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まずお知らせから。 Tokyo Quo結成メンバーの一人、ギターのDustyさんが前回のライヴを最後に、自身の音楽に専念するため脱退した。残念だけど、前に進むためと思って応援していきたいと思う。 そんなワケで土曜は久々のリハ。四人でどうなるか不安だったし、ギターパートは割り振りを変えなければならないから考える必要もあったんで今回は幾分「様子見」の要素が強いリハとなった。 最初は、あの音のでかい人が抜けたこともあったし、やっぱりどこか勝手が違って微妙にぎくしゃく。でも中盤以降、勢いで色んな曲をその場のノリに任せてやっていくことで回復傾向が見えた。終盤には「コレで行けるんじゃねえの?」という感じを取り戻したと思う。細かいことは後で修正していく。 新曲も2曲追加(まだ秘密)。更に「アレやろう、コレやろう」というアイデアも幾つか出て結局「キーボードを入れよう、そしてRockin' All Over The Worldをやろう」という結論に。それからライヴの計画も「ブリティッシュパブとかいいんじゃねえ?」という話に。 色々と楽しみだね。
2011.10.31
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昨日ユーリズミックスSex Crime (1984)のライヴヴァージョンを聴いていたら、スタジオ版ではヴォコーダーで処理されてメロディらしきものがなかった「1984」の歌詞の部分に引っかかった。おお。 この歌い回し、明らかにボウイの1984ではないか。そーかそーか、そういうコトか。 グラムの残り香を感じさせるDiamond Dogsのなかで次以降への展開を感じさせるサウンド。一曲だけいきなりファンク。ストリングスが凄くクール。どう考えても格好良い、最高の一曲。 だけど、実はこの曲も随分長いことイマイチピンと来ていなかった(ってもこの7~8年くらいは好きだが)。なんでだろうね。コレは正直、聴き込んでいなかったからなんじゃないかな。 多分その7~8年前くらいだと思うんだけど、職場の後輩がスケボーのビデオでBGMでかかっていたこの曲を気に入ったとかで、うろ覚えの鼻歌を俺に歌って聴かせたんだ。すぐ「あ、ボウイか!」と思って彼にCDを貸してやった。その時に自分でも聴き返したらいきなり来たんだよね。だからこの曲に★★★★★付けてるのは彼のおかげとも言える。 所謂ノーザン・ソウル的なサウンドの曲なんだけど、どこか(タイトル通り!)SF映画の主題歌って言う雰囲気もある不思議な感覚が素敵だ。ボウイは油断してると(いや、計算してるんだろうけど)SFっぽくなるから凄い。この人の(特に70年代の)サウンドほど「レトロフューチャー」という言葉が似合う音は無いと思うけど。 ジョージ・オーウェル?読んだけどあんまり好きじゃないなぁ。
2011.10.30
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ワリと★★★★★の曲は「元々嫌いだったけどいつの間にかはまっていた」パターンの曲が多い。 ユーリズミックスのSex Crime (1984)も、元々は好きではなかった。「くらーいむ、く、く、くらーいむ」って、気持ち悪い、辛気くさい、無機質な曲で。全然好きじゃなかった。 今では挙げたポイントが全部好きな理由になってるんだから、不思議と言うよりはまあ、そういうものだと思う。嫌う理由ってのは結局裏を返せばインパクトだから、なんかの切っ掛けでそれが琴線に触れてしまえば一気に好きになるのは自明の理だ。だから「何コレ、変なの」「気持ち悪い」とか、そういうのは逆から見れば長所なのだ。 嫌いだった頃は入り口で止まってたから、中身のメロディやビートには気を配れない。好きになってからはメロディもいいし、それに当時「無機質」と感じたビートも80年代ヒップホップ再評価中の俺にはもうズバリな存在だ。実はこないだまではまだ★★★★だったんだけど、アーサー・ベイカーにハマリ始めてから★★★★★に昇格した。まったくもって、ツボである。 で、今日この曲のライヴを聴いていたら・・・続く。
2011.10.29
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さて、EMFまで出たらやっぱ名前的にもこいつら、ピストルズ以上の「ロックンロールの」もとい「ハウスミュージックの詐欺師」、The KLF Best 10!と言った具合でございます。勿論、楽曲数としては結構少ないので別名義も含めた上で・・・。1. America, What Time Is Love?2. Justified & Ancient Stand By The Jams3. Elvis On The Radio, Steel Guitar In My Soul4. 3 A.M. Eternal (Live at the S.S.L.)5. Madrugada Eterna6. It's Grim Up North [the JAMs]7. Last Train to Trancentral8. What Time Is Love? The 1988 Pure Trance Original9. Burn the Beat10. Make it Rain 豪華なのが上の方に集まったけど、むしろポイントはChill Outからの2曲ね。このアルバムは全体で一曲というイメージで聴くことが多いんだけど、この2曲は取り出して単体で聴くことが結構ある。特にMadrugada EternaはClub Mixってのもあって、元々独立性が強い印象だよね。Elvis~のギターも凄く気持ちよくて・・・ 最近は初期のthe JAMs音源を良く聴いていたせいもあって初期の電気にも近い馬鹿ノリのハウス(っていうよりヒップホップに近い?)グループってイメージが強かったけど、やっぱりシリアスな面も大きいんだよね。White Roomの「スタジアムハウス三部作」も誤解を生む要因。オリジナルヴァージョンを聴くと全然違う良さがあって、結構驚くよ。 いや、勿論「スタジアムハウス」路線も最高なんだけどさ。やっぱり、あのはったり感合ってのKLF!
