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最近フーの73年と96年のライヴ音源を入手した。奇しくも共にQuadropheniaをフィーチャーしたライヴだ。 73年ツアーは、ごく初期には12曲が演奏していたらしいけど徐々に縮小され、このライヴは既にI am the Seaを含めても10曲のセットになっている(但しこの音源には何故かLove Reign O're Meが入っていない)。「ロジャーのテーマ」であるHelpless Dancer(少し前のライヴではプレイされている)や重要度の高いI've Had Enoughが省かれているところから見てもこの時点で既にストーリーを追うことには拘っていなかったと思われる。 ところどころでずっこける、というかアンサンブルが崩壊しかけるのだけど全体にはいいライヴじゃないかな。I'm Oneのヴォーカルの一部をロジャーがとってるのはこの時期のツアーの特徴かな。今まで持ってた音源だと音が悪くて判別が付かなかったんだけど(笑)。 対して96年のツアーはコンセプトからして「Quadrophenia全曲再現」なので当然、インストの2曲も含め全て演奏。実はTommyでもこの「本当に全曲」ってやってないんだよね。Undertureはほぼ100%省かれるから。そういう意味では凄い。 流石に重厚なオリジナルを再現するのは大変で、73年のツアーの問題点は再現のために使ったテープとバンドのシンクロに苦労したところにあったんだけど、96年は大編成のバンドを使うことでテープを不要にしている。更に役を演じるゲスト、そしてナレーションに「ジミー」ことフィル・ダニエルズまで迎えた豪華編成!で、そこまでやっても燃え度が落ちるのはまあやむを得ないところなんだけどね(笑)。 96年のライヴはそもそもフー名義でもなかったしツアーの予定もなかった。最初はTownshend, Entwistle, Daltrey、略して「TED」名義ってのもあったんだけど、コレはモッズを扱ったストーリーに対してあえて「テッズ」つまりロッカーズ、テディボーイズを名乗る、って言う皮肉もあったみたい。結局ツアーやる段階でフーになっちゃったみたいだけど、コレはコレでフーらしい。
2011.05.31
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ここ数日また気分がやってきてヴァン・ヘイレンをよく聴く。キンクス→キンクス→ヴァン・ヘイレン→キンクス→ヴァン・ヘイレン→ジョニー・ウィンター、って具合である。とは言ってもヴァン・ヘイレンは音源が少ない。俺が本気で聴くのは最初の2枚、つまり5150とOU812だけなのだが、あまりに気分なので普段聴かない後半2枚まで聴く有様である。徐々につまらなくなっていくのが悲しい。 つまらなくなる前の名盤2枚はほぼ全曲が最高なのだけど、過去にも何度か書いているがやっぱり5150のタイトル曲が一番好きなのだ。これはもう完全に固定されてるような気がするな。 ライヴだとサミーが嬉しそうに(?)「Fifty One Fifty Time!!」と叫んで始まるこの曲、シンプルなようで変なところが沢山あり、でもポップで、やたらにポジティヴな雰囲気が満載で、独特のグルーヴもあって、疾走感さえあって、とっちらかっている様でやっぱり全てが綺麗に収まって最高の境地へ運んでくれる。なんか抽象的なんだけど、どこがいいのか解らないけどやっぱり曲が良すぎるほどに良くて、で、エディのギターとサミーのヴォーカルが最高なのよ。要するに、一番いいときのヴァン・ヘイレンって意味。 結構不思議な仕掛けが沢山あって、イントロのなかなかバスドラが入ってこないところとか、サビの最後のリズムとか、間奏後、イントロのフレーズに戻るときの不思議な拍数のパートとか、そういうのがいちいちフックになってるのね。 それから、俺は所謂ドコドコやるだけのツーバスフレーズって大嫌いなんだけど、この曲では上手く、時にフィルイン的に、また、ギターソロの最後に盛り上げと疾走感の上乗せを演出するフレーズとして取り込まれていて、数少ない「好きなツーバスドコドコ」となってるのもポイント。嫌いなフレーズさえ格好良く聞こえる、ってのはどれだけ良いんだ、って話じゃん? まあ、前述の叫びもあって最高なのはライヴ。オフィシャルライヴアルバム、Right Here, Right Nowのどこが駄目だってこの曲やってないところだよな。だからやっぱりLive Without A Netのヴァージョン。ブートなら89年日本公演のも持ってるんだけどさ。
2011.05.30
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40年生きてしまって、俺を形成してきた音楽については大まかに語った。だけど、俺が音楽を聴き始めたのは11歳の頃。つまり語ったのは29年分なのだ。じゃあ、それ以前はどうだったのか?今日は「番外編」として「プレ・音楽時代」を紐解いてみたい。 最古の記憶、と言うより記録は、俺と妹が幼少時に喋ったり歌ったりしているカセットテープ。母か父が録音していたのだと思うのだけど、ここで俺は当然のように(?)ゲッターロボの主題歌を歌っている。ご幼少のみぎり、俺がゲッターを大好きだったというのは何回か書いたが、まあそれが俺に音楽としてどうこう、と言うことはなかったと思う。歌としてはゲッターロボGの主題歌「不滅のマシンゲッターロボ」の方が好きだね。 むしろ幼少時の出会いという意味ではMonkey Magicが以外に後に響いてきた、というのも既に書いた。「英語の歌との出会い」が後にビートルズを聴き始めた際に影響を与えたワケじゃないけど。ビートルズはポンキッキとかイージーリスニングのテープで、ってのも書いたな。意外に幼少時の話も書いてるのか。 ってコトになると、歌謡曲だな。J-Popなんてゴミみたいな言葉の無かった時代の話だぜ。俺がよく見てたのはザ・トップテンの方。ベストテンはあまり見てなかったんじゃないかな。理由は知らないけど。まあ、特に松田聖子やたのきんトリオ(笑)が好きだったわけでもなくて、むしろ好きだったのは沢田研二。圧倒的にジュリー。TOKIOも良かったけど、やっぱり「ストリッパー」が最高だったな。「6番目のユウウツ」も良かった。あとはタイガース再結成の時の「色つきの女でいてくれよ」とか・・・。「ストリッパー」はマッハバロンのテーマと並ぶ俺にとって「グラム好きのルーツ」。重要なのだ。ってーか今ジャケ見つけて知ったけど「Julie & Exotics」名義なのか!格好良い!バンドじゃん。 あと好きだったのは「マドンナ達のララバイ」岩崎宏美ね。それから勿論「ルビーの指輪」。あとは・・・なんかたいして意識しないで通過してるから色々ある筈なんだけど思い出せないんだよな。シブガキ隊の替え歌歌ってた様な記憶もあるんだけど。でも好きではなかった。河合奈保子は顔が好きだっただけで曲はあんまり覚えてないし・・・。 あとは、レネゲイズの時に書かなかった「ジャズのルーツ」があって、それが「妖怪人間ベム」と「ルパン三世'80」の2曲。多分当時の子供が触れた最初のジャズ。特にルパンのクールさは、俺一時期モダンジャズにこの曲の雰囲気を求めてたんだ。だから俺のコレクション、ヴァイブが妙に多いんだよね。ロイ・エアーズとか、ボビー・ハッチャースンとか。ルパンはサントラ全般にもはまるけど、ソレは大人になってからの話。 あとアレかぁ、ガンダムかぁ。井上大輔。哀戦士。それからめぐりあい、ビギニング。特にこの3曲。マッハバロンもこの人の作曲と知ったときは「繋がった!」って感じだったね。ロックだもん、圧倒的に。ビギニングなんて、完全にSee Me, Feel Meじゃん、ってこの話もよく考えたら書いたな。 子供の頃の音楽はこんな感じかな。ビートルズに出会う、直前くらいまでのお話・・・。
2011.05.29
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唐突に「往年の特撮マニア」の一面が顔を出す雨の土曜日。 なんか、今年は仮面ライダーと戦隊シリーズの映画がお祭りモードらしくて、昔のヒーローが再登場したりするらしい。仮面ライダーは1号~V3にオリジナルの俳優が声を当て、そのうえ何故かキカイダー兄弟とズバット、イナズマンが登場するという。伴直弥二人だ(笑)いや、V3とズバットだから宮内浩も二人か。 戦隊の方も、こっちは素顔の出演でアカレンジャー海城剛(誠直也)やビッグ1番場荘吉(宮内浩)などが出という。宮内祭りはまあ、本人の思うつぼだろうが、個人的にはこの方がやっぱり素敵だ。 それはダイナピンク立花レイ、萩原佐代子だ。多分戦隊ヒロインで一番美人、ってーか、俺の好み。 ダイナマン当時と近年の画像を並べてみたけど・・・ありゃ、なんか今の方が綺麗じゃないか?3人の子持ちと言うが。62年生まれって言うからもう50近いんだろ。全然素敵じゃないか。素晴らしいね。 この人、ウルトラマン80にもユリアン(星涼子)役で出てたんだけど、それより同じく戦隊シリーズのあとの方の作品(もうあんまり良くわかんない時期だけど)で敵の幹部役でも出てたんだよね。なんか豹みたいなの。名前は調べれば簡単に出てくるけど面倒臭い。特撮マニアって言っても戦隊で言ったらチェンジマンで終わってるからさぁ。(と、書いてから調べたら丁度チェンジマンの次の奴に出てたみたいだった。惜しい。) 折角だからさ、この悪役だと見せかけて実はダイナピンクの変装だった!みたいなのは、駄目ですかね?熱くない?ってーかこんなコト書いてる俺は気持ち悪いでしょうか。妄想っぽくてやばいでしょうか。 おおっ!?ピンクと豹、ピンクパンサー?ヘンリー・マンシーニ?どうでもいいか。無理矢理音楽の話も絡めたかっただけだよ。
