日日是口実
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いきなり野暮な書き出しだが、明石家さんま師は天才だと思う。片やマツコ・デラックスは秀才…或いは「努力で天才に近いとこまで行った秀才」と言ったほうが適切かもしれない。この2人がタッグを組んだ「週刊さんまとマツコ」なる番組が、鳴り物入り(?)で4月末からTBSでスタートした。しかし初回は「エピソード0」という感じの内容で、今晩放送の回が実質上のスタートという感じだったか。-----------------------------------------------------------------う~ん………面白いと感じる部分もあったのだが、録画を見て思ったのは、たけしと石橋貴明が日曜ゴールデンで鳴り物入りでスタートさせて、アッと言う間に終了した(それもなし崩しで!)“あの番組”を思い出さざるを得ない、そんな印象だった。あれもTBSだったよな?確か(苦笑)。もうひとつ思ったのは、フジテレビ「ホンマでっかTV」に、TBS「マツコの知らない世界」、テレ朝「かりそめ天国」、日本テレビ「月曜から夜ふかし」を全部足して最強の番組を作ろうとスタッフが思ったら、個性の全くない、面白みに欠ける番組になったという感じ(苦笑)。確かに喋りは面白い。2人のトークだけで30分保(も)たすということは、並大抵のトークスキルじゃできないことだ。ただ、あまりに…特にマツコに関して言えば「こういう形態の番組を視聴者が見すぎていて」新鮮味に欠けるというか…。前回書いた例の「怒り新党」もそうだし、マツコの名前が世に出るキッカケとなった、MX「5時に夢中」などでのトークを、今度はさんま師とやってる、ただそれだけ…というかね。この番組は、マツコが「さんまさんと番組がやりたい」という希望で出来たと聞いているが、だとしたらスタッフがあまりにこの2人に「おんぶにだっこ」し過ぎているような気がする。スタッフの「面白い2人に喋らせときゃ面白いだろ~?」という感じが、あまりにもミエミエに思えたのだ、私は。--------------------------------------------------------------あとは放送時間だろうか。あのマツコの「荒っぽいスタッフのイジリ」を「サザエさん」の真裏にぶつけるってのは…(笑)。せめて22時台にするとか、なんか編成できなかったのね?正義を振りかざすキチガイが「あんな下品なスタッフイジリをするような奴を夕方に出すんじゃない!」的な文句をネット上でギャーギャー言うんじゃないか?という心配がある(苦笑)。林先生の番組を他に持ってって、22時から22時30分までを「さんまとマツコ」、22時30分から「落語特選会」を復活させるとかさ(爆笑)。落語は冗談だけど…。でも見たいなぁ、深夜じゃなくて寝る前に「落語特選会」を。ただ30分枠じゃ、圓生師匠や志ん朝師匠は流せない(笑)。黒門町とか先代柳朝師匠とか、短くスパッと落語を演る人だけ放送されそう…って、話が思い切り横道に逸れたネ(苦笑)。--------------------------------------------------------------今日が実質的な初回ゆえ、ハナから長々と文句を言われても、制作サイドの方々は憤りしか感じないだろうとは思う(汗)。しかし楽しみにしていた番組だっただけに、かなり肩すかしをくらった…という気持ちは、どうしても拭えない。これからこの番組が、どのような方向に転がっていくかは現時点ではよく分からない。ただ、あまり“一挙手一投足”にカリカリすることなく、温かい目で見ていこうと思っている。……すんげえ上から目線(苦笑)。
2021年05月02日
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