2011.10.28
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俺ラン×91年病シリーズ。 ジーザスやった、シェイメンやった、808やった、ロージズやった、プライマルやった。もう一個大事なものやって無いじゃ~ん、ってワケで、やってみましょうEMF Best 10! まあ、このバンドは前述のバンド達より遙かに「時代のあだ花度」が高いので、オールキャリア(フルアルバムは3枚だけ)から選ぶのは結構難しく、どうしても「こんな結果」になっちゃうんだけど・・・やらずにはいられなかった、ってコトでどうか一つ!1. Unbelievable2. When You're Mine (Live)3. EMF (Live at Bilson)4. Longtime5. Lies (Single Version)6. I Believe7. Getting Through8. Children9. Perfect Day10. They're Here ・・・そんな感じで(笑)。 ご覧の通り1stからが殆どで申し訳程度に残り2枚から、と言う(笑)。「1stの音は本当にやりたかったコトじゃない。会社にやらされてた」という彼らが自我を出したらこのていたらく。コレをやらせた「会社」が偉かったという意味ではある意味90年代のミリ・ヴァニリとも言えるか。音は自分たちで出してただけマシ(と言うか幸福)か。 意外にライヴがパンクでいい、ってのもミソで、2位、3位はライヴヴァージョン。他の曲もライヴがいいんだけど公式に出てないから。Getting Throughは出てるか。 When You're Mineは初期ライヴで、少し構成や歌詞(ラップ部分)が違って、多分サビはキーボードのヤツが歌ってる。このヴァージョンが格好良い。それからLiesもリメイクされたシングルヴァージョンがいいんだよね。メリハリがより利いてるんだ。 ベースが亡くなってしまって活動はしてないみたいだけど、何とか再開して91年病患者のために来日して欲しいなぁ。
2011.10.27
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91年と言えばコステロが来日した年でもあった。 コステロのアルバムで一番好きなのはMighty Like a Rose、というのは何度も書いた。そして御存知の通り、このアルバムとSpike、そしてポールのFlowers in the Dirtにはポール&コステロの共作(と共演)が数曲ずつ収められている。 そのFlowers in the Dirt(89年)の「タイトル曲」とも言えるのがこのThat Day is Doneだ。歌詞にアルバムタイトルフレーズが登場するのがこの曲で、重厚なゴスペル風のバラードだ。 が、俺はアルバムを聴いた時からこの曲はポールには合わないと思っていた。曲そのものはいいのだけど、アレンジがもう一つぱっとしないし、なにより曲そのものが明らかにコステロに合っている。どう聴いても彼のメロディだし。いつしか俺の脳内では「この曲をもしコステロが歌ったら」というイメージが出来上がっていた。 その二年後、コステロはアルバムMighty Like a Roseをリリースし、アルバム参加メンバーを中心とした新バンド、Rude 5を率いて来日する。俺はわざわざあの遙か遠い東京ベイNKホールまで行ったよ。あの京葉線の糞長い通路に耐えてな。 そこで自らの夢、妄想が現実となるとは。 ステージで演奏されたThat Day Is Doneはまさしく俺の脳内で想像されたそのままのサウンドだった。そして、予想した通りポールのヴァージョンを遙かに上回るものだった。そう、コステロ自身もこの曲が自分に合っていると知っていたのだ。それが嬉しかったし、それが聴けたのはもっと嬉しかった。 その後FMでの放送でもしっかりこの(存在としてはマイナーな)曲は放送され、その時のテープは俺の宝となった。勿論、今ではちゃんとCD化していつでも聴けるようになっている。★★★★★が付いているのは勿論このヴァージョンだ。 ちなみに、コステロがFairfield Fourというゴスペルコーラスグループと共演したヴァージョンもあって、これはコステロのベストなどでも聴ける。こっちもなかなか素敵なヴァージョンで、やっぱりゴスペルじゃん、と思わせてくれる。あとはリンダの追悼ライヴでも歌ってるし。ポールの前で「俺の方が合ってるだろ?」って感じなのがちょっと嬉しいのだけどね。
2011.10.26
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ゴダイゴもなんだかんだで99年の再結成がベストだった。YMOも93年の方が良かったし。少しとは言え若い分、新しくまた「作る」って気持ちが強いのかな。 99年はちゃんとアルバムも出したし、またこのアルバムが良かった。「バンドとして」何かやろうという意志が強かったのが良かったのかな。今のゴダイゴ、新曲はミッキーの牽引力の方が強くてしかも中途半端に売れようとしてるというか、タイアップがないと作らない風の(笑)。どうにもイマイチなんだよね。ライヴは意欲的な印象あるけどね。 この曲自体は元々ミッキー吉野がソロとして出した曲のリメイク(A面は俺の大嫌いなReturn to China)なんだけど、オリジナルはメリハリのないグルーヴにミッキーのヴォーカルなので弱い。所詮B面という出来なんだけど、ゴダイゴで、しかも新作アルバムのオープニングとしてリメイクしたことで完全に生まれ変わった。 まあ、方法論としては結局Monkey Magicなのかも知れないけど、でも90年代風のエレクトロファンクとして生まれ変わったビート感はオリジナルを全く比較にならないレベルで凌駕するどころか、ゴダイゴの新境地としても素晴らしいものになっている。完全にオープニング曲として充分な、これならもう「名曲」って言えるよね。 それにもっと素晴らしいのがやっぱりヴォーカルで、もう本当にショボ臭くてどうしようもないミッキーに代わって(当然)タケカワとスティーヴがモロにMonkey Magicスタイルのツインヴォーカルを聴かせる。勿論このスタイルがファンキーなサウンドにマッチしているのは御存知の通り。ブレイクでスティーヴが「Dragon」ってやるのも格好良いよね。 新しく付け加えたミドルエイトがちょっとダサいのはご愛敬(笑)。 で、この路線の再リメイク集大成みたいなMonkey Magic 2006がまた全然駄目なのは・・・もう忘れようか。
2011.10.25
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門外漢による俺ランシリーズ。 俺が全く映画を見ない人なのはご存知かと思うが、それでもまあ、DVDで見たりして極稀に好きな映画、というものもあるには、ある。そんな俺による「映画ベスト10」を紹介。勿論、洋画邦画なんて分けることは絶対に不可能!俺が見た数少ない映画の中から、10本は選べるのか!? なお、音楽映画は含めるが、ライヴもの(「永遠の詩」「ウッドストック」など)、ドキュメンタリーもの(「アメイジング・ジャーニー」など)はあえて除くことにする。1. モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル2. ジャズ大名3. ブルース・ブラザーズ4. HELP! 四人はアイドル5. オースティン・パワーズ6. バック・トゥ・ザ・フューチャー7. ロックオペラ・トミー8. ロッキー・ホラー・ショウ9. マーズ・アタック10. ゾンビコップ 頑張って頑張って、音楽映画色を減らしてみました!(コレで!?) ホントはブルース・ブラザーズ2000も入れたかったな。オースティン・パワーズはシリーズ全部好き。BTTFは実は2以降は見てなくて、見なくちゃとは思ってます。あとはなんだろう、あ、ザ・ウォールも惜しかったね。それから友人宅で2~3回見たザ・ロックも結構好きだ。あとはKo-Ryuに連れてかれたマトリックスも良かった。 最後の「ゾンビコップ」は説明が必要だろうか。 コレは多分テレビ東京で2回くらい見たんだけど、糞映画。主人公は刑事で、敵はなんか「人間をゾンビに変える光線」でなんか悪事を企む(忘れた)悪人。最初は彼らが作ったゾンビと闘ってるんだけど、なんかの拍子に(忘れた)主人公達がゾンビにされてしまう。ところがゾンビだから死ななくてほぼ無敵で、腐っててぼろぼろになりながら敵を楽勝で壊滅させていく、と言うクライマックスだか何だか解らないラストへ。 で、このゾンビマシーンも破壊するんだけど、コレを壊すとゾンビにされた人々は死んでしまう。当然主人公達も死んでしまう。だが正義を成し遂げ、そして光に包まれ、会話を交わしながら悔い無しとばかりに昇天していく主人公達。その会話の内容が感動的なのだ。 「おい、お前、生まれ変わるなら何になりたい?」 「う~ん、そうだな、俺は可愛こちゃんの自転車のサドルになりたいね」 ・・・名作だっ!!
