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ノーリツ鋼機は十六日、佐谷勉社長(68)が退任し、喜田孝幸副社長(57)が社長に昇格する人事を内定したと発表した。主力の写真出力装置の保守・機器開発で富士フイルム、セイコーエプソンとの提携戦略を中心となって進めてきた喜田氏を軸に事業拡大を目指す。ただ五割弱の株式を保有する創業家側が反対の意向を示しており、六月二十七日の株主総会で会社側の人事案が否決される可能性もある。 ノーリツ鋼機の実質的な創業家代表は土屋佳代氏。創業者、故・西本寛一元社長の長女で、同社株の約四二%を保有する西本興産の社長だ。関係者によると人事案に反対しているのは土屋氏で、経営側は十五日の臨時取締役会までに了解が得られなかった。 背景には経営戦略を巡る意見対立があったとみられる。ノーリツ鋼機はここ数年、主力の写真出力装置などで富士フイルムやセイコーエプソンとの提携を相次ぎ打ち出したが、かつてのライバル企業に急接近する戦略に創業家側は不満を募らせていた。戦略の中心にいたのが新社長候補の喜田副社長だった。 創業家側の保有比率(西本興産、土屋氏個人、母親の西本美代子氏)は四八%前後で五割に満たないとみられるが、例年の総会出席率を考慮すると、株主側が議決権の過半を確保し、人事案を否決できる可能性も高い。創業家側が社長を筆頭に別の役員候補を擁立する可能性もあり、経営側は総会までぎりぎりの調整を迫られそうだ。 関係者によると、創業家側は新体制の下でMBO(経営陣が参加する買収)を検討する可能性もあるという。 喜田 孝幸氏(きだ・たかゆき)73年(昭48年)大阪電気通信大工卒、ノーリツ鋼機入社。97年取締役、04年常務、05年副社長。和歌山県出身。 以上引用終わり。 やっぱりMBOの思惑があったんですね。しかし安い価格でMBOされたらたまりませんね。MBOの価格は一株純資産以上でお願いしたいと思います。
2008.06.30
まだ選べる食べ物ギフトの優待が全て届いているわけではないのですが、いっぺんに処理しようとすると、とても面倒くさいことになると考えて、土日は夫婦で、あれこれ何を選ぶか選択をしていました。 マクニカの優待を見ていて、マクニカはリロ・ホールディングスと提携しているということが分かりました。 マクニカの優待には3000円の選べる食べ物優待ギフトの他に、福利厚生施設を安く使えたりする優待が付いていますが、リロ・ホールディングスの株を買って、リロのサービスを調べていたときマクニカの優待サービスと似ていると思っていたのも、当たり前で、マクニカがリロのサービスを利用していたということでした(苦笑) ただマクニカの場合一般会員なので平日に500円で宿に泊まろうとすると年会費を負担して特別会員にならないとなりませんがリロを3単位所有すると特別会員の資格を得られて500円でのお宿泊に追い銭を払う必要がないし、3年間で1万円の宿泊サービス券がいただけるので、損はしていないと考えることにしました^^; 相変わらずアメリカの株式市場が下落しているので、日本株が下がるのもやむをえないような諦めムードが漂っていますね。 優待投資を始めてからは、優待=インカムゲインを一番効率的にいただく為に一単位型分散投資が多いので、株価の乱高下にそれほど精神的負担を受けなくなりました。 株価が上がっている方が気分が良いのは、もちろんなんですが、自宅を購入して満足して住んでいる場合は、自宅の価格の上昇や下落はほとんど気にならなくなるのと同じことのような気がします。自宅の価格が上がったからといって、とても気に入って庭などを手入れして住んでいる家を売るつもりもにはなりません^^; 住宅ローンがある人でも同じだと思いますが、住宅ローンを完済していれば、もう怖いものなし^^; 株式投資も未来のインフレ対策として資産保全のために所有するというスタンスなら、きちんと利益を上げていて、インカムゲインをきちんと払ってくれる資産価値と企業価値がある企業なら、株価の乱高下に精神的な苦痛をおぼえることもないでしょう^^; そこまで割り切れるようになるには時間がかかりましたが、長年株式投資を継続してやっていると、だんだん割り切れるようになってくるように思えます^^; あと選べる食べ物ギフトも、取り扱いがデパート系のものは、いただけるものの質がよく、近畿ゆうパックの会のものは間に中間マージンをとる企業が入ることがあるようで、果物など生もの系の商品には鮮度がじゃっかん劣る(たとえば巨砲などの茎で収穫後時間がたっていると感じるもの)感じです。 今年いただいたギフトでは、ゆうパック系の選べるギフトでも高島屋とか近鉄百貨店が商品提供をしているギフトの商品が写真の上では見栄えが良く、老舗の商品が多かったように思えます。ノーリツ鋼機の優待はひとランク上の感じがしました^^; あとメガチップスの優待も、選択の幅が広くて実に良かったです。東急リバブルの優待は割り高なような感じを受けました。数は多いのですが、もらいたいものが少なくて選択に困りました。ただ東急リバブルの株価はお安いので、その点で売るつもりはありません。がっつり賃貸不動産を東京圏に自社所有しているので、インフレには強い企業だと確信しています。 ノーリツ鋼機は筆頭株主の創業家の意向で、既存役員が全員クビになりました。無借金で時価総額以上の現・預金+短期有価証券+投資有価証券を持っています。売掛債権のほうが買掛債務の2倍近くあります(修正しました)。和歌山の広大な本社工場用地のほかに大都市圏に営業所を持ってます。 創業家と投資ファンドが組んでお安いところでのTOBリスクを感じて、ちょっぴり買いすぎたかもしれませんが、持ち株数によって優待ギフトの数が増えること、優待の内容が良くて欲しいものが多くて選択に困ったことから、株価が下がるなら買い増しをしようと狙っていましたが、今日は上がってしまいました(苦笑) 話が飛びますが、6月優待銘柄は下落が大きなものが目立ちますね。三光マーケティングフーズにしてもチムニーにしても下がりすぎのような感じを受けています。ただ三光マーケティングは前回安値の5万円以下どころを意識している投資家さんが多いので、買戻しをかけるのはもっと先にしても大丈夫な気がします。 7月優待銘柄は5月優待銘柄や6月優待銘柄の権利落ち後の悲惨さから、あまり買われずに終わりそうです。権利落ち後に下がるか、上がるかは、市場の環境に大きく影響を受けそうですね。 狙うなら数の少ない8月銘柄か、9月の優待の中で希少価値のある優待をいただけるものに搾った方が良さそうな気がします。心配なのは江守商事の黒龍の大吟醸を狙う投資家が増えすぎて、蔵元が対応できるかどうかです。下手して優待品が変わったらえらいことだと感じてます(苦笑)ただし業績は抜群に良いので、優待というオマケ抜きで考えれば、もっと高い評価を受けて株価が上がっても不思議ではないと思います。あまり優待に気をとられすぎると、肝心の企業価値の把握をやりそこなうかもしれません。三光マーケティングフーズをトレードしている投機家さんたちのように^^;