2011.05.28
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Tシャツというものに対しては並々ならぬ拘りがある。と言うほどのものかは微妙だが、実際問題として6~70枚くらい持ってるのだからまあ「ちょっとした」と言うレベルをある程度超えたTシャツ好きなんじゃないか、とは思う。 いつから拘ってるのか、と言えばそれはもう100kg時代からで筋金入りだ。やっぱり、音楽好きだからアーティストTシャツは良く買っていて、ソレは高校時代から、ってコトになるんじゃないかな。俺がキースの影響で着続けているターゲットのTシャツを最初に買ったのは高校時代。今は無き原宿のYardbirdsで買ったもので、ターゲットに矢印が付いたタイプ。半袖と長袖両方持っていた。でも高校時代で記憶に残ってるのはそれくらいだな。 20代前半の頃はテクノにはまっていたので、可能な範囲でソレっぽいデザインのを探して着ていたと思う。シェイメンとAltern8のTシャツはお気に入りだったけど、それ以外には名前が気に入って買っていたAltern8 Kingdomというブランド(?)のを愛用。アナーキックは憧れてたけど、当時はどこで買えばいいのかも知らなかったな。 その後暫くはそれほど拘らない時代が続く。ただ、徐々に「黒と白は嫌い」という性格になって、買うのはスーパーで千円以下の安物なんだけど色には拘ってたな。多分この頃から「オレンジ好き」も発病したんだと思う。 ネット時代になるとアーティストTシャツも手に入りやすくなる。しかも結構XLサイズなんかも見つかったりして、この頃から安いTシャツを着なくなってくる。あとは一時期お気に入りだった(最近買わない)ネットショップ、Rare Dropsのソウル系インスパイアTね。アレはクールだった。Side A / Side Bってのが一番好きでね。Mサイズで買い直そうか、って今でも思ってるけど。 最近は体型が変わったせいで、そこに所謂モッズ系ブランドのTシャツが加わる。お馴染みのベン・シャーマン、フレッド・ペリー、ランブレッタ、と言ったあたりだ。あと一時期毛嫌いしていた黒や白もかなり着るようになってきた。カラフルのに慣れると逆に新鮮でね。あとは年取って趣味がシックな方(Sickな方?)へと行きつつあるのも関係有るかな。以前あまり着なかったシャツ(主にボタンダウン)も増えて着ちゃったしね。でも、最近はまたTシャツに回帰しつつある。
2011.05.27
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メモとして。 クラシック・アルバムズ:Screamadelicaを見た。かなり驚きの新事実が山盛りで、折角20年経ったんだから見ておくべきだと思う。どれだけ驚いたか、とりあえず今回見て解った範囲でミュージシャンのクレジットを書き出してみよう。Bobbie Gillespie / Lead VocalsAndrew Innes / Guitars, Keyboards, ElectronicsRobert "Throb" Young / Electric & AcousticGuitars, Lead Vocals on "Slip Inside This House"Martin Daffy /Piano, Organ, Harmonium, KeyboardsHenry Olsen / Electric and Acoustic Bass, Lead Guitars on "Damaged", Vocals on "Inner Flight"Philip "Tobby" Tomanov / Drums and PercussionsDenis Johnson / Lead Vocals on "Don't Fight It, Feel It"Jah Wobble / Bass on "Higher Than the Sun (A Dub Symphony in Two Parts)"Andrew Weatherall / ProduceHugo Nicholson / MixingThe Orb (Alex Patterson & Thrush) / Produce & RemixJimmy Miller / ProduceHypnotone (Tony Martin) / Produce とまあ、こんな感じで「え、スロブが!?」とか「オルセンが!?」と言った感じで特に驚いたあたりは見ながらTwitterで書きまくっていたわけだが。ヘンリー・オルセンのミュージシャンとしての存在感は重要だったのかも知れないな。ただ、スクリーム・チームってキャラじゃないのかも。キャラクターとしてはやっぱりマニの方がはまってるもんね。でも、実際2nd~Screamadelicaでの貢献度は高そうだよ。 しかしDamagedはどんどん好きになっていくな。沁みる。
2011.05.26
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今日理解した重要な話。「ロン毛」より「長髪」の方が音楽的にみれば格好良い。「ロン毛」は軽々しい。「長髪」は重厚である。「ロン毛」だとせいぜいビジュアル系だが「長髪」ならハードロックが出来る。ロン毛でハードロックは無理だろう。但し(特に最近の)ヘヴィメタルは軽々しい音楽なのでロン毛でも可能である。 まあ、俺はもうとっくに長髪(ロン毛だったことは一度もない)を止めてしまったので関係ない。短髪でもハードロックが出来ることはフーが証明しているから一切不安はなかった。スティーヴ・ホワイト師匠も坊主頭にしてからの方が重たいサウンドになってるしね。俺は坊主にはしないけど(かなり近いところまでは行ったけど)。 まあ「太っていても心はモッズ」を語っていた時期から「長髪に対する違和感」は持ってはいたのだ。「心がモッズなのに長髪でもいいのか。モッドな服は着れないが髪型くらい・・・?」とは思っていた。実は俺の長髪は無精が最大の要因で、後付けでロック、っていう長髪だったので思想が一切無いのだ。だから悩んでしまう。悩みながらも長髪に慣れすぎて他の髪型のイメージが沸かない。そのまま10年近く経ってしまった。 一昨年、痩せたついでに思い切って切ったときにはソレを断ち切るべく「お任せするからばっさり行っちゃってください」と美容師に頼んだ。最初は違和感があったが、慣れ始めた頃に担当の美容師が退職した。それが不幸中の幸いか、この人の方が前の人よりセンスがいいみたいで、よりいい感じ(俺比)になってきた気がする。もう違和感はない。また長髪にしたいとは、思わないね。
2011.05.25
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最後、40枚目がコレでいいのか? いや、うっかりパンクからの影響について語り忘れていた。俺は明らかに「パンクという精神性」に影響を受けている。「精神論としてのロック、ジャズ、パンク」といった表現が嫌いでありながら、俺は結構ことあるごとに「パンク魂」について口にする。 俺にとってのパンク魂とはダムドである。既存に対し喧嘩売る。喧嘩売る、というのは馬鹿にして嗤う、と言う意味であり、その「嗤う」も小学生レベルであり、すなわちこのジャケそのままだ。馬鹿にして嗤う側が馬鹿。馬鹿が馬鹿であるという自覚と共に自分が気に入らない馬鹿を嗤うという構造、ソレが俺の定義するパンク魂。 ダムドを一度だけ生で見た。ブライアン・ジェイムズを含む編成で再結成し、来日するというコトで行ったのだが、結局ブライアンは来なくて、キャプテンがギターだった。俺はソレをクラブチッタ川崎の最前列で見たのだけど、ダイブは出るわキャプテンはケツ出すわ客はステージ登ってデイヴと肩組んで踊るわでなかなかの馬鹿盛り上がり、すなわちパンクな一夜であった。ブライアンの不在なんか一個も気にならなかったし、最高のライヴだった。ラット・スケイビースのドラムが妙に巧かったのも印象的だったな。 妙にドラムが巧かったラットが頭に付いたクリームを舐める、と言うのがダムドの本質であり、例えば「パンクらしくするために録音済みのテープをスピードアップしてマスタリングした」とか、Help!をカヴァーしたときに「パンクヴァージョンはテンポが速いぶん曲が短くなるから版権料負けて貰えないか」と発言したとか、そういう馬鹿っぷりがパンク魂であり、勿論俺はそれを正しく受け止め、受け継いだという自負がある。 勿論ポップミュージックとして最高、と言うのもパンク魂であり、メロディが良くて覚えやすいコトは重要。なにやってんだか解らん様なハードコア風情にパンクを語る資格なし!