2011.10.24
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ちょっと酔っていてネタが思い浮かばないので俺ランをやります。 芸術の秋、と言うコトで、今日の俺ランは「画家のBest 10」という大雑把なテーマで。まあ「画家」という程度の括りでしか10人挙げられない素人アート好きなのでやむを得ん。ジャンルでは分けません。1. ピーター・ブレイク2. サルバドール・ダリ3. ルネ・マグリット4. ジョルジュ・デ・キリコ5. マックス・エルンスト6. ホアン・ミロ7. ディック・ブルーナ8. アレクサンドル・ロトチェンコ9. イヴ・タンギー10. ジャスパー・ジョーンズ はい、完全にシュルレアリスムとポップアートだけですね。底が浅いね。「画家?」って思われる人が混ざってると思うけど、俺はブルーナはポップアートだと思ってます。ロトチェンコはAちゃんの影響。本人とは残念ながら疎遠になったがアートでの影響は残る。感謝している。 タンギーとエルンストは今年見たシュルレアリスム展から急激に好きになった。エルンストは特に、昔はイマイチ良さが解らなかったけど、生で見ると違うんだな、と痛感。 ジャスパー・ジョーンズも最近急に好きになったんだけど、テイストがピーター・ブレイクに似てるからね。ブレイクがジョーンズに似てるのかな?まあ、俺は先に知ったこともあってブレイクの方が好きだけど。それにブレイクはウェラーやビートルズ、フー、ブライアン・ウィルソンとかとも密接だからね。
2011.10.23
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シェイメンの影響はデザイン面で受けた。 SIN Creationと言うバンドを演っていた時代、音はジーザス・ジョーンズからの影響だったが、ライヴ用のチラシは俺がシェイメン風に漢字を元にしたロゴを作っていたのね。「真」という文字を元にして。シェイメンのジャケを飾っていた漢字は日本人の目からも格好良く見えたから、凄く真似したかった。まあ、今思うと俺のデザインはあんまり格好良くはないのだけどね。 曲のタイトルに合わせた漢字をジャケに使っていたわけだけど、初期は結構「?」という感じが強かった。Make It Mineが「己」なのは解るけどHyperrealが「吊」なのは未だによく解らない。アルバムEn-Tactは「巧」だけど、Tact「機転,如才なさ」とあるから「巧み」なのかな? Move Any Mountain(初期のタイトルはPro>Genだった)は身も蓋もなく「山」なのだが、この曲のリミックスを集めたProgenyというアルバムには凄い文字がデザインされていた。「出」ワケはすぐ解ったね。つまり「森」みたいなもので、「山」を二つ重ねて「出」。「山」が沢山入ってるアルバムだから「出」なのだ。 馬鹿。 Boss Drumの頃になると(日本でも)売れたせいか漢字が解るスタッフが付いた可能性が高く、変なのは圧倒的に少なくなっていく。解ってないと複雑な「進化」とか「愛・性・知」なんかは使えないはずだからね。でもまだBoss Drumが「高」なのかはよく解らん。Ebeneezer Goodeはなんだっけ・・・「味方」!?なんだそりゃ?
2011.10.22
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Second Comingって、全然Led Zeppelinになんか似てないんだよね。ちょっと音がハードになって、ギターが歪んでリフが明確になったもんだから楽な表現としてZepっぽい、って言い出しただけで。しかももっと言えばそういう路線なのはBreaking Into Heaven, Driving South, Daybreak, Love Spreadsの4曲だけ。まあ1/3ってのが多いのか少ないのかってのは微妙なんだろうけど。 でも、この4曲にしたって別にリフが特にZepっぽいと言うワケではないし、むしろヘンドリクスの影響を感じるけどな(Driving Southというタイトルに関連性があるかは知らないが)。Daybreakのエンディングの早弾きっぽいソロがペイジっぽいと言えなくもないが・・・ それにやっぱり、たしかにハードにはなってるとはいえ、このグルーヴってのはI am the Resurrectionの後半パートからは地続きだよね。特にブラックプールのライヴを聴いた後で続けて聴くとそう思う。あそこにはその中間的なポイントが明らかに記録されていた。そういう意味だと究極はやっぱりBegging Youなのは言うまでもないけどそれはまあ、そのうち別に書くだろう。 それからYour Star Will ShineやTightropeのアコースティック路線。むしろこっちの方がZepの影響を感じたりして・・・?曲としては全然Zep的ではないけど、こういうのが入るのが、って意味ね。サイケデリック色が入るのが(Breaking Into Heavenもそうだけど)ロージズらしいところか? で、ポップなTen Story Love SongやHow Do You Sleepがあって、で、Tearsで盛大に音程を外す・・・っていうこの独自色があまりにも強いシンガーがロバート・プラントとは真逆の位置にいるから一切Zepっぽくなんか聞こえやしないのよ。
2011.10.21
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以前別の曲を紹介した時この曲は★★★★と書いたが、その後「やっぱり★★★★★だよなぁ」と思い直したのでここに登場するはこびとなった。 勿論この曲、オリジナルはリトル・ウィリー・ジョンで、まあどっちかと言えばペギー・リーで有名で、それなりにモッドな人たちとかガレージな人たちもカヴァーして有名で、って感じで、まあスタンダードだし、ジャジーな感覚(またはちゃんとジャズ)の曲、ってイメージが強い。多分俺はジャムがPity Poor Alfieとメドレーにしてやってたヴァージョンが最初なのかな?ポール・リヴィア&レイダーズのヴァージョンも結構お気に入りなのだけど。 でも一番好きなヴァージョンは何故か、マドンナ。 なんかMTVかなんかで聴いたのかな。はじめこの曲だって気付かなくって、何だか凄く格好良い曲だな、と思ったんだ。どこかで聴いたとは思ったんだけど。メロディから何から、別に変えて無くって単にハウスっぽくアレンジしてる(勿論リズムはイーブン)だけなんだけど全然印象が違ったんだよな。で、しかも凄く格好良い。 とにかく気に入ったので、日本盤でRainとカップリングのシングルを買ったわけだ。それでようやく「ああ、あのFeverか!」って、馬鹿か俺は。 この曲はモッズ御用達なので「とにかくクールに演る」ってのがキモなのだけど、ジャズでアレンジしなくても、ハウスで充分クールなのがミソ。多分そのクールさではペギー・リーのヴァージョンに匹敵。そのうえ(今的な意味で)「踊れる」って要素まで付けばコレはもう現代(1993年現在)のモッズミュージックと呼んでも差し支えないのではないだろうか?ポール・ウェラー(マドンナとは同世代)を差し置いてでもな。 マドンナのEroticaはこの曲に限らずクールなハウスサウンドが山盛りの超名盤なんだけどね。
2011.10.20