2008.06.30
新聞などで創業家と現経営陣との軋轢が取りざたされていましたが、やはり株主総会で会社側の人事案が否定され、創業家が提案した旧富士銀行出身の新社長、三菱商事出身の取締役、監査法人トーマツ出身の取締役の3人が新任されました。 三菱商事出身者が役員に入ったことに期待したいと思います。http://www.noritsu.co.jp/news/20080627_2.html 会社人事案の否定の理由は業績と株価の低迷。無借金で時価総額以上のキャッシュと広大な不動産、技術を持ちながらの業績低迷は、経営陣の責任と言われてもしょうがない面があると思います。新役員の手腕と、株価の回復に期待したいと思います。
2008.06.27
サトーは大雑把に言うと台紙なしのラベルとか、バーコード関連の機器と消耗品を製造販売している会社です。詳しくは↓を見てください。http://www.sato.co.jp/company/outline.html 食料品とかは原産地情報とかをラベルで表示して消費者に開示する需要などが高まっていますし、賞味期限などをラベルに張って、機器で読み取って、賞味期限切れなどを少人数などで行なうアイデア提案などを行なって業績を伸ばしています。 食品だけでなく、製造業でも本屋さんでもバーコードやラベルに表示した情報を機械で読み取ることで、棚卸を短時間、少人数で行なってコストを下げたり、工場の出荷や仕入れ内訳をゲートを通るだけで把握するなど、今後ますます需要が高まる商品を取り扱っている企業で、将来性に期待して投資をすることに決めました。配当も半年ごとにいただける図書カードの優待も、魅力的です^^; 迷ったのは売上や営業利益の伸びはまずまずですが、税引き後最終利益が右肩下がりで減少傾向が止まらずにいることでした。 決算短信↓です。http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/31/2008/350f40e/350f40e0.pdf 昨日も書いたんですが、会計的な利益というものは決め事で大きく変わってしまいます。減価償却を100%できる改正など、企業にとってプラスでも、設備投資の大きな製造業では残存価値10%残っていた分を償却すればキャッシュは出て行かなくても利益は減ります。 全部原価計算が義務づけられており、製造業では在庫を増やせば利益が増えたように見えます。M&Aなどで事業規模を拡大すれば、実際にその部分を再度売却すれば買い値で売れる資産を、のれん代として償却して見かけ上の利益が減ることも起こります。 会計上の利益と、実際の利益には差異があります。しかし投資家にはその差異が見分けられません^^; また成長するために(または将来の利益を作るために)、投資(設備投資や研究開発)を積極的に進めれば、売上や営業利益は増加しても最終利益が減っていくこともありえます。意識して作った(=経営戦略的に作った)最終利益減少傾向なら、投資家としては認めても良いと考えています。程度にもよりますが^^; ただ経営としての戦略方針や会計規則の変更による収益への影響を、なるべく投資家に分かりやすく開示していただきたいと、株主総会では発言してお願いしました。 機関投資家など自分の都合でよく逃げる投資家ばかりに説明会を繰り返すのも良いですが、ホームページなどで個人投資家にも経営戦略などを分かりやすく説明すれば右肩下がりの株価も、回復していくと期待して、ポートフォリオには夫婦で最低一単位は中長期で持ちたいと思います。 総会ではアンケートに回答すると1000円の図書カードがいただけました。総会と株主説明会の間に配られた軽食=サンドイッチもとても美味しかったです^^;
2008.06.27
ダイオーズの株主総会は午後に開催されるため、参加することに決めました。前期には円高のため、為替差損が発生して見かけ上の業績悪化が厳しくて、株価も下落しましたが、円高というよりドル安は企業の努力の埒外にあることだし、実質的は業績向上(=ドル建て売上高や成長のための先行費用←M&Aに伴うのれん償却前利益の成長など)を勘案すれば、まったく業績に不安は無く、株主総会にでかける必要性は感じていませんでした。 でも総会に出ると200杯分のコーヒーがいただけるし^^;、午後ならばバッテングする新規に投資した企業(経営者の生の声を聞いたことの無い)の総会も無かったので、参加することに決めました。 内容は決算説明会↓の資料にあるのと同じ内容です。http://www.daiohs.com/irinfo/pdf/200805kessanppt.pdf アメリカでのM&Aによる事業拡大は順調です。海外投資をしていれば為替の変動による影響は当然受けるので、会計上の為替差損などに目くじらを立てていては、成長性のある企業を持ち続けることはできません^^; 日本の親会社から資金を持っていく(出資とか借入とか)と為替変動の影響を受けるので、できるだけアメリカの事業で稼げる自前のキャッシュフローを使って事業拡大を行なうという方針には好感をもてました。 当たり前のことですがM&Aによるエリア拡大(成長戦略)をとる以上、のれん償却は発生するので、見かけ上の(会計上の)利益に囚われることなく、配当と美味しい優待をアンカーとして投資を継続していきたいと思います。 個人投資家ばかりでなく、機関投資家も、所詮は決め事にすぎない決算上の利益に囚われすぎて、株の売り買いをしているので株価が乱高下して、投資の美味しいチャンスが発生するわけですが、すでに投資している企業の株価が下がるのは、腹立たしいことではありますね。 でも将来的には企業の内在的価値がきちんと評価されて、株価の上でも美味しい思いができることを信じて、投資をしていくしかないと思います^^; ただ、新興市場の企業、特にまっとうな製造業の株価は投資家にそっぽを向かれているので、やはり投資家の人気の集まりやすい、カタリストがすでに発生している割安企業への配分を大きくしておくことも、戦術としては良いのかな~と感じます。 特に昨日の三ツ知の強烈な株価下落、菊池プレス工業の株式分割1→1.2後の株価下落を見るにつけ、この思いを強くしました。三ツ知は1000円以下で利食いしてから急激な上げで買戻しができませんでしたから被害はありませんでしたが、たかだか20円の配当権利落ちで100円も株価が下がらなければならないのか「わけ分からん」状態が発生しますね(苦笑) 菊池プレス工業は100株だけ持ち続けていましたので、被害は受けました。でも今日は、いまのところ株価が戻りました。昨日の下落でも新興市場の株には怖くて手が出せんな~、ということで、指をくわえて見ているだけでした^^; 昭栄にしても三光マーケティングフーズにしても、チムニーにしても、相変わらず権利落ち後の株価の下落はきついですね(苦笑) 昭栄を農地改革のために、一部手放してカナレ電機やオーハシテクニカなどの新規水田に分散したのは短期的には正解だったかなと感じます。でも分散したのは一部だし、余った資金で買ったサトーは直近高値のちょんまげ掴みだったので、失敗はけっこうあります(苦笑) サトーの株主総会の雑感は明日にでも書こうと思いますが、事業的には成長性が見込める企業なので、優待単位だけは持ち続けることができそうです^^; ノーリツ鋼機にしろマースエンジニアリング、リロホールディングスにしろ単位株以上(優待ランクアップなんですけどね^^;)投資額を増やした企業ほど株価の下落は激しくて、加藤産業や大庄、燦ホールディングスのように1単位買っただけのものの株価下落が少ないのには苦笑いするしかないですが、ノーリツ鋼機やマースエンジニアリングについてはキャッシュリッチで低PBRなので、いずれ株価が戻ると信じて、当面株数は維持しようかと考えています。
