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部の送別会も宴たけなわとなってきた頃だった。目の前に座っていたチーママがスッと姿を消したかと思ったらロウソクに火のついたショートケーキを持って現れたのだ。いつの間に用意したのか。しかもご丁寧にホワイトチョコのプレートには「○○さん、ご苦労さま」のメッセージまで添えられている。さすが銀座だ。ホステスが自腹を切ってまでこういう演出をしてくれるあたりが「銀座の店」のスゴイところ。部を去る先輩だけでなくみんなが感心し、喜んだ。でも、オレが心の底から感動したのはその後の出来事だ。誰が言い出したというわけでもないんだけど「このケーキを先輩の顔にぶつけちゃえ」というハナシになった。“鉄砲玉”に指名されたのは部で最年少の3年生。「やっちゃえ、やっちゃえ!」とオレらは盛り立てたが怖さもあったのか態度が煮え切らない。すると・・・。上司がケーキを持ち先輩の顔へ近づけた。おりゃ! グチャ!先輩の顔は一瞬にしてホイップクリームで真っ白になった。バラエティー番組の罰ゲームなんかではパイをぶつけるシーンをよく見かけるけどその瞬間をライブで見たのは初めて。腹がよじれるくらい大笑いしながらも潔くケーキに顔を埋めた先輩の心意気には感動すら覚えた。飲んで(オレはウーロン茶)歌って、大笑いして・・・。店を出たのは4時過ぎで体はもうヘロヘロだけどスゴク楽しい夜だった。
2006.03.31
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妙なタイトルをつけてしまったけど別に、痴漢ものを売りにしているAVメーカーについて書こうとしているわけではない。そう、今日のテーマは健康状態。ハッキリ言って最悪だった。原因は疲労と寝不足なんだろうけど1日中、ボーッとしていたような気がする。やらなきゃいけないことは山ほどあるのにうまいこと頭も回らない。電車に乗ってる時なんてずっと睡魔に襲われていたほど。「ダメだ、ダメだ。急いで仕事しなきゃ」。そう思ったら思ったで今度は胃までキリキリとし始めた。悪戦苦闘しながらもようやくノルマをクリアしてふと時計に目をやると午前零時を回っていた。そして、フラフラの状態で上司に誘われるまま居酒屋へ直行した。健康上の理由から酒を飲むわけにもいかず最近では定番となっているウーロン茶をゴクリ。零時半スタートで「1時間限定で」という飲み会はハナシも弾み気づいたときには3時半を過ぎていた。なのに・・・。ウーロン茶に含まれているカフェインで目が覚めてしまったのかこの時間(午前4時半)になっても眠気の「ね」の字すら襲い掛かってこない。それどころかここ数日でいちばん絶好調なのはナゼ?何だか分からないけど明日も明日で忙しい。なので・・・。ダラダラと日記なんか書いてないでさっさと寝ようと思う。みなさん、おやすみなさい。
2006.03.30
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思わずニヤリとしてしまった。昼下がりに出向いた取引先でのこと。「あ、どうも。お世話になってます」。ビジネスライクな挨拶をしながら応接室の椅子に着席すると・・・。な、な、なんと!担当の女性から「ノコスケさん、一回りぐらい体が小さくなったんじゃないですか」と指摘されたのだ。「でしょ!」その場で小踊りしたいほど舞い上がっていたオレの声は明らかに上擦っていた。さらに「どれくらいヤセたんですか?」と最も聞いて欲しかったことを質問されると目に涙までこみ上げてきた(←かなり大げさ)。そして「5キロだよ、5キロ。酒も夜の炭水化物も一切やめて・・・」と聞かれていないことまで声を大にして力説した。いくら元の体重が85キロを超えているとはいえ5キロも減れば見た目にも変化が表れる。でも、誰1人として気づいてくれる人はいなかった。家人にしても会社の同僚にしても毎日のように顔をつき合わせているとかえって気づかないってこともあるのだろう。それどころか自分でも数字ほどの変化を感じられずにいた、というのが正直なところだ。それだけに「一回りぐらい小さく・・・」の指摘はめちゃめちゃ嬉しかった。
2006.03.29
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行きつけの整形外科でいつも通りのリハビリを終えた後だった。会社へ戻ろうとすると目の前に先生が立っていた。「あ、どうも」「お大事に・・・」昨日、診察を受けたばかりだし症状に大きな変化があったわけでもないけどどーしても、聞いておきたいことがあったので「あ、先生!」と振り向きざまに声をかけた。「どうかしましたか?」「あのー、今の腰の状態でバイクに乗っても大丈夫ですか?」返ってきた答えは微妙なものだった。「スクーターやアメリカンなどゆったりとしたものならともかく前傾姿勢になるものは・・・」。あまり勧められないっていうニュアンスだったけど結論から言うと「ま、ちょっとぐらいなら」ってことだった。ここまで順調に来ただけに無理は禁物だ。でも、ニンジャに乗ったのは2月19日が最後。バッテリーが上がっちゃうんじゃないかって心配もあるし何より「乗りたい」という欲望は頂点に達しつつある。チャンスがあるとすれば天気予報も悪くない土曜日だ。伊豆だの箱根だのは無理だとしても第3京浜を軽く流すぐらいなら大丈夫なんジャマイカ?いま、オレの心は大きく揺れている。
2006.03.28
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ヘルニアで病院に通い始めてから早1か月。症状にちょっとした変化が現れ始めた。最も悪化した際にはケツの中心部がズキズキし何をするにも「あいた、た、た」と声が出ていたほどだったけど近頃は日常生活で腰に痛みを感じる回数も減少。っていうか、腰の牽引をしているときぐらいしか痛みを感じることは無くなった。なら、完治したのかというと決してそういうわけではない。なぜなら、それまで気にならなかった右ケツと右太腿裏に違和感があるからだ。これは吉なのか凶なのか。心配だったので、リハビリ終了後2週間ぶりに診察をしてもらうことにした。「どーですか、その後の状態は?」先生に上記のような事情を話すと嬉しい答えが返ってきた。「それはいい方向に向かっている兆候です」まだまだリハビリや投薬は続けていかなければならず過激な運動を避けなきゃいけない状況に変化は無いのだが薬の量は減らしてもらうことになった。とりあえず「ホッ」だ。今後も気を抜くことなくマジメに治療して行こうと思う。特にダイエットは成人病予防にもつながるし・・・。
2006.03.27