2011.05.24
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昨日あんなコトを書いた勢いからパーディのCDを聴く。Cold SweatはJBのヴァージョンより好きかも・・・ってくらいなんだよな、そういえば。そもそもこのCD、元々Mo.から「騙されたと思って聴いて見ろ」と言われて買ったものだったと記憶している。つまり彼は俺にパーディの影響を「受けさせたかった」のだ。多分、余所からはそう言われるがMo.の求めるレベルではないのだろうなぁ。ホワイティじゃなあ、とは言いたくはないが。 しかしこのLegends of Acid Jazzってコンピ、要するにPurdie GoodとShaftの2 in 1で、だったらオリジナルジャケ並べたデザインでいいのに半端なサイケともアシッドとも思えない変なジャケに包んでしまって、結構売り上げ落としてるんじゃないの?って感じ。検索してもこのジャケあんまり見つからなかったし。オリジナルと二日続けて並べて解ると思うけど、絶対元の方がいいからね。
2011.05.23
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俺はよく「バーナード・パーディの影響が強い」と言われるんだけど、いや、そりゃあキング・カーティス(またはアレサ)のフィルモアは大好きだし、Legends of Acid Jazzっていうパーディのソロのコンピも持ってるけど、実際のところそんな凄い影響受けてはいない、ってーか思い入れもあんまり無いし、ベストドラマー50人ぐらい選んだら入ってくるかな?程度の好きさで、それに例の「ビートルズで叩いた」とかいう大ボラの話もあって、良くあるパターンでパーディ自身よりもパーディ信者が嫌いって?か、そういう感じで。 で、なんでそんなコト言われるか、って話よ。一昨日従弟に言われてやっと気付いたんだけど、要するにホワイティ、スティーヴ・ホワイト先生がパーディの影響受けまくってる、と。当たり前だよ。なんで今までそれに気付かなかったのか。ホワイティがパーディを通らずにウェラーのバックで叩けるわけがない。なにより「Legend of Acid Jazz」に影響うけない「アシッド・ジャズの当事者」ってのも違和感有るだろう。ましてやコレだけのビッグネーム。 まあ俺自身は結構言われたせいであんまり安易に「だちーちーちー」フレーズが使えなくなったり、ってのもあるんだけど・・・
2011.05.22
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ダンシング・ヴァニティを読んだ。主人公の顔が筒井康隆本人の顔しかイメージ出来ない。 なんとなく思う。「真意を確認したい」とは「自分のいいように解釈したいのだけどそれでも構わないのかな」という気弱さなのだと。 来週ヤマハから出る新しいスネアが欲しい。 Tokyo Quoの練習をやってきた。ライヴがマードックスの復活より先行しそうなのに罪悪感。ステージ欲に抗えない、と言うのも本当。 最近本当に、10km程度の距離なら自転車で出かけた方がいい、と言う感覚になっている。今までより「気楽」の距離感が倍になった。本気だと更に倍くらいまで行く。片道20kmなら、余裕な筈だよな。 今日はTwitterでもいいようなことでお茶を濁す。駄洒落が書いてないだけマシ。
2011.05.21
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結局呑んだところでどこまでも冷静なのが問題。もしかして俺、結構酒強いのか?(量は呑めないけど)色々思うことや気になることもあるのだけど今日はコレが限界、だと感じた。俺はやっぱり誰になんと言われようと自分のペースでしか動けない。 それはそれ、という話だ。いろんなコトに、いろんな人に、ありがたいなあ、とばかり思っていてもいかんな、とは思いつつもやっぱり俺はそれなりに幸せなんだろうし。適量かどうか解らないけど、それなりの幸せに対する代償が少し大きいんじゃないか、というのは考え過ぎなのは解っているが自分にとって嫌いなシチュエーションでばかり運命論的なものが頭をよぎる。そういう自分が嫌いで、結局自分がある程度肯定できないといかんのだなぁ、とも思ったり。 最近思うのは、どうも俺の人格というのは自分で思っているほどは悪くなくて、俺の居場所みたいなものも十分確保されてるみたいで、要するにそこに安住する方向へ流れる性格が一番問題で。ああ、やっぱり酔っ払ってるのかなあ。脳みそダダ漏れコースで書き殴っているけど、どうにもまあ、わるいのやらいいのやら。
2011.05.20
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体力がない。連休からこっちバンドと仕事と遊びがノンストップだからやむを得ない。そこに持ってきて父の短期入院(退院済み)などと言うキツいおまけまでくっついてきて。しかもこのサイクルが来週いっぱいまで続く。保つのか四十歳。 全くナーバスになっていなかったか、と言うとやっぱり、だし、ここには書けない別件もまあなきにしも非ずで、友人にはナイーヴ呼ばわりされてしまったのだがナイーヴと言えばアトラクションズのピアニスト、スティーヴ・ナイーヴであって自称スティーヴであるこの俺にとってはどんとこいである。今思ったのだが。 「充実している」と解釈する方向性もあるはずなのに何故「疲れ」が先に来るのか。年のせいか、精神の問題か。色々考えてる場合じゃないだろう四十歳。もう悩んで過ごす時期はとっくに過ぎ去ったはずじゃないのか。 考えれば簡単に出る正答を知りながら避けてる、ってのが本当なのかな?
2011.05.19
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長年格好付けで嫌っていたディープ・パープル、彼らを見直す切っ掛けになったのはやはり格好付けで、つまり「リッチーよりトミー・ボーリンの方が格好良いぜ」というポーズから始まったのだと思う。第四期を見直すのが格好良い。「パープルは四期か一期」と言い張ることが格好良い、と思っていた時期を経て、放って置いたらいつのまにか本当にそれが本音になっていた。少し違うのは「パープルは三期か四期」つまり、気付けばカヴァーデイル&ヒューズのファンになっていたのだ。 高校時代友人NからパープルのLP数枚とレインボーのライヴを借りた。その時はやっぱりLave in JapanとMachine Headが最高で、Burnは一部のみ、レインボーはまるっきり、と言うのが本音。しばらくして自分でも中古でLPを集めたけど、Fireballは凄くはまったけどStormbringerは今一・・・というのが正直な感想。地味な曲が多かった。 それが、20代の時期彼らから離れ、戻ってきてみればStormbringerのなんと面白いコトか。一旦Come Taste The Bandを通過してしまうとこのアルバムの位置づけがよく解る。若い頃俺が苦手だった理由も、リッチーが離れていった理由も。 やり過ぎなんだよ、要するに。パープルのアルバムでも圧倒的にパープル的じゃない。Come Taste The Bandの方が遙かにハードロックやろうとしていて、実はこっちの方がリッチーはまったんじゃないの?って感じだ(曲はヒューズ&ボーリン中心で書いてるからあり得ないけど)。Stormbringerはどう聴いても、ヒューズのソロ作(Play Me Out)の方に近くて、ハードロックでもなければディープ・パープルでもない。Hold OnやLove Don't mean A Thingを聴いてすぐ「ああ、パープルの曲ね」と思える人は皆無だろう。 だから俺もリッチーも嫌いだったし、一周して戻ってこれる俺(=ファン)は今では好きだ。パープルっぽくないけど、ヒューズのソロ作や第四期を聴けば解る。グレン・ヒューズの作品として聴けば絶品だ。そこにパープルっぽい味付けもある。遡れば楽しめるんだよ。ブレンド具合が解るから。 どこまで行っても「俺を作った」要素が見当たらないようだけど、実は「黒っぽい要素とハードロック」というブレンド仕方、という考え方を与えてくれた切っ掛けの一つなんだ。「一つ」であって、他にZepやパイ、そして第四期のパープルって言う助けも必要だったんだけど、端的な一例、こっち側のギリギリ隅っこにいたのがStormbringer。あっち側がパイ。その間を上手く探れれば。探れてるかな?