2008.06.26
株式投資を始めてから、日本株では始めての倒産を体験しました。スルガコーポレーションのように資産は持っている(資金繰りのため、どこまで安値で投売りしたか分かりませんが・・・・)が、現金の調達が出来ない企業が、資産を保全しながら企業再生の道を探るためには、一番上手なやり方だったように思えます。 株主にとっては、配当も優待も得られずに、経営者だけが経営の中枢に居座り続ける制度を、苦々しく感じる点はありますが、資産を投売りして、力尽きて倒産されるよりは、資産を保全しつつ生き残り、資産を配分できる道を行ってくれた方が、もしかしたら将来の戻りが大きくなるかもしれません。あまり期待できないかもしれませんが・・・。 分散投資をしていたことで痛手が小さくてすんだことに感謝しなければならないな~と思います。新興国の株式市場は大きな調整が続いています。指数でも下落幅が大きく、個別銘柄には指数より大きく下がったものもたくさんあると思います。 株式投資にだけではなく、いろいろな資産に分散投資をするアセット・アロケーションを実践することが生き残る可能性の高い道だと、再確認する日々が続いています。 あと、レバレッジをかけない投資を行なうことも大事だと感じます。賃貸不動産投資でさえ、空き室が出たり、家賃滞納が起これば、資金繰りに窮する事もありえます。地方では人口が少なく、賃貸需要も少ないこと。空き地が多いので、農家などの地権者が立地の良い場所に新しい賃貸不動産を建てると、賃借人が移動してしまうことも起こります。 表面的な家賃利回りが高くても、空き室が増えれば、レバレッジをかけすぎた賃貸不動産投資は、自分のためではなく銀行など債権者のための事業になり、資金繰りに窮すれば、倒産さえありえます。スルガコーポレーションの場合は、反社会的勢力との関係から銀行融資が受けられなくなったことが民事再生の原因ですが、大きくレバレッジをかけすぎたことも破綻の原因の主要因の一つだったと感じます。 新興国市場への投資だろうと、日本株への投資だろうと、賃貸不動産投資だろうと、欲をかき過ぎないで、自分の経済的な実力の範囲内でリスクを管理しながら行なうことが必要ですね。 今の興味は6月優待銘柄の権利落ち後の株価の推移と、選べる食べ物ギフト優待の商品選びです^^;
2008.06.25
母が100万円以上する健康器具を購入したというので、あわてて東京に帰ってきました。なんとか返品できてお金が返ってきたのは奇跡的で、ラッキーだったと思います。 そんなことで東京に帰ったので、いくつか株主総会を覗いてきました。サトー、ダイオーズ、東急リバブル、東急コミュニティー、三井物産。 今日出かけた東急コミュニティーはクライアントで被害を受けた人が、同社と掛け合ったがのらりくらりとかわされて、株主となって株主総会で経営陣に詰問するというものが多く、経営陣の危機管理の無さと、部下任せの対応が、いかに会社の信用を毀損するかの見本のような総会でした。 質問者の中には、完全に意地になって気晴らしのためにわめき立てているだけ、という印象の方もいました。しかし、非常にまともな質問者(被害者)もいて、どのように贔屓目に見ても東急コミュニティーに瑕疵がありそうなものもありました。飛行機の時間など、時間的制約から最後まで聞くことができませんでしたが、不動産管理会社の問題点を教えていただいた、株主総会でした。 ダイオーズとサトーは、半永久的に所有してなんら問題なしとの印象を受けました。東急リバブルも、この優待配当総合利回りなら、持っていて損はなさそうです。 自社所有の賃貸物件については半年後とに時価を鑑定評価(自社ででのようですが)しており、含み損物件は一件も無いとのこと^^;もう少しIRで情報提供してもらえるとうれしいですが、どうなんでしょうかね~^^; 本の整理については、9割がた終了していたので、ブログはボチボチ再開したいと思います。とんだことで、親孝行兼株主総会めぐりができました。 出かけている間はパソコンを見れる環境にもなく、売買をする環境にも無かったので、株主総会に出かけたときに日経新聞を買って読むだけでした。けっこう下がっている銘柄もありましたが、日経平均の下がり方に比べて痛手は少なかったような感じを受けています。 帰ってきたら巴工業よりスパークリングワインが届いていました。さっそく飲んでみようと思います^^;
2008.06.24
根性が無いんで、パソコンを見るのが止められない(涙)ただ本の整理だけは半分以上終わって、今日の資源ごみの日に段ボール箱2杯分程度の古本を出せた。 あとは根性を出して、一気に終わるまではブログは書かないという制約を課すことに。こうすれば早くブログが書きたくて、整理も早く終わるでしょう^^;餌をぶら下げないと動けないとは、情けない(TT) 株式投資のほうは、新興市場の非優待銘柄と専門商社をほとんど処分して、シコシコ優待銘柄を増やしました。 初めて買ったのは2月、8月優待銘柄の大庄と3月、9月優待銘柄の燦ホールディングス。どちらも低PBRのうえ、優待配当利回りが大庄は5.7%程度(優待は各2500円程度の食べ物を選べます)、燦ホールディングスも5.7%程度(優待は各3000円の花と緑のギフト券) 特に葬儀関係の燦ホールディングスは全国ネットで商売を展開中。「お葬式といえば公益社」の持ち株会社です^^;老人大国日本では、お葬式関係のお仕事は、これからますます繁盛するだろう。お葬式代金を踏み倒すような罰当たりはいないだろう。不良債権を心配することがほとんど無く、お仕事がますます増えるなら、投資しておいて間違いないところだと考えました。自分がお世話になることもあるだろう。我が家ではお花を買うことも多いので、花と緑のギフト券のメリットは享受できる。なぜいままで気がつかなかったのだろうと不思議です。 あとは千代田インテグレ、マースエンジニアリングをバリバリナンピン買い下がり(アホ)、またぞろズルズル下がったノーリツ鋼機を買い増して(なんと選べるギフト券5枚ゲット ゲップ 苦笑)、その上、NECリースの成功に味をしめ東京リースも買い戻しました。そうそう資金が余った時はテクノ菱和も少しずつお買い増しをかけまして、テクノ菱和とノーリツ鋼機とマースエンジニアリングは準主力となりました^^; おかげで主力の総合商社や住友金属鉱山はいじらずに、じっと耐えることができてます(苦笑) 優待配当利回りはジワジワと上昇し、選べる食べ物優待ギフトは60の大台を超えました。優待投資は楽しいですね。そして優待欲しさ、惜しさで長期投資も可能になるので、私には最適な武器になってます。 ヤマハ発動機は、今回は売らないで我慢して、しっかりと6月配当はいただきたいと思います^^;