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明け方までゴールデン街をウロついたのちマン喫で仮眠を取ってから定食屋で朝食を済ませると知人と待ち合わせていた池袋に向かった。最終的な行き先は西武ドーム。仕事で付き合いのある野球好き2人を連れて西武対オリックスを観戦するのが目的だ。何でも昨日の開幕戦は注目の清原が3打数2安打2四球とチームの5年ぶり白星発進に貢献。さらに始球式を荒川静香が務めたとあって球場には3万人を超える大観衆が詰め掛けたという。球場までのアクセスが極端に悪いからか荒川が来ないからなのか今朝のスポーツ紙の盛り上がりなどどこ吹く風でこの日の西武ドームは空席が目立った。でも、そんなことはどーでもいい。オレたちは荒川を見に来たのではなく野球を見に来たのだから・・・。そう心に言い聞かせながら試合開始をいまや遅しと待っているとウグイス嬢から“想定外”のアナウンスが・・・。な、な、なんと今日の始球式は、あの岡崎朋美(富士急)がすると言うではないか。「ぉぉぉおおおぉぉぉ」。何だかよく分からない歓声を上げたオレたちは「朋ちゃん、カワイイよね」やら「あの太腿で、窒息するくらいギュッと締め付けられたい」と品のない話題で盛り上がった。華麗なフォームで清原に初球を投じた岡崎に場内から惜しみない拍手が送られた。そしてプレーボール。今日も昨日と同様の熱戦が繰り広げられるのかと思ったらオリックス先発・セラフィニがそんな淡い期待を初回からブチ壊してくれた。制球力と丁寧な投球が身上のはずなのに変化球が思い通りのところへ行かず直球にも、まるで球威がない。「こんな調子じゃ3回もたないかもな・・・」。そんなハナシをした矢先に西武の3番・中島が先制弾を放つと続くカブレラまでが左中間スタンドに今季第1号のアーチをかけた。「ちょっと給料が上がるとこれだからな。アメリカ人は・・・」。そんな愚痴をブツブツこぼしながら右上後方に視線を向けるとVIP席のようなところに見覚えのある女性が立っていた。あれ、誰だったっけ・・・。ん?岡崎朋美じゃん。オレたちの席からは約10メートル。フロアも違ければ声が届くわけでもないのになぜかドキドキした。オレと岡崎朋美にコレといった接点はない。おそらく死ぬまで同じ場に居合わせることもないだろう。そして、今日の10メートルは2人が最も接近した瞬間だったと言える。そう考えると嬉しくもあり切なくもある1日だった。
2006.03.26
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なかなか刺激的な街だった。新宿ゴールデン街。名前も知っていたし近所を通りがかったことは何度もあるけど実際に店舗へ足を踏み入れるのは初めてのことだった。ナビゲーターは取引先のお世話になってる人。渋谷で打ち合わせを済ませたオレはそのまま帰宅するかもう少し夜のネオン街を徘徊するか非常に迷っていたのだが「行っちゃいましょうよ」の一言に背中を押され未知の領域へと突入した。相変わらずアルコールは飲めない。それでも楽しかった。行ったのはコジンマリとしたバーばかりだったけどどの店にも画家、詩人、音楽家(いずれも自称)が客としてマッタリしながら杯を傾けていたりして難しいハナシやら、どーでもいいハナシを論じ合っている。しかも老若男女問わず、だ。2軒目を出ようとした時に店の人から「そろそろ花園神社の桜が咲いてるかも」と、言われたので3軒目へ出向く前に様子を見に行った。全体的には三分咲っていう感じだったけど照明が直接、当たるところなどは五分~七分ほどの桜が咲き誇っていた。「春だな」。季節を感じながら周囲に目をやると男同士で手をつないで歩く人たちが多々見られた。ん?「ここはそーいうところなんですよ」。いわゆる「二丁目」は目と鼻の先。あらぬ誤解を受けないようさっさと3軒目の暖簾をくぐるのだった。
2006.03.25
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何やら4月1日付けで我が社は大幅な組織改編を行うらしい。そうは言っても部の名称が変わったりするだけで日々の仕事が大きく変わるわけじゃないんだけどちょっとばかり困ったことが発生した。それは何かと言うと職場内での席替えだ。同じフロアー内で移動するだけなのだが我々のセクションに与えられる新しいポジションは会社のなかでも“へそ”の部分に当たるド真ん中になるという。今までは壁際に位置していて前の部署では窓際だった。中心部に座らされるのは入社以来、初めてのことだ。慣れてしまえばどうってことないのかもしれないけど前後左右に人の目がある中で仕事をするってのはやっぱ、いい感じはしない。小学校や中学校のときならそれだけでドキドキしていた席替え。その期待感は「○○ちゃんの隣になれたらいいなぁ」的な感情に起因するわけだがオッサンばかりの男子校みたいな我が社においてそんな淡い感情はこれっぽっちも湧いてこない。どーでもいいって言えばどーでもいいことなんだけどちと憂鬱だ。
2006.03.24
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あれ?ふとノートパソコンの横に置いていた携帯電話を覗き込むとサブディスプレーが死んでいた。いつの間に電源が切れたんだろう?さして原因を気にするでもなく2つ折りの携帯電話をパカッと開けるとメーンディスプレーが真っ白に光った。え?とりあえず電源を切り再び、スイッチオン。依然として画面はホワイトアウトしてる。ウソだろ?何度も電源を入れたり切ったりを繰り返してみた。でも、状況は変わらない。通話に関する機能は正常だったけどディスプレーが真っ白では住所録も見れず仕事にも支障をきたす。あいた、た、た・・・だ。原因はその数分前に机から落とした衝撃だったようだ。過去には走行中のバイクから落としても大丈夫だったので落とした瞬間は、さして気にもしなかったけど今回は当たり所が悪かったのだろうか・・・。機嫌を損ねた携帯電話は復活する気配すら見せてくれなかった。さぁ参った。電話番号など重要なデータはSDカードに記憶させていたので最悪の事態というワケでもないんだけど今日、明日と仕事をする上ではかなり困る。どーしよ・・・。パパの大切なクラリネットを壊してしまったぐらいのブルーな気分になったオレ。しかしここで妙案を思いついた。頭に浮かんだのはオレが生まれる前に上映された「史上最大の作戦」(1962年・アメリカ)のワンシーンだった。誰のセリフだったかまでは覚えていない。ジョン・ウェインの演じるバンダーブーアト中佐だったかもしれないしヘンリー・フォンダが演じたルーズベルト准将だったかもしれない。ま、それはともかく全軍がノルマンディーに上陸した直後だったと思う。軍用ジープだか戦車のエンジンがかからず当惑している兵士に向かって司令官みたいなお偉いさんが母親だか祖母の教えとして「機械なんてのはな、こーすれば直るんだよ」とか言いながら杖のようなものでエンジン部分をブッ叩くのだ。すると不思議なことにそれまで機嫌の悪かったエンジンはブルルル~ンと、元気に始動。助けてもらった兵士が“魔法”を使った上官に対して「ありがとうございましたっ!」と最敬礼する。そんな感じのシーンだった。で、オレはどうしたかというと「落とした衝撃で壊れたんだからもう1回、別の衝撃を与えれば直るんじゃないか」と考え机の角に携帯電話を打ちつけてみることに・・・。えいっ! ガツン。そして、恐る恐るメーンディスプレーをのぞいてみた。あっ!な、な、なんと・・・。携帯電話が直ってるではないか!!!何はともあれ危機的状況から脱することに成功した。そしてオレは「アナログ人間、バンザ~イ!」と、心の中で叫んだ。
