恋涙 ~ renrui ~

恋涙 ~ renrui ~

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2008.02.21
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カテゴリ: 夢物語
昨日のことは夢だったのではないだろうか?


そんな疑いさえかけたくなるほどの衝撃的な事実。


何故なら私は灰斗の口から兄弟がいるなんて聞いたことが無かった。


私は混乱する頭を抱え会社に出社するなり灰斗を捕まえた。


「聞きたいことって?」


『今更かもしれないけれど、鷹邪って男性知ってる?』


灰斗を捕まえ屋上に移動すると回りくどい言い方はせず単刀直入に灰斗に聞いた。


すると灰斗の表情は明らかに鷹邪の名前に反応を示す。


「何で、茉奈の口からあいつの名前が出るかな」





『何と言いますか、偶然です』


「知ってる、異母兄弟。俺の親父が愛人に産ませた弟」


当然のように言う灰斗の横顔が私には少し遠く見えた。


『そう、私に会わせなかったの………いえ、もういいです。ありがとうございました。』


何故会わせなかったの、今更聞いたところで何かが変わる訳でもないことを知っていた。


私は言葉を飲み込みそれ以上何も言わなかった灰斗を残し一人屋上を後にした。


banner10b.gif 11-1話「揺れる心」





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最終更新日  2008.02.22 16:46:45
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