2008.06.17
自己改造を試みる。 最近パターンが極まり切ってしまって、生活でも株式投資でも、ワンパターンになってしまい、発想の転換が出来ずに、ドジを踏むことが多くなりました。まずいです。 ということで、パターンを変える為に、いくつかのことをしています。まずは捨てること。自宅の押入れには、過去に買った本をぎっしり段ボール箱にぎっしり詰めて十箱以上眠らせています。 10年以上、まったく読んでいない本もある。それらに目を通し、未練を断って捨てる。辛いんですが、自分を変える為に挑戦して見ようと思います。 あまりにも本が溜まり過ぎて、新しい本を入れる場所が無くなってしまったという事もありますし、奥さんから奥さんのために押入れの一部を明け渡せという、強いプレッシャーがかかっていることもあるんですが(苦笑) そこで、必死で捨てるべき本を選んでいます。そのために株式投資も、ブログ書きも我慢する。 株式投資については、どうせアメリカの株価が下がれば日本株も世界中の株も下がるし、ポートフォリオの銘柄群は、厳選して売る必要が無いと思っている株ばかり。とは言いつつも、怖い6月優待権利落ち銘柄はある程度圧縮した上でね。それがポートフォリオの悪化を少しは食い止めているみたいです。怪我の功名(爆笑) 本を捨てる。これが終わるまではトレードを(なるべく ←ちと情けないけど)我慢する。そのためにパソコンをなるべく開かない。ブログの書き込みも我慢する。 二日間でやっとダンボール二箱ぶんに目を通し、30冊ほど断腸の思い(←すごく大げさ)で捨てるものを決めました。 今月中までには終わらせたいと思っていますが、果してできるかな~。ということで、今月中はブログの書き込みが少なくなると思います。どのくらい我慢できるか分かりませんが。たった二日休んでもう書いてるし(苦笑) 円ドル相場とアメリカ株のパターンも変わって来て、アメリカ株が下がっても円高になるパターンではなくなて来ました。自分のパターンも変えないと生き残れませんね。過去の本でも、かなり役に立つことを書いてある本があり「ハッとさせられる」こともけっこう有って未練が出ちゃうですが、そこはぐっとこらえてできるだけ「捨てる」ことを実行したいと思います^^;
2008.06.12
とりあえずアメリカのダウは下げ止まりましたが、反発が少なかったので、日本株の戻しも少なくなるかもしれません。もし今日も大きく戻せるなら、流れは日本株に向かっているとの思いを強くしてもよさそうな感じです。 アメリカは戻す時、小さく戻して翌日にもっと大きく戻すというパターンになってきているように感じるので、今日は様子見を決め込むのが良いかもしれません^^; 昨日の日本株の動きを見ている限り、2月や3月のように、業績にも資産にも、株価位置にもかまわずに、何でも売りまくられるという感じとは違ってきたように感じられます。日本を代表する流動性のある企業は、流石に下がるものが多かったようですが、私が観察している新興市場の株や環境などテーマに乗っている株、資産リッチで下げすぎの株は、むしろ強かったです。 私は怖い時は無理をしないのが信条なので「儲けそこなうことありうべし」とスタスタ新興国投資のためのETFを手仕舞って、お金を日本に呼び戻しましたお話は先週ブログに書きました。 先週の木曜日にお金が返ってくれば、日本株の安いところを拾えたのにと思っていましたが、資金が戻ってきたのは金曜日。それでも全面高の金曜日に、逆にお安くなっていた出来高の少ない9月の選べる食べ物優待ギフト銘柄のランクアップにチャレンジして援軍を使い切りました。9月と3月に3000円の選べる優待ギフトのもらえる新興市場の食品関連の企業で、優待権利落ち後に株価が下がったまま回復せず、去年の高値3520円から下げ続け上場してから8年ぶりの2500円台まで下げてやっと2600円に戻ってきたばかりの企業です。新興市場で9年も何もたついているのかってところもありますが、優待に魅力があるんですよね。でもダイヤモンドZaiの理論株価も週刊東洋経済の特集号の理論株価も現在株価でも、随分割高と評価されてます^^; 確かにPERもPBRも割安ではなく、去年は需給を間違えて大規模工場新設したのに採算が取れず、製造面の混乱もあり業績はドカーンと悪化。今年は流石に戻す予定で、月次売上も前年比よりは売り上げ増ですが、果してどうなるか。間違いなく優待はカタリストとなるように思えるから買い増して、優待ランクアップしました。金曜日には他に買い戻したかった株がほとんど上がってしまっていて買えなかったので(爆笑)その点で安いものを買いたいという基本には、それなりに忠実ではあります^^;割高すぎる点では危険だと思えるので、この銘柄だけは企業名を書くのはやめときますね。優待ランクダウンしちゃったし^^; しかし昨日は買いたかった株がそれなりに下がってくれたこと。また買いました株がそれほど下がらずに、そこそこの値段で買い指値が200株だけ出ていたので、つい売らせていただきました。買って下さった投資家さんに感謝です。でも大引け前には売り値より25円も高く買い指値が出てきたので、そこで売ればプラスだったんですけどね。 結局、合計3500円の損を出して、とりあえず撤退して資金を作りました。あと大幅安の銘柄が多いのにスルスル上がっていくマースエンジニアリングとか藤森工業も、お安く利食いして(←売ってから大幅に株価が上がっちゃったということです 爆笑)、ここ一週間ばかりでコロコロ株価が下落したのに月曜日は反発し買えなかったターゲット優待株をいろいろサクサク買い増しました。本当は資産リッチ、今期業績アップ銘柄のテクノ菱和と、超資産リッチの東セロを買い増したかったんですが、ほとんど下がらずに買い増しは断念しました。 そこで様子を見ながら主に後場、機関銃乱射のように買ったのが9月に毎年黒龍の大吟醸がいただけるので酒飲み投資家に人気の高い江守商事を買い増しました。 あと金曜日の大引け直前に発作的に売ってしまったFCMを売り値より50円安く律儀にお買戻ししました。これで3500円の損を取り返し1500円だけ売買手数料に寄与させました。(実にセコイ 爆笑)だってFCMは配当も良いし、伸び盛りで、原材料費の値上がりはお客さんに転嫁してもらえる製造技術を持っている加工賃収入で稼ぐ成長株です。業績の伸びがはっきりしているので、日本買いが続くなら、きっと外資に目をつけられると考えてます。予定では9月にも一株47円も配当がいただけます(年間配当予定は96円で業績がよければいつも増配してくれます)。