2011.05.18
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転がってりゃいいんだろ。じゃあ遠慮無く転がらせて貰うよ。 って意味で、ってワケじゃなくこの曲を聴きながらそう思ったからそう書いた、って言う話。なんでそう思うのか、なんでこの曲を表題に選んだのか、瞬間の気分とアドリブだけで。意味なんか無いんだけど状況にはぴったり来た。何にしたって俺は俺の人生しか送れないんだから誰かに気を遣って生きてくワケにはいかない。これからきっとかなり人を驚かせたり、嫌な思いをさせたりするのかも知れないなあ。俺のことを理解できないという奴がいるかも知れないなあ。でも、今の瞬間の気分に合わせて生きていこう。転がっていこう。転がり落ちたら、その時だ。 その時かな。
2011.05.17
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ごくごく軽い限界。精神的に。 やっぱり俺の文章はRockin' Onの影響下にあるんだろうな、と思う。枕として私的なことを書いてそこから音楽の話に持ち込む。私的な文章の方が長い場合がある。まあ、こうやって一行だけ私的な話や近況というパターンも多いけど。 ってーか、ブログ、日記という形で音楽の話をする、ってのはかなりRockin' On的にならざるを得ないのではないか、と言う気がする。そういう意味では、アレは「元祖ブログ」だった?いや、そんないいものではないか。ブログがいいものか? まあ、ある意味元祖ブログか。自意識過剰を世間にばらまくというのがブログやウェブサイトの目的だからね。Rockin' Onの方がまだ、ある程度閉ざされた世界にばらまいてるからマシなのかも知れないな。俺なんかよりね。 Status Quoのアルバム、Whatever You Wantは・・・と、ここから脈絡無く始めればホラ、Rockin' Onっぽいだろう?
2011.05.16
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豪遊。 朝10時に茅ヶ崎駅で待ち合わせ、仲間四人で小田原方面へ出発する。まず目的は「鰻を食う」。年末に温泉行きが恒例の俺達だが、昨年末はスケジュールが合わず、茅ヶ崎で呑んだだけになってしまったのでそのリベンジを兼ねて美味い鰻を食う、と言うワケだ。鈴廣で有名な風祭で降りて、有名な「友栄」へ向かう。道の渡り方を間違えたのも一昨年と全く同じで、成長のないところを見せつけた我々四人。 店に着くと約40分待ち、とのことで、どうして潰そうかと考えた挙げ句に隣のローソンでコーヒー買って道ばたでまったり、という貧乏臭い選択を。友人Oはこの時点で缶チューハイ2本目という飲んだくれぶり。彼らしいので放置。予定より早めに店に入れて、注文済みの鰻を待つ。OとNはここで更に日本酒を注文。俺とTは鰻堪能を優先。 ここの鰻は本当に美味い。値段もそれなりだが、それに見合った味だ。柔らかいしね。俺が浜名湖で喰ったひつまぶしよりは明らかに美味いし、OやNが浜松で喰ったのより美味いと言うし、Tが鎌倉で行列に並んで喰ったのより遙かに美味いと聴いた。満場一致である。勿論今日も満足。 近くに「生命の星・地球博物館」という施設があるので、そこに行ってみることにする。コレが予想外に大満足で。動物とか昆虫とか鉱物とか、どれも片っ端から楽しめる連中なんだけど。4人が4人勝手にマイペースで動いているので色々噛み合わなかったのだがそんなコトは知ったことではない。俺とTは途中で合流し、昆虫の和名のストレートさ加減を楽しみすぎて明らかに仲間を待たせた。だってさ、「絢爛」と「ゴミ虫」って言葉が合わさって一単語として成立するんだぜ。とりあえず、俺は虫の命名法は完全にマスターした。見たまんまを並べればいいのだ。 そのまま箱根湯本に移動し、毎年行っていた富士屋ホテルへ。勿論こんな高級ホテルに宿泊できないし明日は仕事だ。温泉を利用させて貰う。多少高くはあるが、毎年ここには満足している。今日はタイミングが良かったのか、風呂が混み始める直前くらいだった。俺達が出てからなんかおっさんがいっぱいやってきたよ。ラッキーだったかも。 風呂を堪能したらまた飯だ。今度は小田原で「魚国」だ。ここでようやくビールが登場。残念ながらOは都合によりビールだけで退場。残り三人で食事だ。俺は天ぷら御膳。ここもけっこう美味い。まあ、こっちもお値段はそれなり。今日は実は結構な高級遊びなのだ。だが満足感は大きい。金で満足を買うようになったのは、やっぱり年をとったのだなぁ。 その後小田原のBECKSで気になっていた「ずんだミルク珈琲」に挑戦し敗退。茅ヶ崎に戻り、飲み直すという話もあったのだけど、もう酒は充分な気分だったし、何より俺の財布はもうすっからかんだ。結局スターバックスでアルコールもなしに三人で語らい、終了。まあ、満足はでかかったよ。財布はホント、空っぽだけど。
2011.05.15
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アルコール無しで一週間経ちました。俺はどうしてしまったのでしょう。いえ、アルコール無しで過ごしたことではありません。その前のアルコールだらけの一週間(と言うか10日間)のことです。 10連休以前から酒量は増えていました。「酒量は増えていました」だと?そもそも俺は基本的に酒を呑まない人間だった。基本的に、と言うか、健康上の理由で。呑むと喘息発作を起こしていたし、ビールとかやむを得ず少しだけ呑んだときも美味いとはとても思えなかった。 33くらいの時かな、職場の先輩の送別会で、その時もやむを得ずビールを呑んでいたのだけど、数杯飲んだところで「アレ?俺平気じゃん」と思った。その時以来、呑み会では呑むようにしている。それでも呑み会なんてそうそうやるわけではなくてまあ年数回、と言う程度だった。 一昨年ある女性と出会った。結構酒好きのその人を誘う口実として「呑もう」と言ってから、約二年、毎月のように彼女と呑みに行っていた。勿論下心があって誘っていたのだけど、知り合ってから数ヶ月で振られてしまい、でもそれ以降も何故か毎月のように呑んでいた。そういう生活は彼女の結婚で終わった。流石に誘えないから。 と、思っていたら、その直後に職場で急激に仲良くなった集団があった。最近はこのメンバーで毎月、いや、それ以上の頻度で呑んでいる。月2回以上、じゃないかな。 それに他のメンバーでの呑みを加えた結果、4月~5月頭は「酒量が増加」という言葉が似合うレベルまで行っていた。特にゴールデンウィーク、10連休を取ったのだけど、そのうち6日は呑んでいた。明らかにおかしい。そのうちの一回は京都で一人呑みなのだから、もう完全におかしい。 そんなワケでようやく「7日間アルコール抜き」という日々を送ることに成功した・・・ワケだが、明日はまた高校時代の仲間と温泉&呑み、なんだよね~。なんか駄目だ、俺。
2011.05.14
