1曲でリードヴォーカルも取っている。だったら抜けるなよ的な雰囲気もあるけど、その後案の定というか、復帰。今ではライヴ引退と言うことらしいが、去年出たパラシュートの30周年盤のボーナストラックでメイと二人でアコースティックヴァージョンを再録。 サミュエル・スミスはヤーディーズ在籍中から自分ではベースを弾かずに、セッションマンに弾かせてプロデュースに回ったりしていた。セルフ・プロデュースってワケにいかなかったのかね。その辺がペイジと違う不器用さなのかも。脱退してからもプロデュースには関わったようだけど、やっぱりもっと芸達者&わがままなペイジの前には形無し。 まりんは電気のプロデュースはしていないけど、実は脱退以降も多くのアルバムになんらかの形で関わっている。電スチャの件は前述の通りだし、リミックスや、ライヴへのゲスト参加、それに電気じゃないけど瀧のソロプロジェクト(?)ピエール瀧とベートーベンでは「キーボードベートーベン」としてバンドメンバーになり、このDVDは勿論、その後電気のまりん在籍時のDVDリイシューではオーディオコメンタリーとして全面参加。 よく考えれば「音楽性(方向性)の違いで脱退」という言葉には必ずしも「仲違い」という意味が含まれていない、というコトに気付く。仲違いの対外的ないいわけとしてこの言葉を使うことが多いからうっかりするんだけど、違いに気付いて円満な脱退、と言う線も充分にあるわけだな。
2011.02.02
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昔、だよな、大概。昔のレコードでさ、よくタム回しの定位が太鼓の位置に合わせてパンしていく奴ってあったじゃない。アレって、やっぱ違和感あるよね。そもそもタムの位置なんかそう広範囲に並べてるわけじゃないんだから、あんな右から左にだぁーって流れてくのは変なんだ。よっぽどドラムの近くにいるか、ドラマーかどっちかじゃないとああいう風には聞こえない筈なんだよね。アレって、ドラムにマイクを複数立てられるようになって嬉しいエンジニアの仕業なんだけどさ。 で、俺が違和感感じるのはそれだけじゃなくて、あの流れが大概「右から左」だってコトなんだよね。 普通右利きのドラマーはタムを小さい(高い)方から左から右にセットする。バンドを見に来る客は当然それに相対するかたちになるわけだから、タムは向かって右から左に回していくように見えるはずだ。 ところが、俺はドラマーだ。つまり、俺がドラムの音を聴くとき自分の位置はドラム椅子の位置に、ほぼ無意識的に置いてしまうんだよね。だからタムが右から左に流れていくと、普通の逆のセッティングで並べているように聞こえてしまう。不自然にも聞こえるし、曲に合わせてリズムを取っているとフィルのフレーズのところで何となくずっこける様な気分になるんだよね。体は右に流れるのになれてるのに音が逆に行くんだから。 勿論こんなコト思うのはドラマーだけだと思うけどね。
2011.02.01
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