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いや、You are the Resurrection、か。 まあ昨夜のニュースだから知らない人の方が少ない(まさかこのブログ見るような人で興味ない人なんかいるわけないし)筈だけど、つまり、ザ・ストーン・ロージズが再結成、という話である。 で、このブログ読むような人が知らないわけないけど、俺はこの、ロージズ再結成には批判的な立場をとり続けてきた。 あの伝説的デビューアルバム、続くWhat the World Is Waiting For / Fool's Goldという前人未踏の(おそらくPenny Lane / Strawberry Fields Forever以来の)驚異としか言いようがない完璧なカップリングのシングル。ロージズはこの2枚で伝説になったと言っても過言ではなく、付け加えるならマニ加入前のSally Cinnamon、Elephant Stone、それからアルバム後のOne Love。この5枚だけでも音楽史に残る存在になってしまったのはある意味ビートルズ越え、ピストルズ並み。 で、その後5年のごたごた→Second Coming発表(俺はこのアルバムは、基本的には大好き)→レニ脱退→ジョン脱退→ぐだぐだで解散、という「デビューで伝説を作ったバンドの典型」に近い道をたどってきた。しかもその後20年近くレニは公式な場でドラムを叩いていない。マニは既にプライマル・スクリームにとって無くてはならない存在。ジョンは画商になってしまった(笑)。 要するに、出足が美しすぎて、その後が不安すぎるのだ。心配すぎて諸手を挙げて「再結成して欲しい!」とは言えないって案配である。「不安すぎる」流れの中にいるのは解ってるのだから。 それでも、だ。実際に発表されてしまったら。 Twitterのタイムライン上で祭り状態になってしまったのが大きい。リアルタイムでみんなで盛り上がったら、もう楽しくて仕方なくなってしまったのだ。多分俺が一番はしゃいでたのではないか。クレッサ祭りで周囲に迷惑かけ倒していたのは俺である。 情けないようだがやむを得まい。今年最大の音楽ニュースなのだ。ああ、どうなる、これから。
2011.10.19
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I'm Losing More than Ever HaveのリミックスとしてのLoaded、If They Move, Kill 'emのリミックスとしてのMBV Archestra、その辺とは位置づけとしては少し違うのだけど、俺はコレも大好きだ。先日のミート・ビート・マニフェスト同様、リミックスの方が好きなパターン。 ダスト・ブラザーズってのは勿論ヒップホップの人ではなくてケミカル・ブラザーズだ。名前がかぶって改名したのは有名だが、はっきり言って名前的にもケミカルの方が遙かに格好良いので大正解だったと思う。ゴミ兄弟よりヤク兄弟の方が・・・まあ、その辺の是非はともかく。 Give Out But Don't Give Up収録曲の中でもRocksと並ぶ代表的な存在のこの曲は当然シングルカットされているわけだが、そのカップリングとしてリリースされたこのヴァージョンが異常なくらい格好良い。オリジナルも勿論凄いのだけど、ちょっと肉体的すぎたGive Out~収録曲に希薄だったまさしく「ケミカル」な要素。名前は「ダスト」だったがこの時点で充分「ケミカル」なサウンドに改造してくれたのが彼らであった。 原曲のヴォーカルから「I'm Yours, You're Mine」のパートをメインに据えて、更に(あたかもLoadedのWe wanna be free to do what we wanna doのパートの如く)Come On Boy Let's Rock You!のサンプリングを加え、ビートはオリジナルよりファンキーに。そして歪んだベースライン?リフ?がいかにもケミカルらしい雰囲気で。とにかく「ダンスミュージック」として生まれ変わったJailbird、つまり意味としてはやっぱりLoadedに匹敵する。 なんと94年のライヴではこのヴァージョンも(勿論オリジナルも)演奏されている。ライヴリミックスではなく、このヴァージョンを生で演奏しているのだ。LoadedとI'm Losing~を両方やることもあったわけで、そういう意味でも重要なヴァージョンだと思うんだけど、もう再演はないのかなぁ。
2011.10.18
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全国の「9.53しか認めない派」の皆様お待たせしました。 いや、正直言ってしまえば俺だって最初一回聴いただけでこの曲の魅力を理解したワケじゃない。19やそこらのガキが一発でハマるタイプの曲じゃない。だって当時はまだ「ストーン」じゃない方の「ロージズ」を聴いてたくらいだからね。 そう、この曲も大貫憲章がミュートマでかけたのが最初だったはずだ。勿論4分台にエディットされたシングルヴァージョンで、一応ビデオに撮ったんだけど、このぼんやりしたビデオクリップでは何が何だかさっぱり解らない。映像から入るには正直言って向いてるとは言い難い条件だったと思う。She Bangs the Drumsは大好きだった俺もこの曲やI Wanna Be Adoredはよく解らなかったんだよね。 それでも不思議と、何度か聴いてるうちにぼんやりと、まさにあの映像のようにぼんやりと、この曲が徐々に俺の中に「入ってくる」感じがあった。「観る」には向いてない曲だったけど、「聴く」いや、むしろ「感じる」には最高なのに気付いたのはいつ頃なのかはさっぱり覚えていないがそれはやむを得ない。だって気付いた頃には浸食されてたんだから。 そう、浸食され切った時期とアルバムを買った時期との関連性も解らない。テレビで見たシングルヴァージョンが物足りなくなってアルバム(12インチ)ヴァージョンだけを聴くようになったのはいつのことだろう?そういった境目が凄く曖昧だ。あの映像の色合いと同じように。 とにかくレニが全て、とも言えるこの曲、ゆったりとファンキーにだらだらと踊り続けるにも最適なので当然リミックスも幾つかあるのだけど、オリジナルがあまりにも素晴らしくて「良い」と言えるミックスが全くない。なかではガイ・コールド・ジェラルドが(流石にある意味「仲間」だけあって)レニのドラムを生かした一番いい仕事をしてるけど、それでも全然オリジナルの凄さには届いていない。 ってーかリミックスがいくつもあってドラムを差し替えてるヴァージョンが殆ど無い、ってのは凄いことなんだけどね。 あと、What the World is Waiting forとダブルAサイド扱いってのは奇跡的なほどの凄いシングルだ、というコトも念のため書いておきたい。
2011.10.17
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酔いどれDayz。 金曜は何だか妙に楽しみにしていた職場友人達との呑み。最近色々あってどうも煮え切らないというかストレス含みというか、微妙なパターンが多かったからこのコアとも言えるメンバーで呑むのが異様に嬉しい。 諸事情というか、金曜の2時間制とか、夜勤のある奴がいて呑めなかったりとか、昼までは「凄い快調」と言ってたヤツが「風邪うつされたらしい」とか言い出したりで結局8:30という早い時間のお開きとなったのは残念だった。リベンジも必要と思うヒマもなく結局寒川組二人で12時まで呑み直したのはやむを得ないことであろう。 土曜は恒例の焚き火、の筈だったがまたしても雨。2度目の延期も結局この天気。今年は呪われている。メンバーの都合で23時集合なので美味いような店は開いていない。やむを得ず通常の居酒屋で呑む。 2時くらいまでのんだくれた後に松屋→海岸のデニーズというまるで20年前のようなタフなコース。雨が弱くなったのを見計らって5時過ぎくらいに解散という、どう考えても40のおっさんの遊び方ではない。だいたいこれだけの時間で3000円使ってないのだ。若者のようだがやっぱり会話はおっさんである。 「ハードボイルド大喜利」がおっさんの会話かどうかはともかくとして。 というより、二日続けて呑んだ店が「千年の宴」ってコトが問題。