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やっぱりLondon MixとかNY Mixとか阿呆なコト言ってた頃のリミックスは好きだ。ソレはストーンズがいいってんじゃなくて、あの時代、80年代のリミックスが好き、と言うよりやっぱ「懐かしい」んだろうな。アレが純粋に素晴らしいとはやっぱり思えないんだけど、どうしても「リミックス」とはああいうもの、というイメージは抜けない。 勿論90年代以降の、クラブミュージックとして、そしてリミキサーの「作品」として成立するリミックスも好きなんだけど、やっぱり80年代のソレとは別物、と思っている。ジャズとロックの「好きさ」はおなじだけど、80年代と90年代リミックスの「好きさ」は違う。この感覚、解って貰えるかなぁ。 あの時代のリミキサーというとまずジェリービーンとか、アーサー・ベイカー、それからスティーヴ・リリーホワイトとか、その辺が思い出される。特にアーサー・ベイカーは好きだ、って話はSun CityやOut of Touchの話を書いたときにもしたと思う。実はストーンズでもToo Much Bloodのリミックスを手がけており、この12インチが今回のシングルボックスに入っていないのは凄く残念だ。 もともと暴力的で猥雑なこの曲を更に長く引き延ばし、更にファンキーに、ハードに、その上ダビーに、そしてあのサウンドに(笑)もうこの人の音はこの人でしかあり得ないサウンドで、特にドラマーとか誰でもいいんだろう!って音になっちゃうんでソレが最高なんだけど。とにかく、元々大好きなこの曲がDance VersionとDub Version合計して20分も聴けるんだからソレはもう格別なときなのだ。 もともとレアな12インチだけど、俺は運良く、ある人の好意でCDに焼いて頂けた。コレを聴けたことは本当に嬉しかったな。長年のあこがれのヴァージョンだったからね。当時は、まだ YouTubeとか普及してなかったからさ、誰もがレアヴァージョンを気楽に聴ける時代じゃなかったんだよ。ってーか、俺がネット始めてからも色々変わったんだなぁ。って何の話だ。
2011.05.13
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聴き始めてからは長いが、近年になってその存在感を凄い勢いで増してきたのがプリティ・シングスだ。 最初は多分ご多分に漏れずS.F. Sorrowを聴いたはずだ。その段階では「サイケで格好良いな」と言う軽めの感想だったと思う。好きとは思ったが、衝撃ではなかった。それほど懸命に聴き込みもしなかったんじゃないかな。 そこから当然というか、60年代のプリティズを遡って聴く。1stから順を追ったのかな。この頃は例によって「プリティズは60年代のビートバンド」という認識が当然だったから、70年代以降の作品はあまり真面目に採り上げられなかったし、滅多に売ってなかったんじゃないかな。俺の目には留まらなかったと思う。 勿論、それなりに聴き込んで、俺の中では重要な60'sビートの一つとして認識されていたのだけど、フーやらストーンズやら・・・と並んでベスト10の位置にいるかどうか?くらいの存在感だったんだよね。 そこから「70年代も聴いてみよう」と思った切っ掛けが思い出せない。 でも何らかの切っ掛けで聴いたんだよ。そしたらもう、凄い勢いではまった。多分最初に聴いたのはFreeway Madness。それからParachuteに戻りの、Silk Torpedo、Savage Eye・・・って具合に。とにかくこの時期、ディック・テイラー脱退後のプリティズって言うのが俺の中での地位を凄い勢いで上げていったことは間違いない。多分Cross Talkを買う前にSoul Deepに単独コーナーを立ち上げたんじゃないかな。 Freeway Madnessが最高作、と思っていた時期もあったし、今ではParachuteが一番好きなんだけど、俺の中で重要度が高いのはSilk Torpedo。タイトル曲のピアノでやられた。それにドラマティックなBride of Godや得意の組曲(合成曲?)方式のDream / JoeyやBelfast Cowboy / Bruise in the Sky。 Parachuteあたりから、要するに「ロックオペラ」だったS.F. Sorrowの実験を引き継ぐ形で「境目の定かでないメドレー」が増える。これがプリティズ中期の面白い点で、要するに「どう聴いてもサビからの展開部」とか「明らかに入れ子構造」な曲が「別の曲」としてメドレー扱いでクレジットされているのだ。このアルバムでは特に、Dream と Joeyの境目はどこにもないとしか思えない(と言うより、Joeys in Dreamというタイトルの方が似つかわしい)。Parachuteの最初のメドレーとか、Freeway~のOnion Soup / Another Bowlなんかもそう。 こういう変なことをさらりとやっていながら誰にも驚かれず、注目されず、目立たない。世間では「元ストーンズのディック・テイラー」だの「初のロックオペラ」だの「ジミー・ペイジが彼らのファンでスワンソングに迎え入れた」だの、つまらんことしか言われない。不遇である。 さて、何が「俺を作った」か、って?まあ、そんなたいそうな存在じゃないのがプリティズらしいじゃないか。強いて言うなら、去年の初来日公演で「俺もこんな老人になりたい!」って強く思った、ってトコかな。これからの俺を作るのがプリティズなのかも。
2011.05.12
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ひっさびさに仕事で疲れた。フル残業。 疲れたからもうおざなりなネタで誤魔化す、ってーかコレ見るだけで疲れるんだけどさぁ。どーなのよ、ってーか買わざるを得ない、とは思っているのだけど、EMIだし高いのだろうなぁ、と思いつつ。一枚のアルバムを元手に6枚組だ7枚組だってもう何の病気なんだよ、と。ソレを買う奴がいるから悪いのは解ってるけど、それでもやっぱり、折角なら・・・う~ん、まあ、9月とのことなのでもう少し慎重に検討しつつ、ね。内容もしっかり発表になってからね。 ホント最近、大変。
2011.05.11
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ドミノズのリマスターを買った。あまり迷わずあの凄い箱はスルー。プライマル買ってしまったから流石にあっちは無理だ。通常の2枚組デラックス・エディション。通常のデラックスってどんな日本語だ。 リマスター効果はたいしたもの。最近若干廃れ気味(?)の音圧を上げていくタイプのリマスターだが、不自然なサウンドでは勿論無く、なにより一聴してベースのふくよかさが全然違うのに驚く。でかいんじゃなくて、丸いんだ。丸いんだけど輪郭がある。下がくっきりすれば上にも余裕が出るから、Bell Bottom Bluesのエンディングのシンバルとか透明度が増している。ただ俺の環境だと少し割れ気味に聞こえる瞬間があるような気がする。 そしてディスク2。多くの音源は過去のボックスなどで既出だが、ジョニー・キャッシュ・ショウでのライヴ音源とか、2nd用の録音がリミックスされてたりとか、聴き所は多い。 その中でもやはり大フィーチャーなのはGot to get Better in a Little Whileだ。個人的には代表曲とさえ言える曲だが、スタジオ録音は未完成の2nd用レコーディングのみ。ライヴ・ヴァージョンがIn Concert及びFillmoreで聴けるのみだったが、今回はこのディスク2に3ヴァージョン入っている。 一つは前述のジョニー・キャッシュの番組でのライヴで、通常10分を超える演奏がされるこの曲が6分半というコンパクトな演奏になっている。勿論たっぷり聴ける従来ヴァージョンも最高だが、気楽に聴ける気合いの入ったライヴってのはまた別の良さがある。コレは掘り出し物。 それから2nd用のセッションと思われる、この曲を題材としたインスト・ジャムヴァージョン。多少構成が違うのだけど、大まかには完成している。コレは初登場音源。 そして最大の目玉は、2nd用のヴァージョン(エリックのボックス、Crossroadsに収録)を元に、2010年にボビー・ウィットロックが新たなオルガンパートと欠損部のヴォーカルを新録しているのだ。コレは嬉しい。勿論あのヴァージョン、あの印象的なキメ→ジム・ゴードンの短いソロというパートは聴けないのだけど、サビと3rdヴァースのヴォーカルが入って「完成形」として聴けるのは嬉しい。勿論、ソロアルバムでも健在っぷりを聴かせ倒すウィットロックのヴォーカルは全く何の問題もない。 コレはアナログのシングルとしても出ていて、残念ながら俺は入手しそびれてしまった。不覚だった。凄い欲しい。 そーいうワケで、決定版!(特にでかい箱買った人は)とも言えるんだけど、旧ヴァージョン3枚組でしか聴けないジャムとかもあるので、あの古くてでかい箱を処分できないのは一つの悩みでもあるんだよね・・・
