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山口県では湯田温泉と並んで名高い長門湯本温泉。設備の整った大きめのホテルがあり、それぞれに内湯があるのだが、実は泉質は同じではない。
循環式がほとんどになってしまったホテルの内湯に飽き足らない温泉マニアには、長門湯本では公衆浴場の恩湯をお奨めしたい。
循環なし、加水なし、加温なし(ただし、女性用浴槽の1つは加温しているという話も聞いた)の正真正銘の掛け流し。しかも、PH9.6という強アルカリ性の抜群の泉質を誇る。
強酸性の硫黄泉が温泉の王者なら、無色透明ながら、湯船に身を沈めると、しっとりと、いやほとんどぬるつくように体にまとわりつく強アルカリ性のお湯は、温泉の女王というべきか。
ちょうど温泉街の真ん中の川のほとりにあり、ご覧のような目立つレトロな外観で、すぐ横は駐車場になっているので、一見の観光客にも見つけやすく、行きやすい。
入浴料は200円と破格の安さ。ただし、中にはお金の戻らないコインロッカーしかないので、クルマで来た観光客は必ず小銭の用意を。値段からも明らかだが、まごうことなき公衆浴場なので、タオルや石鹸・シャンプーは持参のこと。ただ、タオルや石鹸などは、川向こうの店でも買えるし、恩湯にも売られている。
恩湯から少し上がった場所に同じ公衆浴場の礼湯もあるが、こちらは加温している。やはり、恩湯のほうに入るべきだろう。
設備はきれいではないが、どうにも古すぎて清潔さに欠けるというほどでもない。泉質のよさと値段を考えれば、良心的なほうだろう。露天はないが、温度が低めなので、夏でも息苦しさを感じずに入浴できる。
玉仙閣には露天もあり、歩いて入れる深めの湯船もある。ただし、混んでいる日は日帰り入浴は断られることもある。
断られても気落ちすることはない。恩湯に行けばいいのだから。
駐車場でみかけたタイル画。ここまで金子みすずのふるさとにされている。仙崎からそれなりに内陸に入った場所なのだが・・・
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