2006.03.23
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ヘルニア対策でダイエットを始めてからかれこれ3週間が経過した。酒は1滴も口にしてないし夜間の炭水化物の摂取も依然として控えている。で、成果はどうなのか?誰も気がついてくれないから声を大にして言っちゃうけど3キロ痩せた!元が元だとはいえ我ながらスゴいことだと思う。いつもならこの辺で妥協してしまうところなんだけど今回ばかりは理由が理由なので自分でも驚くほど意志が固い。それどころか、最近ではガマンしている自分に喜びすら感じるようになった。今日もそう。家に帰ると食卓にはウマそうな、こしあんのオハギが置いてあった。もちろんそれに手をつけるようなことはしない。「食いたい」という欲望が無いわけではないけどそれをひたすらガマンする。「こんなオレってスゴいかも・・・」。ノリ的には、ほとんどドMだ。今宵の晩御飯も残り物の野菜(キャベツ、レタス、しいたけ、えのき+ベーコン)で作った野菜炒めのみ。う~んカ・イ・カ・ンBY薬師○ひろ子
2006.03.22
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日本とキューバによるWBCの決勝戦。今日は1日、この試合に振り回された。試合開始は11時。12時までに渋谷の取引先へ行くことになっていたオレはプレーボールとほぼ同時に家を出た。しか~し・・・。エレベーターの前で右のポッケに手を入れると携帯電話が入ってない。あいた、た、た。でも早めに気がついて良かった。電話を取りに家へ戻る。そしてテレビにチラッと目をやると・・・。なんと・・・・・・。一死満塁。すぐさま先方に「12時半ごろになりそうです」と、連絡を入れた。「日本が先制したら出発しよう」。そう心に決めてテレビの前で仁王立ちしていると多村の左ヒジにボールが当たった。日本ベンチは予期せぬ形での先制に大喜びだったがオレ的にはスッキリした気持ちにはなれない。「よし、ガッツのタイムリーを見てから出発しよう」。自分で決めたルールを変えて再びテレビの前に仁王立ち。しか~し。小笠原はボールをよく見て四球で出塁。2者連続の押し出しだ。決勝戦という状況を考えれば形はどーであれ、2点の先制は大きい。でも・・・。そんなじゃスッキリできない。どーせなら「たまったものを一気にブッ放したい」。それが“男の性”ってもんだ。「よし、今度こそ結果がどーであれ里崎の打席が済んだら出発しよう」。固く決意したオレは今度こそタイムリーが出るんジャマイカ、と期待を大にした。根拠はあった。四球を出した直後ってのは「ストライクが欲しい」と考えるのが投手心理。だからこそ「四球の直後は初球を狙え」ってのが野球ではセオリーになっている。しかも。打席の里崎は三度のメシより低めの直球が好きってタイプだ。「ストライクも欲しいし内野ゴロを打たせて併殺でピンチを切り抜けたい」という投手心理とはドンピシャになる可能性が高い。そして注目の初球。投じられたのは予想通りの低めの直球だ。なのに・・・。里崎は悠然と見送った。え?アッという間に追い込まれた里崎は三振を喫した。もう限界だ。後ろ髪をひかれる思いだったけど固い決意を持ってオレは家を出た。エレベーターに乗り込んだ頃には今江がセンター前へタイムリーを放っていたことなど知らずに・・・。取引先に到着したのはジャスト12時半だった。野球のことは気になっていたけど仕事は仕事。心を鬼にしてドアを開けると取引先の事務所はテレビを前に盛り上がっていた。「気になって仕方なかったんすよ」。そう言いながら満面の笑みを浮かべたオレは仕事ソッチノケで野球に見入った。本来なら30分で済む打ち合わせは1時間半に及んだ。理由はもちろん野球談義ばかりしていたからだった。ムネの軽率な守備をキッカケに3点差まで迫られた頃オレは2件目の取引先へ向かった。キューバの左投手が直球主体から変化球一辺倒に投球パターンを変えてたりしてたので「こいつら、まだまだ諦めてねーんだな」とちょっぴり心配だったけど朝と同じことはできない。しかも2件目の仕事は書類を受け取るだけ。さっさと用事を済ませれば電気屋かどっかで試合の続きは見れるっていう安心感もあったので先を急いだ。「お世話になってま~す」。そう言って扉を開けるとここでもWBCで盛り上がっていた。パソコンのディスプレーに映し出された中継はテレビほど鮮明ではなかったけど十分に見れる。なので・・・。5分で用事を済ませる予定が1時間半に及んでしまった。いやな予感が的中して1点差まで迫られたけど9回にイチローや福留のタイムリーでキューバの息の根を止めた日本はWBCの初代チャンピオンに輝いた。良かった、良かった。会社に戻った頃には5時を過ぎていた。目の前の仕事をやっつけてさっさと家に帰りたいところだったけどこんな日に限って次から次へと面倒な仕事が舞い込んでくる。ふ~。仕事を終えため息をつきながら時計を見ると、もう11時。いろんな意味で疲れる1日だった。
2006.03.21
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一夜明けた20日も職場では前日のWBC日韓戦の話題で持ちきりだった。「多村のバント失敗で終わったと思ったよ」「例の誤審野郎も今回ばかりはおとなしくしてたな」「松中のヘッドスライディングって実は足が絡まって転んだだけなじゃねーか」などなど。誰もが評論家のような口ぶりだ。全国的にもWBCフィーバーは相当なものだった。ビデオリサーチの調べによればTBSの中継の平均視聴率は日曜日の昼という時間帯にも関わらず関東地区で36・2%(関東地区)を記録。大塚が最後の打者を三振に仕留めた瞬間はなんと50・3%にまで跳ね上がったという。日本対キューバの決勝戦を放映することになった日本テレビはもう大ハシャギだ。メキシコが奇跡を起こさなければ“消化試合”になっていただけにその喜びようときたら尋常じゃない。しかも明日21は祝日。視聴率次第では22日の社食(そんなのあるのか?)で赤飯が振舞われることになるかもしれない。さあ、泣いても笑っても、あと1試合。オレもテレビの前で応援するゾ!と、気合いを入れていたのだがよく考えたら明日は出勤だった。しかも取引先の人と12時に渋谷で待ち合わせだ。試合開始は11時。ウチから渋谷まではドアトゥードアで1時間ぐらいかかる。つまり、1分たりとも試合を見ることができないのだ。フゥ~。しかも明日は2時からも別の人と打ち合わせをしなきゃいけないので1分どころか1秒たりともテレビの前にいられない。チェッ!
