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高校生二人が学校帰りの川辺で喋る。ただそれだけの不思議なコミックとして、以前に紹介しました。絶妙のボケとツッコミ。漫才的な面白さと、二人をとりまく人物も含めた人間味が、独特の暖かさを湛える傑作です。で、今回最終巻、物語完結。いや、二人でダラダラ喋っているだけなのに完結も何もあったもんじゃないだろうと思いつつ読み進めると、なんとも衝撃な展開へ。そして見事なまでの最終話で着地へ!これまでも、ふとした瞬間に見せる表情の変化にドキッとさせられることがありましたが、いよいよもって作者の才能に感嘆せずにはいられないです。セトウツミ(8) (少年チャンピオンコミックス) [ 此元和津也 ]【在庫あり/即出荷可】【新品】セトウツミ (1-8巻 全巻) 全巻セット
2018/01/30
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高校3年、受験生の主人公は、地元映画館受付の松下さんに恋心を抱く。とびきりの美人だけども、不愛想。年上の彼女はどこまでもつれない。同じ頃、ネット上で見つけたうつ病女性アンアンの『やめていく日記』が、死に向かう危険な兆候を見せ始める。ある時感じた「アンアンが松下さんと同一人物ではないか」という疑いは、日記が進むにしたがってどんどん強まっていく。なんとか助けたい。想いは通じるのか・・・***・・・無邪気な大人とはどこか落伍者なのだと教えられた。自分たちよりも上の世代を仰ぎ見れば、自由を奪われた人と、落伍者しかいないように思えてくる。・・・救いという言葉は人が人に使えないものなのかもしれない。それなら神様はどこにいるというのか。青春だなぁ。第15回小説すばる新人賞受賞作。過呼吸度★★★☆☆
2018/01/27
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いつかは起こると言われている東京直下型地震。それが実際に起こったら、という想定の小説は他にもあるだろう。その地震を、コンピュータシミュレーションでかなり正確に予知できたと信じられたとしたら・・・、どうする。そういう設定は珍しい。神戸の震災で人生が変わってしまった3人の幼馴染。非主流の若き地震学者、防災派の議員秘書、自らを助けた人物に憧れてなった自衛隊員。それぞれが、重い過去を背負いながら危機に対して力を尽くす。強大な自然の脅威に、東京はどう立ち向かうのか!***著者は元日本原子力研究所の研究員。理論ベースのシミュレーションに基づいた展開がリアルに胸に迫ります。消防隊員、石油プラントの職員、民間の地震予知連の会長、娘を心配する母親、かつて一度世間から姿を消した老地震学者、東京都知事、など群像劇の側面も。映画になっていないのが不思議に感じるストーリーテリングで、きっとその企画はあったはず。おそらくこのあと東北の震災があって、お蔵入りになったのではと推察します。心構え度★★★★☆
2018/01/19
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日本の政策に対し、米国の影響が極めて大きい事は周知の事実。司法という極めて重要な領域に対しても同様で危機的状況だ、という問題意識から書かれたリーガルサスペンス。現実はもう少し明るいと信じたいが、希望的観測に過ぎないのかな。とにかく、正義感に燃える主人公を最後に助ける高島がかっこいい!(どうしても、若い主人公より中年以上の人物に入れ込みたくなるお年頃w)登場人物のキャラクターがややステレオタイプなのが全体のリアリティを下げている。そこがちょっと残念。隠し撮り度★★★☆☆
2018/01/06
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新年、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。今年最初の日記は、先月(12月)に観た映画のメモから。○ ソーシャル・ネットワーク ★★★☆☆丸ごと「ザッカーバーグ物語」。どこまで実話なのか判らないけど、ある種の「別世界感」が面白い。○ 猿の惑星:聖戦記 ★★★☆☆映像的にもストーリー的にもとにかく暗い。映像は回を重ねるごとに進歩著しく、その分暗さも際立つ皮肉。主人公シーザーの表情はますますリアルで、であればこれを猿でやらなければならない必然性が、っていう根本的問題に戻ってしまう。いや、まあ、よくできてますし、面白いんですけどね。○ 嫌な女 ★★★☆☆原作はよかったので、映画も観てみました。オリジナルの泣かせどころだけギリギリおさえました。っていう感じ。1時間45分では人生の機微に触れるには短すぎるかも。エンディング曲が良いので、見るなら最後まで見よう。***去年観た中での和邇乃児的ベスト1は「Miss Sloane (邦題:女神の見えざる手)」だったんですが、日本ではあんまり話題にならなかったなぁ・・・
2018/01/01
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