しかし電線御三家の一角、古河電気工業が56%の株価を握っているので乗っ取り系外資はきませんが^^;親会社の方が先に外資に食べられちゃったりしてね^^; あと何度も買いのチャンスを逃していた憧れのリロ・ホールディングスをついに初めて買いました。今期業績予想の良さから5月15日の寄り付き1280円から窓を開けて大暴騰して、たった3日で1967円まで値上がりし、そこから律儀に窓を埋めるまでコロコロ坂道を転げ落ちるように15日間下落しつづけて、窓を埋めたので当初打ち上げ位置よりは高いですが1431円でついに買ってしまいました。あまり欲張ると、従来と同じように買い損なうし、いったん上に吹き上がって、急落した株は、近いうちに暴騰した近辺くらいまでは戻るという傾向があるんですよね。理屈ではなくて体感として^^; 更には何度も美味しい思いをさせていただいている8月優待銘柄の千代田インテグレをやっとお買い戻しできました。最後に1721円で利食いしてから1931円まで上に逃げられて買い戻せなくなっていたものが、コロコロと1700円台に下がってきたので、ついパクリとね。 もう一つ2100円で利食いしたら戻ってこなくなって先週の金曜日に2290円まで行ってしまった6月に中間配当を20.5円いただけるヤマハ発動機が、本日はグーンとお安くなったので、性懲りも無く買い戻しました。ヤマハ発動機は上がって直ぐヘタレて下がるけど、また上がる中期投資にはストレスが高すぎる株ですが、流石に安値は切り上げてきているので、それなりに売買手数料稼ぎには使えます。失敗しても今の株価水準なら安すぎるという思いは持っているので、塩漬け覚悟で(爆笑) 初物で買ったもう一銘柄は、注目していながらついに買うチャンスをモノにできなかった9月優待銘柄でジャムがいただける加藤産業です。5月19日の1347円から180円ほどお安い1160円台に戻してきたので、これまた初めて買ってみました。ジャムは人気がありそうなのでカタリストにはなると考えました。9月優待銘柄なんで、きっと戻してくれると皮算用をね^^; 資金が少し余っていたので、最後には、おなじみ銘柄です。デンヨーです。ず~と1000円から1150円を往来し、900円台に戻してこなかったので、買戻しできずにいましたが、久々950円台に戻ってきてくれたのでやっと買い戻しました。デンヨーも業績の割にはお安いと感じてます。レンジ内を下抜けたのですぐに戻すかどうかは分かりませんが、時間がたつとそれなりに戻します。屋外用エンジン発電機、溶接機のトップ企業なんで、この株価水準なら持っていても良いかな~と考えました。 これで優待銘柄はマイナス1銘柄プラス5銘柄で、とうとう80銘柄の大台にのり83銘柄となりました。ここまでくると100銘柄くらい所有してみたいと欲が湧いてきました。でも優待品欲しさに財務内容の悪いものを買うようなことだけは、避けるよう自分にしっかりと釘を刺し続けています。 実は、一旦手放した魚力とHIOKIを買い戻したくてジタバタしてるんですが、指標的に割高なんで必死にこらえているんですよ(爆笑)
2008.06.10
アメリカが大きく下げても2月や3月と違って、あらゆる銘柄が下げるのではなく、環境関連のテーマ株などが逆行高を演じてくれて、明らかに日本株にどこからとも無く資金が流入しているというヤマ勘がうずきます^^; そこで手持ち株を売った資金で持っていない優待株などを買い捲り、ついに優待銘柄が83銘柄となりました。今日は時間が無いので何を買ったかは、明日書こうと思います。 優待投資は本当に楽しいですね^^;
2008.06.09
投資している企業の持っている現・預金、投資有価証券、不動産をそれなりに調べて投資しているので株価の下落には、ほとんどビビラなくなりました^^; 下がったときは何を買い増すか、その資金はどの株を売って作るのか。そんなことを主もに考えています。株に投資すると決めた資金はほとんどフルインベストだから^^; 一日遅れではなく、二日遅れで入ってくれば良かった新興国ETFからの資金も、しっかり金曜日に日本株に換わっちゃってるし(苦笑)、何かを売らないと買えない状況は変わっていません^^; ラッキーなことに金曜日に買い増した9月優待銘柄は、本日もほとんど下がらずに、水田改革をした資金で買った新水田も、昭栄の値下がりよりは穏やかで、ホントにツイていると思えることが多いです。しかし失敗もあるのよ。サトーは大きく下げちゃってますから(苦笑) 本日安く利食いしてしまったのは金曜日に寄りつき発作買いした藤森工業が買い値を少し上回ったので喜んで売ったら、そこから90円も上に跳ねました(爆笑) さらに選べる食べ物優待ギフト惜しさに買い値より100円高でも利食えずに利益が減ったマースエンジニアリングを買い値より100円高のところに指値しておいたら売れちゃいました。来年の3月まで待たずに配当と優待ギフトをもらえた(金額換算では優待+配当以上^^;)と思って我慢することに^^; このように優待株でドンパチしているのも主力の住友商事などでいらついて下手なトレードに入らないためのガス抜きなんのための作業みたいなもんです。その代わり売ってから150円以上も上に逃げられて、指をくわえていた8月優待銘柄の千代田インテグレが金曜日の高値より150円ほど下げて利食い値に近づいたのでパクッと食いつきました。 更には5月30日に、あまりにも株価が上がらないことにいらだった投資家さんの投げで2515円まで急落したFCMを発作的に買いました分を、大引け直前に、これまた発作的に利食いしまた。選べる優待欲しさにある銘柄のランクアップ買いをしたんですが、いくらなんでもやりすぎたと思って、その株が下がらないようにおまじないの売りみたいな気持ちで^^; しかし石原薬品は下がってきませんね。つくずく安くぶん投げて売ってくれる投資家さんがいなけりゃ、安く買うことはできないという典型みたいな株だと思います。じれて高値飛びつき買いをしないように必死ではやる気持ちを抑えています。なんしろ金曜日に1490円飛びつき買いをした人がいましたが5月22日に1450円飛びつき買いをして高値にしちゃったのは私でしたから(爆笑)ただし反省して、翌日には同値で撤退して、その後の下げから逃げられたんですけどね(汗)。もちろん優待権利分ではしっかり値下がりを被りましたが、優待権利分はまったく売る気がありませんから、気になりません^^;
2008.06.09