2006.03.20
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たまっていたマグマが、ついに爆発した。両軍無得点で迎えた7回だ。先頭の松中が右翼線への二塁打で出塁。続く多村が送りバントに失敗しチャンスはついえたかに思えたが王監督が「代打・福留」をコールするとオレの中には「もしかしたら・・・」という期待感が膨らんだ。理由は2005年8月4日の日記に綴っているのでここでは多くを語らないがここ一番に強いのが福留だ。それまで19打数2安打と絶不調だったけどこういう緊迫した場面においてそんなデータは関係ない。カウント1-1からの2球目だ。キム・ビョンヒョンの投じた渾身のストレートを迷うことなくフルスイングではじき返すと打球は一直線で右中間スタンドへ。鬱憤のたまっていた王ジャパンがついに報われた瞬間だった。打った福留はもちろんのこと二塁へヘッドスライディングして泥だらけになったユニホームで満面の笑みを浮かべる松中の表情も印象的だった。そして何より試合後のインタビューで「最高の1勝です」と野太い声を張り上げていた王監督の喜ぶ姿には感動すら覚えた。もう、ここまできたらやるしかない。負けたからといって何かを失うわけじゃないし死力を尽くしてキューバと戦って欲しい。と、スポーツ紙タッチで日韓戦を振り返ってみたわけだが今日、本当に書こうと思ってたのは試合前の出来事だった。実を言うと今回のWBCを試合開始から試合終了までジックリと観戦したのは初めてだった。試合前には両軍ナインがグラウンドに整列。両国の国歌が流されるのだがなぜかドサクサに紛れて「主催国の国歌」という名目でアメリカ国歌までが場内に流された。聞けば毎試合、同様のセレモニーが行われていたそうだ。詳しく調べたわけではないけど日本で行われたサッカーW杯において日本以外の国同士が戦う試合で君が代が流れていたという記憶はない。おそらく今夏にドイツで行われるW杯でも日本対ブラジルでドイツ国歌が演奏されることも無いだろう。高校野球にしたってそう。いくら阪神甲子園球場で行われるからといって両校の校歌に続いて「六甲おろし」が演奏されることなど100%ない。当たり前のことだ。そもそもスポーツの会場において校歌や国歌が演奏されるのはこれから戦う学校や国に対して敬意を払うためだ。メジャーリーグでは毎試合ごとにアメリカ国歌が演奏されるがそれは「国家が安泰だからこそこうして野球を楽しむことができるのだ」という認識をファンや選手に持たせるため。それ自体は悪いことではないしむしろ、国歌や国旗に無関心な日本人に比べればよっぽど、いい習慣だと思う。しかし・・・。なんで日本と韓国がプライドをかけて戦おうとしている場でアメリカ国歌を聴かされなきゃいけないのか。「オマエらが、いくら偉そうにしてても所詮はアメリカ様の傘の下にいるだけなんだよ」という意識を無意識のうちに植えつけようとしているとしか思えない。ボブ・デービッドソンによるアメリカを勝たせるための偽装判定など表ざたになっているだけカワイイもの。こういう、さり気ない洗脳の方が実は怖いのだ。こういうオメデタイ日に冷めた日記を書くのもどうかと思うけど「些細なこと」といって片付けてはいけない。日本人も、もちろん韓国人も。
2006.03.19
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横須賀育ちのオレだけど猿島へ行くのは初めてだった。東京湾内に浮かぶ唯一の自然島だとかかつては東京を守るための要塞だったとかそんなウンチクは知っていたけど上陸は初めてとあってちょっぴりワクワクしていた。横須賀中央にあるさいか屋前で実家の両親らと待ち合わせ。戦艦・三笠の脇にある船着場から未知の島へ渡った。乗船していた時間は10分足らずだっただろうか。左舷には米・第7艦隊の最新鋭イージス艦が停泊していたりもっと遠くにはみなとみらいのランドマークタワーやクイーンズスクエアインターコンチネンタルホテルなんかも見えたけどアッという間に到着した。さすが要塞の島だ。今まで走水あたりから眺めていただけでは知る由も無かったけど島のあちらこちらに兵舎や弾薬庫の跡が・・・。太平洋戦争終了と同時にお役御免となり大砲などは解体されたそうだけどそんな雰囲気は今でも残っている。でも、釣りとかBBQとか何か目的がないと退屈な島だ。昼食を済ますと娘達もすることが無く困惑してる様子だったので砂浜で30分ほど遊ばせてから13時45分の船で戦艦・三笠まで戻ることにした。貝殻を拾う娘達。その横でオレはワカメを拾っていた。「これ、メカブだよね」「そ~よ」「これって、ヒダ状の部分を細かく刻んで最後に熱湯をかければいいんだっけ?」「その通り。昔、よく食べただろ」。魚介類に何かと精通している父親に確認したうえで鮮度の良さそうなメカブをいくつか持ち帰ることにした。帰宅後に早速、メカブをみじん切りに。刻んだそれをザルに移しチンチンの熱湯をジョ~。茶色っぽかったワカメは見違えるほど鮮明なグリーンに色を変えネバネバと糸を引きつつもサラサラになった。「父さんが子どもの頃はね、これをグリーン納豆って呼んでよく食べてたんだよ。時期になると野比海岸あたりへワカメを拾いに行ったりしてね・・・」。半信半疑のまま“グリーン納豆”を熱々のゴハンの上にかけた長女はポン酢をチョロッと垂らして味を引き締めると豪快にズルズルと口の中に流し込み「父さん、美味しいね」。「でしょ」。最近じゃスーパーでも3個パックに入ったメカブが当たり前のように売られているけどやっぱ天然物は違う。しかも材料費はただ、ときた。今日は、ものすごく得をした気分だ。
2006.03.18
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もう笑うしかない。日本が準決勝に駒を進めることになったから。それもある。でも、オレが腹の底から笑ったのはまたもやアメリカを勝たせるために衆人環視の中で誤審をやってのけたボブ・デービッドソンの“過去”だ。その前に今日の誤審をリプレーしておこう。両軍無得点で迎えた3回だ。先頭の8番・バレンズエラが米国先発のメジャー通算341勝右腕クレメンスの外角高めの直球を流し気味にはじき返すと打球はグングンと伸び右翼席方向へ低い弾道で飛んでいった。切れるのか、切れないのか。会社のテレビで試合の行方を見守りながらオレは「入れ!」と祈った。それに対して右翼手のウェルズはアメリカの威信をかけグラブを突き出してジャンプ。しかし、ボールはグラブのはるか上を通過して黄色い右翼ポールに直撃した。ヨッシャー!宿舎でテレビ観戦していた王監督もオレと同じように叫んだに違いない。ニコニコしながら「あと1点、あと1点で日本は準決勝に行ける」とか呟いていると状況は一転した。責任審判で一塁塁審を勤めていたあのボブ・デービッドソンが「二塁打だ」と言い出したのだ。ボールにポールの黄色いペンキまでこすりついているのに・・・。ま、あんまり細かいことを書いていてもハナシが先に進まないからこの辺で止めておくけどそりゃ、ヒドいもんだった。結果的には、このメキシコ人を侮辱するインチキジャッジにアミーゴたちが激怒。消化試合は一転してガチンコ勝負となりメキシコが2対1で快勝した。アメリカ、ザマー見ろ! だ。この辺で本題に戻そう。オレに笑いのネタを提供してくれたのは夕刊フジだった。同紙によると、このデービッドソンはメジャーの審判をやっていた頃の98年にソーサと歴史に残る本塁打争いをしていたマグワイアの放った66号本塁打を今回と同じように「二塁打」と判定。全米から「史上最低の審判」と猛バッシングを受けた“前科”があったというのだ。分かる人には、すぐにピンと来るはずだ。ソーサは黒人でマグワイアは白人。人種差別が当たり前のように存在するアメリカにおいて身勝手なアングロサクソンの富裕層はマグワイアがキングになることを望んでいた。そんな状況下でマグワイアの本塁打を帳消しにしてしまったと言うことは技術がないばかりでなく空気すら読めないただのバカってことに他ならない。だからこそ「史上最低の審判」の称号を得たんだろうけど・・・。ま、それはさておきメキシコのおかげで日本は準決勝進出を決めた。今度こそマウンドに国旗を立てるような品のない国を撃破して自力で決勝に進出して欲しいものだ。頑張れ! 王ジャパン!!