2011.05.10
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体調不良。 散々遊んで体調不良、と言えないので、ちょっとだけ頑張っていたんじゃないかと思う。自分の意外な負けず嫌いというか、意地っ張りというか、どっちかと言えばそれなりに恥を知ってるというか、小心者というか・・・とにかくバンドメンバーや職場の仲間には申し訳ない。まあ、それなりにこなした、と思うから書くのだけど。予想外に仕事はかどってしまったよ今日は(笑) まあ、タイコ叩いたり仕事したり出来るだけいいのではないかと。元気と言えば元気、と言う程度の体調不良だったし。アイスも食ったし(笑)。 まだ少し熱っぽいけどね~。だから今日は一回休み、と。ブログは頑張りませんでした、と言うお話。
2011.05.09
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旅行記ラスト。 二日目の夜はいい感じに酔っ払って(ギネス2杯で酔うか、ってのは置いとくとして)、最終日朝を迎える。この日も夜に予定があって、帰る時間を遅く設定できなかったから観光は駅周辺で済ます。俺の言う「周辺」はちょっと広めに取ってあることに気付いたのが実は今回。河原町から三十三間堂まで歩くと30分以上かかるんだねえ。 そんなワケでもうすっかりお馴染みの三十三間堂。今回は若干疲れもあったから(やっぱり高野山での無駄登山は効いた)いつも堂内三周するところを一周で済ます。今回はいつもより遠目から見ることにしてみた。少しだけ感触が違う。本尊の前には珍しく本気のお祈りの人がいた。五体倒地みたいに、何度も立ち上がっては合掌しひれ伏す。本格的なスタイルなんだけど、コレを観光客の前でやり続けるのはキツいな、と思った。俺にはやっぱり信仰は無理だ。 次は久しぶり、と言うより始めてかも。京都国立博物館へ入ってみる。いつもは展示にあんまり興味がないから入らなかったんだけど、今回は「法然 生涯と美術」という特別展をやっていたので見てみる。 入ろうとすると軽い入場制限と短い行列。阿修羅展に比べて屁でもないので入ってみたら、少し誤算は展示の多くが絵巻で、遠くで見たり周囲から見たり出来る彫刻の展示とは違っていたというコト。ガラスケースに近づいてみないとよく解らないから客がちょっと多いと見るのがしんどい。 絵巻は法然の生涯を描いたものが多く(タイトル通りか)、コレを見ると法然の最後は来迎した阿弥陀如来が額から発するレーザービームでとどめを刺されたことが解る。俺にはやっぱり信仰は無理だ。 そのまま京都駅方面へ移動して、今度は駅を挟んで真逆方面、当然の東寺である。金剛峯寺と東寺、真言宗の重要寺院両方を見る。弘法大師にちなんだテーマを持つ今回の旅行としては当然のことで、そんなテーマ今始めて知ったがまあソレは仕方がないだろう。 しかし毎年5月にこっち来てるもんだから、東寺の五重塔も興福寺北円堂も全然珍しい感じしなくなってしまった。最初に行ったときはあんな喜んでたのに。毎年GWに開けてんのかよ、って感じ。 久しぶりに宝物館も入ったけど、こっちは色々あるから新鮮。特に最終室にある千手観音(本来は食堂の本尊)と毘沙門天は何度見てもいい。勿論講堂の諸仏の存在感は圧倒的で、やっぱり金剛峯寺が如何に「宗教として正しい」存在とはいえ、国宝重文クラスがこうやって立ち並ぶその存在感、説得力の前には弱い。この三下が!って感じであり俺にはやっぱり信仰は無理だ。 信仰が無理なのがよく解ったところでイオンモールへ寄ったり、昼飯を食べたりしながら適当に新幹線の時間までまったり。18:00に海老名で待ち合わせているのでその時間に丁度いいくらいに電車取ったんだけど、まあその辺は大成功で。でも乗ってみたら満席。取れて良かった、とか思いつつ。 海老名で職場の仲間二人と合流。いつも「ドラ焼き(ドラえもんを語りながら焼き肉を食う会)」と名付けて呑んでるのだが、今回は鍋だ。辛い鍋。結局10連休中6日呑んでる、と言う、俺を知ってる人なら「お前D♂kaじゃないだろう!」とか言いそうな、明らかにおかしい行動。 ちなみにメニューにユッケが載ってたんでとりあえず頼んでみたけどやっぱり出してくれませんでしたよ。タチ悪りぃ俺。 8時くらいまで喰ってて、まだ早いからもう一件と二人は言うが俺は体力的にもうアウト。先に帰る。今日練習だったしね。遊んでて疲れて叩けません、なんて言えないし(笑)。出来るだけ万全に・・・と思って早く寝たのに実は風邪引いたってのは秘密だ。
2011.05.08
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昨夜の話から。 ネカフェからのブログ更新後、俺がどこに行ったかというと、実はかねてからの懸案であった京都の「ポール・ウェラー公認バー」ことThe Weller's Clubへ行ってみたのだ。存在を知ったのは去年だっけな。mixiのコミュから。でもタイミングが上手くいかず、それ以上に「一人でバー」なんぞ40年間の人生で無かったことなので、正直尻込みしていたのね。でも、今回の旅行では思い切って。最近ギネスが好きってコトもあって!(関係あるか?)行ってみました。 昨夜はDJが入っていて、店に入ったら既に一人目が回していた。カウンターに座ってギネスを頼み、彼のプレイを眺める。特に話し相手もいないので(笑)こういうところのDJってどういう感じなのかな、ってのもあったし(ちなみにUstream配信もしていて、ここで見られる)。 しばらく音楽を楽しんでいて、DJも3人目になると1曲目がプライマルの1stからGentle Tuesday!おおっ!いいセンスだねえ(ちなみに2人目も1曲目がJailbirdで、プライマルから始める方針?とか思った)次がReal Peopleで、そのあともロージズのLove SpleadsやOCS(1stの曲!)なんか出てきて、この人同世代かな?とか思っていて後で訊いたらやっぱり三つ下だった。しかもこの方「そのくらいかな?と思って選曲しました」とか言ってくれて、つまり俺をターゲットに曲決めてくれたのだ。すげー嬉しい!これだけでもう行った甲斐あったってもの。 あと何故か常連さんかなんかに俺がそっくりらしくて、声も似てるみたいで、その人来れば面白いのに、とか、気付けば少しだけど会話に加われて。基本的に常連&DJで内輪っぽいノリがあったから、ちょっと嬉しかったかな。旅の最中は例によって無言だからね。 福島に続いて旅先でモッズとの邂逅、って奴である。俺も偽モッズとして成長したのかな。 結局二時間くらいいたのかな。ギネス2杯呑んだだけだけど。長くはないけど楽しい時間でした。また機会があったら行こう。あー、そういやウェラーの曲はかからなかったな(笑) えーと、で、今日は・・・いいや、続きの更新は明日!ってーか明日に備えてやることもあるし!