2011.10.16
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黄色いスーツを着るコトが許されるのはカーティス・メイフィールドとビル・ワイマンだけ。 カーティスを知ったのは当然というか、TSCがMove On Upをカヴァーしていたところから。実際に聴き始めるまではもう一曲、インプレッションズ時代のMeeting (Up) Over Yonderを聴いて「ああ、ウェラーってのはカーティスがかなり好きなんだな」と実感してからで、まあ、とりあえず一番有名だしMove On Upも入ってるし、と言うコトで「黄色いスーツのヤツ」を買ってみた。 その頃にはなんかのコンピレーションでショートヴァージョンのMove On Upも聴いていたのだけど、それより俺が衝撃を受けたのはこの「タイトルが長くて未だに覚えきれない曲」通称Don't Worryであった。 「クール&熱い」は常にウェラーが目指しているところの筈で、それが先人達のスタイルの影響を受けてることは解っていたが、そのスタンスを一番端的に伝えるのがこの曲のように聞こえた。 冒頭の歪んだベースラインにインパクトがある。そしてディレイのかかったヴォーカル(語り)が入る。このちょっとだけダビーな気分さえ感じてこの時点でグッと惹き付けられる。そしてあとの展開は俺がイメージする「ソウルミュージック」らしいパーカッション&ストリングスに彩られたカーティスのまさに「クールで熱い」ヴォーカルとギター。 どうしてこのファルセット寸前みたいなヴォーカルは一個も叫んだりしないのに熱いんだろう。いまだにその辺の仕組みは理解できないのだけど、とにかくこの曲を俺がMove On Up以上に愛するようになったのは紛れもない事実だ。その証拠に「ライヴ盤聴きたいケドMove On Up入ってないしなぁ」と思ってたCurtis/Live!を迷わず買ったからな。こっちのヴァージョンもストリングスはないけど最高だよ。
2011.10.15
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トリビュート盤って、まあ興味だけで買って残念な思いするパターンが多いんだけど、たまにオリジナルアーティストのアルバムに匹敵する、と言うか「続き」として聴けるようなのもあってそのせいでやめられないというか、まあ、基本的にカヴァー好きなので手は出すんだけど。 リトル・フィートのトリビュート盤はそういう作品の代表と言えると思うケド、今日紹介したいのはそれではなく(えっ)国内アーティストによるT.Rexのカヴァー集からの曲である。 このアルバム、Boogie With The Wizardはマルコシアス・ヴァンプ(当時活動休止中)の秋間経夫主導で作成されたアルバムで、俺が「日本三大グラムロック」と呼ぶマルコシアス・ヴァンプ、イエロー・モンキー、すかんち(既に解散してたのでRollyのソロで参加)が揃っている、それだけでも「正当なT.Rexトリビュート」と呼べる作品なのだ。 個人的にこのアルバムで一番好きなのがイエロー・モンキーによるTill Dawn。多分他の誰よりもマークが憑依したようなヴォーカルスタイルで、しかも吉井和哉独特のスタイルも残しつつ、そのうえなんと日本語歌詞で、結果なぜかさっぱり解らないが原曲を凌駕する出来になっているという不思議なヴァージョン。まあ、イエロー・モンキーらしい太いグルーヴが良いんだろうな、とも思うのだけど。 ちなみにローリーも日本語でThe Grooverをやってるのだけど、ここでは吉井の方に軍配かな。
2011.10.14
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どんだけ背中に自信があるんだ、とは思うが。 中学生の時に嫌いだったミュージシャン、ベスト3がスティング、プリンス、シャーデーだったと思う。今にして思えば「何故」だが、それは「辛気くさい」「気持ち悪い」「気取ってる」みたいな殆ど言いがかりとしか言いようがないもので、勿論今では(スティングのソロは聴かないが)みんな大好きだ。 シャーデーは「ポール・ウェラーってホントはこういう風になりたかったんじゃないかな」という感じもあって、どう考えてもTSCなんかより100倍お洒落だし、それに演奏だって比較にならないくらい上手い。シャーデー・アデューとディー・C・リーを比べるなんておこがましいなんて生易しい世界ではなくて、だがそれでも、その「至らない部分」を含めて、いや、その「至らない=ロックな」部分こそTSCの愛すべき部分だ、という話は、余談。 俺が最初に聴いたのはこのSweetest Taboo。多分Smooth Operatorよりメジャーだった気もするんだけど言い切る自信はない。何せ嫌いだったから。調べてみたら日本盤7インチはないみたいなので、もしかしたらそんなメジャーでもなかったのかな。 とにかく、上記の「TSCを上回っている長所」はロックでさえ初心者の中学生にはまだ早すぎた。明らかに、今聴いても思う「大人の音楽」。とりあえず全然ロックじゃないし、音楽的にも正直「整いすぎてるな」ってのは今でも思う。俺が求める音楽は基本的には、コレじゃない。 でも、今ではコレも違う意味で良いと思うようになったし、そうなってくるとこの心地よさってのは「繰り返し聴きたいもの」になってくるんだよね。 先述したような「TSCが目指したかったかも知れない方向性」と思って聴くと、ボサノヴァ系のリズムに、あまり黒っぽさのない英黒人(造語)女性ヴォーカル、という共通項がまず気になる。あと子供の頃は知らなかったけど、「シャーデー」ってのはバンドで、シャーデー・アデューというのがシンガーの彼女なんだよね。バンド信仰が強い(笑)俺はコレで結構ぐらっと来まして。それから好きになったって面もあるかな。 いやそれ以上に、やっぱり(日本では放送されなかった)ライヴ・エイドでのあの美しい背中、かな・・・。
2011.10.13
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今日はリック・パーフィットの誕生日。と言うコトで、妄想オンステージ、ではなく、妄想アルバムをでっち上げてみた。名付けて「Lost Parfitt Album」。正式には「Recorded Delivery」というタイトルになる予定だったという85~6年ごろのセッションで、結局未完成に終わり、収録予定のウチ3曲はIn the Army Nowからのシングルにカップリングされて世に出た。 ちなみにこのアルバム用のセッションに集まったメンバーがリック&アンディに加え、ライノとジェフ、それにミッキー・ムーディ(ホワイトスネイク)とピップ・ウィリアムズ(Quoのプロデューサー)というメンバーで、つまりこのアルバムのセッションからそのままライノ&ジェフはQuoのメンバーになった、と言うコトなのだ。 ってコトは、このRecorded DeliveryはIn the Army Nowの原型とも言えるセッション?じゃあもしかして他のB面曲やアルバムに入ったリックの2曲もソロ用に作られた作品か・・・?Halloweenもどうやらこのアルバム用の曲だったらしい。 