2006.03.17
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両軍無得点のまま迎えた8回。一死無走者の場面でキム・ミンジェの打ち上げた打球は外野よりの一塁側内野席方向へフラフラと上がった。フェンスとの距離を測りながら打球の行方を追ったイチローはスタンドへ身を投げるような格好でジャンプ。しかし、それを邪魔しようと韓国人と思しきファンが手を伸ばしイチローはボールを取り損ねた。何と言ったかは分からない。でも、イチローは明らかに怒っていた。スタンドからヤジを浴びるとイチローはわざわざ振り返り何か叫んだ。いやな予感がした。いつでもクールなイチローが見せた珍しいシーン。グラウンドに立っていた選手もベンチで見守っていた王監督もオレと同じことを考えていたに違いない。「どうしたんだろう?」と・・・。相手はアジア予選でも負けている韓国だ。この日も1点を争う展開で気を抜くことなど許されない試合だった。プレーが再開してもイチローはイライラしていた。気持ちは分かる。でも、こういう緊迫した場面で余計なことを考えるってのは極めて危険なことだ。それだけ気が散ってしまうのだから。ましてやカッカしていたのは超一流プレーヤーのイチローだ。他の選手達も「おいおい、イチローさん、マジギレだよ」ぐらいのことは考えたことだろう。そんな不穏な空気が流れた直後にキム・ミンジェは四球を選んだ。そして続くイ・ビョンギュが中前打を放つとキム・ミンジェは一気に三塁へ。センター・金城からの返球はドンピシャだったが三塁・今江のタッチが甘くグラブからボールがポロリ。打ったイ・ビョンギュも二塁へ進んだ。試合を決めたのは元中日・イ・ジョンボムの左中間への2点適時打だったがすべてはイチローの怒声から始まっていた。2回二死二塁の場面で里崎がヒットを打った際に岩村のスタートが、もう少し早ければ・・・。1点を追う9回一死二塁の場面で多村の放った大飛球が左翼ポールより右側に飛んでいれば・・・。細かいことを言えば敗因はいろいろと考えられる。でも、存在感を考えればやっぱイチローだ。何も好き嫌いで言ってるわけじゃない。彼こそ、その重責を担うべき選手だと思うからこそ厳しいことも言いたくなるのだ。試合後のコメントは「ボクの野球人生で最も屈辱な日でした」だった。よほど悔しかったんだろうなっていうのは試合終了直後のベンチでFUCK!と、叫んでいたことからも、よく分かった。でも、どうなんだろう。「屈辱」ってのは思ってもみなかった辱めを受けることだ。不確定要素が多く番狂わせがあっても不思議ではない野球というスポーツにおいて適切な表現とは思えない。イチローは掛け値なしにスゲー選手だ。それは素直に尊敬すべきだがニューヨークの松井と違って無責任なファンやマスコミから勝ち負けの責任まで負わされるような環境ではプレーしていない。実際には負わされてるんだろうけど毎年のようにスゲー成績を残しちゃうからその辺の責任の所在が曖昧になっちゃってるように見受けられる。だからこそ言いたい。イチローのせいで負けた、と。そういう彼にとって未体験のブーイングを声高に訴えることで希代の天才打者は更なる進化を遂げるんじゃないかと思う。そんなヒネクレたことを考えてるのはオレぐらいかもしれないけど・・・。
2006.03.16
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「自分で自分を褒めてあげたいと思います」。1996年のアトランタ五輪、女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子はレース後に、こうコメントして日本中を感動させた。その名セリフは流行語大賞にも選ばれ今でも人々の記憶の中に残っている。で、なんでまたそんなことを言い出したかというと今「自分で自分を・・・」のセリフが最も似合う人間はオレなんジャマイカ?と、思ったからだ。今週は何かと飲みの席が多い。先週末の博多出張にまでさかのぼると金曜日→沖縄料理、韓国料理、クラブ土曜日→居酒屋火曜日→焼肉水曜日→もつ鍋と言った具合でかなりハードなスケジュールを消化。さらに明日も、会社の人間と飲みに行く約束をしているので野球的な表現で言うと7打数5安打になる。凄まじい勢いだ。でも、既に公表している禁酒は継続していて夜間の炭水化物の摂取もほとんどゼロに近い。餃子の皮やチヂミといった形で口にはしているけどそれとて微々たるものだ。最初は無意識に冷蔵庫の扉を開けたり閉めたりするなど禁断症状のような現象が起きていたけどいまでは、それすらもない。これまでのデタラメな食生活や健康管理から考えれば、まさに奇跡的だ。実際に体重も減りつつある。日曜日には1キロのリバウンドに見舞われたけどそれもアッサリと取り返すことに成功した。う~ん。やっぱ「自分で自分を褒めてあげたい」。誰も褒めてくれないから…。
2006.03.15
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一夜明けても怒りは収まらなかった。いまさら誤審のことをとやかく言うつもりはない。ムカついているのは関係各所のリアクションだ。まず頭にきたのが小泉純一郎のコメント。何が「相撲の判定より難しい」だ。なんで、こーいう腰の引けたことしか言えないのだろうか。日本代表の選手達が日の丸を背負って戦ってるってのにたかが野球とバカにしているのかこんなことを国際問題にしたくないと考えているのかは分からないが何か、小泉の本性を見た気がした。やっぱ郵政民営化もアメリカからの圧力に屈してアメリカ人を儲けさせるためのものだったのか…。リーダーには冷静さも必要な要素だが今回の発言は怒れる国民を諭すための意図的な冷静さとは思えない。明らかにアメリカの機嫌を損なわないよう配慮したものだ。頭にきたのは小泉の腰抜けぶりばかりじゃない。メディアの扱い方にも腹が立った。「誤審だ」「誤審だ」と騒ぎ立ててはいるけど面と向かってアメリカを批判したメディアなどほとんど皆無。米紙や韓国紙のコメントを引用するばかりで社としてのスタンスなど、まるで見えてこない。何が「何かと日本に対して批判的な韓国紙までが今回の問題を大きく取り上げた」だ。韓国の新聞が大々的にバッシング記事を書いたのは何も日本がかわいそうだからじゃない。翌日に控えたアメリカ戦をにらんで何をしてでも初代チャンピオンになるんだ! というアメリカの陰謀に対する牽制球だったのは火を見るより明らか。実際にバッシング記事で動揺したのかインチキ審判団にサポートしてもらえなかったアメリカは韓国相手に大敗を喫した。決して偶然なんかじゃない。「だってスポーツだよ」なんて甘いことを言ってるから日本は国際社会でもバカにされるのだ。相手が“政治力”で勝負を仕掛けてきているのだからグラウンドだけで勝とうとしたって限界はある。確かに「たかが野球」かもしれないがこーいう時にビビッドに反応できないあたりが日本の外交力の無さを物語っている、と言っても過言ではないだろう。日本時間の明日朝にメキシコ戦が控えているとあって夜のスポーツニュースでは誤審問題に関してサラッと続報を伝える程度だった。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ほんと、この国はノー天気だ。