優待の季節がやってきて、日信工業の信州ハムと苺グラッセの詰め合わせや、マクニカ、メガチップス、USSの選べる食べ物ギフトなどが届き、豊かな食生活を思い浮かべて優待族の喜びを満喫しています^^; 日本の株式市場もだいぶ出直ってきたような感じもします。そこで優待銘柄については、ガチガチの低PBRかつ低PER銘柄ということに固執しないで、インカムゲインの大きいものにもシフトしてみようと考えました。 大きく動かしたのが優待投資としては格段の銘柄集中で株価下落にも手放さず握り締めていた昭栄の株価がやっと戻ってきたので、年間6キロ(←お米券のいただけるキロ数です^^;)取れる水田を手放して、別の水田を買いました。 買ったのはカナレ電機ー年間12キロ、オーハシテクニカ4キロで水田の価格が約3分の2で2倍以上の量のお米が取れる(お米券がいただける。でももしかしてお米券の額面金額が違うかもしれませんが 汗)ので良いかもしれないということで^^; 余った資金では優待配当利回りが5%を超えているリックスとキューブシステムを買ったのでクオカード年間2000円と商品券年間2000円手取りが増えるので、お米券に換算すると7.4キロ分手取りが増えました。 優待投資は本当に楽しいですね^^; なお配当についても1500円ほど増えました。株価の振幅、乱高下の度合いは昭栄の方が圧倒的に大きいので、精神的にはすこ~し身軽になった感じでしょうか。 不動産市況の悪化にかかるマネー雑誌の特集を見て、若干不動産関連銘柄のウェートを落としておきたくなったという面もありました。なお自分の不動産投資代替としての昭栄投資部分については東セロと伊藤忠食品という不動産リッチ企業への投資増額でカバーできたと考えました^^;
2008.06.06
踏み上げ太郎さん(広瀬さん)のベトナム市場に対する考察と、弱い新興国に対する影響の伝播の可能性に対する指摘を、自分なりに考えて、海外新興国ファンドを一時的にクローズすることに決めました。 その資金で買うべき日本株を決めておいたのですが、決断が数十分遅かったため、解約手続きが一日遅れ、資金が使えるのが今日になりました。 昨日の日本株式市場は日本を代表するような大型株がマイナスだったため日経225はマイナスでしたが、手持ちの小型株はけっこう堅調でした。逆張りで、買い値から大きく下押ししていたマースエンジニアリングさえたった二日で買い値以上に戻ってしまい、東セロも初動買いから1割近く上がってしまい、業種として株価低迷著しかった専門商(マクニカ、トーメンデバイス、エクセルなどなど)でさえ気がつけば底値からはるかに高く戻していました。まだまだ安すぎるとは思いますが^^; その上、本日アメリカ市場は大幅な戻りで、シカゴの日経先物も堅調な動きです。さてどうしよう。 日本株に弱気の外国人投資家もGSのレポートに見るように、日本株への見直しに動いているとか。勢いの良かった新興国の株価がベトナムの株式市場に極端に現れているように、危機的状況の匂いが立ちこめ、日本人機関投資家や個人投資家が、愚かにも自国の株式市場を見限っていたために相場操縦しやすい上に、資産的割安企業が溢れかえっている日本市場は、資金の逃げ場としては最適であると思えたんでしょうね(苦笑) 日本ではトップ(時の首相)がプッツンして「辞める」なんて言い出しても、暴動も起きないような、安定しすぎたお国柄です。投資についての民度はボツアナ以下かもしれない新興国以下の最後進国かもしれない。でも企業は資産を貯めこんでいる。 バブル崩壊後、日本企業を見限っていた外国人投資家が、富士写真の企業年金問題で、諸外国なら大問題に発展し、裁判沙汰では企業がまず勝てないような従業員に不利となる最悪改変を労働組合がすんなり受け入れて、日本企業の隠れた年金債務はそれほど心配しなくても良いかもしれないってことで、資金が戻って来たことを思い出しました(苦笑) 幕末時代からずっと外国に弱くて、外国人の評価がないと自国のものを評価できないお国柄。また外国人サンの評価が変われば、機関投資家、個人を問わず、右に倣えして日本株に資金が入ってくるかもしれないと期待したいと思います。 ホント、感度の遅れた大衆日本人がワサワサ押しかけた時(マネー雑誌に大量に投資お勧め記事が掲載された時)は相場のピークという格言は今回も生きていたような感じです。その点では日本人が見限った市場=日本株市場が一番美味しい市場だったような気がします^^; どちらにしろ日本で生活を続けるつもりなのだから、日本での資産を最大化するような投資をしておくべきだと考えて、国内投資が9割前後を占めてます。ベトナムがレパトリエーションの洗礼を受け、ここから更に大下落を起こしてから、海外直接投資に戻っても充分間に合うような気がします^^; それまでは植民地根性が抜けない投資民度が最も低い日本に資金を退避した状態が、一番安全かもしれません。その上で外国で稼げる日本の資産リッチの大企業(中曽根さんが「日本は不沈空母」といったのとと同じような感覚ですかね^^;)に代替投資をすることでリスクを避けながら海外にもちょっかいを出しておくのが有効なような気がします。 石原薬品と安永については、とりあえず安永に軍配を上げました。石原薬品は売りが少なくて、500株買おうとしたらかなりお高く買わないとならないので、他の銘柄で稼がせていただいた上でシフトしても良いかな~、なんぞと考えました。 あと菊池プレス工業は、今度は2000円のところに大きな買い板が出てました。個人投資家は本当に舐められてますね(苦笑)
2008.06.06
菊池プレス工業については2000円のところに、ず~と3000株以上の売り板が出ていて、売買は1999円以下のところで行なわれていました。出来高から見て、2000円の売り板が食われる状況ではないと、またまたたかをくくって、利食いして、テイ・エス テックとかNECリースとかヤマハ発動機などで、内職投機トレードをして、菊池プレスを買いっぱなしにしているよりは、稼がせていただいていました^^; 特にテイ・エス テックは1600円台から順調に回復し、ついには菊池プレスの株価を追い抜いたので、それは戦術的には成功でした。売上の規模など業容はテイ・エス テックの方が10倍の規模ですが、ホンダの生産を支えているという点では菊池プレスも同じです。菊池プレスのほうが圧倒的にPER、PBR的に割安なのは、菊池プレスは材料をホンダから支給され、原料費の高騰の影響を避けて、加工賃部分で収入(←利益)を得るという形が取れるからだと考えています。 2000円の売り板は食われたからではありませんが、昨日の朝からは消えていました。2000円以下で仕込むための蓋だったんでしょうか。また出てくるかと注目していましたが、出てこずに、株価は2050円まで上がっていった途中で、とりあえず高く100株だけお買戻しをしました。その後株価が2000以下に戻ったので、再度100株を買い戻しました。 出来高を見れば蓋をされていた間は、せいぜい3000株程度の出来高でしたが、昨日は8000株まで上昇し、ついに他の自動車部品メーカーの株の株価上昇を追いかけ始めるかもしれないと期待して、当初予定通りお買戻しをかけました。さてどうなるんでしょうか。6月末には1→1.2株の分割もあり、配当利回り的にも若干アップするし、業績比の株価出遅れ感は顕著で、動き始めたのなら面白いと思います^^; いま買い増しで悩んでいるのは石原薬品と安永のどちらを買いますか。買い増すならどちらも500株単位にして選べる食べ物ギフトをいただく優待の権利を取りたいところ。ともに3月優待銘柄で、気の長いところではありますが(爆笑) 業績の伸びは安永、PBR的には圧倒的に石原薬品が安いです。財務内容は石原薬品のほうが明治時代個人創業なので、資産的蓄積は高いです。自動車産業は設備投資意欲が強く借入が多いです。安永も借入が多く自己資本比率は30%台。石原薬品の実質無借金で自己資本比率70%台というてんから見れば、財務の優劣は明らかです。 自分ポートフォリオには自動車部品メーカーが多いので、その点ではあらゆる産業で利用される鉛フリーのメッキ薬のシェア7割(←四季報情報です)という点は魅力です。あと価格下落の著しいニッケルを原料とするニッケル超微粉の電子材料が伸びているのも魅力です。 問題は石原薬品の出来高の低さ。あとスチールパートナーズに筆頭株主になられてしまっていること。アデランス総会での現役員再任否決の影響がどう出てくるのかも、悩ましいところです。圧倒的大株主がいないことも思惑を呼びますが、万が一スチールが逃出したりすると危険です。悩ましい。しかし魅力もありますね。すでに株価が上に動きだしている点では安永に魅力あり。う~ん、悩ましいです(苦笑)