そういう想定で、この時期世に出た「ソロ用の作品」9曲を並べてアルバムを妄想してみた。曲順は、こんな感じ・・・?Side 11. Keep Me Guessing2. Lonely3. End of the Line4. Long Legged GirlsSide 21. Don't Give It Up2. Heartburn3. Halloween4. Late Last Night5. Overdose 短いし(約38分!)若干地味だけど、並べて聴いてみると(当然だけど)意外に「こんな感じかも!」と思えるよ。In the Army NowのリマスターCD持ってれば全曲集まるからこの曲順で試してみることをお勧め。リックのファンなら絶対に楽しいと思うよ。 偽物だけどね。 実際には他にも999 (One Good Reason)、I Miss My Baby、Richard's Song (Living My Life Without You)、Show Me The Way、Lonely Nights (Lonelyとは別の曲)、Only Love Can Break Your Heart (ニール・ヤングのカヴァー)といった曲が用意されてたとのことで、クォー名義で世に出たのはDon't Give It Up、Late last Night、Long Legged Girls、Halloweenの4曲と言うことになる。この辺の曲が音質は悪いけどまとめて聴けるサイトがあるのでこっそりリンクしておく。
2011.10.12
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なんか「11日は犬の日」とか言われたのでやむを得ず。 屋敷豪太のアルバムに手を出そうと思ったのは、当時アシッドジャズが好きだったのもあるし、この曲が入ってたって言う「ビートルズカヴァー好き」の気持ちが強かった、と言うのもある。確かベースがヨランダ・チャールズ(ポール・ウェラーがWild Woodの頃に起用していた女性ベーシスト。美人)だというのはあとから知ったんじゃなかったかな。クレジット見て「ヨランダじゃん!」って驚いたような記憶は、すっかり薄れているけども。 この曲のカヴァーは名演が多い。原曲が良すぎて悪くなりようがないというレノンの楽曲で時折あるパターン(他にDon't Let Me Down, Jealous Guyなど)なんだけど、Gota & Low Dog名義によるこのヴァージョンは特に絶品の一つだ。 当然のようによりファンキーな方向に振られたアレンジになってるんだけど、僅かにサイケデリックテイストを足してるのがミソ。それに(アシッド)ジャズらしく、ブリッジ部分のコード進行を少しいじって緊張感とおしゃれな感じも足している。あとはもう、豪太とヨランダによるファンキーなリズムがあれば完璧でしょ。ヴォーカルがあんまりカラー的に濃くなくて、ソレがまた良いバランスなんだ。豪太のプロデューサーの部分が的確に働いてるんじゃないかな。 さて、ビートルズは勿論、ボクサーによるヴァージョンももう最高なんだけどそれは次の11日にでも・・・多分忘れてるけど。
2011.10.11
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ミート・ビート・マニフェストが好き、と言うワケじゃないのが厄介なのか。 このシングルは深い意味もなくジャケ買いしたもので、多分当時このバンドの名前も知らなかったんじゃないか、とさえ思う。どうして買ったのか、本当にジャケ買いとしか思えないんだけど。確かこの頃はまだエイフェックス・ツインの名前を知ってたかどうか・・・? エイフェックス・ツインとの出会いはジーザス・ジョーンズのZeroes and Onesのリミックスだったと思っていたのだけど、それは93年のシングル。対してこのMindstreamは92年の・・・あれ?シングルは93年?どっちだ?なんかもしかして、少し遅れて俺が入手して・・・? そんな気がしてきたぞ。ジーザスのシングルを完膚無きまでに叩き潰したエイフェックス・ツインのリミックスワークに感動した俺(当時のバンドメンバー、KUWAの車で聴きまくってた記憶がある)がたまたま見つけたインパクトの強いジャケ。そしてカップリングされていたリミックスの名義を見て、このシングルを?あり得る・・・ 93年はエイフェックス・ツインにやられていた年なのは間違いない。シングルOnも素晴らしかったし、アルバムSelected Ambient Works Volume 2はこの年の夏に聴きまくっていた。 Mindstreamのオリジナルヴァージョンを聴いたのさえ実は最近で、俺にとってこの曲はエイフェックスのリミックスこそ全てだった。例によって原型は殆ど残っていない。ビートはより暴力的に、力任せに変調がかかって、ドラムなのかシンセサイザーなのか解らないようなサウンドがメロディに取って代わる。 オリジナルヴァージョンに比較的近いリミックスもシングルには入っているのだけど、これは普段全然聴かないので久々に聴くと同じ曲となかなか感じられない。本来はディスコビートの、ダンサブルなニューウェーヴという感じで、まあ普通なんだよね。このジャケには似つかわしくない。ジャケに似合ってるのはあくまでエイフェックスのリミックスだ。ジャケ買いした甲斐があったというものだよ。
2011.10.10
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今日はジョンの誕生日なので。 ジョンのソロアルバムは確かアナログの中古で買ったMad Dogを最初に聴いた。ジャケとタイトルから激しいハードロックだと思っていたタイトル曲があんなだったのには拍子抜けした(なんせジョンが歌ってさえいない)が、おおむね良いアルバムだったし、気に入った。Cell No.7がお気に入りだったな。 でも当時はフーのアルバムさえなかなか売ってない時代。ジョンのソロなんかとてもとても。Rigor Mortis Sets Inなんか凄く聴いてみたかったんだけど、全然手に入らなかった。 それから随分経ってだと思うけど、King Biscuit Flower Hourのライヴ音源が幾つかCD化されたんだよね。そんな中に、ジョン・エントウィッスルズ・オックスのアルバムもあった。飛びついたね。コレとパイは発売後すぐに買った。 My Sizeはジョンのソロでの代表曲の一つでもあって、多分俺が元々Mad Dogと言う曲に求めていた雰囲気はこういう感じだったんじゃないかな。勿論ソロのライヴでもWho CaresやToo Late The Heroと並んで定番曲。件のライヴアルバムでこの曲を始めて聴いたわけだが、一瞬で気に入った。フーでやってもいい感じだと思ったけどね。要するにこの時代のジョンは相当フラストレーションを溜めてたんじゃないかな。こういういい曲を作ってもフーでは採り上げられないんだから。そりゃあ、ソロ作るよ。 ライヴヴァージョンもいいんだけど、実はこの曲はスタジオがいい。ライヴだとテンポが速くなって軽くなっちゃってるんだ。ヘヴィなノリの強いスタジオヴァージョンが好きだな。現行のCDにはリハーサルと思われる別テイクも入っている。勿論正規ヴァージョンの方がいいけどね。 あと、エンディングだよね。ボリスのメロディがエンディングになってるんだから、コレはもう「ニヤリ」ですね。
2011.10.09