2006.03.14
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その瞬間、アメリカの本性を見た気がした。WBC2次リーグのアメリカ戦。同点で迎えた8回一死満塁の場面で“事件”は起きた。ヤクルトの岩村が浅い左飛を打ち上げて三塁走者のロッテ・西岡がタッチアップ。かなりギャンブルなプレーだったけど米左翼手の弱肩と西岡の好スタートもあってらくらくセーフ。米チームは念のために本塁に還ってきたボールを三塁へ転送しベースを踏んだが、塁審のジャッジは「セーフ」。なのに、米チームのマルチネス監督が球審に抗議するとあろうことか判定が覆ってアウトになった。王監督のキレ方は尋常じゃなかった。あれだけ温厚な人が、試合後に「一番、近いところで見ていた審判のジャッジを(球審が)変えるなんて考えられない。野球がスタートしたアメリカでこういうことがあってはいけない」とコメントしたほど。今後の試合を棄権して緊急帰国してもおかしくないほどの勢いだった。この日の球審・デービットソンは元メジャーリーグの審判。もちろんアメリカ人だ。国際試合において当該チームの国籍を有する者がジャッジをするなんてこと自体がナンセンスだがそんないい加減なルールを押し付けていたことに政治的なニオイを感じざるを得ない。勝てばすべてが正当化されるというこの国の発想は何も今に始まったことじゃない。太平洋戦争だってそう。原爆や焼夷弾を使って国際法で禁じられていたはずの無差別大量殺人をしたってヘッチャラ。あげく国際法を完全に無視した極東軍事裁判で戦争犯罪人と称して日本のリーダー達をロクな審議もせずにバンバン、殺した。そんな国だから自国の名誉のために野球の判定を覆すぐらいたやすいこと。このアホ球審に“他意”があったかどうかは定かじゃないけど起こるべくして起きた事件と言って間違いはないだろう。そーいう国なんだよ、アメリカは…。1日中、そんなことを言いながら周囲に当り散らしていた。会社の片隅で文句を言ったところで何も始まらないことは分かっていたけど・・・。同時に怒りは、この大会の日本側の窓口になったNPBや読売新聞に対してもフツフツと沸いてきた。なんでアメリカ戦のジャッジをアメリカ人がするようなルールを容認してしまったのか…。これでは「対日年次改革要望書」という名のアメリカからの脅迫文に従って日本の法律をコロコロと変えてしまう無能で信念のない政治家や官僚と一緒じゃないか!ネット上のニュースによればUSAトゥデーやニューヨークタイムズといった有力紙が「テレビのリプレーを見る限り西岡の判定を変えたのは間違いである」やら「野球を通じて友好を深めるはずの大会で最初の事件が起きた」と批判的な報道を展開していたそうだ。でも、そんなことは後の祭り。結果的に、王監督に恥をかかせた読売グループ及びNPBの罪は重い。↑この本を読んだ後だけに余計に、そう思えてならなかった。
2006.03.13
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寝た。とにかく寝た。よほど疲れがたまっていたのだろう。「プリキュア、終わったよ~」と起こされて10時ごろから朝食の支度を開始。ほうれん草の味噌汁とキャベツの炒め物を作って子どもと3人で朝食をペロリ。腹いっぱいになると急に眠気がさしてきた。「ラーメンできたよ~」。その声で目が覚めたのは午後2時ぐらいだっただろうか。昨日、福岡空港で買った久留米ラーメンをズルズルっと平らげまた、寝た。「笑点、始まるよ~」「まるちゃん終わったよ」「サザエさん始まるよ」「早く起きないと、ジャンケン終わっちゃうよ」4度目の叫び声で、ようやく目を覚ました。サザエさんのジャンケンが終わるってことは5時間近く昼寝をしてしまったことになる。「はぁぁぁあああぁぁぁ」お風呂でアクビをすると長女から「まだ眠たいの?」と突っ込まれた。「最近、仕事が忙しくて…」と言いかけたけど、途中でやめた。言っても仕方ないし。風呂から上がって体重計に乗った。ピッ。昨日に比べて1キロ増えてた。あいた、た、た。食べて、寝てだから仕方ないけどちょっと頭がクラクラした。
2006.03.12
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何気にドキドキだった。午前1時過ぎの風呂上り。不安と緊張が交錯する複雑な心境のまま2日ぶりに体重計に乗った。今回の計量には重要な意味があった。中州での辛い思いに関しては昨日の日記に綴ったとおりだがもし、体重が増えていたらせっかくのダイエットに対する決意や熱意が一気に冷めてしまう可能性があるからだ。「あれだけガマンしても何も変わらないならダイエットなんて、や~めた」っていう具合に。で、結果は……。目方が100g、体脂肪率が2%ほど減っていたたったの100gかよ、と言うなかれ。中州で3軒もはしごして体重が増えてなかったことなどオレの人生の中では異例中の異例。ましてや、たかが100gとはいえ減っていたのだから我ながら驚くしかない。決意も熱意も間違ってはいなかった。今後も、この調子でダイエット道をマイ進して行こうと思う。
2006.03.11
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中州界隈で7時半頃から知人とメシを食い始めて最後の店を出たのは1時半過ぎ。沖縄料理屋→韓国料理屋→お姉さんのいる店、と都合3軒をはしごした。沖縄料理屋ではチャンプルーやグルクンのから揚げに舌鼓を打ち韓国料理屋ではお目当ての手羽を堪能。いずれもビールと相性のいいものばかりを食ったワケだがアルコールは一滴も飲まなかった。3軒目のお姉さんのいる店でも、だ。夜の歓楽街に6時間もいて飲んだのはウーロン茶だけ。こんなことは生涯初のことだ。ヘルニア対策の鎮痛剤を飲んでいる身なので当たり前と言えば当たり前なんだけど「快挙」と言ってもいい。で、そんな夜を過ごしてある事実に気がついた。酒を飲んでいないと大して食ってなくてもお腹いっぱいになってしまうのだ。胃がウーロン茶で膨らんでいたせいもあるだろう。でも同じ量だけビールや焼酎を飲んでいたならばもっと食ってたはずだった。おそらく韓国料理屋では締めにご飯ものに手を出していただろうし3軒目の店を出た後にラーメンをすすっていても不思議じゃない。でも、今日はそんなことをせずに済んだ。なぜなら満腹だったから。じゃ、今まではなんで飲むとアホみたいに食っていたのか?それはアルコールで満腹中枢が麻痺していたからこそ可能だったんじゃないかと思われる。ということは酒を控えれば、自然と食事の量も減るという方程式が成り立つのではないか…。帰りの道すがらそんな結論に達したワケだがアルコールを摂取せずに中洲を徘徊するのは非常に切なかった。こんな悲しい思いを2度としないためにもここはジッとガマンして1日も早くヘルニアを治そう!と、固く誓ったのだった。
2006.03.10