2011.05.07
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旅も二日目と相成りましてございます。なんだこの口調。昨日はネカフェでマッサージチェア使えなかった(壊れてた)んだけど、今日は心地よいのでご満悦なんだよ。 あとネカフェのドリンクは「水」が一番いいのがよくわかった。 そんなことはよろしい。今日は、実は去年も計画だけして実現しなかった(面倒くさいから)和歌山県、高野山へ行ってきたのだ。 で、結論から言うと、金剛峯寺と宝物館みたいなところしか行ってません。奥の院は諸事情合って体力の限界が来て、中止。まあその辺は追々。 難波から高野山までは南海線で約2時間。更にそこからバスで十数分。ちゃんと調べてなかったからバスのことは知らなくて「思ったより大変だなあ」と思いつつ他に選択肢もないので行ってしまえという感じ。この時間で新幹線乗れば神奈川県に着いてしまう。遠い。 ケーブルカーなどという懐かしいものに乗ってちょっとわくわく感もありつつ、高野山駅に到着。この辺観光用にダイヤが組んであって、バスもすぐ来る。まず金剛峯寺、と思いそちらのバス停で下車。これが失敗だったかもなあ。大門までいってそこから下ればあんな失敗はなかった。 金剛峯寺という寺の仕組みがよくわからないのだけど、最初に入った写真の寺は庭園と襖を中心に見れるようになっていて、その先にもう一つ、壇場伽藍というのがあって、ここはほぼ全てが再建ながら中門を除くほぼすべての建造物が見ることができる巨大伽藍だ。東塔、西塔に加え中央にそびえる巨大な「根本大塔」と三つの塔(形は多宝塔の様式をとる)があって、それが近年作られた鉄筋コンクリートの建物であろうとも、その存在感には圧倒される。 今興福寺も中金堂の再建やってるけど、やっぱり寺は正しい形であるのが圧倒的に偉いな、と思う。建物が古ければ偉いというものではないのだ。文化財である以前に、宗教のために存在するのだから。 大塔と金堂の内部には、東寺とはまたちがったかたちで曼荼羅世界が立体再現してあり、これも新しい仏像が大半だがやはり「あるべき姿」として堂内を見れるのはうれしい。こういうのは素直に感動することにしている。まあ、立体造形としての出来を考えると正直厳し目な面もあるのだけど…。 壇場伽藍中門跡のほぼ向かいには霊宝館という建物がある。大正時代に作られたという、位置づけとしては金剛峯寺の宝物館的なものなのかな。「造形として素晴らしい」仏像はここでたっぷり見られる。個人的には深沙大将像に魅入られたな。たまたま、かな、光の当たり方も最高だったんだ。絵ハガキは写真がよくなくて買わなかった。 で、このあと大門へ向かい、なんかね、その辺から「高野山駅まで徒歩45分」みたいなこと書いてあったのよ。45分なら散歩気分で悪くないな、と。じゃあ奥の院はやめて、ここから写真撮りながら歩くか、と。下りの山道、道なき道より少しちゃんとした道…って、この道違うんじゃねえ?と、不安ばっかり増大して、iPhoneのマップで見ても明らかに方向おかしいし、やばい、と。20分くらい下ったところで「これはまずい、引き返せ!」と俺の中のエマージェンシー担当が叫ぶので、また上り20分。ひいひい言いながら。明らかに山道に場違いな偽モッズ服で。これでもう俺のテンションは終了。あっさりバスに乗って、引き返すコース。 いや、実はもう一つある目的があって、宿を京都に取ったんだ。今も京都なんだけど。で、高野山から京都までだと今度3時間くらいかかる(笑)だからあんまり遅くまでいれない事情もあってね。まあ、その「目的」は実はこのあとなんだけど。その辺はまた、明日の更新で…ツイッターでは先行して紹介するかもね!
2011.05.06
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連休があって旅をしない俺ではない。したがって旅をしているのだ。今回は全然失恋の類はしていないのだが、「ある種の傷心旅行」と位置づけている。別に色恋沙汰がなくても傷心できるのだ。したいものではないが。 今変換してて「焦心」ってのが出てきた。忘れてた言葉だな。「焦心旅行」これはちょっといい。是非やりたい。夏の目標とする。 とまあ、基本的にとんまの能天気男なので傷心もあったものではないが、「旅行をする」というイメージだけあってどこに行きたいかは全く考えていなかったのでとりあえず京都まで新幹線を取った。席は最後列。後部のスペースを見て「そのうち輪行バッグを買おう」という考えが頭をもたげる。 新幹線を取ってしまってからメインの行き先を思いつき、それを明日に据え、そこから逆算でスケジュールを決定。今日は明日の行き先に最も行きやすい難波に宿を取る。同じビジネスホテルにもう三回目。まあ、それがどこかは明日書くとして。 それだけは決めたものの今日どうするかは全然考えていなかったので、とりあえず京都で昼飯を食いながら考える。店に入るといきなりAnother Brick on the Wall Part2。凄い店だな、と思っていると次がクィーンのFlash。あ、もしかして、と思ったところでRun DMC / King Of RockにプリンスのLittle Red Corbetteときて、ボビー・マクファーレン / Don't Worry be Happyまできて「なんだ、やっぱり単なる80年代ヒットか」と気づく。プログレに慣れた耳にはフロイドを80'sポップとして聴かされると凄い違和感なんだけど。でもあれ本人たちはディスコのつもりらしいしなぁ。 そんなことを考えてるもんだから全然行き先がまとまらず、結局安易に奈良に出る。おれのiPodは近鉄線に乗った途端に電気の「新幹線(Live)」をかけるという気の利いたことをしてくれるつわものである。どうにかってことはないな。もうすっかり馴染みの道のりだ。だが何度聞いても「西大寺」は「最大時」に聞こえる。電車の中で「そういえば魚眼買ってから奈良来てないじゃん」とか思ったのでテーマは「魚眼で撮る大仏殿」である。あの過剰なものを異常なアングルで撮ってみたい、という、フォトグラファーとしてのD♂kaさんが主張したのだ。思うだけでセンスが追いつかない写真は旅が終わって帰宅後にアップする。期待しようとしまいと自由だ。好きにしたまえ。 えらそうだな。とりあえず気になったのは道路標識が錆びて怖かった、ということだ。 怖い標識から逃げるようにして難波にやってきた。たいして歩いてないのだけど疲れてるのはやっぱり昨夜とかそれ以前とか残ってるのかな。弱いな。まあ、明日は早いし、たぶん結構歩くから体力を残しておきたいね。
2011.05.05
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ビーチ・ボーイズが俺に与えてくれたものはそれほど大きくないのかも知れない。でも俺はこのバンドから、というよりこのバンドという存在から「音楽」や「バンド」に関するいろんなコトを知った。 勿論最初はSurfin' USAをはじめとする脳天気なポップバンドだと思っていた。その後、ある程度音楽に詳しくなると「唯一無二の天才ブライアン・ウィルスン率いるポップグループ」という認識に変わる。だがこの時期、俺はあまりちゃんとビーチ・ボーイズを聴かないまま、一部の狂信的ファンが語る言葉を信じていたように思う。 彼らの一部は「ビーチ・ボーイズ=ブライアン。マイク・ラヴは邪魔者」という様な論調でさえあった。ヴォーカルについてさえもね。「ブライアンの歌で全曲聴きたい」とか書いてるんだから呆れる。まあ、彼らの文章はあまりにも稚拙だったからそれが本当に真意だったのかはよく解らないのだけど(それだけ下手だったんだよな、VANDAの執筆陣は)。 俺がある程度ビーチ・ボーイズを真面目に聴き始めて思ったのは、まずシンガーとしてはもうカールが圧倒的。続いてマイク。ブライアン、アル、ブルースはほぼ一緒くらいで、デニスはまたそれらとは少し違った次元、と言う印象。確かに音楽制作という意味では圧倒的にブライアンが引っ張っていたが、前述した通りシンガーとしてはメンバー中最高とは言えない。ファルセットは確かに魅力的だったけどね。でもカールのあの優しさと力強さの同居した声の魅力を一度でも感じてしまったら・・・。 要するに、「評論家なんか信じるな」というのもこの流れで感じたのだが(いや、評論家ってレベルの奴らじゃなかったけどね)、それ以上にやっぱり「バンドってのは絶妙なバランスで成り立っている」というコトを強く感じたのがビーチ・ボーイズを通じて思ったことだ。 ブライアンが曲を書く。プロデュースもして、トラックを作る。だがそれをバンドとしての音にするのはマイクやカールの存在、彼らの声が不可欠だ。Pet Soundsが「ビーチ・ボーイズをヴォーカルに迎えたブライアン・ウィルスンのアルバム」には聞こえないのがその証拠。アルやデニスの存在は絶妙なバランス(ある意味リンゴ的?)に思える。ブライアンがキツいときにはカールやアル、ブルースのミュージシャンシップが補うし、ステージではマイクが引っ張らなければ何も起こらない。 さて、そういうワケで、俺という人間の生成に直接関わったビーチ・ボーイズのアルバムは無い。ビーチ・ボーイズというバンドそのものの影響は非常に受けた、と思う。 で、Sunflowerと迷いつつこのアルバムを挙げたのは何故かって?と、要するに「カール・ウィルスンが満載」だからだ。特に俺が一番好きな曲、Darlin'の存在。コレだけ何十回聴いても飽きないビーチ・ボーイズの曲はない。そしてソウルフルなロックナンバー、Wild HoneyやHere Comes The Night。アルバムとしてはハーモニーが不足していて、コレがビーチ・ボーイズ?って感じではあるんだけど、逆に「コレもビーチ・ボーイズ」っていう、その感じがまあ、ここまで書いてきた文にもリンクするんじゃないかと。 6人の個性がより発揮されたアルバム、って意味ではSunflowerも素晴らしいので、是非聴いて欲しいんだけどね。アレ?このシリーズでこうやって「お勧め」したのって珍しい?
