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2007.10.09
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カテゴリ: Essay
10.8、3連休の最終日は珍しく完全オフだった。9月にも3連休はあった「らしい」が、仕事が多すぎて全然休めなかった。この半年、休日がまったき休日であったためしがない。家から一歩も出ない日も多い。出ないというより出てるヒマがないのだ。

今日はまったく仕事がない。ゆっくり寝てお昼近くに起き、クルマでランチを取りに出た。ランチのあと都心までクルマを走らせる。途中で「そういえば、ペニンシュラが9月にオープンしてたはず」だと思いつく。アフタヌーンティーでもしようかと、日比谷へ。ザ・ペニンシュラは地下鉄日比谷駅直結、皇居にも銀座にも近いというロケーションが売り。帝国ホテルの目と鼻の先にあるといったほうがわかりやすいかもしれない。

ペニンシュラ入り口

ザ・ペニンシュラの駐車場に近づくと… ゲゲッ、3人もバレットが立っている。田舎のデパートみたいな帝国ホテルの駐車場の入り口とはエライ違いだ。バレット・パーキング=バレット代が高い、と踏んだMizumizuはペニンシュラに駐車するのはやめて、すぐそばの普通の駐車場に停めることにした(我ながら貧乏臭い・笑)。

ペニンシュラはホテルの各ドアのところにドアマンが立っている。う~ん、なんだかとってもコロニアルな雰囲気。ドアを開けてもらって中へ。ロビーは香港のペニンシュラと同じく、カフェになっており、しばらくしたらちゃんとペニンシュラのトレードマーク、生演奏も始まった。ロビーのカフェは若い女性でいっぱい。宿泊客が通る埃っぽいようなところだが、ここは「庶民でもペニンシュラの雰囲気が味わえる貴重な場所」なのだ。とはいえ、あまりの混み具合にアフタヌーンティーの気分はすっかり失せた。席を詰め込みすぎていて、「優雅なアフタヌーンティー」をする場所のイメージからは程遠い。しかも、こんなにロビーいっぱいに外部の客を入れているのに、同じ階のトイレが一箇所しかなく、かつ個室は3つだけとはお粗末だと思う。実際、トイレの前は音楽会の休憩時間の劇場のトイレみたいに行列になっていた。

内装は… なんというか、「中国人がハリウッドで日本をイメージしたセットをカネかけて組んだ」みたいな感じ。木をふんだんに使ったロビーの内装や、そここに見える「和風」の要素は、いかにもガイジンのイメージするような日本で、なんとなく居心地が悪い。大理石のタイルも惜しみなく使われていてゴージャスなのだが、上品さに欠け、華僑好みの成金趣味という印象になってしまっているといったら、ちょっと意地悪すぎるだろうか。橋本夕紀夫設計というが、どうもガイジンに媚びているのか、日本的な深みのある洗練に欠ける。

ちなみに部屋は51平米の部屋で6万円から。帝国ホテルの同クラスの部屋より1万ほど高い設定のよう(帝国ホテルはもっと狭い部屋もある)。ペニンシュラのターゲットは日本人ではない気がする。地方から出てきた日本人が泊まるとは思えない。部屋の広さにこだわる日本人というのはそんなに多くないし、いくらなんでも最低価格が高過ぎるし、ハリウッド映画のセットみたいなエセ和風の建物が日本人の好みに合うとは思えない。とすると外国の金持ち相手かな。海外の富裕層がどのくらい日本に来るのかわからないが、コロニアルで、とりあえずは「モダン・ジャパニーズ」なしつらえの高級ホテルだから、ガイジンには受けるかもしれない。ロールスロイスでのお出迎えなどもあるようだし、海外のお金持ちがジャンジャン来てくれればいいのだが。

バレットに駐車料金を聞いたところ、案の定、バレット代が1500円、そのほかに10分ごとに200円かかるという。6000円の食事をすれば1時間無料になるとか。フムフム、さすがに駐車するにも敷居が高いなあ(苦笑)。ちなみにMizumizuの停めた駐車場は10分100円。読みどおり、こちらのが安かった(と、安心するところが、我ながらケチくさい)。

地下のベーカリーに行ってみたら、ここもなにやらカフェの前で行列している。テイクアウトなら並ばなくてすむということなので、スイーツを買ってみた。

スイーツを買うだけで、こんな(写真右)大仰な紙袋に入れてくれる。

ペニンシュラ




マンゴープリン

Mizumizuがこの南国のムードいっぱいのデザートに出会ったのも90年代の香港だった。当時は日本にはほとんどなかったマンゴープリンだが、今ではとってもポピュラーなスイーツになった。

ザ・ペニンシュラのマンゴープリンはさすがにフレッシュで、おいしい。マンゴーの果肉自体はそれほど高級なものではないが、果肉の酸味がプリンの甘みとよく調和する。クコの実がのっているのが、いかにも中華風。香港を思い出して懐かしくなった。普通のマンゴープリンとちがって、白いクリームが中に隠れている。これがまたマンゴーの野性味を上品なデザートに変えるのに一役買っているようだ。マンゴーの果肉のぷるんとした食感とプリンのひたすら滑らかな食感もよいコントラストになっている。

まあ、ペニンシュラだしね。このぐらいのものは作ってくれなくては困る。マンゴー好きとしては、もうちょっとマンゴーのクセを残してくれてもよかったかな、という気はするけれど、あのクセを嫌う人もいるし、そういった人にも受け入れられる上品で滑らかな口当たりの仕上がりになっている。トウキョウにあまたあるマンゴープリンの中でも、そうとう高いランクにあることは間違いなし。





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最終更新日  2007.11.02 15:01:38


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