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Live at Leedsは何が凄いって、★★★★★の曲が4曲も入っているところだ。SparksとHeaven and Hellについては以前語ったので今日は他の2曲について書く。超メジャー曲2曲だ。 I Can't Explainと言う曲が本気で好きになったのはこのアルバムの25周年ヴァージョンを聴いたとき。オリジナルのポップさとパワフルさの絶妙なバランスが最高なのも言うまでもないのだけど、それが荒々しい方向に振れたときの最高のヴァージョンがこうやって出てきたのがまず喜びだった。 この曲はデビュー以来ずっとライヴでプレイされ続けて、しかも殆どの場合オープニングか2曲目(68年フィルモアでは珍しく5曲目)という位置に固定されていて、こういう扱いを受けるデビュー曲というのも珍しい。Come OnだってLove Me DoだってLong Tall Sallyだって殆どライヴで演ってないからね。え、I'm the Face?まあ、それはいいとして。 このヴァージョンで好きなのは間奏のギターとドラムが3連のフレーズに入って、その緊張感と、その部分が終わって通常のビートの戻った瞬間の拡散感?そんな言葉があるのかは知らないが、がーっと集まってきたグルーヴがばぁーっとばらけていく感じ?アレですよ。この気持ちよさ。そしてロジャーのヴォーカルのフレージング。フェイクが一番決まってるのがこのヴァージョンでね。他では味わえない、絶妙な。 My Generationも殆どのライヴでオープニングかエンディングでプレイされていて、まあこっちはストーンズで言えばSaticefaction、キンクスならYou Really Got Me、ビートルズならTwist and Shoutといった役所で順当である。初期と80年代を除いては殆どの場合長尺のインプロビゼイションを含んだアレンジになっていて、リーズではやはり、その究極と言えるヴァージョンが聴ける。ほぼ「トミー・リプライズ+Naked Eyeプロトタイプ」という感じ。元々★★★★★のSparksも出てくるんだから★★★★★に決まっている。足して★★★★★★★★★★と言っても言い過ぎ、だな。うん、言い過ぎだ。すまん。 9分手前くらいのところでGoin' Downっぽいフレーズも出てくるんだけど、それをベースにしたほぼオリジナルというか、ロジャーのアドリブのヴォーカルも乗って疾走感のある一つの「曲」として聴けてね、コレが好きなんだけど他ではやってない(ちなみにヴォーカルのフレーズからComing Out To Get Youとも呼ばれてるらしい)。ハルでもやってないみたいなんだよな。エンディング付近のは同じコトやってるんだけど。 やっぱり名盤呼ばわりは伊達じゃないというか、俺もアナログ時代擦り切れるまで聴いたし。いや、I Can't Explainは入ってなかったけど。
2011.10.08
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以前もこの曲のことは少し書いたのだけれど。ってーかまあ、前回全部書いたか。でも今急にこの曲の気分が来ちゃったからさ、改めて触れたい。 ヒューイ&ザ・ニューズを知ったのは85年のグラミー賞の中継で、当然のようにステージでThe Power of Loveをやっていた。情報に疎い、ビートルズ以外の洋楽なんか知らなかった中学生は映画にも興味なく(それは今も)、この曲がBack to the Futureの主題歌だというのはあとで知ったんじゃないかと思う。 とにかく、この曲に一発でノックアウトされた俺は当時出ていた日本盤のミニアルバムを2枚買った。12インチヴァージョンとかを編集したヤツで、でもこのアルバムには何故か普通のヴァージョンのDo You Believe in Love?も入っていたのだね。 それから20年も経っただろうか。従弟とスタジオで遊んでいたとき、突如彼が弾きだしたこの曲のイントロ。俺もうろ覚えで何となく着いていって、そのまま歌い出して、そして結局二人で最後まで完奏した。この時「長年聴き込んだ音楽って凄いな」って思ったんだ。 それ以来何となくこの曲、ヒューイの曲の中でも「トップクラス」とは言えないと思ってたこの曲が気になって。気付いたら彼らの曲の中でも、圧倒的に一番繰り返し聴く曲になっていた。何がどう、って言う話じゃないんだ。本当に自分の内側に完全に入り込んでる音楽の一つなんだね。そういう意味ではビートルズ級。そうだな、俺が1985年に好きになった音楽は、殆どそうなのかも知れない。
2011.10.07
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歌詞を全部覚えた最初の曲、多分コレなんじゃないかと。 Imagineなんてたいして好きじゃない、って言っちゃうのが中二病だってのは解ってはいるんだけど、じゃあレノンの好きな曲、上から数えてみろよ、と言われたらやっぱりどう考えても入りようが無く。悪い曲だと思ったことは一度もないが感動したことも「大好きだ」と思ったことも一度もない。Let It BeやHey Judeはあるよ。Yesterdayは無いけど。 まあ、中二トークはいいとして。 中二的にはやっぱりドラッグソングが格好良い、としておく方がよい。そういう意味で中二病全開だった高校時代(矛盾しているようだがそういうものだ)に、俺はこの曲の歌詞を全部覚えた。ノートに書き取ってまで覚えた。授業中ノートにCold Turkeyの歌詞を書いている馬鹿な高校生である。多分、それを格好いいと思ってたんじゃないかな。良く覚えてないけど。 そういった過去は恥ずかしいが、この曲は今でも大好きだ。大人になるにつれてJealous GuyやWhat You Gotにどんどん追い抜かれたが、ベスト10入りを逃すことはない。 昔はシンプルなロックンロールという印象のトロントでのヴァージョンが好きだったが、今ではスタジオ版やその後のライヴで聴ける、例のリフをまさに病的に繰り返す演奏の方が好きだ。あのリフの繰り返しは明らかにジャンキー的で、このリフと叫びの組み合わせこそが禁断症状の苦しみの表現に相応しい。 それにしても、昔ライヴのMCでレノンについて「所詮マザコンでジャンキーだしな」って喋ったら怒り出した馬鹿、あの馬鹿はこういう曲の良さは一生解らないんだろうな。思い出しても腹が立つ。
2011.10.06
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サンタナを最初に聴いたのもライヴ・エイドで、この曲とOpen Invitationのメドレーが放送されていた。凄く格好いい曲だとは思ったんだけど、音源を手に入れたのはかなり後。というよりも、サンタナを好きになってからだったと思う。 この時点では、サンタナが好きと言うよりPremera Invasionが好きだったんだよね。Open~の方はあまり好きじゃなかった。疾走感があるインストナンバーと、なんか気取った(?)黒人が歌うAORみたいなのだからその差は歴然。ビリー・オーシャンを馬鹿にしていた俺が気に入る曲の筈もなく。 Open Invitationを貶すのは趣旨ではなかった。しかも今では嫌いではない。 サンタナをちゃんと好きになったのはウッドストックのSoul Sacrificeを聴いてからだけど、マイケル・シュリーヴのソロに圧倒されたのもホントだけど、Premera Invasionに似た曲だな、とも思ったんだよね。勿論、逆なんだけど。多分ライヴでの扱いをみても同じような立ち位置を狙った曲なんだと思う。俺はどっちも大好きだね。 それよりも思ったのはこの時のドラマー、グレアム・リアがマイケル・シュリーヴに似てるんだよね(笑)。シュリーヴ知ってからライヴ・エイド見直したとき「あれ?この時ってシュリーヴ復帰してるの?」って思ったくらい。でも、プレイはリアの方がかなりロックっぽい。シュリーヴの柔軟性には敵うはずもなく。むしろラウル・リカウ(コンガ)ら、パーカッション勢がこの曲を引き立てている印象だ。 リカウを最初見たときは「なんだこの猪木みたいな人」って思ったものだったがね。