2011.05.04
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連休前半終了。五日中三日、ビール3杯モスコミュール5杯呑んでた、ってのは俺にしてはちょっと多いのでは。 今日は朝から鎌倉。天気が悪そうだったが何とか保つだろう、と根拠の薄い推測で9:30集合。勿論自転車で。曇りもようも知るか、とガシガシ行く。 今回は俺が自慢のTradist(現在地球上で最も格好良い乗り物認定)を買ってしまったので、友人Yのルイガノと合わせクロスバイク2台。一人だけママチャリ、と言うちょっと辛めな状況に。「お前もかっちまえよ~」とか唆しつつ、いつものコースを突き進む。ちょっと涼しい。 今回も去年と同じ逗子マリーナ近くの飯屋で食事。30分くらい待ったが、回転もいいのでそれほど苦にならない。美味いしね。俺も鰺の唐揚げ頼めば良かったけど。 それから鎌倉方面へ戻り、まあいつもの寺を色々眺めたり。流石に回数来てるので新鮮みはいい加減薄れたけど、やっぱり好きは好きなんだよな。 今回の目玉はね、アレですよ。荏柄天神の絵筆塚。絵筆を模した青銅の碑に、周囲に河童の絵が彫り込んであるんだけど、コレが凄い、超有名漫画家ばかりなのよ。横山隆一と小島功(河童なら当然)が中心になってたらしいんだけど、これがもう、面子を挙げればそれだけでびっくり。 手塚治虫、藤子不二雄(A,F)、石ノ森章太郎、永井豪、山根赤鬼、青鬼兄弟、鈴木義司、富永一郎、さいとうたかお、ちばてつや、園山俊二、サトウサンペイ等々総勢154名の河童の絵。手塚、藤子Fはそれぞれもろにアトムとドラえもんで逆に笑えるのだけど、石ノ森やさいとうとか、ちょっと見では誰の絵だか解らない人も。仲間も話してたけど園山俊二のは斬新だなぁ(画像左側)。 フレッシュネスバーガーで休憩を兼ねてコーヒーを飲んでいたら少し雨が降ってきた。どうにか戻ろう、というコトになったが幸い茅ヶ崎に帰り着くまで本格的な降りにはならず。Yが「俺が外に出れば止むんだよ」とか抜かしてやがったが、まあ認めてやろう。 俺は雨男じゃないよ。男と遊ぶときは降らない筈なんだ。 茅ヶ崎で別の仲間二人と合流。この5人が揃うのは数年ぶりであり、特にSは俺の今の風貌を知らない。俺は100kg以上から30kg減らしたが、実は彼の高校時代の体重が今の俺と同じくらい。で、彼の今の体重が一昨年の俺くらい(笑)。遂に入れ替わったなぁ、とか言っていたが、笑い事でいいのか。 で、最初に書いた通り。ちょっと疲れてたせいもあるのかあっという間に酔っ払った。後半は会話がオヤジ乗りだったせいもあってあんまりちゃんと参加してないなぁ。半分寝てた気がする。でも、5人揃えて良かったよ。ホント久々だもんな。
2011.05.03
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近年出会った音楽に関してはどうしても若い頃に比べて思い入れも、聴き込み度合いも弱くなっている。それはやっぱりレコードを買いすぎる分一つ一つが薄くなっているからで、それは日々反省してるんだけど、気付くと買っているのだ。全く情けない。 ちなみに「最近の音楽は質が低下している」なんていう駄目老人の意見には同意する気は一切無いので念のため。 耳が腐ってしまった人たちは80年代の音楽で既に駄目なようなんだけどまあソレは腐っているのでやむを得まい。80年代以降には壊死した耳で聴けるようなしょぼい音楽なんか無いのだ。アイドルポップだと思っていたら凄かった、みたいな例は山ほどあるのだ。そう、ビートルズやモンキーズがそうだったようにね。 正直俺はマドンナなんか真面目に聴く気はなかったし、それこそスキャンダラスなだけのアイドルだと思っていた。でも、やっぱり聞こえて来るじゃん。そうすると、どこかで耳に付いていて、でもって「アレ?マドンナってもしかしてもの凄くクォリティ高いんじゃねえの?」って気付いたのが、98年なんだからあまりにも遅い。 テレビでたまたま聴いたRay Of Lightの格好良さたるや。腐り始めていた俺の耳にもしっかり届いた。この疾走感はなんだ。聴いていてもの凄く気持ちよいではないか。こんな凄いもの作ってたのかこのおばさんは。 そう思ってある日「待てよ」と考える。そういえば俺、Fever(カヴァーだけど)凄く好きだったじゃないか。待て待て、よく考えれば、Vogueも、Eroticaも。Express Yourselfだって。あれ?Into the Grooveとか最高じゃなかったっけ?ちょっとまて、Holidayって良かったよな・・・? 反省しました。 実はアルバムとしてはEroticaが一番好きなんだけど、俺を「目覚めさせてくれた」という意味でこのRay of Lightの存在は重要。マドンナだけじゃない。この頃から「昔少し馬鹿にしていた音楽」へもう一度目を向けよう、と言う気持ちになり始めたんだからコレはやっぱり重要だったと言わざるを得ない。それに、偶然かも知れないけどこの時期から俺、過去にないくらい「女性ヴォーカル」が好きになり始めたんだよね。
2011.05.02
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GW的にはオフに当たる日となった。買い物に行く。 主目的はとある本だったのだけど、無いだろうな、と思っていたらやはり無かった。その代わりとある本に関係のあるボックスセットが格安だったので買ってきた。具体的には連休後半にでも書けると思う。勿体付ける理由も特にないのだけど。 ところがこのボックス、中古のデジブック仕様なんだけど、帰宅後開封したらいきなり中央に糊付けしてあるブックレットが脱落。あぁ~、と思いつつも「まあ読みやすくなるからいいか・・・」と自分を慰めていた矢先に今度はトレイ部分が続々脱落。気付けばディスク1以外全部糊が剥がれて落下しているという情けない状態に。最初開けた瞬間から剥がれていた感じではなかったので、ウチに来ていきなりこうなったのだ。 がっかり感満載のなか、再来週末に呑む約束していた友人から延期希望のメールが。流石に笑える。 それより今日買おうと決意していたのはこのアルバム。今更感満載の超有名作品なので、音楽通の仲間と一緒にいるときは恥ずかしくて買いづらいアルバムなのだ。先日Mo.とタワーに行って買いそびれた(笑)。いったい何の見栄を張っているのかさっぱり解らないけど。 恥ずかしいついでに書けば、何故コレの購入を急いだか、と言うのが「ユニクロのブルーノートTをうっかり買ってしまったから」というのが真相。Tシャツだけ持ってて音源無いって恥ずかしいじゃん。だから慌てて買う、ってのも恥ずかしいのだけど。 でも、これ自体今までうっかり買いそびれていたアルバムで、何よりオープニングのChitlins Con Carne、この曲って例のジャズ・レネゲイズがカヴァーしていた曲で、Tokyo Hi!の原曲で俺が唯一持ってない曲なんだよね。ジミー・スミスが90年頃日本でやったヴァージョンは持ってるんだけど、あんまり良くないんだ。さっきこのオリジナルを聴いて、やっぱり圧倒的によいことは解った。スミスより、レネゲイズよりね。 ジャケのムード通りのサウンドを確認できた、ってのが大きな喜びかな。このジャケ、いわずと知れたコステロのAlmost Blueの元ネタだけど、デザイン的にはコステロの方はアルバムじゃなくて楽曲のAlmost Blueに似合ってるんだよね。うん、コレはやっぱり、カントリーじゃなくてジャズの絵柄だよ。
2011.05.01
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