2008.06.05
アメリカ株式市場が連続で下がっても、日本市場は御付合いをせずにプラスとなりました。昨日下げすぎたことへの反動かもしれませんが、それでもうれしいですね^^; 先週末から今週にかけて6月優待の優待単位以上を手放したり、優待ランクを下げて8月、9月優待銘柄に少しずつシフトをしていました。 先週シフトしたものは、少し早すぎたかと思っていましたが、昨日から急速に利食い売りが出て、売値以上に下がってきたので、ま、良かったかな~と思いました。更に6月優待銘柄が下げるなら、お買戻しをしようと思います。 大黒天物産に学んだ優待族の皆さんも多いと思うので、少し早めに逃げておいて良かったのかと考えています。 少しずつ市場にあわせて(共生して)、微妙に軌道修正をするのもいいのかもしれません。どんな局面でも同じスタイルを貫き通すってのは、とても危険なことだと思います。 自分の投資スタイルを持つということと、どんな相場局面でも短絡的に同じ方針で突っ張りとおすってのは、まったく違うことだということに気がついていない人も多いのかもしれませんね。 仕事でもお遊びでも、常に「自分らしさ」を押し付けてくる人間には辟易させられますよね。投資でも同じだと思います。謙虚に学んで、共生していかないと取り残されちゃいますよね。環境に適応出来なければ、恐竜だって滅びちゃいますから^^;
2008.06.04
優待投資をしたおかげで、いまの株式市場の中で一番割安と思える株に集中的に投資をしたいという、出来るわけのない妄想から脱却することができました^^; 相場テーマをひたすら追いかける投資からも足を洗えました^^; 自分の人生とともに歩いていただける(=半永久的に所有できる)インフレに強い企業(=資産リッチ←所有している資産に比して株価が割安:住友金属鉱山や東セロのように時価総額の何倍もの資産を持っている企業。かつ、事業価値が高い企業←やっている事業が10年以上は社会から求められて無くならない事業を行い利益もきっちり出している)を、預貯金代わりに積み上げる。これらの条件を満たした上に配当や自分が経済的効用を感じることが出来る優待品などで計算したインカムゲイン利回りが定期預金金利より数倍高いものという我侭な条件をもつけている^^; 今回の異常とも思える日本株売りが無ければ、このような銘柄を大量にポートフォリオに迎え入れることは出来ませんでした。そんな意味で、暴落相場には感謝です^^; 資産的に見て割安な株を買っておくメリットは、暴落相場が起こって株価が一緒に売られても、あわてないですむことだと思います。それでも集中投資をしていると精神的にキツイですが、分散投資なら精神的な苦痛も和らぎます。一斉に下がられると経済的痛手は同じですが、自分の知らない大問題が集中投資した企業に起こっているのではないかということで悩むことはなくなります。 以上の方針で積み増しているのは、預貯金代わりの部分です。残りの部分は株式投資のもつ加速度的な資産増加機能に着目した投資というか投機部分。ある程度集中投資をしているので、この部分がダメだと、株資産全体では増えてくれません(苦笑) 総合商社については、いかような時代がやってきても稼げる事業に分散投資をしているという期待から、配当利回りは低いですが、ひたすら我慢で持ち続けようと考えています。株価は一番ひどい凹みようですが、財閥系総合商社3社の中では一番バランスの良い事業ポートフォリオを組んでいると考えている住友商事に期待し続けたいと考えています。 専門商社と半導体等の製造装置メーカーではひどい目に遭いましたが、ここは負け戦の撤退作戦を実行してだいぶ残高を減らして、その資金で優待のある自動車部品メーカーの単位株をひたすら買い捲りました。ざっと列挙してみれば岡部、パイオラックス、TPR、エフテック、日信工業、安永、エクセディ、エフ・シー・シー、テイ・エス テック、オーハシテクニカと11銘柄にもなりました^^;合計すればけっこうな集中投資ですね。しかもホンダ系が多いです(苦笑) しかし自動車産業は、あと10年くらいは新興国の発展で伸び続けると考えて、しっかりホールドしたいと思います。 昨日の注目はテクノ菱和でした。625円で蓋をしているように居座っていた7万株以上の売り板が、ついに買われ終わって蓋が外れたことでした。株価が上に吹き上げたわけではありませんが、蓋がはずれたことで、今後の展開に期待したいと思います。 最近は馬鹿げた売り叩きが少なくなったのか、自社株買いを行なっている企業の株価が堅調です。大きく下げても戻すことが多いので、昨日は200円ほど下げた9月優待銘柄の伊藤忠食品を優待単位以上に買ってみました。この企業も旧い企業で企業合併を続けながら大きくなってきたので、不動産をしこたま持っています。無借金ですが、売掛債権より買掛債務が多いという、仕入先の褌で商売させていただいている美味しい商売をしているので、通常の無借金会社とは違います。しかし積み上げている不動産資産の総量や伊藤忠系という信用力から勘案して、資金調達にはまったく不安がないと思います。 配当と優待の9月権利落ち企業という点と20万株の自社株買いを3月に実行して浮動株を減らしているという2点で投機して見ました^^;マースエンジニアリングのように9%の浮動株に対し発行株数の8%もの自社株買いを実行して1000円から2000円以上まで株価が上昇したほどの効果は少ないかもしれませんが^^; マースエンジニアリングを買い戻したのは浮動株が少なくなっているのに信用の売り残が積み上がっているので、いずれは買戻し、できれば踏み上げ相場に期待したということもありました。3000円の選べる食べ物ギフトが減るのも嫌だったんですけどね(苦笑)マースエンジニアリングも伊藤忠食品も有利子負債ゼロのキャッシュリッチ企業です。浮動株なんて吸い上げて、売り方をヒーヒーいさせてくれればうれしいな~と思います^^;
2008.06.03