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今年2度目の博多出張。いつもなら前の晩から小躍りでもしそうな勢いなのに今回は、その手の胸の高鳴りみたいなのがほとんどない。なぜか?理由は簡単。酒が飲めないからだ。以前に比べれば腰の状態もだいぶマシにはなってきたけどそれはあくまで薬が効いているだけ。やめれば激痛が走ることは想像に難くないし酒でも飲もうものなら大変なことになる。知人と行きつけの店でメシを食う約束もしてたりしてて楽しみが無いわけじゃない。でも、酒が飲めず深夜の食事もダメときたら夜は圧倒的に短くなる。あああぁぁぁ。いつもなら自費で延泊までしていたのに今回は会社への出張届どおり1泊だけ。この、出っ張った腹が恨めしい。トホホ…。出っ張った腹。略して出張腹。ギャグも冴えねぇ~よ(TT)
2006.03.09
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午後8時以降の炭水化物の摂取を制限しているせいかここ数日で2キロほど痩せた。数字だけ見ると何かすごいことをしたようにも思えるけど元の体重が体重だけに「やだ~、太っちゃった!」って40キロの女性が38キロに落とすのとはワケが違う。しかし、頑張ったのは確かだ。深夜に何度となく冷蔵庫を開けたり閉めたりもしたけど食い物に手を出さなかった精神力は我ながら大したものだと思う。なので…。そんな自分へのご褒美として昼に焼肉屋へ行くことにした。向かった先はアザブジュバ~ン(日本語では麻布十番)。取引先から会社へ戻る帰り道ってこともあって大江戸線を途中下車し三幸園を目指した。狙いは、もちろんランチの焼肉丼だ。しか~し…。今日、水曜は定休日。一瞬、立ち眩みしそうになったが気を取り直して知り合いに教えてもらった栄来亭に飛び込んだ。とりあえず、メニューにも「1番人気」と記されているカルビ丼を注文。ワクワクしながらテーブルで待っていると愛想のいいおばさんが食事を持ってきた。カルビは薄めだけど重の上に8枚ほどのっていて肉が両サイドからハミ出している。う~ん、見るからにウマソー。さらにキムチとレタスと一緒に盛られたモヤシのナムルワカメスープが付け合わせで出てきた。ボリューム的には1050円と言う価格を考えれば合格点。問題は味だ。まず、キムチを食う。うまい。キムチのうまい店に大失敗はない。続いてメーンのカルビ重をペロリ。肉は特別いいものを使ってるわけではなさそうけど妙な美味さがある。何でだろう?もう一口食って理由が分かった。タレが圧倒的にウマイのだ。カルビ重はアッという間に完食した。量的にも腹八分目ぐらいで丁度いい。気分が良くなったオレは駅へ向かう途中で豆源に寄り道。女房への土産に豆物やおかきなどを3袋ほど買って会社へ戻った。
2006.03.08
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何の気なしに手に取った肉まん。「何で四角なんだろう」ぐらいは疑問に思ったけど腹が減っていたので余計なことを考えずにパクッといった。何だコレ?決して変な意味ではない。味的には、大好きなヤマザキの肉まんにも似ているが食感が、ちと違う。口の中で大きめの具が踊ってるのだ。改めてカジッた跡をマジマジと見た。どうやら、中に入っていたのはやや濃い目の味付けとなっているチャーシューのようだ。「こんな肉まん、初めてだよな…」誰に言うでもなくパッケージを見ると「ファミリーマートの中華まん」とだけ記されていた。昔から肉まんと言えば「ヤマザキ」アンマンと言えば「井村屋」だ。「ファミリーマートの…」ってことはオリジナルブランドなのだろうが買ってきてくれた人も周囲にいた人もだれも、それについて明確な説明を出来るものはいなかった。気になったので帰宅後にネットで検索。あった!(←とりあえずファミマカラー)右下に写っているのが問題の肉まんで「極旨チャーシューまん」というファミマブランドの商品だった。同社の過去のニュースリリースによれば「極旨…」は昨年11月29日に発売されたもので厚切りスライスの焼きチャーシューをぎっしり入れ肉らしい食べ応えのある仕立てとなっているのが最大の特徴だと強調されていた。えてして宣伝文句なんてのは大ゲサに表現しているものが多いけど「極旨…」はお世辞抜きにウマかった。食ったときには冷めてたけどウマかった。「なんでサッサと食べなかったんだろう…」。暖かいうちに食べなかったことと3か月も「極旨…」を知らなかったことにちょっとだけ後悔した。ま、ほんのちょっとだけど…。
2006.03.07
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午後11時。最寄り駅から自宅までトボトボ歩いていると前方に女性がひとりで歩いていた。ノロノロと歩道の真ん中を…。1秒でも早く家に帰って夕飯を食いたかったオレは彼女を射程圏に捕らえるとスリップストリームから抜きにかかった。その時だ。真横に並んだあたりでオレは鬼の形相でにらまれた。正確に言えば驚いただけだったのかもしれないけど活字では表しづらい顔だったことだけは確かだ。その瞬間にチラッと見ただけだけど彼女は右手に携帯電話を持っていた。おそらくメールだかゲームに夢中だったのだろう。ついでに言えばヘッドフォンのようなものもしていたので音楽を聴いていた可能性もある。つまり、いろいろなことに熱中しすぎて背後から抜きにかかっていたオレの存在に気づかず横に並んで初めて「うぉぉゎゎ$%#?@」と驚いたようだ。ウチの近所は治安が悪いってほどでもないけど決して良くもない。そんな街で下界の雑音をシャットアウトして深夜に1人で歩く女ってどんな心境なんだろう、と不思議で仕方がなかった。ま、深夜にケータイをいじりながら音楽を聴きつつ自転車まで運転しちゃう雑技団みたいなヤツよりはマシだけど少しは警戒心を持つべきだと思う。
2006.03.06
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WBCの韓国戦をテレビ観戦してて気になって仕方のないことがあった。プレーではなく解説。さわやか系で売っているクリ山氏がいつもの熱血口調でイチローについて語っていた。解説者が選手について語るのは当然のこと。でも、この2人の場合は微妙な関係にある。イチローの妻はクリ山氏の元カノ。記憶が確かなら、2人は婚約もしていたはずだ。プロ野球解説者には2通りある。自分の経験だけでものを語り選手個々への取材などせずすべて「○○に違いない」と決めつけてしまう人。そしてもう一方は取材をきっちりして選手の気持ちや置かれた立場を踏まえて状況に応じた話をする人。前者には現役時代にすごい実績を残した人が多くパッとした現役時代を送れなかった人には比較的、後者が多い。って言うのもそうでもしないと仕事がもらえないからだ。その点で言えばクリ山氏は後者の部類に入る。途中で娘達を風呂に入れたりしてて全部は観てないけど今日の中継では、クリ山氏の口からイチローの生のコメントは出てこなかった。ま、そんなことをとやかく言うつもりはない。でも…。狭い社会の中で生きるってのは大変なんだなぁ~と、思った。
2006.03.05
