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2012.01.31
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ALOHA!!
皆様お元気ですか・・・?

今日お話ししたいとおもっているのは、「個人としてのハワイの想いで5」についてです。

 私にとって旅で大切なことは、地球上のいろいろな場所で生活している人と出会い、触れ合い、その土地の文化に触れ、心が喜ぶ瞬間に出会うこと。そして、私がその土地で過ごした時間から何を得て、どんなことに感動して、どれだけ心に響く出来事があったかということ。
 そんな時間を過ごすと、ありのままの自分が見えてくる。そうして、忘れかけていた本当の自分に気づく。素直に笑える自分がいる。
 そんな時間がどんどんあふれてくるから、旅に出るたびに嬉しくなる。生きていることが楽しくなる。まるで、背中の翼を広げ、自由に大空を飛んでいるかのように。
 それが、本来の自分の人生という大きな旅につながっていくと思う。

そこで今回は私の想いでMy memoriesとして【ハワイ島3】について記して見ます。

今回はコナの近くにある「ホルアロア」と「カイナリウ」という二つの小さな街とそこにある私の大好きな二つの「キムラ」が店名になっているお店をご紹介させて下さい。



まずは「ホルアロア」は海からフアラライ山麓の麓。コナコーヒー園の続くコナコーヒーベルトと呼ばれる180号線の南の端にある小さな街です。

なんといってもこの町のランドマークになっているのは1926年に作られたピンクの木造の建物がなんともノスタルジックな「コナ・ホテル」。日系のイナバファミリーが経営するホテルです。
もちろん今も現役のホテルですから宿泊もOK。なんでもそこの2階の男性トイレから見る景色が絶品という話もあって、結構マニアには人気のホテル。特に昔のハワイの雰囲気を味わい人にはとっても魅力的なホテルなのだそうです。(残念ながら小生は宿泊経験がございません)

さて私が必ずこの町で訪れるのが「キムラズ・ラウハラ・ショップ」。コナホテルからさらに南に進んだ街の外れに、その平屋建ての店は建っています。最初私はその店がどのような店かも知らず、散策のついでになんとなく入ってみると、ちょっと薄暗い店内に、リゾート地でよく見かけるような葉っぱを編み込んだバックが無造作に並べられていて、ちょっと寂れたおみやげ屋さんか何かと思ってしまいました。が、どうもその一つ一つがよく見ると、実に美しいのです。思わずいくつか買い込んでお店を後にしたのですが、これがハワイ島の工芸品としても名高い「キムラズ・ラウハラ・ショップ」のラウハラ織りであることを知ったのはその旅を終えて日本に帰ってからのことでした。なるほどその緻密で風合いのある作りの品々に改めて関心もし、いくつか迷って買い損ねた商品もあって、少し悔しい思いをしたのもです。

ラウハラとは「ハラ」という木の「葉(ラウ)」をまさしく織り込んだもの。もともとこの「キムラズ・ショップ」は周りの農場などを相手にした食料品や雑貨などを扱う商店だったようですが、大恐慌の頃、その商売が苦しくなり、そのためにこうして編んだ帽子やかごなどを近くの農園に売り歩いたことから始まったとのこと。片言の日本語でお話していただいたその時の記憶では、ちょっとうろ覚えで不正確なのですが、確か山口県あたりからの移住でこちらに渡ったとお話しされていましたが、その家族の上に起こった様々な出来事と時間、まさにハワイの日系の人々の歴史がこのラウハラには織り込まれているのだろうと思いました。
私は今年こそ丁寧に編み込まれたあの美しいトートバックや菱形の木の実を使って作られたベルトなどのアクセサリーを思いっきり買いたいと思って訪ねたのですが、なんとその日は定休日。本当に悔しい思いをしたものです。又の機会に訪れたいものと期待は残りました。

さてもう一つの「キムラ」という名前のお店はその「ホルアロア」の街から海沿いに11号線と交わった「ホナロ」という街を過ぎてさらに南に向かったところにある「カイナリウ」という街にあります。
「カイナリウ」も本当に小さな街。ですがよいカフェや本屋さんなどもあって、これも散策するには楽しい街です。ここで有名なのが「アロハ劇場」とそこに併設されている「アロハ・エンジェル・カフェ」。
アーリーアメリカンのテイストを残す映画館の建物も趣がありますし、テラスから海の見える「アロハ・エンジェル・カフェ」は食事もおいしく、地元の人にも大人気でいつも結構混雑しています。
その「アロハ劇場」を過ぎて南に街の中心へ進んでいくと、布地が飾られたショーウィンドウが並ぶ「キムラ・ストア」があります。もちろんここも日系の家族が経営するお店。(「ホルアロア」の「キムラ・ラウハラ・ショップ」とご関係があるかどうかは残念ながら聞きそびれてしまいました。)
この店も数代にわたってこの地で商売をする歴史ある日系のお店です。

服というものをちょっとした普段着でも普通にお店でオーダーしたり、自分で作っていた時代の商売が今もここでは普通に続いているといった感じなのです。
その日も、店内の奥にあるオーダー用のコーナーには、女性用のドレスから男性用のアロハシャツ、子供服まで服のパターンが並べられ、ちょうど子供連れの家族がその子のために服をオーダーしているようでした。
またそのために所狭しと並べられている生地のプリント柄がまたユニーク。
トラディッショナルなアロハなどに使われる花柄などハワイらしい生地はもちろん、色も柄も豊富、あるいはビンテージアロハでよく見られる着物を思わせる和柄の生地、あるいは寿司のネタが並んだ、ちょっと?冗談ネタともいえるようなプリント生地まで本当にびっくりするほど多彩な布地が並んでいます。

ちょっとした端切れのような単位でも快く販売してくれますから、おみやげにもぴったり。

コナあたりのおみやげモノを買うよりもずっと気のきいたおみやげになるのではないでしょうか。
私も次回は是非ここで好きな生地を買ってトラディッショナルなアロハのオーダーに挑戦してみようと思っています。
さてここで買い物をしたら、そのキャッシャーの上に並べられている写真に気がつきます。まだこの店ができた頃、真新しい店の前に立つご主人らしき人の写真。あるいは家族の結婚式の写真。

多くの日系の移民達は最初はプランテーションの労働者でしたが、その勤勉さを生かして次第にお金を貯めて農場を開いたり、このような商売を始めることになります。
そして第二次世界大戦などの嵐の時代にも耐えながら、その土地にしっかりと根を張って行くのです。
たとえば、このハワイ島のこの小さな街の、この店にも、日本から渡ってきた小さな家族の奮闘の歴史がきっとあるに違いないのです。

ハワイ島のお話を始めると留まるところを忘れさせます。それ程私はbig-islandが好きです。
今日はこのあたりでとどめておきます、又の機会に又違った想い出をお話ししたいと思います。

今日のお話は如何でしたでしょうか・・・。
それでは A Hui Hou!(じゃまたね!)

Mahalo!


                    参考文献
                      ハワイ州観光協会
                      go-hawaii
                      オアフ観光協会
                      visit-oafu
                      welcome to hawaii
                      Hawaii-ai
                      ハワイ州観光局/ビッグ・アイランド観光局





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最終更新日  2013.01.08 08:22:58
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