2011.10.05
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リンゴの曲で一番好きなのがコレ、って人も珍しい(と思う)けど。 まあ、コレもある種の刷り込みで、多分凄く最初の頃に見たビートルズの番組で数曲流れた各メンバーのソロ曲の一つがコレだったんだよね。確かレノンはSlippin' & SlidinとStand By Me、ポールがComing Upと何か、ジョージがBlow Awayで、リンゴがコレだったんだよね。なんか微妙に(いい意味で)外した選曲で。 ビデオ撮って繰り返し見たし、どの曲も凄く好きになったんだけど、特にジョージとリンゴのは今でもフェイヴァリットの一つって位置を占め続けてるんだよね。 ちょっとノヴェルティっぽい曲調で、ニルソンがプロデュースなのかな?ノスタルジックな雰囲気の曲調なんだけど、リンゴのヴォーカルはラップ(と言うより語り?)っぽくて、なんか途中から半ば演説調というか、怒号というか(笑)どんどんコミカルになってくのがな~んとなく、当時から「リンゴっぽい」と思わせるところはあったね。 やっぱり映像の印象は強くて、庭の植え込みから飛び出す(どこか映画「キャンディ」を思い起こさせる?)オープニングからどんどん街中へ繰り出していって、フェイドアウト寸前でメガホンを頭に(ピストル自殺のように?敬礼風?)当てる瞬間まで、特にエンディングのバカっぽいイメージと共にある種のトラウマ。俺の愛するリンゴは、コレなんだよ。 あ、画像は例によって「偽造シングル」だよ。
2011.10.04
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80年代や90年代の音楽を否定するヤツは許さない、と言う俺のスタンスはすっかりお馴染みであることであると思うが。 Status Quoの80年代終盤は「あまりにも」って言うほどの80年代振りで、特にアルバムAin't Complainingの80年代振りは呆れるほどで、ってーか「二年前にやってくれ」って音で(っても二年前にもしっかりIn The Army Nowで80年代してるのだが)なかなか当時はやばさも感じたものだが。 あれから20年以上も経っちゃえばもう2年やそこらどうでもいいわけで。 とにかく、このアルバムの80年代振りが許せるようになったのはここ10年くらいのことだと思う。21世紀に入ってからだね。そうしてくると、このポップな「産業ロック」的なナンバー(バラードと言うよりも産業ロックだな)もすっかり許せるどころか愛すべき楽曲として響いてくるのだからおかしなものだ。 同じ路線のEverytime I Think of YouやI Know You're Leaving(この曲はかなりバラードらしい)もあるのだけど、やっぱりシングルカットしたのは伊達じゃなく「あまりにも無難なポップぶり」を前提にした上でQuoらしさをギリギリ逸脱したくらいの位置に踏みとどまった、と言うか踏みとどまらなかった、と言うか。前述2曲はもう少し外側にいる感じなんだよね。ミソはやっぱりブリッジをリックが歌ってるあたりか。 70年代派のQuoファンには容認できないタイプの曲かも知れないけど「コレを容認できないなんて、ねぇ~」と、鼻で笑いたい気分のこの俺だぜ。
2011.10.03
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YouTubeで検索したら右の方に並ぶお勧め動画みたいなのにクィーンが入ってたのに笑ったんだけど。 91年病には欠かせない楽曲の一つ。あまりにもポップなメロディは日本人好みの哀愁混じり。それを演奏するのがSH-101を抱えた怪しげなスキンヘッドとスケスケのシャツ着たなよっとした、どう見てもゲイのシンガー。サウンドは完璧なエレクトロポップ。 怪しいスキンヘッドが元ディペッシュ・モードなんてコトは当時は知らず。でも「何でもない一発屋のポップグループ」って印象はなかったな。シェイメンとかと同じ流れで聴いてた。なんか60年代かなんかのヒットのカヴァーって聞いたような気もするんだけど、違うんだよね? (調べてみたらどうやらGloria Gaynorって人のI will Surviveって曲に似てるって言われているらしい。ってーか、確かにストリングスのメロディは同じだね。歌メロも似てる。ディスコクラシック的な曲か。) こんないい曲が突然Beat UKでかかって、俺は一瞬でイレイジャーの虜に、なったかというと全然そうでもなく、実はこのあとガンガンヒットを飛ばしまくる彼らを見ても全然はまらず、俺の中では結局「この曲がイレイジャー」ということで終わっている。そのイメージは未だに変わらず、彼らのアルバムは1枚も持っていない。でもこのシングルは俺にとって凄く大事な一枚だ。
2011.10.02
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へぇ、マネーって日本盤シングル出てないんだ?ホント? フロイドリマスター発売記念、ってコトで。まあ、よく俺が言ってるんだけど「そのジャンルの代表はそのジャンルの典型ではない」って話で、例えば「グラムロック」を語るのにT.Rexは特異だし、「ファンク」を語るのにスライはあまりにもはみ出す部分が大きい。そういう意味で、フロイドも「プログレ」を語るには明らかに一般的なイメージとはかけ離れているのだ。 勿論、一般にはフロイドのイメージ=プログレのイメージとなっている面があるのだけど、反面、プログレ=テクニカルで複雑な長尺の楽曲というイメージがあるのも事実。これはむしろイエスやクリムゾンから来るのだけど、それらとフロイドは大きく違う。 また、プログレのイメージとして「クラシックに影響を受けたサウンド、楽曲」というのもあって、ロバート・フリップが悩まされた時期があるようにプログレとブルーズは、意外に遠い。 ピンク・フロイドのMoneyはフロイドを代表する曲であることは勿論、プログレを代表する楽曲の一つであると言った場合、さほど異論は出ないんじゃないかと思われる。が、この曲って「所謂プログレ」には全然聞こえないのも本当だろ? だってさ、この曲って「単に七拍子なだけの普通のブルーズロック」じゃん。 変拍子はかろうじてクリアするが、デイヴ・ギルモアが卓越したギタリストであることは認めつつもこのプレイが特別にテクニカルというわけでもない。クラシックの影響?皆無に近い。まるっきりのブルーズナンバーだ。そのうえ、所謂フロイド的というイメージの浮遊感のあるサウンドでもない。むしろソリッドなハードロックに近い。全然プログレじゃないじゃないか。 あと余談だけど(何回か書いたけど)、ベスト「時空の舞踏」に入ってるリメイクヴァージョン、幾つかの書籍で「ギルモアがヴォーカルとギターを差し替えただけ」と書かれてるけどアレ、嘘だからね。ドラムもベースも全然違うから。ちゃんと聴けよな和久井光司。耳悪過ぎるぞ。
2011.10.01
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