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薬の効果もあって腰の痛みがだいぶ楽になったので娘と散歩をすることにした。目的はダイエット。体重を減らすことで腰や背骨への負担を減らすのが狙いだ。平坦な道を選んで歩くこと2キロ超。普通に考えれば大した距離でもないけど補助輪をつけたチャリに乗る長女とヘルニア国王のオレにとってはかなりの大冒険だった。目的地はマクドナルド。何の変哲も無いドライブインなのだが前を通るたびに「次女が生まれる前に父さんと2人で行ったことあるとこだよね」と声を大にするほど長女にとっては思い出深い店のようだ。注文したのは100円のコーヒーと100円のマックシェイク。後からポテトのSも追加したけど合わせて350円で喜んでもらえるなら安いものだ。夜は自宅にて広島風お好み焼きを調理。けっこうガツガツ食ったけど広島風はキャベツやモヤシなど低カロリーな食材だらけなので「そこそこ食べても大丈夫だろう」という安心感もあった。長女と入浴後頭を乾かしてからマッパで体重計に乗った。ん?痛恨のプラス1キロ。お好み焼きの食いすぎが原因なのだろうか?今、すごく虚しい…。
2006.03.04
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いつものリハビリが済んでから2度目となる診察をしてもらうことになった。最初にもらった薬が切れてしまうってのもあったけど痛みが増すばかりなので新たな治療法を示して欲しかったっていうのが最大の理由だ。「ノコスケさん、ど~ぞ」。右手で腰を抑え足を引きずりながら診察室へ入った。「ど~ですか、腰の具合は?」「見ての通り最悪です」「う~ん、やっぱりね…ごめんなさい」なんだ「やっぱり」って?それ以前に「ごめんなさい」って、どういう意味?良くなると思ったからこそ毎日のようにリハビリに励んだし薬だって欠かさずに飲んだ。オレがいぶかしげな顔をしていると医師が口を開いた。「結果的にはノコスケさんの体型だと1日2回の薬では少なかったんです」「ん?」素人のオレには医師が何を言いたいのかよく分からない。「不規則なお仕事をされてるってことだったので1日3回の服用が忙しくて2回になっちゃうぐらいなら最初から2回にして朝と晩欠かさずに薬を飲んでいただいた方が効果が上がると思ったんです」「はあ…」「でも、体型を考えれば最初から3回にしておくべきでしたね。今回は1日3回で薬を出しますんで…」薬ってのは服用する者の身体の大小によって効き目も変わってくる。だからこそ「小児用ジキニン」なんていう商品もあるわけだ。つまり医師は何を言いたかったかというと…。見た目以上にオレが太ってたもんだから思ったような効果が得られなかったってことだ。ガ~ン。太りすぎが原因でヘルニアになって太りすぎが原因で薬まで効かないなんて…。今日は腰ばかりでなく耳や心までが痛くなった。ま、それはともかく新たにもらった薬は効果テキメン。今までに比べて80%近く痛みが軽減された。そうは言っても過激な運動はまだまだ無理だから食事制限で体重を減らすことから始めようと思う。
2006.03.03
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ヤバい。かなりヤバい。以前にも増して腰に激痛が走る。ビリ、ビリビリビリ…。その痛さときたらハンパなものじゃない。土、日以外は病院でのリハビリも毎日のように受けている。薬にしたって普段なら飽きてやめちゃうとこだけど今回ばかりは毎日決められた量を服用。患者としてはかなり優秀なはずなのに結果が伴わないのはなぜなのか…。椎間板ヘルニアの経験者にそのワケを尋ねてみた。「薬にしてもリハビリにしても万人に対して即効性があるってワケでもないからな」。確かに、ごもっともな理由だけどそれでは有効回答にはならない。「昨日、ちょこっと飲みに行ったぐらいで特に無理なんてしてないんですけどね…」。そう言うとヘルニア国の元王様が「飲みに行ったの? 原因はそれだよ」と声を大にした。なんとなく「良くはないだろうな」ぐらいには思ってたけどいま服用している薬に関して言えば酒は禁物だそうだ。医者からは特に何も言われてなかったので「少しぐらいなら」と飲んでたワケだけど「せめて薬を服用している期間だけでも酒は控えといた方がいいと思うよ」と元王様は言う。ま、こっちも酒がなきゃ生きてらんねぇってタイプでもないから言われたとおりに禁酒することにした。歩いても笑ってもクシャミをしてもビリビリっとくる腐れ腰。果たして酒をやめたぐらいで症状が良くなるのだろうか…。かなり不安になってきた。
2006.03.02
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仲間内で飲んだ帰りのことだった。駅のホームでくだらない話で盛り上がっているとウチの部の中間管理職が何人かで笑いながら歩いてきた。「あ、お疲れ様です」。相手が誰であれ社会人として挨拶だけはキチンとするオレはそう言って彼をやり過ごしたワケだが一緒にいた後輩が、いぶかしげな顔をした。「おかしいなぁ…」「どうしたの?」「あの人『お腹が痛いから先に帰るな』って言い残して早めに帰ったはずなのに…。どう見ても『飲んでました』って様子でしたよね」「おまえ、あいつの言うこと真に受けてたの?」「……」デタラメな人だとは分かっていても面と向かってウソをつかれたことに後輩は少なからずショックを受けていた様子だった。大人になればなるほどウソをつかなきゃいけないことってのがある。人を傷つけるようなウソは言語道断だけど飲みに行く口実程度のウソならそれが明らかにウソっぽくても誰も追求なんてしない。なぜなら、その程度のことに目くじらを立てるくらいなら見て見ぬふりをした方が社会や組織が円満に機能することを経験則として知っているからだ。ただし、その場合には最低限のルールというかマナーがある。せっかく見て見ぬふりをしてあげても証拠をつかんでしまったらこっちとしても責めざるを得ないワケで尻尾をつかまれるような行動はご法度。なのに…。そのバカは会社の後輩を引き連れてあろうことか会社の近所で飲んでいた上にその姿を目撃されているのだからハナシにならない。初めてのウソなら許してやってもいいけどそいつは過去にも毎日のように「昼飯を食ってくる」といって外出しては2~3時間、会社の近所でパチスロに興じてた姿を目撃されたり平日にもかかわらず「マンションの管理組合の会合がある」という有り得ないウソをついて仕事をサボるなど何度となくヘタを打っている。そんなデタラメな人間を雇ってる会社も会社だけど40代の半ばを過ぎて子どものようなウソをつくオッサンってのも情けない。反面教師としてはうってつけの人材かもしれないけど身近にいる人間としては迷惑なだけだ。さっさとクビにでもなってくれればいいんだけどこーいうヤツほど意外に生命力が強かったりするからタマラナイ。ま、この手のハナシはウチの会社に限ったことじゃないんだろうけどことほどさようにトホホなばかりだ。
2006.03.01
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