ランティエについてフリー百科事典のウィキペディア(Wikipedia)↓から一部引用するとhttp://ja.wikipedia.org/wiki/ランティエ 『ランティエ(フランス語Rentierから)とは、資産運用もしくは土地賃貸から受ける定期的な支払いで生計を立てている人間のこと、平たく言えば自らの労働に頼らず不労所得にて生活できる者のことである。 フランス革命に至るまでの中世のフランス(アンシャンレジーム時代)では、ランティエ市民層はごく小規模の上流階級に属しており、彼らは農民層の労働の受益者に他ならなかった。しかし同時に、ランティエは非常に多様なものであった第三身分の裕福な部分の中にも存在していた。第三身分中のランティエは、裕福な銀行家や土地所有者や工場主のみならず、農民や乞食の中にすら存在したのである。』 以上引用終わり。 ランティエが存在できたのは、この時代の物価が非常に安定していたため、一度資産を作ってしまえば家賃や金利という安定的なインカムゲインだけで、生活費を賄えたからのようです。聞き及ぶところによるとフランスだけでも何十万人か存在したようです。あの人口の少なかった時代に^^; しかし、この階層は第一次世界大戦により到来したインフレで消滅してしまったとのことです。 ランティエたちは有り余る時間(=つまり暇ね^^;)を持ち合わせていたので、文化の担い手として活躍できたわけですね。 日本にも明治時代に高等遊民が存在したので、別にヨーロッパの専売特許というわけではないし、現在の日本にもニートとか退職者とか、暇を持て余した人々がマンガとかゲームとかパチンコとか日本オタク文化などの担い手として活躍しております^^; 有り余る時間を持つためにはトレードでドンパチなんてやっているんじゃダメですよね。ブルジョワジーが金儲けに忙しくて文化の担い手になれなかったように^^; ということで、現代のランティエたらんと欲すれば、最近かしましく取りざたされているインフレに生活基盤を侵されて、文化の担い手としての地位を剥奪されないように、しっかりとした資産価値と企業価値を持っている日本の企業を見極めて、分散投資で、インフレに強い、そしてインカムゲインを生み続けてくれる企業で、自分投資信託を作っておきたいと思います^^; 作戦として防衛のために買っていた出来高の少ない優待株を損切りし、よりPERが低い優待株の優待権利以上の買い増しを行ないました。しかしもらえる食べ物優待ギフトが減るのは寂しいので、売ったマイスターエンジニアリングと名前の似ている、マースエンジニアリング(この前売り切った利食い値よりさがてきたので・・・・・)を買い戻したら下にさらにさげちゃいました(苦笑)(追加) 優待が株価上昇のカタリストになるならばと6月優待銘柄などを検討しましたが、すでにチキンレースがスタートしているものが多いので、むしろ6月銘柄は、一時降り時を探すべき時ではないかと考えて、9月優待銘柄で、業績の伸びが右肩上がりでも株価が戻らない江守商事を優待単位以上に買い増しました。理由は黒龍の大吟醸720ミリリットル9月優待としていただけるからです^^;http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/31/2008/150c04e/150c04e0.pdf あと気長に3月優待銘柄として買っている安永もお酒や伊賀牛などの、なかなか優れもの優待がいただけるのと、業績が右肩上がりなので、優待権利以上に買い増しました。自動車部品メーカーの株価が相対的に戻していることから買って見ました。3000株の売り板のためちっとも上がらない菊池プレスを一旦諦めて手放してのお買い増しです。板が食われたら買い戻そうと思いますが、上手くいくでしょうか^^;http://www.fine-yasunaga.co.jp/info/ir/tanshin/yasuall200805.pdf安永の優待↓http://www.fine-yasunaga.co.jp/info/ir/yuutai/index.html お酒も良いけど、伊賀牛もおいしそうですね^^;
2008.06.02
マルカキカイの郵便局ふるさと小包ギフトで頂いた「いかなごのくぎ煮」をいただいたり、FCCの新茶をいただきながら、新たな優待品の到着を待っていました。2月優待権利落ち銘柄の優待品が着々届き始めました。 サンエーの三菱UFJニコスギフトカード2000円、DCMjapanホールディングスの選べる食べ物ギフト券。 これからは3月優待権利落ち銘柄の優待が続々届くと思います。とても楽しみ^^; 去年購入した優待銘柄について、特に自動車部品メーカーやアートコーポレーションのように、短期的に見れば、高い優待になってしまった(優待+配当合計より株価が大幅に下落したもののこと^^;)ものもありますが、けっこうな銘柄(特に今年の暴落時に恐々買ったもののほとんど)は優待と配当をタダでいただいた上に、買い値よりかなり上昇したものも出てきました。 自動車部品メーカーについては大底株価からは流石に回復してきて、業績や所有資産の価値から見て、真っ当な水準まで株価が戻すのに何年も待たなくっちゃならない状態ではなくなりそうな気配です^^; 食べ物優待や金券優待をキーワードとして、銘柄調査を続けると東セロのように、PERやPBR、ROEなどの指標(物指し)で検索したのでは、絶対見つからない、資産の割安株も見つけることが出来ました^^; 1000万円以下の投資金額で株式投資をするならば、資産価値が軽く時価総額を超え、平均配当優待総合利回り4%を超える優待株を単位株のみ買うという分散投資作戦で、自分投資信託を作るほうが、さわかみファンドなど無配の投資信託を買うよりも好成績を得られる(←パフォーマンスを圧倒する)優良ファンドを組成することが可能だと思います。 はじめから優待と配当で4%+信託報酬で1.05%合計5.05%も有利になるからです^^; さわかみファンドの設定来の運用利回り57.7%のようです。株価がまったく上がらなくても5.05%を複利で運用すると8年で48.3%に回ります。ただし税金がありますが^^; しかし株価の値上がりが年2%程度でもあったとすると8年で72.4%になってしまいます。税金を考慮しても軽く勝てそうです。5.05%のハンデは超強烈なハンデですね。 配当優待総合利回りの高い株は資産リッチの上、いま現在一時的に業績が悪化しているけれど、過去にはきちんと利益を上げてきたようなPBRの低い株が多いですし、PBRが低い上に業績も良いのに感情で売られた、低PERかつ低PBRの株もたくさんありますから、株価の上昇が2%なんて低くなる可能性は少ないと思います。 配当優待総合利回りの高い自分ファンドの株が下がるときは、さわかみファンドの投資銘柄はもっと下がっているように思えます。PBR0.5倍よりさらに売り込まれる企業は、サブプライム問題でゆさぶられた非常事態=金融危機のときでもない限り、そうそうないと思えるからです^^;
2008.06.01
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